JP3150161B2 - 補助電源回路 - Google Patents

補助電源回路

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JP3150161B2
JP3150161B2 JP4227591A JP4227591A JP3150161B2 JP 3150161 B2 JP3150161 B2 JP 3150161B2 JP 4227591 A JP4227591 A JP 4227591A JP 4227591 A JP4227591 A JP 4227591A JP 3150161 B2 JP3150161 B2 JP 3150161B2
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厚志 鈴木
勇彦 神野
富造 平山
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Central Japan Railway Co
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両に搭載する補
助電源装置用の補助電源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両に搭載された従来の、電車線電
圧をDC600Vに変換するコンバータ回路と、この変換され
たDC600VをAC100Vに変換するインバータ回路とにより構
成された補助電源装置を、給電区分数に応じた数量備え
た補助電源回路では、各補助電源装置の運転・停止をイ
ンバータの出力電圧の検出のみで行っていた。
【0003】この従来の補助電源回路を一つの給電区分
用の補助電源装置に注目して図示すれば、図2のごとく
である。列車に必要な給電区分数に応じた数だけ補助電
源装置1が列車に搭載されており、一つの給電区分用の
補助電源装置1は、電車線電圧8をDC600Vに変換するコ
ンバータ回路2と、この変換されたDC600VをAC100Vに変
換するインバータ回路3とにより構成されている。正常
時にはこの給電区分内のDC600V回路11及びAC100V回路12
とへは、この給電区分のコンバータ回路2及びインバー
タ回路3からそれぞれ給電しており、インバータ回路3
の出力電圧側にのみAC100V停電検出器6が設けられてい
る。このAC100V停電検出器6の検出信号により、異常の
発生した給電区分のDC600V回路とAC100V回路とへ負荷半
減指令を出した後、DC600V回路用接触器4とAC100V回路
用接触器の両者を動作させるように構成されていた。
【0004】このために、インバータ回路3のみに異常
を発生し、コンバータ回路2は正常に運転している場合
にも、AC100V停電検出器6によりインバータ回路に異常
電圧の検知された給電区分の補助電源装置1を停止し、
その給電区分のDC600V回路11とAC100V回路12との両方の
負荷を半減してから、AC100V停電検出器6の検出信号に
よりDC600V回路用接触器4とAC100V回路用接触器5を動
作させて、他の給電区分の補助電源装置のDC600V回路9
とAC100V回路10とを、それぞれこの給電区分のDC600V回
路11とAC100V回路12とへ接続し、補助電源装置1に異常
の発生した給電区分へ電力を供給していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
補助電源回路では、インバータのみに異常を発生しコン
バータは正常な場合にも、異常の発生した給電区分の補
助電源装置1全体を停止して、正常なDC600V回路へも他
の給電区分の補助電源装置から電力を供給していたの
で、DC600V回路も負荷を半減しなくてはならず、著しい
サービスの低下となっていた。本発明はこの不具合を解
消しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による補助電源回
路は、各給電区分のDC600V回路とAC100V回路との停電を
個別に停電検知する機能を有し、且つその検知信号によ
り停電した給電区分のDC600V又はAC100Vを他の給電区分
から供給する機能を有することを特徴とする。また、前
記二つの機能により、該補助電源回路の一つの給電区分
でAC100V回路のみが停電した場合にはAC100Vのみを他の
給電区分の補助電源装置からその給電区分へも供給し、
DC600V回路が停電した場合にはAC100VとDC600Vとの両方
を他の給電区分の補助電源装置から供給することを特徴
とする。
【0007】
【作用】本発明による補助電源回路は上記のように構成
されているので、一つの給電区分のインバータのみに異
常が発生した場合には、その給電区分のAC100V回路の負
荷は半減しなくてはならないが、DC600V回路の負荷には
影響を与えなくできるので、サービスを低下させなくて
済むことになる。
【0008】
【実施例】図1は一つの給電区分用の補助電源装置に注
目して示した本発明による補助電源回路の一実施例の回
路図であり、図2と同一の符号は同一機能を有する部分
を示している。この回路では、コンバータ回路2の出力
側にDC600V停電検出器7を設けてあり、その検知信号に
よって異常の発生した給電区分のDC600V回路への負荷半
減指令を出した後、DC600V回路用接触器4を動作させ、
AC100V停電検出器6の検出信号では異常の発生したAC10
0V回路のみへの負荷半減指令を出した後に、DC600V用接
触器は動作させないで、AC100V回路用接触器のみを動作
させるように構成してある。
【0009】従って、インバータ回路3のみの故障時に
はDC600V停電検出器7は異常を検出しないので、DC600V
回路用接触器4は動作せず、それ故DC600V回路への負荷
半減指令をも発生しない。もちろんこの時、AC100V停電
検出器6は電圧の異常を検出するので、その検出信号に
よりインバータ回路3を停止してAC100V回路への負荷半
減指令を出した後に、AC100V回路用接触器5を動作させ
て、他の給電区分の補助電源装置からのAC100V回路10を
この給電区分のAC100V回路12へ接続し、AC100Vの電力を
供給する。DC600V回路11へはこの給電区分のコンバータ
2から正常時の通りに電力が供給される。
【0010】コンバータ回路2の故障の場合には、イン
バータ回路3も異常となる。従ってこの場合にも、AC10
0V停電検出器6は電圧の異常を検出するので、その検出
信号によりインバータ回路3を停止してAC100V回路の負
荷を半減した後に、AC100V回路用接触器5を動作させ
て、他の給電区分の補助電源装置からのAC100V回路10を
この給電区分のAC100V回路12へ接続し、AC100Vの電力を
供給する。またこの場合にはもちろんDC600V停電検出器
7も異常を検出するので、その検出信号によりコンバー
タ回路2を停止してDC600V回路の負荷を半減した後に、
DC600V回路用接触器4を動作させて、他の給電区分の補
助電源装置からのDC600V回路9をこの給電区分のDC600V
回路11へ接続し、DC600Vの電力を供給する。
【0011】
【発明の効果】列車に搭載された補助電源回路におい
て、インバータ回路のみの故障の場合にはDC600V回路の
負荷には半減指令が出力されず、DC600V回路にはなんら
の影響をも与えないので、サービス機器の電源が確保さ
れ、サービスを継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は一つの給電区分用の補助電源装置に注目
して示した本発明による補助電源回路の一実施例の回路
図である。
【図2】図2は従来の補助電源回路を一つの給電区分用
の補助電源装置に注目して示した回路図である。
【符号の説明】 1 補助電源装置 2 コンバータ回路 3 インバータ回路 4 DC600V回路用接触器 5 AC100V回路用接触器 6 AC100V停電検出器 7 DC600V停電検出器 8 電車線電圧 9 他の給電区分の補助電源装置のDC600V回路 10 他の給電区分の補助電源装置のAC100V回路 11 この給電区分のDC600V回路 12 この給電区分のAC100V回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 厚志 愛知県名古屋市千種区高見2−2−3− 5 (72)発明者 神野 勇彦 愛知県名古屋市中川区小本本町2丁目39 −1 (72)発明者 平山 富造 愛知県名古屋市中川区烏森町四反畑128 JR−AP453号 (56)参考文献 特開 昭63−186501(JP,A) 特開 昭52−95408(JP,A) 特開 平2−41601(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 1/00 - 1/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電車線電圧をDC600Vに変換するコンバー
    タ回路と、この変換されたDC600VをAC100Vに変換するイ
    ンバータ回路とにより構成された補助電源装置を、給電
    区分数に応じた数量備えた補助電源回路において、前記
    各給電区分のDC600V回路とAC100V回路との停電を個別に
    停電検知する機能を有し、且つその検知信号により停電
    した給電区分のDC600V回路又はAC100V回路への電力を他
    の給電区分から供給する機能を有することを特徴とする
    補助電源回路。
  2. 【請求項2】 前記二つの機能により、該補助電源回路
    の一つの給電区分でAC100V回路のみが停電した場合には
    AC100Vのみを他の給電区分の補助電源装置からその給電
    区分へも供給し、DC600V回路が停電した場合にはAC100V
    とDC600Vとの両方を他の給電区分の補助電源装置から供
    給することを特徴とする請求項1記載の補助電源回路。
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