JP3172120B2 - 車両用電子制御装置試験システム - Google Patents
車両用電子制御装置試験システムInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の車両用電
子制御装置を試験する車両用電子制御装置試験システム
に係り、完成検査機による車両用電子制御装置本体の試
験で通常モードと試験モードの両モードの試験を一度に
行えるようにした車両用電子制御装置試験システムに関
する。
子制御装置を試験する車両用電子制御装置試験システム
に係り、完成検査機による車両用電子制御装置本体の試
験で通常モードと試験モードの両モードの試験を一度に
行えるようにした車両用電子制御装置試験システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用電子制御装置試験システム
は、完成検査機に対して、多重伝送の通信機能を利用し
て各々CPU等を持つ複数の車両用電子制御装置を同一
信号伝送路にて接続し、この同一信号伝送路を経由して
送信権を車両用電子制御装置間で循環させるように構成
している。このようにして例えば異なる3種類の車両用
電子制御装置を一つのシステムとして構成し、完成検査
機から各車両用電子制御装置に対して入力されるスイッ
チ情報を基に、予め定められた制御プログラムによっ
て、アラーム制御、ワイパ制御等の負荷制御を動作させ
る事で試験を実施してきた。
は、完成検査機に対して、多重伝送の通信機能を利用し
て各々CPU等を持つ複数の車両用電子制御装置を同一
信号伝送路にて接続し、この同一信号伝送路を経由して
送信権を車両用電子制御装置間で循環させるように構成
している。このようにして例えば異なる3種類の車両用
電子制御装置を一つのシステムとして構成し、完成検査
機から各車両用電子制御装置に対して入力されるスイッ
チ情報を基に、予め定められた制御プログラムによっ
て、アラーム制御、ワイパ制御等の負荷制御を動作させ
る事で試験を実施してきた。
【0003】図5に従来の車両用電子制御装置試験シス
テムの構成図を示す。図5では、従来の車両用電子制御
装置試験システム6は、双方向の同一信号伝送路7で、
バスアクセス方法にて、各々CPU等を持つ車両用電子
制御装置A,B,Cが接続され、送信権を車両用電子制
御装置A,B,Cと管理装置(図示せず)との間で循環
させるように構成されている。異なる3種類の車両用電
子制御装置(A,B,C)を一つのシステムとして構成
し、完成検査機8から出力されるスイッチ情報により、
各車両用電子制御装置A,B,Cは、通信機能を用い
て、アラーム制御、ワイパ制御等の負荷制御の動作試験
を行い、管理装置は各車両用電子制御装置による負荷制
御の動作を管理する。
テムの構成図を示す。図5では、従来の車両用電子制御
装置試験システム6は、双方向の同一信号伝送路7で、
バスアクセス方法にて、各々CPU等を持つ車両用電子
制御装置A,B,Cが接続され、送信権を車両用電子制
御装置A,B,Cと管理装置(図示せず)との間で循環
させるように構成されている。異なる3種類の車両用電
子制御装置(A,B,C)を一つのシステムとして構成
し、完成検査機8から出力されるスイッチ情報により、
各車両用電子制御装置A,B,Cは、通信機能を用い
て、アラーム制御、ワイパ制御等の負荷制御の動作試験
を行い、管理装置は各車両用電子制御装置による負荷制
御の動作を管理する。
【0004】このように、従来の車両用電子制御装置試
験システムによれば、3つの車両用電子制御装置を一つ
のシステムとして、車両用電子制御装置によって負荷制
御の動作試験を行う試験(通常モード)のみであった。
験システムによれば、3つの車両用電子制御装置を一つ
のシステムとして、車両用電子制御装置によって負荷制
御の動作試験を行う試験(通常モード)のみであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の車両用電
子制御装置試験システムは、通信機能を用いて3つの車
両用電子制御装置を1ユニットとして、車両用電子制御
装置の試験項目の一つとして、通常モードだけの試験を
実行するため、以下のような課題がある。
子制御装置試験システムは、通信機能を用いて3つの車
両用電子制御装置を1ユニットとして、車両用電子制御
装置の試験項目の一つとして、通常モードだけの試験を
実行するため、以下のような課題がある。
【0006】車両用電子制御装置の各種回路試験、暗電
流試験、CPU試験(ソフトのチェックでなくCPU自
身)やハードウェアF/S試験等の車両用電子制御装置
の本体の試験を行う試験モードは、従来の通常モードの
実施時に、一度に行うことができないため、通常モード
と試験モードの両モード試験を行うのに時間がかかり、
さらに全てのユニットが揃わないと一度に試験ができな
いため、電子制御装置としてシステム保証をするのに時
間がかかるという課題がある。
流試験、CPU試験(ソフトのチェックでなくCPU自
身)やハードウェアF/S試験等の車両用電子制御装置
の本体の試験を行う試験モードは、従来の通常モードの
実施時に、一度に行うことができないため、通常モード
と試験モードの両モード試験を行うのに時間がかかり、
さらに全てのユニットが揃わないと一度に試験ができな
いため、電子制御装置としてシステム保証をするのに時
間がかかるという課題がある。
【0007】この発明は、このような課題を解決するた
めなされたもので、その目的とするところは、完成検査
機にバスアクセス機能付き電子制御装置を設けて、複数
の車両用電子制御装置とリンクし、車両用電子制御装置
のモード変更により、車両用電子制御装置試験システム
から分離せずに車両用電子制御装置の本体の試験を短時
間で他のユニットに依存せずに行うことができる車両用
電子制御装置試験システムを提供することにある。
めなされたもので、その目的とするところは、完成検査
機にバスアクセス機能付き電子制御装置を設けて、複数
の車両用電子制御装置とリンクし、車両用電子制御装置
のモード変更により、車両用電子制御装置試験システム
から分離せずに車両用電子制御装置の本体の試験を短時
間で他のユニットに依存せずに行うことができる車両用
電子制御装置試験システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用電子
制御装置試験システムは、上記目的を達成するために、
次のように構成される。前記課題を解決するため請求項
1に係る車両用電子制御装置試験システムは、複数の車
両用電子制御装置とこれらを検査する完成検査機とから
成り、複数の車両用電子制御装置は多重伝送の信号伝送
路で接続され、この信号伝送路を経由して複数の車両用
電子制御装置の間で送信権が循環され、完成検査機は複
数の車両用電子制御装置の各々に与える入力情報に基づ
いて検査を行うように構成されており、さらに、上記完
成検査機を含み、かつ完成検査機との間で入出力関係が
形成されたバスアクセス機能付き電子制御装置を有する
制御完成検査機を備え、制御完成検査機の電子制御装置
は、信号伝送路を経由して複数の車両用電子制御装置の
各々とデータの送受を行えるように接続され、信号伝送
路に制御完成検査機のIDとテスト番号を含むデータフ
レームを送信し、複数の車両用電子制御装置の各々は、
負荷制御の動作を行う通常モードと車両用電子制御装置
本体の試験を行う試験モードのうちのいずれかのモード
に変更するモード変更手段を備え、複数の車両用電子制
御装置の各々では、信号伝送経路を経由して制御完成検
査機の電子制御装置から送られてくるIDのデータに基
づいて、モード変更手段が通常モードと試験モードのう
ちのいずれかのモードに変更し、制御完成検査機により
通常モードの検査と共に試験モードの検査を行えるよう
に構成される。
制御装置試験システムは、上記目的を達成するために、
次のように構成される。前記課題を解決するため請求項
1に係る車両用電子制御装置試験システムは、複数の車
両用電子制御装置とこれらを検査する完成検査機とから
成り、複数の車両用電子制御装置は多重伝送の信号伝送
路で接続され、この信号伝送路を経由して複数の車両用
電子制御装置の間で送信権が循環され、完成検査機は複
数の車両用電子制御装置の各々に与える入力情報に基づ
いて検査を行うように構成されており、さらに、上記完
成検査機を含み、かつ完成検査機との間で入出力関係が
形成されたバスアクセス機能付き電子制御装置を有する
制御完成検査機を備え、制御完成検査機の電子制御装置
は、信号伝送路を経由して複数の車両用電子制御装置の
各々とデータの送受を行えるように接続され、信号伝送
路に制御完成検査機のIDとテスト番号を含むデータフ
レームを送信し、複数の車両用電子制御装置の各々は、
負荷制御の動作を行う通常モードと車両用電子制御装置
本体の試験を行う試験モードのうちのいずれかのモード
に変更するモード変更手段を備え、複数の車両用電子制
御装置の各々では、信号伝送経路を経由して制御完成検
査機の電子制御装置から送られてくるIDのデータに基
づいて、モード変更手段が通常モードと試験モードのう
ちのいずれかのモードに変更し、制御完成検査機により
通常モードの検査と共に試験モードの検査を行えるよう
に構成される。
【0009】請求項1に係る車両用電子制御装置試験シ
ステムは、完成検査機に対して、複数の車両用電子制御
装置と同一信号伝送路(バス)に接続し、車両用電子制
御装置と通信可能な機能を持たせたバスアクセス機能付
き電子制御装置を設けたので、車両用電子制御装置と同
じ通信方法でリンクすることができる。
ステムは、完成検査機に対して、複数の車両用電子制御
装置と同一信号伝送路(バス)に接続し、車両用電子制
御装置と通信可能な機能を持たせたバスアクセス機能付
き電子制御装置を設けたので、車両用電子制御装置と同
じ通信方法でリンクすることができる。
【0010】また、請求項2に係る車両用電子制御装置
試験システムは、複数の車両用電子制御装置の各々で、
制御完成検査機の電子制御装置から送られてくるIDの
データが所定回数以上または所定時間以上受信される場
合に、通常モードから試験モードに移行し、試験モード
での検査が行われることを特徴とする。
試験システムは、複数の車両用電子制御装置の各々で、
制御完成検査機の電子制御装置から送られてくるIDの
データが所定回数以上または所定時間以上受信される場
合に、通常モードから試験モードに移行し、試験モード
での検査が行われることを特徴とする。
【0011】請求項2に係る車両用電子制御装置試験シ
ステムは、車両用電子制御装置の負荷制御の動作を行う
通常モードと車両用電子制御装置の本体の試験を行う試
験モードを制御完成検査機のIDに基づいて、通常モー
ドから試験モードに変更するモード変更手段を備えたの
で、従来の負荷制御の動作の実施時に、車両用電子制御
装置試験システムから分離せずに、車両用電子制御装置
の負荷制御と車両用電子制御装置の本体の試験を短時間
で他のユニットに依存せずに動作できる。
ステムは、車両用電子制御装置の負荷制御の動作を行う
通常モードと車両用電子制御装置の本体の試験を行う試
験モードを制御完成検査機のIDに基づいて、通常モー
ドから試験モードに変更するモード変更手段を備えたの
で、従来の負荷制御の動作の実施時に、車両用電子制御
装置試験システムから分離せずに、車両用電子制御装置
の負荷制御と車両用電子制御装置の本体の試験を短時間
で他のユニットに依存せずに動作できる。
【0012】さらに、請求項3に係る車両用電子制御装
置試験システムは、複数の車両用電子制御装置の各々
で、通常モードから試験モードへ移行した後、制御完成
検査機の電子制御装置から送られてくるIDのデータの
受信の失敗が所定回数以上または所定時間以上となった
場合には、試験モードから通常モードに復帰させること
を特徴とする。
置試験システムは、複数の車両用電子制御装置の各々
で、通常モードから試験モードへ移行した後、制御完成
検査機の電子制御装置から送られてくるIDのデータの
受信の失敗が所定回数以上または所定時間以上となった
場合には、試験モードから通常モードに復帰させること
を特徴とする。
【0013】請求項3に係る車両用電子制御装置試験シ
ステムは、車両用電子制御装置が試験モードへ移行後、
制御完成検査機のIDに失敗した場合が所定回数以上ま
たは所定時間以上となった場合に車両用電子制御装置を
試験モードから通常モードに復帰させたので、モード変
換に或る程度の範囲を持たせて、或る程度のエラーを吸
収し、頻繁なモード変換にならず実試験に合ったモード
変換ができる。
ステムは、車両用電子制御装置が試験モードへ移行後、
制御完成検査機のIDに失敗した場合が所定回数以上ま
たは所定時間以上となった場合に車両用電子制御装置を
試験モードから通常モードに復帰させたので、モード変
換に或る程度の範囲を持たせて、或る程度のエラーを吸
収し、頻繁なモード変換にならず実試験に合ったモード
変換ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。
【0015】図1は本発明に係る車両用電子制御装置試
験システムの実施形態の全体構成図である。図1におい
て、車両用電子制御装置試験システム1は、信号伝送路
5を用いて多重伝送の通信機能でネットワーク構成した
車両用電子制御装置A,B,Cと制御完成検査機2から
構成されている。
験システムの実施形態の全体構成図である。図1におい
て、車両用電子制御装置試験システム1は、信号伝送路
5を用いて多重伝送の通信機能でネットワーク構成した
車両用電子制御装置A,B,Cと制御完成検査機2から
構成されている。
【0016】制御完成検査機2は、完成検査機3、バス
アクセス機能付き電子制御装置4を備える。完成検査機
3は、車両用電子制御装置側にスイッチ情報を出力し、
各車両用電子制御装置A,B,Cの通信機能を用いて、
アラーム制御回路、ワイパ制御回路等の負荷制御の動作
試験を試験モードで行なう。
アクセス機能付き電子制御装置4を備える。完成検査機
3は、車両用電子制御装置側にスイッチ情報を出力し、
各車両用電子制御装置A,B,Cの通信機能を用いて、
アラーム制御回路、ワイパ制御回路等の負荷制御の動作
試験を試験モードで行なう。
【0017】また完成検査機3は、各車両用電子制御装
置A,B,Cの本体の各種回路試験(スイッチ入力、可
変系入力、出力、ブザー、ウェイクアップ)、暗電流試
験、CPU試験(ソフトのチェックでなくCPU自身)
やハードウェアF/S試験等のテスト番号を示すデータ
を、入力試験および各種出力回路試験により、バスアク
セス機能付き電子制御装置4に供給する。
置A,B,Cの本体の各種回路試験(スイッチ入力、可
変系入力、出力、ブザー、ウェイクアップ)、暗電流試
験、CPU試験(ソフトのチェックでなくCPU自身)
やハードウェアF/S試験等のテスト番号を示すデータ
を、入力試験および各種出力回路試験により、バスアク
セス機能付き電子制御装置4に供給する。
【0018】バスアクセス機能付き電子制御装置4は、
バッファ、レジスタ、クロック、ジェネレータ、コント
ローラ、演算、検出等の回路で構成され、車両用電子制
御装置と同じ通信プロトコルに基づく通信機能を備え、
各車両用電子制御装置A,B,Cと双方向の同一の信号
伝送路(バス)5によって接続され、本システムのネッ
トワーク構成にリンクして、各車両用電子制御装置A,
B,Cに自分自身のIDとテスト番号のデータフレーム
を送信する。
バッファ、レジスタ、クロック、ジェネレータ、コント
ローラ、演算、検出等の回路で構成され、車両用電子制
御装置と同じ通信プロトコルに基づく通信機能を備え、
各車両用電子制御装置A,B,Cと双方向の同一の信号
伝送路(バス)5によって接続され、本システムのネッ
トワーク構成にリンクして、各車両用電子制御装置A,
B,Cに自分自身のIDとテスト番号のデータフレーム
を送信する。
【0019】なおバスアクセス機能付き電子制御装置4
は、例えば4バイトで構成された送信フレームにおい
て、1バイト目に非同期シリアル伝送の送受信等のため
のUART等を入れ、2バイト目にテスト項目を示すデ
ータを入れ、3バイト目にテスト項目の補助データを入
れ、4バイト目にチェックコードを入れる。
は、例えば4バイトで構成された送信フレームにおい
て、1バイト目に非同期シリアル伝送の送受信等のため
のUART等を入れ、2バイト目にテスト項目を示すデ
ータを入れ、3バイト目にテスト項目の補助データを入
れ、4バイト目にチェックコードを入れる。
【0020】このように本実施形態による車両用電子制
御装置試験システムでは、完成検査機3に、複数の車両
用電子制御装置A,B,Cと同一の信号伝送路(バス)
5にて接続し、車両用電子制御装置A,B,Cと通信で
きる通信機能を持たせたバスアクセス機能付き電子制御
装置4を設けたので、車両用電子制御装置A,B,Cと
同じ通信方法でリンクすることができ、このため、制御
完成検査機2は、自分自身のIDとテスト番号のデータ
フレームを、各車両用電子制御装置A,B,Cに対して
共通バスライン(信号伝送路5)を通して送信すること
ができる。
御装置試験システムでは、完成検査機3に、複数の車両
用電子制御装置A,B,Cと同一の信号伝送路(バス)
5にて接続し、車両用電子制御装置A,B,Cと通信で
きる通信機能を持たせたバスアクセス機能付き電子制御
装置4を設けたので、車両用電子制御装置A,B,Cと
同じ通信方法でリンクすることができ、このため、制御
完成検査機2は、自分自身のIDとテスト番号のデータ
フレームを、各車両用電子制御装置A,B,Cに対して
共通バスライン(信号伝送路5)を通して送信すること
ができる。
【0021】車両用電子制御装置A,B,Cは、モード
変更手段を備え、制御完成検査機2のバスアクセス機能
付き電子制御装置4から制御完成検査機2のIDとテス
ト番号のデータフレームをバスライン(信号伝送路5)
から受信する。
変更手段を備え、制御完成検査機2のバスアクセス機能
付き電子制御装置4から制御完成検査機2のIDとテス
ト番号のデータフレームをバスライン(信号伝送路5)
から受信する。
【0022】図2は車両用電子制御装置A,B,Cが備
える上記のモード変更手段の構成図である。モード変更
手段は、インターフェイス、カウンタ(以下では移行カ
ウンタともいう)、バッファ、レジスタ、クロック、ジ
ェネレータ、コントローラ、エラー検出、演算、検査回
路等で構成し、バスライン(信号伝送路5)からの信号
を送受信するインターフェイスによって制御完成検査機
2からの信号を受信し、アドレスにおいてID=3のト
ークンを受信したならば、移行カウンタにセットされ
る。
える上記のモード変更手段の構成図である。モード変更
手段は、インターフェイス、カウンタ(以下では移行カ
ウンタともいう)、バッファ、レジスタ、クロック、ジ
ェネレータ、コントローラ、エラー検出、演算、検査回
路等で構成し、バスライン(信号伝送路5)からの信号
を送受信するインターフェイスによって制御完成検査機
2からの信号を受信し、アドレスにおいてID=3のト
ークンを受信したならば、移行カウンタにセットされ
る。
【0023】なお、バスライン(信号伝送路5)から信
号を受信し、当該信号のフレーム中にエラーが発生して
いないときであって宛先のアドレスと自分のアドレスが
一致したときには当該フレームを受け取り、またエラー
が発生しているときには当該フレームを破棄する。
号を受信し、当該信号のフレーム中にエラーが発生して
いないときであって宛先のアドレスと自分のアドレスが
一致したときには当該フレームを受け取り、またエラー
が発生しているときには当該フレームを破棄する。
【0024】また、図2に示すカウンタにおいて制御完
成検査機2のIDを含んだデータフレームのカウントが
連続し、最小モードカウントMCMIが規定回数以上な
らば(例えば20回)、即座に試験モードへ移行し、通
信状態を通常モードから試験モードに変更する。
成検査機2のIDを含んだデータフレームのカウントが
連続し、最小モードカウントMCMIが規定回数以上な
らば(例えば20回)、即座に試験モードへ移行し、通
信状態を通常モードから試験モードに変更する。
【0025】さらに、移行カウンタのカウント動作を続
行させて、制御完成検査機2のIDを含んだデータフレ
ームのカウントが、最小モードカウントMCMIから最
大モードカウントMCMXまでカウントし、その後、飽
和し続ける。
行させて、制御完成検査機2のIDを含んだデータフレ
ームのカウントが、最小モードカウントMCMIから最
大モードカウントMCMXまでカウントし、その後、飽
和し続ける。
【0026】さらに、試験モードに移行後に、エラー信
号が数回発生したとしても(ただし、MCMI<ID=
3<MCMXの状態時)入ってもモード変更をせずに、
(MCMI値を下回らない場合)試験モードを継続す
る。
号が数回発生したとしても(ただし、MCMI<ID=
3<MCMXの状態時)入ってもモード変更をせずに、
(MCMI値を下回らない場合)試験モードを継続す
る。
【0027】また、カウンタにおける制御完成検査機2
のIDを含んだデータフレームのカウントが、最小モー
ドカウントMCMIまでに、1回または一定時間でも欠
けたならば、カウンタはリセットされ通常モードに復帰
する。
のIDを含んだデータフレームのカウントが、最小モー
ドカウントMCMIまでに、1回または一定時間でも欠
けたならば、カウンタはリセットされ通常モードに復帰
する。
【0028】さらに、最小モードカウントMCMIから
最大モードカウントMCMXまで(MCMI<ID=3
<MCMX)の間に、バスライン(信号伝送路5)から
制御完成検査機2が、取り外されたことが検出された場
合、または制御完成検査機2のトークン(ID=3)の
受信に失敗した場合に、カウンタはMCMX−1減らさ
れ、制御完成検査機2からのIDを含んだデータフレー
ムの減少が連続してID=3<MCMIになったなら
ば、即座にカウンタはクリアされて、通信モードは試験
モードから通常モードへ復帰し、通常モードでのトーク
ンをインターフェイスからバスライン(信号伝送路5)
に送信する。
最大モードカウントMCMXまで(MCMI<ID=3
<MCMX)の間に、バスライン(信号伝送路5)から
制御完成検査機2が、取り外されたことが検出された場
合、または制御完成検査機2のトークン(ID=3)の
受信に失敗した場合に、カウンタはMCMX−1減らさ
れ、制御完成検査機2からのIDを含んだデータフレー
ムの減少が連続してID=3<MCMIになったなら
ば、即座にカウンタはクリアされて、通信モードは試験
モードから通常モードへ復帰し、通常モードでのトーク
ンをインターフェイスからバスライン(信号伝送路5)
に送信する。
【0029】以上のように、制御完成検査機2の接続に
より、送信権を制御完成検査機2と車両用電子制御装置
A,B,Cとの間で循環させて、車両用電子制御装置
A,B,Cの各種試験を行い、試験項目に対する試験結
果を制御完成検査機2で管理する。
より、送信権を制御完成検査機2と車両用電子制御装置
A,B,Cとの間で循環させて、車両用電子制御装置
A,B,Cの各種試験を行い、試験項目に対する試験結
果を制御完成検査機2で管理する。
【0030】図3は、上記実施形態による車両用電子制
御装置試験システムにおけるタイミングチャートであ
る。この図において、車両用電子制御装置A,B,Cが
負荷制御の動作時の通常モード時は、バス(バスライン
すなわち信号伝送路5)上には、車両用電子制御装置
A,B,Cを1システムとしているので、トークン値I
D=0、ID=1、ID=2の順序で並んでいる。
御装置試験システムにおけるタイミングチャートであ
る。この図において、車両用電子制御装置A,B,Cが
負荷制御の動作時の通常モード時は、バス(バスライン
すなわち信号伝送路5)上には、車両用電子制御装置
A,B,Cを1システムとしているので、トークン値I
D=0、ID=1、ID=2の順序で並んでいる。
【0031】また、自局の受信と次の自局の受信の間
(ID=0と次のID=0の間)に制御完成検査機2か
らの受信(ID=3)が得られたかをチェックする。
(ID=0と次のID=0の間)に制御完成検査機2か
らの受信(ID=3)が得られたかをチェックする。
【0032】トークン値ID=0、ID=1、ID=2
と並んだ後に、制御完成検査機2からのID=3のトー
クンを識別し、車両用電子制御装置本体の負荷制御の動
作に対するデータフレームを受信する。
と並んだ後に、制御完成検査機2からのID=3のトー
クンを識別し、車両用電子制御装置本体の負荷制御の動
作に対するデータフレームを受信する。
【0033】各種の車両用電子制御装置A,B,Cは、
制御完成検査機2のIDを正常に受信できた場合に、そ
れぞれのタイミングを立て、自局の受信が完了した時
に、タイミングフラグが立っているかをチェックするこ
とで、制御完成検査機2が接続されていることのチェッ
クを行う。なお次回のチェックを行うために、セットさ
れたタイミングフラグはクリアされる。
制御完成検査機2のIDを正常に受信できた場合に、そ
れぞれのタイミングを立て、自局の受信が完了した時
に、タイミングフラグが立っているかをチェックするこ
とで、制御完成検査機2が接続されていることのチェッ
クを行う。なお次回のチェックを行うために、セットさ
れたタイミングフラグはクリアされる。
【0034】図2に示された移行カウンタは、車両用電
子制御装置A,B,Cの各ユニットのIDと制御完成検
査機2のID=3を含めたデータフレームの連続受信回
数をカウントする。
子制御装置A,B,Cの各ユニットのIDと制御完成検
査機2のID=3を含めたデータフレームの連続受信回
数をカウントする。
【0035】図4は、モード変化図である。この図にお
いて、車両用電子制御装置A,B,Cは、制御完成検査
機2からID=3のトークンを受信したならば、移行カ
ウンタを作動させて、この移行カウンタにおける制御完
成検査機2のIDを含んだデータフレームのカウント数
が最小モードカウントMCMI(モード移行ポイント)
になった時に、即座に試験モードへ移行し、通信状態を
通常モードから試験モードに変更する。
いて、車両用電子制御装置A,B,Cは、制御完成検査
機2からID=3のトークンを受信したならば、移行カ
ウンタを作動させて、この移行カウンタにおける制御完
成検査機2のIDを含んだデータフレームのカウント数
が最小モードカウントMCMI(モード移行ポイント)
になった時に、即座に試験モードへ移行し、通信状態を
通常モードから試験モードに変更する。
【0036】なお、制御完成検査機2のIDを含んだデ
ータフレームのカウントが、最小モードカウントMCM
I(モード移行ポイント)までに、1回または1定時間
でも欠けたならば、カウンタはリセットされ再カウント
する。
ータフレームのカウントが、最小モードカウントMCM
I(モード移行ポイント)までに、1回または1定時間
でも欠けたならば、カウンタはリセットされ再カウント
する。
【0037】また、移行カウンタによるカウント動作を
続行させて、最小モードカウントMCMI(モード移行
ポイント)から最大モードカウントMCMXまで連続し
て一定のカウント回数以上、または連続して一定の時間
の間受信を行う。ただし、通信プロトコルは変更しない
ものとする。
続行させて、最小モードカウントMCMI(モード移行
ポイント)から最大モードカウントMCMXまで連続し
て一定のカウント回数以上、または連続して一定の時間
の間受信を行う。ただし、通信プロトコルは変更しない
ものとする。
【0038】さらに、制御完成検査機2からのIDを含
んだデータフレームが空になり、通信エラーの時に、エ
ラー信号が数回入ってもモード変更をせずに、試験モー
ドに接続された状態を保持する。
んだデータフレームが空になり、通信エラーの時に、エ
ラー信号が数回入ってもモード変更をせずに、試験モー
ドに接続された状態を保持する。
【0039】また、各車両用電子制御装置A,B,C
は、モードが試験モードへ移行したことを、制御完成検
査機2へ通知するために、通信フレームの2バイト目と
3バイト目に暗号を付加した送信フレームの送信を開始
する。
は、モードが試験モードへ移行したことを、制御完成検
査機2へ通知するために、通信フレームの2バイト目と
3バイト目に暗号を付加した送信フレームの送信を開始
する。
【0040】制御完成検査機2の送信データは、各車両
用電子制御装置A,B,Cと同様に、4バイトで固定し
て構成し、1バイト目に非同期シリアル伝送の送受信等
のためのUART等を入れ、2バイト目にテスト項目を
示すデータを入れ、3バイト目にテスト項目の補助デー
タを入れ、4バイト目にチェックコードを入れる。
用電子制御装置A,B,Cと同様に、4バイトで固定し
て構成し、1バイト目に非同期シリアル伝送の送受信等
のためのUART等を入れ、2バイト目にテスト項目を
示すデータを入れ、3バイト目にテスト項目の補助デー
タを入れ、4バイト目にチェックコードを入れる。
【0041】なお、制御完成検査機2は、ユニット(3
つの車両用電子制御装置A,B,Cからなる)が試験モ
ードへ移行が完了したことを確認できた段階で、車両用
電子制御装置A,B,Cの本体の試験を開始し、スイッ
チ入力回路、可変系入力回路、出力回路、ウェイクアッ
プ回路、暗電流、CPU(ソフトのチェックでなくCP
U自身)やハードウェアF/S等の試験のテスト番号を
示すデータを、各車両用電子制御装置A,B,Cへ送信
することで制御する。
つの車両用電子制御装置A,B,Cからなる)が試験モ
ードへ移行が完了したことを確認できた段階で、車両用
電子制御装置A,B,Cの本体の試験を開始し、スイッ
チ入力回路、可変系入力回路、出力回路、ウェイクアッ
プ回路、暗電流、CPU(ソフトのチェックでなくCP
U自身)やハードウェアF/S等の試験のテスト番号を
示すデータを、各車両用電子制御装置A,B,Cへ送信
することで制御する。
【0042】また、車両用電子制御装置A,B,Cが、
バス(信号伝送路5)から制御完成検査機2が取り外さ
れたことを検出した場合、または制御完成検査機2のト
ークン(ID=3)の受信に失敗した場合に、移行カウ
ンタは最大モードカウントMCMX値から−1減され、
制御完成検査機2からのIDを含んだデータフレームを
連続して一定のカウント回数以下、または連続して一定
時間の間受信しなかった時(最小モードカウントMCM
I(モード移行ポイント)以下)は、即座に移行カウン
タはクリアされて、試験モードから通常モードへ復帰す
る。
バス(信号伝送路5)から制御完成検査機2が取り外さ
れたことを検出した場合、または制御完成検査機2のト
ークン(ID=3)の受信に失敗した場合に、移行カウ
ンタは最大モードカウントMCMX値から−1減され、
制御完成検査機2からのIDを含んだデータフレームを
連続して一定のカウント回数以下、または連続して一定
時間の間受信しなかった時(最小モードカウントMCM
I(モード移行ポイント)以下)は、即座に移行カウン
タはクリアされて、試験モードから通常モードへ復帰す
る。
【0043】このように、本実施形態に係る車両用電子
制御装置試験システムは、車両用電子制御装置A,B,
Cの負荷制御の動作試験を行う通常モードと車両用電子
制御装置A,B,Cの本体の試験を行う試験モードとに
ついて、制御完成検査機2のIDに基づいて、通常モー
ドから試験モードに変更するモード変更手段を備えたの
で、従来の負荷制御の動作の実施時に、車両用電子制御
装置試験システムから分離せずに、車両用電子制御装置
の本体の試験を行うことができ、これにより短時間で車
両用電子制御装置の全ての試験ができる。
制御装置試験システムは、車両用電子制御装置A,B,
Cの負荷制御の動作試験を行う通常モードと車両用電子
制御装置A,B,Cの本体の試験を行う試験モードとに
ついて、制御完成検査機2のIDに基づいて、通常モー
ドから試験モードに変更するモード変更手段を備えたの
で、従来の負荷制御の動作の実施時に、車両用電子制御
装置試験システムから分離せずに、車両用電子制御装置
の本体の試験を行うことができ、これにより短時間で車
両用電子制御装置の全ての試験ができる。
【0044】さらに、本実施形態に係る車両用電子制御
装置試験システムは、車両用電子制御装置A,B,Cが
通常モードから試験モードへ移行した後、制御完成検査
機2のIDの受信の失敗が所定回数以上または所定時間
以上となった場合に車両用電子制御装置A,B,Cを試
験モードから通常モードに復帰させたので、モード変換
に或る程度の範囲を持たせて或る程度のエラーを吸収
し、頻繁なモード変換にならず実試験に合ったモード変
換ができる。
装置試験システムは、車両用電子制御装置A,B,Cが
通常モードから試験モードへ移行した後、制御完成検査
機2のIDの受信の失敗が所定回数以上または所定時間
以上となった場合に車両用電子制御装置A,B,Cを試
験モードから通常モードに復帰させたので、モード変換
に或る程度の範囲を持たせて或る程度のエラーを吸収
し、頻繁なモード変換にならず実試験に合ったモード変
換ができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る車
両用電子制御装置試験システムは、完成検査機に複数の
車両用電子制御装置と同一信号伝送路(バス)に接続
し、車両用電子制御装置と通信可能な機能を持たせたバ
スアクセス機能付き電子制御装置を設けたので、車両用
電子制御装置と同じ通信方法でリンクすることができ、
このためシステムを換えずに制御管理ができる。
両用電子制御装置試験システムは、完成検査機に複数の
車両用電子制御装置と同一信号伝送路(バス)に接続
し、車両用電子制御装置と通信可能な機能を持たせたバ
スアクセス機能付き電子制御装置を設けたので、車両用
電子制御装置と同じ通信方法でリンクすることができ、
このためシステムを換えずに制御管理ができる。
【0046】また、請求項2に係る車両用電子制御装置
試験システムは、車両用電子制御装置の負荷制御の動作
試験を行う通常モードと車両用電子制御装置の本体の試
験を行う試験モードを制御完成検査機のIDに基づい
て、通常モードから試験モードに変更するモード変更手
段を備えたので、車両用電子制御装置試験システムから
分離せずに、車両用電子制御装置の本体の試験を一度に
することができるので、車両用電子制御装置の製造、管
理や試験等、工場の品質向上および生産量の向上が図れ
る。
試験システムは、車両用電子制御装置の負荷制御の動作
試験を行う通常モードと車両用電子制御装置の本体の試
験を行う試験モードを制御完成検査機のIDに基づい
て、通常モードから試験モードに変更するモード変更手
段を備えたので、車両用電子制御装置試験システムから
分離せずに、車両用電子制御装置の本体の試験を一度に
することができるので、車両用電子制御装置の製造、管
理や試験等、工場の品質向上および生産量の向上が図れ
る。
【0047】さらに、請求項3に係る車両用電子制御装
置試験システムは、車両用電子制御装置が試験モードへ
移行後、制御完成検査機のIDに失敗した場合が所定回
数以上または所定時間以上となった場合に車両用電子制
御装置を試験モードから通常モードに復帰させたので、
モード変換に或る程度の範囲を持たせて或る程度のエラ
ーを吸収し、頻繁なモード変換にならず実試験に合った
モード変換ができる。
置試験システムは、車両用電子制御装置が試験モードへ
移行後、制御完成検査機のIDに失敗した場合が所定回
数以上または所定時間以上となった場合に車両用電子制
御装置を試験モードから通常モードに復帰させたので、
モード変換に或る程度の範囲を持たせて或る程度のエラ
ーを吸収し、頻繁なモード変換にならず実試験に合った
モード変換ができる。
【0048】よって、車両用電子制御装置試験システム
において、完成検査機にバスアクセス機能付き電子制御
装置を設けてバスラインにリンクし、車両用電子制御装
置のモード変更により、本システムから分離せずに、車
両用電子制御装置の本体の試験を短時間にできる車両用
電子制御装置試験システムを提供することができ、複数
のユニットが揃わなくても1ユニットでも試験可能であ
り、フレキシブルに対応できる。
において、完成検査機にバスアクセス機能付き電子制御
装置を設けてバスラインにリンクし、車両用電子制御装
置のモード変更により、本システムから分離せずに、車
両用電子制御装置の本体の試験を短時間にできる車両用
電子制御装置試験システムを提供することができ、複数
のユニットが揃わなくても1ユニットでも試験可能であ
り、フレキシブルに対応できる。
【図1】この発明に係る車両用電子制御装置試験システ
ムの実施形態を示す全体構成図である。
ムの実施形態を示す全体構成図である。
【図2】本実施形態に係る車両用電子制御装置試験シス
テムの要部ブロック構成図である。
テムの要部ブロック構成図である。
【図3】本実施形態に係るバスを流れるデータのタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図4】本実施形態に係るモード変化図である。
【図5】従来の車両用電子制御装置試験システムの構成
図である。
図である。
1,6…車両用電子制御装置試験システム、2…制御完
成検査機、3,8…完成検査機、4…バスアクセス機能
付き電子制御装置、5,7…信号伝送路、A,B,C…
車両用電子制御装置、MCMI…最小モードカウント、
MCMX…最大モードカウント。
成検査機、3,8…完成検査機、4…バスアクセス機能
付き電子制御装置、5,7…信号伝送路、A,B,C…
車両用電子制御装置、MCMI…最小モードカウント、
MCMX…最大モードカウント。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の車両用電子制御装置とこれらを検
査する完成検査機とから成り、前記複数の車両用電子制
御装置は多重伝送の信号伝送路で接続され、この信号伝
送路を経由して前記複数の車両用電子制御装置の間で送
信権が循環され、前記完成検査機は前記複数の車両用電
子制御装置の各々に与える入力情報に基づいて検査を行
う車両用電子制御装置試験システムにおいて、 前記完成検査機を含み、かつ前記完成検査機との間で入
出力関係が形成されたバスアクセス機能付き電子制御装
置を有する制御完成検査機を備え、 前記制御完成検査機の前記電子制御装置は、前記信号伝
送路を経由して前記複数の車両用電子制御装置の各々と
データの送受を行えるように接続され、前記信号伝送路
に前記制御完成検査機のIDとテスト番号を含むデータ
フレームを送信し、 前記複数の車両用電子制御装置の各々は、負荷制御の動
作を行う通常モードと車両用電子制御装置本体の試験を
行う試験モードのうちのいずれかのモードに変更するモ
ード変更手段を備え、 前記複数の車両用電子制御装置の各々では、前記信号伝
送経路を経由して前記制御完成検査機の前記電子制御装
置から送られてくる前記IDのデータに基づいて、前記
モード変更手段が前記通常モードと前記試験モードのう
ちのいずれかのモードに変更し、前記制御完成検査機に
より前記通常モードの検査と共に前記試験モードの検査
を行えるようにした、 ことを特徴とする車両用電子制御装置試験システム。 - 【請求項2】 前記複数の車両用電子制御装置の各々
で、前記制御完成検査機の前記電子制御装置から送られ
てくる前記IDのデータが所定回数以上または所定時間
以上受信される場合に、前記通常モードから前記試験モ
ードに移行し、前記試験モードでの前記検査が行われる
ことを特徴とする請求項1記載の車両用電子制御装置試
験システム。 - 【請求項3】 前記複数の車両用電子制御装置の各々
で、前記通常モードから前記試験モードへ移行した後、
前記制御完成検査機の前記電子制御装置から送られてく
る前記IDのデータの受信の失敗が所定回数以上または
所定時間以上となった場合には、前記試験モードから前
記通常モードに復帰させることを特徴とする請求項2記
載の車両用電子制御装置試験システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13725697A JP3172120B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 車両用電子制御装置試験システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13725697A JP3172120B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 車両用電子制御装置試験システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10336220A JPH10336220A (ja) | 1998-12-18 |
JP3172120B2 true JP3172120B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=15194421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13725697A Expired - Fee Related JP3172120B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 車両用電子制御装置試験システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3172120B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6505482B2 (ja) * | 2015-03-23 | 2019-04-24 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電子制御装置 |
US9557363B2 (en) * | 2015-03-24 | 2017-01-31 | The Boeing Company | Large scale automated test system reconfiguration |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP13725697A patent/JP3172120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10336220A (ja) | 1998-12-18 |
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