JP5364212B1 - 手動式ドア開放装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地震等の災害によって変形した建物のドア枠構造体が開放不能になった場合、室内に閉じ込められた人が自力で室外に脱出することができる手動式ドア開放装置を提供する。
【解決手段】手動式ドア開放装置10は、開放バール20と、係止フック体30で構成される手動式のドア開放装置10である。開放バール10は、平鋼棒材を略J字状に屈曲させてバール状に形成し、先端部21は先端をやや外側に屈曲させて先細りの平板状に成形し、屈曲部22は所定の曲率半径を有して成形し、係止フック体30は、下方が開口されるボックス状の係止部31の側壁が両側に延設されてフランジ部32が形成される。係止フック体30が、ドア枠41の室内側の戸先側段差部41aまたは開閉ドア40の室内側の戸先端上部にフランジ部32の通し穴33を介して取り付けネジ34によって取り付けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、地震等の災害によって変形した建物のドア枠構造体が開放不能になった場合、室内に閉じ込められた人が自力で室外に脱出することができる手動式ドア開放装置に関する。
1976年に宮城県沖地震が発生し、当時の中高層集合住宅が戦後初めて大規模な地震による倒壊被害を被り、壁の損傷により玄関ドアが開かない事故が発生したことを契機に、玄関ドアに対する耐震性能を付加した機能ドアの質的需要ならびに多様化したニーズが高まると同時に、性能に対する考え方、評価方法の確立が求められるようになってきた。さらにその後、試験工法や性能基準のJIS規格が制定されてきて、現在ではマンションや建築物のおよそ7割程度の開閉ドアがクリアランス拡大タイプの耐震ドアとなっている。
しかしながら、上記のクリアランス拡大タイプや耐震ストライクを戸先枠に設けたタイプの耐震ドアは、密封性、防音性、保温性を備える間材等の質的機能の向上が求められ、今後は近代建築要素の多様化から新たな耐震機能を備えた耐震ドアの開発が望まれるものである。
上記における新たな耐震ドアの要求を満たすべく、ドア枠ならびに開閉ドアの当接面をそれぞれテーパ状にして耐震機能を備えた耐震ドアの提案がなされている。例えば、ドア枠ならびに開閉ドアの当接面をそれぞれテーパ状にした「耐震ドア」(特許文献1参照)が提案されている。
しかしながら該提案は、ドア枠ならびに開閉ドアの当接面をそれぞれテーパ状にすることによって耐震機能を持たせているが、該施工および使用に際しては下記に示す問題点が指摘されるものであった。
(1)ドア枠とテーパ状の開閉ドアが一対構造であるため、マンションやコンクリート建築物の新築用の耐震ドアとして限定され、既存のマンションやコンクリート集合住宅における耐震ドアの改造工事においては、高額な工事費用と多くの工事日程を必要とするといった問題。
(2)地震等の外部応力よる局部変形を耐震ドアの施錠部に受けた場合、施錠の歪みによって開閉ドアが開閉しない可能性があるといった問題。
(3)ドア枠の底面下部テーパ部の勾配段差により、バリアフリー化が図れないといった問題。
(4)開閉ドア周辺部、特に床面がテーパ状の尖端形状を有しているため、安全性、使い易さ、美観性が劣るといった問題。
(5)ドア枠ならびに開閉ドアのテーパ部に連なる平坦部が、地震等の外部応力によって面内変形若しくは局部変形を受けた場合、ドア枠と開閉ドアが咬み合って開閉しない可能性があるといった問題。
また、「室内閉じ込め防止用の構造体及びそのためのドア改造部材」(特許文献2参照)が提案されている。
しかしながら該提案は、室内閉じ込め防止用のドア構造体に関して上記同様の問題点と共に、ドア改造部材に関しては下記の問題が指摘されるものであった。
(1)改造部材が後付けであるため、開閉ドアの外観的美観が損なわれるといった問題。
(2)既存の開閉ドアの上下方向に対してのみの耐震機能改造工事であるため、水平横方向からの地震等の外部応力による面内変形若しくは局部変形に弱いといった問題。
(3)開閉ドア下部に設けられたローラーが面内変形若しくは局部変形によって破損した場合、ローラーを構成する部品類が枠体と開閉ドア間に挟まって開閉しない可能性があるといった問題。
(4)ローラーの下部に設けられるテーパ部を有するドア改造部材によってバリアフリー化が図れない構造であると共に、密封性、防音性、保温性に劣るといった問題。
(5)枠体および既存のドア加工の改造工事における施工費用の問題。
また、開閉ドアの内側に脱出用の開口部が設けられた「耐震ドア」(特許文献3参照)が提案されている。係る提案は、地震等の災害により室内側よりドアが開かない場合、閉じ込められた人が脱出用の開口部から室外に脱出できるようにした耐震ドアであるが、開閉ドア内に開口部を形成する閉鎖パネルや係止機構を設けることは製造コストの高騰に繋がり、且つ該閉鎖パネルの防犯上の安全性の問題や美観性の問題が残るものであり、さらに係止機構を構成する解除レバー、ピン、連結杆が地震等の影響を受けて解除できなくなる可能性があった。
また、扉に過大な荷重が加えられたとき破断する構造を有する「耐震蝶番」(特許文献4参照)が提案されている。係る提案は、扉に過大な荷重が加えられたとき、ドア枠と開閉ドアを繋ぐ蝶番自体が破断するようにした耐震用の蝶番であるが、地震等の災害によりドア枠と開閉ドアを繋ぐ蝶番自体が複雑に咬み合って破断した場合、速やかに開閉ドアを排除できない可能性があるものであり、また地震と同時に開閉ドアがドア枠から外れて二次災害を起こす可能性があった。
また、開閉ドアの一端にカム式のドア開放装置を取り付けた「ドア開放装置」(特許文献5参照)や、「ドア開放装置」(特許文献6参照)などが提案されている。係る提案は、開放不能になった開閉ドアを、てことカムの原理を利用して開放しようとするものであるが、日常的に開け閉めされる開閉ドアにドア開放装置が常時備え付けられているため、使い勝手や安全性、外観美観性に欠けるものであり、さらに左右の取り付け仕様が異なると共に内開きの開閉ドアには対応できないなどの問題があった。
本出願人は、以上のような従来の耐震ドアにおける経済性、安全性、密封性、防音性、保温性に加えて設置工事の容易性の問題に着目し、それらの問題点を簡便且つ容易な手段で達成することができないものかという着想の下、地震等の災害によって変形した建物のドア枠構造体が開放不能になった場合、室内に閉じ込められた人が自力で室外に脱出することができる手動式のドア開放装置を開発し、本発明における「手動式ドア開放装置」の提案に至るものである。
特開平9-317340号公報 特開2006-152793号公報 特開平9-53371号公報 特開平9-209642号公報 特開2009-35870号公報 特開2009-161948号公報
本発明は上記問題点に鑑み、地震等の災害によって変形した建物のドア枠構造体が開放不能になった場合、室内に閉じ込められた人が自力で室外に脱出することができる手動式ドア開放装置の提供を図ることを課題とする。
本発明の手動式ドア開放装置は、上記課題を解決するためになされるもので、開放バールと、係止フック体で構成される手動式ドア開放装置であって、前記開放バールは、平鋼棒材を略J字状に屈曲させてバール状に形成し、先端部は先端をやや外側に屈曲させて先細り平板状に成形し、屈曲部は所定の曲率半径を有して成形されると共に、該屈曲部の内側には補強杆を跨設し、基部は先端をやや内側に屈曲させて先細り平板状に成形して成り、前記係止フック体は、下方が開口されるボックス状の係止部の側壁が両側に延設されてフランジ部が形成されると共に、該フランジ部に取り付けネジが挿通する通し穴を設けて成り、前記係止フック体が、ドア枠の室内側の戸先側段差部または開閉ドアの室内側の戸先端上部に前記フランジ部の通し穴を介して取り付けネジによって取り付けられる手段を採る。
また本発明の手動式ドア開放装置は、前記係止フック体において、前記係止部におけるフランジ部を形成した側壁の開口辺から外側に略L字状の狭持部が連設されることで、該挟持部と係止部側壁とで略コの字状の挟持空間が形成されて成り、前記係止フック体が、該挟持空間によりドア枠の室内側の戸先側段差部または開閉ドアの室内側の戸先端上部を挟持した状態で前記フランジ部のネジ孔に取り付けネジをねじ込むことによって取り付けられる手段を採る。
また本発明の手動式ドア開放装置は、前記係止フック体に替えて、前記ドア枠の室内側戸先側段差部の水平上方部に前記開放バールの先端部が挿入される開放掛止穴を穿設することで、該開放掛止穴を起点として前記開閉ドアの室内面に前記開放バールの屈曲部を押し当てた状態で回動することによって前記開閉ドアを室外側に開放する手段を採ることも可能である。
本発明の手動式ドア開放装置によれば、係止フック体を開閉ドアまたはドア枠に取り付けることにより、内開きならびに外開き仕様の何れの開閉ドアにおいても取り付けることができると共に、開閉ドアまたはドア枠の戸先端上部にコンパクトに取りつけることができるといった優れた効果を奏する。
また本発明の手動式ドア開放装置によれば、開放装置が複雑な機械的要素を有しない簡単構造であるため、地震等の非常事態における精神的混乱状態においても簡単な操作によって容易に脱出できるといった優れた効果を奏する。
また本発明の手動式ドア開放装置によれば、開放手段が開放バールよって開放されるため、開閉ドアが地震等によって突然外れて避難中の歩行者に怪我を負わす二次災害を起こすことがないといった優れた効果を奏する。
また本発明の手動式ドア開放装置によれば、開放バールを開閉ドア内部に収納することができるため、収納性と、美観性と、緊急時の取り出し性が良いといった優れた効果を奏する。
また本発明の手動式ドア開放装置によれば、開放装置が単純に開放バールと、係止フック体の単純な部品で構成されることによって廉価に製造することができるため、本発明の手動式ドア開放装置を新築マンションや高層ビルの開閉ドアに標準装備で装着できるといった優れた効果を奏する。
また本発明の手動式ドア開放装置によれば、請求項3記載のドア枠を使用することにより手動式ドア開放装置自体が開放バールのみで構成されるため、通常時は従来の開閉ドアと外観形状が全く同じであって耐震装置が取り付けられる目ざわりさと安全性が損なわれることがない上、新築マンションや高層ビル用の耐震ドアが廉価に製造できるといった優れた効果を奏する。
また本発明の手動式ドア開放装置によれば、ホームセンターや家具店などで装置自体を個別に購入することができることによって、既に入居済みのマンションや高層ビルの玄関ドアに後付けできるといった優れた効果を奏する。
本発明における請求項1記載の手動式ドア開放装置の外開きドアの実施形態を示す説明図である。(実施例1) 本発明における請求項2記載の手動式ドア開放装置の外開きドアの実施形態を示す説明図である。(実施例2) 本発明における請求項1記載の手動式ドア開放装置の内開きドアの実施形態を示す説明図である。 本発明における請求項2記載の手動式ドア開放装置の内開きドアの実施形態を示す説明図である。 本発明における別の手動式ドア開放装置の外開きドアの実施形態を示す説明図である。(実施例3) 本発明における手動式ドア開放装置の収納状態を示す説明図である。
本発明の手動式ドア開放装置10は、地震等による建造物ならびにドア枠41の変形によって開閉ドア40が開放不能な事態において、係止フック体30の係止部31に開放バール20の先端部21(図示O)を差し込み、さらに開閉ドア40の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てた状態で開放バール20の把持部25(図示F)を下方に回動させることによって、変形した開閉ドア40とドア枠41とを引き離すことができる手段を採ったことを最大の特徴とする。以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
尚、本発明における手動式ドア開放装置10は、以下に述べる実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、すなわち同一の作用効果を発揮できる形状及び寸法の範囲内で、適宜変更することができる。
図1は、本発明における請求項1記載の手動式ドア開放装置の外開きドアの実施形態を示す説明図である。
本実施形態は、新規仕様の外開きの開閉ドア40に取り付けられる手動式ドア開放装置10に関するもので、手動式ドア開放装置10は、係止フック体30がドア枠41の室内側の戸先側段差部41aに取り付けネジ34で取り付けられるものである。
図1(a)は、手動式ドア開放装置10の全体斜視図を示す。
本発明の手動式ドア開放装置10は、開放バール20と、係止フック体30で構成される手動式のドア開放装置であって、該開放バール20は、平鋼棒材を略J字状に屈曲させてバール状に形成し、先端部21は先端をやや外側に屈曲させて先細り平板状に成形し、屈曲部22は所定の曲率半径を有して成形されると共に、該屈曲部22の内側には補強杆23を跨設し、把持部25は凹凸加工を形成すると共に、基部24は先端をやや内側に屈曲させて先細りの平板状に成形して成り、係止フック体30は、下方が開口されるボックス状の係止部31の側壁が両側に延設されてフランジ部32が形成されると共に、該フランジ部32に取り付けネジ34が挿通する通し穴33を設けて成り、かかる係止フック体30が、ドア枠41の室内側の戸先側段差部41aに設けられた雌ネジ部43にフランジ部32の通し穴33を介して取り付けネジ34を螺合させることよって取り付けられる構造を有する。
図1(b)は、手動式ドア開放装置10の取り付け状態を示す斜視図である。
マンションや高層ビル賃貸事務所などの開閉ドア40ならびにドア枠41に雌ネジ部43を設けて係止フック体30を取り付ける場合は、改造工事の認可を必要とするため、予め新規建設時にドア枠構造体に手動式ドア開放装置10を取り付けておくものである。
開放バール20は、平鋼棒材を略J字状に屈曲させてバール状に形成し、先端部21は先端をやや外側に屈曲させて先細りの平板状に成形し、屈曲部22は所定の曲率半径を有して成形されると共に、該屈曲部22の内側には補強杆23を跨設し、把持部25は凹凸加工を形成すると共に、基部24は先端をやや内側に屈曲させて先細りの平板状に形成している。
また開放バール20は、平鋼棒材を使用していることによって、開放時に開放バール20の屈曲部22(図示P)を開閉ドア40の室内面に面接触の状態で押し当てられるため、左右にぶれずに安定的に開放バール20を操作できる。
なお図示はしていないが、開放バール20の把持部25の一部に中折れ式、パイプ式、ネジ締結式、ねじ込み式、差込み式などの長さ調整機能を持たせて、開放バール20をコンパクトに収納する仕様とすることができる。
先端部21は、係止フック体30の係止部31に差し込みし易いように、先端を外側にやや屈曲させて先細りの平板状に成形して形成される。尚、先端部21の形状は、後述する段落〔0033〕における係止部31の形状に合わせて確実に係止できる形状に変更してもよい。
屈曲部22は、所定の曲率半径を有して成形され、外側が開閉ドア40に当接されると共に、内側は開閉時の圧力(およそ500kg位)に耐える補強杆23を溶接等で跨設して形成される。
把持部25は、凹凸加工を形成すると共に、基部24は先端をやや内側に屈曲させて先細りの平板状に形成している。基部24の先端がやや内側に屈曲させて先細りの平板状に形成されていることによって、地震発生時に開閉ドア40がドア枠41に食い込んで開放不能になった場合、戸先部以外の例えば施錠部付近をこじ開けるなどの作業に利用できるものである。また使用時以外は、樹脂製の保護キャップなどで基部24をカバーして安全性を確保している。
係止フック体30は、下方が開口されるボックス状の係止部31の側壁が両側に延設されてフランジ部32が形成されると共に、該フランジ部32に取り付けネジ34が挿通する通し穴33を設けて成り、ドア枠41の室内側の戸先側段差部41aに設けられた雌ネジ部43にフランジ部32の通し穴33を介して取り付けネジ34を螺合させることよって取り付けられる構造で形成される。
係止部31は、バール20の先端部21が差し込まれるボックス状の係止部であって、ボックス状にすることで変形した開閉ドア40をドア枠41から開放時に必要とされるおよそ500kgの開放力に耐える構造としたものであるが、該係止部31の形状は、その開放力に耐える構造であれば、L型、鍵型、フック型などの他の構造であってもよい。
図1(c)は、手動式ドア開放装置10の開放前の作用状態を示す説明図である。
ドア枠41の室内側の段差部42に取り付けられた係止フック体30におけるボックス状の係止部31に開放バール20の先端部21(図示O)を差し入れ、開閉ドア40の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てる。
図1(d)は手動式ドア開放装置10の開放後の作用状態を示す説明図である。
開閉ドア40の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てた状態で該開放バール20の把持部25(図示F)を下方に体重をかけて降ろすと、屈曲部22が回動しながら開閉ドア40を室外方向に押し出すことによって、開閉ドア40がドア枠41から開放される。
以上の状況で使用される本発明の手動式ドア開放装置10は、係止フック体30のボックス状の係止部31に開放バール20の先端部21(図示O)を差し入れ、開閉ドア40の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てた状態で開放バール20の把持部25(図示F)を下方に体重をかけて降ろすだけの単純作業で、地震等の災害によって室内に閉じ込められた人が自力でもって室外に脱出することができる。
図2は、本発明における請求項2記載の手動式ドア開放装置の外開きドアの実施形態を示す説明図である。
本実施形態は、後付け仕様の外開きの開閉ドア40に取り付けられる手動式ドア開放装置10に関するもので、手動式ドア開放装置10は、係止フック体30がドア枠41の室内側の段差部42に取り付けネジ34で着脱自在に取り付けられるものである。
図2(a)は、手動式ドア開放装置10の全体斜視図を示す。
本発明の手動式ドア開放装置10は、開放バール20と、係止フック体30で構成される手動式のドア開放装置であって、該開放バール20は、平鋼棒材を略J字状に屈曲させてバール状に形成し、先端部21は先端をやや外側に屈曲させて先細りの平板状に成形し、屈曲部22は所定の曲率半径を有して成形されると共に、該屈曲部22の内側には補強杆23を跨設し、把持部25は凹凸加工を形成すると共に、基部24は先端をやや内側に屈曲させて先細りの平板状に成形して成り、係止フック体30は、係止部31におけるフランジ部32を形成した側壁の開口辺から外側に略L字状の狭持部35が連設されることで、該挟持部35と係止部31の側壁とで略コの字状の挟持空間が形成されて成り、該挟持空間によりドア枠41の室内側の戸先側段差部41aを挟持した状態で、フランジ部32のネジ孔36に取り付けネジ34をねじ込むことによって取り付けられる構造を有する。
図2(b)は、手動式ドア開放装置10の取り付け状態を示す斜視図である。
マンションや高層ビルなどの開閉ドア40ならびにドア枠41に係止フック体30を取り付ける場合は、改造工事の認可を必要としないため、入居者の自由意志で手動式ドア開放装置10を任意に取り付けることができる。
狭持部35は、ドア枠41の戸先側段差部41aを狭持・固定するために設けられるもので、取り付けネジ34で着脱自在に取り付けられることで既存の開閉ドア40に簡単に取り付けることができる。
図2(c)は、手動式ドア開放装置10の開放前の作用状態を示す説明図である。
ドア枠41の室内側の戸先側段差部41aに取り付けネジ34で取り付けられたボックス状の係止部31に開放バール20の先端部21(図示O)を差し入れ、開閉ドア40の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てる。
図2(d)は手動式ドア開放装置10の開放後の作用状態を示す説明図である。
開閉ドア40の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てた状態で該開放バール20の把持部25(図示F)を下方に体重をかけて降ろすと、屈曲部22(図示P)が回動しながら開閉ドア40を室外方向に押し出すことによって、開閉ドア40がドア枠41から開放される。
以上の状況で使用される本発明の手動式ドア開放装置10は、係止フック体30のボックス状の係止部31に開放バール20の先端部21(図示O)を差し入れ、開閉ドア40の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てた状態で該開放バール20の把持部25(図示F)を下方に体重をかけて降ろすだけの単純作業で、地震等の災害によって室内に閉じ込められた人が自力でもって簡単に室外に脱出することができると同時に、手動式ドア開放装置10が取り付けネジ34で着脱自在に取り付けられることで既存の外開きの開閉ドア40に簡単に取り付けることができる。
図3は、本発明における請求項1記載の手動式ドア開放装置の内開きドアの実施形態を示す説明図である。
本実施形態は、新規仕様の内開きの開閉ドア40に取り付けられる手動式ドア開放装置10に関するもので、手動式ドア開放装置10は、前記請求項1の係止フック体30を上下逆さまにして、開閉ドア40の室内側の戸先端上部40aに取り付けネジ34で取り付けられるものである。
図3(a)は、手動式ドア開放装置10の全体斜視図を示す。
本発明の手動式ドア開放装置10は、開放バール20と、係止フック体30で構成される手動式のドア開放装置であって、該開放バール20は、平鋼棒材を略J字状に屈曲させてバール状に形成し、先端部21は先端をやや外側に屈曲させて先細りの平板状に成形し、屈曲部22は所定の曲率半径を有して成形されると共に、該屈曲部22の内側には補強杆23を跨設し、把持部25は凹凸加工を形成すると共に、基部24は先端をやや内側に屈曲させて先細りの平板状に成形して成り、係止フック体30は、下方が開口されるボックス状の係止部31の側壁が両側に延設されてフランジ部32が形成されると共に、該フランジ部32に取り付けネジ34が挿通する通し穴33を設けて成り、かかる係止フック体30を上下逆さまにして、開閉ドア40の室内側の戸先端上部40aに設けられた雌ネジ部43にフランジ部32の通し穴33を介して取り付けネジ34を螺合することよって取り付けられる構造を有する。
図3(b)は、手動式ドア開放装置10の取り付け状態を示す斜視図である。
マンションや高層ビル賃貸事務所などの開閉ドア40ならびにドア枠41に係止フック体30を直接取り付ける場合は、改造工事の認可を必要とするため、予め新規建設時にドア枠構造体に手動式ドア開放装置10を取り付けておくものである。
図3(c)は、手動式ドア開放装置10の開放前の作用状態を示す説明図である。
開閉ドア40の室内側の上端部に直接取り付けられた係止フック体30におけるボックス状の係止部31に開放バール20の先端部21(図示O)を上方から差し入れ、ドア枠41の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てる。
図3(d)は、手動式ドア開放装置10の開放後の作用状態を示す説明図である。
ドア枠41の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てた状態で該開放バール20の把持部25(図示F)を上方に持ち上げると、屈曲部22(図示P)が回動しながら開閉ドア40を室内方向に引き込むことによって、開閉ドア40がドア枠41から開放される。
以上の状況で使用される本発明の手動式ドア開放装置10は、係止フック体30におけるボックス状の係止部31に開放バール20の先端部21(図示O)を差し入れ、ドア枠41の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てた状態で該開放バール20の把持部25(図示F)を上方に持ち上げるだけの単純作業で、地震等の災害によって室内に閉じ込められた人が自力でもって室外に脱出することができる。
図4は、本発明における請求項2記載の手動式ドア開放装置の内開きドアの実施形態を示す説明図である。
本実施形態は、後付け仕様の内開きの開閉ドア40に取り付けられる手動式ドア開放装置10に関するもので、手動式ドア開放装置10は、図2の係止フック体30(狭持部35の幅は開閉ドア40の厚み幅に合わせて変更)を上下逆さまにして、開閉ドア40の室内側の戸先端上部40aに取り付けネジ34で取り付けられるものである。
図4(a)は、手動式ドア開放装置10の全体斜視図を示す。
本発明の手動式ドア開放装置10は、開放バール20と、係止フック体30で構成される手動式のドア開放装置であって、該開放バール20は、平鋼棒材を略J字状に屈曲させてバール状に形成し、先端部21は先端をやや外側に屈曲させて先細りの平板状に成形し、屈曲部22は所定の曲率半径を有して成形されると共に、該屈曲部22の内側には補強杆23を跨設し、把持部25は凹凸加工を形成すると共に、基部24は先端をやや内側に屈曲させて先細りの平板状に成形して成り、係止フック体30は、係止部31におけるフランジ部32を形成した側壁の開口辺から外側に略L字状の狭持部35が連設されることで、該挟持部35と係止部31の側壁とで略コの字状の挟持空間が形成されて成り、かかる係止フック体30を上下逆さまにして、該挟持空間により開閉ドア40の室内側の戸先端上部40aを狭持した状態で、フランジ部32のネジ孔36に取り付けネジ34をねじ込むことによって取り付けられる構造を有する。
図4(b)は、手動式ドア開放装置10の取り付け状態を示す斜視図である。
マンションや高層ビルなどの開閉ドア40ならびにドア枠41に係止フック体30を取り付ける場合は、改造工事の認可を必要としないため、入居者の自由意志で手動式ドア開放装置10を任意に取り付けることができる。
図4(c)は、本発明の手動式ドア開放装置10の開放前の作用状態を示す説明図である。
開閉ドア40の室内側の上端部に取り付けネジ34で狭持・固定される係止フック体30のボックス状の係止部31に、開放バール20の先端部21(図示O)を上方から差し入れ、ドア枠41の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てる。
図4(d)は、本発明の手動式ドア開放装置10の開放後の作用状態を示す説明図である。
ドア枠41の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を押し当てた状態で該開放バール20の把持部25(図示F)を上方に持ち上げると、屈曲部22(図示P)が回動しながら開閉ドア40を室内方向に引き込むことによって、開閉ドア40がドア枠41から開放される。
以上の状況で使用される本発明の手動式ドア開放装置10は、係止フック体30におけるボックス状の係止部31に開放バール20の先端部21(図示O)を差し入れ、開閉ドア40の室内面に開放バール20の屈曲部22(図示P)を当接させた状態で開放バール20の把持部25(図示F)を上方に持ち上げるだけの単純作業で、地震等の災害によって室内に閉じ込められた人が自力でもって室外に脱出することができる。
図5は、本発明における別の手動式ドア開放装置の外開きドアの実施形態を示す説明図であり、図5(a)は手動式ドア開放装置10の全体斜視図を示す。
本発明の手動式ドア開放装置10は、前記係止フック体30に替えて、ドア枠41の室内側の戸先側段差部41aの水平上方部に開放バール20の先端部21が挿入される開放掛止穴46を穿設することで、該開放掛止穴46を起点として開放バール20の屈曲部22(図示P)を開閉ドア40の室内面に押し当てた状態で回動することによって、開閉ドア40を室外側に開放する構造とすることもできる。
図5(b)は、手動式ドア開放装置10の作用状態を示す斜視図である。
マンションや高層ビルなどのドア枠41に開放掛止穴46を空けるには、改造工事の認可を必要とするため、予め新規建設時にドア枠41の室内側の戸先側段差部41aの水平上方部に開放掛止穴46を空けた実施形態としたものである。
尚、ドア枠41の水平上方部に係止フック体30の開口を下向きに向けて取り付ける手段が考えられるが、その場合、ドア枠41の開口部内に係止フック体30が突出状態となるため、本発明の請求項1記載ならびに請求項2記載の手動式ドア開放装置より安全性ならびに外観美観性が劣るものとなる。
図5(c)は、本発明の手動式ドア開放装置10の開放前の作用状態を示す説明図である。
ドア枠41の室内側戸先側段差部41aの水平上方部に穿設されている開放掛止穴46に開放バール20の先端部21(図示O)を挿入し、該開放掛止穴46を起点として開放バール20の屈曲部22(図示P)を開閉ドア40の室内面に押し当てる。
図5(d)は、本発明の手動式ドア開放装置10の開放後の作用状態を示す説明図である。
開放バール20の屈曲部22(図示P)を開閉ドア40の室内面に押し当てた状態で該開放バール20の把持部25(図示F)を下方に押し下げると、屈曲部22(図示P)が押し当てられた状態で回動しながら開閉ドア40を室外側に押し出すことによって、開閉ドア40がドア枠41から開放される。
以上の状況で使用される本発明の手動式ドア開放装置10は、ドア枠41の室内側戸先側段差部41aの水平上方部に穿設されている開放掛止穴46に開放バール20の先端部21(図示O)を挿入し、該開放掛止穴46を起点として開放バール20の屈曲部22(図示P)を開閉ドア40の室内面に押し当てた状態で、開放バール20の把持部25(図示F)を下方に押し下げるだけの単純作業で、地震等の災害によって室内に閉じ込められた人が自力でもって室外に脱出することができる。
図6は、本発明における手動式ドア開放装置の収納状態を示す説明図であり、図6(a)は開閉ドア40の内側に収納凹部44を設けて収納した状態を示し、図6(b)は開閉ドア40の内側に開閉蓋付きの収納部45を設けて収納した状態を示す。
本発明の手動式ドア開放装置10は、開閉ドア40の内部に図示されるように収納されることで、開閉ドア40が日常生活において何ら支障なく使用することができる。
本発明における手動式ドア開放装置10は、新築されるマンションや高層ビルの開閉ドア40に取り付けることができると共に、既に入居済みのマンションや高層ビルの開閉ドア40にも取り付けることができるもので、さらに日常の使用状態においては係止フック体30が開閉ドア40またはドア枠41の何れかに取り付けるだけの簡単構造であることからして、本発明における「手動式ドア開放装置」の産業上の利用可能性は極めて大であるものと解する。
10 手動式ドア開放装置
20 開放バール
21 先端部
22 屈曲部
23 補強杆
24 基部
25 把持部
30 係止フック体
31 係止部
32 フランジ部
33 通し穴
34 取り付けネジ
35 狭持部
36 ネジ孔
40 開閉ドア
40a 戸先端上部
41 ドア枠
41a 戸先側段差部
42 段差部
43 雌ネジ部
44 収納凹部
45 収納部
46 開放掛止穴
F 力点
O 支点
P 作用点

Claims (2)

  1. 開放バールと、係止フック体で構成される手動式ドア開放装置であって、
    前記開放バールは、平鋼棒材を略J字状に屈曲させてバール状に形成し、先端部は先端をやや外側に屈曲させて先細りの平板状に成形し、屈曲部は所定の曲率半径を有して成形されると共に、該屈曲部の内側には補強杆を跨設し、基部は先端をやや内側に屈曲させて先細りの平板状に成形して成り、
    前記係止フック体は、下方が開口されるボックス状の係止部の側壁が両側に延設されてフランジ部が形成されると共に、該フランジ部に取り付けネジが挿通する通し穴を設けて成り、
    前記係止フック体が、ドア枠の室内側の戸先側段差部または開閉ドアの室内側の戸先端上部に前記フランジ部の通し穴を介して取り付けネジによって取り付けられることを特徴とする手動式ドア開放装置。
  2. 前記係止フック体において、前記係止部におけるフランジ部を形成した側壁の開口辺から外側に略L字状の狭持部が連設されることで、該挟持部と係止部側壁とで略コの字状の挟持空間が形成されて成り、
    前記係止フック体が、該挟持空間によりドア枠の室内側の戸先側段差部または開閉ドアの室内側の戸先端上部を挟持した状態で前記フランジ部のネジ孔に取り付けネジをねじ込むことによって取り付けられることを特徴とする請求項1記載の手動式ドア開放装置。
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