JP3152298U - 研磨スラリーの分布を調整するための化学的機械研磨パッド - Google Patents

研磨スラリーの分布を調整するための化学的機械研磨パッド Download PDF

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Abstract

【課題】基板の均一且つ繰り返し可能な平坦化をもたらす研磨表面があり、スラリーが基板表面にわたって均一に分布され、可燒性に富みつつ剛性の研磨表面をもたらす研磨パッドを提供する。【解決手段】本体に中心領域32および周辺領域28を有する研磨表面24を備え、研磨表面24は放射直線状主通路30を有し、各主通路30は周辺領域28に斜め状外側部分を有する。また研磨表面は、斜め状遷移部分44によって、1つの主通路30に接続される複数の一次従通路42a,42bを有する。【選択図】図1

Description

背景
本考案の実施形態は、化学的機械研磨パッドおよびこれに関連した方法ならびに装置に関する。
化学的機械式平坦化(CMP)法は、集積回路およびディスプレイの製造において基板の表面を平坦化するために使用されている。典型的なCMP装置は、往復動するとともに、基板と研磨パッドとを研削性微粒子のスラリーがそれらの間に供給される間に互いに対して押し付ける研磨ヘッドを備える。CMPは、絶縁層、ポリシリコンまたはシリコンの酸化物で充填された深いかあるいは浅い堀、金属薄膜、および他のそのような層の表面を平坦化するために使用することができる。CMP研磨は、典型的には化学的作用および機械的作用の両方の結果として、例えば研磨される材料の表面に化学的に変化した層が繰り返し形成されてその後に研磨される結果として行われると考えられている。一例を挙げると、金属特徴部あるいは金属層の研磨では、金属酸化層が形成されて、その後に、研磨される金属の表面から繰り返し除去される。
スラリー分布を調整するために、研磨パッドの表面は打ち抜き穴あるいは溝のパターンを典型的に有しており、基板にわたる研磨スラリーの分布が調整されるようになっている。CMP研磨は、基板に押し付けられる研磨パッドの研磨表面、研磨スラリーの研削性微粒子、および基板の反応材料の化学的かつ機械的な相互作用に左右される結果となる。基板表面にわたる研磨スラリーの不均一な分布によって、基板表面の一様でない研磨が生じることがある。したがって、基板表面にわたるスラリーの均一な分布をもたらすことのできる研磨パッドの研磨表面を有することが望ましい。
基板の表面にわたるより均一な研磨スラリー分布をもたらすために、幾つかのパッドのデザインが開発されてきた。1つのパッドデザインでは、例えば、参照としてその全体を本明細書に組み入れる同一出願人の米国特許第5,984,769号に開示されたように、同心円状の溝あるいはらせん状の溝が使用されている。円状の溝は、基板表面にわたる研磨スラリーのより均一な分布を維持するために、研磨処理の間に研磨スラリーで充填する。そのようなパッドのデザインによれば全体の研磨均一性は改善されるが、それらによれば、パッドの研磨表面の所定領域にスラリーが捕捉されて対応基板領域の過剰な研磨が生じる傾向もある。また、スラリーが閉鎖された円状の溝に捕捉されるため、研磨スラリーは、研磨副産物と摩耗スラリー微粒子とを除去するために望ましい、パッドの中心からその外縁への連続的な流れが抑制される。別のパッドデザインでは、X−Y溝切りパターンが研磨表面に相異なる通路長さで設けられている。しかしながら、研磨パッドと基板とが回転運動で往復動されると、そのX−Yパターンによって、その溝パターンの軸対称に起因する研磨スラリー流の不均衡が発生し、また、スラリーがパッド表面の縁から急速に排出される結果にもなることがある。
パッドは、基板表面を平坦化するために両方に充分に剛性がなければならず、かつ、研磨パッドを均一な圧力で基板表面に押し付けるために充分に可撓性がなければならないため、従来のデザインではさらに別の問題が起きる。基板を適切に平坦化するためには、研磨パッドは基板の表面輪郭の頂点だけを研磨し谷を研磨しないものであるべきである。しかしながら、研磨パッドがその基板輪郭における頂点のすぐ上におけるパッド領域に適用された局所的な応力であまりにも簡単に圧縮されると、その頂点を取り囲む上記基板領域は過剰に研磨されるが、これは望ましくない。パッドは、基板における輪郭頂点によって適用された負荷の下であまりにも多く圧縮されないように、また、わずかに反らせられた基板に合致するためにかつそれを均一に研磨するためになお充分に柔軟性に富むように、充分に剛性のあるものでなければならない。
柔軟性および剛性の同時要件に対処するために、研磨パッドは典型的には、相異なる材料からなる2つの積み重ね層で組み立てられるが、その底部層は可撓性のある弾性材料から作られており、かつ、その頂部層は研磨表面として作用する剛性な材料から作られている。しかしながら、使用に際して、研磨スラリーは、1つの層の外周縁から2つの層の中心へ向かって流れ始めて、2つの層の間における界面の中へ毛管作用で吸い取られる。この毛管作用によって、可撓性のある弾性層の圧縮率に望ましくない変化が引き起こされることがある。過剰な毛管作用によって、研磨スラリーが、これらの層の間にかなり深く侵入して、パッドにおけるパッド窓に到達し、その光学的性質を変化させることもある。研磨表面として作用するために充分に剛性であるとともに可撓性がありかつ弾性がある研磨パッドを有することが望ましい。
したがって、基板の均一かつ繰り返し可能な平坦化をもたらす研磨表面のある研磨パッドを有することが望ましい。スラリーが基板表面にわたって均一に分布される研磨パッドの研磨表面にパターン化された特徴部を有することがさらに望ましい。可撓性に富み、一方で実質的に剛性の研磨表面をそれでももたらす研磨パッドを有することがさらに望ましい。
概要
1つの変形例では、化学的機械研磨装置のための研磨パッドが、ある半径、中心領域および周辺領域を有する研磨表面の備わった本体を有する。研磨表面は、中心領域から周辺領域へ放射状に外側へ延びている複数の放射直線状主通路を有し、それぞれの放射直線状主通路は、周辺領域に、研磨表面の半径に対してある角度で向けられた斜め状外側部分を有する。研磨表面はまた、それぞれが斜め状遷移部分によって1つの放射直線状主通路に接続されている複数の放射直線状一次従通路を有し、これらの放射直線状従通路は放射直線状主通路から間隔を置いて配置されている。この研磨パッドによれば、研磨処理の間に、研磨スラリーの改善された分布および流れがもたらされる。
別の変形例では、研磨パッドは、複数の凸部および凹部を含む圧力負荷受入特徴部のパターンの備わった、研磨表面とは反対側である底部表面も有する。これらの凹部は、研磨表面に圧力が適用されたときに凸部の横膨出を受け入れるような大きさおよび形状にされている。
この研磨パッドは、研磨パッドを保持するプラテンと基板を研磨パッドに保持する支持体とを備える研磨ステーション、研磨パッドの上にスラリーを計量分配するスラリー計量分配装置、および研磨パッドと基板とを互いに対して往復動させるためにプラテンと支持体とのうちの少なくとも一方を駆動する研磨モータを有する化学的機械装置に使用することができる。
1つの製造方法では、研磨パッドは、上記の放射直線状主通路および放射直線状従通路を形成するために、放射直線状主通路および放射直線状従通路の中における材料をその材料が溶融してそれらの通路の底部が実質的に密封される温度まで加熱するための充分に高い切除速度で研磨表面から材料を切除することによって製造することができる。
さらに別の変形例では、化学的機械研磨パッドが、ある半径、中心領域および周辺領域を有する研磨表面を有する本体を有する。研磨表面は、中心領域から周辺領域へ放射状に外側へ延びている複数の放射直線状主通路を有し、それぞれの放射直線状主通路は、周辺領域に、研磨表面の半径に対してある角度で向けられた斜め状外側部分を有する。放射直線状主通路の長さL、斜め状外側部分の長さL、および斜め状外側部分と放射直線状主通路との間に形成された角度αは、基板表面にわたる研磨スラリーの均一な分布をもたらすように選択される。
更なる別の変形例では、放射直線状主通路の長さL、斜め状外側部分の長さL、および斜め状外側部分と放射直線状主通路との間に形成された角度αは、斜め状外側部分における研磨スラリーに作用する向心力Fがその通路を通るスラリーの所望の流速をもたらすべく調整されるように選択されているが、ここでF=mv/rであり、mはその通路におけるスラリーの質量、vはスラリーの速度、rは研磨パッドにわたる斜め状外側部分の平均半径方向距離である。
もう1つの変形例では、放射直線状主通路の長さL、斜め状外側部分の長さL、および斜め状外側部分と放射直線状主通路との間に形成された角度αは、斜め状外側部分における研磨スラリーに作用する向心力Fがその通路の斜め状外側部分におけるスラリーに作用する対抗力Foと釣り合ってその通路を通るスラリーの所望の流速をもたらすように選択されているが、
ここでF=mv/rであり、mはその通路におけるスラリーの質量、vはスラリーの速度、rは研磨パッドにわたる斜め状外側部分の平均半径方向距離であり、かつ、
=mr(dθ/dt)cos(α−(π/2))であり、ここで、dθ/dtは研磨パッドの角速度、αは放射直線状主通路と斜め状外側部分との間の角度である。
本考案のこれらの特徴部、態様および利点は、次の説明、添付の実用新案登録請求の範囲、および本考案の実例を図示する付属図面に関して一層理解されるようになる。しかしながら、それぞれの特徴部は単に特定の図面の状況においてだけではなく本考案において一般に使用することができ、また、本考案はこれらの特徴部の任意の組み合わせを含んでいることを理解すべきである。
説明
本考案の実施形態による化学的機械研磨装置(図7a〜7b)のための研磨パッド20は、例えば図1に示されたように、研磨表面24を有するパッド本体22を備える。研磨パッド20は典型的に、円盤状形状と研磨の間に基板表面の充分な被覆をもたらすような大きさにされている半径とがある平坦な円形本体22を備える。例えば、パッド20は基板140よりも少なくとも数倍大きくてもよい。研磨表面24は、基板140に接触しかつ回転して、基板140から例えば不均一な輪郭的特徴部を除去することで基板を研磨するように適合されている。研磨表面24には、基板140から望ましくない材料を実質的に過剰に擦り取ったりさもなければ基板表面を傷付けたりすることなく研磨して除去するために充分に研削性がある材料を備える。例えば、研磨パッド20の研磨表面24は、ポリマー、フェルト、紙、布、セラミック、または他のこのような材料から作ることができる。研磨スラリーが研磨表面24と基板140との間に流されるとともに、これらが基板140を化学的かつ機械的に研磨するために往復動される。適切な研磨スラリーは、例えば水、アルコール、緩衝剤および懸濁化学物質のうちの1つ以上を備える溶液に懸濁された、例えば酸化アルミニウム、酸化シリコン、炭化シリコン,あるいは他のセラミック粉末のうちの少なくとも1つを備えるスラリー微粒子を備える。
研磨パッド20の研磨表面24は、例えば図1〜4に示されたように、研磨表面24にわたる研磨スラリーの流れを増大するために、その中に形成された1つ以上の溝26を備える。例えば、溝26は、表面24にわたるスラリーの一層均質な分布をもたらすことができ、それによって、基板140の一層均質な研磨をもたらす。溝26を通じた研磨スラリーの調整された分布および流速をもたらすように溝26を形づくることで改良された研磨表面24がもたらされるということがわかった。そのような改良された溝26を備える研磨表面24の実例は図1〜図4に示されている。溝26は、基板研磨処理の間に研磨表面24にわたる研磨スラリーの良好な分布を望ましくもたらすように、形状および大きさが作られているのが望ましい。溝26はまた、所望量の使用ずみスラリーおよびスラリー副産物が研磨処理の間に研磨表面24の周辺領域28でパッドから放出されるものであるのが望ましい。
改良された溝26は、図1に示されたように、研磨パッド20の中心領域32から研磨パッドの周辺領域28へ放射状に外側へ延びている複数の放射直線状主通路30を備える。放射直線状主通路30はそれぞれ、研磨表面24の半径rを表示する放射直線39に沿って延びており、かつ、通路30の間に所望距離を置いて配置されている。図1〜図3では、通路30は放射直線に実質的に一致している。図4では、通路30は、放射直線39に沿った全体流れ方向を有するが、放射直線39に対して往復動する渦巻き状の研磨スラリー流をもたらす。例えば基板140の研磨の間に研磨表面24が回転すると、放射直線状主通路30へ適用された研磨スラリーは、向心力により、通路30に沿いかつ研磨表面24の周辺領域28へ向かって押し流される。したがって、研磨表面24の回転によって引き起こされた向心力によって、放射直線状主通路30を通る研磨スラリーの流れが生じ、したがって、研磨表面24に関してパッドの内部からパッドの周縁38まで研磨スラリーが分布される。研磨パッド20は、研磨表面における複数の半径に沿って研磨スラリーを分布させるために、充分な数および密度の放射直線状主通路30を備えるのが望ましい。例えば、研磨パッド20は、研磨表面24の10度の弧のそれぞれにわたる約2本から約12本までの放射直線状主通路30を備えていてもよい。
放射直線状主通路30は、例えば図1に示されたように、周辺領域28に、それぞれの放射直線状主通路30の放射直線rに対してある角度で向けられた斜め状外側部分34をさらに備える。斜め状外側部分34は、例えば図1、図2および図3に示されたように、放射直線状主通路30から離れた弧において屈曲し離れて研磨表面24の周縁38へ到達する例えば接線弧36を備えていてもよい。このような接線弧36の長さおよび接線角は、所望のスラリー流特性をもたらすために選択することができる。例えば、接線弧36は、約5度から約60度までの平均接線角θだけ半径rから広がっていてもよい。斜め状外側部分34は、例えば図4に示されたように、斜め状外側部分34が実質的に非垂直角で研磨表面24の周縁38へ到達するように放射直線状主通路30の放射直線39から屈曲している、実質的にまっすぐな非弧状部分40を備えていてもよい。例えば、部分34は、例えば図8aに示されたように、斜め状外側部分34と放射直線状主通路30とによって約2度から約45度までの角度αが形成されるように、放射直線状主通路30が沿って延びる放射直線39から離れて屈曲していてもよい。
斜め状外側部分34は、スラリー流を所望の速度に遅くする「インペラーブレード」型の力をもたらすために、基板研磨の間における研磨表面24の回転の方向と一致する方向に湾曲するかあるいは屈曲しているのが望ましい。例えば、図1〜図4では、研磨回転方向は、反時計回り方向に斜めにされた斜め状外側部分34を通るスラリー流の速度を調整するために反時計回り方向であるのが望ましい。放射直線状主通路30の長さおよび大きさは、斜め状外側部分の長さ、大きさおよび角度と同様に、研磨処理の間に所望の研磨パッド回転速度に関して所望のスラリー分布および流速をもたらすように選択することもできる。逆に言えば、残量の研磨スラリーを除去するための研磨パッド20のクリーニングは、残留している研磨スラリーの研磨表面24からの排除を促進するために、研磨パッドを研磨処理の間に用いられたのとは反対の方向、例えば図1〜4のパッド20については時計周り方向に回転させることによってなし遂げられる。
斜め状外側部分34を備え放射直線状主通路30によれば、研磨表面24にわたる研磨スラリー流の改善された調整がもたらされる。斜め状外側部分34は通路30に沿った半径方向外側へのスラリーの流れを遅くするように作用する。研磨表面24の回転の間に、研磨スラリーは研磨表面24の周縁38へ向かう向心力によって押し流される。しかしながら、斜め状外側部分34の中へ流れ込むと、向心力は研磨スラリーを反対方向に押す「インペラー状」の力によって反作用を受ける。研磨スラリーの流れにおける斜め状外側部分34の効果は、図8aおよび図8bに線図式に示されている。図8aに示されたように、放射直線状主通路30は長さLを備えており、斜め状外側部分34は長さLを備えており、また、通路30と部分34とはそれらの間に駆動角αを形成するように接続され、ここで、長さL、Lおよび駆動角αは、放射直線状主通路30を通るスラリーの流れが所望の速度を備えるような所望の大きさの対抗力をもたらすように選択することができる。研磨スラリーが通路30を通って進むときにその質量によって受けた向心力はF=mv/rによって定義され、ここで、mはスラリーの質量、vはパッドにおけるスラリーの速度、rは研磨パッドにおけるある点でのスラリー質量の平均半径距離、例えば、研磨表面にわたるスラリー質量を含有する斜め状部分の平均半径距離である。
しかしながら、スラリーが斜め状外側部分34の中へ入ると、その部分の角度によってスラリーの流れが遅くなる。斜め状外側部分34を通るスラリーの流れに対抗する力は、F=mr(dθ/dt)cos(α−(π/2))として書くことができ、ここで、rは研磨パッドにおけるスラリー質量の半径、dθ/dtは研磨パッドの角速度、αは斜め状外側部分34と放射直線状主通路との間の駆動角である。したがって、より小さい駆動角αを選択することで研磨スラリーは斜め状外側部分34の中で遅くされ、一方、より大きい駆動角によれば駆動角の遅延化効果はより少なくなる。同じように、長さLおよびLは、斜め状部分が始まる箇所で半径を変化させ、そして、それによってスラリーによる研磨流の流速を変化させるように選択することができる。1つの変形例では、長さLおよびLおよび角度αは、向心力に釣り合わせるためにその力に実質的に等しい対抗力をもたらすように選択することができる。例えば対抗摩擦力あるいはある圧力で回転部分34に入る空気の対抗力のような他の対抗力もまた、斜め部分を通る研磨スラリーの流れを遅くする。
斜め状部分34の遅延化作用は図8bに関しても理解することができる。この図面では、放射直線状主通路30a,bは約1度から約45度までの角度による間隔を置いて配置されている。質量mの研磨スラリーが、その質量に及ぼされた向心力によって、放射直線状主通路30の中のある位置からmで表された斜め状部分34の中におけるパッドの周辺領域28の近傍におけるある位置まで進む。しかしながら、研磨パッドの回転によって、放射直線状主通路30aが放射直線状主通路30bに隣接することにより、質量の位置を周辺領域28から一層遠い位置m’へ変化させる研磨パッドの半径Rに沿う変位dRを受けるスラリー質量mで先に占有された位置に回転する通路位置の瞬間的な変化が生じる。この変位は、先に説明したように向心力によって釣り合わされている。したがって、研磨パッドの斜め状外側部分34によって、通路の中におけるスラリーの所望の流れおよび分布がもたらされる研磨スラリーの遅延化が生じる。例えばスラリーを溜めるかあるいは集めるように適合されたスラリー溜め52のような他の流れ調整特徴部は、例えば図8aに示されたように、直線状主通路30および/または斜め状部分に沿って設けることもできる。
1つの変形例では、放射直線状主通路30および斜め状外側部分34の長さLおよびLとそれらの間の駆動角αとは、研磨スラリーの流速がスラリーを浪費しない斜め状部分34の正味流出量まで遅くされるように選択することができる。スラリー流速は遅いのが望ましいが、その流速は、使用ずみスラリーおよびスラリー副産物が研磨表面24から振り外されて新たな表面がもたらされるように、ゼロよりも大きいこともまた望ましい。したがって、斜め状外側部分34を備える放射直線状主通路30によって、使用ずみスラリーとスラリー副産物が研磨表面24から振り落とされるように、研磨表面24にスラリーが実質的に捕捉されることなく、通路30の中における研磨スラリーの所望水準が維持される、通路30を通る研磨スラリーの改善された流れがもたらされる。
研磨表面24における研磨スラリーの分布および流れは、斜め状遷移部分44によって放射直線状主通路30へそれぞれが接続された複数の放射直線状一次従通路42を設けることで、さらに増大させることができる。遷移部分44は、例えば図1、2および3に示されたように、例えば主通路30から離れたある角度で湾曲する湾曲部分45を備えていてもよく、また、例えば図4に示されたように、放射直線状主通路30から斜めに離れた実質的に一直線状の部分47がを備えていてもよい。放射直線状一次従通路42は、研磨表面24にわたる研磨スラリーの一層均一に分布された流れをもたらすために、放射直線状主通路30に対して実質的に平行であってもよい。放射直線状一次従通路42はまた、従通路42における研磨流体の流れを調整しやすくする斜め状外側部分34を備えていてもよい。遷移部分44は、放射直線状一次従通路42の中への研磨スラリーの過剰な流れに対抗することで、斜め状外側部分34と同様に作用することがある。例えば、遷移部分44は、放射直線状主通路30および放射直線状一次従通路42を通るスラリーの調整された流速をもたらすために、研磨スラリー流の約5%から約75%までだけを放射直線状一次従通路42へ通過させることができる。
放射直線状一次従通路42は、研磨表面24にわたるスラリー流分布を改善するように選択された距離だけ主通路30から間隔を置いて配置されている。例えば、放射直線状一次従通路42は、隣接する主通路の間の距離が所望の研磨スラリー分布をもたらすためにあまりにも大きくなりすぎる領域を二等分するものであってよい。放射直線状一次従通路42の数および密度は、研磨表面24にわたる研磨スラリーの所望の分布もたらすためにさらに選択される。例えば、研磨表面24は、研磨表面24の10度の弧のそれぞれにわたる1本から10本までの放射直線状一次従通路42を備えていてもよい。主通路30もまた、例えば図1〜4に示されたように、2本の放射直線状一次従通路42のような1本から10本までの放射直線状一次従通路42を備えていてもよい。
1つの変形例では、研磨表面24は、湾曲状かさもなければ斜め状の遷移部分のような第2遷移部分48によってそれぞれが放射直線状一次従通路42へ接続された複数の放射直線状二次従通路46をさらに備える。放射直線状二次従通路46は、研磨スラリーの流れを研磨表面24にわたってさらに分布させることができ、また、中心領域32から周辺領域28への研磨スラリーの全体流速のさらなる調整をもたらすような大きさおよび形状にすることができる。1つの変形例では、研磨表面24は、研磨表面24の10度の弧のそれぞれにわたる1本から10本までの二次従通路42を備えていてもよい。
それぞれの放射直線状主通路30は、研磨表面24の半径に沿った相異なる長さで主通路30から分岐する複数の放射直線状一次従通路42をさらに備える。例えば、図1に示されたように、主通路30は、主通路30から第1半径での第1分岐点50で分岐する第1の放射直線状一次従通路42aと、主通路30から第2半径での第2分岐点55で分岐し、さらに第1分岐点50よりもむしろ研磨パッド20の中心領域32から分岐する第2の放射直線状一次従通路42bとを備える。例えば、第1分岐点50は、パッドの全半径の約5%から約60%までの間にある第1半径で現れることができ、また、第2分岐点55は、パッドの全半径の約30%から約95%までの間にある第2半径で現れることができる。図1に示された第1の放射直線状一次従通路42aは、第2分岐点55とほぼ同じ半径である第3分岐点51で一次従通路42から分岐する放射直線状二次従通路46をさらに備えるが、第3分岐点は異なる半径でも現れることができる。したがって、主通路30および従通路42a、bおよび46によれば、研磨表面24にわたる研磨スラリー流の良好な分布がもたらされる。分岐点50、54、55の前方および間における通路30、42a、b、46の長さ、遷移部分44の角度および長さは、研磨表面24にわたる研磨スラリーの実質的に均一な分布をもたらすために、例えば研磨表面24が研磨の間に回転される速度に関して選択することができる。
主通路30および従通路42、46の間の幅は、研磨スラリーの改善された分布をもたらすために、さらにまた選択することができる。例えば、表面24上の同じ半径における放射直線状主通路30間の幅wの、放射直線状主通路30と放射直線状一次従通路42との幅wに対する比は、約1から約30までである。さらにまた、通路自体の幅は、所望の研磨スラリー流特性をもたらすために選択されてもよい。1つの変形例では、放射直線状主通路30は、研磨スラリーのより大きい流れをその中に受け入れるために、従通路よりも大きい幅を備えていてもよい。例えば、放射直線状主通路30の幅の放射直線状一次従通路42の幅に対する比は、約3:1から約6:1までのように、少なくとも約2:1である。1つの変形例では、主通路40および従通路42、46を含んでいる溝26の長さおよび幅は、通路の中における研磨スラリーの、典型的には約1mlから約300mlまでの容積をもたらすように選択されるが、しかしながら、その用途によっては他の容積もまた望ましい。
主通路30および従通路42、46の幅および深さの少なくとも一方は、所望の研磨スラリー流特性をもたらすために、これらの通路の長さにわたってさらにまた変えることができる。例えば、これらの通路の幅および深さの少なくとも一方は、通路におけるある領域では、その領域での研磨流体の溜め52を設けるために増大されてもよい。1つの変形例では、ある通路の幅は、通路の1つの領域にスラリー溜め52を設けるために少なくとも約2倍に増大されている。スラリー溜め52は、所望のスラリー流特性をもたらすことができ、また、研磨表面24の臨界領域におけるスラリーの枯渇を抑制することができる。図2に示された変形例では、スラリー溜め52は、研磨パッド20の回転運動に起因する表面24からの研磨スラリーの過剰な喪失を抑制するために、研磨表面24の周辺領域28で主通路30および従通路42、46の端部に設けられている。通路30、42、46の始端には研磨表面24の中心領域32へ向かうスラリー溜め52もまた設けられており、スラリー溜め52は、通路30、42、46に研磨スラリーを供給するためのスラリーマニホールドとして作用するのに充分である容積を備える。図3では、研磨パッド20の周縁38へ向かって進むスラリー流を遅くするために、スラリー溜め52が周辺領域28と中心領域32との間におけるある領域に設けられており、また、スラリー溜め52が研磨表面24の中心領域32へも向けて設けられている。
図4は、放射直線状の主通路30および従通路42、46を有する研磨パッド表面24のさらに別の実施形態を示している。この変形例では、放射直線状の主通路30および従通路42、46は、研磨表面24の中心領域32から研磨表面24の周辺領域28まで放射直線39に関して往復動する渦巻き状経路を備える。この渦巻き状経路は、例えば図4に示された「ジグザグ」形状を形成するために、所定の放射直線39について研磨スラリーを一方の部分56aから他方の部分56bまで向け直す曲がり角54によって接続された一連の斜め状内側部分56a,bを備えていてもよい。斜め状内側部分56a,bは、例えば約2度から約60度までの、互いに対する角度を備えていてもよい。斜め状内側部分56a,bは、所望の流れをもたらすために、通路30、42、46に沿った流体の流れを遅くするとともに調整するが、斜め状内側部分56a,bの長さ、角度および頻度は所望の流速にしたがって選択することができる。図4は、研磨パッド20の周辺領域28におけるスラリーの流れを遅くするための、これらの領域におけるそれぞれの通路30、42、46の端部でのスラリー溜め52をさらに示している。
放射直線状の主通路および従通路を備える溝26は、例えば研磨表面24からパッド材料を切り取って溝26を形成するための切除用具を使用することによるような適切な方法で形成することができる。1つの変形例では、溝を形成する方法によって、溝26を通る研磨スラリーの流れが改善されている。例えば、切除用具は、溝26の中における研磨パッド材料をそのパッド材料の中に有利な構造的変化を生じさせるのに充分な温度まで加熱するパラメーターで操作することができる。増大した温度は、例えば溝26のパッド材料における露出孔隙を実質的に密封してその孔隙の中へ研磨スラリーが侵入するのを抑制することで、溝26の中における表面58を実質的に密封するのが望ましい。したがって、加熱処理された溝26は、パッド材料の中へ研磨スラリーをほとんど吸収することがなく、それによって、溝26を通るスラリーの流れが改善される。1つの変形例では、切除用具は、溝26の中におけるパッド材料を所望温度まで加熱し同時に所望の溝形状を切除するに充分である切除用具の切除速度を採用することで、そのパッド材料を加熱するために操作することができる。溝の表面58を実質的に密封するのに充分な温度は少なくとも約100℃である。
さらに別の変形例では、例えば図5aおよび5bに示されたように、良好な圧力負荷能をもたらすために、改良された研磨パッド20が注文生産されている。この変形例では、研磨表面24とは反対側であるパッド20の裏側60は、研磨パッド20の裏面64に形成された圧力負荷受入特徴部69のパターン68を備える。この特徴部69は、研磨パッド20の裏面64に切除されたかさもなければ形成された複数の凹所62と、複数の***状メサのような、凹所62の周りにおける複数の***凸部66とを備える。複数の凹所62および凸部66は、研磨処理の間にパッド20によって受けた圧力負荷を受け入れるような大きさおよび形状にされている。例えば、図5aおよび図5bに示されたように、特徴部69は、例えば研磨表面24に対する基板140の圧力に由来する研磨処理の間における***状突起66の横膨出が凹所62によってもたらされた空間に受け入れられるような大きさおよび形状にされている。***状突起66は、研磨圧力負荷によって、図5aに示された第1長さLから図5bに示された第2長さLまで垂直に圧縮することができ、凸部66の側壁79を隣接する凹所の中へ膨れるようにさせる。研磨処理の間に研磨表面24へ圧力が適用されたときに上記凸部の横膨出を受け入れるために適している裏面64に形成された凹所62の幅は、約1mmから約100mmまでであり、また、研磨パッド20の裏側60における凹所62の適切な深さは、約1mmから約25mmまでである。
特徴部69の改良された圧力負荷受入パターンによれば、相異なる材料を備える積み重ね本体とは対照的にパッド材料からなる単一本体22を利用しているパッド20の圧力負荷が可能になる。これは、特徴部69のパターンが所望の可撓性および弾性をもたらすことができるとともに、充分に剛性の研磨表面24をなお維持しているからである。したがって、研磨パッド20には、所望の圧力負荷受入をもたらすために、研磨表面24に使用される相対的に剛性な材料より下の、相対的に一層可撓性および弾性に富む材料からなる余分な層は必要でなく、また、そのような積み重ね研磨パッド層の間におけるスラリー流体の毛管作用のような問題が起きることはない。1つの変形例では、凹所62は大気圧へ開放されており、また、研磨圧力の抑制は基本的に凸部66の圧縮を通して達成される。別の変形例では、凹所62は、圧縮されたときに抑制機構として作用する凹所62における嵌入空気のポケットをもたらすために密閉することができる。
図6aおよび図6bによれば、パッドの裏側60の裏面64に形成された圧力負荷受入特徴部69のパターン68を有する裏側60を備える研磨パッド20の実例がもたらされている。図6aでは、特徴部69のパターンは、凹陥した格子状直線72a,bを備える凹所62によって隔てられた正方形状の***凸部66の格子74を備える。凹所62は、裏面64にわたって延びるとともに互いに直角に交差して格子パターンを形成する複数の水平および垂直な直線72a,bを備える。この代わりに、格子直線72a,bは、例えば放射直線に沿うような他のパターンで裏面64にわたって延びていてもよい。凸部66は、研磨圧力が適用されると水平および垂直な格子状直線の中へ横膨出する。凸部66はそれぞれ、約1mmから約100mmまでの幅を備えていてもよい。格子状直線72a,bは、約1mmから約100mmまでの幅、約1mmから約25mmまでの深さ、および研磨パッド20にわたって延びる長さを備えていてもよい。図6bでは、凹所62は、パッド材料が裏面64から切除された正方形状の穴76を備える。穴76は、穴76どうしの間に交互に並ぶ正方形状の***凸部66を残して、チェッカー盤風に切除されている。凸部は約1mmから約100mmまでの幅を備えており、また、穴76は、約1mmから約100mmまでの幅と約1mmから約25mmまでの深さとを備える。上に記載された圧力負荷受入特徴部69のパターンは、***状突起66を圧縮させることで研磨パッドの所望の可撓性および弾性をもたらすことができるものである。具体的に記載されたもの以外の凹所62および凸部66のパターンもまた、所望の研磨特性をもたらすために形成することができる。例えば、圧力負荷受入パターン68は、所望の研磨パラメーターによって、裏面64にわたる凸部66および凹所62の均一なあるいは不均一な分布を備えることができる。パターン68はまた、「x−y」溝、凹陥した穴、同心円状の溝、同心弧あるいはこれらの組み合わせの1つ以上を備えていてもよい。
本明細書に記載された研磨パッド20は任意の型のCMP研磨機に使用することができ、したがって、研磨パッド20の使用を例示するために本明細書に記載されたCMP研磨機は、本考案の範囲を制限するように使用すべきではない。研磨パッド20を使用することのできる化学的機械研磨(CMP)装置100の1つの実施形態が、図7A〜7Cに例示されている。CMP装置100は例えば、カリフォルニア州、サンタクララのアプライドマテリアルズ社からのMire(登録商標) CMP Systemである。一般に、研磨装置100は、複式の研磨ステーション108a−cを収容しているハウジング104、基板移送ステーション112、および独立回転可能な基板ホルダー120を操作する回転可能な回転式コンベア116を含んでいる。基板140を収容するカセット136が浸漬される液体槽132を収容するタブ126を含んでいる基板負荷装置124が、ハウジング104に取り付けられている。例えば、タブ126は、クリーニング溶液を含むことができ、あるいは、たとえ、研磨の前かあるいは後に基板140を清浄化するために超音波を使用する極超音波洗浄機であっても、空気式あるいは液体式の乾燥機であってもよい。アーム144が、線状トラック148に乗っており、かつ、カセット136を保持用ステーション155からタブ126の中へ移動させるためのカセット爪154と基板をタブ126から移送ステーション112へ移送するための基板ブレード156とが含まれているリストアセンブリー152を支持している。
回転式コンベア116は、図7aおよび図7bに示されたように、基板ホルダー120のシャフト172がその中を延びている長穴162の備わった支持板160を有する。基板ホルダー120は、独立して回転するとともに長穴162の中で前後に往復動して、均一に研磨された基板表面を達成することができる。基板ホルダー120は、回転式コンベア116の取り外し可能な側壁178の背後に通常は隠されているそれぞれのモータ176によって回転される。操作において、基板140がタブ126から移送ステーション112へ載せられ、基板はそこから、初めは真空によって保持される基板ホルダー120へ移送される。回転式コンベア116は、その後、一連の1つ以上の研磨ステーション108a−cを通して基板140を移送し、最後に、研磨された基板を移送ステーション112へ戻す。
それぞれの研磨ステーション108a−cは、図7bに示されたように、研磨パッド20a−cを支持する回転可能なプラテン182a−cと、パッド調節用アセンブリー188a−cとを含む。プラテン182a−cとパッド調節用アセンブリー188a−cとは両方とも、研磨装置100の内側におけるテーブルトップ192に取り付けられている。研磨中に、基板ホルダー120は、基板140を保持し、回転させ、かつ、回転している研磨プラテン182へ固定された研磨パッド20a−cに押し付けるが、これはまた、基板140の研磨の間に基板140を保有してそれが滑り外れるのを防止するためにプラテン182を取り囲む保有リングも有する。基板140と研磨パッド20a−cとが互いに対して回転すると、例えばコロイド状のシリカあるいはアルミナの備わった脱イオン水からなる測定量の研磨スラリーが、例えば研磨スラリー計量分配装置90a−cにより、選択されたスラリー処方にしたがって供給される。プラテン182と基板ホルダー120とは両方とも、処理処方にしたがって相異なる回転の速度と方向とで回転するようにプログラム作成することができる。
CMP装置100のそれぞれのパッド調節用アセンブリー188は、図7bおよび図7cに示されたように、調節ヘッド196、アーム200、および基部204を含む。調節ヘッド196にはパッド調節体50が取り付けられている。アーム200には、調節ヘッド196に結合された遠位端198aと、基部204に結合された近位端198bとがあり、パッド調節体53a−cの調整面が、研磨パッド20の研磨表面24を、汚染物質を除去しかつその研磨表面に再びある感触を与えるためにその研磨表面を研削することで調整するように、研磨パッド表面24にわたって調節ヘッド196を払う。それぞれの研磨ステーション108は、調節ヘッド196の上に取り付けられたパッド調節体50を洗浄し又は清浄化するための清浄化液体を含有するカップ208も含む。
本考案はある好ましい変形例を参照して説明されてきたが、しかしながら、他の変形例が可能である。例えば、パッド調節体は、例えば砂磨き表面として当業者に明らかである他の種類の用途に使用することができる。CMP研磨機の他の構成体も使用することができる。さらにまた、記載されたものと等価である代わりの通路構成体も、当業者に明らかであるような記載ずみ具体例のパラメーターにしたがって使用することができる。それゆえ、添付された実用新案登録請求の範囲の精神および範囲は、本明細書に含まれた好ましい変形例の記載に制限されるべきではない。
パターン化された研磨スラリー溝を備える研磨パッドの実施形態の部分平面図である。 パターン化された研磨スラリー溝を備える研磨パッドの実施形態の部分平面図である。 パターン化された研磨スラリー溝を備える研磨パッドの実施形態の部分平面図である。 パターン化された研磨スラリー溝を備える研磨パッドの実施形態の部分平面図である。 圧力負荷受入特徴部を有する研磨パッドの実施形態の部分側面断面図である。 負荷圧力の適用時における、図5aに示された実施形態の部分側面断面図である。 圧力負荷受入特徴部のパターンを有する研磨パッドの実施形態の部分底面図である。 圧力負荷受入特徴部の異なるパターンを有する研磨パッドの実施形態の部分底面図である。 CMP研磨機の実施形態の斜視図である。 図7aのCMP研磨機の部分分解斜視図である。 図7bのCMP研磨機の線図式平面図である。 改良されたスラリー流れ通路を有する研磨パッド表面の実施形態の部分平面図である。 改良されたスラリー流れ通路を有する研磨パッド表面の実施形態の部分平面図である。
20…研磨パッド、22…パッド本体、24…研磨表面、26…溝、28…周辺領域、30…主通路、32…中心領域、4…外側部分、36…接線弧、38…周縁、40…非弧状部分、42…一次従通路、44…遷移部分、46…二次従通路、48…第2遷移部分、50…第1分岐点、52…スラリー溜め、55…第2分岐点、56a,b…内側部分、58…溝の表面、60…裏側、62…凹所、64…裏面、66…凸部、68…パターン、69…圧力負荷受入特徴部、72a,b…直線、74…格子、76…穴、90a−c…研磨スラリー計量分配装置。

Claims (18)

  1. 化学的機械研磨パッドであって、
    (a)ある半径、中心領域および周辺領域を有する研磨表面を備える本体を備え、この研磨表面が、
    (i)中心領域から周辺領域へ放射状に外側へ延びている複数の放射直線状主通路(main radial-line channel)であって、それぞれの放射直線状主通路が周辺領域に斜め状外側部分を有する複数の放射直線状主通路と、
    (ii)それぞれが斜め状遷移部分によって1つの放射直線状主通路に接続されている複数の放射直線状一次従通路(primary tributary radial-line channels)であって、放射直線状主通路から間隔を置いて配置されている複数の放射直線状一次従通路と、
    を備える化学的機械研磨パッド。
  2. 放射直線状一次従通路が、放射直線状主通路に実質的に平行である、請求項1に記載の研磨パッド。
  3. それぞれが第2の斜め状遷移部分(second angled transition)によって1つの放射直線状一次従通路に接続されている複数の放射直線状二次従通路(secondary tributary radial-line channels)をさらに備える、請求項1に記載の研磨パッド。
  4. 一次および二次の放射直線状従通路の長さおよび分岐点が、研磨パッド表面にわたって研磨スラリーの均一な分布がもたらされるように、研磨パッドの使用の速度に関して選択されている、請求項1に記載の研磨パッド。
  5. 斜め状外側部分が、約5度から約60度までの平均接線角を備える接線弧を形成している、請求項1に記載の研磨パッド。
  6. 放射直線状主通路が、互いに対して約2度から約45度までの角度を備える複数の斜め状内側部分を備える、請求項1に記載の研磨パッド。
  7. 研磨表面の10度の弧のそれぞれにわたる1本から10本までの放射直線状主通路を備える、請求項1に記載の研磨パッド。
  8. 研磨表面の10度の弧のそれぞれにわたる1本から10本までの放射直線状一次従通路を備える、請求項7に記載の研磨パッド。
  9. 研磨表面の10度の弧のそれぞれにわたる1本から10本までの放射直線状二次従通路を備える、請求項8に記載の研磨パッド。
  10. 請求項1の研磨パッドを備える化学的機械装置であって、さらに
    (i)研磨パッドを保持するプラテンと基板を研磨パッドに保持する支持体とを備える研磨ステーションと、
    (ii)研磨パッドの上にスラリーを計量分配するスラリー計量分配装置と、
    (iii)研磨パッドと基板とを互いに対して往復動させるためにプラテンと支持体とのうちの少なくとも一方を駆動する研磨モータと、
    を備える化学的機械装置。
  11. 請求項1の研磨パッドを製造する方法であって、
    (a)前記の放射直線状の主通路および従通路を形成するために研磨表面から材料を切除するステップであって、その材料が、放射直線状の主通路および従通路の中における材料をその材料が溶融してそれらの通路の底部が実質的に密封される温度まで加熱するために、充分に高い切除速度で切除されるステップを備える方法。
  12. 化学的機械研磨パッドであって、
    (a)本体を備え、この本体が、
    (i)ある半径、中心領域および周辺領域を有する研磨表面であって、中心領域から周辺領域へ放射状に外側へ延びている複数の放射直線状主通路であり、周辺領域に研磨表面の半径に対してある角度で向けられた斜め状外側部分を有する複数の放射直線状主通路、および、それぞれが斜め状遷移部分によって1つの放射直線状主通路に接続されている複数の放射直線状一次従通路を備える研磨表面と、
    (ii)研磨表面とは反対側である底部表面であって、圧力負荷受入特徴部のパターンを備え、この特徴部が複数の凸部および凹部を備え、これらの凹部が、研磨表面に圧力が適用されたときに凸部の横膨出を受け入れるような大きさおよび形状にされている底部表面と、
    を備える化学的機械研磨パッド。
  13. 特徴部のパターンが、複数の垂直および水平な線状凹部によって隔てられた凸部の格子を備える、請求項12に記載の研磨パッド。
  14. 特徴部のパターンが、穴と交互に並ぶ複数の***凸部を備える、請求項12に記載の研磨パッド。
  15. 請求項12の研磨パッドを備える化学的機械装置であって、さらに
    (i)研磨パッドを保持するプラテンと基板を研磨パッドに保持する支持体とを備える研磨ステーションと、
    (ii)研磨パッドの上にスラリーを計量分配するスラリー計量分配装置と、
    (iii)研磨パッドと基板とを互いに対して往復動させるためにプラテンと支持体とのうちの少なくとも一方を駆動する研磨モータと、
    を備える化学的機械装置。
  16. 化学的機械研磨パッドであって、
    (a)ある半径、中心領域および周辺領域を有する研磨表面を備える本体を備え、この研磨表面が、
    (i)研磨表面の中心領域から周辺領域へ放射状に外側へ延びている複数の放射直線状主通路であり、それぞれが周辺領域に研磨表面の半径に対してある角度で向けられた斜め状外側部分を有する複数の放射直線状主通路を備え、
    放射直線状主通路と斜め状外側部分とはそれらを通して研磨スラリーを流すように適合され、放射直線状主通路の長さL、斜め状外側部分の長さL、および斜め状外側部分と放射直線状主通路との間に形成された角度αが、基板表面にわたる研磨スラリーの均一な分布をもたらすように選択されている、
    化学的機械研磨パッド。
  17. 化学的機械研磨パッドであって、
    (a)ある半径、中心領域および周辺領域を有する研磨表面を備える本体を備え、この研磨表面が、
    (i)研磨表面の中心領域から周辺領域へ放射状に外側へ延びている複数の放射直線状主通路であって、それぞれが周辺領域に研磨表面の半径に対してある角度で向けられた斜め状外側部分を有する複数の放射直線状主通路を備え、
    放射直線状主通路の長さL、斜め状外側部分の長さL、および斜め状外側部分と放射直線状主通路との間に形成された角度αが、斜め状外側部分における研磨スラリーに作用する向心力Fがその通路を通るスラリーの所望の流速をもたらすべく調整されるように選択されており、
    ここでF=mv/rであり、mがその通路におけるスラリーの質量、vがスラリーの速度、rが研磨パッドにわたる斜め状外側部分の平均半径方向距離である、化学的機械研磨パッド。
  18. 化学的機械研磨パッドであって、
    (a)ある半径、中心領域および周辺領域を有する研磨表面を備える本体を備え、この研磨表面が、
    (i)研磨表面の中心領域から周辺領域へ放射状に外側へ延びている複数の放射直線状主通路であって、それぞれが周辺領域に研磨表面の半径に対してある角度で向けられた斜め状外側部分を有する複数の放射直線状主通路を備え、
    放射直線状主通路の長さL、斜め状外側部分の長さL、および斜め状外側部分と放射直線状主通路との間に形成された角度αが、斜め状外側部分における研磨スラリーに作用する向心力Fがその通路の斜め状外側部分におけるスラリーに作用する対抗力Foと釣り合ってその通路を通るスラリーの所望の流速をもたらすように選択されており、
    ここでF=mv/rであり、mがその通路におけるスラリーの質量、vがスラリーの速度、rが研磨パッドにわたる斜め状外側部分の平均半径方向距離であり、かつ、
    =mr(dθ/dt)cos(α−(π/2))であり、ここで、dθ/dtが研磨パッドの角速度、αが放射直線状主通路と斜め状外側部分との間の角度である、
    化学的機械研磨パッド。
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