JP3176367U - 着用中足の踵より上部分を常時保温出来るパジャマズボンの提供 - Google Patents
着用中足の踵より上部分を常時保温出来るパジャマズボンの提供 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】非伸縮性布生地で作る踵を通さない小口径の裾口を現行パジャマズボン裾末端に取り付けることで就寝中の保温ができるパジャマズボンを提供する。
【解決手段】踵を通さない小口径裾口イを既存の裾に取り付ける。踵を通さないから着用中は足首を含む下肢部分は常時裾袋内部にあり足先のみ裾口から出し入れ出来る。下肢部分が外部冷気に晒されることは無い。パジャマズボンの股下長さBは、現行どおりの寸法とし、起床時、股上部を引き上げると足先が出る。股上部Cは深目とし、就寝時には深い股上部が足先部収容の裾補間として働き、起床時には本来の深い股上部になるように形成する。
【選択図】図1
【解決手段】踵を通さない小口径裾口イを既存の裾に取り付ける。踵を通さないから着用中は足首を含む下肢部分は常時裾袋内部にあり足先のみ裾口から出し入れ出来る。下肢部分が外部冷気に晒されることは無い。パジャマズボンの股下長さBは、現行どおりの寸法とし、起床時、股上部を引き上げると足先が出る。股上部Cは深目とし、就寝時には深い股上部が足先部収容の裾補間として働き、起床時には本来の深い股上部になるように形成する。
【選択図】図1
Description
本考案は着用中足の踵より上部分を常時保温出来るパジャマズボンに関する。
人体の足首部分には下半身を巡って体内で暖められた血液が心臓に戻る返り点があって大静脈血流となり特に脛部分では表面層近くを血液が流れている。従って冷気等で血液が冷やされ易く就寝中の全身保温にとって足首と脛部分の保温が最も重要である。この面からみると、現行パジャマズボンは昼間用ズボンの形で製作されているので就寝中布団の中では裾が捲れ上がり足首及び脛部分は常に冷たい布団中に露出冷されており、対策として長年にわたり湯たんぽコタツ電気毛布が必要とされてきた。この欠陥を改善して保温性が良く使い易いパジャマズボンの開発が待たれている。
現行品の欠陥を改善するため足先まで収める裾の長いズボンが考案されているが、長い裾部分の処理に苦慮し、先行文献1.が代表する裾口のゴム類緊締で裾の捲れ上がりを防ぎ、起床時は長い裾を脛部分で止めて裾から足を出し歩く方法の発明があり、先行文献2.はファスナー付閉塞具を裾口に付ける閉塞型の代表であり、、起床中には閉塞具を開いて足を出し裾閉塞部をファスナーで固定して歩行するズボンである。
実新3059569
特許番号第3848359号
先行文献1.ゴム緊締開口裾型は、就寝中人体の動きと寝具による摩擦などによりゴム類緊締裾口を通って脛まで寝具中に出るので本来の保温の目的をなさず、足露出を防ぐためにゴム緊締めを強くすれば起床中に脛部分を必要以上に強く締め付け血流障害を起こすので緊締め強化も出来ず、起床中も足を脛まで露出するので保温性は無い。
先行文献1.の基本的欠陥を解決すべく開発されたのが、先行文献2.の方法である。
ファスナーで密閉された裾袋内の足は裾口が無いので裾袋から出ることは無く保温性は良い、しかしながら起床中は裾閉塞具を開いて足を露出しているので裾生地を厚くしても閉塞具開口部から流れ込む冷気には全く無力で足首や脛の保温能力は無い。
先行文献1.の基本的欠陥を解決すべく開発されたのが、先行文献2.の方法である。
ファスナーで密閉された裾袋内の足は裾口が無いので裾袋から出ることは無く保温性は良い、しかしながら起床中は裾閉塞具を開いて足を露出しているので裾生地を厚くしても閉塞具開口部から流れ込む冷気には全く無力で足首や脛の保温能力は無い。
本考案の課題は、着用中は就寝時起床時を問わず常に踵より上の足部分を裾内部に収めて外部冷気から隔離保温することで、体内で暖められている血液を冷やすことなく環流させ、外部熱源を使用せず生命活動で発生する自己体温を利用して全身保温を可能にするパジャマズボンを提供することである。同時に就寝用衣類である故に、現行パジャマズボン同等に着脱取り扱いが便利で、安全であることが重要である。
本考案の課題は、新技術、非伸縮性布生地で製作した踵を通さない小口径の裾口(図1.イ)を深い股上の現行品パジャマズボンの裾末端に取り付けることで解決出来る。
図1.に本考案品を示す。本考案品は新規技術に関わる部分(A)と既存技術に関わる部分(B)と(C)との組み合わせで構成される新しいパジャマズボンである。
(A)部分は新技術「踵を通さない小口径裾口部品(図1.ロ)」を既存ズボンの大口径裾末端に取り付けた裾袋構造を構成する。着用中この裾口は踵を通さないから起床時就寝時共に足首と脛部分は常時裾袋内部にあり、足先のみ裾口から出し入れ出来る。
(B部分)は現行パジャマズボンの股下部分で現行品の長さである。
(C部分)現行品深い股上部分である。
(A)部分は新技術「踵を通さない小口径裾口部品(図1.ロ)」を既存ズボンの大口径裾末端に取り付けた裾袋構造を構成する。着用中この裾口は踵を通さないから起床時就寝時共に足首と脛部分は常時裾袋内部にあり、足先のみ裾口から出し入れ出来る。
(B部分)は現行パジャマズボンの股下部分で現行品の長さである。
(C部分)現行品深い股上部分である。
(着用、歩行時)現行パジャマズボンと全く同様に股下一杯に着用し裾口から足先を出す。裾口から足先のみを出して安全に歩行出来る。裾を引きずることもなく、スリッパ、部屋履き、サンダル等着用出来る。
(就寝時)足先を裾袋内に入れて寝具にはいる。足の動きで深い股上部が適当に下がり、裾口から踵が出ないので足は全て裾袋内に収まる。就寝中足は裾袋内で動く。足先が裾口から出ても寒さを感じ足を縮めるとゴム緊締が無いので簡単に裾袋内に戻る。
(起床する時)股上部分を引き上げれば、股下部分は現行品の長さに戻り足先が出る。
従って先行技術品(ゴム緊締め裾口型、ファスナー閉塞型)に必須である面倒な起床時裾処理手間は全く必要ない。地震火災等の緊急時にも現行品同様に即時対応出来る。
(就寝時)足先を裾袋内に入れて寝具にはいる。足の動きで深い股上部が適当に下がり、裾口から踵が出ないので足は全て裾袋内に収まる。就寝中足は裾袋内で動く。足先が裾口から出ても寒さを感じ足を縮めるとゴム緊締が無いので簡単に裾袋内に戻る。
(起床する時)股上部分を引き上げれば、股下部分は現行品の長さに戻り足先が出る。
従って先行技術品(ゴム緊締め裾口型、ファスナー閉塞型)に必須である面倒な起床時裾処理手間は全く必要ない。地震火災等の緊急時にも現行品同様に即時対応出来る。
(保温性)本考案のパジャマズボンでは、踵より上部分は常に裾袋内に保護さている。
従って寝具の裾冷気や冷たい寝具に触れないので寒さを感じたり循環血液が冷やされることがない。その結果、自己体温で暖められた血液の循環で就寝後短時間で全身が暖まる。就寝中も同様で、電気毛布等の補助保温器具は不要になり節電、エコにつながる、低温火傷の心配も全く無い。特に冬季夜間の起床時、踵より足上部が外部冷気から保護されているので下肢部保温が良好で、下肢部冷えに起因する冷え性や安眠を妨げる頻尿症を改善出来る。
(便利性)本考案パジャマズボンでは、先行技術が最も苦慮した「歩行の為、起床時就寝時に必要な長い裾の処理」は全て不要、股上部分を引き上げれば足先が出て安全に歩行出来る。長い裾を踏む、裾に引っ掛かるなどの歩行トラブルは生じない。
(緊急時対応性)地震火災等の緊急時起床対応も現行パジャマズボン同様である。
従って寝具の裾冷気や冷たい寝具に触れないので寒さを感じたり循環血液が冷やされることがない。その結果、自己体温で暖められた血液の循環で就寝後短時間で全身が暖まる。就寝中も同様で、電気毛布等の補助保温器具は不要になり節電、エコにつながる、低温火傷の心配も全く無い。特に冬季夜間の起床時、踵より足上部が外部冷気から保護されているので下肢部保温が良好で、下肢部冷えに起因する冷え性や安眠を妨げる頻尿症を改善出来る。
(便利性)本考案パジャマズボンでは、先行技術が最も苦慮した「歩行の為、起床時就寝時に必要な長い裾の処理」は全て不要、股上部分を引き上げれば足先が出て安全に歩行出来る。長い裾を踏む、裾に引っ掛かるなどの歩行トラブルは生じない。
(緊急時対応性)地震火災等の緊急時起床対応も現行パジャマズボン同様である。
深い股上の現行パジャマズボン裾末端(図1.A)に取り付ける「踵を通さない裾口(取り付け部分を備えた数センチの長さ)」を裾口サイズ別に製作し別途準備する。
深い股上の現行パジャマズボンを通常のサイズ別に販売する。販売時店頭にて購入者に合ったサイズの裾口を選択して購入品に取り付けることで全てに対応出来る。
パジャマズボンは直接肌身に着用する衣料故本来個人専用衣類であり、本販売対応方法で問題は生じない。本発明品を製作するに当たって特別な設備方法は必要なく、既存設備で完全に対応出来る。
深い股上の現行パジャマズボンを通常のサイズ別に販売する。販売時店頭にて購入者に合ったサイズの裾口を選択して購入品に取り付けることで全てに対応出来る。
パジャマズボンは直接肌身に着用する衣料故本来個人専用衣類であり、本販売対応方法で問題は生じない。本発明品を製作するに当たって特別な設備方法は必要なく、既存設備で完全に対応出来る。
イ. 踵を通さない小口径裾口
ロ. 踵を通さない裾口の取り付け部品(取り付け部分を備えた数センチの長さ)
A. 新技術「踵を通さない小口径裾口」を既存の裾に取り付けた裾袋構造
ロ+現行品股下部分
B. 現行パジャマズボンの股下部分(通常踵までの股下長さを持つ)
C. 現行品深い股上部分
ロ. 踵を通さない裾口の取り付け部品(取り付け部分を備えた数センチの長さ)
A. 新技術「踵を通さない小口径裾口」を既存の裾に取り付けた裾袋構造
ロ+現行品股下部分
B. 現行パジャマズボンの股下部分(通常踵までの股下長さを持つ)
C. 現行品深い股上部分
Claims (1)
- 非伸縮性布類で造られた踵を通さない小口径の開口裾口を備えたパジャマズボン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011007788U JP3176367U (ja) | 2011-12-12 | 2011-12-12 | 着用中足の踵より上部分を常時保温出来るパジャマズボンの提供 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011007788U JP3176367U (ja) | 2011-12-12 | 2011-12-12 | 着用中足の踵より上部分を常時保温出来るパジャマズボンの提供 |
Publications (1)
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JP3176367U true JP3176367U (ja) | 2012-06-21 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011007788U Expired - Fee Related JP3176367U (ja) | 2011-12-12 | 2011-12-12 | 着用中足の踵より上部分を常時保温出来るパジャマズボンの提供 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3176367U (ja) |
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2011
- 2011-12-12 JP JP2011007788U patent/JP3176367U/ja not_active Expired - Fee Related
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