JPS608371Y2 - ヒュ−ジング用接続端子 - Google Patents

ヒュ−ジング用接続端子

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Publication number
JPS608371Y2
JPS608371Y2 JP10796480U JP10796480U JPS608371Y2 JP S608371 Y2 JPS608371 Y2 JP S608371Y2 JP 10796480 U JP10796480 U JP 10796480U JP 10796480 U JP10796480 U JP 10796480U JP S608371 Y2 JPS608371 Y2 JP S608371Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
covered
electric wire
connection terminal
fusing
Prior art date
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Expired
Application number
JP10796480U
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English (en)
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JPS5730970U (ja
Inventor
弘志 今井
健一 東
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
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Publication of JPS5730970U publication Critical patent/JPS5730970U/ja
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Publication of JPS608371Y2 publication Critical patent/JPS608371Y2/ja
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は特にエナメル線等の被覆電線と電極棒で通電加
圧されることにより電気的に接続されるヒユージング用
接続端子(以下、接続端子と称する)の改良に関する。
従来、エナメル線等の被覆電線と接続端子の結合方法と
しては、第1図に示す如く接続端子を折り曲げてなるフ
ック部の内側に被覆電線を収納し、第2図に示す如くフ
ック部の上下両方向より電極棒にて加圧保持し、この状
態で該電極棒に適宜なる電流を適宜なる時間通電せしめ
、もって被覆電線表面に存在する絶縁被覆を熱的に破壊
して芯線を露出せしめた後、フック部と芯線の接触を保
ち得るようにフック部を変形加圧するいわゆるヒユージ
ング法といわれる結合方法があった。
そして前記電極棒は一般には第3図に示す如く先端にテ
ーパや段差を形威し、被覆電線を押しつぶし過ぎること
による引っ張り強度の低下を防ぎ、また過電流による接
続端子の破損を防ぐように設計されている。
しかし、従来のこの種ヒユージング法によるエナメル線
等の被覆電線と接続端子との結合方法において、被覆電
線をフック部の内側に収納する時にその位置が一定しな
いという不具合があった。
即ち、例えば第4図に示すように被覆電線がフック部の
内側の中でもより先端部から離れた位置に位置決めされ
る場合があり、この時電極棒で通電加圧すると電流経路
が第5図に示すようにフック部の先端部のみとなり、そ
の部分の許容電流値を越えて接続端子が破損したりする
ことがあった。
また、破損しないまでも電極棒による通電加圧時に被覆
電線の芯線のつぶれ量を増大させることにより引っ張り
強度を低下せしめ、もって被覆電線と接続端子の接続の
信頼性を低下していた。
そのため、信頼性の高い接続を行なうためには、従来、
被覆電線をフック部の内側に収納した後、該被覆電線を
位置決め保持すべき保持部を備える必要があった。
本来接続には直接関係のない被覆電線の位置決め保持部
を余分に備えなければ高い信頼性の接続を行なえないと
いう不都合を、従来の結合方法は有していた。
本考案はかかる従来の上記不都合に鑑みなされたもので
、前記位置決め保持部を不要としても信頼性の高い接続
を行なえるヒユージング用接続端子を提供するものであ
る。
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第5図は従来の被覆電線と接続端子との結合方
法に関する実施態様を示し、同一要素には同一符号を付
して説明を簡略化しである。
第1図は従来のヒユージング法に用いられる接続端子を
示す図で、1は接続端子を構成する金属板本体、2は金
属板本体1の端部を折り曲げてなるフック部、3はエナ
メル線等の被覆電線、4は電極棒である。
第2図は従来のヒユージング法による結合時に通電した
際の良好な電流経路を示す図で、矢印は電流経路を示す
第3図において、4aは先端にテーパ部を有した電極棒
、4bは同じく段差をつけた電極棒である。
第4図において、被覆電線がフック部の内側でより先端
部から遠い位置にある状態を示す。
第5図は従来のヒユージング法による結合時に通電した
際の好ましくない電流経路を示しており、矢印は電流経
路を示す。
第6図は本考案にかかる接続端子を示し、12は前記金
属本体1の端部を折り曲げてなるフック部、20はフッ
ク部の先端部に位置し、前記被覆電線3の径よりも僅か
に大きな径を有する大略円形状の中空膨大部、21aは
前記フック部12に対向する金属板本体側のガイド部、
21bはフック部12側のガイド部で、先端部から離れ
る程、該ガイド部21aとの間隔が広くなっており、そ
の導入口側でのガイド部21aとの間隔は被覆電線の径
よりも大きくなっている。
22はネック部で前記中空膨大部20と前記ガイド部2
1bとの接合部分にあたり、前記ガイド部21aとの間
隔は被覆電線3の径よりも僅かに小さくなっている。
このような接続端子を用いて被覆電線との電気的接続を
得るためには、被覆電線3を金属板本体1とフック部1
2の間から、ガイド部21aとガイド部21bに沿って
中空膨大部20に向かって矢印方向(図で上方)に押し
込む。
この時ガイド部21bの導入口側は前述の如く被覆電線
3の径よりも大となるようにしであるので、フック部の
先端部側へ押し込むことは容易である。
そして被覆電線3がその径よりも狭い部分つまりガイド
部21aとネック部22とに挾まれた位置にまで押し込
まれると、前記中空膨大部20のばね性により、ガイド
部21aとネック部22との間隔が前記被覆電線3の通
過時には広げられ、該被覆電線3が中空膨大部20位置
におさまる。
該中空膨大部20位置に被覆電線3がおさまればガイド
部21aとネック部22との間隔は中空膨大部20のば
ね性により、再びほぼ元通りの被覆電線径よりも小さい
間隔となり、前記被覆電線3は前記中空膨大部20に位
置決め保持される。
その後、電極棒により該フック部12を通電加圧するが
、被覆電線が接続端子の一定の位置にほぼ確実に保持さ
れているので、電流経路は第2図に示したと同様に被覆
電線の両側に確保され、芯線の押しつぶし量も正確にコ
ントロールすることができる。
また、被覆電線は中空膨大部20にかなりの部分を包ま
れているため、ヒユージング後の芯線と接続端子との接
触面積も大きくなり、接続抵抗を小さくするのに役立っ
ている。
尚、上記実施例ではフック部12の導入口側の方をスト
レートとしたが、比較的大きな曲率を持ったものでもよ
い。
また、フック部12の先端部の方はアール形状としたが
、被覆電線3の断面積とほぼ同等の多角形状のものでも
上記実施例と同様の効果を奏することはいうまでもない
更に、上記実施例では被覆電線が一本の場合について説
明したが、複数本の被覆電線に対しても上記実施例と同
等の効果を得ることができる。
即ち、中空膨大部20の大きさを変更し、中空膨大部2
0とガイド部21bのつなぎ部分のネック部22と金属
板本体側のガイド部21aとの間隔を一番細い被覆電線
径よりも小さくし、一番太い被覆電線が中空膨大部20
のばね性をあまり損なわない範囲の径であればよいわけ
である。
以上述べたように本考案によれば、エナメル線等の被覆
電線と接続端子とをヒユージング法により電気的に接続
させる際に、被覆電線の位置決め保持部を特に外部に備
える必要がなくなり、容易かつ確実に被覆電線を接続端
子のフック部に収納することができるので、作業性の点
でも格段の向上を図ることができる。
更に、芯線の押しつぶし過ぎがなくなり、芯線と接続端
子の接触面積も大きくなるため、引っ張り強度や接続抵
抗に対する信頼性も高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヒユージング法に用いられる接続端子を
示す斜視図、第2図は電極棒の通電時の良好な電流経路
を示す正面図、第3図は電極棒の先端形状を示す部分正
面図、第4図は被覆電線がフック部の内側でより導入口
側に近い位置にある状態を示す正面図、第5図は電極棒
の通電時の好ましくない電流経路を示す正面図、第6図
は本考案にかかる一実施例を示す接続端子の正面図であ
る。 1・・・・・・金属板本体、3・・・・・・被覆電線、
12・・・・・・フック部、20・・・・・・中空膨大
部、21ay21b・・・・・・ガイド部、22・・・
・・・ネック部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属板本体とフック部とによって先端部に中空膨大部を
    設け、該中空膨大部から被覆電線径よりも狭いネック部
    を介して除々に先端から遠のくのにつれて相互間隔が大
    となるガイド部を設けたことを特徴とするヒユージング
    用接続端子。
JP10796480U 1980-07-30 1980-07-30 ヒュ−ジング用接続端子 Expired JPS608371Y2 (ja)

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JP10796480U JPS608371Y2 (ja) 1980-07-30 1980-07-30 ヒュ−ジング用接続端子

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JP10796480U JPS608371Y2 (ja) 1980-07-30 1980-07-30 ヒュ−ジング用接続端子

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JPS5730970U JPS5730970U (ja) 1982-02-18
JPS608371Y2 true JPS608371Y2 (ja) 1985-03-25

Family

ID=29469246

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JP10796480U Expired JPS608371Y2 (ja) 1980-07-30 1980-07-30 ヒュ−ジング用接続端子

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JPS5730970U (ja) 1982-02-18

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