JP3159287U - フロントフェンダおよび自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動二輪車の設計の自由度を向上できるフロントフェンダを提供する。【解決手段】前輪110を枢支するフロントフォーク20に固定されるフロントフェンダ10であって、フロントフェンダ10は、前輪110の上側を覆い、フロントフェンダ10のうちフロントフォーク20よりも後方の部位11Bには段差15が設けられ、段差15は、段差15が設けられた箇所よりも後側部分11Bが前側部分11Aと比べて前輪110に近接する形状を有している、フロントフェンダ10である。【選択図】図2

Description

本考案は、前輪の上側を覆うフロントフェンダおよびそれを備えた自動二輪車に関する。
前輪から飛び散る砂や泥を防ぐために、自動二輪車には、前輪の上方にフロントフェンダが設けられている(例えば、特許文献1)。従来のフロントフェンダは、前端から後端まで円滑なラインで造形されている。
特開2004−338467号公報
従来のフロントフェンダを用いた場合、フロントフォークの最圧時において車体フレーム側の部材に接触しないように十分にクリアランスを確保する必要があった。したがって、剛性の確保のためにフロントフェンダを大型化しなければならない場合、フロントフェンダと車体フレーム側の部材との間のクリアランスを確保することが困難であることが生じ、その結果、自動二輪車の設計の自由度に制限が加わることがあった。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、自動二輪車の設計の自由度を向上させることができるフロントフェンダを提供することにある。
本考案に係るフロントフェンダは、前輪を枢支するフロントフォークに固定されるフロントフェンダであり、前記フロントフェンダは、前記前輪の上側を覆い、前記フロントフェンダのうち前記フロントフォークよりも後方の部位には、段差が設けられており、前記段差は、前記段差が設けられた箇所よりも後側部分が、前記段差が設けられた箇所よりも前側部分と比べて前記前輪に近接する形状を有している。
本考案によれば、フロントフェンダのうちフロントフォークよりも後方の部位に段差が設けられ、その段差によって、当該段差の箇所よりも後側部分が、前側部分と比べて前輪に近接するようにされているので、フロントフォークの最圧時において車体フレーム側の部材に接触しないようなクリアランスを確保することが容易となる。その結果、自動二輪車の設計の自由度を向上させることができる。
本考案の実施形態に係る自動二輪車1000の全体側面図である。 本考案の実施形態に係るフロントフェンダ10の側面図である。 本考案の実施形態に係るフロントフェンダ10の斜視図である。 本考案の実施形態に係るフロントフェンダ10の斜視図である。 本考案の実施形態に係るフロントフェンダ10の分解斜視図である。 最圧時におけるフロントフェンダ10Lの状態を説明する側面図である 最圧時におけるフロントフェンダ200Lの状態を説明する側面図である フロントフェンダ10の段差15の形態を示す模式図である。 フロントフェンダ10の段差15の形態を示す模式図である。 フロントフェンダ10の段差15の形態を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本考案による実施の形態を説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する構成要素を同一の参照符号で示す。なお、本考案は以下の実施形態に限定されない。
図1から図4を参照しながら、本考案の実施形態に係る自動二輪車1000について説明する。
図1は、本実施形態に係る自動二輪車1000の全体側面図である。図1に示すように、本実施形態の自動二輪車1000は、前輪110と、後輪120と、前輪110と後輪120との間に設けられた駆動源(エンジン)130とから構成されている。
前輪110は、フロントフォーク20によって回動自在に支持されている。この例のフロントフォーク20は、アウターチューブ20Aと、インナーチューブ20Bとから構成されている。また、前輪110は、その上方に設けられたフロントフェンダ10によって覆われている。一方、後輪120は、リアフェンダ125によって覆われている。
また、フロントフォーク20は、ヘッドパイプ30を介してハンドル150に接続されている。ヘッドパイプ30からは斜め下方後方へダウンチューブ35が延びている。ハンドル150の後方には、燃料タンク160、次いで、ライダーが着座するシート170が設けられている。そして、シート170の下方(又は後ろ斜め下)には後輪(駆動輪)120が位置している。
ハンドル150の前方には、ヘッドライト140が位置しており、その上側にフロントカバー145が設けられている。本実施形態では、ヘッドライト140はフロントカバー145によって覆われている。なお、フロントカバー145とハンドル150との間にはメータなどが配置される。
図2は、本実施形態のフロントフェンダ10の構成を示す側面図である。図3は、フロントフェンダ10の斜視図である。また、図4は、フロントフェンダ10を前輪110と組み合わせた際の斜視図である。
本実施形態のフロントフェンダ10は、フロントフォーク20に固定されている。フロントフェンダ10は、前輪110の上側を覆っている。フロントフェンダ10は、例えば、樹脂から構成されている。なお、フロントフェンダ10を構成する材料の厚さは、例えば2.0〜3.0mm程度である。
そして、フロントフェンダ10のうちフロントフォーク20よりも後方の部位10Bには、段差15が設けられている。段差15は、段差15が設けられた箇所よりも後側部分11Bが、段差15が設けられた箇所よりも前側部分11Aと比べて前輪110に近接する形状を有している。本実施形態の段差15は、前側部分11Aと比べて後側部分11Bを前輪110へ例えば5.0〜7.0mm程度近づけるように構成することができる。
さらに、本実施形態の段差15は、フロントフェンダ10の後端17側に位置する後端部位18が、フロントフェンダ10における段差15よりも前端16側に位置する前方部位11Aよりも前輪110に近接する形状を有している。なお、図示した例では、フロントフェンダ10の後端17は、前方部位11Aよりも前輪110へ近づいている。
また、本実施形態のフロントフェンダ10の側面13には、稜線19が形成されている。なお、フロントフェンダ10は、段差を基準にして前方部位11Aと後方部位11Bとで色分けされている。ここで、前方部位11Aは、第1の色(例えば、赤色)からなる塗装面を有し、後方部位11Bは、第1の色(例えば、赤色)とは異なる第2の色(例えば、黒色)からなる非塗装面を有している。
加えて、本実施形態の構成では、フロントフェンダ10のうち、段差15の前方であってフロントフォーク20に近接する部位には、補強部材12が形成されている。本実施形態の補強部材12は、フォークブレスと呼ばれ、逆U字形状を有し、例えば、鋼板から構成されている。
図5は、本実施形態のフロントフェンダ10及び補強部材(フォークブレス)12の取り付け状態を説明する分解斜視図である。図5に示すように、逆U字型の補強部材12は、フロントフェンダ10の内側に組み込まれて(矢印40参照)、次いで、締結部材(例えば、ボルト、ネジ)42によって固定される(矢印44参照)。その後、フロントフェンダ10は、フロントフォーク20の間にセットされて(矢印46参照)、締結部材(例えば、ボルト、ネジ)48によってフロントフォーク20に固定される(矢印49参照)。
図6は、フロントフォーク20の最圧時におけるフロントフェンダ10(10L)の状態を説明する図である。本実施形態のフロントフェンダ10は、通常時のフロントフェンダ10Nから、最圧時のフロントフェンダ10Lまでダウンチューブ35(又は、車体フレーム側の部材)に近づく。本実施形態の構成では、フロントフェンダ10に段差15が形成されており、その段差15によって後側部分11Bが前側部分11Aと比べて前輪110に近接するように構築されているので、クリアランスC1を確保することが容易となる。
図7は、比較例のフロントフェンダ200を用いた場合における状態を説明する図である。比較例のフロントフェンダ200は、前端116から後端117まで円滑なラインで造形されており、本実施形態の段差15は形成されていない。そのため、通常時のフロントフェンダ200Nから、最圧時のフロントフェンダ200Lまでダウンチューブ35に近づくと、本実施形態の構成と比較して、フロントフェンダ200Lとダウンチューブ35との距離(クリアランスC2)が短くなる。そのため、フロントフェンダ200の寸法を小さくする制約が加わったり、ダウンチューブ35の周囲に部材を取り付けることができなくなったり等の制約が加わる。
本実施形態の構成によれば、図7で説明したような制約を緩和することができ、その結果、自動二輪車の設計の自由度を向上させることができる。
さらに、この段差15が形成されたフロントフェンダ10は、段差が形成されていないフロントフェンダ200と比較して、剛性を上げることが出来る。すなわち、フロントフェンダの剛性を上げるためには通常重量が増大するが、本実施形態の構成によれば、新たな部材を追加してフロントフェンダの剛性を上げているのではなく、フロントフェンダ10に段差を形成して、フロントフェンダの剛性を上げているので、剛性アップに伴う重量の増大の問題を回避することができる。
加えて、本実施形態の構成では、段差15は、フロントフェンダ10の後端17側に位置する後端部位18が、前方部位11Aよりも前輪110に近接する形状を有しているので、その近接させた形状によって、フロントフェンダの泥はね防止機能の向上を図ることができる。
また、本実施形態のフロントフェンダ10の側面13には、稜線19が形成されており、この稜線19によっても、重量アップを抑制しつつ、フロントフェンダの剛性の向上を図っている。本実施形態の構成においては、フロントフェンダ10のうちフロントフォーク20に近接する部位に、補強部材(フォークブレス)12が形成されているが、この補強部材12も、フロントフェンダ10の大型化を抑制しながら強度を上げる利点を有している。
なお、本実施形態では、フロントフェンダ10は、段差15を基準にして前方部位11Aと後方部位11Bとで色分けされている。この色分けにおいて、前方部位11Aは、第1の色(例えば、赤色)からなる塗装面にし、一方、後方部位11Bは非塗装面にすることで、軽量化を図っている。後方部位11Bは非塗装面であるので、そこは、フロントフェンダ10の材質の色(例えば、黒色)となる。
上述した本実施形態では、段差15は、段差15の前方部位11Aと後方部位11Bとの間を斜面(テーパー面)にして形成したがそれに限定されない。具体的には、図8に示すように、段差15によって、前方部位11Aの位置よりも後方部位11Bが前輪110へと近接する形態であればよい。
また、段差15によって前方部位11Aの位置よりも後方部位11Bが前輪110へ近接するのであれば、図9に示すように、後端17に位置する後端部位18が、前輪110から離れていっても構わない。同様に、図10に示すように、後方部位11Bが前輪110に近づき、最後の後端部位18のみが跳ね上がって離れていってもよい。
以上、本考案を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。
本考案によれば、部品点数の少ないフロントフォーク取付構造およびそれを備えた鞍乗型車両を提供することができる。
10 フロントフェンダ
12 補強部材
13 フロントフェンダの側面
15 段差
16 フロントフェンダの前端
17 フロントフェンダの後端
18 後端部位
19 稜線
20 フロントフォーク
20A アウターチューブ
20B インナーチューブ
30 ヘッドパイプ
35 ダウンチューブ
100 フロントカバー
110 前輪
116 前端
117 後端
125 リアフェンダ
120 後輪
140 ヘッドライト
145 フロントカバー
150 ハンドル
160 燃料タンク
170 シート
1000 自動二輪車

Claims (7)

  1. 前輪を枢支するフロントフォークに固定されるフロントフェンダであって、
    前記フロントフェンダは、前記前輪の上側を覆い、
    前記フロントフェンダのうち前記フロントフォークよりも後方の部位には、段差が設けられており、
    前記段差は、前記段差が設けられた箇所よりも後側部分が、前記段差が設けられた箇所よりも前側部分と比べて前記前輪に近接する形状を有している、フロントフェンダ。
  2. 前記段差は、前記フロントフェンダの後端側に位置する後端部位が、前記フロントフェンダにおける前記段差よりも前端側に位置する前方部位よりも前記前輪に近接する形状を有している、請求項1に記載のフロントフェンダ。
  3. 前記フロントフェンダの側面には、稜線が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のフロントフェンダ。
  4. 前記フロントフェンダは、前記段差を基準にして前方部位と後方部位とで色分けされている、請求項1に記載のフロントフェンダ。
  5. 前記前方部位は、第1の色からなる塗装面を有し、
    前記後方部位は、前記第1の色とは異なる第2の色からなる非塗装面を有している、請求項4に記載のフロントフェンダ。
  6. 前記フロントフェンダのうち、前記段差の前方であって前記フロントフォークに近接する部位には、補強部材が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のフロントフェンダ。
  7. 請求項1から6の何れか一つに記載のフロントフェンダを備えた自動二輪車。
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