JP3162443U - 位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪 - Google Patents

Abstract

【課題】 押し車又は病院用ベッド等に取り付け、キャスターとして使用する車輪であって、位置決め及びブレーキの機能を有する位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪を提供する。【解決手段】位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪は、車輪フレーム１、位置決めセット２、回転セット３及び車輪セット４を備える。車輪フレーム１は、本体１１を有し、本体１１は、回転セット３及び位置決めセット２をそれぞれ取り付ける貫通孔１２及び凹溝１３が設けられ、車輪セット４を取り付ける車輪軸孔１４が下方の中央部分に設けられている。回転セット３は、車輪フレーム１の貫通孔１２の中にそれぞれ設けられた回転ピン３１、固定ブロック３２、上軸受３３及び下軸受３４を有する。車輪セット４は、車輪フレーム１の両側に配置された車輪４１及び車輪軸４２を有する。【選択図】 図１

Description

本考案は、車輪に関するものであり、さらに詳しくは、様々な手押し車等のフレーム下端に取り付ける位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪に関するものである。

従来の位置決め車輪の構造は、主に車輪フレーム、制動セット、回動セット及び車輪セットを含む。制動セットの押圧ブロックを押し、制動バネと係合させると、押圧ブロックにより連動ピンを駆動し、連動ピンと車輪セットの位置決め歯とを係合させるとともに、連動ブロックを上方へ上げ、位置決めピンと位置決め環の位置決め孔とを互いに係合させることにより、制動セットのスプリングの付勢力により位置決めピンを位置決め孔に挿入し、車輪の回動を止めるような構造とされている。

従って、本考案の課題は、手押し車、病院用ベッド等の運搬手段のフレーム下端に取り付けてキャスターとして使用する車輪であって、車輪の使用において、安全、確実に操作可能な装置を備えた車輪を提供することにある。

そこで、本考案者は、前記の本考案の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、後述するように位置決めセットを採用することにより前記課題を解決し、確実な位置決めが可能であり、安全な車輪を提供できることに着目し、かかる知見に基づいて本考案に想到した。

すなわち、本考案の目的は、押し車又は病院用ベッド等のフレーム下端に取り付け、位置決め及びブレーキの機能を有する位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪を提供することにある。

かくして、本考案によれば、車輪フレーム、位置決めセット、回転セット及び車輪セットを備える位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪であって、前記車輪フレームは、本体を有し、前記本体には、回転セット及び位置決めセットをそれぞれ取り付ける貫通孔及び凹溝が設けられ、前記車輪セットを取り付ける車輪軸孔が下方の中央部分に設けられ、前記回転セットは、前記車輪フレームの前記貫通孔の中にそれぞれ設けられた回転ピン、固定ブロック、上軸受及び下軸受を有し、前記車輪セットは、前記車輪フレームの両側に配置された車輪及び車輪軸を有し、前記位置決めセットは、前記車輪フレームの凹溝の中にそれぞれ取り付けられた押圧ブロック、水平スライドブロック、位置決めブロック及び弾性体を有してなるものであり、前記位置決めセットの前記押圧ブロックを下方向へ押すと、前記車輪フレームの前記凹溝のスライド溝に沿って移動する係合ピンが、前記車輪セットの前記車輪に係合し、前記車輪フレームの前記本体の係合ブロックにより前記押圧ブロックの一端を固定するとともに、前記位置決めセットの前記弾性体は、付勢力により前記水平スライドブロックを押圧し、前記水平スライドブロックの傾斜凹溝に沿って、前記位置決めブロックの位置決めバンプを上向きに移動させ、前記車輪フレームの前記貫通孔の位置決め孔に、前記位置決めブロックの位置決めピンを貫設させると、前記回転セットの前記固定ブロックの固定孔の中に固定され、前記回転セットを位置決めすることを特徴とする位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪が提供される。

前記車輪フレームは、前記本体、前記貫通孔、前記凹溝及び前記車輪軸孔を有し、前記凹溝の下方には、前記位置決めセットの前記押圧ブロックを係合する係合ブロックが凸設され、前記本体の上端には、回転セットを取り付ける貫通孔が設けられ、前記貫通孔の周縁部には、前記位置決めセットの前記位置決めブロックの前記位置決めピンを貫設する２列に並べられた位置決め孔が設けられ、前記本体は、前記位置決めセットを取り付ける前記凹溝が設けられ、前記位置決めセットの前記押圧ブロックの組立ピン及び係合ピンを組み合わせる組立孔及びスライド溝が両側に設けられ、前記車輪セットの前記車輪軸を取り付ける前記車輪軸孔が下方の中央部分に設けられてなることが好ましい。

前記位置決めセットは、前記押圧ブロック、前記水平スライドブロック、前記位置決めブロック及び前記弾性体を有し、前記押圧ブロックの下端部には、組立ピン及び係合ピンを取り付ける２つのホールが設けられ、前記組立ピンは、前記車輪フレーム上に前記押圧ブロックを固定し、前記係合ピンは、前記車輪セットの前記車輪の係合歯に係合され、前記水平スライドブロックは、一体成形されたブロック体であり、水平バンプが上部に凸設され、前記位置決めブロックの弧状溝に位置合わせし、前記水平スライドブロックの両側に設けられた傾斜凹溝により、前記位置決めブロックの位置決めバンプに位置合わせし、前記水平スライドブロックの下部に設けられたネジ孔の中に前記弾性体を取り付け、前記位置決めブロックは、一体成形されたブロック体であり、前記回転セットの前記固定ブロックの前記固定孔に貫設され、２つの前記位置決めピンを上部に有し、前記位置決めブロックは、前記水平スライドブロックの前記水平バンプと位置合わせするために用いる前記弧状溝が中央部分に凹設され、前記水平スライドブロックの前記傾斜凹溝と組み合わせる傾斜した前記位置決めバンプが下部に設けられ、前記弾性体により位置決めすることが好ましい。

前記回転セットは、前記回転ピン、前記固定ブロック、前記上軸受及び前記下軸受を有し、前記回転ピンは、前記車輪を回動させる軸体であり、前記回転ピン下には、扁平円形状の環体である前記固定ブロックが配置され、前記固定ブロックの下部には、多数の固定孔が凹設され、前記位置決めセットの前記位置決めブロックの前記位置決めピンを位置決めし、前記固定ブロックの下部には、前記上軸受が嵌合され、前記上軸受は、前記回転ピンをスムーズに回動させ、前記車輪フレームの前記貫通孔の下方には、前記回転ピンが回動するときにスムーズに回動させることができる前記下軸受が取り付けられ、前記上軸受と組み合わせ、前記下軸受の下方に配置されたワッシャ及びナットにより前記回転ピンが固定され、部品が外れないようにすることが好ましい。

前記車輪セットは、左右対称の車輪であり、前記車輪は、円形状かつ左右対称のローラであり、前記位置決めセットの前記押圧ブロックの前記係合ピンを固定する多数の係合歯が内側に周設され、前記車輪軸は、左右両側の前記車輪に貫設させ、前記車輪フレーム上の部品を固定することが好ましい。

前記位置決めセットの前記位置決めブロックは、方形状のブロック体であり、前記回転セットの前記固定ブロックの固定溝と組み合わせることが好ましい。
押し車のフレームの下方に固設することができるように、前記回転セットの前記回転ピンの上部がＬ字状に形成されていることが好ましい。
前記回転セットの前記固定ブロックの前記固定孔には、前記位置決めセットの前記位置決めブロックを固定する逆Ｌ字形の固定溝が設けられていることが好ましい。
前記位置決めセットの前記弾性体は、前記位置決めブロックが抵抗力を受けると、前記水平スライドブロックが前記弾性体を圧縮させて摺動し、緩衝作用を得ることが好ましい。

本考案の位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪は、押し車又は病院用ベッド等に取り付けて使用されるものであり、安全で確実な位置決め及びブレーキの作用を備えたものである。

本考案の一実施形態による車輪の位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態による車輪の位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪を示す斜視図である。 本考案の一実施形態による車輪の車輪フレームを示す斜視図である。 本考案の一実施形態による車輪の水平スライドブロック及び位置決めブロックを示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態による車輪の位置決めブロックを示す斜視図である。 本考案の一実施形態による位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪を示す断面図である。 本考案の一実施形態による位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪が作動するときの状態を示す断面図である。 本考案の他の実施形態による位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪を示す断面図である。 本考案の他の実施形態による位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪が作動するときの状態を示す断面図である。 本考案の他の実施形態による位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪を示す斜視図である。

以下、本考案の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、これらによって本考案が限定されるものではない。

図１及び図２を参照する。図１及び図２に示すように、本考案の一実施形態による位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪は、車輪フレーム１、位置決めセット２、回転セット３及び車輪セット４を含む。車輪フレーム１は、本体１１、貫通孔１２、凹溝１３及び車輪軸孔１４を含む。本体１１の上端には、回転セット３を取り付けるために用いる貫通孔１２が設けられている。貫通孔１２の周縁部には、２列に並べられた位置決め孔１２１が設けられ、位置決めセット２の位置決めブロック２３の位置決めピン２３１が貫設されている。本体１１の中には、位置決めセット２を取り付けるために用いる凹溝１３が設けられている。凹溝１３は、位置決めセット２の押圧ブロック２１を係合するために用いる係合ブロック１１１が下方に凸設され（図７に示す。）、凹溝１３は、位置決めセット２の押圧ブロック２１の組立ピン２１２及び係合ピン２１３を取り付けるために用いる組立孔１３１及びスライド溝１３２が両側に設けられている。本体１１は、車輪セット４の車輪軸４２を取り付けるために用いる車輪軸孔１４が下方の中央部分に設けられている。

位置決めセット２は、押圧ブロック２１、水平スライドブロック２２、位置決めブロック２３及び弾性体２４を含む。押圧ブロック２１の下端部には、組立ピン２１２及び係合ピン２１３を取り付けるために用いる２つのホール２１１が設けられている。車輪フレーム１の凹溝１３の中には、押圧ブロック２１が配置されている。２つのホール２１１に組立ピン２１２及び係合ピン２１３を貫設することにより、押圧ブロック２１を下方へ押した際に、係合ピン２１３と車輪セット４の車輪４１の係合歯４１１とを係合し（図４及び図５を参照する。）、水平スライドブロック２２の上部に水平バンプ２２１を凸設し、位置決めブロック２３の弧状溝２３２に位置合わせする。水平スライドブロック２２の両側に設けられた傾斜凹溝２２２により、位置決めブロック２３の位置決めバンプ２３３に位置合わせし、水平スライドブロック２２の上部に設けられたネジ孔２２３の中に弾性体２４を取り付ける。位置決めブロック２３は、回転セット３の固定ブロック３２の固定孔３２１に貫設し、位置決めに用いる２つの位置決めピン２３１を上部に有する（図７に示す。）。位置決めブロック２３は、水平スライドブロック２２の水平バンプ２２１と位置合わせするために用いる弧状溝２３２が中央部分に凹設され、水平スライドブロック２２の傾斜凹溝２２２と組み合わせるために用いる傾斜した位置決めバンプ２３３が下部に設けられている。

回転セット３は、回転ピン３１、固定ブロック３２、上軸受３３及び下軸受３４を含む。回転ピン３１は、車輪を回動させる軸体である。回転ピン３１下には、固定ブロック３２が配置されている。固定ブロック３２の下部には、上軸受３３が嵌合されている。上軸受３３は、回転しているときに回転ピン３１をスムーズに回動させることができる。車輪フレーム１の貫通孔１２の下方には、下軸受３４が取り付けられている。下軸受３４は、回転ピン３１をスムーズに回動させることができる上、上軸受３３と組み合わせ、下軸受３４の下方に配置されたワッシャ３４１及びナット３４２により、部品が外れることがないように回転ピン３１を固定する。

車輪セット４は、左右対称の車輪４１である。この車輪４１は、円形状かつ左右対称のローラである。車輪４１の内側には、位置決めセット２の押圧ブロック２１の係合ピン２１３を都合よく固定することが出来るように、多数の係合歯４１１が周設されている。車輪軸４２は、左右両側の車輪４１に貫設させ、車輪フレーム１上の部品を固定する。

本考案の一実施形態による位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪を実際に使用する際は、図６及び図７に示すように、車輪を停止して位置決めするとき、位置決めセット２の押圧ブロック２１を下方へ押すと、車輪フレーム１のスライド溝１３２に沿って移動する係合ピン２１３が、車輪４１の係合歯４１１と噛み合い、本体１１の係合ブロック１１１により押圧ブロック２１の一端を固定するとともに、弾性体２４を圧縮させる力が押圧ブロック２１から水平スライドブロック２２に与えられていないため、位置決めセット２の弾性体２４は、付勢力により水平スライドブロック２２を押圧し、水平スライドブロック２２の傾斜凹溝２２２に沿って、位置決めブロック２３の位置決めバンプ２３３を上向きに移動させる。回転セット３の固定ブロック３２の固定孔３２１が所定の固定位置に位置しない場合、押圧された位置決めブロック２３が水平スライドブロック２２の傾斜凹溝２２２に沿って移動し、水平スライドブロック２２により弾性体２４を圧縮し、緩衝作用を発生させる。位置決めブロック２３が固定ブロック３２の固定孔３２１と位置合わせさせることができない場合、固定ブロック３２を回転させ、固定ブロック３２の固定孔３２１により、位置決めブロック２３の位置決めピン２３１の所定の固定位置に達すると、位置決めブロック２３の位置決めピン２３１が貫通孔１２の位置決め孔１２１に貫設されてから、固定ブロック３２の固定孔３２１の中に貫設され、回転セット３を位置決めさせることができる。

また、位置決め及びブレーキの状態を解除する場合、押圧ブロック２１を撥ね上げ、押圧ブロック２１の一端を水平スライドブロック２２に当接させて弾性体２４を圧縮する。これにより、水平スライドブロック２２の傾斜凹溝２２２の傾斜方向に沿って位置決めブロック２３が下向きに収縮され、位置決め及びブレーキの状態を解除することができる。

さらに、本考案の他の実施形態による位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪は、図８〜図１０に示すように、車輪を組み立てる際、回転セット３の回転ピン３１の上部がＬ字状に形成されているため、様々な種類の押し車のフレームに適合し、車輪の安定性を高めることができる上、回転セット３の回転ピン３１の下方にＣ字状リング３５が設けられているため、回転して滑落することを防ぐことができる。車輪を位置決めに使用する場合は、位置決めセット２の押圧ブロック２１を下方に押すと、弾性体２４により水平スライドブロック２２が押され、方形状の位置決めブロック２３が上方に移動する。回転セット３の固定ブロック３２の固定孔３２１には、逆Ｌ字形の固定溝３２２が設けられている。位置決めセット２の位置決めブロック２３が上方に移動し、回転セット３の固定ブロック３２の固定溝３２２に係合されると、車輪の回転が強固に固定され、損壊し難くなる。

本実施形態は、位置決めセット２の水平スライドブロック２２と位置決めブロック２３との間で摺動し、弾性体２４の弾力を利用することにより、位置決めブロック２３を迅速に位置決めし、上向きに抵抗力を発生させる。これにより、水平スライドブロック２２の弾性体２４の動作により緩衝効果を得ることができる。また、位置決めブロック２３を方形状のブロックにすることにより、位置決めの安定性を増大させることができる。回転セット３の回転ピン３１の上方は、Ｌ字形に設け、押し車のフレーム上に直接配置し、迅速に組み立てる特性を備え、位置決めを解除する際は、水平スライドブロック２２と位置決めブロック２３との間を摺動させて位置決め状態を解除するため、解除が不完全となったり、部品が損壊したりすることを防ぐことができる。

本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲をベースに、かかる変更や修正を含めて均等の範囲まで解釈されるべきである。

１ 車輪フレーム
２ 位置決めセット
３ 回転セット
４ 車輪セット
１１ 本体
１２ 貫通孔
１３ 凹溝
１４ 車輪軸孔
２１ 押圧ブロック
２２ 水平スライドブロック
２３ 位置決めブロック
２４ 弾性体
３１ 回転ピン
３２ 固定ブロック
３３ 上軸受
３４ 下軸受
３５ Ｃ字状リング
４１ 車輪
４２ 車輪軸
１１１ 係合ブロック
１２１ 位置決め孔
１３１ 組立孔
１３２ スライド溝
２１１ ホール
２１２ 組立ピン
２１３ 係合ピン
２２１ 水平バンプ
２２２ 傾斜凹溝
２２３ ネジ孔
２３１ 位置決めピン
２３２ 弧状溝
２３３ 位置決めバンプ
３２１ 固定孔
３２２ 固定溝
３４１ ワッシャ
３４２ ナット
４１１ 係合歯

Claims (9)

1. 車輪フレーム、位置決めセット、回転セット及び車輪セットを備える位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪であって、
   前記車輪フレームは、本体を有し、前記本体には、回転セット及び位置決めセットをそれぞれ取り付ける貫通孔及び凹溝が設けられ、前記車輪セットを取り付ける車輪軸孔が下方の中央部分に設けられ、
   前記回転セットは、前記車輪フレームの前記貫通孔の中にそれぞれ設けられた回転ピン、固定ブロック、上軸受及び下軸受を有し、
   前記車輪セットは、前記車輪フレームの両側に配置された車輪及び車輪軸を有し、
   前記位置決めセットは、前記車輪フレームの凹溝の中にそれぞれ取り付けられた押圧ブロック、水平スライドブロック、位置決めブロック及び弾性体を有してなるものであり、
   前記位置決めセットの前記押圧ブロックを下方向へ押すと、前記車輪フレームの前記凹溝のスライド溝に沿って移動する係合ピンが、前記車輪セットの前記車輪に係合し、前記車輪フレームの前記本体の係合ブロックにより前記押圧ブロックの一端を固定するとともに、前記位置決めセットの前記弾性体は、付勢力により前記水平スライドブロックを押圧し、前記水平スライドブロックの傾斜凹溝に沿って、前記位置決めブロックの位置決めバンプを上向きに移動させ、前記車輪フレームの前記貫通孔の位置決め孔に、前記位置決めブロックの位置決めピンを貫設させると、前記回転セットの前記固定ブロックの固定孔の中に固定され、前記回転セットを位置決めすることを特徴とする位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪。
2. 前記車輪フレームは、前記本体、前記貫通孔、前記凹溝及び前記車輪軸孔を有し、
   前記凹溝の下方には、前記位置決めセットの前記押圧ブロックを係合する係合ブロックが凸設され、
   前記本体の上端には、回転セットを取り付ける貫通孔が設けられ、
   前記貫通孔の周縁部には、前記位置決めセットの前記位置決めブロックの前記位置決めピンを貫設する２列に並べられた位置決め孔が設けられ、
   前記本体は、前記位置決めセットを取り付ける前記凹溝が設けられ、前記位置決めセットの前記押圧ブロックの組立ピン及び係合ピンを組み合わせる組立孔及びスライド溝が両側に設けられ、前記車輪セットの前記車輪軸を取り付ける前記車輪軸孔が下方の中央部分に設けられてなることを特徴とする請求項１に記載の位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪。
3. 前記位置決めセットは、前記押圧ブロック、前記水平スライドブロック、前記位置決めブロック及び前記弾性体を有し、
   前記押圧ブロックの下端部には、組立ピン及び係合ピンを取り付ける２つのホールが設けられ、前記組立ピンは、前記車輪フレーム上に前記押圧ブロックを固定し、前記係合ピンは、前記車輪セットの前記車輪の係合歯に係合され、前記水平スライドブロックは、一体成形されたブロック体であり、水平バンプが上部に凸設され、前記位置決めブロックの弧状溝に位置合わせし、前記水平スライドブロックの両側に設けられた傾斜凹溝により、前記位置決めブロックの位置決めバンプに位置合わせし、前記水平スライドブロックの下部に設けられたネジ孔の中に前記弾性体を取り付け、前記位置決めブロックは、一体成形されたブロック体であり、前記回転セットの前記固定ブロックの前記固定孔に貫設され、２つの前記位置決めピンを上部に有し、前記位置決めブロックは、前記水平スライドブロックの前記水平バンプと位置合わせするために用いる前記弧状溝が中央部分に凹設され、前記水平スライドブロックの前記傾斜凹溝と組み合わせる傾斜した前記位置決めバンプが下部に設けられ、前記弾性体により位置決めすることを特徴とする請求項１に記載の位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪。
4. 前記回転セットは、前記回転ピン、前記固定ブロック、前記上軸受及び前記下軸受を有し、
   前記回転ピンは、前記車輪を回動させる軸体であり、前記回転ピン下には、扁平円形状の環体である前記固定ブロックが配置され、前記固定ブロックの下部には、多数の固定孔が凹設され、前記位置決めセットの前記位置決めブロックの前記位置決めピンを位置決めし、前記固定ブロックの下部には、前記上軸受が嵌合され、前記上軸受は、前記回転ピンをスムーズに回動させ、前記車輪フレームの前記貫通孔の下方には、前記回転ピンが回動するときにスムーズに回動させることができる前記下軸受が取り付けられ、前記上軸受と組み合わせ、前記下軸受の下方に配置されたワッシャ及びナットにより前記回転ピンが固定され、部品が外れないようにすることを特徴とする請求項１に記載の位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪。
5. 前記車輪セットは、左右対称の車輪であり、
   前記車輪は、円形状かつ左右対称のローラであり、前記位置決めセットの前記押圧ブロックの前記係合ピンを固定する多数の係合歯が内側に周設され、
   前記車輪軸は、左右両側の前記車輪に貫設させ、前記車輪フレーム上の部品を固定することを特徴とする請求項１に記載の位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪。
6. 前記位置決めセットの前記位置決めブロックは、方形状のブロック体であり、前記回転セットの前記固定ブロックの固定溝と組み合わせることを特徴とする請求項１に記載の位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪。
7. 押し車のフレームの下方に固設することができるように、前記回転セットの前記回転ピンの上部がＬ字状に形成されていることを特徴とする請求項１に記載の位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪。
8. 前記回転セットの前記固定ブロックの前記固定孔には、前記位置決めセットの前記位置決めブロックを固定する逆Ｌ字形の固定溝が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪。
9. 前記位置決めセットの前記弾性体は、前記位置決めブロックが抵抗力を受けると、前記水平スライドブロックが前記弾性体を圧縮させて摺動し、緩衝作用を得ることを特徴とする請求項１に記載の位置決め装置及びブレーキ装置を備える車輪。

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