JP3172584B2 - ガスコンロのガス制御回路 - Google Patents
ガスコンロのガス制御回路Info
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- JP3172584B2 JP3172584B2 JP16116192A JP16116192A JP3172584B2 JP 3172584 B2 JP3172584 B2 JP 3172584B2 JP 16116192 A JP16116192 A JP 16116192A JP 16116192 A JP16116192 A JP 16116192A JP 3172584 B2 JP3172584 B2 JP 3172584B2
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- Japan
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- gas
- thermocouple
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はガスコンロにおけるガス
の流れを制御するガス制御回路に関するものである。
の流れを制御するガス制御回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ガスコンロにおいて、立ち消えが生じた
場合のガスの流出を防止するために、炎によって加熱さ
れる熱電対と、この熱電対による起電力で開放状態に保
持される安全弁とを設けて、立ち消えが生じた時、安全
弁が閉じてガスを遮断するものが従来より提供されてい
る。
場合のガスの流出を防止するために、炎によって加熱さ
れる熱電対と、この熱電対による起電力で開放状態に保
持される安全弁とを設けて、立ち消えが生じた時、安全
弁が閉じてガスを遮断するものが従来より提供されてい
る。
【０００３】また、近年、てんぷら油に引火して火事が
生じることに鑑み、鍋底に接する集熱板を設けて、この
集熱板にバイメタルを利用した機械的スイッチを取り付
けて、このスイッチを上記熱電対と安全弁との間に接続
し、鍋底温度が所定値以上に高くなった時、スイッチが
切れて安全弁が閉じるようにしたものが提供されてい
る。
生じることに鑑み、鍋底に接する集熱板を設けて、この
集熱板にバイメタルを利用した機械的スイッチを取り付
けて、このスイッチを上記熱電対と安全弁との間に接続
し、鍋底温度が所定値以上に高くなった時、スイッチが
切れて安全弁が閉じるようにしたものが提供されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記スイッチ
は機械的な接点を有して電気抵抗が大きいために、熱電
対の起電力が小さい場合、安全弁を開放状態とすること
が困難な場合があった。また、この接点は熱的に苛酷な
条件下にあるために、腐食による電気抵抗の増大があ
り、これが上記問題を招きやすくしている。
は機械的な接点を有して電気抵抗が大きいために、熱電
対の起電力が小さい場合、安全弁を開放状態とすること
が困難な場合があった。また、この接点は熱的に苛酷な
条件下にあるために、腐食による電気抵抗の増大があ
り、これが上記問題を招きやすくしている。
【０００５】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは立ち消えによるガスの
流出防止及び油の引火防止のための温度管理を容易に且
つ確実に行うことができるガスコンロのガス制御回路を
提供するにある。
であり、その目的とするところは立ち消えによるガスの
流出防止及び油の引火防止のための温度管理を容易に且
つ確実に行うことができるガスコンロのガス制御回路を
提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、炎に
よって加熱されることで起電力を発生する熱電対と、熱
電対の起電力で開状態に保持される安全弁と、鍋底の温
度検出用であり且つ温度上昇と共に抵抗値が低下する負
特性を有する温度検出素子とを備えて、熱電対と温度検
出素子との並列回路に安全弁が接続されていることに特
徴を有している。
よって加熱されることで起電力を発生する熱電対と、熱
電対の起電力で開状態に保持される安全弁と、鍋底の温
度検出用であり且つ温度上昇と共に抵抗値が低下する負
特性を有する温度検出素子とを備えて、熱電対と温度検
出素子との並列回路に安全弁が接続されていることに特
徴を有している。
【０００７】
【作用】本発明によれば、温度検出素子の電気抵抗値の
変化により、安全弁に流れる電流値が変化して、安全弁
が作動するものであり、無接点で構成することができる
とともに、鍋底の温度が低い場合の安全弁に流れる電流
値を十分確保することができる。
変化により、安全弁に流れる電流値が変化して、安全弁
が作動するものであり、無接点で構成することができる
とともに、鍋底の温度が低い場合の安全弁に流れる電流
値を十分確保することができる。
【０００８】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、混合管２０の一端にはノズル２３が配設され、混
合管２０の他端にはバーナーキャップ２１が取り付けら
れて、バーナーキャップ２１の周縁に炎孔２２が配設さ
れている。そして上記ノズル２３に至るガス流路中に、
電磁式の安全弁２４が設けられている。
ると、混合管２０の一端にはノズル２３が配設され、混
合管２０の他端にはバーナーキャップ２１が取り付けら
れて、バーナーキャップ２１の周縁に炎孔２２が配設さ
れている。そして上記ノズル２３に至るガス流路中に、
電磁式の安全弁２４が設けられている。
【０００９】上記バーナーキャップ２１の近傍には、炎
によって加熱される熱電対４が配設されている。また、
バーナーキャップ２１の中央には鍋底の温度を検出する
ための温度検出装置１が配設されている。この温度検出
装置１は、混合管２０に取り付けられた固定板１５によ
って支持されたシャフト１０と、このシャフト１０に対
して上下動自在となっているシリンダー１１と、シリン
ダー１１上端に設けられた集熱板１２の下面に取着され
ている温度検出素子１３と、シャフト１０の上端と集熱
板１２の下面との間に配設されて集熱板１２及びシリン
ダー１１を上方に付勢しているコイルばねからなるばね
１４とで構成されている。
によって加熱される熱電対４が配設されている。また、
バーナーキャップ２１の中央には鍋底の温度を検出する
ための温度検出装置１が配設されている。この温度検出
装置１は、混合管２０に取り付けられた固定板１５によ
って支持されたシャフト１０と、このシャフト１０に対
して上下動自在となっているシリンダー１１と、シリン
ダー１１上端に設けられた集熱板１２の下面に取着され
ている温度検出素子１３と、シャフト１０の上端と集熱
板１２の下面との間に配設されて集熱板１２及びシリン
ダー１１を上方に付勢しているコイルばねからなるばね
１４とで構成されている。
【００１０】
【００１１】温度検出素子１３は負特性のサーミスタ
（好ましくは臨界温度サーミスタ）であり、図２に示す
ように、熱電対４と温度検出素子１３とを並列接続し
て、この並列回路に安全弁２４を接続している。 このガ
スコンロ２に点火したならば、この時の温度検出素子１
３の抵抗値は高いために、熱電対４の起電力による電流
は安全弁２４側に多く流れるために、安全弁２４は開放
状態を保持する。そして鍋３の底面にばね１４による付
勢で集熱板１２を介して接触している温度検出素子１３
で検出される温度が所定値以上になれば、温度検出素子
１３の抵抗値が急激に低下して、熱電対４の起電力で生
じる電流が温度検出素子１３側に多く流れて、安全弁２
４側に流れる電流が少なくなって安全弁２４が閉じる。
（好ましくは臨界温度サーミスタ）であり、図２に示す
ように、熱電対４と温度検出素子１３とを並列接続し
て、この並列回路に安全弁２４を接続している。 このガ
スコンロ２に点火したならば、この時の温度検出素子１
３の抵抗値は高いために、熱電対４の起電力による電流
は安全弁２４側に多く流れるために、安全弁２４は開放
状態を保持する。そして鍋３の底面にばね１４による付
勢で集熱板１２を介して接触している温度検出素子１３
で検出される温度が所定値以上になれば、温度検出素子
１３の抵抗値が急激に低下して、熱電対４の起電力で生
じる電流が温度検出素子１３側に多く流れて、安全弁２
４側に流れる電流が少なくなって安全弁２４が閉じる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明においては、鍋底の
温度検出用であり且つ温度上昇と共に抵抗値が低下する
負特性を有する温度検出素子と熱電対との並列回路に安
全弁を接続していることから、温度検出素子の検出温度
に応じた電気抵抗値の変化により、安全弁に流れる電流
値が変化して、安全弁が作動するものであり、無接点で
構成することができるために信頼性が増大するととも
に、鍋底の温度が低い場合の安全弁に流れる電流値を十
分確保することができるものであり、また熱的な腐食が
問題となることもなく、このために立ち消えによるガス
の流出防止及び油の引火防止のための温度管理を容易に
且つ確実に行うことができる。
温度検出用であり且つ温度上昇と共に抵抗値が低下する
負特性を有する温度検出素子と熱電対との並列回路に安
全弁を接続していることから、温度検出素子の検出温度
に応じた電気抵抗値の変化により、安全弁に流れる電流
値が変化して、安全弁が作動するものであり、無接点で
構成することができるために信頼性が増大するととも
に、鍋底の温度が低い場合の安全弁に流れる電流値を十
分確保することができるものであり、また熱的な腐食が
問題となることもなく、このために立ち消えによるガス
の流出防止及び油の引火防止のための温度管理を容易に
且つ確実に行うことができる。
【図１】一実施例の断面図である。
【図２】同上の概略回路図である。
４ 熱電対 １３ 温度検出素子 ２４ 安全弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−108579（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24C 3/12 F23N 5/10 310 F23N 5/14 370
Claims (1)
- 【請求項１】 炎によって加熱されることで起電力を発
生する熱電対と、熱電対の起電力で開状態に保持される
安全弁と、鍋底の温度検出用であり且つ温度上昇と共に
抵抗値が低下する負特性を有する温度検出素子とを備え
て、熱電対と温度検出素子との並列回路に安全弁が接続
されていることを特徴とするガス制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16116192A JP3172584B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | ガスコンロのガス制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16116192A JP3172584B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | ガスコンロのガス制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626653A JPH0626653A (ja) | 1994-02-04 |
| JP3172584B2 true JP3172584B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=15729759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16116192A Expired - Fee Related JP3172584B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | ガスコンロのガス制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3172584B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3394376B2 (ja) * | 1995-11-15 | 2003-04-07 | パロマ工業株式会社 | ガス燃焼器 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP16116192A patent/JP3172584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0626653A (ja) | 1994-02-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010306 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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