JP3175655B2 - デジタル無線通信装置 - Google Patents

デジタル無線通信装置

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JP3175655B2
JP3175655B2 JP22090897A JP22090897A JP3175655B2 JP 3175655 B2 JP3175655 B2 JP 3175655B2 JP 22090897 A JP22090897 A JP 22090897A JP 22090897 A JP22090897 A JP 22090897A JP 3175655 B2 JP3175655 B2 JP 3175655B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナル・ハン
ディホン・システム(PHS)等のデジタル無線通信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、どのような時でも、どのような場
所からでも、電話を使用したいとの要望から、携帯型電
話機が急速に出回っている。特に、デジタル無線通信可
能なPHSの需要は大きな伸びをみせている。
【0003】また、近年、同様に、どのような時でも、
どのような場所でも、音楽を聞いたり、語学の学習等を
行いたいとの要望から、携帯型オーディオ装置も多数の
人が携帯しており、特にミニディスクの記録/再生装置
が、ここ最近、非常に急速に出回り始めている。これ
は、ミニディスクのランダムアクセス可能で、記録可能
であるという特徴によるものであり、利用者は、自分の
好みの音楽を自由に編集して記録、再生したり、会議等
の内容を記録したり等、様々な形で使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、PHS、
ミニディスクプレーヤ/レコーダとも、多数の人が携帯
しているが、これらを一体型とした装置はない。すなわ
ち、双方ともの利用者は、夫々の装置を携帯しなければ
ならず、非常に面倒である。
【0005】そこで本発明は、これら双方を一体とする
と共に、各装置の備える機能、特徴を他方の装置の機
能、特徴と融合することにより、新たな効果的な機能を
有するデジタル無線通信装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデジタル無
線通信装置は、請求項1では、デジタル無線通信装置に
おいて、デジタル音声記録媒体を着脱可能として、装着
されたデジタル音声記録媒体を再生可能とすると共に、
再生されたデジタル音声データをデジタル方式で無線送
信することを特徴とする。
【0007】請求項2では、請求項1記載のデジタル無
線通信装置において、再生されたデジタル音声データ
と、送話者の送話音声データとを混合して送信すること
を特徴とする。
【0008】請求項3では、請求項1又は2記載のデジ
タル無線通信装置において、再生されたデジタル音声デ
ータと、受話音声データとを混合して再生することを特
徴とする。
【0009】請求項4では、デジタル無線通信装置にお
いて、デジタル音声記録媒体を着脱可能として、装着さ
れたデジタル音声記録媒体を記録可能とすると共に、受
信したデジタル音声データを前記デジタル音声記録媒体
に記録することを特徴とする。
【0010】請求項5では、請求項4記載のデジタル無
線通信装置において、受信したデジタル音声データと、
送話者の送話音声データとを混合して記録することを特
徴とする。
【0011】請求項6では、請求項1、2、3、4又は
5記載のデジタル無線通信装置において、デジタル音声
記録媒体がミニディスクであることを特徴とする。
【0012】請求項7では、デジタル無線通信装置にお
いて、ミニディスクを着脱可能として、装着されたミニ
ディスクを再生及び記録可能とすると共に、再生された
圧縮デジタル音声データを無線通信することを特徴とす
る。
【0013】
【発明の効果】請求項1では、デジタル無線通信装置に
おいて、デジタル音声記録媒体を着脱可能として、装着
されたデジタル音声記録媒体を再生可能とすると共に、
再生されたデジタル音声データをデジタル方式で無線送
信することを特徴とする。
【0014】従って、予めデジタル記録媒体に記録され
ている、例えば、音楽データ、メッセージデータ、会議
議事データ等のデジタル音声データを、他のデジタル無
線通信可能な装置に送信することができ、デジタル音声
記録媒体の情報を、媒体を送付することなしに、簡単に
送ることができる。また、同一情報を、多数の人に送る
場合は、これを更に効果的に行うことができる。そし
て、この処理も、記録媒体の記録データがデジタルデー
タであり、これをデジタル方式で無線送信するため、ア
ナログ変換等の複雑な処理なしに、簡単に行える。
【0015】請求項2では、請求項1記載のデジタル無
線通信装置において、再生されたデジタル音声データ
と、送話者の送話音声データとを混合して送信すること
を特徴とする。
【0016】従って、相手側にデジタル音声データを送
る際、通常の通話も行える。
【0017】請求項3では、請求項1又は2記載のデジ
タル無線通信装置において、再生されたデジタル音声デ
ータと、受話音声データとを混合して再生することを特
徴とする。
【0018】従って、例えば、デジタル音声データを音
楽データとした場合、通話の際にも、音楽データを再生
することができ、音楽データによるBGM効果を持たせ
ることができ、送話音声データとも混合した場合、例
え、相手側に同様な機能がないとしても、双方の会話
に、音楽データによるBGM効果を持たせることができ
る。
【0019】請求項4では、デジタル無線通信装置にお
いて、デジタル音声記録媒体を着脱可能として、装着さ
れたデジタル音声記録媒体を記録可能とすると共に、受
信したデジタル音声データを前記デジタル音声記録媒体
に記録することを特徴とする。
【0020】従って、通話による受話内容をデジタル音
声記録媒体に記録することができ、受信内容のメモを自
動的に作成することができる。また、音楽データの電話
送信サービスなどに利用すると、この音楽情報を簡単に
記録することもできる。そして、このような処理も、受
信データがデジタルデータであり、これをデジタル記録
するため、アナログ変換等の複雑な処理なしに、簡単に
行える。
【0021】請求項5では、請求項4記載のデジタル無
線通信装置において、受信したデジタル音声データと、
送話者の送話音声データとを混合して記録することを特
徴とする。
【0022】従って、通話の際、受話内容だけでなく、
送話内容も一緒に記録することができ、自動的に通話議
事録を作成することができる。また、カラオケデータの
電話送信サービスなどに利用すると、送話者がこのデー
タに合わせて歌うことにより、自動的に、自分の声が吹
き込まれた所定の曲をデジタル音声記録媒体に録音する
ことができる。
【0023】請求項6では、請求項1、2、3、4又は
5記載のデジタル無線通信装置において、デジタル音声
記録媒体がミニディスクであることを特徴とする。
【0024】従って、大量のデータの再生、記録を行っ
て、通信することができる。また、記録の際、記録情報
の編集、更新等が容易で、記録情報に、タイトル等のイ
ンデックスをつけることもできる。
【0025】請求項7では、デジタル無線通信装置にお
いて、ミニディスクを着脱可能として、装着されたミニ
ディスクを再生及び記録可能とすると共に、再生された
圧縮デジタル音声データを無線通信することを特徴とす
る。
【0026】従って、非常に高音質のデジタル音声デー
タでの通信が可能となり、配線なしに簡単にダビングが
行え、圧縮データのまま通信するため、通信時間も速く
なる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1に、本発明のデジタル無線通
信装置の一実施形態を説明するブロック図を掲げる。こ
の実施形態では、デジタル無線通信装置は、ミニディス
ク(以下、MD)1が着脱可能に装着され、この記録及
び再生を行う記録/再生部2を備える。記録/再生部
は、EFMエンコーダ/デコーダ3を介して、RAMコ
ントローラ4に送受信可能に接続される。RAMコント
ローラ4は、通称ショックプルーフメモリと呼ばれてい
るRAM5に相互に接続され、このRAM5を制御す
る。RAMコントローラ4は、直接、及びATRACエ
ンコーダ/デコーダ6を介して、信号制御部7と送受信
可能に接続される。尚、EFMエンコーダ/デコーダ3
は、MDへの記録/再生のために変調(EFM変調)を
行うものであり、ATRACエンコーダ/デコーダは、
デジタル音声データを1/5に圧縮してエンコードする
もの、これをデコードするものである。
【0028】そして、このデジタル無線通信装置は、デ
ジタル無線通信データを送受信するるアンテナ8、アン
テナ8との送受信を行うRF等を含む無線部9、時分割
多元接続制御用のTDMA回路12を備える。TDMA
回路12からのデータは、変調器10を介して無線部9
に送信され、無線部9からのデータは、復調器11を介
してTDMA回路12に送信される。TDMA回路12
は、付加情報処理部13に送受信可能に接続される。付
加情報処理部13は、圧縮されたデジタル音声データの
送信データに対する識別符号、誤り検出符号の付加、送
信データに対する前記識別符号の検出、受信した圧縮さ
れたデジタル音声データに対する前記誤り検出符号の検
出、コピービット、カテゴリーコードの検出を行う。付
加情報処理部13は、直接、及びADPCM回路14を
介して、信号制御部7と送受信可能に接続される。ここ
で、ADPCM回路14は、適応差分パルス符号変調を
行うものである。
【0029】信号制御部7には、DA変換器15を介し
てスピーカ16、AD変換器を介してマイク18、DA
変換器19を介してヘッドホン20が接続される。信号
制御部7は、接続された信号経路の種々切換を行うもの
であり、ATRACエンコーダ/デコーダ6から出力
(デコード)されたデータ又はADPCM回路14から
出力されたデータと、マイク18のAD変換出力とを、
またATRACエンコーダ/デコーダ6から出力れたデ
ータとADPCM回路14から出力されたデータとを、
所定の混合比(この実施形態では1:1)で混合する手
段を含む。
【0030】EFMエンコーダ/デコーダ3、RAMコ
ントローラ4、ATRACエンコーダ/デコーダ6、T
DMA回路12、付加情報処理部13、信号制御部7
は、夫々、CPU21に相互接続され、これにより制御
される。また、デジタル無線通信装置は、操作部22、
表示部23を備えており、これらはCPU21と接続さ
れている。
【0031】ここで、このデジタル無線通信装置の各モ
ードの実施態様を説明する。
【0032】通常のMD記録/再生の場合、MD1は、
図2に示すMD操作キー32により、操作される。記録
の信号経路を述べると、マイク16により抽出された音
声は、DA変換され、信号制御部7に出力される。この
場合、通常のMD記録であるため、CPU21は信号制
御部7を制御し、この音声データはATRACエンコー
ダ/デコーダ6へ出力される。ATRACエンコーダ/
デコーダ6からの出力データは、RAMコントローラ
4、EFMエンコーダ/デコーダ3、記録/再生部2の
順に処理され、MD1に記録される。再生の場合は、記
録/再生部2によるMD1の再生データは、EFMエン
コーダ/デコーダ3、RAMコントローラ4、ATRA
Cエンコーダ/デコーダ6の順に処理され、信号制御部
7に入力される。この場合、通常のMD再生であるた
め、CPU21は信号制御部7を制御し、この入力デー
タは、DA変換器19を介して、ヘッドホン20へ出力
され、これにより再生される。
【0033】ところで、このデジタル無線通信装置のM
Dモードでは、インデックスが付与された任意データ
(例えば曲)の再生や、プログラム再生、タイトル入力
等の処理が可能である。すなわち、図2に示すように、
MD/PHS切換キー33によりMDモードを選択し、
数字キー31を操作することにより、任意データの再生
が行え、プログラムキー30により、プログラムモード
を選択し、数字キー31等により、プログラムしてプロ
グラム再生を行うこともできる。また、MD/PHS切
換キー33によりMDモードを選択し、プログラムキー
30、数字キー31を操作することにより、タイトル入
力も行える。
【0034】以上のように、本発明のデジタル無線通信
装置では、通常のMD記録及び再生が可能であり、会話
の録音、音楽MDの再生等が可能である。
【0035】次に、PHSによる通常の電話モードによ
る通話を説明する。このデジタル無線通信装置から、電
話をかける場合は、通常のPHSと同様、図2に示す通
話キー24を操作した後、数字キー31により、電話番
号を入力し、送信キー34を押すことにより送信する。
この際、MD/PHS切換キー33により、PHSが選
択されている。そして、相手側が受信することにより、
通話が開始される。また、送信の場合は、呼出音があっ
た後、通話キー24を操作すればよい。
【0036】このような処理により、通話状態となった
場合の信号経路を説明すると、送信の際は、マイク16
により抽出された音声は、DA変換され、信号制御部7
に出力される。この場合、通常の電話送信であるため、
CPU21は信号制御部7を制御し、この音声データは
ADPCM回路14に出力される。ADPCM回路14
からの出力データは、付加情報処理部13に出力され
る。付加情報処理部13では、通常の電話送信であるた
め、何等処理を行わないようCPU21に制御され、入
力データをTDMA回路12へ出力する。そして、この
TDMA回路12、変調器10、無線部9の順に処理さ
れたデータがアンテナ8より送信される。
【0037】受信の場合は、アンテナ8で受信したデー
タが、無線部9、復調器11、TDMA回路12の順に
処理された後、付加情報処理部13に入力される。付加
情報処理部13では、識別記号の検出を行うが、この場
合検出されないため、CPU21の制御により、入力デ
ータをADPCM回路14へ出力する。ADPCM回路
14は、信号制御部7へ出力する。この場合、通常の電
話送信であるため、CPU21は信号制御部7を制御
し、この入力データは、DA変換器15を介してスピー
カへ出力される。
【0038】以上のように、本発明のデジタル無線通信
装置では、通常の電話送受信が可能である。
【0039】次に、このデジタル無線通信装置の特徴の
一つである、MD記録情報の電話モードによる送信を説
明する。この場合、上述したように、通常の電話モード
で電話をかけ、相手側の受信があった際に、図2に示す
MD通話送信キー28を操作することにより行われる。
この通話記録キー26の操作は、図2に示す、解除キー
35が操作されるまで有効である。そして、この場合の
信号経路を説明すると、MD1は、記録/再生部2で再
生され、EFMエンコーダ/デコーダ3、RAMコント
ローラ4、ATRACエンコーダ/デコーダ6の順に処
理され、信号制御部7に入力される。この際に、電話モ
ードであるので、送話音声データ、即ちマイク18から
のAD変換出力も、信号制御部7に入力されており、こ
れらのデータは混合される。そして、この混合データは
ADPCM回路14に出力され、ADPCM回路14か
ら付加情報処理部13に出力される。付加情報処理部1
3では、何等処理を行わないようCPU21に制御さ
れ、入力データをTDMA回路12へ出力する。そし
て、このTDMA回路12、変調器10、無線部9の順
に処理されたデータがアンテナ8より送信される。ま
た、この場合、電話モードであるので、ADPCM回路
14からの受話音声データも信号制御部7に入力されて
おり、MD再生データと受話音声データとが混合され
て、DA変換器15を介してスピーカ16から出力され
ている。
【0040】このようなMD記録情報の電話モードによ
る送信において、図2に示すミュートキー29を操作す
ることにより、信号制御部7で混合される入力の一方を
ミュートすることが可能である。すなわち、MD再生デ
ータに対する送話音声データ、受話音声データに対する
MD再生データを夫々単独にミュートすることができ
る。また、このデジタル無線通信装置では、通常の電話
モードによる通話中に、MD1を再生することによっ
て、受話音声データとMD再生データとを混合して、ス
ピーカから出力させることもできる。但し、この場合
は、MD再生データは送信されない。
【0041】以上のように、このデジタル無線通信装置
では、MD再生データを電話モードで、送信することが
でき、その際に、このデータを送話音声データ、受話音
声データとに混合することができる。また、このデジタ
ル無線通信装置では、上記処理をMD通話送信キー28
を操作することにより行ったが、相手側の受信が確認さ
れた際に、自動的に送信できるようにしてもよい。
【0042】次に、このデジタル無線通信装置の特徴の
一つである、電話モードによる通話内容の記録を説明す
る。通常の状態で通話されている場合、上述のように、
送話音声データ、受話音声データは共に信号制御部7に
入力されている。この際に、図2に示す通話記録キー2
6を操作することにより、信号制御部7は、これらのデ
ータの混合出力をATRACエンコーダ/デコーダ6へ
出力し、混合出力は、このATRACエンコーダ/デコ
ーダ6、RAMコントローラ4、EFMエンコーダ/デ
コーダ3、記録/再生部2の順に処理されて、MD1に
記録される。すなわち、通話内容がMD1に記録され
る。また、この際、ミュートスイッチ29の操作によ
り、信号制御部7において送話音声データをミュートし
て、受話音声データのみを記録することもできる。勿
論、これらの場合、通常の通話は行われていることはい
うまでもない。尚、この通話記録キー26の操作は、図
2に示す、解除キー35が操作されるまで有効である。
【0043】以上のように、本発明のデジタル無線通信
装置では、通話内容をMD1に記録することができる。
【0044】次に、このデジタル無線通信装置の特徴の
一つである、MD記録情報の圧縮音声データでの送信、
受信及び記録についてを説明する。この場合は、通常の
電話モードによる通話とは処理が異なる。すなわち、送
信は、図2に示すMD圧縮送信キー27を操作すること
により行われる。詳細に説明すると、まず、前述したキ
ー操作により、送信したいMDの音声データをプログラ
ムして、MD圧縮送信キー27を操作する。その後、M
D/PHS切換キー33によりPHSが選択し、数字キ
ー31により電話番号を入力して、送信キー34を押す
ことにより送信する。そして、相手側の受信が確認され
た場合、記録/再生部2はMD1の再生を開始すること
になる。EFMエンコーダ/デコーダ3を介して、RA
Mコントローラ4から出力される圧縮音声データは、直
接信号制御部7に出力され、信号制御部7は、CPU2
1に制御されることによって、このデータを直接付加情
報処理部13に出力する。付加情報処理部13では、こ
の圧縮音声データに識別符号、誤り検出符号を付加す
る。これらが付加された圧縮音声データは、TDMA回
路12、変調器10、無線部9の順に処理されて、アン
テナ8より送信される。
【0045】この圧縮音声データの受信及び記録につい
て説明する。アンテナ8で受信し、無線部9、復調器1
1、TDMA回路12の順で処理された圧縮音声データ
は、付加情報処理部13で識別符号により圧縮音声デー
タであることが検出され、これを受信した旨の呼出音が
スピーカ16から出力される。受信者は、この呼出音に
より、この受信した圧縮音声データをMD1に記録する
のであれば、図2に示す、圧縮データ記録キー25を操
作する。この操作は、図2に示す、解除キー35が操作
されるまで有効である。付加情報処理部13では、受信
した圧縮音声データの誤り符号を検出し、誤りがあれ
ば、CPU21は、送信者側に、再送信要求信号を送出
する。この際、再送信要求信号を受信した送信側では、
誤りがあった圧縮音声データを再送信する。送信側での
前記処理は、転送レートに応じて、ショックプルーフメ
モリを活用、または再アクセスして行う。ここで、誤り
があった場合に、再送信させるようにしているのは、送
受信しているデータが、圧縮音声データであり、補間等
で誤り訂正が行えないからである。誤りがなければ、同
時に付加情報処理部13で検出されたコピービット、カ
テゴリーコードにより、CPU21はデジタルコピー可
能であるかどうかを判定する。これが可能であれば、圧
縮音声データは、付加情報処理部13、信号制御部7、
RAMコントローラ4、EFMエンコーダ/デコーダ
3、記録/再生部2の順に送信され、MD1に記録され
る。尚、デジタルコピー記録不可であれば、記録せず、
送信側に、記録不可である旨の信号を送信する。
【0046】以上のように、このデジタル無線通信装置
では、圧縮音声データを送信でき、これを受信して記録
することもできる。
【0047】次に、本発明の実施形態の一つであるデジ
タル無線通信装置のCPU主要動作を図3〜6に示すフ
ローチャートを基に説明する。
【0048】このデジタル無線通信装置では、図3に示
すように、ステップS301の通り受信があると、ステ
ップS303で現在MD1が動作中であるか否かを判断
する。動作中でなければ、図4のステップS401に進
む。動作中であれば、S305で再生中であるか否かを
判断する。再生中であれば、ステップS307で再生を
停止し、図4のステップS401に進む。ここで、再生
を停止するのは、後段の処理で、呼出音をスピーカ16
により出力するのであるが、このデジタル無線通信装置
におけるMD再生はヘッドホン20により行っており、
この場合、呼出音が聞こえなくなるという恐れがあるた
めである。尚、通話の際はスピーカ16、マイク18で
行えばよいのであるから、この呼出音はヘッドホン20
により出力されるようにしてもよく、MD再生データと
呼出音とを所定の混合比で混合して、ヘッドホン出力と
してもよい。また、ヘッドホンとマイクとを一体とした
ものを用いて、スピーカを用いずに、ヘッドホンにより
対応することも考えられる。
【0049】ステップS305で再生中でないことが判
断されると、MDは記録中であるので、ステップS30
9で一切の受信を不可とし、受信があった旨を記録して
おく。この受信の記録は、後に確認できるようになって
いるが、その場で表示してもよい。
【0050】図4に示すように、ステップS401で
は、受信データがMD圧縮音声データか否かを判断す
る。否の場合は、ステップS415で通常の電話モード
の呼出音である通話呼出音をスピーカ16から出力し、
ステップS417で通話キー24が押されたか否かを判
断する。これが押された場合は、通話モードへ移行す
る。押されていない場合は、ステップS417に戻り、
この判断を繰り返す。
【0051】受信データがMD圧縮音声データである場
合は、ステップS405で誤りが検出されたか否かを判
断する。誤りが検出された場合は、ステップS405で
再送信を要求し、ステップS409で再送信データを受
信したか否かを判断する。再送信データを受信した場合
は、ステップS405に戻る。再送信データを受信する
まで、ステップS411で所定時間の計時を行い、これ
を経過するとステップS413で終了する。ステップS
405で誤りが検出されなかった場合は、図5に示すス
テップS501に進む。
【0052】図5に示すように、ステップS501で
は、デジタルコピー可能か否かを判断する。デジタルコ
ピー可能であれば、ステップS503で圧縮データ記録
キー25が有効であるか否かを判断する。有効でなけれ
ば、ステップS505で所定時間経過したか否かを判断
し、経過していればステップS507で終了、経過して
いなければステップS503に戻る。有効であれば、ス
テップS509でMDが記録可能か否かを判断し、記録
可能であれば、ステップS511でデータを記録した
後、ステップS405へ戻る。ステップS509で記録
不可と判断されると、ステップS513でMD交換メッ
セージを表示し、ステップS515でMDが交換された
か否かを判断し、ステップS517で所定時間計時し
て、交換されれば、ステップS405へ戻り、所定時間
経過すれば、ステップS519で終了する。尚、ステッ
プS501でデジタルコピー不可と判断されると、ステ
ップS521でこれを示すエラーを表示し、ステップS
523で送信側に記録不可信号を送信して、終了する
(ステップS525)。
【0053】次に、本発明の実施形態の一つであるデジ
タル無線通信装置のCPUの通信モードによる動作を図
6により説明する。ここでいう、通信モードとは、電話
モードにより、相手側からかかってきた後、又は本装置
側からかけた後に、双方通話可能となった状態をいう。
【0054】ステップS601で通話モードとなると、
ステップS603でMD通話送信キー28が有効か否か
を判断する。これが有効の場合は、ステップS605で
MDが再生可能か否かを判断し、再生可能であれば、ス
テップS607でMD再生データを送信し、ステップS
603に戻る。再生不可と判断された場合は、ステップ
S609で、エラー表示した後、ステップS603に戻
る。
【0055】ステップS603でキー28が有効でない
と判断された場合は、S611で通話記録キー26が有
効か否かを判断する。有効であれば、ステップS613
でMDが記録可能か否かを判断し、記録可能であれば、
ステップS615で通話データを記録し、ステップS6
03に戻る。記録不可と判断された場合は、ステップS
617で、エラー表示した後、ステップS603に戻
る。
【0056】ステップS611でキー26が有効でない
と判断されると、ステップS619で通話終了か否かを
判断し、否の場合は、ステップS603に戻り、通話終
了の場合は、ステップS621で終了する。
【0057】尚、圧縮データ記録キー25、通話記録キ
ー26、MD圧縮送信キー27、MD通話送信キー28
は、解除キー35により、解除され(無効とされ)、こ
れによって動作しているMDの機能は停止される。ま
た、通話が終了した場合も、同様に無効とされ、MDは
停止する。
【0058】以上、本発明のデジタル無線通信装置代表
的と思われる実施形態を基に詳述したが、例えば、MD
が記録及び再生可能としたが、その一方のみが可能でも
よく、信号制御部でミュート可能に混合されているデー
タは始めから混合されなくてもよく、また、デジタル記
録媒体もMDに限られない等、上記実施形態に限定され
るものではなく、前記した特許請求の範囲に記載の構成
要件を具備し、本発明にいう作用効果を有する限りにお
いて、適宜改変して実施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル無線通信装置の一実施形態を
説明するブロック図。
【図2】同デジタル無線通信装置の操作キーを説明する
図。
【図3】同デジタル無線通信装置のCPUの主要動作を
説明するフローチャート。
【図4】同デジタル無線通信装置のCPUの主要動作を
説明するフローチャート。
【図5】同デジタル無線通信装置のCPUの主要動作を
説明するフローチャート。
【図6】同デジタル無線通信装置のCPUの主要動作を
説明するフローチャート。
【符号の説明】
1 ミニディスク 2 記録/再生部 3 EFMエンコーダ/デコーダ 4 RAMコントローラ 5 RAM 6 ATRACエンコーダ/デコーダ 7 信号制御部 8 アンテナ 9 無線部 10 変調器 11 復調器 12 TDMA回路 13 付加情報処理部 14 ADPCM回路 15 DA変換器 16 スピーカ 17 AD変換器 18 マイク 19 DA変換器 20 ヘッドホン 21 CPU 22 操作部 23 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/02 - 7/38 G11B 33/00 H04M 1/00 H04M 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル無線通信装置において、デジタ
    ル音声記録媒体を着脱可能として、装着されたデジタル
    音声記録媒体を再生可能とすると共に、再生されたデジ
    タル音声データと送話者の送話音声データとを混合して
    無線送信することを特徴とするデジタル無線通信装置。
  2. 【請求項2】 再生されたデジタル音声データと、受話
    音声データとを混合して再生することを特徴とする請求
    1記載のデジタル無線通信装置。
  3. 【請求項3】 デジタル無線通信装置において、デジタ
    ル音声記録媒体を着脱可能として、装着されたデジタル
    音声記録媒体を再生可能とすると共に、受信したデジタ
    ル音声データと送話者の送話音声データとを混合して
    記デジタル音声記録媒体に記録することを特徴とするデ
    ジタル無線通信装置。
  4. 【請求項4】 デジタル音声記録媒体がミニディスクで
    あることを特徴とする請求項1、2または3記載のデジ
    タル無線通信装置。
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