JP3157710B2 - ポリマーlp碍子およびその製造方法 - Google Patents

ポリマーlp碍子およびその製造方法

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    • HELECTRICITY
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    • H01B17/38Fittings, e.g. caps; Fastenings therefor
    • H01B17/40Cementless fittings
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  • Insulating Bodies (AREA)
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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FRPロッドと、
このFRPロッドの外周に設けられたゴム製の絶縁外套
体と、前記FRPロッドの端部にかしめ固定された把持
金具とからなり、前記絶縁外套体の端部が把持金具の端
部内に入り込み重なり合う構造のポリマーLP碍子およ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、碍子の一種類としてポリマー
LP碍子が知られている。図5は従来のポリマーLP碍
子の一例の構成を示す図である。図5に示す例におい
て、ポリマーLP碍子51は、FRPロッド52と、こ
のFRPロッド52の外周に設けられたシリコーンゴム
等のゴム製の絶縁外套体53と、FRPロッド52の両
端部にかしめ固定された把持金具54とから構成され
る。そして、絶縁外套体53の端部が把持金具54の端
部内に入り込み重なり合っている。
【0003】上述したポリマーLP碍子51の構成は、
従来の他の碍子の構成とそれほど異なるものではない。
ただ、図6に示すように、ポリマーLP碍子51は、実
使用にあたって電線61を保持するに際し、取付用基体
62に対して横方向に取付られて使用される。そのた
め、曲げ荷重が加わり、ポリマーLP碍子51のFRP
ロッド52の支点部分に曲げ荷重に起因する最大圧縮/
引張応力が発生するとともに、支点側把持金具54の口
元部分のFRPロッド52にせん断応力の集中が生じ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した構成の従来の
ポリマーLP碍子51の端部は、図5にその一例の詳細
を示すように、絶縁外套体53の端部が把持金具54の
端部内に入り込み重なり合って構成されているが、FR
Pロッド52と絶縁外套体53の端部53aと把持金具
54の端部54a内面との間に空間63が存在してい
た。そのため、ポリマーLP碍子51の頂部に曲げ荷重
が加わると、空間63の始点となる把持金具54とFR
Pロッド52との接点54bにおいて応力が集中しやす
く、微小な損傷が発生することがあるという問題があっ
た。
【0005】一方、図5に示した構成の従来のポリマー
LP碍子51の製造方法について考えてみると、ゴム製
の絶縁外套体53をFRPロッド52の外周に設けた後
把持金具54を嵌挿し、その後把持金具54の全体に圧
着力を加え、把持金具54をFRPロッド52にかしめ
固定している。この製造時のかしめ固定工程において、
上述したようにFRPロッド52と絶縁外套体53の端
部53aと把持金具54の端部54a内面との間に空間
63が存在すると、やはり空間63の始点となる把持金
具54とFRPロッド52との接点54bにおいて応力
が集中しやすくなるという問題があった。
【0006】いずれにしても、上述したように実使用時
や製造時の様々な要因により、ポリマーLP碍子51の
頂部に曲げ荷重を加えていくと、ポリマーLP碍子51
が耐えるべき折損荷重の50%程度で把持金具54とF
RPロッド52の接点54b付近に微小な損傷が発生す
ることがあり、ポリマーLP碍子51の長期使用荷重の
設定面で改善の余地があった。
【0007】また、ポリマー碍子の把持部分の応力を緩
和するため、本出願人は特開平5−274936号公報
において、把持金具の内周部の開口端部に、FRP製の
筒状の応力集中緩和体を介挿する技術を開示している。
しかし、特開平5−274936号公報で開示した通常
のポリマー碍子に対する技術では、曲げ荷重がかかるポ
リマーLP碍子についての上記課題を解決するには不十
分で、課題を解決することができなかった。
【0008】本発明の目的は上述した課題を解消して、
使用時および製造時においてFRPロッドに微小クラッ
クの発生がなく、信頼性の高い製品を得ることができる
ポリマーLP碍子およびその製造方法を提供しようとす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のポリマーLP碍
子は、FRPロッドと、このFRPロッドの外周に設け
られたゴム製の絶縁外套体と、前記FRPロッドの端部
にかしめ固定された把持金具とからなり、前記絶縁外套
体の端部が把持金具の端部内に入り込み重なり合う構造
のポリマーLP碍子において、前記FRPロッドと把持
金具内面と絶縁外套体端面とに生じる空間に、その硬度
が把持金具と絶縁外套体との中間の硬度である弾性体を
設けるとともに、前記把持金具とFRPロッドとの接着
部分のみにかしめ固定用の圧着力を加えたことを特徴と
するものである。
【0010】また、本発明のポリマーLP碍子の製造方
法は、上述した構成のポリマーLP碍子の製造方法にお
いて、前記FRPロッドの両端部に前記把持金具を嵌挿
し、把持金具とFRPロッドとの接着部分のみに圧着力
を加え、把持金具をFRPロッドにかしめ固定した後、
前記FRPロッドと把持金具内面とに生じる空間に、前
記その硬度が把持金具と絶縁外套体との中間の硬度であ
る弾性体を設け、その後前記FRPロッドの外周にゴム
製の絶縁外套体を設けることを特徴とするものである。
【0011】上述した本発明のポリマーLP碍子におけ
る好適例としては、弾性体の硬度が、把持金具に隣接す
る部分ではほぼ把持金具と同等の硬度であり、絶縁外套
体に近づくにつれてその硬度は連続的に低下していき、
絶縁外套体に隣接する部分ではほぼ絶縁外套体と同等の
硬度となるよう構成する、または、弾性体の硬度の連続
的な変化を、硬度の異なる複数の材料を層状に並べるこ
とにより達成する。また、上述した本発明のポリマーL
P碍子の製造方法における好適例としては、把持金具と
FRPロッドとの接着部分のみに圧着力を加えるかしめ
工程において、圧着を複数回にわけて行なうよう構成す
る、または、複数回の圧着によるかしめ工程において、
把持金具がFRPロッドから離れて曲がり始める曲率の
始点付近の圧着力を、この始点から離れた部分の圧着力
よりも小さくする。
【0012】本発明では、ポリマーLP碍子のFRPロ
ッドと把持金具の端部内面と絶縁性外套体の端部とに生
じる空間の影響を種々検討した結果、この空間に弾性体
を充填するとともに、製造時のかしめ工程において、把
持金具とFRPロッドとの接着面のみに圧着力を加える
ようにすることで、曲げ荷重がかかるポリマーLP碍子
において、実使用時および製造時のFRPロッドの微小
クラックの発生を防止できることを見い出したことによ
る。
【0013】なお、本発明において、圧着力を加える押
圧部としての「把持金具とFRPロッドとの接着面」と
は、把持金具の端部の曲がり始めの点すなわち把持金具
の端部が始まる交点を通りFRPロッドに直交する面と
同一あるいはそれ以下の領域のことをいう。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明のポリマーLP碍子
の一例の構成を示す図である。図1に示す実施例におい
て、ポリマーLP碍子1は、FRPロッド2と、このF
RPロッド2の外周に設けられたシリコーンゴム等のゴ
ム製の絶縁外套体3と、FRPロッド2の両端部にかし
め固定された把持金具4とから構成される。そして、絶
縁外套体3の端部が把持金具4の端部内に入り込み重な
り合っている。これらの構成は従来のポリマーLP碍子
と同様の構成である。
【0015】本発明のポリマーLP碍子1で特徴となる
構成の第1点は、把持金具4の端部4a内面とFRPロ
ッド2と絶縁外套体端面とに生じる空間11全体に、絶
縁外套体3の端部3aを充填させた点である。そのた
め、把持金具4の端部4aがFRPロッド2から離れて
曲がり始める曲率の始点12の部分まで、絶縁外套体3
と同一組成のゴムが弾性体として充填されている。
【0016】上述したように、FRPロッド2と把持金
具4の端部4aと絶縁性外套体3の端部3aとに生じる
空間11全体に例えばシリコーンゴムからなる弾性体を
存在させることで、実使用時および製造時における始点
12に対応するFRPロッド2での微小クラックの発生
を効果的に防止することができる。
【0017】本発明のポリマーLP碍子1で特徴となる
構成の第2点は、製造時のかしめ工程において、把持金
具4とFRPロッド2との接着面のみに圧着力を加えた
点である。すなわち、圧着力を加える押圧部の上端を、
図1において、把持金具4がFRPロッド2から離れて
曲がり始める曲率の始点12を通りFRPロッドに直交
するX−X面と同一あるいはそれ以下とした点である。
【0018】図1に示すポリマーLP碍子1を作製する
には、FRPロッド2の両端部に把持金具4を嵌挿し、
把持金具4とFRPロッド2との接着部分のみに圧着力
を加え、把持金具4をFRPロッド2にかしめ固定した
後FRPロッド2の外周にゴム製の絶縁外套体3を設け
るとともに、FRPロッド2と把持金具4の内面と絶縁
外套体3の端面とに生じる空間11に弾性体を設けてい
る。
【0019】上述したように、製造時のかしめ工程にお
いて、把持金具4とFRPロッド2との接着部分にのみ
圧着力を加えることで、製造時の圧着力が直接交点11
に対応するFRPロッド2の部分への応力集中がなく、
製造時におけるFRPロッド2の微小クラック発生を効
果的に防止することができる。また、このかしめ工程を
複数回の圧着により行なう場合は、把持金具4がFRP
ロッド2から離れて曲がり始める曲率の始点12付近の
圧着力を、この始点12から離れた部分の圧着力よりも
小さくすると、FRPロッド2の微小クラックをより効
果的に防止することができるため好ましい。
【0020】図2および図3はそれぞれ本発明のポリマ
ーLP碍子1の他の例の構成を示す図である。図2およ
び図3に示す例において、図1に示す例と同一の部材に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。図2および
図3に示す例において図1に示す例と異なる点は、図1
に示す例ではFRPロッド2と把持金具4の内面と絶縁
外套体3の端面とに生じる空間に、絶縁外套体3と同じ
ゴムを弾性体として設けている、すなわち上記空間11
に隙間がないよう絶縁外套体3の端部3aを設けている
が、この空間11に絶縁外套体3とは別の弾性体13を
設けた点である。
【0021】図2に示す例では、弾性体13としてその
硬度が把持金具4と絶縁外套体3との中間の硬度を有す
る材料を使用している。把持金具4がステンレス等の金
属からなり、絶縁外套体3がシリコーンゴム等のゴムか
らなることから、弾性体13の材質としては、例えばF
RP、注型レジン等のプラスチック、EPDMゴム、ゴ
ム製の絶縁外套体3よりも硬度の高いタイプのシリコー
ンゴムを使用することが好ましい。
【0022】また、弾性体13として、把持金具4に隣
接する部分ではほぼ把持金具4と同等の硬度を持ち、絶
縁外套体3に近づくにつれてその硬度が連続的に低下し
ていき、絶縁外套体3に隣接する部分ではほぼ絶縁外套
体3と同等の硬度となるよう硬度が連続して変化する材
料を使用すると、始点12への応力集中を有効に防止す
ることができるため好ましい。
【0023】図3に示す例では、弾性体13の硬度が把
持金具4側から絶縁外套体3側へ硬度が小さくなるよう
に、把持金具4側に硬度が把持金具4よりは小さいがあ
る程度大きい第1の弾性体14を設けるとともに、絶縁
外套体3側に硬度が第1の弾性体14よりは小さいが絶
縁外套体3よりは大きい第2の弾性体15を設けること
で、弾性体13を構成している。この例でも図2に示す
例と同様、始点12への応力集中をより有効に防止する
ことができる。なお、図3に示す例では弾性体13を2
つの部材から構成したが、上記硬度の関係を維持しさえ
すれば、3つ以上の部材で構成しても良いことはいうま
でもない。
【0024】なお、図2に示す例および図3に示す例と
も、FRPロッド2の両端部に把持金具4を嵌挿し、把
持金具4とFRPロッド2との接着部分のみに圧着力を
加え、把持金具4をFRPロッド2にかしめ固定し、そ
の後FRPロッド2と把持金具4の内面とに生じる空間
11に弾性体を設け、さらにFRPロッド2の外周にゴ
ム製の絶縁外套体3を設けることで製造することができ
る。
【0025】実際に、図1〜3に示す本発明例のポリマ
ーLP碍子および図5に示す従来のポリマーLP碍子を
準備し、FRPロッドに微小クラックが発生する限界の
曲げ応力を、製造直後および荷重を加えたまま10日保
持した後のものについて求めた結果を図4に示す。図4
の結果から、図1〜3に示した構成を有する本発明例の
ポリマーLP碍子は、図5に示す構成を有する従来例の
ポリマーLP碍子と比べて、製造直後および保持後のい
ずれにおいても、高い曲げ応力に耐えることがわかる。
また、本発明例のなかでも、図2および図3に示す例の
方が図1に示す例と比較してより好ましいことがわか
る。
【0026】なお、上述した図1〜3に示す本発明例で
は、一端部のみを示したが、他の端部も把持金具の形状
は異なるもののほぼ同様の構成をとっている。そして、
本発明例のポリマーLP碍子も、図6に示すように実使
用に使用されることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ポリマーLP碍子のFRPロッドと把持金具
の端部と絶縁性外套体の端部とに生じる空間に弾性体を
充填するとともに、製造時のかしめ工程において、把持
金具とFRPロッドとの接着面のみに圧着力を加えるよ
うにしているため、曲げ荷重がかかるポリマーLP碍子
においても、実使用時および製造時のFRPロッドの微
小クラックの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポリマーLP碍子の一例の構成を示す
図である。
【図2】本発明のポリマーLP碍子の他の例の構成を示
す図である。
【図3】本発明のポリマーLP碍子のさらに他の例の構
成を示す図である。
【図4】本発明例および従来例のポリマーLP碍子につ
いて耐え得る曲げ荷重を求めた結果を示すグラフであ
る。
【図5】従来のポリマーLP碍子の一例の構成を示す図
である。
【図6】ポリマーLP碍子の実使用時の状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ポリマーLP碍子、2 FRPロッド、3 絶縁外
套体、3a 端部、4把持金具、4a 端部、11 空
間、12 始点、13 弾性体、14 第1の弾性体、
15 第2の弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−187861(JP,A) 特開 平6−283060(JP,A) 特開 昭63−193412(JP,A) 米国特許4604498(US,A) 独国特許出願公開2855211(DE,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 17/00 - 17/54 H01B 19/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FRPロッドと、このFRPロッドの外周
    に設けられたゴム製の絶縁外套体と、前記FRPロッド
    の端部にかしめ固定された把持金具とからなり、前記絶
    縁外套体の端部が把持金具の端部内に入り込み重なり合
    う構造のポリマーLP碍子において、前記FRPロッド
    と把持金具内面と絶縁外套体端面とに生じる空間に、そ
    の硬度が把持金具と絶縁外套体との中間の硬度である弾
    性体を設けるとともに、前記把持金具とFRPロッドと
    の接着部分のみにかしめ固定用の圧着力を加えたことを
    特徴とするポリマーLP碍子。
  2. 【請求項2】前記弾性体の硬度が、前記把持金具に隣接
    する部分ではほぼ把持金具と同等の硬度であり、前記絶
    縁外套体に近づくにつれてその硬度は連続的に低下して
    いき、絶縁外套体に隣接する部分ではほぼ絶縁外套体と
    同等の硬度となる請求項1記載のポリマーLP碍子。
  3. 【請求項3】前記弾性体の硬度の連続的な変化を、硬度
    の異なる複数の材料を層状に並べることにより達成する
    請求項2記載のポリマーLP碍子。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成
    のポリマーLP碍子の製造方法において、前記FRPロ
    ッドの両端部に前記把持金具を嵌挿し、把持金具とFR
    Pロッドとの接着部分のみに圧着力を加え、把持金具を
    FRPロッドにかしめ固定した後、前記FRPロッドと
    把持金具内面とに生じる空間に、前記その硬度が把持金
    具と絶縁外套体との中間の硬度である弾性体を設け、そ
    の後前記FRPロッドの外周にゴム製の絶縁外套体を設
    けることを特徴とするポリマーLP碍子の製造方法。
  5. 【請求項5】前記把持金具とFRPロッドとの接着部分
    のみに圧着力を加えるかしめ工程において、圧着を複数
    回にわけて行なう請求項4記載のポリマーLP碍子の製
    造方法。
  6. 【請求項6】前記複数回の圧着によるかしめ工程におい
    て、前記把持金具がFRPロッドから離れて曲がり始め
    る曲率の始点付近の圧着力を、この始点から離れた部分
    の圧着力よりも小さくする請求項5記載のポリマーLP
    碍子の製造方法。
JP04319696A 1996-02-29 1996-02-29 ポリマーlp碍子およびその製造方法 Expired - Lifetime JP3157710B2 (ja)

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