JP3168057U - 泡シャワー装置 - Google Patents

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【課題】供給水量が少ない又は水圧が低い場合でも、気水混合流中の気泡の量を安定的に保つことができる泡シャワー装置を提供する。【解決手段】加圧水流入孔を介して旋回筒の外部から内部に加圧水を流入させることにより旋回水流を形成し、その中心部に発生する低圧部と旋回筒の外部とを空気管によって貫通し、空気管を介して吸引された外部空気を旋回水流に巻き込んで気水混合流を発生させ、旋回筒の上部の上側ほど断面積が小さくなるように出口開口4を絞り、流体分散板5を出口開口4の上側に配置した。出口開口4と流体分散板5との隙間から分散した分散流を、下端が開口し上端が円周方向及び半径方向に複数の気水混合流分割分散孔8を設けた天井部9を有する円筒室7の中に導入せしめる。【選択図】図1

Description

本考案は気水混合流を噴出分散せしめる泡シャワーに関する。
詳細には、本考案は、旋回筒の筒状壁に形成された1個または複数個の加圧水流入孔を介して、旋回筒の外側から内部に旋回筒の接線方向に例えば水道水のような加圧水を流入させることにより、旋回筒の内部に旋回水流を形成し、その旋回水流の中心部に流体力学的に発生する低圧部と、旋回筒の外部とを、旋回筒の底部に貫通して旋回筒の内部に突出せしめられた空気管によって連通し、空気管を介して吸引された旋回筒の外部の空気を旋回水流に巻き込んで気泡化することにより気水混合流を発生させ、旋回筒の上部に開口を形成すると共に、旋回筒の上部の上側ほどその開口の断面積が小さくなるように旋回筒の上部の開口を絞り、旋回筒上部から低圧部への水または空気の逆流を阻止することによって、低圧部の圧力上昇を防止する気水分散手段を旋回筒の上部の開口の上側に配置し、気水分散手段の下端と旋回筒の上部との間の隙間を介して気水混合流の分散された泡シャワーに関する。
更に詳細には、本考案は、気水混合流中の気泡の微小化を促進し、気水分散流として、分散させることができる泡シャワーに関する。
従来から、気水混合流を分散させるように構成された気水混合流分散装置(液体の微粒化分散装置)が知られている。この種の気水混合流分散装置(流体の微粒化分散装置)の例としては、例えば実用新案第3162867号などに記載されたものがある。
実用新案第3162867号公報に記載された気水混合流分散装置(流体の微粒化分散装置)では、旋回筒の筒状壁に1個または複数個の加圧水流孔(流体供給孔、水噴出口)が形成されている。更に、加圧水流入孔(流体供給孔、水噴出口)を介して、旋回筒の外部から内部に旋回筒の接線方向に加圧水が流入せしめられ、それにより、旋回筒の内部に旋回水流が形成される。
詳細には、実用新案第3162867号に記載された気水混合流分散装置(流体の微粒化分散装置、)では、旋回水流の中心部に流体力学的に発生する低圧部と、旋回筒の外部とが、旋回筒の底部を貫通して旋回筒の内部に突出せしめられた空気管(流体噴出管)によって連通せしめられている。
次いで、に実用新案第3162867号に記載された気水混合流分散装置(流体の微粒化分散装置)では、空気管(流体噴出管)を介して吸引された旋回筒の外部空気が、旋回水流に巻き込まれ、気泡化せしめられる。その結果、気水混合流が発生せしめられる。
詳細には、実用新案第3162867号に記載された気水混合流分散生装置(流体の微粒化分散装置)では、旋回筒の上部に開口(流体出口)が形成されている。更に旋回筒の上部の上側ほどその開口(流体出口)の断面積が小さくなるように、旋回筒の上部の開口(流体出口)が絞られている。
また、実用新案第3162867号に記載された気水混合流分散装置(液体の微粒化分散装置)では、旋回筒の上部の開口(流体出口)から低圧部への水または空気の逆流を阻止することによって、低圧部の圧力上昇を防止するための気水分散手段(流体分散版、気水分散版)が、旋回筒の上部の開口(流体出口)の上側に配置されている。
次いで、実用新案第3162867号に記載された気水混合流分散装置(流体の微粒化分散装置、)では、気水分散手段(流体分散版、気水分散版)の下端と旋回筒の上部との間の隙間を介して、気水混合流が噴出分散せしめられる。
実用新案第3162867号
ところで実用新案第3162867号に記載された気水混合流分散装置では、外筒内内部の容積が大きいため、流入する水量及び水圧によって旋回筒1内の圧力が十分得られないため、低圧部Pでの空気吸入量が十分導入されない。
そのため、実用新案第3162867号に記載された気水混合分散装置では、気水混合流の分散が著しく阻害され、外部に分散する際の水流が弱くなり、効果が弱くなり、効果が低減する。
その結果、供給される水流量の少ないときには、十分な気泡水としてのシャワー効果が得られない。
そこで本考案者は鋭意研究を行なった結果、実用新案第3162867号に記載されている流入水路11を円筒室7内に追加設置することによって水流の回転数が多くなり、水流量の少ない場合でも低圧部の圧力増大にともなって空気吸入量の増加が計られることを見出したのである。
更に前期流入水路11及び12に流入した水流の回転数を円筒室7内で円周方向に2回転し、更に旋回筒1内で回転させ、合計3回転の水流を発生させることによって供給水量の少ない場合でも、十分な効果が得られる。
又実用新案第3162867号では円筒室7内及び旋回筒1内での回転数が2回あるため、回転流の速度が十分に得られない欠点があった。これを3回転することによって回転速度が序々に上がり最終的には、気水混合流F3の流速が増加せしめられることを見出したのである。
即ち、本考案は供給水量又は供給水圧の少ない場合でも気水混合流中の気泡の量を安定的に保つことが出来、供給水量に幅を持った泡シャワーを提供することを目的とする。
詳細には本考案は、旋回筒1内に流入する前に水流に加速をつけることによって、旋回筒1の加圧水流孔2に流入するまでに十分な回転速度が得られ、より強力な気水混合流が得られる。
実用新案第3162867号に記載の考案によれば、外筒内1に形成された流入水路は1ケであったため、供給水量又は水圧が少ない場合に旋回筒1内に十分な圧力を有した水流を導入することが出来なかった。そのため前記旋回筒に十分な加圧水流を導入することが困難となり、その旋回水流の中心部に流体力学的に発生する低圧部の圧力が十分得られず、空気吸入量が少ないことによって、目的の旋回気泡水流が低下し、泡シャワーの効果が低下してしまう欠陥あった。これを解決する手段として、前記外筒内に流入水路11を更に1ケ設置し、外筒内での水流の回転を2回転することによって、前記旋回筒に流入する水圧を十分加えることが可能になり、前記気水混合流で十分な空気を吸入した微細な気水混合流を発生させることが可能になった。
その結果、請求項1に記載された泡シャワーによれば、例えば実用新案第3162867号に記載された気水混合流分散装置のように導入水路が1ケの場合よりも導水水路を追加設置し2ケにすることによって流入水の旋回速度が上昇し、前記低圧部に発生する圧力が増し、空気管3より吸入される空気量が増加し、円筒室内に多量の気水混合流が発生する。
請求項2に記載の泡シャワーでは、気水分散手段としての円形の流体分散板の軸が円筒室の中心軸と一致して固定されている。
そのため請求項1に記載の泡シャワーでは流入水路を更に1ケ所追加設置することによって流入水の回転速度が上昇する。
以下本考案の泡シャワーの第1の実施形態について説明する。
図1は第1の実施形態の泡シャワーの正面断面図、図2は第1の実施形態の泡シャワーの平面図、図3は図1のI−I線に沿った断面図である。
第1の実施形態の泡シャワーでは図1及び図3に示すように、旋回筒1の筒状壁に例えば1ケの加圧水流入孔2が形成されている。第2の実施形態の泡シャワーでは、代わりに複数個の加圧水流入孔2を旋回筒1の筒状壁に形成することも可能である。
第1の実施形態の泡シャワーでは、図1及び図3に示すように、加圧水流入孔2から供給された加圧水Fが加圧水流入孔2を介して旋回筒1の外部から内部に旋回筒1の接線方向に流入せしめられ、それにより、旋回筒1の内部に旋回水流Fが形成される。その結果、旋回水流Fの中心部に流体力学的に低圧部Pが発生する。
更に、第1の実施形態の泡シャワーでは、図1に示すように、低圧部Pと、旋回筒1の外部とが、旋回筒1の底部を貫通して旋回筒1の内部に突出せしめられた空気管3によって連通せしめられている。そのため、空気管3を介して吸引された外部空気Aが、低圧部Pの低圧効果によって旋回水流Fに巻き込まれ、気泡化せしめられる。その結果、気水混合流Fが発生せしめられる。
また、第1の実施形態の泡シャワーでは、図1にしめすように、旋回筒1の上部に出口開口4が形成されている。更に、旋回筒1の上部の上側ほどその出口開口4の断面積が小さくなるように、旋回筒1の上部の出口開口4が絞られている。そのため、気水混合流Fが出口開口4を通過するときに、気水混合流Fの流速が増加せしめられる。
更に第1の実施形態の泡シャワーでは、図1に示すように、旋回筒1の上部の出口開口4から低圧部Pへの水または空気の逆流を阻止する事によって、低圧部Pの圧力上昇を防止するための流体分散板5が旋回筒1の上部の出口開口4の上側に配置されている。
詳細には、円形の流体分散板は旋回筒の中心軸と一致した分散軸6の低圧部側の一端に固定され、他端を円筒室7に固定されている。
分散軸6の長さは、低圧部の圧力が最も低く保たれ、外気空気吸引量が最大になるように設定されている。
詳細には、第1の実施形態の泡シャワーでは、図1に示すように、気水混合流分割分散孔8を、円周方向および半径方向に複数設けた天井部9を有する円筒室7を旋回筒1と同心に気水混合流Fの分散下流側に設け、噴出分散させた気水混合流Fを円筒室7に導入せしめ、後続の気水混合流との連続的旋回衝突により、気水混合流中の気泡の一層の微小化を促進せしめる。
次いで、第1に実施形態の泡シャワーでは、複数の気水混合流分割分散孔8から泡シャワー流として外部に広い範囲に噴出される。
詳細には第1の実施形態の泡シャワーでは、加圧水Fより流入した水流を最初流入水路11に導入せしめ次に流入水路12に導入され最終的には旋回筒1に導入され、前記加圧口より前記旋回筒に導入される過程まで水流の速度が順次増大され、その結果、旋回水流Fの中心部に流体力学的な低圧部Pからより大きく発生する。
本考案の泡シャワーは、例えば身体皮膚洗浄、刺激などに適用可能である。
第1の実施形態の泡シャワーの正面断面図である 第1の実施状態の泡シャワーの平面図である 第1のI−I戦に沿った断面図である 流体分散板右側面図である 泡シャワーの一部断面側面図である 泡シャワーのノズル部水噴出孔断面図である
1 旋回筒
2 加圧水流入孔
3 空気管
4 出口開口
5 流体分散板
6 分散軸
7 円筒室
8 気水混合流分割分散孔
9 天井部
10 外筒
11 第1流入水路
12 第2流入水路

Claims (3)

  1. 加圧水を第1流入水路の回転をへて第2流入水路又は複数の流入水路に導入され更に旋回筒に導入させることによって、前記旋回筒内に旋回水流を形成しその旋回水流の中心部に流体力学的に発生する低圧部と、前記旋回筒の外部とを、前記旋回筒の底部を貫通して前記旋回筒の内部に突出せしめられた空気管によって連通し前記空気管を介入して発生せしめた強大な低圧力によって気水混合流を発生させ、前記旋回筒の上部に開口を形成すると共に、前記旋回筒の上部の上側ほどその開口の断面が小さくなるように前記旋回筒の上部の開口を絞り、前記旋回筒の上部の開口から前記低圧部への水又は空気の逆流を阻止することによって、前記低圧部の圧力上昇を防止する気水分散手段を前記旋回筒の上部との間の隙間を介して気水混合流を噴出分散させるように構成された気水分散装置において、複数の気水混合流分散孔を設けた天井部を有する円筒室を前記旋回筒と同心に前記気水混合流の分散下流側に設け、前記噴出分散させた気水混合流を前記円筒室に導入せしめ、気水混合流同士の旋回衝突により、気水混合流中の気泡の一層の微小化を促進せしめ、前記気水混合流分割分散孔から気水混合流を噴出せしめることにより、気泡の更なる微小化を計り、前記円筒室の軸方向に集中的に分割分散せしめる。
  2. 前記気水分散手段は、前記旋回筒の中心軸と一致した分散軸の前記低圧部側の一端に流体分散板を設け、他端を前記円筒室に固定し、分散軸の長さは前期低圧部の圧力が最も低く保たれ外部の空気の吸入量が最大になるように設定されていることを特徴とする請求港1に記載の泡シャワー。
  3. 外筒内に流入水路を2又は複数個も設けることによって流水の回転速度を序々に高め旋回筒に導入された水流速度が一層高められることによって、低圧部に大きな圧力が発生、空気管より多量の空気が吸入され、これによって多量の気水混合流が発生することを特徴とする請求項1及び2に記載の泡シャワーである。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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