JP2017132489A - 包装体および包装体用原反 - Google Patents

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【課題】ピロー包装により簡単に製造でき、しかも、直方体の形状を維持することができる包装体およびそのための原反を提供する。【解決手段】帯状の連続シート2と、連続シート2の長さ方向に対して垂直な方向に連続シート2に貼り付けられた帯状の補強シート3を有し、補強シート3は所定の距離を隔てて対に設けられている原反1を使用して、背張り部15を有する面11と他の3面で四角柱が形成し、この四角柱の両口部に封止部16を形成し、四角柱の両口部に沿って補強シート3が貼り付けられているピロー包装体10にする。【選択図】図3

Description

この発明は、食品等を包装する包装体およびその包装体の製造に用いる包装体用原反に関する。
調理パンや菓子パンなどの包装には、ピロー包装と呼ばれる包装体が使用されている。背張りにより形成された封筒状の袋体に内容物を入れ、口部を熱圧着等で封止する。
また、特許文献1〜3には、ヒダ付きピロー包装体やその製造方法、原反ロールなどが記載されている。その原反ロールは、ヒートシール性を有している包材からなり連続する方向に対して直角方向に帯状に延在するヒダが一定のピッチに形成されているヒダ付き包材であり、そのヒダは、内面同士が合掌状に折り重ねられてヒートシールされることで形成されている。このヒダをピロー包装の下側に合せるようにして包装体を製造することにより、下部が長方形状に固定され、自立可能なピロー包装体になっている。なお、上部側にはヒダは設けられていないので、通常のピロー包装の口部と変わることはない。
特許第4060077号特許公報 特許第4118568号特許公報 特許第4118570号特許公報
従来より使われている封筒形のピロー包装体は、元の形状は平面的であり、内容物を入れることにより、その内容物の外形に従ってふくらむのみである。自ら立体形状を保つものではないので、少しでも力が加われば変形し、内容物を保護する作用はない。四角のサンドイッチなどを包装しようとすれば、トレーなどの包装材を別途使用し、そのトレーを中に入れる必要がある。
特許文献1〜3に記載されたピロー包装体では下部がヒダによって補強され、直方体の形状をある程度維持することができる。したがって、このヒダのある側を下にして置くことにより、包装体を直立させることができる。しかし、上部側にはヒダは設けておらず、通常のピロー包装体と強度は変わらない。したがって、上部では直方体の形状は保たれない。
また、ヒダは包材の内面同士を合掌状に折り重ねヒートシールして形成されている。したがって、折り重ねを大きくしても、ヒダの基部のみが線状に包装体の本体部と接続されているに過ぎず、補強の効果は限定的である。直方体の形状を強固に保とうとするなら、厚みのあるシートを包材の原材として使用しなければならない。さらに、原反ロールにおいて、ヒダは包材の幅全体に渡って形成されることになり、縁部の部分にヒダのない空間を形成することはできない。背張りを行うとき、その縁部のヒダも背張り部に入ってくる。この部分では、6枚分のシートが重なることとなり、背張りが行いにくく、また、この部分のみが異様に分厚くなる。
この発明は、ピロー包装により簡単に製造でき、しかも、直方体の形状を維持することができる包装体およびそのための原反を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明の包装体用原反は、帯状の連続シートと、連続シートの長さ方向に対して垂直な方向に連続シートに貼り付けられた帯状の補強シートを有し、補強シートは所定の距離を隔てて対に設けられており、この補強シートの対が一定間隔で繰り返し連続シート上に設けられている。そして、連続シートの長さ方向に対して垂直な方向の補強シートの両端部は連続シートの側縁まで達しておらず、補強シートの端部と連続シートの側縁の間に空間が形成されていることが好ましい。また、連続シートの長さ方向に沿っても補強シートを貼り付けてもよい。
この発明の包装体は、シートの合掌合わせにより形成された背張り部を有する第1面と、第1面に対向する第2面と、第1面と第2面に垂直に設けられた第3面と第4面を有し、第1面と第2面と第3面と第4面により四角柱が形成されており、この四角柱の両口部には封止部が形成されていて、四角柱の両口部に沿って補強シートが貼り付けられている。また、第3面と第4面にもそれぞれ補強シートが貼り付けてもよい。
包装体用原反の連続シートの長さ方向に対して垂直な方向に貼り付けられた補強シートにより包装体の四角柱の両口部に沿って補強され、包装体は直方体の形状を形成することができる。背張りによるピロー包装により簡単に製造することができる。
包装体用原反を示す平面図である。 同一部拡大図である。 包装体を示す斜視図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1は包装体用原反を示す平面図である。
包装体用原反1は、一定の幅Wの帯状の連続シート2と、連続シート2の長さ方向に対して垂直な方向に沿って連続シート2上に貼り付けられた帯状の第1補強シート3を有する。この第1補強シート3は所定の間隔L1を隔てて2本1組の補強シート対をなすように設けられている。そして、この第1補強シート3の対は、一定の間隔L2を周期として繰り返し設けられている。
連続シート2の素材は特に限定されず、包装材としての通常の強度を有するシートであればよく、プラスティックシート、紙シート、あるいはそれらの複合シートなど適宜選択すればよい。そして、この連続シート2の剛性(コシ)はさほど強くなくてもよい。一方、補強シート3は連続シート2よりもコシの強い材料であることが好ましい。ここでは、食品用の包装材として広く使用されている透明なプラスティックフィルムを用いている。そして、補強シート3は熱圧着により連続シート2に貼り付けられている。
この包装体用原反1により直方体の形状のピロー包装体が製造されるが、包装体用原反1の幅W,対の補強シート3の間隔L1および対の繰り返し周期L2は、製造されるピロー包装体の形状に基いて定められている。図2は包装体用原反を示す拡大平面図であり、1周期分の詳細を示す。幅Wは製造される包装体の周囲長と背張り15に要する幅を加えた長さに対応している。また、補強シート3の対の間、特に外側同士の間隔L1は、包装体の高さに対応している。そして、繰り返し周期L2は、1体の包装体を作るのに必要な長さに対応する。
ここで、第1補強シート3は包装体用原反1の幅の大部分に渡って設けられているが、連続シート2の側縁までには達していない。連続シートの側縁の付近には第1補強シート3が設けられていない空間4が形成されている。この空間4の幅は、背張り15に使用する幅よりも広くなっている。
包装体用原反1には、連続シート1の長さ方向に沿って第2補強シート5が貼り付けられている。2本の第2補強シート5が貼り付けられていて、その位置は製造される包装体の側面になるように設定されている。この第2補強シート5もコシの強いシートであることが好ましい。本例では第1補強シート3と同じ帯状シートを使用している。
この包装体用原反1はボビンに巻かれ、原反ロールとして供給することができる。
次に、この包装体用原反1の使用方法について説明する。包装体用原反1はボビンから引き出されながら、使用される。第1補強シート3と第2補強シート5が貼り付けられている面を下向きにして、補強シート3,5が貼り付けられていない面の上に調理パンなどの内容物を載せる。連続シート1の側辺6同士を合掌合わせに重ねて背張り部を形成し、四角柱の形状の筒を形成する。この筒の中に内容物は収納される。図1の例のように第1補強シート3の両端部が連続シートの側縁まで達しないようにすることにより、背張り部には第1補強シート3が入らず、容易に背張りをすることができる。形成された背張り15は全長に渡って同じ厚さであり、美観も優れる。
繰り返し周期L2で定められた位置で切断するとともに、その切断部を熱圧着等で封止して、四角柱の両口部に封止部16を形成する。貼り付けられている第1補強シート3は四角柱の両口部に沿った位置になるように設定しておく。こうして、図3に示すような直方体状の包装体10が製造されるが、このとき、内容物は包装体の中に収納されている。すなわち、ここで説明した包装体の製造方法は、包装方法でもある。
このような包装は、既に普及している製袋機で自動的に行うことができる。本発明の包装体用原反1を導入すればよく、設備を大がかりに変更する必要はない。
また、口部の片側だけを封止し、他方を開いた状態の袋体を製造し、その袋体を提供してもよい。この場合、開口部より内容物を入れ、その口部を封止することにより、同様な包装体を形成することができる。製袋機を持たない小規模な事業者でも本発明を利用することができる。
図3は包装体を示す斜視図である。包装体10は、シートの合掌合わせにより形成された背張り部15を有する第1面11と、第1面11に対向する第2面12と、第1面11と第2面12に垂直に設けられた第3面13と第4面14を有する。この第1面11と第2面12と第3面13と第4面14により四角柱が形成されている。この四角柱の両口部には封止部16が形成されていて、包装体10が密封されている。四角柱の両口部に沿って、ほぼ外周を囲うように第1補強シート3が貼り付けられている。この第1補強シート3が骨格となり、包装体10は全体として概ね直方体の外形になっている。したがって、丸いハンバーガーなどを収納しても、包装体10は直方体の形状を保ち、口部を下にして、直立状態に置くこともできる。このような置き方は、従来のピロー包装体ではできなかった。
本例の包装体では、側面である第3面13と第4面14に第2補強シート5が貼り付けられている。この第2補強シート5は背張り15に平行な方向、すなわち、上部から下部にかけて設けられている。この第2補強シート5によって第3面13と第4面14が補強され、背張り15と合わせて3本の支柱のように四角柱構造を支える。
本願発明では、第1補強シート3も第2補強シート5も貼り付けによって取り付けられているので、補強シートの全面が補強材として作用する。したがって、比較的薄いシートであっても、直方体の形状を効果的に保つことができる。
1.包装体用原反
2.連続シート
3.第1補強シート
4.空間
5.第2補強シート
10.包装体
11.第1面
12.第2面
13.第3面
14.第4面
15.背張り
16.封止部

Claims (5)

  1. 帯状の連続シートと、連続シートの長さ方向に対して垂直な方向に連続シートに貼り付けられた帯状の補強シートを有し、補強シートは所定の距離を隔てて対に設けられており、この補強シートの対が一定間隔で繰り返し連続シート上に設けられている包装体用原反。
  2. 連続シートの長さ方向に対して垂直な方向の補強シートの両端部は連続シートの側縁まで達しておらず、補強シートの端部と連続シートの側縁の間に空間が形成されている請求項1に記載の包装体用原反。
  3. 連続シートの長さ方向に沿って補強シートが貼り付けられている請求項1または請求項2に記載の包装体用原反。
  4. シートの合掌合わせにより形成された背張り部を有する第1面と、第1面に対向する第2面と、第1面と第2面に垂直に設けられた第3面と第4面を有し、第1面と第2面と第3面と第4面により四角柱が形成されており、この四角柱の両口部には封止部が形成されていて、四角柱の両口部に沿って補強シートが貼り付けられている包装体。
  5. 第3面と第4面にはそれぞれ補強シートが貼り付けられている請求項4に記載の包装体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3232358U (ja) * 2021-03-26 2021-06-10 有限会社すぎもと農園 包装体の集合物
JP2021147033A (ja) * 2020-03-13 2021-09-27 オートリブ ディベロップメント エービー エアバッグ装置の製造方法及びエアバッグ装置。

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