JP3151335U - 不織布製袋 - Google Patents

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章 尾関
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Abstract

【課題】底部の強度を向上させた不織布製袋を提供する。【解決手段】不織布1によって筒状本体の全体が形成された袋である。筒状本体は、1枚の不織布1の左端縁4と右端縁5とを重ね合わせ熱溶着部分3によって接合することによって筒状に形成されたものである。下端部6の不織布1同士は、熱溶着によって接合されると共に縫製糸8によって縫着されている。縫着は、熱溶着部分7上を縫製糸8で縫ったものである。下端部6は、折り曲げることなく縫製を行なうだけで足りる。【選択図】図1

Description

本願考案は、不織布製袋に関するものである。
従来より、合成樹脂シート製の袋、特に米袋の一部分に、主として通気性等を改善するために不織布を用いることは特許文献1〜5に示すように広く行われている技術であり、この合成樹脂シートと不織布とはヒートシールによって接合されるのが一般的であった(例えば、特許文献5)。また、特許文献6にあっては、米袋の全体を不織布で形成することが提案されているが、この特許文献6には、不織布同士の接合に関して何ら開示もない。
本願考案者は、通気性のさらなる改善のために、袋の全体を不織布のみにて構成することを企てたが、そこで生じた問題が袋の強度不足であった。不織布自体の強度には適当な不織布を選択することによって解決できたが、袋にするための不織布同士の接合部分から破袋することを避けることができなかった。特に、袋の底部については最も大きな荷重がかかると共に、運搬時の振動や衝撃が一番大きく加わる箇所であり、その強度向上がなされない限り、実用化は困難であった。
特開2002−234549号公報 特開2002−128098号公報 特開平11−349007号公報 特開平11−20836号公報 登録実用新案第3048366号公報 登録実用新案第3128150号公報
本願考案の目的は、不織布製の袋における底部の強度を向上させることにより、実用に耐えうる袋を提供することにある。
本願の請求項1の考案は、不織布によって筒状本体の全体が形成された袋において、上記筒状本体の底部が、上記筒状本体の不織布同士を熱溶着によって接合すると共に不織布同士を縫製によって接合したものであることを特徴とする不織布製袋を提供する。
本願の請求項2の考案は、上記の筒状本体は、上記の不織布の左右両端縁を熱溶着によって溶着することによって筒状に形成されたものであり、上記の筒状本体の左右両辺は、上記の不織布を折り目線にて折り返すことにより形成されたものであり、上記筒状本体の底部は、上記本体の不織布同士を熱溶着によって接合すると共に、この熱溶着部分上を縫製ミシンで縫ったものであることを特徴とする請求項1記載の不織布製袋を提供する。
本願の請求項3に係る考案は、上記の筒状本体は1枚の不織布のみによって構成されたものであり、上記の不織布の左右両端縁の熱溶着箇所は、不織布同士を折曲せずに重ねた部分が熱溶着されたものであり、上記の筒状本体の下端部は折り曲げることなく上記の底部の熱溶着がなされたものであり、且つ、折り曲げることなく上記の縫製ミシンでの縫製が行なわれたものであることを特徴とする請求項2記載の不織布製袋を提供する。
本願の請求項1の考案は、袋の筒状本体の底部が、上記筒状本体の不織布同士を熱溶着によって接合すると共に不織布同士を縫製によって接合したものであるため、熱溶着と縫着の相乗効果で極めて強い構造となったものであり、実用に耐えうる袋を提供することが出来たものである。
本願の請求項2の考案は、上記の筒状本体は、上記の不織布の左右両端縁を熱溶着によって溶着することによって筒状に形成されたものであり、上記の筒状本体の左右両辺は、上記の不織布を折り返すことにて形成されたものであるため、底部の次に力が加わり易い筒状本体の左右両辺に接合部分がなく、使用に耐えうる強度を保つことができる。また、上記筒状本体の底部は、熱溶着部分上を縫製ミシンで縫ったものであるため、十分な強度を得ることができることは勿論、ミシンの針穴が袋内部に位置しないため、米の粉等が漏れだすおそれもない。
本願の請求項3に係る考案は、上記の筒状本体は1枚の不織布のみによって構成されたものであり、上記の不織布の左右両端縁の熱溶着箇所は、不織布同士を折曲せずに重ねた部分を熱溶着されたものであり、この左右両端縁の熱溶着後に筒状体の端部を切り離すと共に、端部を折り曲げることなく本体の底部の熱溶着がなされたものであり、且つ、折り曲げることなく上記の縫製ミシンでの縫製が行なわれたものであるため、製造上最も低コストで且つ実用的な強度を保った袋を提供することができたものである。
以下、図面に基づき本願考案の実施の形態を説明する。
図1は、本願考案の実施の形態に係る袋の正面図であり、図2(A)は図1のA−A線に沿う断面説明図であり、(B)は図1のB−B線に沿う断面説明図である。
この袋は、全体が有底の筒状本体によって構成されており、この筒状本体の全体が不織布1によって形成されている。不織布は、ポリエステル系のスパンボンド不織布を用いることができるが、ポリアミド等の他の素材であってもよく、製法についても湿式、乾式をとわず、メルトブローであっても良い。厚みは、例えば目付70〜120g/m2の比較的大きなものが適するが、製法、材質と共に、袋の内容量や、保存用、小売り用等の用途との関係で適宜選択して採用することができる。また、不織布は1層のみの構成であってもよく、複数層、複数種類の不織布を積層して用いても良い。この袋は、主として米に代表される穀物やコーヒー豆を保管移送販売するのに適しているが、これに限らず種々のものを収納することができる。
この袋は連続する不織布のウエブから連続して製造することができ、不織布1を長手方向に送りつつ左右2本の平行な折り目線で折り返すことによって、不織布1の左端縁4と右端縁5とを重ね合わせる。よって、図では、左端縁4が右側に、右端縁5が左側に描かれている。この左右2本の平行な折り目線が、筒状本体の左右辺2となる。重ねられた左端縁4と右端縁5とは、熱溶着によって接合され(熱溶着部分3)、長手方向(軸方向)に連続した筒状体が形成される。
この連続した筒状本体は、長手方向に所定間隔で切り離され、上端部9と下端部6とが形成されると共に、下端部6が熱溶着(熱溶着部分7)によって封される。この熱溶着部分7は、前面側と後面側の不織布1同士を熱溶着したものである。そして、熱溶着部分7の上を縫製ミシンで縫うことによって、縫製糸8による強度向上が図られ、袋として十分な強度を有する底部が形成される。熱溶着部分7の幅は10〜20cmが適当であるが、この幅についても適宜変更し得る。
上端部9に関しては、開封されたまま袋の出荷がなされ、米が投入された後に、封される。この封は、熱溶着、縫着、接着などの適宜手段を単独又は併用して、目的に応じた強度が保たれるように不織布1同士を接合すればよい。
以上工程順に一実施の形態を説明したが、この工程は適宜変更して実施することができる。また構成についても、前後左右辺2枚の不織布を重ね合わせて、その周囲を熱溶着と縫着によって接合するようにしたものであってもよく、また、襠部を設けてもよく、本願の請求項の範囲内で適宜変更して実施することができる。
本願考案の実施の形態に係る袋の正面図である。 (A)は図1のA−A線に沿う断面説明図であり、(B)は図1のB−B線に沿う断面説明図である。
1 不織布
2 左右辺
3 熱溶着部分
4 左端縁
5 右端縁
6 下端部
7 熱溶着部分
8 縫製糸
9 上端部

Claims (3)

  1. 不織布によって筒状本体の全体が形成された袋において、
    上記筒状本体の底部が、上記筒状本体の不織布同士を熱溶着によって接合すると共に不織布同士を縫製によって接合したものであることを特徴とする不織布製袋。
  2. 上記の筒状本体は、上記の不織布の左右両端縁を熱溶着によって溶着することによって筒状に形成されたものであり、
    上記の筒状本体の左右両辺は、上記の不織布を折り目線にて折り返すことにより形成されたものであり、
    上記筒状本体の底部は、上記本体の不織布同士を熱溶着によって接合すると共に、この熱溶着部分上を縫製ミシンで縫ったものであることを特徴とする請求項1記載の不織布製袋。
  3. 上記の筒状本体は1枚の不織布のみによって構成されたものであり、
    上記の不織布の左右両端縁の熱溶着箇所は、不織布同士を折曲せずに重ねた部分が熱溶着されたものであり、
    上記の筒状本体の下端部は折り曲げることなく上記の底部の熱溶着がなされたものであり、且つ、折り曲げることなく上記の縫製ミシンでの縫製が行なわれたものであることを特徴とする請求項2記載の不織布製袋。
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