JP3151170U - 車両のドア構造 - Google Patents

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寛 小川
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Abstract

【課題】車両の後部座席に着座する乗員が、前部座席側のドアを容易に開けることができるドア構造を提供する。【解決手段】前部座席2と後部座席3とを備え、前部座席2側にのみ乗員乗降用のドア4を有し後部座席3側にドア4を有さない車両10のドア構造1である。前部座席2に着座する乗員がドア4の開放操作を行うための前側ドアインサイドハンドル5が、ドア4に設けられている。また、後部座席3に着座する乗員がドア4の開放操作を行うための後側ドアインサイドハンドル6が、前側ドアインサイドハンドル5よりもドア4の車両10進行方向後側に設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、車両の後部座席の乗員が前席側のドアを容易に開けることができるドア構造に関する。
従来から図6に示すごとく、前部座席92と後部座席93とを備え、前部座席92側にのみドア91を有する車両90が知られている。図示するごとく、この車両90には、乗員がドア91を車内から開けるためのドアインサイドハンドル(インナーハンドル)94が設けられている。このドアインサイドハンドル94を乗員が車両内側に引くことにより、ロック機構(図示しない)が係合解除され、ドア91が開くようになっている。
特開平9−235917号公報
ところが、このドアインサイドハンドル94は、前部座席92に着座する乗員が操作しやすいようにドア91の前側に取り付けられているため、後部座席93に着座する乗員95がドア91を開けようとした場合にドアインサイドハンドル94に手が届かず、ドア91を開けにくいという問題がある。
例えば後部座席93の乗員95が助手席側のドア91を開けようとする場合、上述したように、乗員95はドアインサイドハンドル94に手が届きにくい。また、運転席から助手席側のドアまで距離があるため、運転席に着座する運転者がドアを開けてあげようとしても手が届きにくい。
また、運転者が席を外しており、後部座席93の乗員95が運転席側のドアを開けようとする場合も、同様にドアを開けにくいという問題がある。
そのため、後部座席93に着座する乗員95が前側のドア91を容易に開けることができる車両のドア構造が望まれている。
本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、車両の後部座席に着座する乗員が、前部座席側のドアを容易に開けることができるドア構造を提供しようとするものである。
本考案は、前部座席と後部座席とを備え、上記前部座席側にのみ乗員乗降用のドアを有し上記後部座席側に該ドアを有さない車両のドア構造であって、
上記ドアに設けられ、上記前部座席に着座する乗員が上記ドアの開放操作を行うための前側ドアインサイドハンドルと、
該前側ドアインサイドハンドルよりも上記ドアの車両進行方向後側に設けられ、上記後部座席に着座する乗員が上記ドアの開放操作を行うための後側ドアインサイドハンドルと、
を備えることを特徴とする車両のドア構造にある(請求項1)。
本考案の作用効果につき説明する。
本考案では、前部座席に着座する乗員(以下、前席側乗員とも記す)がドアの開放操作をするための前側ドアインサイドハンドルと、後部座席に着座する乗員(以下、後席側乗員とも記す)がドアの開放操作をするための後側ドアインサイドハンドルとの、2個のドアインサイドハンドルを設けた。
このようにすると、後席側乗員から手が届きやすい位置に後側ドアインサイドハンドルがあるため、後席側乗員は容易にドアを開けることが可能となる。また、前側ドアインサイドハンドルは前席側乗員から手が届きやすい位置に設けられているため、前席側乗員は、この前側ドアインサイドハンドルに手をかけて車内側に引くことにより、ドアを容易に開けることが可能である。
このようにドアインサイドハンドルを上記のような配置で2個設けることにより、前部座席と後部座席とのどちら側からも容易にドアを開けることが可能となり、乗員の利便性が大幅に向上する。
以上のごとく、本考案によれば、車両の後部座席に着座する乗員が、前部座席側のドアを容易に開けることができるドア構造を提供することができる。
実施例1における、車両の一部透視側面図。 実施例1における、ドアの斜視図。 実施例1における、ドアインサイドハンドルの閉状態における断面図。 実施例1における、ドアインサイドハンドルの開状態における断面図。 実施例1における、車両の一部透視平面図。 従来例における、車両の一部透視側面図。
上述した本考案における好ましい実施の形態につき説明する。
本考案において、上記ドアを車両本体に係合させるドアロック機構と、該ドアロック機構と上記前側ドアインサイドハンドルとを繋ぐ前側ロッドと、上記後側ドアインサイドハンドルから延び上記ドアロック機構に繋がれている後側ロッドとを備えることが好ましい(請求項2)。
このようにすると、後側ドアインサイドハンドルを車両内側に引いてドアを開けることができる構造を、簡単に実現することが可能となる。この構造によれば、乗員が後側ドアインサイドハンドルを引くと後側ロッドが引っ張られ、ドアロック機構を係合解除させることができる。これによりドアを開くことが可能となる。
なお、上記ロッドは、ドアインサイドハンドルとドアロック機構とを繋ぐ連結具であって、ワイヤーをも含む意味である。
また、上記後側ロッドは、上記前側ロッドに連結されていることが好ましい(請求項3)。
このようにすると、従来の車両の構造に大幅な改良を加えることなく、後側ドアインサイドハンドルを取り付けることが可能となる。すなわち、本構成によると、上記ドアロック機構と後側ロッドとを直接接続しないため、ドアロック機構は従来のものをそのまま使用することができる。これにより、後側ドアインサイドハンドルを車両に取り付ける際のコストを低くすることができる。
また、上記後側ドアインサイドハンドルは、ロ字型に形成されていることが好ましい(請求項4)。
このようにすると、後席側乗員が後側ドアインサイドハンドルに指をかけやすいため、ドアを開く操作を容易に行うことが可能になる。
また、上記後側ドアインサイドハンドルは、運転席側のドアと、助手席側のドアとの双方に設けられていることが好ましい。
このようにすると、運転席側のドアと助手席側のドアとの、どちら側のドアでも後席側乗員は容易に開けることが可能になる。
(実施例1)
本考案の実施例にかかる車両のドア構造につき、図1〜図5を用いて説明する。
図1は本例のドア構造1を備える車両10の一部透視側面図であり、図2はドア4の斜視図である。
図1に示すごとく、本例は、前部座席2と後部座席3とを備え、前部座席2側にのみ乗員乗降用のドア4を有し後部座席3側にドア4を有さない車両10のドア構造1である。
前部座席2に着座する乗員がドア4の開放操作を行うための前側ドアインサイドハンドル5がドア4に設けられている。また、後部座席3に着座する乗員がドア4の開放操作を行うための後側ドアインサイドハンドル6が、前側ドアインサイドハンドル5よりもドア4の車両進行方向後側に設けられている。
以下、詳説する。
図2に示すごとく、本例のドア構造1は、ドア4を車両本体に係合させるドアロック機構7を備える。また、ドアロック機構7と前側ドアインサイドハンドル5とを繋ぐ前側ロッド8aと、後側ドアインサイドハンドル6から延びドアロック機構7に繋がれている後側ロッド8bとを備えている。
ドアロック機構7は、ドア4を閉じた状態では、車両10のセンターピラー(図示しない)に係合している。乗員がドア4を開く際には、前側ドアインサイドハンドル5または後側ドアインサイドハンドル6を車両内側に引く。これによりロッド8a,8bが引っ張られ、ドアロック機構7が作動して係合状態が解除される。
図2に示すごとく、後側ロッド8bは、前側ロッド8aに連結されている。前側ドアインサイドハンドル5および後側ドアインサイドハンドル6はドアトリム41に設けられている。
図3に、前側ドアインサイドハンドル5の断面図を示す。このように、前側ドアインサイドハンドル5は回動軸50と、前側ロッド8aの先端部81を保持する先端保持部51を有する。図4に示すごとく、乗員が前側ドアインサイドハンドル5を矢印A側に引くと、この前側ドアインサイドハンドル5が回動軸50を中心に回動し、前側ロッド8aが矢印B側に引っ張られる。これにより、上述したドアロック機構7が係合解除される。なお、後側ドアインサイドハンドル6も同様の構造を有している。
図2に戻る。本例のドア構造1では乗員が操作しやすいように、後側ドアインサイドハンドル6として、図示するごとくロ字型のものを採用した。この形状は適宜変更することができ、例えば前側ドアインサイドハンドル5のように1本アーム型にしてもよい。また、前側ドアインサイドハンドル5をロ字型にしてもよい。
次に、車両10の一部透視平面図を図5に示す。図示するごとく、本例では、運転席2a側のドア4aと、補助席2b側のドア4bとの双方に、後側ドアインサイドハンドル6が取り付けられている。また、これら2個のドア4a,4bの双方に、前側ドアインサイドハンドル5が取り付けられている。
本考案の作用効果について説明する。
図1、図2に示すごとく、本例では、前部座席2に着座する乗員11a(図5参照)がドア4の開放操作をするための前側ドアインサイドハンドル5と、後部座席3に着座する乗員11b(図5参照)がドア4の開放操作をするための後側ドアインサイドハンドル6との、2個のドアインサイドハンドルを設けた。
このようにすると、後席側乗員11bから手が届きやすい位置に後側ドアインサイドハンドル6があるため、後席側乗員11bは容易にドア4を開けることが可能となる。また、前側ドアインサイドハンドル5は前席側乗員11aから手が届きやすい位置に設けられているため、前席側乗員11aは、この前側ドアインサイドハンドル5に手をかけて車内側に引くことにより、ドア4を容易に開けることが可能である。
このようにドアインサイドハンドルを2個設けることにより、前部座席2と後部座席3とのどちら側からも容易にドア4を開けることが可能となり、乗員11の利便性が大幅に向上する。
また、本例のドア構造1は図2に示すごとく、ドア4を車両本体に係合させるドアロック機構7を備え、前側ドアインサイドハンドル5とドアロック機構7とが前側ロッド8aで繋がれている。また、後側ドアインサイドハンドル6とドアロック機構7とが後側ロッド8bで繋がれている。
このようにすると、後側ドアインサイドハンドル6を車両内側に引いてドア4を開けることができる構造を、簡単に実現することが可能となる。この構造によれば、乗員11が後側ドアインサイドハンドル6を引くと後側ロッド8bが引っ張られ、ドアロック機構7を係合解除させることができる。これによりドア4を開くことが可能となる。
また、前側ドアインサイドハンドル5を引くと前側ロッド8aが引っ張られ、ドアロック機構7を係合解除させることができる。
また、本例では図2に示すごとく、後側ロッド8bは、前側ロッド8aに連結されている。
このようにすると、従来の車両10の構造に大幅な改良を加えることなく、後側ドアインサイドハンドル6を取り付けることが可能となる。すなわち、本構成ではドアロック機構7と後側ロッド8bとを直接接続しないため、ドアロック機構7は従来のものをそのまま使用することができる。これにより、後側ドアインサイドハンドル6を車両10に取り付ける際のコストを低くすることができる。
また、本例では図2に示すごとく、後側ドアインサイドハンドル6は、ロ字型に形成されている。
このようにロ字型にすると、後席側乗員11bが後側ドアインサイドハンドル6に指をかけやすいため、ドア4を開く操作を容易に行うことが可能になる。
また、図5に示すごとく、後側ドアインサイドハンドル6は、運転席2a側のドア4aと、助手席2b側のドア4bとの双方に設けられている。
このようにすると、運転席2a側のドア4aと助手席2b側のドア4bとの、どちら側のドア4でも後席側乗員11bは容易に開けることが可能になる。
以上のごとく本例によると、車両10の後部座席3に着座する乗員11bが、前部座席2側のドア4を容易に開けることができるドア構造1を提供することができる。
1 ドア構造
10 車両
2 前部座席
3 後部座席
4 ドア
5 前側ドアインサイドハンドル
6 後側ドアインサイドハンドル
7 ドアロック機構
8a 前側ロッド
8b 後側ロッド

Claims (4)

  1. 前部座席と後部座席とを備え、上記前部座席側にのみ乗員乗降用のドアを有し上記後部座席側に該ドアを有さない車両のドア構造であって、
    上記ドアに設けられ、上記前部座席に着座する乗員が上記ドアの開放操作を行うための前側ドアインサイドハンドルと、
    該前側ドアインサイドハンドルよりも上記ドアの車両進行方向後側に設けられ、上記後部座席に着座する乗員が上記ドアの開放操作を行うための後側ドアインサイドハンドルと、
    を備えることを特徴とする車両のドア構造。
  2. 請求項1において、上記ドアを車両本体に係合させるドアロック機構と、該ドアロック機構と上記前側ドアインサイドハンドルとを繋ぐ前側ロッドと、上記後側ドアインサイドハンドルから延び上記ドアロック機構に繋がれている後側ロッドとを備えることを特徴とする車両のドア構造。
  3. 請求項2において、上記後側ロッドは、上記前側ロッドに連結されていることを特徴とする車両のドア構造。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項において、上記後側ドアインサイドハンドルは、ロ字型に形成されていることを特徴とする車両のドア構造。
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