JP3164832U - 高齢者及び障害者の介護用糞尿処理汚水バキューム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】高齢者及び障害者の介護用糞尿処理汚水バキューム機の場合、洗浄が簡単で衛生的に保つため、糞尿を吸い込んでも汚物と汚臭が内部に付着しにくい構造にし、また、吸引と擦過により人体を傷つけない汚水バキューム機を提供する。【解決手段】乾湿両用粉塵・汚水バキューム機に採用されている蛇腹ホースの内部全体に、ビニールホースを差し込み貫通させ、前記ビニールホースに汚水が流れるようにすると共に、前記ビニールホースを蛇腹ホースの吸い込み口側から突出させ、先端部分に、前記ビニールホースの内径より外径の小さいノズル用ビニールホース差し込み入れ、外側を柔らかいシリコンチューブが覆うような4層構造の操作ハンドルを装備する。また、バキューム機本体内部のフィルターの代わりに、使い捨て水切りネットを装着させる。【選択図】図1

Description

本考案は、市販の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機に関する
市販の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機には、集麈・吸水ホースが標準装備されているが、ホースは、360°あらゆる方向にフレキシブルに動かす必要があるので、蛇腹ホースが採用されている。
市販の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機の集塵・吸水ホースの先端には、通常、床ブラシが装着されているが、床以外の平らでない部分の清掃には床ブラシを外して使用する。蛇腹ホースは、ある程度の大きな塊となったゴミでも吸い込み可能なように、床ブラシを外すと内径が30mm強の太さがある。
市販の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機は、より細かな場所を吸い込む場合に対応するため、集塵・吸水ホースのヘッド部に装着する隙間ノズルが標準装備されている。この部品は、狭い場所に差し入れることを可能にするため、固いプラスチックで製造されている。
市販の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機は、汚水を吸い込む場合、乾式用カートリッジフィルターに換えて、湿式用スポンジフィルターを装着する。これにより、汚水の水滴や砂礫がモーター部分に直撃することを防ぎ、また、ナイロン製スポンジとすることにより、洗浄し易く、繰り返し使用可能となっている。
上述の如く、市販の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機に、標準装備されている集塵・吸水ホースは、あらゆる方向にフレキシブルに動かす必要から蛇腹ホースが採用されている。
蛇腹ホースの内部は、内部が細かく凸凹しているため、水分を含んだ汚物を吸い込んだ場合、内部に汚物が付着し易く、除去しにくい。洗浄は非常に困難である。
床以外の平らでない部分を清掃する場合、床ブラシを外して使用するが、蛇腹ホースの内径は30mm強の太さがある。このまま、高齢者及び障害者の肛門や陰部に付着した糞尿を吸い込ためにバキューム機を使用した場合、誤って陰部を吸い込み傷つける恐れがある。
より細かな場所を吸い込むため標準装備されているホースのヘッド部に装着する隙間ノズルは、固いプラスチックで製造されている。
このまま、高齢者及び障害者の肛門や陰部に付着した糞尿を吸い込むために隙間ノズルを使用した場合、摩擦・接触により傷つける恐れがある。
汚水を吸引する場合は、ナイロン製の湿式用スポンジフィルターを装着するが、このまま、糞尿を汲い込むために使用した場合、大便の粒や糞尿の汚水・臭気が、スポンジフィルターに付着し、洗浄しても完全に臭いや汚物がとれず、汚臭が残ったり、雑菌が繁殖したり、衛生的に使用するには、念入りな洗浄を必要とする。
上述の問題を解決するため、蛇腹ホースの内部全体に、蛇腹ホースより長いビニールホースを差し込み入れ、吸水ホースの本体として使用する。前記本体ビニールホースは、内部に突起が殆どないもので、外径が蛇腹ホースの内径より僅かに小さいものを使用する。前期本体ビニールホースのバキューム機接続側の先端は、蛇腹ホースの端までキッチリと差し込み入れる。更に、本体ビニールホースと蛇腹ホースの僅かな隙間も、シリコンコークを隈なく充填する。
また、前記本体ビニールパイプの吸い込み口先端(ヘッド部分)に、操作ハンドルとしてプラスチックパイプを装着するが、蛇腹ホースと内径を同じくするバキューム機の装備品である延長管を利用し、前記プラスチックパイブの端まで本体ビニールホースをキッチリと差し込み入れる。
更に、本体ビニールホースとプラスチックパイプの僅かな隙間にも、シリコンコークを隈なく充填する。
前記本体ビニールホースは、無色透明なものを使用し、操作ハンドル用プラスチックパイプと蛇腹ホースの間には、本体ビニールホースが露出する部分を設ける。
本体ビニールホースのヘッド部分に装着した操作ハンドル用プラスチックパイプは、操作性を向上させるため、取り回しの良い長さにカットする。
ヘッド部分の4層構造の一番内部には、容易に抜け落ちてしまわないように、前記ビニールホースの内径より、僅かに外径が小さいビニールホースを使用し、凡そ指幅2本分を差し込み入れると共に、同じ長さ、凡そ指幅2本分を突出させる。
前記本体ビニールホースのヘッド部分、4層構造の1番外側となるシリコンチューブは、操作ハンドルの先端を覆うように装着するが、取り外しを容易にするため、ハンドル本体となるプラスチックパイプを凡そ指幅2本分重ね入れ、1番内側のビニールホース(細い方)の先端より、1cmほど突出させる。
前記バキューム機本体内部のナイロン製の湿式用スポンジフィルターの代わりに、伸縮性のある使い捨て水切りネットを2枚重ねて使用し、根元を輪ゴムで留めておく。
前記水切りネットは、使用のたびに使い捨て、新しいものに交換する。
以上説明したように本考案によれば、糞尿が吸い込まれ、糞尿が通る吸水ホース本体は、蛇腹ホースではなく、突起物のないビニールホースとなる。また、本体ビニールホースと蛇腹ホース、及び本体ビニールホースとプラスチックパイプの僅かな隙間にも、シリコンコークを隈なく充填しておくことにより、汚水や糞尿が隙間に滲み込むことがなくなる。その結果、本体ビニールホース内の洗浄は、糞尿処理後に洗剤水と水をバキューム機で交互に吸い込ことで容易に完了する。
また、透明な本体ビニールパイプが露出する部分を設けることで、糞尿が残らず吸い込まれ、洗剤水と水による洗浄の具合や程度を目で確かめることができ、衛生管理の面でも安心できる。
前記本体ビニールホースの先端に、更に口径の小さいノズル用ビニールホースを装着することにより、吸い込み口の口径は相当に小さいものとなり、高齢者及び障害者の陰部を誤って吸い込むことを防ぐとともに、4層構造の操作ハンドルの1番外側となる柔らかいシリコンチューブが直接肌に触れることになり、ノズルの接触・摩擦で肌を傷めないようにする。
使い捨て水きりネットを2重に装着し、フィルターとして機能させることにより、糞尿等のモーター吸い込みを防止すると共に、1回ごとに使い捨て交換することで、使用の度にフィルター洗浄する必要がなくなる。また、糞尿の滲み込みによる汚臭を防止し、衛生的に使用することが可能となる。使い捨て水きりネットは安価なため、ランニングコストを低く抑えることができる。
使用の際には、前記バキューム機本体のタンク内に、少量の水、消臭剤、及び消泡剤をあらかじめ入れておき、本体の洗浄を容易にすると共に、大量の泡の発生により、モーターを傷つけることを防止する。
本考案は、高齢者及び障害者の在宅介護家庭のみならず、介護事業者の行う在宅介護及び看護サービスや、施設介護及び看護サービスの産業分野で利用することができる。
汚水バキューム機本体、及び吸水ホースの外観斜視図である。吸水ホースは、内部構造を判り易くするため、中途で切り取った図にしている。 吸水ホース(操作ハンドル側)外観斜視図である。 吸水バキューム機本体の上部(モーター内蔵部分)であって、市販の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機の多くが備えている「吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート」、及び水切りネットのフィルター装着の外観斜視図である。 吸水ホースのヘッド側、操作ハンドル(4層構造)の断面図である 吸水ホースのバキューム機本体側、バキューム機本体と蛇腹ホースのジョイント部分の断面図である。 水切りネットのフィルター装着時の吸水バキューム機本体の上部(モーター内蔵部分)、モーター水濡れ防止フロートの断面図である。 吸水バキューム機本体の下部(汚水タンク部分)の断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
本考案は、図1〜図7で示すように市販の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機に関するものであって、本来の集塵・吸水ホース本体である蛇腹ホース1の内部全体に、透明ビニールホース2を差し込み入れ、透明ビニールホース2を汚水が流れる吸水ホース本体として機能させ、ビニールホース2の吸い込み口側の先端ヘッド部分には、外側から、筒状シリコンチューブ4、プラスチックパイプ3、本体ビニールホース2、ノズル用ビニールホース5の4層構造で構成された操作ハンドル及びノズル口を装備し、また、バキューム機本体内部のフィルターの代わりに、使い捨て水切りネット10を使用した「高齢者及び障害者の介護用糞尿処理汚水バキューム機」である。
通常、市販の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機は、本体上部(モーター内蔵部分)9と本体上部(汚水タンク部分)14で構成されており、集塵・吸水ホースとして、蛇腹ホース1が装着されている。また、汚水処理する場合は、汚水の水滴や砂礫がモーター部分に直撃することを防止するため、吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート部分12に、湿式用ナイロン製スポンジフィルターを装着している。
図1は、バキューム既本体の外観斜視図であり、図2が、吸水ホースのヘッド側、操作ハンドル部分の外観斜視図である。透明ビニールホース2は、蛇腹ホース1の内部に差し込み貫通させ、透明ビニールホース2を汚水が流れる吸水ホース本体として機能させる。本体透明ビニールホース2は、内部に突起が殆どないもので、外径が蛇腹ホース1の内径より僅かに小さいものを使用する。
蛇腹ホース1の内部は、内部が細かく凸凹しているため、水分を含んだ汚物を吸い込んだ場合、内部に汚物が付着し易く、除去しにくいが、糞尿が吸い込まれ、糞尿が通る吸水ホース本体は、蛇腹ホース1ではなく、突起物のない本体ビニールホース2となる。
図5は、吸水ホースのバキューム機本体側、バキューム機本体と蛇腹ホースのジョイント部分の断面図である。本体透明ビニールホース2のバキューム機接続側の先端は、蛇腹ホース1の端までキッチリと差し込み入れる。更に本体ビニールホース2と蛇腹ホース1の僅かな隙間も、シリコンコーク剤7を隈なく充填することにより、汚水や糞尿が隙間に滲み込むことを防ぐ。
図4は、吸水ホースのヘッド側、操作ハンドル(4層構造)の断面図である。透明ビニールホース2は、蛇腹ホース1より長いものを使用し、蛇腹ホース1の吸い込み口側から突出するように装着させる。
本体ビニールパイプ1の吸い込み口先端(ヘッド部分)に、操作ハンドルとしてプラスチックパイプ3を装着するが、蛇腹ホース1と内径を同じくするバキューム機の装備品である延長管を利用する。
本体ビニールホース2は、プラスチックパイプ3の端までキッチリと差し込み入れ、本体ビニールホース2と、プラスチックパイプ3の僅かな隙間にも、シリコンコーク剤6を隈なく充填することにより、汚水や糞尿が隙間に滲みこむことを防ぐ。
以上により、糞尿等の汚水は突起物のない本体ビニールホース2を通り、本体ビニールホース2の両端では、本体ビニールホース2と他のパーツとの隙間をシリコンコーク剤6.7の充填により埋めてしまうので、糞尿処理使用後の本体ビニールホース2内の洗浄は、洗剤水と水をバキューム機で交互に吸い込ことで容易に完了する。
本体ビニールホース2は無色透明なものを使用し、操作ハンドル用プラスチックパイプ3と蛇腹ホース1の切れ目との間に、本体ビニールホース2が露出するように、汚物:洗浄済み視認Point17を設けることにより、糞尿が残ることなく吸い込まれ、洗剤水と水による洗浄の具合や程度を目で確かめることができ、衛生管理の面でも安心して使用できる。
図4のとおり、本体ビニールホース2のヘッド部分に装着した操作ハンドル用プラスチックパイプ3は、操作性を向上させるため、凡そ握りこぶし2つ分ぐらいの取り回しの良い長さにカットする。
ヘッド部分の4層構造の一番内部には、容易に抜け落ちてしまわないように、本体ビニールホース2の内径より、僅かに外径が小さいビニールホース5を使用し、凡そ指幅2本分を差し込み入れると共に、同じ長さ、凡そ指幅2本分を突出させ、ノズルとして機能させる。これにより、吸い込み口の口径は相当に小さいものとなり、高齢者及び障害者の陰部を誤って吸い込むことを防ぐことができる。
通常、市販の吸水バキューム機に標準装備されている、ヘッド部分に装着する隙間ノズルは、固いプラスチックで製造されている。このまま、高齢者及び障害者の肛門や陰部に付着した糞尿を吸い込むと、摩擦・接触により傷つける恐れがある。本体ビニールホース2の糞尿吸い込み口16側のヘッド部分、4層構造の1番外側となるシリコンチューブ4は、操作ハンドルの先端を覆うように装着し、1番内側のノズル用ビニールホース5の先端より、1cmほど突出させることにより、柔らかいシリコンチューブ4が身体に接触するようにする。
図3は、吸水バキューム機本体の上部分9であって、吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート12、及び水切りネット10のフィルター装着の外観斜視図である。図6は水切りネット10のフィルター装着時の吸水バキューム機本体の上部分9、モーター水濡れ防止フロート12の断面図である。
通常、吸水バキューム機本体の上部9にあるモーター水濡れ防止フロート部分12の回りにフィルターが装着されている。湿式使用の場合は、通常、ナイロン製のスポンジフィルターを装着するが、図6のとおり、伸縮性のある使い捨て水切りネット10を2枚重ねてフィルターとして機能させ、フロートの根元に輪ゴム11で、水切りネット10を外れないように留めておく。水切りネット10は、使用のたびに使い捨て、新しいものに交換する。水きりネット10を2重に装着することにより、糞尿等のモーター吸い込みを防止すると共に、1回ごとに使い捨て交換することで、使用の度にフィルター洗浄する必要がなくなる。また、糞尿の染み込みによる汚臭を防止し、衛生的に使用することが可能となる。使い捨て水きりネット10は安価なため、ランニングコストを低く抑えることができる。
図7は、吸水バキューム機本体の下部(汚水タンク部分)14の断面図である。使用の際に、図7のとおり、吸水バキューム機本体下部14の汚水タンク底部15に、少量の水、消臭剤、及び消泡剤あらかじめ入れておき、本体の洗浄を容易にすると共に、大量の泡の発生により、モーターを傷めることを防止する。
以下のとおり、本考案による「高齢者及び障害者の介護用糞尿処理汚水バキューム機」は、市販の安価な乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機を利用し、本体自体は¥10,000弱で製作できる。経済的に余力の無い年金暮らしの高齢者も容易に入手できる。
汚水タンクにあらかじめ入れておく消泡剤は、リンレイ社製¥1,100約55回分、
同じく、あらかじめ入れておく洗浄剤は市販のトイレ洗浄液を利用し、洗浄効果と防臭効果を同時に達成する。
また、利用者の肛門付近に糞尿のこびり付きを予防するため、スリーエムヘルスケア社製ギャビロン非アルコール性皮膜スプレーを塗布しておけば、本考案の介護用糞尿処理汚水バキューム機はより威力を発揮する。
1.蛇腹ホース
2.透明ビニールホース(ホース本体となるもの)
3.プラスチックパイプ(操作ハンドル)
4.シリコンチューブ
5.ノズル用ビニールパイプ
6.シリコンコーク剤:充填部分(吸い込み口側)
7.シリコンコーク剤:充填部分(本体側)
8.バキューム機本体と蛇腹ホースのジョイント部分(ねじ込み式)
9.吸水バキューム機本体の上部(モーター内蔵部分)
10.水切りネットのフィルター2枚重ね
11.フィルター輪ゴム止め部分
12.吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート
13.排気口
14.吸水バキューム機本体の下部(汚水タンク部分)
15.汚水タンク底部(▲1▼少量の水、▲2▼消臭剤、▲3▼消泡剤を入れておく)
16.糞尿吸い込み口
17.汚物:洗浄済み視認Point
本考案は、乾湿両用粉塵・汚水バキューム機に関する
従来の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機には、集塵・集水用ホースが標準装備されているが、集塵・集水用ホースは、360°あらゆる方向にフレキシブルに動かす必要があるので、蛇腹ホースが採用されている。
従来の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機の集塵・集水用ホースの先端には、通常、床ブラシが装着されているが、床以外の平らでない部分の清掃には床ブラシを外して使用する。蛇腹ホースは、ある程度の大きな塊となったゴミでも吸い込み可能なように、床ブラシを外すと内径が30mm強の太さがある。
従来の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機は、より細かな場所を吸い込む場合に対応するため、集塵・週水用ホースのヘッド部に装着する隙間ノズルが標準装備されている。この部品は、狭い場所に差し入れることを可能にするため、固いプラスチックで製造されている。
従来の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機は、汚水を吸い込む場合、乾式用カートリッジフィルターに換えて、湿式用スポンジフィルターを装着する。これにより、汚水の水滴や砂礫がモーター部分に直撃することを防ぎ、また、ナイロン製スポンジとすることにより、洗浄し易く、繰り返し使用可能となっている。
上述の如く、従来の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機に、標準装備されている集塵・集水用ホースは、あらゆる方向にフレキシブルに動かす必要から蛇腹ホースが採用されている。
蛇腹ホースの内部は、内部が細かく凸凹しているため、水分を含んだ汚物を吸い込んだ場合、内部に汚物が付着し易く、除去しにくい。洗浄は非常に困難である。
床以外の平らでない部分を清掃する場合、床ブラシを外して使用するが、蛇腹ホースの内径は30mm強の太さがある。このまま、高齢者及び障害者の肛門や陰部に付着した糞尿を吸い込ためにバキューム機を使用した場合、誤って陰部を吸い込み傷つける恐れがある。
より細かな場所を吸い込むため標準装備されているホースのヘッド部に装着する隙間ノズルは、固いプラスチックで製造されている。
このまま、高齢者及び障害者の肛門や陰部に付着した糞尿を吸い込むために隙間ノズルを使用した場合、摩擦・接触により傷つける恐れがある。
汚水を吸引する場合は、ナイロン製の湿式用スポンジフィルターを装着するが、このまま、糞尿を吸い込むために使用した場合、大便の粒や糞尿の汚水・臭気が、スポンジフィルターに付着し、洗浄しても完全に臭いや汚物がとれず、汚臭が残ったり、雑菌が繁殖したり、衛生的に使用するには、念入りな洗浄を必要とする。
上述の問題を解決するため、蛇腹ホースの内部全体に、蛇腹ホースより長いビニールホースを差し込み入れ、集水用ホースの本体として使用する。前記集水用ビニールホースは、内部に突起が殆どないもので、外径が蛇腹ホースの内径より僅かに小さいものを使用する。乾湿両用粉塵・汚水バキューム機(以下、汚水バキューム機と言う)本体との接続側の集水用ビニールホースの先端は、蛇腹ホースの端までキッチリと差し込み入れる。更に、集水用ビニールホースと蛇腹ホースの僅かな隙間も、シリコンコークを隈なく充填する。
前記集水用ビニールパイプの吸い込み口先端(ヘッド部分)に、4層構造の操作ハンドルを装着するが、操作ハンドルの主要構造をなす外側から2層目のプラスチックパイプは、蛇腹ホースと内径を同じくするバキューム機の装備品である延長管を利用し、操作性を向上させるため、取り回しの良い長さにカットする。また、前記プラスチックパイプの端まで集水用ビニールホースをキッチリと差し込み入れる。
更に、集水用ビニールホースとプラスチックパイプの僅かな隙間にも、シリコンコークを隈なく充填する。
操作ハンドルの4層構造の一番内部には、容易に抜け落ちてしまわないように、前記集水用ビニールホースの内径より、僅かに外径が小さいビニールホース(以下、ノズル用ビニールホース)を使用し、凡そ指幅2本分を差し込み入れると共に、同じ長さ、凡そ指幅2本分を突出させる。
前記操作ハンドルの4層構造の1番外側となるシリコンチューブは、操作ハンドルの先端を覆うように装着するが、取り外しを容易にするため、ハンドル本体となるプラスチックパイプを凡そ指幅2本分重ね入れ、1番内側のノズル用ビニールホースの先端より、1cmほど突出させる。
前記集水用ビニールホースは、無色透明なものを使用し、操作ハンドルの主要構造をなすプラスチックパイプと蛇腹ホースの間には、集水用ビニールホースが露出する部分を設ける。
前記汚水バキューム機本体内部のナイロン製の湿式用スポンジフィルターの代わりに、伸縮性のある使い捨て水切りネットを2枚重ねて使用し、根元を輪ゴムで留めておく。
前期水切りネットは、使用のたびに使い捨て、新しいものに交換する。
以上説明したように本考案によれば、糞尿が吸い込まれ、糞尿が通る吸水ホース本体は、蛇腹ホースではなく、突起物のない集水用ビニールホースとなる。また、集水用ビニールホースと蛇腹ホース、及び集水用ビニールホースと操作ハンドルの主要構造をなすプラスチックパイプとの僅かな隙間にも、シリコンコークを隈なく充填しておくことにより、汚水や糞尿が隙間に沁み込むことがなくなる。その結果、本体ビニールホース内の洗浄は、糞尿処理後に洗剤水と水をバキューム機で交互に吸い込ことで容易に完了する。
また、透明な集水用ビニールパイプが露出する部分を設けることで、糞尿が残らず吸い込まれ、洗剤水と水による洗浄の具合や程度を目で確かめることができ、衛生管理の面でも安心できる。
前期集水用ビニールホースの先端に、更に口径の小さいノズル用ビニールホースを装着することにより、吸い込み口の口径は相当に小さいものとなり、高齢者及び障害者の陰部を誤って吸い込むことを防ぐとともに、4層構造の操作ハンドルの1番外側のシリコンチューブをノズル用ビニールホースの先端より、1cmほど突出させることにより、柔らかいシリコンチューブが直接肌に触れることになり、ノズルの接触・摩擦で肌を傷めないようにする。
使い捨て水きりネットを2重に装着し、フィルターとして機能させることにより、糞尿等のモーター吸い込みを防止すると共に、1回ごとに使い捨て交換することで、使用の度にフィルター洗浄する必要がなくなる。また、糞尿の染み込みによる汚臭を防止し、衛生的に使用することが可能となる。使い捨て水きりネットは安価なため、ランニングコストを低く抑えることができる。
使用の際には、前記汚水バキューム機本体のタンク内に、少量の水、消臭剤、及び消泡剤をあらかじめ入れておき、本体の洗浄を容易にすると共に、大量の泡の発生により、モーターを傷めることを防止する。
本考案は、高齢者及び障害者の在宅介護家庭のみならず、介護事業者の行う在宅介護及び看護サービスや、施設介護及び看護サービスの産業分野で利用することができる。
高齢者及び障害者の介護用糞尿処理汚水バキューム機の外観斜視図である。 集水用ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の操作ハンドル側外観斜視図である。 乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体の上部(モーター内蔵部分)であって、乾湿両用粉塵・汚水バキューム機の多くが備えている「吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート」、及び水切りネットのフィルター装着の外観斜視図である。 集水用ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の吸込み口側、操作ハンドル(4層構造)の断面図である 集水用ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体のジョイント部分の断面図である。 水切りネットのフィルター装着時の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体の上部(モーター内蔵部分)、モーター水濡れ防止フロートの断面図である。 乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体の下部(汚水タンク部分)の断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
本考案は、図1〜図7で示すように乾湿両用粉塵・汚水バキューム機に関するものであって、本来の集塵・吸水ホース本体である蛇腹ホース1の内部全体に、透明な集水用ビニールホース2を差し込み入れ、集水用ビニールホース2を汚水が流れる2層構造の集水用ホースを有し、集水用ビニールホース2の吸い込み口側の先端ヘッド部分には、外側から、筒状シリコンチューブ4、延長管プラスチックパイプ3、集水用ビニールホース2、ノズル用ビニールホース5の4層構造で構成された操作ハンドル及びノズル口を装備し、また、乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体内部の湿式スポンジフィルターの代わりに、使い捨て水切りネット10を2重に使用した「高齢者及び障害者の介護用糞尿処理汚水バキューム機」である。
通常、乾湿両用粉塵・汚水バキューム機は、本体上部(モーター内蔵部分)9と本体下部(汚水タンク部分)14で構成されており、集塵・集水用ホースとして、蛇腹ホース1が装着されている。また、汚水処理する場合は、汚水の水滴や砂礫がモーター部分に直撃することを防止するため、吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート部分12に、湿式用ナイロン製スポンジフィルターを装着している。
図1は、本考案の高齢者及び障害者の介護用糞尿処理汚水バキューム機の外観斜視図であり、図2が、集水用ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の操作ハンドル側外観斜視図である。本考案は、集水用ビニールホース2は、蛇腹ホース1の内部に差し込み貫通させ、集水用ビニールホース2を汚水が流れるような集水用ビニールホースと蛇腹ホースの2層構造からなる集水用ホースを有する。集水用ビニールホース2は、内部に突起が無いもので、外径が蛇腹ホース1の内径より僅かに小さいものを使用する。
蛇腹ホース1の内部は、内部が細かく凸凹しているため、水分を含んだ汚物を吸い込んだ場合、内部に汚物が付着し易く、除去しにくいが、糞尿が吸い込まれ、糞尿が通るホース本体は、蛇腹ホース1ではなく、突起物のない集水用ビニールホース2となる。
図5は、集水用ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体のジョイント部分の断面図である。集水用ビニールホース2の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機接続側の先端は、蛇腹ホース1の端までキッチリと差し込み入れる。更に集水用ビニールホース2と蛇腹ホース1の僅かな隙間も、シリコンコーク剤7を隈なく充填することにより、汚水や糞尿が隙間に滲み込むことを防ぐ。
図4は、集水用ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の吸込み口側、操作ハンドル(4層構造)の断面図である。集水用ビニールホース2は、蛇腹ホース1より長いものを使用し、蛇腹ホース1の吸い込み口側から突出するように装着させる。
集水用ビニールパイプ2の吸い込み口先端(ヘッド部分)に、操作ハンドルとしてプラスチックパイプ3を装着するが、蛇腹ホース1と内径を同じくする乾湿両用粉塵・汚水バキューム機の装備品である延長管を利用する。
集水用ビニールホース2は、プラスチックパイプ3の端までキッチリと差し込み入れ、集水用ビニールホース2と、プラスチックパイプ3の僅かな隙間にも、シリコンコーク剤6を隈なく充填することにより、汚水や糞尿が隙間に滲みこむことを防ぐ。
以上により、糞尿等の汚水は突起物のない集水用ビニールホース2を通り、集水用ビニールホース2の両端では、集水用ビニールホース2と他のパーツとの隙間をシリコンコーク剤6.7の充填により埋めてしまうので、糞尿処理使用後の集水用ビニールホース2内の洗浄は、洗剤水と水を交互に吸い込ことで容易に完了する。
集水用ビニールホース2は無色透明なものを使用し、操作ハンドルの主要構造部分であるプラスチックパイプ3と蛇腹ホース1の切れ目との間に、集水用ビニールホース2が露出するように、汚物:洗浄済み視認Point 17を設けることにより、糞尿が残ることなく吸い込まれ、洗剤水と水による洗浄の具合や程度を目で確かめることができ、衛生管理の面でも安心して使用できる。
図4のとおり、集水用ビニールホース2の吸込み口側(ヘッド部分)に装着した操作ハンドルの主要構造部分であるプラスチックパイプ3は、操作性を考え、大凡、握りこぶし2つ分ぐらいの取り回しの良い長さにカットする。
操作ハンドルの4層構造の一番内部には、容易に抜け落ちてしまわないように、集水用ビニールホース2の内径より、僅かに外径が小さいビニールホースを使用し、凡そ指幅2本分を差し込み入れると共に、同じ長さ、凡そ指幅2本分を突出させ、ノズル用ビニールホース5として機能させる。これにより、吸い込み口の口径は相当に小さいものとなり、高齢者及び障害者の陰部を誤って吸い込むことを防ぐことができる。
通常、乾湿両用粉塵・汚水バキューム機に標準装備されている、ヘッド部分に装着する隙間ノズルは、固いプラスチックで製造されている。このまま、高齢者及び障害者の肛門や陰部に付着した糞尿を吸い込むと、摩擦・接触により傷つける恐れがある。集水用ビニールホース2の糞尿吸い込み口16側に装備した操作ハンドル4層構造の1番外側となるシリコンチューブ4は、操作ハンドルの先端を覆うように装着し、1番内側のノズル用ビニールホース5の先端より、1cmほど突出させることにより、柔らかいシリコンチューブ4が身体に接触するようにする。
図3は、乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体(上部モーター部分)9の水切りネット10のフィルター装着時の外観斜視図であって、吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート12の外観も示している。図6は水切りネット10のフィルター装着時の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体(上部モーター部分)9、モーター水濡れ防止フロート12の断面図である。
通常、乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体(上部モーター部分)9にあるモーター水濡れ防止フロート部分12の回りにフィルターが装着されている。湿式使用の場合は、通常、ナイロン製のスポンジフィルターを装着するが、図6のとおり、伸縮性のある使い捨て水切りネット10を2枚重ねてフィルターとして機能させ、フロートの根元に輪ゴム11で、水切りネット10を外れないように留めておく。水切りネット10は、使用のたびに使い捨て、新しいものに交換する。水きりネット10を2重に装着することにより、糞尿等のモーター吸い込みを防止すると共に、1回ごとに使い捨て交換することで、使用の度にフィルター洗浄する必要がなくなる。また、糞尿の染み込みによる汚臭を防止し、衛生的に使用することが可能となる。使い捨て水きりネット10は安価なため、ランニングコストを低く抑えることができる。
図7は、乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体の下部(汚水タンク部分)14の断面図である。使用の際に、図7のとおり、乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体の下部14の汚水タンク底部15に、少量の水、消臭剤、及び消泡剤をあらかじめ入れておき、本体の洗浄を容易にすると共に、大量の泡の発生により、モーターを傷めることを防止する。
以下のとおり、本考案による「高齢者及び障害者の介護用糞尿処理汚水バキューム機」は、乾湿両用粉塵・汚水バキューム機を利用する。製作にかかる費用は¥10,000程度で有り、経済的に余力の無い年金暮らしの高齢者も容易に入手できる。
汚水タンクにあらかじめ入れておく消泡剤は、リンレイ社製¥1,100 約55回分、洗浄剤は市販のトイレ洗浄液を利用し、洗浄効果と防臭効果を期待する。
また、利用者の肛門付近に糞尿のこびり付きを予防するため、スリーエムヘルスケア社製 ギャビロン非アルコール性皮膜スプレーを塗布しておけば、本考案の介護用糞尿処理汚水バキューム機はより威力を発揮する。
1.蛇腹ホース
2.集水用ビニールホース
3.プラスチックパイプ(延長管)
4.シリコンチューブ
5.ノズル用ビニールパイプ
6.シリコンコーク剤:充填部分(吸い込み口側)
7.シリコンコーク剤:充填部分(本体側)
8.乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体と蛇腹ホースのジョイント部分(ねじ込み式)
9.乾湿両用粉塵・汚水バキューム既本体の上部(モーター内蔵部分)
10.水切りネットのフィルター
11.フィルター輪ゴム止め部分
12.吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート
13.排気口
14.乾湿両用粉塵・汚水バキューム機本体の下部(汚水タンク部分)
15.汚水タンク底部(▲1▼少量の水、▲2▼消臭剤、▲3▼消泡剤を入れておく)
16.糞尿吸い込み口
17.汚物:洗浄済み視認 Point
本考案は、乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機に関する
従来の乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機には、集塵・集水ホースが標準装備されているが、集塵・集水用ホースは、360°あらゆる方向にフレキシブルに動かす必要があるので、蛇腹ホースが採用されている。
従来の乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機の集塵・集水ホースの先端には、通常、床ブラシが装着されているが、床以外の平らでない部分の清掃には床ブラシを外して使用する。蛇腹ホースは、ある程度の大きな塊となったゴミでも吸い込み可能なように、床ブラシを外すと内径が30mm強の太さがある。
従来の乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機は、より細かな場所を吸い込む場合に対応するため、集塵・集水ホースのヘッド部に装着する隙間ノズルが標準装備されている。この部品は、狭い場所に差し入れることを可能にするため、固いプラスチックで製造されている。
従来の乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機は、汚水を吸い込む場合、乾式用カートリッジフィルターに換えて、湿式用スポンジフィルターを装着する。これにより、汚水の水滴や砂礫がモーター部分に直撃することを防ぎ、また、ナイロン製スポンジとすることにより、洗浄し易く、繰り返し使用可能となっている。
上述の如く、従来の乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機に、標準装備されている集塵・集水ホースは、あらゆる方向にフレキシブルに動かす必要から蛇腹ホースが採用されている。
蛇腹ホースの内部は、内部が細かく凸凹しているため、水分を含んだ汚物を吸い込んだ場合、内部に汚物が付着し易く、除去しにくい。洗浄は非常に困難である。
床以外の平らでない部分を清掃する場合、床ブラシを外して使用するが、蛇腹ホースの内径は30mm強の太さがある。このまま、高齢者及び障害者の肛門や陰部に付着した糞尿を吸い込ためにバキューム機を使用した場合、誤って陰部を吸い込み傷つける恐れがある。
より細かな場所を吸い込むため標準装備されている集塵・集水ホースのヘッド部に装着する隙間ノズルは、固いプラスチックで製造されている。
このまま、高齢者及び障害者の肛門や陰部に付着した糞尿を吸い込むために隙間ノズルを使用した場合、摩擦・接触により傷つける恐れがある。
汚水を吸引する場合は、ナイロン製の湿式用スポンジフィルターを装着するが、このまま、糞尿を吸い込むために使用した場合、大便の粒や糞尿の汚水・臭気が、スポンジフィルターに付着し、洗浄しても完全に臭いや汚物がとれず、汚臭が残ったり、雑菌が繁殖したり、衛生的に使用するには、念入りな洗浄を必要とする。
上述の問題を解決するため、蛇腹ホースの内部全体に、蛇腹ホースより長い集水用ビニールホースを差し込み入れ、集水ホースの本体として使用する。前記 集水用ビニールホースは、内部に突起が殆どないもので、外径が蛇腹ホースの内径より僅かに小さいものを使用する。乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機(以下、汚水バキューム機と言う)本体との接続側の前記集水用ビニールホースの先端は、蛇腹ホースの端までキッチリと差し込み入れる。更に、前記集水用ビニールホースと前記蛇腹ホースの僅かな隙間も、シリコンコーク剤を隈なく充填する。
前記集水用ビニールホースの吸い込み口先端(ヘッド部分)に、4層構造の操作ハンドルを装着するが、操作ハンドルの主要構造をなす外側から2層目のプラスチックパイプは、蛇腹ホースと内径を同じくするバキューム機の装備品である延長管を利用し、操作性を向上させるため、取り回しの良い長さにカットする。また、前記プラスチックパイプの端まで集水用ビニールホースをキッチリと差し込み入れる。
更に、集水用ビニールホースとプラスチックパイプの僅かな隙間にも、シリコンコーク剤を隈なく充填する。
操作ハンドルの4層構造の一番内部には、容易に抜け落ちてしまわないように、前記 集水用ビニールホースの内径より、僅かに外径の小さい吸込みノズルとなるノズル用ビニールホースを使用し、凡そ指幅2本分を差し込み入れると共に、同じ長さ、凡そ指幅2本分を突出させる。
前記操作ハンドルの4層構造の1番外側となる筒状シリコンゴムは、操作ハンドルの先端を覆うように装着するが、取り外しを容易にするため、ハンドル本体なるプラスチックパイプを凡そ指幅2本分重ね入れ、1番内側のノズル用ビニールホースの先端より、1cmほど突出させる。
前記 集水用ビニールホースは、無色透明なものを使用し、操作ハンドルの主要構造をなすプラスチックパイプと蛇腹ホースの間には、集水用ビニールホースが露出する部分を設ける。
前記 汚水バキューム機本体内部のナイロン製の湿式用スポンジフィルターの代わりに、伸縮性のある使い捨て水切りネットを2枚重ねて使用し、根元を輪ゴムで留めておく。
前期水切りネットは、使用のたびに使い捨て、新しいものに交換する。
以上説明したように本考案によれば、糞尿が吸い込まれ、糞尿が通る集水ホース本体は、前記蛇腹ホースではなく、突起物のない前記集水用ビニールホースとなる。また、前記集水用ビニールホースと前記蛇腹ホース、及び前記集水用ビニールホースと前記操作ハンドルの主要構造をなす前記プラスチックパイプとの僅かな隙間にも、シリコンコーク剤を隈なく充填しておくことにより、汚水や糞尿が隙間に沁み込むことがなくなる。その結果、前記集水用ビニールホース内の洗浄は、糞尿処理後に洗剤水と水をバキューム機で交互に吸い込ことで容易に完了する。
また、透明な前記集水用ビニールホースが露出する部分を設けることで、糞尿が残らず吸い込まれ、洗剤水と水による洗浄の具合や程度を目で確かめることができ、衛生管理の面でも安心できる。
前期 集水用ビニールホースの先端に、更に口径の小さいノズル用ビニールホースを装着することにより、吸い込み口の口径は相当に小さいものとなり、高齢者及び障害者の陰部を誤って吸い込むことを防ぐとともに、4層構造の操作ハンドルの1番外側の筒状シリコンゴムをノズル用ビニールホースの先端より、1cmほど突出させることにより、柔らかい筒状シリコンゴムが直接肌に触れることになり、ノズルの接触・摩擦で肌を傷めないようにする。
使い捨て水きりネットを2重に装着し、フィルターとして機能させることにより、糞尿等のモーター吸い込みを防止すると共に、1回ごとに使い捨て交換することで、使用の度にフィルター洗浄する必要がなくなる。また、糞尿の染み込みによる汚臭を防止し、衛生的に使用することが可能となる。使い捨て水きりネットは安価なため、ランニングコストを低く抑えることができる。
使用の際には、前記 汚水バキューム機本体のタンク内に、少量の水、消臭剤、及び消泡剤をあらかじめ入れておき、本体の洗浄を容易にすると共に、大量の泡の発生により、モーターを傷めることを防止する。
本考案は、高齢者及び障害者の在宅介護家庭のみならず、介護事業者の行う在宅介護及び看護サービスや、施設介護及び看護サービスの産業分野で利用することができる。
高齢者及び障害者の介護用 糞尿処理汚水バキューム機の外観斜視図である。 集水ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の操作ハンドル側 外観斜視図である。 乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体の上部(モーター内蔵部分)であって、乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機の多くが備えている「吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート」、及び水切りネットのフィルター装着の外観斜視図である。 集水ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の吸込み口側、操作ハンドル(4層構造)の断面図である 集水ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体のジョイント部分の断面図である。 水切りネットのフィルター装着時の乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体の上部(モーター内蔵部分)、モーター水濡れ防止フロートの断面図である。 乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体の下部(汚水タンク部分)の断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
本考案は、図1〜図7で示すように乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機に関するものであって、本来の集塵・集水ホース本体である蛇腹ホース1の内部全体に、透明な集水用ビニールホース2を差し込み入れ、集水用ビニールホース2を汚水が流れる2層構造の集水用ホースを有し、集水用ビニールホース2の吸い込み口側の先端ヘッド部分には、外側から、筒状シリコンゴム4、延長管プラスチックパイプ3、集水用ビニールホース2、ノズル用ビニールホース5の4層構造で構成された操作ハンドル及びノズル口を装備し、また、乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体内部の湿式スポンジフィルターの代わりに、使い捨て水切りネット10を2重に使用した高齢者及び障害者の介護用糞尿処理汚水バキューム機。
通常、乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機は、本体上部(モーター内蔵部分)9と.本体下部(汚水タンク部分)14で構成されており、集塵・集水ホースとして、蛇腹ホース1が装着されている。また、汚水処理する場合は、汚水の水滴や砂礫、汚物がモーター部分を直撃することを防止するため、吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート部分12に、湿式用ナイロン製スポンジフィルターを装着している。
図1は、本考案の高齢者及び障害者の介護用 糞尿処理汚水バキューム機の外観斜視図であり、図2が、集水ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の操作ハンドル側 外観斜視図である。本考案は、集水用ビニールホース2は、蛇腹ホース1の内部に差し込み貫通させ、集水用ビニールホース2を汚水が流れるような集水用ビニールホースと蛇腹ホースの2層構造からなる集水ホースを有する。集水用ビニールホース2は、内部に突起が無いもので、外径が蛇腹ホース1の内径より僅かに小さいものを使用する。
蛇腹ホース1の内部は、内部が細かく凸凹しているため、水分を含んだ汚物を吸い込んだ場合、内部に汚物が付着し易く、除去しにくいが、糞尿が吸い込まれ、糞尿が通るホース本体は、蛇腹ホース1ではなく、突起物のない集水用ビニールホース2となる。
図5は、集水ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体のジョイント部分の断面図である。集水用ビニールホース2の乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機接続側の先端は、蛇腹ホース1の端までキッチリと差し込み入れる。更に集水用ビニールホース2と蛇腹ホース1の僅かな隙間も、シリコンコーク剤7を隈なく充填することにより、汚水や糞尿が隙間に滲み込むことを防ぐ。
図4は、集水ホース(蛇腹ホースと集水用ビニールホース)の吸込み口側、操作ハンドル(4層構造)の断面図である。集水用ビニールホース2は、蛇腹ホース1より長いものを使用し、蛇腹ホース1の吸い込み口側から突出するように装着させる。
集水用ビニールパイプ2の吸い込み口先端(ヘッド部分)に、操作ハンドルとしてプラスチックパイプ3を装着するが、蛇腹ホース1と内径を同じくする乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機の装備品である延長管を利用する。
集水用ビニールホース2は、プラスチックパイプ3の端までキッチリと差し込み入れ、集水用ビニールホース2と、プラスチックパイプ3の僅かな隙間にも、シリコンコーク剤6を隈なく充填することにより、汚水や糞尿が隙間に滲みこむことを防ぐ。
以上により、糞尿等の汚水は突起物のない集水用ビニールホース2を通り、集水用ビニールホース2の両端では、集水用ビニールホース2と他のパーツとの隙間をシリコンコーク剤6.7の充填により埋めてしまうので、糞尿処理使用後の集水用ビニールホース2内の洗浄は、洗剤水と水を交互に吸い込むことで容易に完了する。
集水用ビニールホース2は無色透明なものを使用し、操作ハンドルの主要構造部分であるプラスチックパイプ3と蛇腹ホース1の切れ目との間に、集水用ビニールホース2が露出するように、汚物:洗浄済み視認Point17を設けることにより、糞尿が残ることなく吸い込まれ、洗剤水と水による洗浄の具合や程度を目で確かめることができ、衛生管理の面でも安心して使用できる。
図4のとおり、集水用ビニールホース2の吸込み口側(ヘッド部分)に装着した操作ハンドルの主要構造部分であるプラスチックパイプ3は、操作性を考え、大凡、握りこぶし2つ分ぐらいの取り回しの良い長さにカットする。
操作ハンドルの4層構造の一番内部には、吸込みノズルとなるようノズル用ビニールホース5を差し込み入れるが、容易に抜け落ちてしまわないように、集水用ビニールホース2の内径より、僅かに外径が小さいビニールホースを使用し、凡そ指幅2本分を差し込み入れると共に、同じ長さである凡そ指幅2本分を突出させ、吸込みノズルとして機能させる。これにより、吸い込み口の口径は相当に小さいものとなり、高齢者及び障害者の陰部を誤って吸い込むことを防ぐことができる。
通常、乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機に標準装備されている、ヘッド部分に装着する隙間ノズルは、固いプラスチックで製造されている。このまま、高齢者及び障害者の肛門や陰部に付着した糞尿を吸い込むと、摩擦・接触により傷つける恐れがある。集水用ビニールホース2の糞尿吸い込み口16側に装備した操作ハンドル4層構造の1番外側となる筒状シリコンゴム4は、操作ハンドルの先端を覆うように装着し、1番内側のノズル用ビニールホース5の先端より、1cmほど突出させることにより、柔らかい筒状シリコンゴム4が身体に接触するようにする。
図3は、乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体(上部モーター部分)9の水切りネット10のフィルター装着時の外観斜視図であって、吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート12の外観も示している。図6は水切りネット10のフィルター装着時の乾湿両用
粉塵・汚水バキューム機本体(上部モーター部分)9、モーター水濡れ防止フロート12の断面図である。
通常、乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体(上部モーター部分)9にあるモーター水濡れ防止フロート部分12の回りにフィルターが装着されている。湿式使用の場合は、通常、ナイロン製のスポンジフィルターを装着するが、図6のとおり、伸縮性のある使い捨て水切りネット10を2枚重ねてフィルターとして機能させ、フロートの根元に輪ゴム11で、水切りネット10を外れないように留めておく。水切りネット10は、使用のたびに使い捨て、新しいものに交換する。水きりネット10を2重に装着することにより、糞尿等のモーター吸い込みを防止すると共に、1回ごとに使い捨て交換することで、使用の度にフィルター洗浄する必要がなくなる。また、糞尿の染み込みによる汚臭を防止し、衛生的に使用することが可能となる。使い捨て水きりネット10は安価なため、ランニングコストを低く抑えることができる。
図7は、乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体の下部(汚水タンク部分)14の断面図である。使用の際に、図7のとおり、乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体の下部14の汚水タンク底部15に、少量の水、消臭剤、及び消泡剤をあらかじめ入れておき、本体の洗浄を容易にすると共に、大量の泡の発生により、モーターを傷めることを防止する。
以下のとおり、本考案による「高齢者及び障害者の介護用糞尿処理汚水バキューム機」は、乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機を利用する。製作にかかる費用は¥10,000程度で有り、経済的に余力の無い年金暮らしの高齢者も容易に入手できる。
汚水タンクにあらかじめ入れておく消泡剤は、リンレイ社製¥1,100 約55回分、
洗浄剤は市販のトイレ洗浄液を利用し、洗浄効果と防臭効果を期待する。
また、利用者の肛門付近に糞尿のこびり付きを予防するため、スリーエムヘルスケア社製ギャビロン非アルコール性皮膜スプレーを塗布しておけば、本考案の介護用糞尿処理汚水バキューム機はより威力を発揮する。
1.蛇腹ホース
2.集水用ビニールホース
3.プラスチックパイプ(延長管)
4.筒状シリコンゴム
5.ノズル用ビニールホース
6.シリコンコーク剤:充填部分(吸い込み口側)
7.シリコンコーク剤:充填部分(本体側)
8.乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体と蛇腹ホースのジョイント部分(ねじ込み式)
9.乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体の上部(モーター内蔵部分)
10.水切りネットのフィルター
11.フィルター輪ゴム止め部分
12.吸水式使用時のモーター水濡れ防止フロート
13.排気口
14.乾湿両用 粉塵・汚水バキューム機本体の下部(汚水タンク部分)
15.汚水タンク底部(▲1▼少量の水、▲2▼消臭剤、▲3▼消泡剤を入れておく)
16.糞尿吸い込み口
17.汚物:洗浄済み視認 Point

Claims (5)

  1. 蛇腹ホースが装備されている市販の安価な乾湿両用粉塵・汚水バキューム機であって、
    前記蛇腹ホースの内部全体に、ビニールホースを差し込み、蛇腹ホースの吸い込み口側から突出させ、前記ビニールホースを汚水が流れる吸水ホース本体として機能させると共に、蛇腹ホースから突出した前記本体ビニールホースの先端部分に外側から筒状シリコンゴム、プラスチックパイプ、前記本体ビニールホース、本体ビニールホースより外径の小さいビニールホースの4層構造で形成された操作ハンドルを装備する。また、バキューム機本体内部のフィルターの代わりに、使い捨て水切りネットを2重に装着させる。
    市販の乾湿両用粉塵・汚水バキューム機に、以上の改造を加えたことを特徴とする「高齢者及び障害者の介護用糞尿処理汚水バキューム機」である。
  2. 前記本体ビニールホースは、内部に突起がないもので、外径が蛇腹ホースの内径より僅かに小さいものを使用し、ホースのバキューム機本体側の先端は、蛇腹ホースの端まで差し込み入れる。
    前記本体ビニールホースの吸い込み口側の先端には、操作ハンドルとしてプラスチックパイプを装着し、その端までビニールホースを差し込み入れる。
    更に、本体ビニールホースと蛇腹ホース、及び本体ビニールホースとプラスチックパイプの僅かな隙間にも、シリコンコークを隈なく充填しておき、汚水や糞尿が隙間に沁み込まないようにしておく。
    以上の工夫により、ホース内の洗浄は、糞尿処理後に洗剤冰と水をバキューム機で交互に吸い込ことで容易に完了する。
  3. 前記本体ビニールホースは、無色透明なものを使用し、操作ハンドル用プラスチックパイプと蛇腹ホースの切れ目との間に本体ビニールホースが露出する部分を設けることによって、洗浄具合を目で確かめることを可能とする。使用の際には、前記バキューム機本体のタンク内に、少量の水、消臭剤、及び消泡剤をあらかじめ入れておき、本体の洗浄を容易にするとともに、大量の泡の発生により、モーターを傷つけることを防止する。
  4. 前記操作ハンドル、4層構造の1番内側の部位を構成するビニールホースは、前記本体ビニールホースの内径より、外径が僅かに小さいものを採用し、前記本体ビニールホース内部に差し込み入れると共に、凡そ指幅2本分を突出させ、ノズルとして機能させる。
    前記操作ハンドル、4層構造の1番外側の部位を構成するシリコンチューブには、操作ハンドル本体となるプラスチックパイプの先端を差し込み入れる。また、前記シリコンチューブは操作ハンドルの先端1番内側のノズル用ビニールホースの先端より僅かに突出させる。
    以上の工夫により、吸い込み口の口径は小さいものとなり、高齢者及び障害者の陰部を誤って吸い込むことを防ぐとともに、4層構造の1番外側の柔らかいシリコンチューブが直接肌に触れることになり、接触・摩擦で肌を傷めないようにする。
  5. 前記バキューム機本体内部のフィルターの代わりに、伸縮性のある使い捨て水切りネットを使用し、根元を輪ゴムで留めておく。それにより、糞尿のモーター吸い込みを防止し、1回ごとに使い捨て交換することで、使用の度に、フィルター洗浄が不要となる。それにより、糞尿の染み込みによる汚臭を防止し、衛生的に使用することが可能で、かつ、ランニングコストを低く抑えることができる。
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