JP3151387U - 異種管接続継手 - Google Patents

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英樹 柏村
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Abstract

【課題】十分な止水効果を維持しながら、地中において異径、異種の管体相互を容易且つ確実に接続できる継手を提供する。【解決手段】継手本体1の内周面に、一方の基端側管体P1に挿脱可能に装着したブッシング部材を介して当該基端側管体P1を係止可能とした係止突部1aと、他方の電線保護用管体P2を接続する差込継手体のテーパ状の係止部14を係止可能としたカットリング状の抜け止め部材4とを備える。ブッシング部材は、一端開口縁を外方に向けて略U字状に折り返して成るフランジ部2aを備える。また、差込継手体は、後部で電線保護用管体P2を接続可能にし、差込方向前部のテーパ状の係止部14によって、継手本体1内における抜け止め部材4を拡径して差込継手体自体を進入させ、進入後で縮径した抜け止め部材4に係止溝15によって係止可能にする。【選択図】図8

Description

本考案は、例えばハンドホール・マンホール等の地中箱等の側壁部に対して垂直に設けられた接続基の基端側管体に管径・種別の異なる電線保護用管体を接続したり、互いに異径・異種等である電線保護用管体同士を接続したりする異種管接続継手に係り、具体的には一方の基端側管体に対し、端部にテーパ状の係止部を備えている差込継手体を介して他方の電線保護用管体の接続を可能にした異種管接続継手に関する。
従来、この種の異種管接続継手としては、例えば特許文献1に開示されているように、接続作業が簡単で、十分な止水性を備えるとする管体接続継手が存在する。すなわち、この管体接続継手は、電線保護用管体の端部に取付けられる差込継手と、該差込継手を差し込むために基端側管体と一体となって形成された受け継手とを有している。そして、該受け継手の内周面には、差込継手が差し込まれたときに抜け止めする抜け止め部材が取付けられ、差込継手の外周面であって受け継手内に収まる部位には抜け止め部材が係止する係止溝が設けられると共に、水分の吸収により膨張する不織布が設けられている。尚、この不織布は、差込継手の外周面における係止溝よりも差込方向後方側に接着剤等による接着や一体成形により一体化されており、水分を吸収して膨張することで受け継手の内周面と差込継手の外周面とを塞いで止水効果が得られるようにしてある。
特開2008−14456号公報
しかしながら、この従来の管体接続継手においては、差込継手を差し込むための受け継手部分が基端側管体と一体となっているため、基端側管体自体の一体的な製作が面倒である等の多くの費用が掛かってしまう。
また、受け継手の内周面と差込継手の外周面との間に、水膨張する不織布が設けられていることで止水でき、少しくらいの管径の相違があっても十分に止水状態で接続できるが、受け継手に差込継手を差し込んだ際に、受け継手内側において差込継手の先端部分に若干の隙間が生じる場合があり、この隙間によって差込継手が挿入方向にガタ付いてしまうと同時に十分な止水効果が得られなくなる虞があった。
そこで、本考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創案されたもので、接続基である基端側管体と、例えば異径、異種等である電線保護用管体との接続において、ブッシング部材が装着される基端側管体側の係止と、電線保護用管体を接続する差込継手体の係止とが各別に行われることで、基端側管体自体の一体的な製作を不要とし、しかも十分な止水効果を維持させながら両管体を容易且つ確実に接続できる異種管接続継手を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本考案にあっては、地中箱に設けられた接続基の一方の基端側管体P1に、各種電線を収納挿通させる他方の電線保護用管体P2を継手本体1によって接続する異種管接続継手であって、該継手本体1の内周面には、基端側管体P1に挿脱可能に装着されたブッシング部材2を介して当該基端側管体P1を係止可能とした係止突部1aと、後部に電線保護用管体P2を接続する差込継手体11の前部に形成してあるテーパ状の係止部14を係止可能としたカットリング状の抜け止め部材4とを有して成るものである。
ブッシング部材2は、前記係止突部1aに係止可能とするよう一端開口縁を外方に向けて略U字状に折り返して成るフランジ部2aを備えたものとできる。
抜け止め部材4は、カット部分4aが形成されたリング状で、継手本体1の内周面にその周方向に沿って形成された収容溝部3に内装されており、係止部14の押し込み挿入によって外径方向に拡径可能とし、係止部14の差込方向後方側に設けてある係止溝15に縮径して係止可能にするものとできる。
継手本体1の内側に挿入された接続対象となる両管体P1,P2の間に形成されている隙間にパッキング部材6を配して成るものとすることができる。
継手本体1は、前記抜け止め部材4が内設されている部位の外周面に操作窓部7を有し、該操作窓部7に抜け止め部材4のカット部分4aを露出配置させて成るものとすることができる。
以上のように構成された本考案に係る異種管接続継手にあって、継手本体1は、一方の基端側管体P1を挿入した後に、当該基端側管体P1に取り付けられたブッシング部材2のフランジ部2aが、当該継手本体1の内周面に形成されている係止突部1aに係止されることによって抜け止めされた状態となって挿入配置される。
継手本体1の内周面の収容溝部3に設けられたカットリング状の抜け止め部材4は、他方の電線保護用管体P2を接続する差込継手体11のテーパ状の係止部14が差し込まれたときに外径方向に押し広げられることで差込継手体11を進入させ、進入後には差込継手体11の外周面に設けた係止溝15側に縮径して係合させる。
パッキング部材6は、継手本体1の内側に挿入された接続対象となる両管体P1,P2の間に形成されている隙間に配され、該パッキング部材6を介して両管体P1,P2を水密状に固定させる。
継手本体1に抜け止め部材4が内設されている部位の外周面に形成された操作窓部7は、該操作窓部7を介して抜け止め部材4のカット部分4aを例えばペンチ等の拡開用工具Rを使って押し広げることで、当該抜け止め部材4によって係止されている係止部14を解放し、差込継手体11、更には電線保護用管体P2を抜脱させる。
本考案によれば、接続基である一方の基端側管体P1と、この基端側管体P1に接続されるべき他方の電線保護用管体P2とを、基端側管体P1はこれに装着したブッシング部材2をフランジ係止して、また電線保護用管体P2はこれを接続する差込継手体11を差し込み係止して、これらを前後で係止する継手本体1によって簡単に接続できる。しかも、基端側管体P1側の係止と、差込継手体11の係止とが各別に行われることで、基端側管体P1との一体的製作を不要とし、しかも十分な止水効果を維持させながら両管体P1,P2を容易に且つ確実に接続できる。
すなわち、これは本考案が、継手本体1の内周面には、基端側管体P1に挿脱可能に装着されたブッシング部材2を介して当該基端側管体P1を係止可能とした係止突部1aと、後部に電線保護用管体P2を接続する差込継手体11の前部に形成してあるテーパ状の係止部14を係止可能としたカットリング状の抜け止め部材4とを有して成るからであり、これにより、継手本体1を介して、互いに異径であったり、種別が異なったりする両管体P1,P2同士の接続が可能となる。
ブッシング部材2は、前記係止突部1aに係止可能とするよう一端開口縁を外方に向けて略U字状に折り返して成るフランジ部2aを備えたので、基端側管体P1に対し、継手本体1を抜け止め可能となるように容易且つ確実に装着させることができる。
抜け止め部材4は、カット部分4aが形成されたリング状で、継手本体1の内周面にその周方向に沿って形成された収容溝部3に内装されており、係止部14の押し込み挿入によって外径方向に拡径可能とし、係止部14の差込方向後方側に設けてある係止溝15に縮径して係止可能にしたので、電線保護用管体P2を接続する差込継手体11のテーパ状の係止部14が差し込まれたときに外径方向に押し広げられて、差込継手体11自体を進入させ、進入後には差込継手体11の外周面に設けられた係止溝15側に縮径して差込継手体14自体を係止させるから、電線保護用管体P2を十分な止水効果を維持させながら容易且つ確実に接続できる。
継手本体1の内側に挿入された接続対象となる両管体P1,P2の間に形成されている隙間にパッキング部材6を配して成るので、パッキング部材6を介して両管体P1,P2を水密状にしっかりと固定させることができ、しかも継手本体1に対する両管体P1,P2の前後方向へのガタ付きも解消される。
継手本体1は、前記抜け止め部材4が内設されている部位の外周面に操作窓部7を有し、該操作窓部7に抜け止め部材4のカット部分4aを露出配置させて成るようにすることで、該操作窓部7を介して抜け止め部材4のカット部分4aを例えばペンチ等の拡開用工具Rを使って押し広げることができる。これによって、当該抜け止め部材4によって係止されている差込継手体11、ひいては電線保護用管体P2を容易に抜脱させることができ、しかも外径の異なる種々の差込継手体11に対しても十分に対応できるものとなる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本考案が限定されるものではない。
本考案を実施するための一形態における異種管接続継手の一例を示す分解斜視図である。 同じく組み立て状態の斜視図である。 同じく抜け止め部材の一例を示す斜視図である。 同じく基端側管体に継手本体を装着する状態の半断面側面図である。 同じく基端側管体にブッシング部材を装着する状態の半断面側面図である。 同じく基端側管体に装着されている継手本体をスライドさせてブッシング部材に係止させる状態の半断面側面図である。 同じく基端側管体に装着されている継手本体に、接続相手側の電線保護用管体を接続する差込継手体が差し込まれる状態の半断面側面図である。 同じく組み立て後の状態の半断面側面図である。 図8における円線で囲まれた部分の拡大断面図である。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を詳細に説明すると、図において示される符号1は、本考案に係る異種管接続継手を構成する例えば金属製または合成樹脂製等による継手本体である。該継手本体1は、図1、図2、図8に示すように、例えばハンドホール・マンホール等の地中箱の側壁部に形成された複数の貫通孔(図示せず)それぞれに対して例えば垂直に設けられた接続基となる一方の基端側管体P1に、例えば各種電線を収納挿通させるよう管径、種別等が異なる電線保護用管体P2を、既製の差込継手体11を介する等して、接続対象である両管体P1,P2を共に挿入状態で係止可能とするものである。
尚、これら両管体P1,P2は、螺旋状の凹凸が外周面と内周面とに形成された合成樹脂製あるいは金属製の螺旋波付き管によって形成され、その内面側は外周面の螺旋波形状に対応した螺旋溝条のねじ部となっている。
また、接続基となる基端側管体P1には、その開口端部に、図1、および図5乃至図8に示すように、ベルマウスと称される円筒状のブッシング部材2が、内周の螺旋溝条のねじ部によって挿脱可能となって装着されている。そのため、このブッシング部材2の長さ方向には、両管体P内側の螺旋溝条のねじ部にねじ込ませて挿入させるための外方傾斜状の突片部2bが形成されている。
また、ブッシング部材2の一端側開口周縁は、断面略U字状に折り返して成るフランジ部2aを備えており、継手本体1の一端開口側内周面にその周方向に沿って形成されている後述の係止突部1aにこのフランジ部2aが係止することで、継手本体1の抜け止めが可能となるようにしてある。さらに、フランジ部2aのU字状部分の内側には、必要があれば例えば水分を吸収して膨張する不織布8が付設され、基端側管体P1の開口先端部がこのU字状部分の内側に当接されている。
図4乃至図8に示すように、継手本体1は円筒状に形成され、一端開口部の内周面には、ブッシング部材2のフランジ部2aを係止するための環状の係止突部1aが形成されている。また、他端開口部には、接続相手側の電線保護用管体P2が接続される差込継手体11を差し込んだときの安定した差込状態が得られるように適宜長さの円筒面部1bが形成されている。
この差込継手体11は、図1、図7に示すように、基本的には円筒状に形成されており、長さ方向の前部側が継手本体1に対して差し込まれる差込部12となっており、後部側が接続相手側の電線保護用管体P2の端部をねじ込ませて接続する結合部13となっている。差込部12は、先端側外周面にテーパ状の係止部14を有し、この係止部14の差込方向後方側に、継手本体1の抜け止め部材4が係止する係止溝15を同じく外周面に設けてある。そして、必要に応じ、差込部12外周面、結合部13内周面に、水分を吸収して膨張する不織布が接着剤等による接着や一体成形等によって設けられている。
尚、接続相手側の電線保護用管体P2を接続する差込継手体11を継手本体1に挿入することによって両管体P1,P2同士を接続する替わりに、図示を省略したが、接続相手側の電線保護用管体P2自体の端部にテーパ状の係止部14を一体形成しておき、この係止部14を継手本体1に挿入することによって両管体P1,P2を接続するようにしても良い。
また、図9に示すように、継手本体1の円筒面部1bの長さ方向の略中間部には、当該円筒面部1bよりも大径環状の収容溝部3が周方向に沿って形成されている。そして、この収容溝部3には、差込継手体11の押し込み挿入によって外径方向に拡径可能とした可撓性を有する合成樹脂から成るカットリング状の抜け止め部材4を装着してあり、差込継手体11における係止部14の後方側にある係止溝15に、押し込み挿入後の縮径した抜け止め部材4を係合させるようにしている。
抜け止め部材4は、図3に示すように、リング形の一部を欠損することで径方向に拡縮自在になるようにカット部分4aを形成してあり、前記収容溝部3に装入する時に縮径できる構造となっている。また、抜け止め部材4の内周面には、図9に示すように、前面側に垂直係止面、後面側に円弧状導入面が形成された係止突起5が形成されている。
そして、継手本体1内の抜け止め部材4にあって、接続相手側の電線保護用管体P2を接続する差込継手体11が差し込まれるとその係止部14先端により係止突起5の円弧状導入面が外周方向に押圧されることによって抜け止め部材4が拡径し、差込継手体11の進入を許容する。また、差込継手体11が所定位置まで進入すると抜け止め部材4が縮径して係止溝15に係合し、抜け止めが図れるものとなっている。
継手本体1の内側に、接続対象となる両管体P1,P2がブッシング部材2、差込継手体11を介して挿入され互いに係止されているときには、両管体P1,P2の間、基端側管体P1と差込継手体11との間等に若干の隙間が形成されることがある。そこで、この隙間を水密状に塞ぐようにリング状のパッキング部材6が介在、配されるものとしている。すなわち図示のように、パッキング部材6は、差込継手体11を差し込むことで、ブッシング部材2のフランジ部2a背面側に当該パッキング部材6が圧接させられ、水密状態に封止される。これによって、外部から継手本体1の円筒面部1b等を通じて両管体P1,P2内部等に水が浸入するのを防いでいる。尚、図中符号9は、ブッシング部材2を差込継手体11との間に介在されるパッキン兼用の止水材である。
また、図3に示すように、前記抜け止め部材4が内装されている部位の継手本体1外周面には、必要に応じて、長孔状の操作窓部7を開口形成することができ、該操作窓部7に抜け止め部材4のカット部分4aを露出配置させるものとしても良い。これにより、差込継手体11更には接続相手側の電線保護用管体P2を、継手本体1から引き抜く必要がある場合には、図3に示すように、先の曲がったペンチ等の拡開用工具Rで操作窓部7を通じて抜け止め部材4のカット部分4aを強制的に押し広げることで、抜け止め部材4が拡径され、これにより差込継手体11に対する係止が外れて抜脱されるものとしてある。
次に、以上のように構成された実施の形態においての使用の一例について説明する。先ず、図4に示すように、接続基となる基端側管体P1に継手本体1を装着して、一旦はその後方側に位置させておき、次に図5に示すように、基端側管体P1の開口端内にブッシング部材2をねじ込む。このとき、ブッシング部材2は、これの外方傾斜状の突片部2bによって管体P内側の螺旋溝条のねじ部にねじ込み導入され、また、フランジ部2aのU字状部分の内側にある不織布8が基端側管体P1の開口先端部に当接される。
そして、図6に示すように、継手本体1を基端側管体P1に沿ってその開口端側にスライドさせてブッシング部材2のフランジ部2aに継手本体1内部の係止突部1aを係止させ、継手本体1の円筒面部1bを基端側管体P1前方に突出させる。これと同時に継手本体1内においてブッシング部材2のフランジ部2a側にパッキング部材6を必要に応じて挿入配置しておく。
一方、接続相手側の電線保護用管体P2の開口端部を差込継手体11の結合部13にねじ込んでおき、図7に示すように、この状態の差込継手体11を継手本体1の円筒面部1b内に差し込む。差し込むことで図8および図9に示すように、差込継手体11の差込部12は、これの係止部14と抜け止め部材4の係止突起5との圧接により当該抜け止め部材4を押し広げて進入し、係止溝15が抜け止め部材4の位置に達したとき、抜け止め部材4は縮径して、差込部12後方側の係止溝15に係合する。これと同時に、差込部12先端とブッシング部材2のフランジ部2a側とによってパッキング部材6が挟持圧接させられ、当該差込部12先端とフランジ部2aとの間の隙間を水密状態に封止する。
このようにして、一方の基端側管体P1は、これに装着したブッシング部材2によって継手本体1内の係止突部laに、また他方の電線保護用管体P2は、これを接続する差込継手体11によって同様に継手本体1の抜け止め部材4にそれぞれ係止されることで、継手本体1を介して相互に接続される。
また、差込継手体11更には電線保護用管体P2を、継手本体1から引き抜く必要がある場合には、図3に示すように、先の曲がったペンチ等の拡開用工具Rで操作窓部7を通じて抜け止め部材4のカット部分4aを強制的に押し広げば良く、これにより抜け止め部材4が拡径され、差込継手体11に対する係止が外れて抜脱される。
P1…基端側管体 P2…電線保護用管体
R…拡開用工具
1…継手本体 1a…係止突部
1b…円筒面部 2…ブッシング部材
2a…フランジ部 2b…突片部
3…収容溝部 4…抜け止め部材
4a…カット部分 5…係止突起
6…パッキング部材 7…操作窓部
8…不織布
11…差込継手体 12…差込部
13…結合部 14…係止部
15…係止溝

Claims (6)

  1. 地中箱に設けられた接続基の一方の基端側管体に、各種電線を収納挿通させる他方の電線保護用管体を継手本体によって接続する異種管接続継手であって、該継手本体の内周面には、基端側管体に挿脱可能に装着されたブッシング部材を介して当該基端側管体を係止可能とした係止突部と、後部に電線保護用管体を接続する差込継手体の前部に形成してあるテーパ状の係止部を係止可能としたカットリング状の抜け止め部材とを有して成ることを特徴とする異種管接続継手。
  2. ブッシング部材は、前記係止突部に係止可能とするよう一端開口縁を外方に向けて略U字状に折り返して成るフランジ部を備えている請求項1記載の異種管接続継手。
  3. 抜け止め部材は、カット部分が形成されたリング状で、継手本体の内周面にその周方向に沿って形成された収容溝部に内装されており、係止部の押し込み挿入によって外径方向に拡径可能とし、係止部の差込方向後方側に設けてある係止溝に縮径して係止可能にした請求項1または2記載の異種管接続継手。
  4. 継手本体の内側に挿入された接続対象となる両管体の間に形成されている隙間にパッキング部材を配して成る請求項1乃至3のいずれか記載の異種管接続継手。
  5. 継手本体は、前記抜け止め部材が内設されている部位の外周面に操作窓部を有し、該操作窓部に抜け止め部材のカット部分を露出配置させて成る請求項1乃至4のいずれか記載の異種管接続継手。
  6. 地中箱に設けられた接続基の一方の基端側管体に、各種電線を収納挿通させる他方の電線保護用管体を継手本体によって接続する異種管接続継手であって、該継手本体の内周面には、基端側管体に挿脱可能に装着されたブッシング部材を介して当該基端側管体を係止可能とした係止突部と、後部に電線保護用管体を接続する差込継手体の前部に形成してあるテーパ状の係止部を係止可能としたカットリング状の抜け止め部材とを有し、ブッシング部材は、前記係止突部に係止可能とするよう一端開口縁を外方に向けて略U字状に折り返して成るフランジ部を備え、抜け止め部材は、カット部分が形成されたリング状で、継手本体の内周面にその周方向に沿って形成された収容溝部に内装されており、係止部の押し込み挿入によって外径方向に拡径可能とし、係止部の差込方向後方側に設けてある係止溝に縮径して係止可能にすると共に、継手本体の内側に挿入された接続対象となる両管体の間に形成されている隙間に配されるパッキング部材と、前記抜け止め部材が内設されている部位の継手本体の外周面に設けられ、抜け止め部材のカット部分を露出させる操作窓部とを有して成ることを特徴とする異種管接続継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017072003A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 株式会社Lixil 二つの管を接続するための構造

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