JP3175479B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3175479B2
JP3175479B2 JP11005294A JP11005294A JP3175479B2 JP 3175479 B2 JP3175479 B2 JP 3175479B2 JP 11005294 A JP11005294 A JP 11005294A JP 11005294 A JP11005294 A JP 11005294A JP 3175479 B2 JP3175479 B2 JP 3175479B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像記録装置に関するものであり、特
に、そのユーザーインタフェースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の画像記録装置においては、ユーザ
のニーズの高度化に対応して、ますます機能の向上が図
られている。各種の機能を利用するため、画像記録装置
に対してユーザが機能を指示する項目も増加している。
これらの指示項目の中には、その組み合わせが禁止され
ているものもある。
【0003】例えば、用紙自動選択機能と、自動倍率選
択機能とは、互いに両立しない機能である。用紙自動選
択機能は、原稿の大きさや拡大または縮小率に合わせて
記録用紙の大きさを判定し、自動的に使用する用紙を選
択する機能である。また、自動倍率選択機能は、用紙に
合わせて記録画像の大きさを拡大あるいは縮小する機能
である。用紙自動選択機能は、例えば、拡大または縮小
率が決まらないと、用紙を選択できないため、倍率選択
機能により倍率が設定される必要がある。また、自動倍
率選択機能は、用紙の大きさが決まらないと倍率を設定
できないため、用紙選択機能により用紙の大きさが設定
される必要がある。このように、両者は互いに設定結果
が必要であり、通常、このような機能の設定を行なうこ
とは禁止されている。
【0004】従来、上述のような互いに両立しない機能
が設定される場合、自動的に一方の機能を解除するか、
あるいは、後から設定される機能を自動的に禁止するま
たは選択を禁止させている。あるいは、例えば、特開平
4−251871号公報に示されるように、互いに両立
しない機能が設定された場合に、その旨をメッセージ表
示し、ユーザに誤操作したことを明確に通知して、ユー
ザに最終設定の決定(再設定)を委ねる方式もある。
【0005】このような従来の方式では、ユーザは設定
途中で機能の組み合わせを意識し、随所でメッセージ表
示等を確認しながら、機能の設定を行なうことになる。
例えば、意図していた機能の設定の前に、上述の自動設
定機能のようにユーザは設定される機能に対して意図す
るものがなく、装置にまかせたい機能を設定したとき
に、設定した機能が両立しない場合がある。このような
場合には、ユーザは意図した機能設定を行なう前に、ど
のような設定でもよい部分で設定操作を中断して再設定
を行なわなければならない。そのため、最終設定にたど
りつくまで手間を要し、当初意図していた機能の設定を
最後までスムーズに行なうことができない。
【0006】また、機能の再設定時には、ジョブキャン
セルにより禁止されている事項を消去したり、再設定の
ために画面の切替が必要となる。特に、近年では、設定
項目は階層化されており、再設定のために各機能の階層
を再度たぐる操作は煩雑となる。ユーザは、再設定の操
作などによって所望する機能設定になかなかたどりつけ
なかったり、設定途中で上述のような再設定などの操作
を行なううちに、全体として所望する機能設定の関係を
忘れてしまうなど、操作性に問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、良好な操作性を有するユー
ザインタフェースを備えた画像記録装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザインタ
フェースを備えた画像記録装置において、該ユーザイン
タフェースは、少なくとも表示手段と、機能選択設定手
段と、入力表示制御手段を備え、該入力表示制御手段
は、少なくとも、機能選択後のユーザからの指示に基づ
き前記機能選択設定手段で設定された項目の組み合わせ
の適否を判定し、設定された項目間で互いに両立しない
組み合わせが存在する場合に、それぞれの両立しない項
目を前記表示手段により表示し、ユーザに再選択させる
機能を有することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、ユーザは、機能選択設定手段
から項目の選択設定を行なう。本発明では、項目の設定
中には互いに両立しない組み合わせが存在するか否かの
判定は行なわず、ユーザからの指示を受けるまで、判定
を行なわない。そのため、ユーザは、すべての項目につ
いて所望する設定を行なうことができるので、再設定処
理などに煩わされることなく、また、全体として所望す
る機能設定の関係を忘れるようなこともなく、スムース
な設定操作を行なうことができる。
【0010】この時点では、互いに両立しない設定の組
み合わせが存在する場合がある。機能選択後にユーザか
ら指示が行なわれると、入力表示制御手段は、それまで
設定された項目の組み合わせの適否を判定し、互いに両
立しない組み合わせが存在するか否かを判定する。そし
て、互いに両立しない組み合わせが存在する場合には、
それらの項目を表示手段に表示する。ユーザは、表示手
段に表示された項目を参照し、互いに両立しない設定の
組み合わせの項目の再設定を行なう。再設定時には、す
でに所望の設定が行なわれているので、全体の設定を踏
まえた上で、互いに両立しない機能の組み合わせについ
て設定を行なえばよく、ユーザの所望する設定に近いモ
ードで画像記録装置を動作させることができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の画像記録装置の一実施例を
示すブロック図である。図中、1はユーザインタフェー
ス制御部、2は画像形成部、3は表示部、4は入力部、
5は機能組み合わせチェックテーブル格納部である。
【0012】ユーザインタフェース制御部1は、ユーザ
が入力部4から入力する情報を受け取り、機能選択や、
機能確認、画像形成部2に対する記録開始の指示等の処
理を行なう。また、入力部4からの入力に従って、表示
部3に機能選択のためのメニューや、装置内部の設定状
況、メッセージ等を表示する。ユーザインタフェース制
御部1は、入力部4で機能確認あるいはSTARTが指
示された場合には、設定された機能をもとに、機能組み
合わせチェックテーブル格納部5に格納されている機能
組み合わせチェックテーブルを参照し、互いに両立しな
い機能の組み合わせの有無を判定する。そして、互いに
両立しない機能の組み合わせが存在する場合には、表示
部3にその機能を再設定するための表示を行なわせ、ユ
ーザに再設定を促す。
【0013】また、ユーザインタフェース制御部1は、
画像形成装置2から受け取る情報を用いてチェックを行
なう場合もある。例えば、手差し用紙が選択されている
場合には、用紙の大きさによってソータが使えないな
ど、互いに両立しない機能の組み合わせが存在するが、
手差し用紙の大きさは、通常、記録開始時に検出してい
る。そのため、例えば、手差し用紙が選択されている場
合には、画像形成装置2に問い合わせ、用紙の大きさに
関する情報を得てから、互いに両立しない機能の組み合
わせの検出を行なう。
【0014】画像形成部2は、ユーザインタフェース制
御部1で設定された機能に従って、少なくとも、実際に
画像を形成する処理を行なう。また、ユーザインタフェ
ース制御部1に対して、画像形成部2内の状態に関する
情報を転送する処理も行なう。この情報の転送は、ユー
ザインタフェース制御部1の問い合わせに応じて行なう
ように構成したり、あるいは、起動時や、所定のタイミ
ングであらかじめ行なっておくように構成することがで
きる。
【0015】表示部3は、ユーザインタフェース制御部
1の指示に基づき、機能選択用のメニューや、装置内部
の設定状態、メッセージ等の表示を行なう。表示部3
は、CRTや液晶表示装置等の文字図形表示が可能な表
示装置や、LED、ランプなどの発光素子、場合によっ
ては、音声発生装置等を含んで構成される。
【0016】入力部4は、各種のボタンやスイッチ、ス
ライドボリューム、マウスやペンなどのポインティング
デバイス、タッチパネルなど、従来より用いられている
種々の入力装置により構成することができる。この入力
装置4は、設定された機能を参照するための機能確認を
指示するための入力が可能である。この機能確認の指示
は、例えば、1つのボタンを設けたり、表示部3により
表示された表示項目を選択するタッチパネルの一部によ
り構成したり、あるいは、画像形成部2に画像の形成を
行なわせるためのSTARTボタンと兼用するなど、種
々の構成により実現することが可能である。
【0017】機能組み合わせチェックテーブル格納部5
は、機能組み合わせチェックテーブルを保持している。
図2は、機能組み合わせチェックテーブルの一例の説明
図である。図2では、トレイ選択、倍率選択、ソータ、
拡大連写の機能について示している。機能組み合わせチ
ェックテーブルは、各機能の組み合わせについて、その
機能が互いに両立するか否かを示している。図2では、
互いに両立する機能については‘OK’、互いに両立し
ない機能については‘NG’として示している。実際の
機能組み合わせチェックテーブルでは、‘OK’あるい
は‘NG’が区別できる情報が格納される。機能組み合
わせチェックテーブルは、ユーザインタフェース制御部
1により参照され、入力部4から設定された各機能をも
とにその適否が判定される。
【0018】図3は、本発明の画像形成装置の一実施例
を実現するための構成図である。図中、11はユーザイ
ンタフェース部、12はMPU、13は記憶装置、14
は表示装置、15は入力装置、16は画像形成部、17
は制御部、18は記憶装置、19はソータ、20はAD
F、21は画像形成処理部、22はMSIである。ユー
ザインタフェース部11は、MPU12、記憶装置1
3、表示装置14、入力装置15等で構成される。MP
U12は、記憶装置13内のプログラムあるいは記憶領
域を用い、図1におけるユーザインタフェース制御部1
としての機能を果たす。また、画像形成部16との情報
交換や、記憶装置13の制御および管理、表示装置1
4、入力装置15の制御なども行なう。記憶装置13
は、RAMやROM、補助記憶装置等で構成され、機能
組み合わせチェックテーブルを保持し、また、MPU1
2で実行されるプログラムを保持する。表示装置14、
入力装置15は、図1における表示部3、入力部4に対
応するものである。
【0019】画像形成部16は、制御部17、記憶装置
18、ソータ19、ADF20、画像形成処理部21、
MSI22等で構成される。制御部17は、ユーザイン
タフェース部11で設定された機能に従って各部を制御
し、画像の形成を行なうとともに、ユーザインタフェー
ス部11へ必要な情報を送信する。記憶装置18は、制
御部17が実行するプログラムや、各部の動作に必要な
諸値、例えば、ユーザインタフェース部11で設定され
た機能に関する情報等を保持する。また、制御部17が
使用する領域も有する。ソータ19は、記録された用紙
を仕分けする部分である。ADF20は、画像読取を行
なう原稿を1枚ずつ自動給送する部分である。画像形成
処理部21は、原稿上の画像を読み取って、記録用紙上
に画像を形成する。MSI22は、手差しによる記録用
紙の給送を行なう。また、手差しされる記録用紙の大き
さなどの検知も行なう。
【0020】上述の画像形成部16の構成は、複写機の
場合について示したが、ファクシミリの場合には、画像
を読み取る部分と画像を形成する部分は別々に構成さ
れ、通信手段を有することになる。また、プリンタなど
の記録装置の場合には、ADF20や、画像形成処理部
21の画像を読み取る機能などは省いて構成される。
【0021】図4は、本発明の画像記録装置の一実施例
における動作の一例を示すフローチャートである。S3
1において、機能の設定可能状態で各機能の設定を行な
う。そのとき、S32で機能確認指示がなされたか否か
を判定し、機能確認指示がなされるまで、S31におけ
る各機能の設定が行なわれる。
【0022】各機能の設定後、機能確認指示が、例え
ば、機能確認キーの押下やSTARTキーの押下などに
より行なわれると、S33において、設定された機能に
従って、機能組み合わせチェックテーブルを検索し、S
34において、互いに両立しない機能、すなわち、禁止
項目の有無を判定する。もし、禁止項目がない場合に
は、設定された機能はすべて有効である。その時には、
例えば、STARTキーにより機能確認を行なっている
場合、そのまま、記録動作を開始する。また、機能確認
キーの押下により機能確認を行なっている場合、「組み
合わせはOKです」等のメッセージを表示し、すべての
機能が有効であることをユーザに知らせる。
【0023】S34で禁止項目が発見されたときには、
S35において、すべての禁止項目を取得して、取得し
た禁止項目すべてについて表示する。この表示は、例え
ば、POP UPメニューのような表示としたり、単に
禁止項目すべての一覧表示とするなど、種々の表示形態
により表示することができる。このとき、すべての禁止
項目について表示部に表示できない場合には、いくつか
ずつ分割して表示するように構成してもよい。また、表
示するPOP UPメニューは、多数の項目が表示でき
るようにミニサイズ化や、簡略化したものとすることが
できる。各POP UPメニューに対応し、簡単なメッ
セージを表示することができる。ユーザは、これらのP
OP UPメニューにより、各禁止項目について、再設
定を行なうことができる。
【0024】S36において、再設定により設定が変更
された場合、あるいは、再度、機能確認指示がなされる
と、S37において、再度、機能組み合わせチェックテ
ーブルを検索し、S38において、互いに両立しない機
能、すなわち、禁止項目の有無を判定する。禁止項目が
ある場合には、S39において、それらの禁止項目につ
いて、例えば、POP UPメニュー等の表示形態によ
り再度表示し、再設定を促す。このとき、禁止項目でな
くなった事項については、POP UPメニューはクロ
ーズされ、表示されない。処理はS36へ戻る。
【0025】S38で再設定により禁止項目がなくなっ
たことが確認された場合には、S40において、禁止項
目の表示をクローズし、処理を終了する。このとき、例
えば、STARTキーにより機能確認を行なっている場
合、そのまま、記録動作を開始したり、また、機能確認
キーの押下により機能確認を行なっている場合、「組み
合わせはOKです」等のメッセージを表示することもで
きる。
【0026】このようにして、先にユーザが所望する機
能設定を行ない、その後、禁止項目のチェックを行なっ
て、禁止項目についての再設定を行なう。これにより、
禁止項目などを気にせずに所望の機能設定を行なうこと
ができる。その後、禁止項目についての調整を行ない、
所望の機能設定あるいはそれに近い機能設定により記録
動作を行なわせることができる。
【0027】上述の動作を具体例をもとに説明する。図
5ないし図7は、表示部に表示される画面の第1の例の
説明図、図8は、禁止項目の検索処理の一例の説明図で
ある。機能選択状態においては、例えば、図5に示すよ
うに、各機能が表示されている。ここで、機能を選択す
ることにより、例えば、POP UPメニューが表示さ
れる。機能1がトレイ選択の場合、機能1を選択するこ
とにより、例えば、図6に示すように、トレイ選択のた
めのPOP UPメニューが表示される。ここでは、ト
レイの自動選択を設定したものとする。また、以下の説
明のため、機能2が倍率選択、機能3がソータ設定、機
能4が拡大連写であり、それぞれ、倍率自動設定、ソー
タ使用、拡大連写ONを設定する。これらの設定項目
は、ユーザインタフェース制御部が保持する。
【0028】機能の設定が終了し、機能選択状態におい
て機能確認ボタンの押下またはSTARTボタンの押下
等の機能確認指示が行なわれると、機能組み合わせチェ
ックテーブルを検索する。図8に示すように、設定され
た各項目ごとに、図2で説明した機能組み合わせチェッ
クテーブルの対応する欄を参照し、他の項目との組み合
わせの適否を判定する。例えば、トレイ自動選択が設定
されているとき、トレイ自動選択の欄を参照し、他の項
目、例えば、倍率自動設定、ソータ使用、拡大連写ON
との組み合わせにおける表の内容を得る。すると、トレ
イ自動選択と、倍率自動設定との組み合わせは禁止され
ていることがわかる。同様に、倍率自動設定の欄を参照
することにより、トレイ自動選択および拡大連写ONと
の組み合わせが禁止されていることがわかる。ソータ使
用の機能については、禁止されている他の項目との組み
合わせは発見されない。拡大連写ONについては、倍率
自動設定との組み合わせが禁止されていることがわか
る。
【0029】図2に示した機能組み合わせチェックテー
ブルでもわかるように、表の右上と左下は同じ情報が格
納されている。そのため、表の左側の項目から検索を行
なう場合には、すでに検索された項目については検索を
行なわないように構成することも可能である。
【0030】得られた禁止項目の組み合わせから、この
例では、トレイ自動選択、倍率自動設定、拡大連写ON
が禁止項目であることがわかる。これらの禁止項目は、
例えば、図7に示すように、各項目の選択のためのPO
P UPメニューと、禁止項目である旨のメッセージが
表示部に表示される。そして、各禁止項目の再設定を可
能とする。ユーザは入力部から再設定を行なう。このと
き、ユーザは、各禁止項目の機能の関係を考慮しなが
ら、どの機能を有効にし、どの機能をキャンセルするか
を選択する。禁止項目の再設定の都度、あるいは、機能
確認ボタンやSTARTボタンの押下などの機能確認指
示が行なわれると、機能組み合わせチェックテーブルの
再検索を行ない、禁止項目の有無を判定する。
【0031】機能組み合わせチェックテーブルの検索の
結果、禁止項目がなかった場合、例えば、機能確認ボタ
ンで機能確認指示を行なっているときには、禁止項目が
なかった旨のメッセージを表示し、機能確認処理を終了
する。また、STARTボタンの押下により機能確認処
理を行なっている時には、禁止項目がないので、そのま
ま記録動作をスタートさせる。
【0032】図9は、表示部の表示画面の第2の例を含
む操作パネルの一例の説明図、図10ないし図13は、
表示に表示される画面の第2の例の説明図である。図
中、31はLCDタッチパネル、32は自動/固定倍率
選択ボタン、33は自動/固定倍率選択表示部、34は
任意倍率選択ボタン、35は倍率表示部、36はトレイ
選択ボタン、37はトレイ選択表示部、38は用紙サイ
ズ表示部、39はスタートボタン、40は予約スタート
表示部、41はストップ/クリアボタン、42はオール
クリアボタン、43は割り込みボタン、44は割り込み
表示部、45はテンキー、46は機能解除ボタンであ
る。
【0033】この例では、倍率選択、用紙トレイ選択な
どの機能は、別に設けた自動/固定倍率選択ボタン3
2、任意倍率選択ボタン34、トレイ選択ボタン36に
よって設定を行なうことができるように構成されてい
る。これらの機能の設定状態は、自動/固定倍率選択表
示部33、倍率表示部35、トレイ選択表示部37、用
紙サイズ表示部38に表示される。テンキー45は、複
写枚数の設定を行なうために用いられる。設定されてい
る複写枚数のクリアは、ストップ/クリアボタン41に
より行なうことができる。また、ストップ/クリアボタ
ン41は、複写動作の停止にも用いられる。複写動作
は、スタートボタン39の押下により開始される。予約
スタート時には、予約スタート表示部40に表示され
る。割り込みによる複写は、割り込みボタン43の押下
により行なうことができる。割り込み複写中は、その旨
を割り込み表示部44の点灯により表示する。すべての
設定機能の解除は、オールクリアボタン42を押下する
ことによって行なうことができる。その他の種々の機能
の設定は、LCDタッチパネル31の表示に従って画面
を指示することにより行なうことができる。
【0034】例えば、機能2を選択したとする。このと
き、機能2と機能3とは互いに両立しない機能であると
すると、図10に示すように、機能2の選択とともに、
機能3の表示状態を変更し、機能3が選択できないこと
を明示する。従来の画像記録装置では、例えば、機能2
の選択後、機能2と互いに両立しない機能3は選択する
ことができない。しかし、本発明では、機能3が所望の
機能であれば、機能3の選択が可能である。
【0035】図10に示す状態で機能3を選択すると、
図11に示すように、機能2と機能3が同時に選択でき
ない旨の警告表示を行なう。この状態でも、更なる機能
の選択を行なえるように構成することができる。ユーザ
は、警告表示がなされるごとに、後述する機能解除の操
作を行なってもよいし、所望の機能の設定をすべて行な
ってから、機能解除の操作を行なってもよい。
【0036】同時に選択できない機能が選択されている
状態で、機能解除ボタン46を押下する。すると、図1
2に示すように、機能解除画面を表示する。この機能解
除画面には、互いに両立しない機能を表示する。図12
では、選択した機能2と機能3が互いに両立しない機能
であることをユーザに提示している。もちろん、複数の
機能が互いに両立しない場合には、複数の機能を機能解
除画面に表示させることができる。
【0037】ユーザは、機能解除画面において、解除す
る機能を選択する。すると、選択された解除すべき機能
は解除され、更に互いに両立しない機能があれば、図1
1に示すような警告表示を行なったり、図12に示すよ
うな機能解除画面に戻り、他の機能の解除操作をユーザ
に促す。
【0038】ここで、解除する機能として機能2が選択
されると、警告表示を消去するとともに、機能2を解除
し、機能3と互いに両立しない機能の有無を判定する。
この場合には、機能2は機能3と互いに両立しないの
で、図13に示すように、機能2の表示状態を変更し、
機能2が選択できない旨を表示する。
【0039】この第2の例では、機能の設定途中におい
て、互いに両立しない機能が存在する場合には、その機
能の表示が変更され、また、そのような機能が選択され
た場合には、警告表示がなされる。そのため、ユーザは
設定した機能中に禁止項目が存在することを承知した上
で、設定を続行することができる。また、禁止項目につ
いては、機能解除ボタンの押下により、速やかに機能解
除することができる。
【0040】図14は、禁止項目の表示画面の第3の例
の説明図である。図7に示した禁止項目の表示では、禁
止項目が多いと、1画面内に表示しきれず、複数画面に
分割して表示することになる。また、図13に示した禁
止項目の機能解除画面では、複数の項目のどれとどれが
両立しないのかがはっきりしない場合がある。そのた
め、上述の2つの例では、すべての禁止項目の状態を把
握することが困難となる場合が発生する。そのため、例
えば、禁止項目のマトリクスにより表示し、禁止されて
いる機能の組み合わせのセルをハイライトや反転、色を
変えるなど、他とは違う表示を行なうことにより、禁止
されている機能の組み合わせをユーザに知らせるように
構成することができる。このとき、マトリクスのセルを
選択することにより、選択されたセルが示す機能につい
て、再設定を行なえるように構成することが可能であ
る。
【0041】上述の各例にける互いに両立しない機能と
しては、前述した用紙自動選択機能と自動倍率選択機能
のほかにも、ADF上に原稿がある場合にページ連写が
設定された場合や、2枚の原稿を1枚に複写する2イン
1機能と両面から片面への複写が設定された場合、拡大
連写と合成が設定された場合、特定の色を除く色カット
と色変換が設定された場合など、様々な機能において、
禁止されている設定が存在している。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、先
にすべての機能の設定を行ない、その後、互いに両立し
ない機能について再設定を行なうので、機能設定時には
スムースな設定操作を行なうことができ、また、再設定
時には、再設定を行なう必要のある項目全体を参照して
再設定を行なうことができる。これにより、ユーザの負
担を軽減させ意図した機能に最も近い機能組み合わせを
実現させ、記録動作を行なわせることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像記録装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】 機能組み合わせチェックテーブルの一例の説
明図である。
【図3】 本発明の画像形成装置の一実施例を実現する
ための構成図である。
【図4】 本発明の画像記録装置の一実施例における動
作の一例を示すフローチャートである。
【図5】 表示部に表示される画面の第1の例の説明図
である。
【図6】 表示部に表示される画面の第1の例の説明図
である。
【図7】 表示部に表示される画面の第1の例の説明図
である。
【図8】 禁止項目の検索処理の一例の説明図である。
【図9】 表示部の表示画面の第2の例を含む操作パネ
ルの一例の説明図である。
【図10】 表示部に表示される画面の第2の例の説明
図である。
【図11】 表示部に表示される画面の第2の例の説明
図である。
【図12】 表示部に表示される画面の第2の例の説明
図である。
【図13】 表示部に表示される画面の第2の例の説明
図である。
【図14】 表示部に表示される画面の第3の例の説明
図である。
【符号の説明】
1…ユーザインタフェース制御部、2…画像形成部、3
…表示部、4…入力部、5…機能組み合わせチェックテ
ーブル格納部、11…ユーザインタフェース部、12…
MPU、13…記憶装置、14…表示装置、15…入力
装置、16…画像形成部、17…制御部、18…記憶装
置、19…ソータ、20…ADF、21…画像形成処理
部、22…MSI、31…LCDタッチパネル、32…
自動/固定倍率選択ボタン、33…自動/固定倍率選択
表示部、34…任意倍率選択ボタン、35…倍率表示
部、36…トレイ選択ボタン、37…トレイ選択表示
部、38…用紙サイズ表示部、39…スタートボタン、
40…予約スタート表示部、41…ストップ/クリアボ
タン、42…オールクリアボタン、43…割り込みボタ
ン、44…割り込み表示部、45…テンキー、46…機
能解除ボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−251871(JP,A) 特開 昭60−182266(JP,A) 特開 平1−264871(JP,A) 特開 平5−63949(JP,A) 特開 平5−91213(JP,A) 特開 平5−324235(JP,A) 特開 平6−125413(JP,A) 特開 平6−276342(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザインタフェースを備えた画像記録
    装置において、該ユーザインタフェースは、少なくとも
    表示手段と、機能選択設定手段と、入力表示制御手段を
    備え、該入力表示制御手段は、少なくとも、機能選択後
    のユーザからの指示に基づき前記機能選択設定手段で設
    定された項目の組み合わせの適否を判定し、設定された
    項目間で互いに両立しない組み合わせが存在する場合
    に、それぞれの両立しない項目を前記表示手段により表
    示し、ユーザに再選択させる機能を有することを特徴と
    する画像記録装置。
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