JP3155442B2 - 旋回作業機の旋回台構造 - Google Patents

旋回作業機の旋回台構造

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JP3155442B2 JP11214695A JP11214695A JP3155442B2 JP 3155442 B2 JP3155442 B2 JP 3155442B2 JP 11214695 A JP11214695 A JP 11214695A JP 11214695 A JP11214695 A JP 11214695A JP 3155442 B2 JP3155442 B2 JP 3155442B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホー等の旋回作
業機の旋回台構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、バックホー等の土木・建設用の
旋回作業機では、走行機台上に旋回自在に支持された旋
回台に、左右中途の前部にバックホー作業装置支持用の
支持部を、左右中途の後部にエンジンを、左右一側前部
に制御弁及び運転部を、左右他側部にタンクをそれぞれ
搭載している。
【0003】前記制御弁は多数の弁体を直列連結してお
、旋回台の基板上に前後方向に配列されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の制御弁
は前後方向に配置されているため、制御弁前部が旋回中
心から遠く離れ、旋回台の外径を大きくしており、ま
た、旋回台の外周面に対して前部では近接し、後部では
離れており、この離れた後部では旋回台の外周との間に
大きなデッドスペースが形成されている。
【0005】したがって、旋回台の基板上の空間を有効
利用できなく、旋回台の外径を大きくしたり、また、一
部の弁体の点検を困難にしている。本発明は、制御弁を
前部が左右中央寄りになるように前後方向に対して傾斜
状に配置することにより、基板上の空間を有効利用で
き、旋回台外径を小径にしたり、又は全弁体の点検を容
易にできるようにした旋回作業機の旋回台構造を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、走行機台3上に旋回自在
に支持された旋回台4に、左右中途の前部に作業装置6
支持用の支持部5を、左右中途の後部にエンジン12
を、左右一側前部に多数の弁体51aを有する制御弁5
1及び運転部7を、左右他側部にタンクをそれぞれ搭載
した旋回作業機の旋回台構造において、前記制御弁51
を前部が左右中央寄りになるように前後方向に対して傾
斜状に配置していることである。
【0007】本発明における課題解決のための第2の具
体的手段は、走行機台3上に旋回自在に支持された平面
視略円形の旋回台4に、左右中途の前部に作業装置6支
持用の支持部5を、左右中途の後部にエンジン12を、
左右一側前部に多数の弁体51aを有する制御弁51及
び運転部7を、左右他側部にタンクをそれぞれ搭載した
旋回作業機の旋回台において、前記制御弁51を前部が
左右中央寄りになるように前後方向に対して傾斜状に配
置して、旋回台4の外周から制御弁51の各弁体51a
までの距離の差を少なくしていることである。
【0008】本発明における課題解決のための第3の具
体的手段は、第1又は第2の具体的手段に加えて、前記
旋回台4の左右一側前部外周に制御弁51に対向して点
検窓35を形成し、この点検窓35をカバー36で閉鎖
していることである。
【0009】
【作用】多数の弁体51aを有する制御弁51は、前部
が左右中央寄りになるように旋回台4上に前後方向に対
して傾斜状に配置されており、その前後部分は旋回台4
の旋回中心からの距離の差が小さくなっており、基板上
のスペースを有効に利用して、旋回台4の外周を大きく
しなくとも配置可能になっている。
【0010】旋回台4の外周が平面視略円形であると、
旋回台4の外周を更に小径にすることが可能になり、旋
回台4の外周から制御弁51の各弁体51aまでの距離
の差を少なくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図6、7において、旋回作業機として例示するバ
ックホー1は、左右にクローラ走行装置2を有する走行
機台3に旋回台4が縦軸回り旋回自在に支持され、この
旋回台4の略中央前部のバックホー支持部5にバックホ
ー装置(作業装置)6の下部が支持されている。
【0012】前記旋回台4上には、バックホー支持部5
の左側に運転部7が形成され、バックホー装置6との間
を仕切りかつ運転部7を覆う日除け装置8が装着され、
バックホー支持部5の右側に燃料タンク9及びオイルタ
ンク10等が配置され、これらの後側にパイプ製支持フ
レーム11及びエンジン12が装着され、後部にウエイ
ト16が装着されている。
【0013】前記支持フレーム11に本体カバー13が
取り付けられ、燃料タンク9及びオイルタンク10は本
体カバー13で周囲が覆われかつ上方が保護カバー14
で覆われ、エンジン12は横向きに配置されていて、本
体カバー13で前上方が覆われかつ後上方及び後方がボ
ンネット15で包囲されている。バックホー装置6は、
バックホー支持部5にブーム枢支軸17を介して基部が
支持されかつブームシリンダ18を介して昇降するブー
ム19と、このブーム19の先端にアーム枢支軸20を
介して支持されかつアームシリンダ21を介して屈伸す
るアーム22と、このアーム22の先端にバケット枢支
軸23を介して支持されかつバケットシリンダ24を介
して掻き込み排土動作するバケット(作業具)25とを
有する。
【0014】前記ブーム19はブーム枢支軸17に支持
された基幹ブーム19Aと、この基幹ブーム19Aの先
端に中間支軸28を介して縦軸回り揺動自在に連結され
た中間ブーム19Bと、この中間ブーム19Bの先端に
先端支軸29を介して縦軸回り揺動自在に連結された先
端ブーム19Cとを有する。基幹ブーム19Aと中間ブ
ーム19Bとの間にオフセットシリンダ30が設けら
れ、基幹ブーム19Aと先端ブーム19Cとは平行四連
リンクを構成するための連係リンク31で連結されてお
り、図7に示すように、オフセットシリンダ30の作動
で、基幹ブーム19Aに対して先端ブーム19C、アー
ム22及びバケット25を左右にオフセット動作させる
ようになっている。
【0015】前記バックホー1は、エンジン12で油圧
ポンプ32を駆動し、オイルタンク10のオイルを、制
御弁51を介してクローラ走行装置2の油圧モータに供
給すると共に、前記各油圧シリンダ18、21、24及
び30等へ適宜供給可能になっている。図1〜7におい
て、走行機台3上に旋回自在に支持された平面視略円形
の旋回台4には、左右方向中途部に前端から中央側まで
バックホー支持部5が形成され、このバックホー支持部
5の左側に制御弁51が配置され、また運転台を介して
運転部7が配置されると共に日除け装置8が配置され、
右側に燃料タンク9、オイルタンク10及びバッテリ5
2が搭載され、後側にエンジン12、ラジエータ38及
び油圧ポンプ32等が搭載されると共にエアクリーナ等
が配置されている。前記バッテリ52はオイルタンク1
0の上側に配置されることもある。
【0016】前記旋回台4は基板53上の左右方向中途
部の前部に左右側壁54を立設し、この左右側壁54に
傾斜面を有する底壁55及び垂直な後壁56を固着して
バックホー支持部5を構成している。前記左右側壁54
で基幹ブーム19Aのブーム枢支軸17を支持し、底壁
55の傾斜面に固着したブラケット57にブームシリン
ダ18の支持ピン58を支持している。
【0017】前記基板53は横長に配置された平面視略
長方形の平板であり、中央部に旋回軸取り付け孔53
A、その近傍に旋回油圧モータ用の取り付け孔53B、
その他に複数の抜き孔及び切欠等を形成している。この
基板53の左前部上に前記制御弁51が前後方向に対し
て傾斜状に配置され、制御弁51の前部は左右中央寄り
で、後部が旋回台4の外周寄りに位置し、旋回軸取り付
け孔53Aに対して前後両端が距離差の少なくなるよう
になっている。
【0018】この制御弁51は、多数個の弁体51aを
直列連結して一体物にしたものであり、油圧ポンプ32
に接続され、各弁体51aのスプールは操作ロッド又は
電磁ソレノイドを介して、操作レバー7A又はスイッチ
等によって適宜操作可能になっており、操作レバー7A
との連結はロッド及びリンク等を介して行われるので、
運転部7の操作レバー7Aの近傍に配置することが好ま
しい。
【0019】前記制御弁51は旋回台4の外周面に略沿
うように配置されており、この旋回台4の外周の左側部
には点検窓35が形成されていて、点検窓カバー36で
閉鎖されている。したがって、点検窓カバー36を外す
と、点検窓35を介して全弁体51aに対して略等距離
から点検することができ、また、制御弁51から旋回台
4の外周面までの間に大きなデッドスペースが形成され
ないので、制御弁51から中央側までの間のスペース
を、旋回油圧モータを余裕を持たせて配置する等に有効
に利用できるようになる。
【0020】また、制御弁51を旋回台4の前後方向に
対して傾斜配置することにより、制御弁51の前部が旋
回台4の中央側に近づき、これによって旋回台4の外径
をより小径にできるようになる。前記基板53の後部に
は後方に突出した支持基台63が設けられ、また、基板
53の後部の左右コーナ部には左右取り付け台65が固
着され、この左右取り付け台65上に前記支持フレーム
11の左右両端下部がボルト固定されている。
【0021】基板53の後部の左右取り付け台65より
前側には、エンジンルーム39と制御弁51側とを区切
る仕切り壁67が設けられている。この仕切り壁67に
よって、エンジンルーム39側の熱風が制御弁51に至
るのを防止している。本体カバー13は合成樹脂、特に
耐熱性、耐候性に優れ、高強度の樹脂で形成されてお
り、図3〜5に示すように、エンジン12の上方を覆
い、運転部7の後方を覆いかつ燃料タンク9及びオイル
タンク10の側方を覆う形状であり、運転部7の後方を
覆う左側部分と燃料タンク9及びオイルタンク10の側
方を覆う右側部分との間で左右に分割されている。
【0022】前記支持フレーム11は断面丸形、楕円形
又は矩形のパイプを正面視門形(下向きコ字状)に形成
したものであり、前記左右取り付け台65にエンジン1
2及びラジエータ38の前上部を跨ぐように固定してお
り、この支持フレーム11に旋回台4上の上部構造を構
成する日除け装置8の支柱、エアークリーナ、ボンネッ
ト15等の各種部材を装着している。
【0023】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、種々変形することができる。例えば、バッ
クホー支持部5は旋回台4の左右中途の前部に前方突出
状に設けられたものでもよく、制御弁51は点検窓35
に近い位置から旋回中心に近い位置に変更してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、走行機台
3上に旋回自在に支持された旋回台4上の制御弁51
は、前部が左右中央寄りになるように前後方向に対して
傾斜状に配置されているので、旋回台4の基板上の空間
を有効利用でき、旋回台の外径を小径にすることが可能
になる。
【0025】旋回台4が平面視略円形であると、旋回台
4の外周から制御弁51の各弁体51aまでの距離の差
を少なくして、旋回台4をより小径にできる。更に、旋
回台4の左右一側前部外周に制御弁51に対向して点検
窓35を形成し、この点検窓35をカバー36で閉鎖し
ているので、全弁体51aの点検を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】同左側面図である。
【図3】同旋回台内部を示す右側面図である。
【図4】旋回台の基板を示す平面図である。
【図5】旋回台内部を示す背面図である。
【図6】バックホーの全体を示す側面図である。
【図7】バックホーの全体を示す平面図である。
【符号の説明】
1 バックホー 3 走行機台 4 旋回台 5 バックホー支持部 6 バックホー装置(作業装置) 8 日除け装置 9 燃料タンク 10 オイルタンク 11 支持フレーム 12 エンジン 13 本体カバー 14 保護カバー 32 油圧ポンプ 35 点検窓 36 点検窓カバー 38 ラジエータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機台(3)上に旋回自在に支持され
    た旋回台(4)に、左右中途の前部に作業装置(6)支
    持用の支持部(5)を、左右中途の後部にエンジン(1
    2)を、左右一側前部に多数の弁体(51a)を有する
    制御弁(51)及び運転部(7)を、左右他側部にタン
    クをそれぞれ搭載した旋回作業機の旋回台構造におい
    て、 前記制御弁(51)を前部が左右中央寄りになるように
    前後方向に対して傾斜状に配置していることを特徴とす
    る旋回作業機の旋回台構造。
  2. 【請求項2】 走行機台(3)上に旋回自在に支持され
    た平面視略円形の旋回台(4)に、左右中途の前部に作
    業装置(6)支持用の支持部(5)を、左右中途の後部
    にエンジン(12)を、左右一側前部に多数の弁体(5
    1a)を有する制御弁(51)及び運転部(7)を、左
    右他側部にタンクをそれぞれ搭載した旋回作業機の旋回
    台において、 前記制御弁(51)を前部が左右中央寄りになるように
    前後方向に対して傾斜状に配置して、旋回台(4)の外
    周から制御弁(51)の各弁体(51a)までの距離の
    差を少なくしていることを特徴とする旋回作業機の旋回
    台構造。
  3. 【請求項3】 前記旋回台(4)の左右一側前部外周に
    制御弁(51)に対向して点検窓(35)を形成し、こ
    の点検窓(35)をカバー(36)で閉鎖していること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の旋回作業機の旋回
    台構造。
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