JP3159278U - 湿式シートの包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートを使用するに際して、シートが取り出しやすく、しかもシートが浸された状態にある液体が開封時にこぼれ出さない湿式シートの包装容器を提供する。【解決手段】湿式シートの包装容器は、短冊形状の耐水素材のシート1を折り曲げて形成した袋容器であって、前記耐水素材のシートの長手方向両端部が重なった形態である開口部2が前記袋容器の中段部に配置され、少なくとも前記袋容器の両側辺と前記開口部とが接着cされてなり、前記耐水素材のシートの上段側端部を下段側端部から引きはがすと共に上段側両側辺からも引きはがすことにより開封される。【選択図】図2

Description

本考案は、湿式シートの包装容器、特にパックマスク等液体を染み込ませたシートを包装するのに適した容器に関するものである。
ご婦人の顔のスキンケアーにパックマスクが使用されている。タイプとしてはシート状のものの他にジェル状のものが流通されている。シート状のものは親水性のペーパーシート、不織布やコットンなどに美容液やジェルが染み込まされたものである。シートと美容液が別々に保管され、使用時にシートに美容液を染み込ませて使用するもの(例えば、特許文献1,2参照)もあるが、すぐに使用できるようにすでにシートの美容液が染み込まされているもの(例えば、特許文献3,4参照)が広く流通している。一般的にはそのようなシートを図6に示されるように耐水素材のシートによって袋状に包装されている。袋からパックマスクシートを出して顔全体又はほお骨から鼻すじにかけてフィットするように貼付け、10分程度そのままにしてパック養生した後、顔からシートを剥がして廃棄するといった使い方となる。使用に際し封止された袋からパックマスクシートを取り出すときは、袋容器の切り口dを裂き、袋の口を開いて指を入れ中からシートをつまんで引き出すようにして取り出すわけであるが、このとき、濡れた状態にあるシートが袋の内面に貼り付いてしまうため、スムーズに出てこない。使用時の取り出しが厄介であるという問題がある。
特願2002−37350号公報 「2室分離式携帯用容器」 平成14年2月6日公開 特開2002−12273号公報 「フェイスパックマスクの携帯用包装袋」 平成14年1月15日公開 特開2006−312476号公報 「シート状化粧料包装体及びその製造方法」 平成18年11月16日公開 登録実用新案第3035488号公報 「フェイスマスク型美容用品」 平成8年12月25日登録 平成9年3月18日発行
本考案の課題は、シートを使用するに際して、シートが取り出しやすく、しかもシートが浸された状態にある液体が開封時にこぼれ出さない湿式シートの包装容器を提供することにある。
本考案の湿式シートの包装容器は、短冊形状の耐水素材のシートを折り曲げて形成した袋容器であって、前記耐水素材のシートの長手方向両端部が重なった形態である開口部が前記袋容器の中段部に配置され、少なくとも前記袋容器の両側辺と前記開口部とが接着されてなり、前記耐水素材のシートの上段側端部を下段側端部から引きはがすと共に上段側両側辺からも引きはがすことにより開封されることを特徴とする。
本考案の湿式シートの包装容器の一形態は、短冊形状の耐水素材のシートは長手方向端部から谷折り、谷折り、山折りとされ、開口部は前記山折りされた耐水素材のシートの一方の長手方向端部の上に他方の長手方向端部が重ねられて接着されたものとした。
また、異なる形態として短冊形状の耐水素材のシートは長手方向端部から谷折り、谷折り、山折り、谷折りそして山折りとされて袋容器底部にマチが形成され、開口部は前記山折りされた耐水素材のシートの一方の長手方向端部の上に他方の長手方向端部が重ねられて接着されたものとした。
本考案の湿式シートの包装容器の開口部は、前記耐水素材のシートの長手方向両端部の位置がズレを有して重ねられていると共に、前記両端部位置から若干領域は非接着形態となっていることを特徴とする。
また、本考案の湿式シートの包装容器はパックマスク用であり、耐水素材のシートはアルミニューム素材を採用するものとした。
本考案の湿式シートの包装容器は、短冊形状の耐水素材のシートを折り曲げて形成した袋容器であって、前記耐水素材のシートの長手方向両端部が重なった形態である開口部が前記袋容器の中段部に配置され、少なくとも前記袋容器の両側辺と前記開口部とが接着されてなるものであるから、前記耐水素材のシートの上段側端部を下段側端部から引きはがすと共に上段側両側辺からも引きはがすと、袋容器の上段部が開放されることにより収納された湿式シートの上方部分は露出することになり、袋の内面に貼り付いたシートも容易に取り出すことができる。しかも下段部は袋形態を保ったままであるので、美容液は無駄に流出してしまうことがない。
本考案の湿式シートの包装容器は、短冊形状の耐水素材のシートは長手方向端部から谷折り、谷折り、山折りとされ、開口部は前記山折りされた耐水素材のシートの一方の長手方向端部の上に他方の長手方向端部が重ねられて接着されたものであるから、構造が簡単で製造が容易である。また、異なる形態として短冊形状の耐水素材のシートは長手方向端部から谷折り、谷折り、山折り、谷折りそして山折りとされて袋容器底部にマチが形成されるものであるから、湿式シートを折畳んだ形態で収納したり、複数枚を収納したりの使用形態が可能となるだけでなく、底広形状となるので直立させた状態で置くことができるので、残留している美容液をそのまま安定保持できる。
本考案の湿式シートの包装容器の開口部は、前記耐水素材のシートの長手方向両端部の位置がズレを有して重ねられていると共に、前記両端部位置から若干領域は非接着形態となっていることにより、両端部部分を指でつまんで開封することができ、開封動作を容易に行うことができる。
短冊形状の耐水素材のシートを折り曲げて形成する本考案に係る湿式シートの包装容器の折り目を示す図である。 Aは本考案に係る湿式シートの包装容器の立面断面図、Bはその平面図である。 本考案に係る湿式シートの包装容器の開口部側面の部分拡大図である。 本考案に係る湿式シートの包装容器の開封形態を説明する図である。 短冊形状の耐水素材のシートを折り曲げて形成する本考案に係る湿式シートの包装容器の異なる形態の折り目を示す図である。 従来の一般的な湿式シートの包装容器の斜視図である。
短冊形状の耐水素材のシートを折り曲げて形成する本考案に係る湿式シートの包装容器の折り目の一形態を図1に示す。1がアルミ材のような短冊形状の耐水素材のシートであり、aが谷折り部、bが山折り部を示している。下段に示す図は折ったときの側面図である。短冊形状の耐水素材のシート1の一方の長手方向端部1b近傍を端部に平行させて山折りし、この山折り部bが短冊形状の耐水素材のシート1のほぼ中央部に来るように谷折りする。この時の谷折り部aが袋容器の底部3となる。次に、短冊形状の耐水素材のシート1の他方の長手方向端部1aが前記山折りされている一方の端部1bにほぼ揃うように重ねて谷折りする。この両端部が重ね合わされた部分が袋容器の開口部2となる。まず、開口部となる両端部が重ね合わされた部分を熱溶着等の手法によって接着する。次に、折り重ねられた前記短冊形状の耐水素材のシート1の幅方向の片側辺を接着する。これによって袋容器が形成されるので、その中にパックマスクのような液に浸された湿式シート4を挟み込み、もう一方の側辺を接着して図2に示すように封止する。図2のBにcで示す部分、すなわち、折り重ねられた前記短冊形状の耐水素材のシートの幅方向の両側辺と前記両端部1a,1bが重ね合わされた部分が接着されることによって湿式シート4が袋状に包装されて封止される。開口部2が袋容器のほぼ中央位置にあることが大きな特徴である。この形態で市場、消費者へと流通される。
本考案の湿式シートの包装容器の開口部2は、図3に示すように耐水素材のシート1の長手方向両端部1a,1bの位置がズレを有して重ねられていると共に、前記両端部位置から若干領域は非接着形態となっているのが好ましい。この様な構成が採用されることにより両端部部分を指でつまんで開封することができ、開封動作を容易に行うことができる。消費者が使用に際しては、袋容器の開口部2となる耐水素材のシート1の端部1bを袋の下段部と一緒に挟んで把持し、耐水素材のシート1の他端部1aを摘んで下段側端部1bから引きはがすと共に上段側両側辺からも引きはがすことにより開封される。そのときの形態は図4に示されるように、袋容器の上段部が開放されることにより収納された湿式シート4の上方部分は露出することになり、袋を開いて中に指を入れて取り出す必要はなく、袋の内面に貼り付いた湿式シート4も容易に取り出すことができる。しかも袋の下段部は袋形態を保ったままであるので、袋の底部3を下方にしておけば美容液はそこに残留し無駄に流出してしまうことがない。耐水素材のシート1の両端部1a,1bを摘んで両方を開くよう引き裂くと下段側辺部も開放されてしまことがあり、袋の下段部も袋形態を保てなくなるので、開封時には要注意である。この様な間違いを起さないためには図3のeに示す部分の接着強度を高くしておくことが効果的である。
本考案の湿式シートの包装容器は、異なる形態として図5に示すように、短冊形状の耐水素材のシートが長手方向端部から谷折り、谷折り、山折り、谷折りそして山折りとされて袋容器底部3にマチが形成されるものであってもよい。湿式シートを折畳んだ形態で収納したり、複数枚を収納したりの使用形態が可能となるだけでなく、底広形状となるので直立させた状態で置くことができるので、残留している美容液をトレーなどに移すことなく、そのまま安定保持できる。
本考案は、明細書においてパックマスク用の包装容器を想定して説明してきたが、これに限定されることなく、消毒液が浸された殺菌タオル、濡れ布巾等の湿式シートの包装容器として広く適用することができる。
1 耐水素材のシート 2 開口部
3 底部 4 湿式シート
a 谷折り部 b 山折り部
c 接着領域 d 切り込み
e 高接着強度の領域

Claims (5)

  1. 短冊形状の耐水素材のシートを折り曲げて形成した袋容器であって、前記耐水素材のシートの長手方向両端部が重なった形態である開口部が前記袋容器の中段部に配置され、少なくとも前記袋容器の両側辺と前記開口部とが接着されてなり、前記耐水素材のシートの上段側端部を下段側端部から引きはがすと共に上段側両側辺からも引きはがすことにより開封されることを特徴とする湿式シートを収納する包装容器。
  2. 短冊形状の耐水素材のシートは長手方向端部から谷折り、谷折り、山折りとされ、開口部は前記山折りされた耐水素材のシートの一方の長手方向端部の上に他方の長手方向端部が重ねられて接着されたものである請求項1に記載の湿式シートを収納する包装容器。
  3. 短冊形状の耐水素材のシートは長手方向端部から谷折り、谷折り、山折り、谷折りそして山折りとされて袋容器下段部にマチが形成され、開口部は前記山折りされた耐水素材のシートの一方の長手方向端部の上に他方の長手方向端部が重ねられて接着されたものである請求項1に記載の湿式シートを収納する包装容器。
  4. 開口部は、前記耐水素材のシートの長手方向両端部の位置がズレを有して重ねられていると共に、前記両端部位置から若干領域は非接着形態となっていることを特徴とする請求項2または3に記載の湿式シートを収納する包装容器。
  5. 湿式シートはパックマスクであり、耐水素材のシートはアルミニューム素材である請求項1乃至4のいずれかに記載の湿式シートを収納する包装容器。
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