JP3166806U - マスク - Google Patents

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増男 伊藤
増男 伊藤
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【課題】超音波発振ホーンの後退時に溶着した部分の不織布繊維による柄変化の発生を無くし、迷彩柄の効果の減退を来たすようなことのないマスクを提供する。【解決手段】複数枚の不織布4,5等を積層してなる鼻口部覆布2の、外側に配した不織布5と内側に配した不織布4は、ポリプロピレン製スパンボンドとし、中間不織布はポリプロピレンメルトブロウとし、外側に配した不織布5外面には油性インクにより不織布地内部にまでインクを浸透させて、迷彩柄を画く。さらに、外側不織布5の上下両縁部7,8を、中間層及び最内層の不織布の上端及び下端を囲って内側に折り返し、折り返した前記上縁部7及び下縁部8、及び、内外側及び中間に配した不織布4,5等の左右両側端縁部12の重なった複数枚を、超音波熱融解装置により点状に超音波接着9すると共に、鼻口部覆布2の左右の端部上下縁間に迷彩柄の1つの色と一致する彩色の丸ゴムを設け耳かけ3とした。【選択図】図1

Description

本考案は、着用者の存在を認識させないような雰囲気の柄を施したマスクに関する。
自衛隊等において作戦その他の行動中、自己の存在を相手方に覚知させないようにする目的で、周囲の環境に溶け込むように、戦闘服などに所謂迷彩柄のものが使用されているが、顔面部分についてはドーランなどを直接顔に塗る形で迷彩を施してきた。然し、汗などにより迷彩が崩れるなどした場合には改めて塗りなおす必要があり、かつ、迷彩に必要なドーランを必要な数量用意して現場に持参する必要があり、必要時にドーランを塗り、必要がなくなればそれを落とさなければならず、時間を要した。また、各人がそれぞれ化粧を行うため同じ迷彩をすることが出来ず、その効果に問題が生じた。
そこで、ドーランを使用せずに迷彩効果を発揮させるについて本考案に至った。
本考案マスクは、表面側生地に迷彩柄をプリントしたものであるが、マスク前面生地に図柄を画いたマスクは特許文献1,2等に示されている。
迷彩柄をプリントした生地を表面とし、フィルター作用をすべき生地及び肌に接する生地等を積層して、これらを一体に超音波融着すると、融着手段である超音波発振ホーンの後退に伴って融着点において構成不織布の繊維が一部外側から認知できる状態に現れる。 即ち、迷彩柄に染色された表面生地の内面部分が染色されていないため、その部分が外部から見ることが出来て迷彩柄の中に迷彩柄以外の、例えば生地の色(白色)が見え迷彩柄の効果を阻害している。
実用新案登録第3055534号公報 意匠登録第1298966号公報
自衛隊等において、迷彩服を着用した際に、顔面以外は迷彩柄で被うことが出来るが、顔面にはドーランを塗る手法が行われている。その処理に手間がかかり、これに対処して顔面を迷彩柄で手早く被うためにはマスクを使用すれば手間は容易である。
然し、上記迷彩柄のマスクは、迷彩柄をプリントした不織布を最外側に配し、その内部にフィルター効果を期待する不織布或は肌に接する不織布等を積層し、積層体の所定個所を超音波熱融解接着法により迷彩柄の面から超音波発振ホーンを押し当て積層体を熱融解接着しているために、融解接着後、超音波発振ホーンを不織布から引き離す際に内層不織布を構成する繊維層の一部或は表面不織布の内層部分等の繊維が、超音波発振ホーンの後退の動きにつれて超音波発振ホーンと共に溶融点から剥離し、接着点周囲に外部から窺知出来るように存在する。これらの繊維はいずれも表面不織布の迷彩柄をプリントされた繊維とは異なるので、一見して柄の構成を損なうような異質の感を与え、その存在を目立つものにし、迷彩柄の効果を著しく減退させる。
本考案マスクは、上記の如き事態の発生することが無いよう超音波発振ホーンの後退時に溶着した部分の不織布繊維による柄変化の発生を無くし、迷彩柄の効果の減退を来たすようなことのないマスクを得んとするものである。
請求項1記載のマスクは、複数枚の不織布を積層してなる鼻口部覆布の最も外側に配置した不織布の外面には油性インクにより不織布地内部にまでインクを浸透させて、迷彩柄を画き、前記積層してなる鼻口部覆布の周縁部を、超音波熱融解接着すると共に、鼻口部覆布の左右の側縁部上下端部間に、迷彩柄の1つの色或はそれに類似する彩色の丸ゴムを設け耳かけとした。
請求項2記載のマスクは、請求項1記載のマスクにおいて、鼻口部覆布は、複数枚の不織布を積層してなる鼻口部覆布の、外側に配した不織布と内側に配した不織布を、ポリプロピレン製スパンボンドとし、中間に配した不織布をポリプロピレン製メルトブロウとした。
請求項3記載のマスクは、迷彩柄を地の色をベージュとし、その上に、緑,茶,黒、或はそれに近似する色の雲形の柄を散らしたものとしている。
自衛隊等において、作戦その他の行動中は所謂迷彩服を着用し、迷彩柄によって自然の中に自己の姿を隠蔽することが行われてはいるが、顔面にはドーラン等を塗ることで目立たなくしていた。然し、本考案マスクは鼻口部覆布の外面全面に迷彩柄を施してあるため、必要に応じ本考案マスクを着用すれば、顔面を迷彩柄で被うことが出来、自衛隊員等が作戦等の行動の都度ドーランを塗り、そしてクレンジングする手間を省くことが出来る。
本考案マスクの鼻口部覆布は複数の不織布を積層し、超音波熱融解接着を行っているが、鼻口部覆布を構成する最外側に配した不織布をプリントする際に油性のインクを使用することによって、インクを不織布内層にまで浸透させているために、不織布内部まで染色されており超音波熱融解接着装置の発振ホーンが不織布と接し後退する際に、不織布を構成する繊維を不織布層内から引き出すような事態が生じても、当該繊維は染色されており、その繊維の存在が外面から窺知されることはなく、また着色されているために、無着色の繊維が生地面に見えて迷彩の効果を低下させるような事態の生ずることを防止している。
本発明マスクは、緑,茶,黒、或はそれに近似する複数色の雲形の柄を地色の上に散らした迷彩柄をプリントしてあるために、陸上自衛隊が作戦行動時に着用する戦闘服の柄と違和感なく、身体全体を同等に隠蔽出来る。
本考案マスクの背面図。 図1のII−II線断面図。
本考案を実施するための形態を図面と共に次に説明する。
本考案マスク1は、鼻口部覆布2,耳かけ3とよりなる。
鼻口部覆布2は、複数枚の不織布を積層してなり、図2に示す例は3枚の不織布4,5,6を積層し、使用者顔面に接する位置となる内側不織布4にポリプロピレン製スパンボンドの20g/m2 の不織布を用い、マスク外面側に位置する外側不織布5にポリプロピレン製スパンボンドの50g/m2 の不織布を用い、前記両不織布4,5間に挟まれる中間不織布6にポリプロピレン製メルトブロウの25g/m2 の不織布6を用いている。
上記の如く、不織布素材はポリプロピレンで作られ、目付は30gから50gの範囲で、この範囲内であればフィルター機能を有しながら通気性も確保され超音波熱融解接着性も良好に保たれる。
中間不織布6にメルトブロウの25g/m2 を用いることによって塵埃、その他除去すべき物質の捕集効果を高め、外側不織布5にスパンボンドの50g/m2 の不織布を用いることにより、補強効果を高めている。
外側不織布5の外側面には油性インクにより迷彩柄をプリントしてある。迷彩柄は、地色となる目立たない色合いの上に緑,茶,黒等或は、それに近似する色の、フィールドに自然に存在するような色合いの大小の雲形の柄を散らしたもので、近似する色とは、ベージュ,緑,茶等に若干の他の色を加えてはいるが、或は明暗の差はあるが、主体の緑,茶等の色の印象は変化していない程度の色を云う。野外等で着用した場合に、自然界の中にその色合いが溶け込み存在を目立たせない効果を生じさせる。
図2に示す例にあっては、中間不織布6を1枚使用しているが、殺菌効果を有する布或は除塵効果を有する布等特有の性質を発揮する布を複数枚使用することも可能である。
図1,2に示す例では外側不織布5は、他の内側不織布4及び中間不織布6より上下方向の幅が長く、該上方に延びた上部延長縁部7を、内側不織布4及び中間不織布6の上縁4a,6aを囲って内側に折り返す。同様に下方に延びた下部延長縁部8を内側不織布4及び中間不織布6の下縁4b,6bを囲って内側に折り返す。前記、折り返した上部延長縁部7及び下部延長縁部8を内側不織布4、中間不織布6、外側不織布5と共に重ねた状態で超音波熱融解接着装置の発振ホーンにより一体に超音波熱融解接着9している。然し、外側不織布5に上記折り返した上部延長縁部7及び下部延長縁部8を設けず、積層した内外側不織布4,5と中間不織布6の高さを揃え斉一に切断しても良い。
上記、上部延長縁部7の折り返し時に、適宜弾性を有し折り曲げ自在とし保形性を有する線状のボーン10を積層した不織布の上縁部に挟み込み、その周囲の外側不織布5の上縁部を超音波熱融解接着9している。
前記ボーン10は、マスク着用時に鼻の形に鼻口部覆布2を一致させるための形成部材である。
鼻口部覆布2は、着用者の顔の形状に合致させるために、中央部が凸形に前方に突出することが可能となるように、プリーツ11を設けてある。即ち、積層された内側不織布4、外側不織布5、中間不織布6よりなる鼻口部覆布2に、マスク横方向に延びるプリーツ11をジグザグに折り返し形成する。プリーツ11は、図示の例では3段に形成されている。
プリーツ11の存在により、鼻口部覆布2において、流通経路の面積が大きくなり、呼吸も楽になり、外気の清浄化効率も良くすることが可能となる。
プリーツ11を形成して折り曲げた鼻口部覆布2は、顔面の幅方向に相当する所定の長さに切断され、その側縁部12を所定幅で超音波熱融解接着装置の発振ホーンにより一体に超音波熱融解接着9する。
そして、上記切断端縁の上下縁部7,8間に耳かけ3を設ける。耳かけ3は、芯材となる弾性体が紐状に編み込まれると共に、その周囲をカバーするようにカバーヤーンで編組織を作った伸縮性を有する紐体よりなるものであって、その端部を鼻口部覆布2の側縁部12の上下縁部に融着している。
上記の紐体は一般に丸ゴムと云われているものであるが、芯の弾性体をカバーしている編組織に使用する糸は、迷彩服の迷彩色の一種の色、例えば緑と一致させ紐体が目立つようなことがないようにしている。
本考案マスクにあっては、不織布の着色した面に熱融解接着装置の発振ホーンを当てることによって積層体を融着しているが、油性インクにより彩色することにより不織布内にインクが浸透しているため、発振ホーンが不織布から後退するときに、不織布内部の繊維等を引き出しても、その繊維は着色されており目立つようなことがなく、柄の構成を損なうことがない。
上記、考案の特徴を生かすことによって、日用品或は雑貨等の着色された不織布製品の融着に利用すれば融着による柄の損傷等をきたすことなく彩色が行える。
1 マスク
2 鼻口部覆布
3 耳かけ
4 内側不織布
5 外側不織布
6 中間不織布
7 上部延長縁部
8 下部延長縁部
9 超音波熱融解接着
10 ボーン
11 プリーツ
12 側縁部

Claims (3)

  1. 複数枚の不織布を積層してなる鼻口部覆布の最も外側に配置した不織布の外面には油性インクにより不織布地内部にまでインクを浸透させて、迷彩柄を画き、前記積層してなる鼻口部覆布の周縁部を、超音波熱融解接着すると共に、鼻口部覆布の左右の側縁部上下端部間に、迷彩柄の1つの色或はそれに類似する彩色の丸ゴムを設け、耳かけとしたことを特徴とするマスク。
  2. 鼻口部覆布は、複数枚の不織布を積層してなる鼻口部覆布の、外側に配した不織布と内側に配した不織布を、ポリプロピレン製スパンボンドとし、中間に配した不織布をポリプロピレン製メルトブロウとしたことを特徴とする請求項1記載マスク。
  3. 迷彩柄は地の色をベージュとし、その上に、緑,茶,黒、或はそれに近似する色の雲形の柄を散らしたものである請求項1記載のマスク。
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