JP3166714B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比誘電率の低いハ
イドロジェンシルセスキオキサン等を絶縁膜に用いた半
導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年コンピュータを始めとして電子機器
の性能向上が著しい。これらの性能は、使用するLSI
の性能に大きく影響を受けるため、高性能のLSIが必
要とされており、特に、LSIの信号処理高速化の要求
は年々高まっている。LSIの信号処理速度は、主にト
ランジスタ自体の動作速度及び配線での信号伝播遅延時
間の大小で決まってくる。
【0003】従来、大きく影響を及ぼしていたトランジ
スタの動作速度は、トランジスタのサイズを縮小化する
ことで向上させてきた。設計ルールが0.25ミクロン
をきるLSIでは、後者の配線の信号伝播遅延に関する
影響が大きく現れてきている。特に配線層が4層を超え
る多層配線層を有するLSIデバイスにおいては、その
影響は特に大きなものとなっている。
【0004】そこで、配線の信号伝播遅延を改善する方
法として、従来のシリコン酸化膜による層間絶縁膜に代
わり、比誘電率の低いフッ素含有シリコン酸化膜やポリ
イミド、ベンゾシクロブテンやハイドロジェンシルセス
キオキサン(以下HSQと略す)等が検討されている。
なかでも3.4〜2.8程度の比誘電率を得ることがで
きるHSQは活発に開発が行われている。
【0005】HSQはシリコン酸化膜のSi−O結合の
一部をSi―H結合で置き換えた形の樹脂であり、基板
上に塗布し加熱焼成することで層間絶縁膜として形成さ
れる。HSQ膜はそのほとんどが従来のシリコン酸化膜
と同様のSi−O結合から形成されていることから、5
00℃程度まで誘電率が低い状態で耐熱性を有してい
る。しかし、HSQが低誘電率の特性を示すためには、
Si−H結合の存在が不可欠であるため、塗布中および
塗布後の焼成条件が重要となってくる。特に焼成時の条
件は重要であり、酸素や水の存在の少ない条件で、窒素
等の雰囲気下で焼成しSi−H結合が破壊されないよう
にする必要がある。
【0006】従来方法は、まずトランジスタ等の形成し
てあるシリコン基板上に配線を形成し、この配線上にプ
ラズマCVD法等によりシリコン酸化膜を形成する。続
いてHSQを塗布機を用いて塗布し、ホットプレート等
で仮焼成したのち、焼成炉において焼成し、HSQによ
る層間絶縁膜を形成する。そして通常は、Si―H結合
の解離を阻止するため、ホットプレートや焼成炉に窒素
等を導入しHSQが酸素や水と反応しないようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、塗布機
におけるホットプレートや、焼成炉中に微量に存在する
水等によりSi−H結合は容易に分解され、Si−OH
結合が形成されることがある。また、HSQを塗布する
基板自体にBPSG等の水の含有量の多い膜を含んでい
る場合には、加熱処理中にそれらの膜から水が発生し、
HSQ中のSi−H結合がSi−OH結合に変換されて
しまうことがある。
【0008】また、正常にHSQ膜を形成できた場合に
も、図7に示すように各種パターニングを形成する時に
使用したフォトレジストマスクを、剥離する際に実施さ
れる酸素プラズマ処理や、アミン系剥離液によるウェッ
ト処理によりSi―H結合が壊され、Si−OH結合が
形成される。これにより比誘電率が上昇するのみなら
ず、タングステン等のプラグ金属の埋め込み不良の原因
となる。
【0009】本発明は上記課題を解決し、HSQを塗
布、焼成中に酸素や水によりSi―H結合がSi―OH
結合に変換されるのを防ぐことを目的とする。また、H
SQ膜にパターンを形成した後のフォトレジスト剥離工
程で使用する酸素プラズマ処理や、アルカリ系溶液によ
るウェット処理で、同様にSi―H結合がSi―OH結
合に変換されるのを防ぐことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、HSQ膜を塗
布、焼成する工程において、フッ素を含有するガス等を
導入し、HSQ膜をその雰囲気に曝すこととして半導体
装置の製造方法を構成した。また、HSQ膜だけではな
く、炭素元素を有する絶縁膜あるいは、空孔を有する絶
縁膜を塗布焼成で形成する場合にも実施することとし
た。
【0011】焼成する雰囲気は、フッ素、或いはフッ素
含有ガスが導入された状態にする。フッ素は脱水効果を
有するため、炉内に存在する微量の水分が除去される。
また、下地にBPSG等の比較的水を多く含む層を有す
る場合でも、これらの層から発生する水を除去する効果
がある。これによりHSQ膜6中のSi−H結合が水等
と反応してSi−OH結合に変換されないため、比誘電
率の増加を防止することができる。
【0012】さらに、400℃以上の温度で20分以上
加熱処理を続けるとHSQ膜6中のSi−H結合の一部
がSi−F結合に変換され、HSQの比誘電率を低下さ
せることができる。Si−Hの結合エネルギーは74.
6Kcal/モルと比較的弱いため、熱処理により水素
が脱離しシリコンダングリングボンドが形成される。こ
のダングリングボンドにフッ素が結合しSi−F結合が
形成される。Si−F結合は130Kcal/モルと比
較的強い結合力を有しているため、一度形成されると5
00℃程度では結合は崩れない。Si−Fへの変換率は
時間とともに増加し、膜中にSi−F結合を多く存在さ
せるためには、予めSi−Hの存在量の多いHSQ樹脂
を使用する方法もある。HSQ膜中のSi−H結合量
は、樹脂の合成時にコントロールすることができる。
【0013】炉内のフッ素濃度は、10ppm〜10
0,000ppmにする。フッ素濃度が10ppm以下
であると脱水効果がほとんど現れず、また100,00
0ppmを超えると、シリコン酸化膜等の絶縁膜自体が
エッチングされ始めるためである。また、フッ素を含有
するガスを導入する前に、炉内を10Torr以下に減
圧する場合もある。これは、焼成初期から均一なフッ素
濃度を保つためである。尚、ホットプレートで仮焼成す
る段階においても、フッ素ガス、或いはフッ素を含有す
るガスを導入してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の半導体製造方法にかかる
実施の一形態を述べる。
【0015】図2に、シリコン酸化膜10を有するシリ
コン基板1上に、Ti,TiNのバリアメタル3と、反
射防止膜4としてのTiNと、Alの第1配線2と、シ
リコン酸化膜からなる第1層間絶縁膜5と、HSQ膜6
とから構成される半導体装置を示す。この例を用いて、
実施形態1を説明する。
【0016】以下、実施形態1の動作を図面を用いて詳
細に説明する。
【0017】トランジスタ等の素子(図示せず)が形成
され、表面にシリコン酸化膜10を有するシリコン基板
1上に、スパッタ法によりAlの第1配線2(銅を含有
する場合あり)を300nm〜800nm形成する。こ
の第1配線2は、図1に示すように下部に下層素子等と
の接合のためのTiN/Ti等のバリアメタル3を30
nm〜200nm有し、また、上部にはリソグラフィー
時の反射防止膜4のTiN等が10nm〜100nm形
成されている。
【0018】続いてHSQ樹脂とシリコン基板1との密
着性を向上させる目的で、第1層間絶縁膜5を、プラズ
マCVD法等でシリコン酸化膜あるいは、フッ素含有シ
リコン酸化膜をパターンに沿って20nm〜100nm
コンフォーマルに成膜する(図1参照)。第1層間絶縁
膜5全体の比誘電率を下げるため、可能な限り薄く成膜
することが好ましい。
【0019】次にHSQ樹脂を200nm〜1,000
nmの厚さになるように塗布し、ホットプレート中で1
00〜150℃、150〜250℃、250〜350℃
の温度条件で各1〜10分程度、窒素雰囲気において加
熱を行う。HSQ膜6が成膜されたこの仮焼成したシリ
コン基板1を焼成炉へ入炉し、350〜500℃で約1
時間程度焼成する。
【0020】このHSQ膜6を焼成する雰囲気は、ま
ず、炉内を10Torr以下に減圧した後、窒素あるい
はアルゴン等の不活性ガスとともにフッ素ガス、フッ素
含有ガスであるCH3FやC26 等のフルオロカーボン
ガス、あるいはHFの蒸気を導入し、フッ素濃度を10
ppmから100,000ppmとする。ただし、HS
Q樹脂中のSi−H結合量を制御するため10ppm〜
100,000ppm程度の酸素を導入する場合もあ
る。フッ素は脱水効果を有するため、炉内の微量の水分
や、BPSG等の比較的水分含有量の多い膜が存在する
場合においても、加熱処理により発生する水を除去す
る。これによりHSQ膜6中のSi−H結合が水等と反
応してSi−OH結合に変換されないため、比誘電率の
増加を防止することができる。
【0021】さらに、400℃以上の温度で20分以上
加熱処理を続けるとSi−H結合の一部がSi−F結合
に変換され、HSQ膜6の比誘電率を低下させることが
できる。Si−Fへの変換率は時間とともに増加し、2
時間以上加熱するとほぼ完全にSi−F結合に変換され
る。また、HSQ膜6中にSi−F結合の絶対量を多く
存在させるためには、予めSi−Hの存在量の多いHS
Q樹脂を使用する。
【0022】これらによりHSQ膜6中のSi―H結合
に対して、任意の割合(0〜100%)のSi−F結合
を有した第2層間絶縁膜7を形成できる(図3参照)。
【0023】続いて第3層間絶縁膜11をプラズマCV
D法で100nm〜2,000nm形成し、パターニン
グしたフォトレジスト8を用いて、ヴィアパターン13
を形成する。続いて、酸素プラズマ処理及びアルカリ溶
液によるウェット処理でフォトレジスト8を除去する
(図5参照)。HSQ樹脂中のSi−H結合の少なくと
も一部をSi―F結合に変換することで、これらのフォ
トレジスト剥離処理に対して、HSQ膜6の劣化を防止
することができる。次にヴィアパターン13にタングス
テン等のヴィア用金属14を埋設し第2配線15を形成
する(図6参照)。
【0024】尚、本実施例の構成では、プラズマCVD
法で第1層間絶縁膜5を形成したが、これに限るもので
はない。また、HSQ樹脂をホットプレートにて仮焼成
する工程において、窒素あるいはアルゴン等の不活性ガ
スとともにフッ素ガス、フッ素含有ガスであるCH3
やC26 等のフルオロカーボンガス、あるいはHFの
蒸気を導入し、フッ素濃度を10ppmから100,0
00ppmとしてもよい。
【0025】(実施形態1の効果)ホットプレート中及
び焼成炉内中に微量に水が存在する場合、また、シリコ
ン基板1中に水を含有しやすい膜が存在する場合におい
ても、フッ素雰囲気中で熱処理を行うことで、熱処理等
で発生する水を取り除くことができ、HSQ膜6中のS
i−H結合がSi−OH結合に変換されないため、HS
Q膜6の比誘電率が上昇することを防止することができ
る。
【0026】また、HSQ膜6を加工した後のフォトレ
ジスト剥離工程で使用する酸素プラズマ処理や、アルカ
リ系ウェット液処理で、反応しやすいSi−H結合の代
わりにSi―F結合が形成され、Si−OH結合が形成
されにくくなっているため、比誘電率が上昇することが
防止できる。さらに、ヴィア用金属14の埋め込み不良
等を防止することができる。
【0027】(実施形態2)以下、実施形態2について
説明をする。
【0028】半導体装置の構成は上記実施形態1のもの
とほぼ同様であり、層間絶縁膜としてHSQ膜6に代え
て、メチル基等のアルキル基を有するシラノール樹脂、
フッ素を含有するテフロン、フッ素化ポリアリルエーテ
ル等のフッ素含有炭素樹脂、ポリイミド、ベンゾシクロ
ブテン、および空孔を有するシリコン酸化膜を使用した
例である。
【0029】これらの樹脂をシリコン基板1に塗布した
後、焼成炉にて焼成する段階でフッ素を含有するガスを
導入する。フッ素は上述したように脱水効果を有するた
め、炉内の微量の水分を除去することができる。特に空
孔を有するシリコン酸化膜は水を吸着しやすいため、水
分を除去し比誘電率の上昇を有効に防止することができ
る。
【0030】炉内のフッ素濃度は、10ppm〜10
0,000ppmとする。フッ素濃度が10ppm以下
であると脱水効果がほとんど現れず、100,000p
pmを超えると、シリコン酸化膜等の絶縁膜自体がエッ
チングされ始めるためである。また、フッ素を含有する
ガスを導入する前に、炉内を10Torr以下に減圧し
てもよい。これにより、焼成初期から均一なフッ素濃度
を保つことができる。尚、ホットプレートで仮焼成する
段階においても、フッ素ガス、もしくはフッ素を含有す
るガスを導入してもよい。
【0031】(実施形態2の動作の説明)以下、実施形
態2における動作の説明をする。
【0032】実施形態2は、トランジスタ等の素子が形
成されたシリコン基板1上に配線を形成し、第1層間絶
縁膜5を形成する(図1参照)。このシリコン基板1上
に、炭素原子を含有した塗布液、あるいは空孔を有する
膜質が得られる塗布液を200nm〜1,000nmの
厚さになるように塗布し、第2層間絶縁膜7を形成する
(図3参照)。
【0033】炭素原子を含有した塗布膜としては、メチ
ル基等のアルキル基を有するシラノール樹脂、フッ素を
含有するテフロン、フッ素化ポリアリルエーテル等のフ
ッ素含有炭素樹脂、ポリイミド、ベンゾシクロブテン、
および空孔を有するシリコン酸化膜等を使用する。これ
らの樹脂はまず、100℃から300℃の温度範囲で1
分〜30分ホットプレート中、窒素雰囲気において仮焼
成した後、焼成炉中へ導入し、200〜500℃で約1
時間程度焼成する。
【0034】この塗布膜を焼成する雰囲気は、まず実施
形態1と同様に、炉内を10Torr以下に減圧した
後、窒素あるいはアルゴン等の不活性ガスとともにフッ
素ガス、フッ素含有ガスであるCH3FやC26 等のフ
ルオロカーボンガス、あるいはHFの蒸気を導入し、フ
ッ素濃度を10ppmから100,000ppmとす
る。ただし、1ppm〜100,000ppm程度の酸
素を導入する場合もある。
【0035】フッ素は脱水効果を有するため、炉内に微
量の水が存在する場合でも、フッ素雰囲気中で加熱処理
を行うことで、加熱処理により発生する水を除去するこ
とができる。これにより塗布膜中に水が取り込まれなく
なり、比誘電率の上昇を防止することができる。特に空
孔を有するシリコン酸化膜では水等が吸着されやすいた
め、フッ素が存在する雰囲気で焼成することは非常に有
効である。
【0036】つづいて実施形態1の構成と同じようにヴ
ィアパターン13を形成し、第2配線15を形成する
(図4〜図6参照)。
【0037】尚、上記実施形態では、プラズマCVD法
で第1層間絶縁膜5を形成したが、これに限るものでは
ない。また、塗布膜をホットプレートにて仮焼成する工
程において、窒素あるいはアルゴン等の不活性ガスとと
もにフッ素ガス、フッ素含有ガスであるCH3FやC2
6 等のフルオロカーボンガス、あるいはHFの蒸気を導
入し、フッ素濃度を10ppmから100,000pp
mとしてもよい。
【0038】
【発明の効果】ホットプレート中及び焼成炉内中に微量
に存在する水、また、基板中に水を含有しやすい膜が存
在する場合に、熱処理等で発生する水を取り除くことに
より、塗布膜に水が含有されにくくなる。このため塗布
膜中の比誘電率が上昇することを確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる半導体製造方法の工程を示す図
である。
【図2】本発明にかかる半導体製造方法の工程を示す図
である。
【図3】本発明にかかる半導体製造方法の工程を示す図
である。
【図4】本発明にかかる半導体製造方法の工程を示す図
である。
【図5】本発明にかかる半導体製造方法の工程を示す図
である。
【図6】本発明にかかる半導体製造方法の工程を示す図
である。
【図7】従来の半導体製造方法の工程を示す図である。
【符号の説明】
1:シリコン基板 2:第1配線 3:バリアメタル 4:反射防止膜 5:第1層間絶縁膜 6:HSQ膜 7:第2層間絶縁膜 8:フォトレジスト 10:シリコン酸化膜 11:第3層間絶縁膜 13:ヴィアパターン 14:ヴィア用金属 15:第2配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/316 H01L 21/312

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に溶液を塗布し、Si−H
    結合を有する絶縁膜を前記半導体基板上に焼成によって
    形成する半導体装置製造方法において、フッ素濃度を10ppm〜100,000ppmに設定
    した フッ素を含有するガスもしくはフッ素を含有する蒸
    気雰囲気下の炉内で前記Si−H結合を有する絶縁膜を
    焼成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に溶液を塗布し、炭素原子
    を有する絶縁膜を前記半導体基板上に焼成によって形成
    する半導体装置製造方法において、フッ素濃度を10ppm〜100,000ppmに設定
    した フッ素を含有するガスもしくはフッ素を含有する蒸
    気雰囲気下の炉内で前記炭素原子を有する絶縁膜を焼成
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に溶液を塗布し、空孔を有
    する絶縁膜を前記半導体基板上に焼成によって形成する
    半導体装置製造方法において、フッ素濃度を10ppm〜100,000ppmに設定
    した フッ素を含有するガスもしくはフッ素を含有する蒸
    気雰囲気下の炉内で前記空孔を有する絶縁膜を焼成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 フッ素を含有するガスとしてフッ素ガ
    ス、CHFやC等のフッ素を含有するフルオロ
    カーボンガス、もしくはHFの蒸気等を使用したことを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の
    半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 フッ素を含有するガスもしくは蒸気を導
    入する前に炉内を減圧し、その後フッ素を含有するガス
    を導入し、焼成することを特徴とする請求項1〜請求項
    のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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