JP3151534U - Cd用ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造であって、反復利用性のあるCDケースを提供する。【解決手段】本考案のCDケース1は、略正方形状の中央の板紙11上にCD2を載置し、該中央の板紙11に隣接した一方側板紙をCD面全体を覆うカバーシート12とし、カバーシート12と他方側板紙を嵌め合わせする形態のCDケースにであって、カバーシート12は端縁に突出した長さa、幅bの差し込み片Aと前記端縁に平行である長さdのスリットBを有する構成とし、他方側板紙は端縁に平行な折り線Cを中抜き直線状に形成し、該折り線Cを軸として回転する軸部の長さdである扉形状133を打ち抜きし、前記差し込み片Aを他方側板紙の裏面側から扉形状の打ち抜き跡部Eに差し込みし、扉形状の先端を前記カバーシート12の前記スリットBに折り線C部分まで差し込みする構造としたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、一枚のコンパクトディスク(CDあるいはDVD)を個々に包装するCD用ケースに関する。一枚の長方形の板紙等を打ち抜いて折り畳みするだけで製造でき、かつ反復利用性を特徴とするCD用ケースに関するものである。
CD用ケースに関しては、従来から各種の形態が検討されている。剛構造のものとしてはプラスチック材料を成形し、CDの中心穴と係合する固定部を設け、ヒンジにより開閉する蓋を有する容器内に保護する形態が従来から知られている。
一方、紙製のものも各種があり、簡単なものは紙製の袋内に単に挿入する形態にされている。この形態は、書籍等の裏表紙にCDを添付する形態として多用されている。
特許文献1は、板紙を薄い箱状に加工し、内部にCDを納めて郵送等を行い、利用者は箱体表面の円形破線状の切り込みを切り開いて、CDを取り出す形態の容器である。このものは容器をある程度薄形にはできるが、製造工程が複雑になると考えられる。
特許文献2は、定形郵便の料金の範囲で郵送できるようにした薄型容器に関するが、紙材料と不織布またはプラスチックフィルムを併用するので、材料費が高くなると共に、製造工程も複雑になると考えられる。
特許文献3は、マイクロフルート段ボールを折り曲げして、CDを納める底部材板紙と周縁部材、上蓋部を形成したもので、板紙を折り曲げて形成することは本願と共通するが、上蓋部は単に開閉できる構造とされているだげで、上蓋部を固定する構造がないので、CDが脱落するおそれがあると考えられる。
特許文献4は、雑誌に貼付するCDケースであって、単なる袋状の形態のものである。 特許文献5は、紙製CDケースに関し、屈曲したRスリットを設け、当該Rスリット部をCDを納めるポケットとするものである。紙を折り畳んで使用する点で本願と共通するが、特許文献3と同様に、上蓋部を固定する構造については記載していない。
実用新案登録第3072828号公報 特開平9− 58799号公報 実用新案登録第3027818号公報 実用新案登録第3139043号公報 特開2002− 68354号公報
本考案は、プラスチック成形物のような剛構造のケースと異なり、板紙材料のみからなるCDケースを簡易に製造することを課題とす。ただし、従来の紙製CDケースと異なり、カバーシートを他方側紙端部と嵌め合わせ結合できる構造として、簡単には開かないようにすることを課題としたものである。
上記の目的を達成する本考案に係るCDケースは、略正方形の中央の板紙上にCDを載置し、該中央の板紙の上下両辺のフラップをCD面に折り畳みするようにし、中央の板紙の左右に隣接した一方側板紙をCD面全体を覆うカバーシートとし、他方側板紙をカバーシートに被せて、該カバーシートと嵌め合わせする形態のCDケースにおいて、該カバーシートである一方側板紙は端縁に突出した長さa、幅bの差し込み片Aと該差し込み片Aの基部から距離c離隔した位置に、前記端縁に平行である長さdのスリットBを有する構成とし、他方側板紙は端縁から距離f離隔した位置に、端縁に平行な折り線Cを中央部分を除く中抜き直線状に形成し、該折り線Cを軸として開閉する軸部の長さdである扉形状を、前記折り線Cの形成されない中抜き部の上端と下端を始点として打ち抜きし、さらに扉形状の先端を等幅に切断除去した構成とし、前記差し込み片Aを前記他方側板紙の裏面側から前記扉形状の打ち抜き跡部Eに差し込みし、扉形状の先端Dを前記カバーシートである一方側板紙の前記スリットBに表面側から折り線C部分まで差し込みして嵌め合わせする構造としたことを特徴とするCD用ケース、にある。
上記において、板紙に替えて、折り曲げ性のあるプラスチック板、合成紙、不織布を用いる、ようにすることもできる。
本考案に係る請求項1のCDケースは、板紙材料のみからなり、打ち抜きと押し罫線を形成するだけで、特殊な加工工程が必要ではなく、安価に製作できる利点がある。
また、従来の紙製CDケースと異なり、カバーシートを他方側用紙と嵌め合わせ結合できる構造としてあるので、搬送中等におけるCDの脱落を防止できる。カバーシートと他方側用紙との閉じ合わせは、簡単な構造からなるが、比較的に強い嵌め合わせ強度が得られる。
本考案に係るCDケースを示す斜視図である。 CDケースのカバーシートを閉じる状態を示す図である。 CDケースのカバーシートを閉じた状態を示す図である。 CDケースのブランク展開図である。
図1は、本考案に係るCDケースを示す斜視図である。CDケース1は、長方形状の板紙を長さ方向に直交するように、3つの平面部分に折り畳みした形状になっている。
中央の板紙11はCD2を載置するため、CD2の直径に相当する幅と長さを有しているから略正方形状である。板紙11の上下両辺のフラップ111,112はCD2面に折り畳みし、かつ開閉可能なようになっている。フラップ111,112の幅等は任意に設計できる。図1において、フラップ111,112の右側部分は、CD2を取り出し易くするため広く開口するようにされている。
中央の板紙11の左右に隣接した一方側板紙(図1において左側の板紙)は、折り線14によりCD2面に折り畳みしそのほぼ全面を覆うカバーシート12となっている。
中央の板紙11に隣接した他方側板紙(図1において右側の板紙)13は、折り線15によりカバーシート12面の端部に被せて、同シート12と嵌め合わせして結合する構造になっている。カバーシート12面のほぼ中央で嵌め合わせすることも可能である。
カバーシート12である一方側板紙と他方側板紙13は相互に嵌め合わせできる構造になっている。すなわち、該カバーシート12である一方側板紙は端縁12eに突出した長さa、幅bの差し込み片A(符号121)を有し、該差し込み片Aの基部から距離c離隔した位置に、前記端縁12eに平行である長さdのスリットB(符号122)を有する構造になっている。スリットBの溝幅は板紙を通過させる幅が有れば十分である。
差し込み片A(符号121)は、扉形状133の打ち抜き跡部E(符号135)に差し込まれるので、長さaは抜き跡部Eの長さに一致させることになる。幅bは、10mmから15mm程度とする。距離cを小さくして端縁12eに接近させ過ぎると扉形状133の先端を差し込み難くなる。距離cは、12mmから18mm程度が適切となる。
また、他方側板紙13は端縁13eから距離f離隔した位置に、端縁13eに平行な折り線C(符号131)を中央部分を除く中抜き直線状に形成し、該折り線Cを軸として回転する軸部の長さdである扉形状133を、前記折り線C(符号131)の形成されない中抜き部の上端131uと下端131dを始点として打ち抜きし、その先端を端縁13eに平行に数mm切断除去した構造になっている。
そして、前記差し込み片A(符号121)を他方側板紙13の裏面側から扉形状133の打ち抜き跡部E(符号135)に差し込みし、扉形状133の先端を前記カバーシート12である一方側板紙の前記スリットB(符号122)に表面側から折り線C(符号131)部分まで差し込みして嵌め合わせする構造になっている。
扉形状133は打ち抜いた後にその先端を、2〜10mmの等幅に切断除去するのが、嵌め込みを円滑に行うためには好ましい。
扉形状133は、折り線C(符号131)を軸として開閉するが、扉形状133のみが開閉するのではなく、中抜き部(上端131uと下端131dの間)には折り線Cが形成されていないので、端縁13e側と一体に開閉することになる。
上記のように、扉形状133の軸部の長さとスリットB(符号122)の長さを同一の長さdとすることが、嵌め合わせを正しく行なう上で好ましい。
次に、CDケース1の使い方について説明する。図2は、CDケースのカバーシートを閉じる状態を示す図である。
CD2を納めた後、フラップ111,112とカバーシート12をCD2面に被せる。他方側板紙13の扉形状133の先端をカバーシート12のスリットB(符号122)に接近させる。このとき、カバーシート12の差し込み片(符号121)も他方側板紙13の扉形状133の先端の打ち抜後部E(符号135)に接近している。
なお、図2では、扉形状133の先端部を等幅で切断除去(カット)しているので、扉形状133の幅eは打ち抜き跡部E(符号135)よりは狭幅になっている。幅eは、5mmから15mm程度とする。幅eが小さいと嵌め込みした後に抜け易く、大き過ぎると嵌め込みが難しくなる問題がある。扉形状133の先端部のカットは打ち抜きと同時に行なうこともできる。
図3は、CDケースのカバーシートを閉じた状態を示す図である。
扉形状133の先端をカバーシート12のスリットB(符号122)に差し込みし、差し込み片(符号121)を打ち抜後部E(符号135)に差し込んで、嵌め合わせ部を圧迫すれば、図3のように嵌め込みが完了する。
図4は、CDケースのブランク展開図である。図中の符号は、図1〜図3に対応するものである。また、図4中、破線部分は、押し罫部分である。
中央の板紙11は、CD2を載置できる大きさを確保する。扉形状133部分の先端は、前記のように等幅に切断除去(カット)されるので、斜線部の空間が生じる。この空間部の中央の板紙11側寄りに差し込み片A(符号121)が差し込まれることになる。
一方、スリットB(符号122)には、扉形状133の先端から差し込まれて、折り線C(符号131)部分で停止する。折り線C(符号131)と板紙13の端縁13eまでの距離fは、10mm〜25mm程度とする。あまり大きくすると端縁13eがCDケース表面に大きく立ち上がることになる。
紙板材料としては、200g/m2 〜400g/m2 程度のものを使用できる。
板紙材料としては、250g/m2 の板紙を使用して、図4に図示するブランクを打ち抜いた。
中央の板紙11を130mm角とし、直径12cmのCD2を納められるようにし、カバーシート2の差し込み片A(符号121)の先端までの全長は128.15mmとなるようにした。
スリットB(符号122)の長さdを42.9mmとし、溝幅を1.14mmとした。また、扉形状の長さdを42.9mm、幅eを10.01mmとした。差し込み片Aの長さaを35.75mm、幅bを11.73mmとし、距離cを14.3mmとした。
扉形状133の打ち抜き跡部E(符号135)の長さも35.75mmとした。
折り線131と板紙13の端縁13eまでの距離fを21.45mmとした。
このブランクを組み立てて、CD2を納め、カバーシート12と板紙13側とを図2のようにして嵌め合わせしたところ、図3に図示する形態となった。
このCDケースは軽量であり、簡単にはカバーシートが開くことはなく、CDケースとして好適に使用できることが確認できた。
実施例等において、板紙を使用した例について説明したが、本考案は板紙に限定されず、折り曲げ性のあるプラスチック板、合成紙、不織布を用いることができるのは明らかであり、本考案の適用外とするものではない。
1 CDケース
2 CD
11 中央の板紙 12 カバーシート
12e 端縁
13 他方側板紙
13e 端縁
14,15 折り線
111,112 フラップ
121 差し込み片A
122 スリットB
133 扉形状
135 打ち抜後部E

Claims (2)

  1. 略正方形の中央の板紙上にCDを載置し、該中央の板紙の上下両辺のフラップをCD面に折り畳みするようにし、中央の板紙の左右に隣接した一方側板紙をCD面全体を覆うカバーシートとし、他方側板紙をカバーシートに被せて、該カバーシートと嵌め合わせする形態のCDケースにおいて、該カバーシートである一方側板紙は端縁に突出した長さa、幅bの差し込み片Aと該差し込み片Aの基部から距離c離隔した位置に、前記端縁に平行である長さdのスリットBを有する構成とし、他方側板紙は端縁から距離f離隔した位置に、端縁に平行な折り線Cを中央部分を除く中抜き直線状に形成し、該折り線Cを軸として開閉する軸部の長さdである扉形状を、前記折り線Cの形成されない中抜き部の上端と下端を始点として打ち抜きし、さらに扉形状の先端を等幅に切断除去した構成とし、前記差し込み片Aを前記他方側板紙の裏面側から前記扉形状の打ち抜き跡部Eに差し込みし、扉形状の先端Dを前記カバーシートである一方側板紙の前記スリットBに表面側から折り線C部分まで差し込みして嵌め合わせする構造としたことを特徴とするCD用ケース。
  2. 板紙に替えて、折り曲げ性のあるプラスチック板、合成紙、不織布を用いることを特徴とする請求項1記載のCD用ケース。
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