JP3173982B2 - 鉛無含有半田めっき浴およびそれにより得られた半田めっき皮膜 - Google Patents
鉛無含有半田めっき浴およびそれにより得られた半田めっき皮膜Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有害な鉛を含有する
こと無くZn−Sn系鉛無含有半田合金処理に好適な半
田めっき皮膜を形成し得る鉛無含有半田めっき浴および
それにより得られた半田めっき皮膜に関する。
こと無くZn−Sn系鉛無含有半田合金処理に好適な半
田めっき皮膜を形成し得る鉛無含有半田めっき浴および
それにより得られた半田めっき皮膜に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリント配線板等において、回
路表面には端子、各種部品等を半田付けする実装作業が
行なわれる。これら半田作業に使用される半田合金とし
て人体に有害な鉛を含有しない鉛無含有の半田合金が種
々提案されている。例えば1994年のJournal of Electro
nic Materials,Vol,23 No.8 等には無鉛半田合金が種々
提案されている。本発明者らも例えば、Sn−Ag系合
金として特願平7−56691号を、Sn−Zn系合金
として特願平6−172091号、特願平6−2903
62号、特願平7−192483号を既に出願してい
る。
路表面には端子、各種部品等を半田付けする実装作業が
行なわれる。これら半田作業に使用される半田合金とし
て人体に有害な鉛を含有しない鉛無含有の半田合金が種
々提案されている。例えば1994年のJournal of Electro
nic Materials,Vol,23 No.8 等には無鉛半田合金が種々
提案されている。本発明者らも例えば、Sn−Ag系合
金として特願平7−56691号を、Sn−Zn系合金
として特願平6−172091号、特願平6−2903
62号、特願平7−192483号を既に出願してい
る。
【0003】しかしながら、これら鉛無含有の半田合金
を用いて半田付け作業を行なう場合、半田ぬれ性、半田
付け性等が劣るため、半田付け作業に際しては、従来の
Sn−Pb系の共晶半田を下地層として形成したものを
使用せざるをえず、せっかく鉛無含有の半田合金を使用
しても鉛無含有の半田皮膜が得られないという問題点を
有するものであった。すなわち、従来のPb−Sn半田
めっき皮膜は錫含有量が5〜95重量%であり、半田付
け性はその処理方法にもよるが錫含有量が60重量%付
近の組成のものが非常に優れているとされており、その
ために皮膜中の鉛含有量も錫の含有量により大きく変化
してくるものであり、その鉛が皮膜中に持ち込まれてし
まうのである。
を用いて半田付け作業を行なう場合、半田ぬれ性、半田
付け性等が劣るため、半田付け作業に際しては、従来の
Sn−Pb系の共晶半田を下地層として形成したものを
使用せざるをえず、せっかく鉛無含有の半田合金を使用
しても鉛無含有の半田皮膜が得られないという問題点を
有するものであった。すなわち、従来のPb−Sn半田
めっき皮膜は錫含有量が5〜95重量%であり、半田付
け性はその処理方法にもよるが錫含有量が60重量%付
近の組成のものが非常に優れているとされており、その
ために皮膜中の鉛含有量も錫の含有量により大きく変化
してくるものであり、その鉛が皮膜中に持ち込まれてし
まうのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、亜鉛−錫合金め
っき浴として、例えば金属錫:20g/l、金属亜鉛:
8g/l、有機カルボン酸120g/l、電導性助剤:
80g/l、光沢剤:8ml/lからなる有機酸錫−亜
鉛合金めっき浴、あるいは錫(四価):24g/l、亜
鉛(二価):2g/l、錯化剤:60g/l、電導性無
機酸:10g/lからなるアルカリジンケート錫−亜鉛
合金めっき浴等が知られている。しかし、これらはいず
れも防錆を目的とするものであり、本発明で意図するZ
n−Sn系半田合金を用いる場合の下地皮膜を形成する
ものではなく、実際下地皮膜としては適当なものではな
い。
っき浴として、例えば金属錫:20g/l、金属亜鉛:
8g/l、有機カルボン酸120g/l、電導性助剤:
80g/l、光沢剤:8ml/lからなる有機酸錫−亜
鉛合金めっき浴、あるいは錫(四価):24g/l、亜
鉛(二価):2g/l、錯化剤:60g/l、電導性無
機酸:10g/lからなるアルカリジンケート錫−亜鉛
合金めっき浴等が知られている。しかし、これらはいず
れも防錆を目的とするものであり、本発明で意図するZ
n−Sn系半田合金を用いる場合の下地皮膜を形成する
ものではなく、実際下地皮膜としては適当なものではな
い。
【0005】本発明は、プリント配線板におけるの端子
部等の実装作業にZn−Sn系鉛無含有半田合金を用い
る際に半田ぬれ性、接続の信頼性を向上し得る下地皮膜
を形成することができるZn−Sn系鉛無含有半田合金
と近似した組成を有する鉛無含有の半田めっき浴を提供
し、同時にこの浴を用いて得られる鉛無含有の半田合金
の下地皮膜として好適な半田皮膜を得ることを目的とす
るものであり、これにより人体に有害で環境問題を引き
起こす鉛を含まない皮膜を形成し、プリント配線板にお
ける端子部等の実装作業を容易化するとともに信頼性の
ある半田付けを行なわんとするものである。
部等の実装作業にZn−Sn系鉛無含有半田合金を用い
る際に半田ぬれ性、接続の信頼性を向上し得る下地皮膜
を形成することができるZn−Sn系鉛無含有半田合金
と近似した組成を有する鉛無含有の半田めっき浴を提供
し、同時にこの浴を用いて得られる鉛無含有の半田合金
の下地皮膜として好適な半田皮膜を得ることを目的とす
るものであり、これにより人体に有害で環境問題を引き
起こす鉛を含まない皮膜を形成し、プリント配線板にお
ける端子部等の実装作業を容易化するとともに信頼性の
ある半田付けを行なわんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題は、ピ
ロリン酸系の錫−亜鉛系無鉛半田めっき浴を使用するこ
とにより達成される。すなわち、本発明に係る半田めっ
き浴は、ピロリン酸錫:5〜40g/l、ピロリン酸亜
鉛:1〜10g/l、ピロリン酸カリウム:40〜15
0g/l、過酸化水素水:4〜20ml/l、ポリエチ
レンオキシド:0.1〜1g/lを含有することからな
る。この浴を用いてめっき処理することにより、亜鉛:
5〜40重量%、錫:95〜60重量%の組成を有する
Zn−Sn系無鉛半田合金処理に好適な半田めっき皮膜
が得られる。
ロリン酸系の錫−亜鉛系無鉛半田めっき浴を使用するこ
とにより達成される。すなわち、本発明に係る半田めっ
き浴は、ピロリン酸錫:5〜40g/l、ピロリン酸亜
鉛:1〜10g/l、ピロリン酸カリウム:40〜15
0g/l、過酸化水素水:4〜20ml/l、ポリエチ
レンオキシド:0.1〜1g/lを含有することからな
る。この浴を用いてめっき処理することにより、亜鉛:
5〜40重量%、錫:95〜60重量%の組成を有する
Zn−Sn系無鉛半田合金処理に好適な半田めっき皮膜
が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る浴組成の限定
理由につき説明する。まず、ピロリン酸錫が5g/l未
満では錫量が不足し、めっき皮膜中の亜鉛との比率が所
望範囲外となり、半田付け性、半田ぬれ性が悪化する。
ピロリン酸錫が40g/lを超えるとZnが一部未溶解
となり、浴液が白濁し、めっき皮膜組成が不安定とな
る。ピロリン酸錫のより好ましい含有量は10〜30g
/lである。ピロリン酸亜鉛が1g/l未満ではZn量
が不足し、めっき皮膜中の錫との比率が所望範囲外とな
り、半田付け性、半田ぬれ性が悪化する。ピロリン酸亜
鉛が10g/lを超えると浴液が白濁し、めっき皮膜が
不安定となる。ピロリン酸カリウムが40g/l未満で
はZnが一部未溶解となり、浴液が白濁し、めっき皮膜
組成が不安定となる。逆に150g/lを超えるとめっ
き皮膜中のZn/Snの比率が不安定となり、半田付け
性、半田ぬれ性が不安定となる。過酸化水素水が4ml
/l未満ではめっき皮膜の粉落ちが発生し、20ml/
lを超えるとめっき皮膜が安定しなくなる。ポリエチレ
ンオキシドが0.1〜1.0g/lの範囲外ではめっき
皮膜中のZn/Sn比率が不安定となり、半田付け性、
半田ぬれ性が不安定となる。が挙げられる。
理由につき説明する。まず、ピロリン酸錫が5g/l未
満では錫量が不足し、めっき皮膜中の亜鉛との比率が所
望範囲外となり、半田付け性、半田ぬれ性が悪化する。
ピロリン酸錫が40g/lを超えるとZnが一部未溶解
となり、浴液が白濁し、めっき皮膜組成が不安定とな
る。ピロリン酸錫のより好ましい含有量は10〜30g
/lである。ピロリン酸亜鉛が1g/l未満ではZn量
が不足し、めっき皮膜中の錫との比率が所望範囲外とな
り、半田付け性、半田ぬれ性が悪化する。ピロリン酸亜
鉛が10g/lを超えると浴液が白濁し、めっき皮膜が
不安定となる。ピロリン酸カリウムが40g/l未満で
はZnが一部未溶解となり、浴液が白濁し、めっき皮膜
組成が不安定となる。逆に150g/lを超えるとめっ
き皮膜中のZn/Snの比率が不安定となり、半田付け
性、半田ぬれ性が不安定となる。過酸化水素水が4ml
/l未満ではめっき皮膜の粉落ちが発生し、20ml/
lを超えるとめっき皮膜が安定しなくなる。ポリエチレ
ンオキシドが0.1〜1.0g/lの範囲外ではめっき
皮膜中のZn/Sn比率が不安定となり、半田付け性、
半田ぬれ性が不安定となる。が挙げられる。
【0007】上記した本発明半田めっき浴を用いてめっ
き処理する場合につき説明する。まず、被めっき処理物
であるプリント配線板用の銅板等を表面脱脂した後、硫
酸溶液で酸洗処理する。この酸洗処理に用いる硫酸溶液
濃度は2N程度で温度は常温(25℃)で30〜2分間
処理する。酸洗後水洗により硫酸溶液を除去する。
き処理する場合につき説明する。まず、被めっき処理物
であるプリント配線板用の銅板等を表面脱脂した後、硫
酸溶液で酸洗処理する。この酸洗処理に用いる硫酸溶液
濃度は2N程度で温度は常温(25℃)で30〜2分間
処理する。酸洗後水洗により硫酸溶液を除去する。
【0008】前処理後、被めっき処理物を本発明に係る
半田めっき浴を用いて電解めっき処理する。めっき処理
条件は、電流密度:1〜10A/dm2、浴温20〜5
0℃、処理時間2〜10分間、pH:7.5〜9.5で
電解処理する。電流密度が10A/dm2を超えるとめ
っき膜厚が一定せず、所望の膜厚である2〜5μmが得
られなくなる。逆に電流密度が1A/dm2未満では所
望の膜厚が得られず、半田ぬれ性が悪くなる。浴温が2
0℃未満では析出速度が安定せず、50℃を超えると皮
膜非形成部が発生する。pHが7.5未満ではめっき皮
膜の析出が不安定となり、9.5を超えるとめっき皮膜
非形成部が発生する。
半田めっき浴を用いて電解めっき処理する。めっき処理
条件は、電流密度:1〜10A/dm2、浴温20〜5
0℃、処理時間2〜10分間、pH:7.5〜9.5で
電解処理する。電流密度が10A/dm2を超えるとめ
っき膜厚が一定せず、所望の膜厚である2〜5μmが得
られなくなる。逆に電流密度が1A/dm2未満では所
望の膜厚が得られず、半田ぬれ性が悪くなる。浴温が2
0℃未満では析出速度が安定せず、50℃を超えると皮
膜非形成部が発生する。pHが7.5未満ではめっき皮
膜の析出が不安定となり、9.5を超えるとめっき皮膜
非形成部が発生する。
【0009】上記のようにして本発明浴を用いて処理し
た被処理物表面には、鉛無含有のZn−Snの半田皮膜
が得られる。この皮膜の組成はZn:5〜40重量%、
Sn:95〜60重量%の範囲となる。この皮膜は従来
のSn−Pb系の半田めっき浴を用いて形成した皮膜と
同等の半田付け性および半田ぬれ性を具え、前述した従
来の鉛無含有半田合金組成と近似しており、これら従来
の鉛無含有半田合金を用いて半田実装作業を行なうのに
極めて好適な皮膜特性を有するものである。なお、本発
明めっき浴で得られる上記皮膜において、Zn含有量が
5重量%未満では半田付け性および半田ぬれ性が著しく
低下する。逆にZn含有量が40重量%を超えても半田
付け性および半田ぬれ性が悪化し、実用に耐えられなく
なる。
た被処理物表面には、鉛無含有のZn−Snの半田皮膜
が得られる。この皮膜の組成はZn:5〜40重量%、
Sn:95〜60重量%の範囲となる。この皮膜は従来
のSn−Pb系の半田めっき浴を用いて形成した皮膜と
同等の半田付け性および半田ぬれ性を具え、前述した従
来の鉛無含有半田合金組成と近似しており、これら従来
の鉛無含有半田合金を用いて半田実装作業を行なうのに
極めて好適な皮膜特性を有するものである。なお、本発
明めっき浴で得られる上記皮膜において、Zn含有量が
5重量%未満では半田付け性および半田ぬれ性が著しく
低下する。逆にZn含有量が40重量%を超えても半田
付け性および半田ぬれ性が悪化し、実用に耐えられなく
なる。
【0010】本発明により得られためっき皮膜上に各種
部品等を鉛無含有半田合金を用いて半田付けするには、
本発明めっき皮膜が半田付け時の下地皮膜として作用
し、しかも半田合金と近似した皮膜組成を有するため、
特殊なフラックス等を使用すること無く、極めて容易に
半田付け作業が実施できる。
部品等を鉛無含有半田合金を用いて半田付けするには、
本発明めっき皮膜が半田付け時の下地皮膜として作用
し、しかも半田合金と近似した皮膜組成を有するため、
特殊なフラックス等を使用すること無く、極めて容易に
半田付け作業が実施できる。
【0011】
【実施例】以下に実施例につき本発明を説明する。長さ
10cm、幅6.5cm、厚さ0.3mmの銅の試験片
をアセトン等の有機溶剤によって脱脂した後、2Nの硫
酸溶液を使用し、常温(25℃)で30秒〜2分間酸洗
処理し、次いで水洗することからなる前処理を行なっ
た。次に、表1に示す浴組成のめっき浴を用いて同じく
表1に示す条件にて電解処理を行なった。
10cm、幅6.5cm、厚さ0.3mmの銅の試験片
をアセトン等の有機溶剤によって脱脂した後、2Nの硫
酸溶液を使用し、常温(25℃)で30秒〜2分間酸洗
処理し、次いで水洗することからなる前処理を行なっ
た。次に、表1に示す浴組成のめっき浴を用いて同じく
表1に示す条件にて電解処理を行なった。
【0012】得られためっき皮膜が形成された試験片に
つき、半田付け性および半田ぬれ性をMLL−STD
883D規格(半田ぬれ性についてはメニスコグラフ法
による)に基づき評価した。評価は従来のSn−Pb系
のめっき浴を用いて形成した皮膜と比較することにより
評価した。それらの結果を表1に併記した。なお、従来
のめっき浴を用いて同様の電解処理して得られた結果も
参考のため、表2に示した。
つき、半田付け性および半田ぬれ性をMLL−STD
883D規格(半田ぬれ性についてはメニスコグラフ法
による)に基づき評価した。評価は従来のSn−Pb系
のめっき浴を用いて形成した皮膜と比較することにより
評価した。それらの結果を表1に併記した。なお、従来
のめっき浴を用いて同様の電解処理して得られた結果も
参考のため、表2に示した。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】表1より、本発明めっき浴を用いて形成し
ためっき皮膜はいずれも従来のSn−Pb系半田めっき
浴を用いて形成した皮膜と同等の半田付け性および半田
ぬれ性を示した。
ためっき皮膜はいずれも従来のSn−Pb系半田めっき
浴を用いて形成した皮膜と同等の半田付け性および半田
ぬれ性を示した。
【0016】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、プリント
配線板等に端子あるいは部品を鉛無含有の半田合金を用
いて半田付けするのに極めて好適な半田付け性および半
田ぬれ性を有する鉛無含有半田めっき皮膜が得られるめ
っき浴が提供され、従ってこれにより形成されるめっき
皮膜は鉛無含有で、その上に半田付けによる半田実装作
業に際し、鉛無含有の半田合金と近似した合金組成を有
する下地皮膜として作用し、半田実装作業が容易に行な
え、接続の信頼性が向上し、しかも皮膜中に人体に有害
な鉛を全く含有せず、環境汚染を惹起する恐れが全くな
い。
配線板等に端子あるいは部品を鉛無含有の半田合金を用
いて半田付けするのに極めて好適な半田付け性および半
田ぬれ性を有する鉛無含有半田めっき皮膜が得られるめ
っき浴が提供され、従ってこれにより形成されるめっき
皮膜は鉛無含有で、その上に半田付けによる半田実装作
業に際し、鉛無含有の半田合金と近似した合金組成を有
する下地皮膜として作用し、半田実装作業が容易に行な
え、接続の信頼性が向上し、しかも皮膜中に人体に有害
な鉛を全く含有せず、環境汚染を惹起する恐れが全くな
い。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−228786(JP,A) 特開 平6−122991(JP,A) 特公 昭62−19519(JP,B2) 特公 昭54−12250(JP,B2) 特公 平3−21637(JP,B2) 特公 昭57−2795(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25D 3/60 B23K 1/20 H05K 3/24
Claims (2)
- 【請求項1】 ピロリン酸錫:5〜40g/l、ピロリ
ン酸亜鉛:1〜10g/l、ピロリン酸カリウム:40
〜150g/l、過酸化水素水:4〜20ml/l、ポ
リエチレンオキシド:0.1〜1g/lを含有してなる
鉛無含有半田めっき浴。 - 【請求項2】 請求項1記載の鉛無含有半田めっき浴を
用いて形成された半田めっき皮膜であり、亜鉛:5〜4
0重量%、錫:95〜60重量%の組成を有する、Zn
−Sn系無鉛半田合金処理に好適な半田めっき皮膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33598795A JP3173982B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 鉛無含有半田めっき浴およびそれにより得られた半田めっき皮膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33598795A JP3173982B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 鉛無含有半田めっき浴およびそれにより得られた半田めっき皮膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09157887A JPH09157887A (ja) | 1997-06-17 |
JP3173982B2 true JP3173982B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=18294532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33598795A Expired - Fee Related JP3173982B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 鉛無含有半田めっき浴およびそれにより得られた半田めっき皮膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3173982B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33598795A patent/JP3173982B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09157887A (ja) | 1997-06-17 |
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