JP3162231B2 - ディジタル画像表示システム - Google Patents

ディジタル画像表示システム

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JP3162231B2
JP3162231B2 JP19569093A JP19569093A JP3162231B2 JP 3162231 B2 JP3162231 B2 JP 3162231B2 JP 19569093 A JP19569093 A JP 19569093A JP 19569093 A JP19569093 A JP 19569093A JP 3162231 B2 JP3162231 B2 JP 3162231B2
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ本体等の
ディジタルデータ出力装置と、該ディジタルデータ出力
装置から伝送される映像を表示するディスプレイ装置
と、で構成されるディジタル画像表示システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピュータ端末等で使用される
ディスプレイ装置では、その入力映像信号のインタフェ
ースとしてはほとんどがアナログRGB映像信号を採用
しており、また、表示解像度についても最近の高精細表
示傾向に合わせて水平偏向周波数で90kHz、映像信
号帯域が150MHz程度となっている。このため、コ
ンピュータ本体から離れているディスプレイ装置に映像
信号を伝送する際の損失や不要輻射ノイズ発生の問題等
が生じる。
【0003】そこで、コンピュータ本体側で映像信号を
アナログ信号に変換せずに、低周波のデジタル映像デー
タのままディスプレイ装置に伝送し、上記問題を解決し
ようとするものがある。
【0004】この種のディスプレイ装置の従来技術とし
ては、例えば、特開昭61−233779号公報に記載
のものなどを挙げることができる。ここでは、コンピュ
ータ本体側の画像メモリから読みだしたディジタル映像
データをパラレル信号のままディスプレイ装置側に出力
し、ディスプレイ装置側でディジタル・アナログ変換
し、アナログ映像信号に戻して映像を映し出すものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、例え
ば、通常のパーソナルコンピュータクラスで利用される
標準的な表示解像度で一画面が640×480(水平6
40ドット、垂直480ライン)ドットで構成される場
合に、RGB各映像信号に対して8ビットの諧調(つま
り、上記解像度一ドットあたり1667万色表示が可
能)を持たせると、ディジタル映像データをディスプレ
イ装置側に転送するために必要となるデータ転送量は約
55Mバイト/秒にも達する。更に、ワークステーショ
ンクラスで利用される高精細な表示解像度で一画面が1
280×1024ドット程度であり、1ドットあたりの
表示色を256色とした場合でも約80Mバイト/秒の
転送量が必要となる。現在、この解像度は更に向上する
方向にあり、また、表示色についてもディスプレイ装置
上で自然画表示が可能な1667万色に向かっている。
【0006】この様に、コンピュータ本体からディスプ
レイ装置に表示したい映像をディジタル映像データで伝
送する場合、その伝送すべきデータ量は膨大なものとな
ってしまう。従って、上記従来例において、ディジタル
映像データを8ビットパラレルで伝送する場合には、単
純に上記の標準的な表示解像度で約55MHz、高精細
な表示解像度では約80MHzの転送用クロック周波数
が必要であるため、結果的には、さほどの不要輻射低減
効果は得られないことになる。また、現実的に、この様
な高速のデータ転送をビット落ちやノイズ等の影響無し
に信頼性を保ったまま実現するのは困難である。更に、
伝送すべきデータ幅を8ビットから倍の16ビット、倍
の32ビットと増やせば、転送用クロックの周波数は低
くてすむが、ディジタル映像データ転送用のケーブルの
線数が増加し、取りまわしが極めて不便となり、コンピ
ュータ本体とディスプレイ装置間の距離を長くすること
が現実的でなくなる。
【0007】そこで、本発明の目的は、コンピュータ本
体等からディスプレイ装置に映像を伝送する場合に、伝
送すべきデータ量が少なくて済むディジタル画像表示シ
ステムを提供することにある。また、さらにディスプレ
イ装置側でのディジタル信号処理による更なる機能向上
を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、コンピュータ本体には新たにインタフェース手段
を備え、ディスプレイ装置側では描画命令信号を受け取
るインタフェース手段と描画処理手段と映像メモリ手段
と映像ディジタル・アナログ変換手段とを新たに備え
た。
【0009】さらには、ディスプレイ装置側ではさらに
音声処理手段と音声メモリ手段と音声ディジタル・アナ
ログ変換手段とスピーカとマイクと音声アナログ・ディ
ジタル変換手段とを新たに具備した。
【0010】または、ディスプレイ装置には前処理手
段、クロック発生手段、及び映像アナログ・ディジタル
変換手段とディジタルインタフェース手段と、上記とは
別の描画処理手段と切り替え制御手段と映像メモリ手段
と映像ディジタル・アナログ変換手段を新たに具備し
た。
【0011】または、ディスプレイ装置にはディジタル
インタフェース手段と切り替え制御手段と上記とはまた
別の描画処理手段と映像メモリ手段と映像ディジタル・
アナログ変換手段と別のアナログ映像信号入力手段と映
像切り替え手段とを新たに具備した。
【0012】さらにはディスプレイ装置側にはセンサ手
段とA/D変換手段と演算制御手段と特性データを保持
する特性メモリ手段をさらに具備した。
【0013】または、コンピュータ側には描画処理手段
と圧縮処理手段とディジタルインタフェース手段を設
け、ディスプレイ装置側にはディジタルインタフェース
手段と伸長処理手段とメモリ手段と映像ディジタル・ア
ナログ変換手段を新たに備えた。
【0014】または、コンピュータ本体側には描画処理
手段と映像メモリ手段と圧縮処理手段とディジタルイン
タフェース手段とを設け、ディスプレイ装置側にはディ
ジタルインタフェース手段と伸長処理手段と映像ディジ
タル・アナログ変換手段とを新たに設けた。
【0015】または、ディスプレイ装置側に入力装置用
の入力装置インタフェース手段を更に設けた。また、上
記問題を解決するために、本発明のディスプレイ装置
は、ディジタルデータ出力装置と接続可能であって、前
記ディジタルデータ出力装置の出力するディジタル映像
描画命令が入力され、前記ディジタル映像描画データに
基づきアナログ映像描画データと同期信号とを作成する
変換処理手段と、前記アナログ映像描画データが入力さ
れるビデオ処理手段と、前記同期信号が入力される偏向
処理手段と、前記ビデオ処理手段と前記偏向処理手段と
の制御により、映像表示を行う表示手段とを有してなる
構成とする。また上記問題を解決するために、本発明の
ディスプレイ装置は、ディジタル映像描画命令を出力す
るディジタルデータ出力装置とディジタルデータ通信を
可能とするディジタルインタフェイス手段と、前記ディ
ジタルインタフェイス手段に入力されるディジタル映像
描画命令に基づきディジタル映像データと同期信号とを
作成する描画処理手段と、前記ディジタル映像データを
アナログ映像描画データに変換するディジタル/アナロ
グ変換手段と、前記アナログ映像描画データと同期信号
に基づき、映像表示を行う表示手段とを有してなる構成
とする。
【0016】
【作用】上記各手段は次のように作用する。コンピュー
タ本体とディスプレイ装置のディジタルインタフェース
手段はディスプレイ装置の描画命令や音声命令信号をデ
ィスプレイ側に出力したり、ディスプレイ装置側から制
御命令や動作状態、音声ファイル、ディスプレイ特性デ
ータ等の情報のやりとりを行う。また、描画処理手段は
描画命令から映像表示を行うための映像データを作成す
る。映像メモリ手段は描画処理手段が作成した映像デー
タを一画面分保持する。映像ディジタル・アナログ変換
手段は映像メモリ手段から読み出された映像データをア
ナログ映像信号に変換する。
【0017】また、音声処理手段はディジタルインタフ
ェース手段から送られてくる音声命令信号より音声デー
タを作成したり、逆に音声データを音声命令や音声ファ
イルとしてディジタルインタフェース手段に送り出す。
音声メモリ手段は音声処理手段で作成した音声データを
一時保持する。音声ディジタル・アナログ変換手段は音
声データを音声信号に変換し、スピーカより音を発生す
る。音声アナログ・ディジタル変換手段はマイクより取
り込まれた音を音声データに変換する。
【0018】更に、前処理手段はディスプレイ装置に入
力されるアナログ映像信号のクランプ処理や同期信号の
抽出等を行い、クロック発生手段はこの同期信号に位相
同期したサンプリングクロックを発生し、映像アナログ
・ディジタル変換手段はサンプリングクロックに従っ
て、映像信号をディジタル化する。また、別の描画処理
手段は描画命令信号から映像データを作成し、この映像
データとディジタル化映像信号を適宜切り替えたり、イ
ンポーズ処理したりする。切り替え制御手段は別の描画
処理手段でのこの様な映像処理モードの切り替え制御を
指示する。
【0019】更に別の描画処理手段は各種精細度の映像
データを作成し、映像切り替え手段はアナログ映像信号
入力手段からの映像信号と描画処理手段で作成された映
像データによる映像信号との二種類の映像信号を切り替
える。このとき、切り替え制御手段は描画処理手段の作
成する映像データの精細度を制御し、映像切り替え手段
をも描画処理手段を介して制御する。
【0020】また、センサ手段はディスプレイ装置の表
示特性を検出し、A/D変換手段は掲出した値をディジ
タル化し、演算制御手段はこのディジタル値をディスプ
レイ装置の特性データとして演算生成し、特性メモリを
制御する。また、特性メモリ手段は特性データを保持す
る。
【0021】また、圧縮処理手段は描画処理手段で作成
した映像データを情報圧縮処理し、情報量の低減を行
う。伸長処理手段は圧縮処理された映像データを元の情
報に再生する。
【0022】更に、入力装置インタフェース手段はキー
ボードやマウス、タッチパネル、ペン入力タブレット等
の入力装置からの制御命令をディスプレイ装置内に取り
込んでディジタルインタフェース手段でコンピュータ本
体側へ伝送できる形式に変換する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。
【0024】図1は本発明の理解に役立つ参考例を示す
ブロック図である。同図において、一点鎖線線で囲まれ
た部分1Aはコンピュータ本体であり、この中で、10
はデータ、アドレス、および制御信号のバスであり、1
1は演算制御回路(以下、CPUという)、12は主メ
モリ、13はプリンタやモデムなどのコンピュータ外部
機器とコンピュータ本体1Aを接続するための入出力ポ
ート、14は後述する外部記憶装置3とのデータの受け
渡しを行うための外部記憶装置インタフェース、15は
後述する入力装置4からの制御命令を入力するための入
力装置インタフェース、また、16はバス10を通して
ディジタルデータとして送られてくる映像描画命令をデ
ィスプレイ装置に伝送するためのディジタルデータイン
タフェース(以下、ディジタルI/Fという)である。
【0025】また、別の一点鎖線で囲まれた部分2Aは
ディスプレイ装置であり、この中で、21はコンピュー
タ本体1Aからディジタルデータとして伝送されてくる
映像描画命令の受け取りを行うディジタルI/F、22
はディジタルI/F21が受け取った映像描画命令から
映像表示を行うためのディジタル映像データを作成する
描画処理回路、23は描画処理回路22で作成されたデ
ィジタル映像データを保持するための画像メモリ(以
下、VRAMという)、24はルックアップテーブル
(以下、LUTという)、25はディジタル・アナログ
変換器(以下、DAC)、26はビデオ回路、27は偏
向回路、28はカラーディスプレイ管(以下、CDTと
いう)である。
【0026】また、3はフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光磁気ディスク、または磁気テープ等の主メモ
リ12とは別の記憶媒体を用いた外部記憶装置、4はキ
ーボード、マウス、ペン入力タブレット、またはタッチ
パネル等の入力装置、5はディジタルI/F16、21
に接続可能な、ディジタル映像データを取り扱うCD−
ROMや、光磁気ディスク記録再生装置、さらにスキャ
ナや電子スチルカメラ、ディジタルVTR、ディジタル
映像データを取り扱えるカメラ一体型のVTR(一般的
にムービーと呼ばれるもの)等のディジタル映像メディ
ア装置である。
【0027】図1の動作は以下のようになる。コンピュ
ータ本体1Aは一般的なパーソナルコンピュータやワー
クステーションと同様の構成を有するコンピュータ本体
であるが、通常はバス10に接続され、アナログRGB
映像信号を作成するビデオグラフィック回路の代わり
に、ディジタルI/F16を接続している。そして、キ
ーボード等の入力装置4やフロッピーディスクドライブ
等の外部記憶装置3から制御命令が読み込まれると、そ
の制御命令は外部記憶装置インタフェース14や入力装
置インタフェース15を介して、CPU11に取り込ま
れ、その制御命令に応じて、CPU11からは映像描画
命令が発せられる。その映像描画命令は、ディジタルデ
ータとして、ディジタルI/F16を介して、ディスプ
レイ装置2Aへ伝送される。
【0028】一方、ディスプレイ装置2Aは、伝送され
てきた映像描画命令をディジタルI/F21を介して受
け取り、描画処理回路22において、受け取った映像描
画命令を解釈して、ディジタル映像データを作成すると
共に、偏向回路27を駆動するための同期信号(Hs、
Vs)も発生する。作成されたディジタル映像データ
は、VRAM23に順次格納された後、映像表示のため
に読み出される。従って、ここで用いるVRAM23は
入出力ポートを別々に持つ2ポートメモリタイプのもの
となっている。LUT24には、VRAM23から読み
出されたディジタル映像データを、実際に表示すべき色
信号振幅情報を持ったディジタル映像データに変換する
ための変換テーブルが格納されており、変換して得られ
た色信号振幅情報付きのディジタル映像データはDAC
25に送られる。DAC25は、そのディジタル映像デ
ータをアナログRGB映像信号に変換し、一般的なディ
スプレイ装置の入力映像信号形態にする。なお、LUT
24に格納されている変換テーブルの内容は、描画処理
回路22から書き換え信号により書き換えることができ
CDT28の画面に表示する色を自在に変更できる。ま
た、LUT24を省略することも可能であり、この場合
はVRAM23の内容がRGB各色の信号振幅情報に一
対一で対応する。、変換されたアナログRGB映像信号
はビデオ回路26を介してCDT28に入力され、ま
た、描画処理回路22で発生された同期信号も偏向回路
27を介してCDT28に入力され、一般的なディスプ
レイ装置と同様な映像表示が行われる。
【0029】以上の様に、本参考例では、コンピュータ
本体1Aから表示したい映像を、従来のように、アナロ
グ映像信号や、アナログ映像信号をディジタル変換した
ディジタル映像データで、ディスプレイ装置2Aに伝送
するのではなく、ディジタルデータである映像描画命令
としてディスプレイ装置2Aに伝送して、伝送すべきデ
ータ量の低減を図るものである。
【0030】ここで、図2を用いて、表示したい映像を
映像描画命令として伝送する場合と、ディジタル映像デ
ータとして伝送する場合とで、伝送すべきデータ量がど
のように異なるかについて説明する。
【0031】図2は表示したい映像を、映像描画命令と
して伝送する場合と、ディジタル映像データとして伝送
する場合とで比較して示した説明図である。
【0032】例えば、ディスプレイ装置2Aの表示解像
度が一画面640×480(水平640ドット、垂直4
80ライン)ドットである場合において、映像として、
先頭ライン上に線を表示する場合について考えてみる。
図2(a)に示すように、この映像を映像描画命令とし
て伝送する場合は、先頭ライン上に線を表示するための
命令(コマンド)である「LINE(0,0)-(0,640)」という
映像描画命令をディジタルデータとして、コンピュータ
本体1Aからディスプレイ装置2Aに伝送し、ディスプ
レイ装置2A内部において、映像表示を行うためのディ
ジタル映像データを作成して、画面上に表示する。従っ
て、基本的には、コンピュータ本体1Aからディスプレ
イ装置2Aに、「LINE(0,0)-(0,640)」という簡単な映
像描画命令をディジタルデータの形で伝送するだけでよ
いので、伝送すべきデータ量は少なくて済む。
【0033】これに対して、図2(b)に示すように、
ディジタル映像データとして伝送する場合は、先頭ライ
ン上の線を表わすデータ「11111………11111」を、即
ち、先頭ラインに対応する1ライン分のデータとして
「1」(画面表示を行うことを示すデータ)を640
個、コンピュータ本体1Aからディスプレイ装置2Aに
伝送した後、残りのライン数(479ライン)分のデー
タを伝送し、ディスプレイ装置2Aにおいて、そのまま
画面上に表示する。即ち、ディジタル映像データとして
伝送する場合、伝送すべきデータは表示画面と一対一に
対応しているため、基本的には、コンピュータ本体1A
からディスプレイ装置2Aに、640×480個分のデ
ータを伝送する必要があり、伝送すべきデータ量は非常
に多くなる。
【0034】この様に、本参考例では、コンピュータ本
体からディスプレイ装置に表示したい映像を伝送する場
合に、その映像を映像描画命令として伝送することによ
り、伝送すべきデータ量は少なくて済む。従って、伝送
路での信号周波数が低下し、不要輻射低減が図れると共
に、ビット落ちやノイズ等の影響をさほど心配する必要
もなく、また、ケーブルの線数を増加させる必要もな
い。
【0035】なお、ディジタルI/F16、21として
は、独自のインタフェースを用いることもできるが、S
CSIインタフェースやプリンタインタフェースなどの
汎用パラレルインタフェース、またはネットワークイン
タフェースなどの汎用シリアルインタフェースを使用す
ることで、用途の拡大が図れる。即ち、例えば、SCS
Iインタフェースを用いた場合、インタフェース部分に
ディジタル映像メディア装置5として、CD−ROMな
どのマルチメディア映像機器やスキャナなどの画像取り
込み装置を接続し、その装置5から送られてくるディジ
タル映像データをディスプレイ装置2Aに取り込み、直
接、ディスプレイ装置2Aに表示させることもできる。
この場合、ディスプレイ装置2A内部の描画処理回路2
2は、ディジタルI/F21を介し、ディジタル映像メ
ディア装置5と通信を行い、ディジタル映像メディア装
置5としてどの様なものが接続されているかを判断する
と、そのディジタル映像データの形態に合わせて描画処
理が可能なインテリジェント処理機能を有するものであ
る。
【0036】従って、本参考例では、各種映像メディア
を再生可能なディジタル映像メディア装置5を直接接続
することで、コンピュータ本体1Aの助け無しに映像を
ディスプレイ装置2Aの画面上に表示することができ
る。
【0037】また、本参考例では、ディジタルI/F1
6、21は双方向のバスで接続されているため、ディス
プレイ装置2A内部において、描画処理回路22やVR
AM23、LUT24等の動作状態を検出し、その検出
結果をコマンドとして、ディジタルI/F16、21を
介してコンピュータ本体1Aに伝送することができる。
その様な伝送を行った場合は、電源投入時や工場調整時
において動作確認が行える。
【0038】次に、図3は本発明の他の参考例を示すブ
ロック図である。同図において、一点鎖線で囲まれた部
分2Bはディスプレイ装置であり、この中で、29は音
声処理回路、210は音声メモリ回路、211はディジ
タル音声データをアナログ音声に変換するDAC、21
2はスピーカ、213はアナログ・ディジタル変換器
(以下、ADCという)、214はマイクである。ま
た、その他の図1と同一の符号は図1と同一の構成要素
出ある。
【0039】以下、図3の動作について説明する。本参
考例では、図3に示すように、ディスプレイ装置2Bに
は、図1に示すコンピュータ本体1A、またはディジタ
ル映像メディア装置5から、映像描画命令及び音声処理
命令がディジタルデータとして、同一線路上を伝送され
てくる。伝送されてきたディジタルデータは、ディジタ
ルI/F21を介して受け取られ、この内の映像描画命
令からは図1のディスプレイ装置2Aと同様に描画処理
回路22、VRAM23、LUT24、DAC25等か
ら成る回路でアナログ映像信号が得られる。また、音声
処理命令は音声処理回路29で実際の音声イメージで復
調され、ディジタル音声データとして音声メモリ210
に保持された後に、D/A変換器211でアナログ音声
信号に変換される。この音声信号はスピーカ212を通
して、音声出力となる。
【0040】以上の様に、本参考例では、映像と音声
を、映像描画命令と音声処理命令として同一のインタフ
ェースを用いて伝送でき、線路の増設を不要とする。さ
らに、映像と音声を取り扱う様なアプリケーションソフ
トウェアをコンピュータ本体1A側で動作させる場合
に、本参考例のディスプレイ装置2Bを接続すること
で、他の付加回路を必要とせずに簡単に映像表示と音声
出力が得られる。
【0041】また、本参考例では、マイク214から音
声を取り込み、A/D変換213でディジタル音声デー
タに変換して、音声処理回路29で変調した後、ディジ
タルI/F21を介して、コンピュータ本体1Aに伝送
し、音声データとして活用することができる。なお、音
声入力装置としてはマイク214の代わりにスピーカ2
12を使用することもできる。この場合は図3に点線で
示した様にスピーカ212から入力された音声はA/D
変換213に入力され、上記したように処理される。
【0042】以上を踏まえて、図4は本発明の一実施例
を示すブロック図である。同図において、一点鎖線で囲
まれた部分2Cはディスプレイ装置であり、この中で、
33は図1及び図3の描画処理回路22とは別の描画処
理回路、34は前処理回路、35はADC、36はバッ
ファ回路、37はPLL回路、38は信号切り替え回路
であり、その他の図1及び図3と同一の符号は同一の構
成要素である。
【0043】以下、図4の動作について説明する。本実
施例では、図4に示すように、ディスプレイ装置2Cに
は、図1に示すコンピュータ本体1Aから映像描画命令
がディジタルデータとして伝送されてくると共に、一般
的なコンピュータ本体やVTRやLDプレーヤ等の映像
出力装置からアナログ映像信号(以下、ビデオ信号とい
う)が伝送されてくる。ディジタルデータとして伝送さ
れてきた映像描画命令は、ディジタルI/F21を介し
て受け取られ、描画処理回路22において、その映像描
画命令を基にディジタル映像データが作成される。
【0044】一方、伝送されてきたビデオ信号は前処理
回路34に入力され、映像クランプ処理や、上記ビデオ
信号がコンポジットタイプの場合にはビデオ信号から同
期信号を抽出する処理が施される。これら処理の施され
たビデオ信号はADC35によってディジタル映像デー
タに変換される。ここで、ADC35に使用されるサン
プリングクロックは、前処理回路34から出力される同
期信号に同期させるために、一般的なフェーズロック回
路で構成されるPLL回路37で作成される。変換して
得られたディジタル映像データはバッファ回路36を介
して、順次、描画処理回路33に読み込まれる。
【0045】また、切り替え制御回路38には、ディス
プレイ装置2Cの外部から使用者により、どの様な映像
処理を行うかの指示が与えられる他、コンピュータ本体
1AからディジタルI/F21、描画処理回路33を介
して、切り替え制御命令が与えられる。切り替え制御回
路38はこれら与えられた指示や命令を解釈し、描画処
理回路33に所定の指示を与える。描画処理回路33で
は、切り替え制御回路38からの指示に従い、映像描画
命令を基に作成したディジタル映像データと、ビデオ信
号を変換して得られたディジタル映像データと、を切り
替えて出力すると共に、所定の映像処理を施す。これら
切り替えや映像処理によって得られる表示の形態として
は、映像描画命令に基づく映像か、ビデオ信号に基づく
映像のどちらか一方をCDT28に表示する場合、どち
らか一方をCDT28の画面上に表示し、その中の適当
な場所に他方をウィンドウ表示する場合、どちらか一方
の表示映像上に他方をスーパーインポーズする場合、あ
るいは、前記の各場合で映像の拡大・縮小やスクロール
を行う場合などがある。こうして、描画処理回路33で
切り替えや映像処理が行われたディジタル映像データ
は、その後、VRAM23に書き込まれる。その後の回
路動作は図1と同様である。
【0046】従って、本実施例では、ディスプレイ装置
2Cに映像描画命令以外にも通常のビデオ信号を伝送し
て、それらの映像の何れかを画面上に表示することがで
きるばかりでなく、それら2種類の映像を同時に種々の
表示モードで表示することができる。
【0047】次に、図5は本発明の他の実施例を示すブ
ロック図である。同図で一点鎖線で囲まれた部分2Dは
ディスプレイ装置であり、その中で、41は図1及び図
4の描画処理回路22とは別の描画処理回路、42はア
ナログ信号切り替え回路(以下、SWという)であり、
その他の図1、図3、および図4と同一の符号は同一の
構成要素である。
【0048】図5の動作は以下のようになる。本実施例
では、図5に示すように、ディスプレイ装置2Dには、
図4と同様に、図1に示すコンピュータ本体1Aから映
像描画命令がディジタルデータとして伝送されてくると
共に、一般的なコンピュータ本体やVTRやLDプレー
ヤ等の映像出力装置からビデオ信号が伝送されてくる。
ディスプレイ装置2Dの内部での処理は、ビデオ信号は
そのままSW42に入力され、ディジタル処理は行われ
ない。一方、映像描画命令は、描画処理回路41、VR
AM23、LUT24、DAC25の各回路により、ア
ナログ映像信号に変換され、SW42に入力される。
【0049】ここで、描画処理回路41は、図4と同様
な切り替え制御回路38からの指示によって、CDT2
8に表示する映像として映像描画命令に基づく映像とビ
デオ信号に基づく映像のどちらを選択するかを決定しS
W42を制御する。この制御の方法は、次の通りであ
る。
【0050】第1の表示制御モードでは、ディスプレイ
装置2Dに伝送される映像描画命令に基づく映像とビデ
オ信号に基づく映像のどちらか一方をCDT28に表示
する。この時、ビデオ信号に基づく映像が選択されれ
ば、ビデオ信号に付随してディスプレイ装置2Dに入力
される同期信号Hs、Vsは一旦、描画処理回路41に
入力され、そのまま偏向回路27に与えられる。従っ
て、同期信号Hs、Vsと描画処理回路41から出力さ
れる同期信号Hs’、Vs’は等しい。逆に、映像描画
命令に基づく映像が選択された場合は、同期信号H
s’、Vs’は同期信号Hs、Vsと非同期で、表示に
適した周期で発生する。
【0051】次に、第2の表示制御モードでは、ビデオ
信号に基づく映像の表示中に、映像描画命令に基づく映
像をウィンドウ表示する。この時、描画処理回路41の
入出力同期信号は一致したものとなる。ここで、ビデオ
信号に基づく映像の表示解像度が映像描画命令に基づく
映像の表示解像度よりも充分高い場合、描画制御回路4
1において、同期信号Hs、Vsに同期して映像描画命
令を基にディジタル映像データを作成し、その後、所定
のタイミングでVRAM23から全ディジタル映像デー
タを読みだし、LUT24、DAC25でアナログ化
し、得られたアナログ映像信号をSW42においてビデ
オ信号と所定のタイミングで切り替えて、ビデオ信号に
基づく映像の表示エリア内に、映像描画命令に基づく映
像をウィンドウ表示する。
【0052】この様子を図6のタイミングチャートに示
す。ビデオ信号の水平同期信号Hsに対し、ビデオ信号
の表示期間は図6のT1期間となり、描画処理回路41
から発せられるSW42の制御信号S1はT1期間より
短いT2期間にDAC25から出力されるアナログ映像
信号を選択し、それ以外の期間ではビデオ信号を選択す
る。その結果、SW42からの出力は図6の様に切り替
えられ、水平方向についてウィンドウ表示ができる。ウ
ィンドウ表示位置は切り替え制御回路38からの指示に
従って、VRAM23から読み出されるディジタル映像
データの水平同期信号Hsに対する読みだし開始時間を
ずらすと、描画処理回路41から発せられる制御信号S
1も図6の点線の様に移動し、ウィンドウ表示位置を可
変することができる。垂直方向についても全く同様に行
うことができる。
【0053】次に、ビデオ信号に基づく映像の表示解像
度が映像描画命令に基づく映像の表示解像度と同等かそ
れ以下の場合には以下のような処理を行う。図7にはこ
の場合のタイミングチャートを示す。描画処理回路41
によってVRAM23に保持されたディジタル映像デー
タを同期信号Hsに合わせ、そのまま全て読みだそうと
すると、図7に示す処理無しDAC25出力の様に、映
像信号が同期信号Hsの一水平期間を越えてしまうこと
になる。そこで、VRAM23に保持される映像データ
を間引いて読みだし、図7に示す処理後DAC出力の様
に、水平期間内に映像信号が充分収まるよう、描画処理
回路41が制御信号S1を発生し、SW42を制御す
る。同様に垂直方向についても処理を行う。
【0054】この様にして、図5のディスプレイ装置2
Dでは2つの映像信号を切り替えたり、CDT28の画
面上に自在にウィンドウ表示することが可能となる。
【0055】図8は本発明の別の実施例を示すブロック
図である。同図において、1点鎖線で囲まれた部分2E
はディスプレイ装置であり、その中で、71は前出の各
図の描画処理回路とは別の描画処理回路、72は書き込
み可能な読み出し用メモリ(以下、ROMという)、7
3はCPU、74はADC、75はセンサやカメラなど
の受光装置であり、その他の図1と同一符号は同一の構
成要素である。
【0056】以下、図8の動作について説明する。図8
において、描画処理は図1の参考例と全く同様に行わ
れ、ディスプレイ装置2Eには図1に示すコンピュータ
本体1Aから映像描画命令が伝送されてきて、ディジタ
ルI/F21を介して受け取られ、この映像描画命令か
ら描画処理回路71、VRAM23、LUT24、DA
C25等から成る回路でアナログ映像信号が得られる。
【0057】一方、ROM72、CPU73、ADC7
4、受光装置75から構成される部分では、ディスプレ
イ装置2Eの表示に関する各種特性を測定・処理し、得
たデータを保持する。ここで、測定する特性としては、
CDT28のいわゆるガンマ特性や最高輝度、最低輝
度、色温度等が掲げられる。特性の測定方法としては、
CPU73が描画処理回路71を制御し、CDT28に
全白画面、RGB各単色画面、中間輝度画面、低輝度画
面等を表示させ、このときのCDT28の管面上の状態
を受光装置75で測定する。測定結果はADC74でデ
ィジタル化され、CPU73に入力される。CPU73
ではDAC25から出力されているアナログ映像信号の
レベルと測定結果を基に所定の演算を行い、この結果を
ディスプレイ装置2Eの表示特性データとしてROM7
2に書き込む。この様にして書き込まれたデータはコン
ピュータ本体1Aから要求があった場合やディスプレイ
装置2Eの電源が投入された時などに、コンピュータ本
体1AにディジタルI/F21を介して伝送される。伝
送された特性データはコンピュータ本体1Aに読み込ま
れ、例えば、ディスプレイ装置2Eに表示される映像の
色合いとそれをプリンタなどに出力する場合の印刷物の
色合いとを合わせる、いわゆるカラーマッチングに使用
される。このときの印刷物とのずれをディスプレイ装置
2Eで補正するための補正指示データがコンピュータ本
体1Aからディスプレイ装置2Eへ送られ、描画処理回
路71及びCPU73がDAC25に出力すべきアナロ
グ映像信号の補正を行い、印刷物に合わせた色合いで映
像を表示することが可能となる。
【0058】図9は本発明の参考例を示すブロック図で
ある。同図で一点鎖線で囲まれた部分1Bはコンピュー
タ本体であり、その中で、81は描画処理回路、82は
圧縮回路であり、別の一点鎖線で囲まれた部分2Fはデ
ィスプレイ装置であり、その中で、83は伸長回路であ
る。その他の図1と同一の符号は同一の構成要素であ
る。
【0059】図9の動作は以下のようになる。コンピュ
ータ本体1BでCPU11、主メモリ12、I/Oポー
ト13、外部記憶装置I/F14、入力装置I/F15
の各回路部分は一般的なコンピュータと同様な働きをす
るものであり、外部記憶装置3や入力装置15等からバ
ス10を介して、CPU11に入力される各種制御命令
やディジタル映像データはCPU11で処理され、映像
生成に関する制御命令を描画処理回路81へ送る。描画
処理回路81ではこの制御命令を実際に映像表示を行う
為のディジタル映像データに展開する。ここで、このデ
ィジタル映像データの情報量は1秒当たり数百Mバイト
程度の膨大な情報量となるため、これを圧縮回路82に
より数十分の一から百数十分の一程度にデータ圧縮を行
い、ディジタルI/F16で転送可能なレベルとする。
圧縮処理されたディジタル映像データはディジタルI/
F16からディスプレイ装置2Fに向け、出力される。
また、描画処理回路81はディジタル映像データ以外に
ディスプレイ装置2Fの同期信号情報や表示状態の制御
を行うためのディスプレイ制御データも作成し、ディジ
タルI/F16からディジタル映像データと共にディス
プレイ装置2Fへ出力される。
【0060】ディスプレイ装置2Fでは、ディジタルI
/F21で圧縮されたディジタル映像データとディスプ
レイ制御データを受け取り、次段の伸長回路83に渡
す。伸長回路83では圧縮されているディジタル映像デ
ータは伸長処理し、元のディジタル映像データとして再
生した後、VRAM23に書き込む。また、伸長回路8
3はディスプレイ制御データからはディスプレイ装置2
Fの偏向回路27を駆動するために必要な水平・垂直同
期信号(Hs、Vs)を作成したり、表示映像の表示色
や映像信号レベルを可変するためにLUT24の設定値
を書き換える動作を行う。以上の様にして、ディジタル
映像データはVRAM23に格納後、LUT24、DA
C25の各処理によりアナログ映像信号として取り出さ
れ、ビデオ回路26を通り、CDT28を駆動すること
でCDT28上に表示される。本参考例では、ディジタ
ル映像データを送信側で圧縮し、受信側で伸長すること
により、ディジタルディジタル映像データの伝送が一般
的なインタフェース仕様に基づいた方式で可能となる。
【0061】なお、本参考例において、図5に示したと
同様に、切り替え制御回路38、アナログ信号切り替え
回路42等を設け、外部からビデオ信号を入力するよう
にした場合は、伸長回路83によってそのアナログ信号
切り替え回路42を制御することにより、図5の実施例
と同様の効果を得ることができ、本発明の一実施例を構
成する。
【0062】次に、図10は本発明の更に他の実施例
示すブロック図である。同図において、一点鎖線で囲ま
れた部分1Cはコンピュータ本体であり、この中で、9
1はディジタル映像データを格納するためのVRAM、
92は圧縮回路であり、その他図1、及び図9と同一符
号は同一構成要素である。また、一点鎖線で囲まれた部
分2Gはディスプレイ装置であり、その中で、93は伸
長回路であり、その他図1と同一符号は同一構成要素で
ある。
【0063】本実施例では、図9に示したのと同様、C
PU11で作成された映像生成に関する制御命令は描画
処理回路81に送られ、ディジタル映像データを作成す
る。描画処理回路81で作成されたディジタル映像デー
タは一旦、VRAM91に格納され、次段の圧縮回路9
2は格納したディジタル映像データを読み出す。圧縮回
路92では読み出されたディジタル映像データを圧縮処
理し、データ量をディジタルI/F16で送出できるよ
うな情報量とする。さらに、描画処理回路81からは同
期信号情報や表示色などのディスプレイ装置2Gの表示
に関する制御データが出力され、ディジタルI/F16
へ送られる。従って、ディジタルI/F16からは圧縮
処理されディジタル映像データとディスプレイ装置2G
の制御データが出力される。
【0064】ディスプレイ装置2Gでは、ディジタルI
/F21を介して、前記データを順次、伸長回路93に
送る。伸長回路93では圧縮されているディジタル映像
データを展開し、基のディジタル映像データ形式に逐次
戻し、LUT24、DAC25によりアナログ映像信号
としてビデオ回路26に出力する。また、伸長回路93
はディスプレイ装置の制御データより、偏向回路27に
与える同期信号(Hs、Vs)の作成、及びLUT24
の設定値変更用データの作成を行う。以上の様にして、
多量のディジタル映像データを一般のインタフェース仕
様に基ずく線路上を伝送可能とし、伝送線路での画質劣
化や不要輻射の発生を抑えることができる。
【0065】なお、本実施例においても、図5に示した
と同様に、切り替え制御回路38、アナログ信号切り替
え回路42等を設け、外部からビデオ信号を入力するよ
うにした場合は、伸長回路93によってそのアナログ信
号切り替え回路42を制御することにより、図5の実施
例と同様の効果を得ることができる。
【0066】図11は本発明の更に別の実施例を示すブ
ロック図である。同図において、一点鎖線で囲まれた部
分2Hはディスプレイ装置を示しており、その中で10
1は入力装置インタフェース回路(以下、入力装置I/
F)、102は入力装置であり、その他図1と同一符号
は同一機能を有するものである。
【0067】図11の動作を以下に説明する。本実施例
では、図1に示される様なコンピュータ本体1Aとディ
スプレイ装置2Hが接続されており、コンピュータ本体
1Aから送られてくるディジタルディジタル映像データ
はディジタルI/F21、描画処理回路22、VRAM
23、LUT24、DAC25により図1と同様にアナ
ログビデオ信号を生成し、ビデオ回路26、および偏向
回路27によりCDT28に映像表示が行われる。更
に、図11に示すディスプレイ装置2Hではキーボー
ド、マウス、タッチパネル、ペンタブレット等の入力装
置が接続され、入力装置I/F101は入力装置102
からの情報を取り込む。入力装置I/F101は取り込
んだ情報を所定の形式に変換処理し、ディジタルI/F
21を介して、コンピュータ本体1Aへ制御命令として
送る。コンピュータ本体1A側ではその制御命令を処理
し、ディスプレイ装置2Hに表示すべき情報を作成す
る。この様にして作成された情報はディジタル映像デー
タとしてコンピュータ本体1AのディジタルI/F16
から送出され、ディスプレイ装置2Hは新たな映像表示
を行う。
【0068】以上、本実施例ではディスプレイ装置2H
に入力手段102を付加することでコンピュータ本体1
Aとの設置距離が離れている場合でも、ディスプレイ装
置2Hのすぐ間近で情報を入力することができ、しかも
映像信号は伝送による損失無く、高画質な映像を表示す
ることができる。
【0069】図12は本発明の別の実施例を示すブロッ
ク図である。同図で1Aはコンピュータ本体、2a、2
b、2cはディスプレイ装置であり、IFはディジタル
インタフェースである。コンピュータ本体1Aは図1に
示すものと同一であり、また、各ディスプレイ装置は図
1、図3、図4、図5、図8、または図11に示すもの
と同様な構成を有する。本実施例では、コンピュータ本
体1AよりディジタルインタフェースIFに出力される
映像描画命令は、このディジタルインタフェースIFに
接続される各ディスプレイ装置2a、2b、2cに入力
され個別に映像表示が行われる。ここで、映像描画命令
に先立ち、どのディスプレイ装置に対する命令かを指示
する選択命令を出力すると、各ディスプレイ装置のイン
タフェース回路がこれを判断し、該当するディスプレイ
装置に次に送られてくる映像描画命令が取り込まれる。
この様にして、選択命令がディジタルインタフェースI
Fに接続されるディスプレイ装置2a、2b、2cすべ
てを選択した場合には同時に同じ映像が表示される。ま
た、選択命令がディスプレイ装置2aを選択している場
合、ディスプレイ装置2aの映像表示だけが新たなもの
に切り替わる。以上のように、ディジタルインタフェー
スIFに複数台のディスプレイ装置を接続し、個別に映
像を表示させたり、全部を同時に同じ表示内容で表示さ
せることが可能となり、使い勝手を拡大することができ
る。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、規格に基づき一般的に
使用されるディジタルインタフェースを用いて、コンピ
ュータ側からディスプレイ装置側に解像度の高い映像表
示を行うためのディジタル映像データを実現可能な情報
伝送割合で伝送でき、従来のアナログ映像信号で伝送す
る場合に比べ線路の損失、ノイズによる影響、伝送する
信号の高周波成分による不要輻射等を低減することが可
能となる。また、コンピュータ本体とディスプレイ装置
を離して設置できるため、設置可能な範囲が従来システ
ムに比べ拡大する。さらに、ディジタル信号の形式で伝
送するため、同一線路で映像信号の他に音声信号やディ
スプレイの制御情報などもコンピュータ側からディスプ
レイ装置側に伝送できる。逆に、ディスプレイ装置側か
らコンピュータ本体側へディスプレイの内部情報を認識
させることもできる。さらに、ディスプレイ装置側で描
画処理を行うため、他の入力映像信号と合成した映像を
表示することなども出来、更なる機能の向上や使い勝手
の向上が容易に図れる。以上の様に、本発明は様々な効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を理解するための参考例を示すブロック
図である。
【図2】表示したい映像を、映像描画命令として伝送す
る場合と、ディジタル映像データとして伝送する場合と
で比較して示した説明図である。
【図3】本発明の別の参考例を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図6】図4の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図7】図4の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図8】本発明の別の実施例を示すブロック図である。
【図9】本発明の参考例を示すブロック図である。
【図10】本発明の更に別の実施例を示すブロック図で
ある。
【図11】本発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図12】本発明の別の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1A、1B、1C…コンピュータ本体、11…CPU、
16、21…ディジタルインタフェース回路、2A、2
B、2C、2D、2E、2F、2G、2H…ディスプレ
イ装置、22、41、71、81…描画処理回路、2
3、91…ディジタル映像データ保持用メモリ回路、2
4…ルックアップテーブル、25…ディジタル・アナロ
グ変換回路、29…音声処理回路、210…音声メモリ
回路、101…第2の入力装置インタフェース回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/36

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータ出力装置と、該ディ
    ジタルデータ出力装置から伝送される映像を表示するデ
    ィスプレイ装置と、で構成される画像表示システムにお
    いて、 前記ディジタルデータ出力装置は、映像表示を行うため
    の映像描画命令と切り替え制御を行うための切り替え制
    御命令をそれぞれ作成して出力するCPUと、該CPU
    から出力された映像描画命令及び切り替え制御命令を前
    記ディスプレイ装置に伝送する第1のディジタルインタ
    フェース手段と、を備えて成り、 前記ディスプレイ装置は、伝送されてきた前記映像描画
    命令及び切り替え制御命令を受け取る第2のディジタル
    インタフェース手段と、前記映像描画命令とは別に外部
    から入力されるアナログ映像信号にクランプ処理を施し
    出力すると共に、該アナログ映像信号より同期信号を抽
    出して出力する前処理手段と、該前処理手段から出力さ
    れた同期信号から、該同期信号に位相同期したクロック
    信号を作成して出力するクロック発生手段と、該クロッ
    ク発生手段から出力されたクロック信号を標本化用クロ
    ックとして、前記前処理手段から出力されたアナログ映
    像信号をディジタル映像データに変換して出力するアナ
    ログ・ディジタル変換手段と、該アナログ・ディジタル
    変換手段から出力されたディジタル映像データを一時保
    持して、出力する一時保持手段と、前記第2のディジタ
    ルインタフェース手段により受け取られた切り替え制御
    命令または該切り替え制御命令とは別に外部から入力さ
    れる映像処理に関する指示に基づいて、切り替え指示を
    出力する切り替え制御手段と、前記第2のディジタルイ
    ンタフェース手段により受け取られた映像描画命令に基
    づき、ディジタル映像データと同期信号をそれぞれ作成
    し、作成された該ディジタル映像データと前記一時保持
    手段から出力されたディジタル映像データのうち、前記
    切り替え制御手段から出力された切り替え指示に従っ
    て、何れか一方を選択して出力する描画処理手段と、該
    描画処理手段から出力されたディジタル映像データを一
    旦保持した後、出力する画像メモリ手段と、該画像メモ
    リ手段から出力されたディジタル映像データをアナログ
    映像信号に変換して出力するディジタル・アナログ変換
    手段と、該ディジタル・アナログ変換手段から出力され
    たアナログ映像信号と前記描画処理手段により作成され
    た同期信号に基づいて映像を表示する表示手段と、を備
    えて成ることを特徴とするディジタル画像表示システ
    ム。
  2. 【請求項2】 ディジタルデータ出力装置と、該ディジ
    タルデータ出力装置から伝送される映像を表示するディ
    スプレイ装置と、で構成される画像表示システムにおい
    て、 前記ディジタルデータ出力装置は、映像表示を行うため
    の映像描画命令と切り替え制御を行うための切り替え制
    御命令をそれぞれ作成して出力するCPUと、該CPU
    から出力された映像描画命令及び切り替え制御命令を前
    記ディスプレイ装置に伝送する第1のディジタルインタ
    フェース手段と、を備えて成り、 前記ディスプレイ装置は、伝送されてきた前記映像描画
    命令及び切り替え制御命令を受け取る第2のディジタル
    インタフェース手段と、該第2のディジタルインタフェ
    ース手段により受け取られた切り替え制御命令または該
    切り替え制御命令とは別に外部から入力される映像処理
    に関する指示に基づいて、切り替え指示を出力する切り
    替え制御手段と、該切り替え制御手段から出力された切
    り替え指示に従って、前記映像描画命令とは別に外部か
    ら入力される同期信号に同期してまたは非同期で、前記
    第2のディジタルインタフェース手段により受け取られ
    た映像描画命令に基づき、ディジタル映像データと同期
    信号をそれぞれ作成すると共に、切り替え制御手段から
    出力された切り替え指示に従って選択信号を出力する描
    画処理手段と、該描画処理手段により作成されたディジ
    タル映像データを一旦保持した後、出力する画像メモリ
    手段と、該画像メモリ手段から出力されたディジタル映
    像データをアナログ映像信号に変換して出力するディジ
    タル・アナログ変換手段と、前記描画処理手段から出力
    された選択信号に従って、外部から入力された前記同期
    信号と共に外部から入力されるアナログ映像信号と前記
    ディジタル・アナログ変換手段から出力されたアナログ
    映像信号のうち、何れか一方を選択して出力する選択手
    段と、該選択手段から出力されたアナログ映像信号と前
    記描画処理手段により作成された同期信号に基づいて映
    像を表示する表示手段と、を備えて成ることを特徴とす
    るディジタル画像表示システム。
  3. 【請求項3】 ディジタルデータ出力装置と、該ディジ
    タルデータ出力装置から伝送される映像を表示するディ
    スプレイ装置と、で構成される画像表示システムにおい
    て、 前記ディジタルデータ出力装置は、映像表示を行うため
    の映像描画命令を作成して出力するCPUと、該CPU
    から出力された映像描画命令を前記ディスプレイ装置に
    伝送する第1のディジタルインタフェース手段と、を備
    えて成り、 前記ディスプレイ装置は、伝送されてきた前記映像描画
    命令を受け取る第2のディジタルインタフェース手段
    と、該第2のディジタルインタフェース手段により受け
    取られた映像描画命令に基づき、ディジタル映像データ
    と同期信号をそれぞれ作成する描画処理手段と、該描画
    処理手段により作成されたディジタル映像データを一旦
    保持した後、出力する画像メモリ手段と、該画像メモリ
    手段から出力されたディジタル映像データをアナログ映
    像信号に変換して出力するディジタル・アナログ変換手
    段と、該ディジタル・アナログ変換手段から出力された
    アナログ映像信号と前記描画処理手段により作成された
    同期信号に基づいて映像を表示する表示手段と、該表示
    手段における表示状態を検出して出力する外部センサに
    接続され、該外部センサから出力された検出信号をディ
    ジタル検出データに変換して出力するアナログ・ディジ
    タル変換手段と、該アナログ・ディジタル変換手段から
    出力されたディジタル検出データに基づいて、演算によ
    り前記ディスプレイ装置の特性データを作成する演算手
    段と、該演算処理手段により作成された特性データを一
    旦保持した後、出力するメモリ手段と、を備えて成り、
    該メモリ手段から出力された特性データを前記描画処理
    手段及び第2のディジタルインタフェース手段を介して
    前記ディジタルデータ出力装置に伝送することを特徴と
    するディジタル画像表示システム。
  4. 【請求項4】 ディジタルデータ出力装置と、該ディジ
    タルデータ出力装置から伝送される映像を表示するディ
    スプレイ装置と、で構成される画像表示システムにおい
    て、 前記ディジタルデータ出力装置は、映像表示を行うため
    の命令と切り替え制御を行うための切り替え制御命令を
    それぞれ作成して出力するCPUと、該CPUから出力
    された命令に基づき、ディジタル映像データと同期信号
    データをそれぞれ作成する描画処理手段と、該描画処理
    手段により作成されたディジタル映像データをデータ圧
    縮し、圧縮映像データとして出力するデータ圧縮手段
    と、該データ圧縮手段から出力された圧縮映像データと
    前記描画処理手段により作成された同期信号データと前
    記CPUから出力された切り替え制御命令を前記ディス
    プレイ装置にそれぞれ伝送する第1のディジタルインタ
    フェース手段と、を備えて成り、 前記ディスプレイ装置は、伝送されてきた前記圧縮映像
    データ、同期信号データ及び切り替え制御命令を受け取
    る第2のディジタルインタフェース手段と、前記第2の
    ディジタルインタフェース手段により受け取られた切り
    替え制御命令または該切り替え制御命令とは別に外部か
    ら入力される映像処理に関する指示に基づいて、切り替
    え指示を出力する切り替え制御手段と、該切り替え制御
    手段から出力された切り替え指示に従って、前記圧縮映
    像データ及び同期信号データとは別に外部から入力され
    る同期信号に同期してまたは非同期で、前記第2のディ
    ジタルインタフェース手段により受け取られた圧縮映像
    データをデータ伸長して、元のディジタル映像データに
    して出力し、前記第2のディジタルインタフェース手段
    により受け取られた同期信号データから同期信号を作成
    すると共に、切り替え制御手段から出力された切り替え
    指示に従って選択信号を出力するデータ伸長手段と、該
    データ伸長手段から出力されたディジタル映像データを
    一旦保持した後、出力する画像メモリ手段と、該画像メ
    モリ手段から出力されたディジタル映像データをアナロ
    グ映像信号に変換して出力するディジタル・アナログ変
    換手段と、前記データ伸長手段から出力された選択信号
    に従って、外部から入力された前記同期信号と共に外部
    から入力されるアナログ映像信号と前記ディジタル・ア
    ナログ変換手段から出力されたアナログ映像信号のう
    ち、何れか一方を選択して出力する選択手段と、該選択
    手段から出力されたアナログ映像信号と前記データ伸長
    手段により作成された同期信号に基づいて映像を表示す
    る表示手段と、を備えて成ることを特徴とするディジタ
    ル画像表示システム。
  5. 【請求項5】 ディジタルデータ出力装置と、該ディジ
    タルデータ出力装置から伝送される映像を表示するディ
    スプレイ装置と、で構成される画像表示システムにおい
    て、 前記ディジタルデータ出力装置は、映像表示を行うため
    の命令と切り替え制御を行うための切り替え制御命令を
    それぞれ作成して出力するCPUと、該CPUから出力
    された命令に基づき、ディジタル映像データと同期信号
    データをそれぞれ作成する描画処理手段と、該描画処理
    手段により作成されたディジタル映像データをディジタ
    ル映像データを一旦保持した後、出力する画像メモリ手
    段と、該画像メモリ手段から出力されたディジタル映像
    データをデータ圧縮し、圧縮映像データとして出力する
    データ圧縮手段と、該データ圧縮手段から出力された圧
    縮映像データと前記描画処理手段により作成された同期
    信号データと前記CPUから出力された切り替え制御命
    令を前記ディスプレイ装置にそれぞれ伝送する第1のデ
    ィジタルインタフェース手段と、を備えて成り、 前記ディスプレイ装置は、伝送されてきた前記圧縮映像
    データ、同期信号データ及び切り替え制御命令を受け取
    る第2のディジタルインタフェース手段と、前記第2の
    ディジタルインタフェース手段により受け取られた切り
    替え制御命令または該切り替え制御命令とは別に外部か
    ら入力される映像処理に関する指示に基づいて、切り替
    え指示を出力する切り替え制御手段と、該切り替え制御
    手段から出力された切り替え指示に従って、前記圧縮映
    像データ及び同期信号データとは別に外部から入力され
    る同期信号に同期してまたは非同期で、前記第2のディ
    ジタルインタフェース手段により受け取られた圧縮映像
    データをデータ伸長して、元のディジタル映像データに
    して出力し、前記第2のディジタルインタフェース手段
    により受け取られた同期信号データから同期信号を作成
    すると共に、切り替え制御手段から出力された切り替え
    指示に従って選択信号を出力するデータ伸長手段と、該
    データ伸長手段から出力されたディジタル映像データを
    アナログ映像信号に変換して出力するディジタル・アナ
    ログ変換手段と、前記データ伸長手段から出力された選
    択信号に従って、外部から入力された前記同期信号と共
    に外部から入力されるアナログ映像信号と前記ディジタ
    ル・アナログ変換手段から出力されたアナログ映像信号
    のうち、何れか一方を選択して出力する選択手段と、該
    選択手段から出力されたアナログ映像信号と前記データ
    伸長手段により作成された同期信号に基づいて映像を表
    示する表示手段と、を備えて成ることを特徴とするディ
    ジタル画像表示システム。
  6. 【請求項6】 ディジタルデータ出力装置と、該ディジ
    タルデータ出力装置から伝送される映像を表示するディ
    スプレイ装置と、で構成される画像表示システムにおい
    て、 前記ディジタルデータ出力装置は、映像表示を行うため
    の映像描画命令を作成して出力するCPUと、該CPU
    から出力された映像描画命令を前記ディスプレイ装置に
    伝送する第1のディジタルインタフェース手段と、を備
    えて成り、 前記ディスプレイ装置は、伝送されてきた前記映像描画
    命令を受け取る第2のディジタルインタフェース手段
    と、該第2のディジタルインタフェース手段により受け
    取られた映像描画命令に基づき、ディジタル映像データ
    と同期信号をそれぞれ作成する描画処理手段と、該描画
    処理手段により作成されたディジタル映像データを一旦
    保持した後、出力する画像メモリ手段と、該画像メモリ
    手段から出力されたディジタル映像データをアナログ映
    像信号に変換して出力するディジタル・アナログ変換手
    段と、該ディジタル・アナログ変換手段から出力された
    アナログ映像信号と前記描画処理手段により作成された
    同期信号に基づいて映像を表示する表示手段と、外部か
    ら命令を入力し、命令信号として出力する入力装置に接
    続され、該入力装置から出力された命令信号を前記第2
    のディジタルインタフェース手段に送出する入力装置イ
    ンタフェース手段と、を備えて成り、 前記第2のディジタルインタフェース手段は、前記入力
    装置インタフェース手段から命令信号の送出があった場
    合、該命令信号を前記ディジタルデータ装置に伝送する
    ことを特徴とするディジタル画像表示システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のうちの任意の一つに記
    載のディジタル画像表示システムにおいて、前記第1及
    び第2のディジタルインタフェース手段は、汎用のイン
    タフェース仕様に基づく汎用インタフェース手段から成
    り、該第1及び第2のディジタルインタフェース手段の
    間には、前記汎用インタフェース手段を備えたコンピュ
    ータ周辺機器を接続可能であることを特徴とするディジ
    タル画像表示システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のうちの任意の一つに記
    載のディジタル画像表示システムにおいて、前記ディジ
    タルデータ出力装置1台と、前記ディスプレイ装置複数
    台と、で構成されることを特徴とするディジタル画像表
    示システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至6のうちの任意の一つに記
    載のディジタル画像表示システムにおいて、前記第2の
    ディジタルインタフェース手段は、前記描画処理手段ま
    たは画像メモリ手段の動作状態を前記ディジタルデータ
    出力装置に伝送可能であることを特徴とするディジタル
    画像表示システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至6のうちの任意の一つに
    記載のディジタル画像表示システムにおいて、前記ディ
    ジタルデータ出力装置は、コンピュータ本体、CD−R
    OM装置、ハードディスク装置、光磁気ディスク装置、
    ディジタルVTR、ディジタルカメラ、スキャナ装置、
    通信回線と接続される変復調装置、または、放送電波を
    受信し映像データに再生する復調装置から構成されるこ
    とを特徴とするディジタル画像表示システム。
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