JP3169255U - 揮発性棒状化粧料繰出容器 - Google Patents

揮発性棒状化粧料繰出容器 Download PDF

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Abstract

【課題】細いラインを化粧用揮発性オイルを含む細径の棒状化粧料により描けると共に容器の細径化を実現し且つ滑らかな使用感で塗布後の化粧料を塗り広げることができ、且つ、ペンシルタイプのように携帯性に優れ、且つ、細径の揮発性棒状化粧料の形状を崩さずに繰り出すことができると共に揮発性棒状化粧料の揮発を防止できる揮発性棒状化粧料繰出容器を提供する。【解決手段】棒状化粧料6を、化粧用揮発性オイルを含み直径を0.9〜2.5mmの細径とする。又、繰出機構を構成する回転止め3b,2bcを、移動体3の後端外周と容器本体2内周に各々設ける。又、ラチェット4ab,4baの係合により揮発性棒状化粧料6を徐々に繰り出すと共に繰出螺子ピッチを0.25〜1mmで条数を1とする。又、先筒1先端に密接するように気密キャップ7を先筒1に着脱自在に装着する。【選択図】図1

Description

本考案は、揮発性棒状化粧料を用いた揮発性棒状化粧料繰出容器に関する。
アイメイクのアイライン等を描くのに用いられる化粧品としては、従来から棒状化粧料を使用するペンシルタイプの化粧品が知られている。このペンシルタイプの化粧品は繰出容器に棒状化粧料を収容して使用することが可能であるので携帯性に優れている。
また、近年ではアイメイクの多様化に伴いアイラインを細く描ける化粧品が所望されてきており、アイラインを筆やコーム等で細く描くことが可能なジェルタイプのアイライナー用化粧品の需要が高まってきている。
ここで、下記特許文献1には、棒状化粧料等の棒状体を繰り出す繰出容器が開示されている。
特開2006−305318号公報
しかしながら、ジェルタイプのアイライナー用化粧品の場合、ジャー容器等の収容容器に化粧料を収容し、筆やコーム等の塗布具で化粧料をユーザに塗布することになるので、収容容器と塗布具が別体となっており、ペンシルタイプの化粧品ほど携帯性は優れていなかった。
そこで、本考案は、筆やコーム等で描くような細いラインを化粧用揮発性オイルを含む細径の棒状化粧料により描けると共に容器の細径化を実現でき且つ滑らかな使用感で塗布後の化粧料を塗り広げることができ、且つ、ペンシルタイプのように携帯性に優れ、且つ、細径の揮発性棒状化粧料の形状を崩すことなく繰り出すことができると共に当該揮発性棒状化粧料の揮発を防止できる揮発性棒状化粧料繰出容器を提供することを課題とする。
本考案の揮発性棒状化粧料繰出容器は、両端が開口された筒状を成し、化粧用揮発性オイルを含む化粧料を直接充填することで直径0.9mm〜2.5mmの揮発性棒状化粧料を内部に密着させて収容可能とすると共に、内部に密着状態で摺動可能に挿入されているピストン体を備えた先筒と、本体筒及び回転止めを備え先筒と係合可能な容器本体と、外周に雄螺子を備え容器本体内に配置された移動体と、移動体の雄螺子と螺合結合可能な雌螺子を内側に備えると共に後端にラチェット突起を備え先筒と同期回転可能となるように先筒内のピストン体の後方に配置された雌螺子部材と、筒状を成し軸線方向に収縮して衝撃を吸収する弾性のあるバネ部を備えると共に一方端に軸線方向に突出する複数のラチェット突起を備え、当該ラチェット突起は雌螺子部材のラチェット突起と係合可能であり、容器本体と同期回転可能となるように容器本体内に配置されたラチェット部材と、先筒先端に密接するように先筒に着脱自在に装着された気密キャップと、を具備し、移動体には、後端外周の周方向に外周回転止めが設けられると共に、容器本体の回転止めには、内周に外周回転止めと係合する内周回転止めが設けられており、外周回転止めと内周回転止めとが係合することにより移動体が容器本体に対して周方向回転不能且つ軸線方向移動可能とされ、移動体の雄螺子及び雌螺子部材の雌螺子は、ピッチが0.25mm〜1mmであり条数が1で形成され、移動体を先筒及び容器本体内で摺動させるための摺動操作が行われることにより摺動する移動体に連動して、ピストン体が先筒内を摺動して揮発性棒状化粧料が先筒先端の開口より外部へ押し出されることを特徴としている。
このような揮発性棒状化粧料繰出容器によれば、棒状化粧料が、化粧用揮発性オイルを含む棒状化粧料とされてその直径が0.9mm〜2.5mmの細径とされているため、筆やコーム等で描くような細いラインを描くことができると共に容器の細径化を実現でき且つ滑らかな使用感で塗布後の化粧料を塗り広げることができ、且つ、ペンシルタイプのように携帯性に優れる。また、繰出機構を構成する回転止めが、移動体の後端外周と容器本体内周にそれぞれ設けられる構成のため、容器の細径化を一層実現できる。また、ラチェット係合により揮発性棒状化粧料が徐々に繰り出されると共に繰り出しの螺子ピッチが0.25mm〜1mmで条数が1とされているため、細径の揮発性棒状化粧料の形状を崩すことなく繰り出すことができる。また、先筒先端に装着された気密キャップにより揮発性棒状化粧料の揮発を確実に防止できる。
ここで、上記作用を効果的に奏する構成としては、具体的には、本体筒と回転止めとを同期回転可能に係合することで容器本体を形成すると共に先筒と容器本体とを相対回転可能に係合し、先筒と容器本体とが相対回転することで摺動操作とされる構成が挙げられる。
また、上記作用を効果的に奏する他の構成としては、具体的には、本体筒と回転止めとを相対回転可能に係合することで容器本体を形成すると共に先筒と本体筒とを同期回転可能に係合し、先筒と本体筒に対して回転止めが相対回転することで摺動操作とされる構成が挙げられる。
このように本考案によれば、細いラインを化粧用揮発性オイルを含む細径の棒状化粧料により描けると共に容器の細径化を実現でき且つ滑らかな使用感で塗布後の化粧料を塗り広げることができ、且つ、ペンシルタイプのように携帯性に優れ、且つ、細径の揮発性棒状化粧料の形状を崩すことなく繰り出すことができると共に当該揮発性棒状化粧料の揮発を防止できる揮発性棒状化粧料繰出容器を提供することが可能となる。
本考案の第1実施形態に係る揮発性棒状化粧料繰出容器の初期状態を示す縦断面図である。 図1に示す状態から気密キャップが取り外され、使用者により移動体及びピストン体が前進限まで前進したときの縦断面図である。 図1に示す状態から気密キャップが取り外され、容器本体と先筒が係合する前の状態を示す縦断面図である。 図1〜図3中の先筒とピストン体を示す斜視図である。 図1〜図3中の本体筒と回転止めとが分離したときの容器本体を示す斜視図である。 図1〜図3中の移動体を示す斜視図である。 図1〜図3中の雌螺子部材とバネ部材とを示す斜視図である。 図1中の気密キャップと中蓋を示す斜視図である。 図1〜図3中のピストン体を示す側面図である。 図9に示すピストン体の縦断面図である。 図1に示す揮発性棒状化粧料繰出容器の分解斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る揮発性棒状化粧料繰出容器の初期状態を示す縦断面図である。 本考案の第3実施形態に係る揮発性棒状化粧料繰出容器を示す縦断面図である。
以下、添付図面を参照して、本考案の実施形態について詳細に説明する。なお、同一又は相当要素には同一符号を付して重複する説明は省略する。
図1〜図11は、本考案の第1実施形態を、図12は、本考案の第2実施形態を、図13は、本考案の第3実施形態を各々示すものであり、先ず、図1〜図11に示す第1実施形態を説明する。
図1〜図3は、本考案の第1実施形態に係る揮発性棒状化粧料繰出容器の各状態を示す各縦断面図、図4は、先筒とピストン体の斜視図、図5は、容器本体を構成する本体筒と回転止めの斜視図、図6は、移動体の斜視図、図7は、雌螺子部材とバネ部材の斜視図、図8は、気密キャップと中蓋の斜視図、図9は、ピストン体の側面図、図10は、ピストン体の縦断面図、図11は、揮発性棒状化粧料繰出容器の分解斜視図であり、本考案の揮発性棒状化粧料繰出容器は、ジェルアイライナー用の揮発性棒状化粧料を収容すると共に適宜使用者の操作により繰出可能とされている。
図1〜図3に示すように、揮発性棒状化粧料繰出容器100は、両端が開口された筒状の先筒(容器前部)1と、その前部に先筒1の後部を挿入してこの先筒1を着脱可能とすると共に相対回転可能に係合する容器本体(容器後部)2と、を外形構成として具備している。
なお、本考案においては、先筒1が交換可能として説明していくが、この先筒1が交換不可、すなわち先筒1が容器本体2に係合した後は軸線方向移動不能としても良い。
本実施形態の揮発性棒状化粧料繰出容器100では、先筒1は容器本体2との相対回転時には軸線方向に離脱しない程度に容器本体2と係合されており、先筒1の交換時に軸線方向にある程度の力を加えると先筒1を引き抜くことが可能となっている。
そして、この揮発性棒状化粧料繰出容器100は、内部に、先筒1に収容される棒状の揮発性化粧料6と、その先筒1内に密着し内部を摺動可能なピストン体(押出部)5と、先筒1と同期回転可能に先筒1に挿入される雌螺子部材4bと、容器本体2と同期回転可能に容器本体2内に挿入され、雌螺子部材4bとラチェット係合するバネ部材(ラチェット部材)4aと、雌螺子部材4bと螺合結合可能であり先筒1と容器本体2とが相対回転することにより前進し所定の前進限まで進むと前進が停止する移動体3と、容器本体2を構成し、その前部に先筒1を挿入すると共にバネ部材4aと雌螺子部材4bとを収容する本体筒2a及び本体筒2aと軸線方向移動不能且つ同期回転可能に係合すると共に移動体3が同期回転可能に挿入されている回転止め2bと、を概略備えている。
なお、移動体3を前進する方向へ進ませるために行う摺動操作である先筒1と容器本体2との相対回転の方向を、以降、繰出方向として説明していく。
先筒1は、図1〜図4に示すように、両端が開口した筒状であり、その前部は先端に備えられる先端開口部1cに向かって先細り形状となる外観を有している。そして、本実施形態の先筒1の後部の外周には、先筒1が容器本体2の本体筒2aと着脱可能且つ相対回転可能に係合するための凹部1bが環状に備えられており、この後部が本体筒2a内に挿入されることになる。
さらに、先筒1の前部内部には、棒状の揮発性化粧料6を収容する収容部1aが設けられており、この収容部1a内に密着して摺動可能なピストン体5が収容される。そして、先筒1の後部内部には、雌螺子部材4bが挿入され、この雌螺子部材4bと同期回転可能に係合するための軸線方向に延びる突条1dが周方向に沿って複数備えられている。
収容部1a内の揮発性棒状化粧料6は、アイライナーに用いられるジェル状の棒状化粧料であり、化粧用揮発性オイルを含む。この化粧料6の重量は0.15gであり、化粧用揮発性オイルを10%〜50%の割合で含んでいる。
そして、揮発性棒状化粧料6は、先筒1の収容部1aに直接充填されることで形成され、先筒1内に密着して収容されている。
この揮発性棒状化粧料6は、その直径が、0.9mm〜2.5mmの細径であり、より好ましくは、1.2mm〜2.5mmである。このように細径(2.5mm以下)としているのは、例えば筆やコーム等で描くような細いラインを描くためである。
この揮発性棒状化粧料6の針入度試験の測定硬度は、0.1〜2(N)であり、より好ましくは、0.15〜1.5(N)である。そして、このような硬度により、ジェルアイライナーとしての軟らかさを十分に保持できる。なお、揮発性棒状化粧料6の硬度は、株式会社レオテック社「FUDOH レオメータ」を使用して測定された硬度である。その測定方法としては、測定温度25°C条件下において、直径1mmの円柱のアプリケータを進入速度6cm/minの速度で揮発性棒状化粧料6に深さ10mm挿入したときにこの揮発性棒状化粧料6に生じるピーク値を測定している。このような測定方法は化粧品において硬度を計るために使用される一般的な測定方法である。
ピストン体5は、例えば熱可塑性エラストマー(TPE)等より成形され、図1〜図4、図9及び図10に示すように、円柱状に構成されている。このピストン体5の後端面には、前側に向かってへこむ凹部5dが形成されると共に、先端面には、後側に向かってへこみ凹部5dと同様な形状の凹部5cが形成されている。これらの凹部5c,5dは、向きは逆ではあるが、移動体3の後述する截頭円錐台形状の先端(凸部)3cに合致する形状とされ、その筒状の内周面が、軸線方向内側が小径で外側が大径を成し、ピストン体5の軸心に対して緩やかに傾斜する構成とされている。そして、後側の凹部5dに対して、移動体3の後述の先端3cが進入し当接する。
また、ピストン体5の外周面には、軸線方向に離間して環状凸部5a,5bがそれぞれ設けられている。これらの環状凸部5a,5bは、収容部1aの内周面に密着し、後側の環状凸部5bの幅(軸線方向の幅)の方が前側の環状凸部5aの幅に比して大きくされている。
このピストン体5は、収容部1a内に密着して備えられることで、移動体3が繰出方向に移動すると、この移動体3の動きと連動し押されて前進し、収容部1a内の揮発性棒状化粧料6を先筒1の開口部1cより繰り出す役割を担っている。
そして、ピストン体5の環状凸部5a,5bは、両方とも、収容部1aの内周面に密着し摺動することで密閉を保つ機能を有するが、後側の幅広の環状凸部5bが専ら密閉性の確保に寄与し、前側の幅狭の環状凸部5aが専ら前進時においてピストン体5の捩れを抑制し姿勢を正すことに寄与する(詳しくは後述)。
容器本体2は、図1〜図3及び図5に示すように、本体筒2aと回転止め2bとから構成されており、この本体筒2aの後端側から回転止め2bが挿入され、回転止め2bは本体筒2aに対して軸線方向移動不能且つ同期回転可能に係合される。そして、この容器本体2内に、移動体3とバネ部材4aと雌螺子部材4bとが収容されることになる。
本体筒2aは、両端が開口した円筒状であり、その前部には先筒1の後部が挿入され、本体筒2aの後部には回転止め2bが挿入される。そして、本実施形態の本体筒2aの前部の内周面には、先筒1が着脱可能且つ相対回転可能に係合されるために先筒1の凹部1bと係合可能な凸部2aaが環状に備えられている。さらに、本体筒2aの前部の内周面には、バネ部材4aを同期回転可能に係合するための軸線方向に延びる突条2adが周方向に沿って複数備えられている。また、本体筒2aの後部の内周面には、回転止め2bを軸線方向移動不能に係合するための係合突起2abが環状に備えられると共に回転止め2bを同期回転可能に係合するための軸線方向に延びる突条2acが周方向に沿って複数備えられている。
回転止め2bは、その外周面に本体筒2aの係合突起2abと係合するための周方向に沿って形成される係合溝2baを備えると共に、本体筒2aの突条2acと係合するための軸線方向に延びる突条2bbを周方向に沿って複数備えている。さらに、回転止め2bの内周面には、移動体3の後部が挿入され、この移動体3を同期回転可能且つ軸線方向移動可能に係合するための回転止め溝(内周回転止め)2bcが内周面全長に亘り複数が周方向に離間して備えられている。
移動体3は、図1〜図3及び図6に示すように、棒状を成し、その前半部の外周には雌螺子部材4bとの螺合結合を可能とする雄螺子3aを備えている。また、移動体3の後端の外周には移動体3を回転止め2b内に挿入した際に回転止め溝(内周回転止め)2bcと軸線方向摺動可能且つ周方向回転不能に係合するための回転止め突起(外周回転止め)3bを備えている。
また、移動体3の前端には、前側が小径で後側が大径の截頭円錐台形状に突出する凸部である先端3cが備えられている。この先端3cは、先筒1内に収容されたピストン体5の凹部5c,5d(図10参照)に合致する形状を成している。
この移動体3に対してピストン体5は分離されて非係合(非拘束)とされ、移動体3が前進すると、移動体3の先端3cがピストン体5の後側の凹部5dに進入して当接し、移動体3に押されてピストン体5が前進するようになっている。
このような構成の移動体3は、雌螺子部材4bと螺合結合している状態で容器本体2内に配置される。その際、移動体3の後部は回転止め2b内に挿入されて回転止め突起3bと回転止め溝2bcが係合することになる。
バネ部材4aはラチェット部材であり、図1〜図3及び図7に示すように、両端が開口している筒状を成し、その軸線方向中間部には、軸線方向に収縮して衝撃を吸収する弾性のある螺旋状のバネ部4aaが形成されると共に、その軸線方向前部には、バネ部材4aの一方の端(前方側の端)から軸線方向外側に突き出すように複数のラチェット突起4abが周方向に沿って形成されている。このラチェット突起4abの形状としては、図7に示すように、片側へ傾斜している傾斜面と垂直に軸線方向へ延びる面とを有する直角三角形状をしている。そして、このラチェット突起4abは雌螺子部材4bとのラチェット係合を可能としている。さらに、このバネ部材4aの外周面には、バネ部4aaを軸線方向の両側から挟んで外周面軸線方向に延びる突条4ac,4acが周方向に沿って複数形成されており、これらの突条4acが、容器本体2の本体筒2a内周面に備えられる突条2adと係合することによって、バネ部材4aは本体筒2aと同期回転可能となる。
雌螺子部材4bは、図1〜図3及び図7に示すように、本体筒2a内に配置され、先筒1内に挿入されるものであって、その先端の内周に移動体3の雄螺子3aと螺合結合する雌螺子4bbを備えている。そして、外周面には、軸線方向に延びる突条4bcが周方向に沿って複数備えられており、この突条4bcと先筒1の突条1dとが係合することで先筒1と雌螺子部材4bは同期回転可能となる。また、雌螺子部材4bの後端には、先筒1に挿入された際に先筒1の後端が当接する段部(鍔部)4bdが形成されると共に、バネ部材4aのラチェット突起4abとラチェット係合可能なラチェット突起4baが形成される。
上述したバネ部材4aと雌螺子部材4bはラチェット係合しており、バネ部材4aと雌螺子部材4bの内側に移動体3が雌螺子部材4bと螺合結合された状態で容器本体2内に配置されることになる。その際、バネ部材4aは、ラチェット突起4abが形成されているのとは反対側の端(後端)が回転止め2bの端(前端)と当接する。そして、図3に示すように、本体筒2aに先筒1が挿入される前の状態では、バネ部材4aと雌螺子部材4bは同期回転可能とされており、また、バネ部材4aと雌螺子部材4bは、軸線方向へ移動可能となっている。その後、本体筒2aに先筒1が挿入されると、先筒1と雌螺子部材4bとが同期回転可能に係合すると共に、先筒1の開口部1cが形成されているのとは反対側の端(後端)が雌螺子部材4bの段部4bdの前側の面と当接するので、バネ部材4aと雌螺子部材4bは,容器本体2内にバネ部材4aのバネ部4aaの収縮範囲内でのみ軸線方向への移動が可能に収容される。
そして、バネ部材4aと雌螺子部材4bは、使用者が先筒1と容器本体2とを繰出方向へ相対回転することで繰出方向に相対回転し、ラチェット突起4abとラチェット突起4baとのラチェット係合が係合解除と係合復帰を繰り返し「カチカチ」というクリック音を発すると共にクリック感を使用者に与えることになる。このようにラチェット係合するラチェット突起4abの形状では、バネ部材4aと雌螺子部材4bの繰出方向への相対回転は可能であるが、繰出方向とは逆の方向への相対回転は不可能となっており、繰出方向への相対回転のみを許容する。そして、このようなラチェット係合としているのは、細径の揮発性棒状化粧料6を使用者の回転操作により繰り出す際に、徐々に繰り出すことで当該細径の揮発性棒状化粧料6の形状を崩さないようにするためである。
また、ここでは、移動体3の雄螺子3a及び雌螺子部材4bの雌螺子4bbは、ピッチが0.25mm〜1mmであり、より好ましくは、0.5mm〜1mmであり、条数が1で形成されている。このように小さいピッチ(1mm以下)及び条数としているのは、細径の揮発性棒状化粧料6を使用者の回転操作により繰り出す際に、当該細径の揮発性棒状化粧料6の形状を崩さないようにするためである。
また、本実施形態の揮発性棒状化粧料繰出容器100は、図1、図8及び図11に示すように、先筒1に収容される揮発性棒状化粧料6を密閉するための気密キャップ7が先筒1の前部に着脱自在に装着される。さらに、このキャップ7の内部には先筒1の先端を覆い当該先端に密接するように装着される中蓋7aが設けられており、これにより化粧料6を一層密閉状態に保つことが可能とされている。なお、ここでは、キャップ7と中蓋7aが別部材となっているが、この中蓋7aに相当する構成をキャップ7に形成しても良い。因みに、これらのキャップ7、中蓋7aは、揮発成分に侵されない例えばポリエステル系から成形されている。
次に、このような構成を有する揮発性棒状化粧料繰出容器100の組立手順の一例について、図1〜図3及び図11を参照しながら説明する。
先ず、本体筒2aの後端側から回転止め2bを挿入して、本体筒2aに対して軸線方向移動不能且つ同期回転可能に回転止め2bを係合し容器本体2を形成する。次いで、ラチェット係合させたバネ部材4aと雌螺子部材4bの内側に移動体3を挿入し雌螺子部材4bと螺合結合させて移動体3を所定位置まで螺子込み、これらのバネ部材4aと雌螺子部材4bと移動体3を容器本体2内に収容配置する。
一方、先筒1にあっては、棒状体等を用いてピストン体5を先筒1の収容部1a内に密着させながら軸線方向の正確な位置(初期状態の位置)にセットする。次いで、先筒1の収容部1a内に進入可能な細径のノズルを備えた化粧料充填機を用意し、当該ノズルを先筒1の先端の開口部1cから収容部1a内に進入させて、溶融状態の化粧料(棒状化粧料形成材料)を空気が侵入しないようにしながら直接注入することで充填する。そして、ノズルを徐々に収容部1a内から引き抜いていき、化粧料が冷却固化することで、収容部1a内に密着して収容される揮発性棒状化粧料6が得られる。このとき、ピストン体5の前側の凹部5cにも化粧料が充填形成される。
そして、内部に揮発性棒状化粧料6とピストン体5を収容した先筒1を、上記容器本体2へ挿入することで、揮発性棒状化粧料6を繰出可能な揮発性棒状化粧料繰出容器100が得られる。
このようにして得られた揮発性棒状化粧料繰出容器100にあっては、先筒1の内部に密着状態で摺動可能に挿入されているピストン体5と、これより後側の移動体3とが、分離され非係合とされているため、先筒1内の所定位置(初期状態の位置)にピストン体5のみを配置した状態で、溶融状態の化粧料を容器先端の開口部1cから内部に直接充填することができ、移動体3に影響を受けることなく(移動体3に左右されることなく)ピストン体5の前側に一定量の化粧料を充填できる。その結果、充填不良がなくなり、品質の安定化を図ることができる。
また、この組立の際にあっては、ピストン体5の先端面にも凹部5dと同様な形状の凹部5cが設けられているため、ピストン体5には方向性がなく前後を逆にしても組み立てることができ、組立性を向上できるようになっている。
なお、容器本体2内において移動体3の位置が正確に所定位置(初期状態の位置)に位置している又は後側にずれている場合には、先筒1を容器本体2内に挿入した場合に、ピストン体5が移動体3により前方に押圧されることはないので問題ないが、例えば、移動体3が前側にずれていても、先筒1を容器本体2内に挿入した場合には、移動体3がピストン体5に当接し雌螺子部材4bを介してバネ部材4aのバネ部4aaが収縮することで当該移動体3が後方に移動し所定位置(初期状態の位置)に位置するため問題ない。
このような構成の揮発性棒状化粧料繰出容器100では、使用者が先筒1と容器本体2とを繰出方向に相対回転させると、先筒1と雌螺子部材4bが同期回転すると共に、容器本体2とバネ部材4aと移動体3とが同期回転し、これにより、雌螺子部材4bの雌螺子4bb及び移動体3の雄螺子3aの螺合作用が働き、移動体3が繰出方向に前進し、移動体3の先端3cが、ピストン体5の後側の凹部5dに進入し当接する。なお、ピストン体5及び移動体3が正確に所定位置(初期状態の位置)に位置している場合には、最初から移動体3の先端3cがピストン体5の凹部5dに進入し当接していることになる。
そして、このように、移動体3の先端3cがピストン体5の後側の凹部5dに進入し当接しているため、先筒1内に密着し抵抗が大きい揮発性棒状化粧料6をピストン体5の前進により押し出す際に、当該ピストン体5が上記凹凸5d,3cにより捩れることなく真っ直ぐ前進し、揮発性棒状化粧料6は良好に押し出される。
また、このとき、ピストン体5は、その外周面の軸線方向に離間した位置に、先筒1の内部に密着して摺動する環状凸部5a,5bを各々有しているため、これらの環状凸部5a,5bにより、一層ピストン体5が捩れることなく真っ直ぐ前進し、揮発性棒状化粧料6は一層良好に押し出される。
そして、この揮発性棒状化粧料6は、先筒1の先端の開口部1cより出現し、使用状態とされる。
また、移動体3の繰出方向への移動がさらに行われると、雌螺子4bbと雄螺子3aとの螺合結合が解除され移動体3の繰出限(前進限)となる。但し、螺合結合が解除されてもバネ部材4aがバネ部4aaの弾性力によって雌螺子部材4bを軸線方向に押し上げてすぐさま雌螺子4bbと雄螺子3aとが螺合復帰することになる。なお、移動体3の軸線方向に延びる突起3d(図6参照)とラチェット突起4baとが係合して、雌螺子4bbと雄螺子3aとの螺合結合が解除される前に移動体3と雌螺子部材4bとが同期回転可能に係合することにより移動体3の繰出限(前進限)とすることも可能である。
また、例えば、揮発性棒状化粧料6を使い終わった後に、新品の揮発性棒状化粧料6を収容した先筒1に新たに交換する際は、容器本体2から先筒1を抜いた後、雌螺子部材4bとバネ部材4aとをフリーにした状態で、雌螺子部材4bと移動体3を繰出方向とは逆方向へ相対回転させて図1、図3に示すような初期位置へ移動体3を戻してから、新しい先筒1を容器本体2へ挿入すれば良い。
このような揮発性棒状化粧料繰出容器100によれば、棒状化粧料が、化粧用揮発性オイルを含む棒状化粧料6とされてその直径が0.9mm〜2.5mmの細径とされているため、筆やコーム等で描くような細いラインを描くことができると共に容器の細径化を実現でき且つ滑らかな使用感で塗布後の化粧料を塗り広げることができ、且つ、ペンシルタイプのように携帯性に優れる。
また、繰出機構を構成する回転止め3b,2bcが、移動体3の後端外周と容器本体2の内周にそれぞれ設けられる構成のため、容器の細径化を一層実現できる。
また、ラチェット係合により揮発性棒状化粧料6が徐々に繰り出されると共に繰り出しの螺子ピッチが0.25mm〜1mmで条数が1とされているため、細径の揮発性棒状化粧料6の形状を崩すことなく繰り出すことができる。
また、先筒1の先端に装着された気密キャップ7により揮発性棒状化粧料6の揮発を確実に防止できる。
図12は、本考案の第2実施形態に係る揮発性棒状化粧料繰出容器の初期状態を示す縦断面図である。
この第2実施形態の揮発性棒状化粧料繰出容器200が、第1実施形態の揮発性棒状化粧料繰出容器100と違う点は、先筒1と本体筒2aとを同期回転可能に係合して容器前部とすると共に、容器本体2を構成する本体筒2aと回転止め2bとを相対回転可能に係合し当該回転止め2bを容器後部とした点である。
すなわち、図示する揮発性棒状化粧料繰出容器200においては、先筒1と本体筒2aに対して回転止め2bが相対回転することによって移動体3が繰出方向へ移動し、この移動体3の移動に伴ってピストン体5も移動することで揮発性棒状化粧料6が先筒1の開口部1cより繰り出されることになる。
このような揮発性棒状化粧料繰出容器200の構成としては、上記第1実施形態の揮発性棒状化粧料繰出容器100の構成と比べ、先筒1の本体筒2a内に挿入される後部の外周軸線方向に本体筒2aとの同期回転を可能とする突条(図示せず)を備え、本体筒2a前部の内周面軸線方向にも先筒1後部の外周面に備えられる突条と係合するための突条(図示せず)が備えられることになる。なお、先筒1と本体筒2aが同期回転可能に動作する構成であれば、上記のような突条の代わりに同様の効果を得られる別の構成としても良い。
さらに、揮発性棒状化粧料繰出容器200の構成としては、上記第1実施形態の揮発性棒状化粧料繰出容器100の構成と比べ、本体筒2a後部の内周面に突条2acは備えられておらず、回転止め2bの外周面には突条2bbが備えられていない。また、揮発性棒状化粧料繰出容器200の回転止め2bは、図示するように、揮発性棒状化粧料繰出容器100の回転止め2bと比べその後部が軸線方向に突出している形状となっており、回転止め2bを把持しやすくするためにこのような形状としている。
また、上述したように、先筒1と本体筒2aに対して回転止め2bが相対回転する構成となることから、バネ部材4aと雌螺子部材4bも係合したまま同期回転することになる。なお、ラチェット機能を備えるのであれば、バネ部材4aの後端と回転止め2bの先端をラチェット係合可能な構成とすれば良い。
このような構成の揮発性棒状化粧料繰出容器200は、その他の構成は揮発性棒状化粧料繰出容器100と同様であるので、奏する作用・効果も同じである。
図13は、本考案の第3実施形態に係る揮発性棒状化粧料繰出容器を示す縦断面図である。
この第3実施形態の揮発性棒状化粧料繰出容器300が、第1実施形態の揮発性棒状化粧料繰出容器100又は第2実施形態の揮発性棒状化粧料繰出容器200と違う点は、容器本体2の回転止め2bの後端側に、チップ8を把持するための把持部9を設けた点である。ここで、チップ8は、対象に塗布した化粧料6をぼかしたり、広げたりするために使用される。
そして、その他の構成は、揮発性棒状化粧料繰出容器100又は揮発性棒状化粧料繰出容器200と同様であり、故に、奏する作用・効果も同じである。なお、図13では、一例として揮発性棒状化粧料繰出容器100に把持部9とチップ8を追加した構成を示している。
1…先筒、1a…収容部、2…容器本体、2a…本体筒、2b…回転止め、2bc…容器本体の内周回転止め、3…移動体、3a…雄螺子、3b…移動体の外周回転止め、4a…バネ部材(ラチェット部材)、4aa…バネ部、4ab…ラチェット突起、4b…雌螺子部材、4ba…ラチェット突起、4bb…雌螺子、5…ピストン体、6…揮発性棒状化粧料、7…気密キャップ、100,200,300…揮発性棒状化粧料繰出容器。

Claims (3)

  1. 両端が開口された筒状を成し、化粧用揮発性オイルを含む化粧料を直接充填することで直径0.9mm〜2.5mmの揮発性棒状化粧料を内部に密着させて収容可能とすると共に、前記内部に密着状態で摺動可能に挿入されているピストン体を備えた先筒と、
    本体筒及び回転止めを備え前記先筒と係合可能な容器本体と、
    外周に雄螺子を備え前記容器本体内に配置された移動体と、
    前記移動体の前記雄螺子と螺合結合可能な雌螺子を内側に備えると共に後端にラチェット突起を備え前記先筒と同期回転可能となるように前記先筒内の前記ピストン体の後方に配置された雌螺子部材と、
    筒状を成し軸線方向に収縮して衝撃を吸収する弾性のあるバネ部を備えると共に一方端に軸線方向に突出する複数のラチェット突起を備え、当該ラチェット突起は前記雌螺子部材の前記ラチェット突起と係合可能であり、前記容器本体と同期回転可能となるように前記容器本体内に配置されたラチェット部材と、
    前記先筒先端に密接するように前記先筒に着脱自在に装着された気密キャップと、を具備し、
    前記移動体には、後端外周の周方向に外周回転止めが設けられると共に、前記容器本体の前記回転止めには、内周に前記外周回転止めと係合する内周回転止めが設けられており、前記外周回転止めと前記内周回転止めとが係合することにより前記移動体が前記容器本体に対して周方向回転不能且つ軸線方向移動可能とされ、
    前記移動体の前記雄螺子及び前記雌螺子部材の前記雌螺子は、ピッチが0.25mm〜1mmであり条数が1で形成され、
    前記移動体を前記先筒及び前記容器本体内で摺動させるための摺動操作が行われることにより摺動する前記移動体に連動して、前記ピストン体が前記先筒内を摺動して前記揮発性棒状化粧料が前記先筒先端の開口より外部へ押し出されることを特徴とする揮発性棒状化粧料繰出容器。
  2. 前記本体筒と前記回転止めとを同期回転可能に係合することで前記容器本体を形成すると共に前記先筒と前記容器本体とを相対回転可能に係合し、前記先筒と前記容器本体とが相対回転することで前記摺動操作とされることを特徴とする請求項1記載の揮発性棒状化粧料繰出容器。
  3. 前記本体筒と前記回転止めとを相対回転可能に係合することで前記容器本体を形成すると共に前記先筒と前記本体筒とを同期回転可能に係合し、前記先筒と前記本体筒に対して前記回転止めが相対回転することで前記摺動操作とされることを特徴とする請求項1記載の揮発性棒状化粧料繰出容器。
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