JP3166870U - 履物 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱ぎ履きが容易でかつベルトの固定強度を保持することのできる履物を提供する。【解決手段】本考案に係る履物は、底部とアッパー部とからなり、アッパー部が、足を履物に固定するためのベルトを有し、ベルトが長さ調整のための留め具を含み、ベルトは留め具を介して接続される第1部分と第2部分からなる。この留め具は、第1部分の端部に連結されたリング部材と、第2部分の上面に取り付けられた第1の接合部材と、第2部分の端部に連結されリング部材を通された長さ調整部材と、長さ調整部材の先端に取り付けられ、リング部材を通過できないサイズを有する抜け防止部材と、抜け防止部材に取り付けられた第2の接合部材とを備え、第1の接合部材と第2の接合部材が、足の大きさに合わせてベルト長さを調整するように係合できるようになっており、長さ調整部材が弾性部材からできている。【選択図】図1

Description

本考案は、底部とアッパー部とからなり、アッパー部が長さ調整可能な留め具を有する履物、とりわけサンダルに関するものである。
従来、サンダルや靴などの履物では、足と履物との着用状態を保持するために足を履物に固定するベルトを使用する場合が多い。例えば、特許文献1は、足の甲の部分を押さえるゴム状質の甲ベルトの両端を台部に取り付け、足の甲の部分がサンダルの台部に甲ベルトで押し付けられた状態となり、サンダル台部が足の裏に密着するようになっている。しかし、このようなサンダルは、パタパタという音が出るという問題を解決するものであり、ベルトがゴムでできているために足をサンダルに固定する力が弱い。
他方、履物を脱ぎ履きする都度ベルトを開放したり締めたりするタイプの履物がある。このような履物では、履く人の足の大きさに合わせて足を履物に固定する留め具が従来知られている。特許文献2に記載された履物は、履物本体の爪先側に、第1および第2の被覆部材を取り付け、第1の被覆部材に取り付けた第1の環状部材により折り返した足幅調節部材を第1の面接着ファスナを介して第2の被覆部材の外面に取り付けて足幅に合わせ、他方、履物本体の踵側に、足首の後方部分に接触する第1の脱げ防止部材を取り付け、その第1の脱げ防止部材の足幅方向の一方に第2の環状部材を、他方に第2の脱げ防止部材をそれぞれ取り付け、第2の環状部材を通して折り返した第2の脱げ防止部材を第2の面接着ファスナを介して取り付け、足首の大きさに合わせた状態で巻き回して履けるように構成されている。
しかし、特許文献2に記載された履物は、足幅調節部材の折り重ねた長さしか調整できない。折り返し部を長くし過ぎると、広げるのに手間がかかり、そのために両手で作業することが必要になる。逆に折り返し部分が短いと、足を入れるのが窮屈になりやはり両手を使って履かなければならない。
実用新案登録第3153500号公報 特開平9−37801号公報
このように、履きやすいものは固定強度が弱い短所があり、固定強度の強いものは脱ぎ履きの操作に手間がかかるという問題がある。そのため、脱ぎ履きがより容易でかつベルトの固定強度を保持することのできる履物が要求されている。
本考案に係る履物は、底部とアッパー部とからなり、アッパー部が、足を履物に固定するためのベルトを有し、このベルトは長さ調整のための留め具を有するベルトを含む履物に関する。ベルトは、留め具を介して接続される第1部分と第2部分からなり、留め具は、
第1部分の端部に連結されたリング部材と、
第2部分の上面に取り付けられた第1の接合部材と、
第2部分の端部に連結されリング部を通された長さ調整部材と、
長さ調整部材の先端に取り付けられ、リング部材を通過できないサイズを有する抜け防止部材と、
抜け防止部材に取り付けられた第2の接合部材と
を備え、第1の接合部材と第2の接合部材が、足の大きさに合わせてベルト長さを調整して係合できるようになっている。この履物は、長さ調整部材が弾性部材からできていることを特徴とする。
履物は、サンダル、靴、草履などどのような履物でもよい。とりわけ、本考案は、アッパー部が、足の爪先又は甲を被覆する前部被覆部と、足の足首または踵部を固定するための脱げ防止部とを有する形態の履物、とりわけサンダルに適している。
ベルトは、足の足首を固定するベルトが好ましいが、足の甲を固定するベルト、踵を固定するベルトなどどのようなベルトでもよい。
長さ調整部材は、帯形状、紐形状でもよく、その他の形状でも良い。長さ調整部材は、ゴムでできていることが好ましく、ゴム帯またはゴム紐であることが好ましい。
また、接合部材は、面接着ファスナであることが好ましい。しかし、フック、ホックなど他の部材でもよい。
本考案に係る履物は、従来の履物に比較して操作が格段に容易である。ベルトを開放して(すなわち、接合部材同士の係合をはずして)足を入れる際は、長さ調整部材の折り重なりの分だけ、すなわち抜け防止部材がリング部材にあたるまでベルトが長くなるので自然に履口が広がり、さらに長さ調整部材が弾性的に伸張するために容易に足をいれることができる。同様に履物を脱ぐことも容易に行える。ベルトは足に密着して、履物から足が外れることを防止する。閉じた場合、長さ調整部材は折り返されて2重になるので、僅かしか伸びないために固定が強固になる。長さ調整部材を少し伸びた状態で閉じる(接合部材同士を係合させる)と長さ調整部材の弾性的収縮力により足に対して圧縮をかけた状態で履くこともできる。このように、本考案に係る履物は、片手だけで容易に脱ぎ履きが可能であり、ベルトの固定強度も十分である。
以下では、概略図面を参照して、本考案の一例をより詳細に説明する。
本考案に係る履物の一実施例の模式図。 本考案に係る履物の留め具を留めた状態を示す模式図。 本考案に係る履物の留め具を外した状態を示す模式図。
図1に例示されたいわゆるバックベルト型のサンダル1により、本考案を説明する。
なお、明細書にて、前方、後方、左側および右側というときは、サンダル1を人が履いた際にその人から見て、前方、後方、左側および右側をいう。上面とは、足に接触する面とは反対側、すなわち外側面をいう。
このサンダル1は、底部2の前方部に、底部2の両側から延在して足を被覆するように延びる被覆部4を有する。図1では、被覆部4は、交差する2本のベルトからなるが、その他さまざまな形状が可能である。例えばベルトに限らず幅広の帯でもよく、さらに爪先全体を覆うようになっていてもよい。
底部2の後方の両側から、足の踵を支えるベルト8が延在する。ベルト8の底部近傍部から足の甲首部を支えるためにベルト6が延びている。ベルト6、8はそれぞれ踵、足首を押さえることにより足がサンダル1から抜けることを防止している。
履物1の右側には、ベルト6に留め具10が取り付けられている。通常、留め具10は、人がサンダル1を履いたときに外側(右足の右側、左足の左側)に設けることが好ましいが、内側その他の部分に取り付けることもできる。ベルト6は留め具10により2つの部分に分離される。このうち中央部を含む部分(図では左側部)を本体部6’、他方を接続部6”と称す。
リング部材12がベルト6の本体部6’の端部に取り付けられている。リング部材12は環状の扁平な形状を有していることが好ましい。ベルト6の接続部6”の端部には、弾性的に伸縮できるゴム帯材14が取り付けられる。ゴム帯材14は、リング部材12を通過させられて、その端部に抜け防止部16が取り付けられている。抜け防止部16は、その幅或いは厚さが、リング部材12の幅或いは厚さよりも大きくなっており、そのためにリング部材12を通過できず、ゴム帯材14がリング部材12から抜けることを防止している。ベルト6の接続部6”の端部付近の外面には、面接着ファスナ20が取り付けられ、抜け防止部材16にも面接着ファスナ18が取り付けられており、面接着ファスナ18と面接着ファスナ20を、ゴム帯14をリング部材12で折り返して接着させることができる。
なお、ベルト6の接続部6”の端部にリング部材12が取り付けられ、ベルト6の本体部6’の端部にゴム帯材14が取り付けられる構成も可能であることはいうまでもない。
図1の留め具10の拡大図を図2および図3に示す。図2は面接着ファスナ16と18との係合をはずした状況(開放状態)を示し、図3は面接着ファスナ同士を係合させた状態(閉状態)を示す。
サンダルを履く、すなわちサンダルのアッパー部に足を挿入すれる場合には、足の挿入を可能にするために図3のように留め具10を開放する。サンダルに足を入れる際には、足の甲がベルト6を押し広げる方向に圧力がかかり、ベルト6に張力が作用する。そのために、図3ではリング部材12が抜け防止部材16の端部まで移動する。この移動により、ベルト6の長さは、ゴム帯材14の長さのおよそ半分に相当する長さだけ長くなる。このために、足はベルト6を通過してサンダルに入ることができるが、さらにゴム帯材14が弾性であるためにゴム帯材14自体が弾性的に伸張するので、足の甲でベルトを圧迫するとゴム帯材14が更に伸びることができ、ベルト6の長さが更に長くなる。そのために容易に足を入れることができ、片手だけでもこのサンダル1を履くことが出来る。
足をサンダルに入れると、留め具10を閉じる(図3)、すなわち面接着ファスナ16と18と係合させることにより足をサンダルに固定する。この際、面接着ファスナ18を留める位置が調整できるので、ベルト6の長さを足の大きさに合わせて調整でき、足に密着させてベルトを係止させることが可能になる。この場合、ゴム帯材14は、折り重ねられているために、長さは半分になっている。そのうえ、一定の力がゴム帯材14に作用した場合、2重のゴム部材14に作用する応力は、1重の場合に比較して1/2になる。そのために、一定の力に対して、ゴム帯材の伸びは、開放状態(1重の状態)に比較して約1/4にしかならない。したがって、サンダルを履いて留め具を閉じた状態ではゴム帯材14の伸びは僅かであり、ほとんど伸びることはなく、ゴム帯材14が非弾性である従来の履物と比較して履き心地にほとんど差がない。
サンダルを脱ぐ際にも、履くときと同様に容易に片手で脱ぐことができる。
以上、バックベルト型サンダルを例示して本考案を説明した。しかし、バックベルト型サンダル以外のサンダル、あるいは靴その他の履物に適用できることは当業者であれば明らかである。また、本考案に関する留め具を有するベルトが、上記のように足首の固定用ベルトだけでなく、足のいずれの部分を固定するベルト等にも適用可能であることも当業者には明らかである。このように、本考案は、上記の構成に限定されるものではなく、請求の範囲から離脱することなく種々の変更が可能であることは言うまでもない。
1 サンダル
2 底部
4 被覆部
6 足首固定用ベルト
8 踵固定用ベルト
10 留め具
12 リング部材
14 ゴム帯材
16 抜け防止部材
18、20 面接着ファスナ

Claims (6)

  1. 底部とアッパー部とからなる履物であって、前記アッパー部が、足を前記履物に固定するためのベルトを有し、該ベルトが長さ調整のための留め具を含み、前記ベルトは前記留め具を介して接続される第1部分と第2部分からなり、前記留め具は、
    前記ベルトの第1部分の端部に連結されたリング部材と、
    前記ベルトの第2部分の上面に取り付けられた第1の接合部材と、
    前記ベルトの第2部分の端部に連結され、前記リング部材を通過させられた長さ調整部材と、
    前記長さ調整部材の先端に取り付けられ、前記リング部材を通過できないサイズを有する抜け防止部材と、
    前記抜け防止部材に取り付けられた第2の接合部材と
    を備え、前記第1の接合部材と前記第2の接合部材が、足の大きさに合わせてベルト長さを調整するように係合できるようになっており、
    前記長さ調整部材が弾性部材からできていることを特徴とする履物。
  2. 前記履物がサンダルであることを特徴とする請求項1に記載された履物。
  3. 前記アッパー部が、足の爪先又は甲を被覆する前部被覆部と、足の足首または踵部を固定するための脱げ防止部材とを有する請求項2に記載された履物。
  4. 前記留め具を有するベルトが足の足首を固定するためのベルトである請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された履物。
  5. 前記長さ調整部材がゴム帯またはゴム紐であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された履物。
  6. 前記第1および第2の接合部材が面接着ファスナであることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載された履物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015042205A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 株式会社シマノ 釣り用履き物
JP5905149B1 (ja) * 2015-08-08 2016-04-20 佐藤 勉 サンダル

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