JP3148480U - 嗜好性飲料用抽出バッグ - Google Patents

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基伸 鈴木
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Abstract

【課題】ティーバッグ形状でありながら、熱水を安全に注ぎ入れることと、ドリップ方式に近い可及的速やかに美味しいコーヒー抽出液を得る抽出バッグを提供する。【解決手段】長方形のバッグ1であって、該バッグ1の内層面は5μm以下の繊維径を有する超極細繊維で形成された通水性の優れたろ過シート5からなる外部バッグ10において、この通気性ろ過シート7の下端部では、外部バッグ10のろ過シート5の底部15近傍とで細巾状に接合された部12となっており、前期外部バッグ10の内側に内部バッグ11が形成され,該内部バッグ11は、予め嗜好性飲料が充填された状態14で封入されており、バッグ11と外部バッグ10の下半部の上端部との間で上部の開放された袋体13が形成され、且つ、これらの袋体13は、バッグ1の正面あるいは裏面のどちらにでも存在してもよく、両面に存在してもよい。【選択図】図2

Description

本考案は、コーヒー、ウーロン茶、紅茶、緑茶、健康茶などの嗜好性飲料材料を抽出するための抽出用バッグに関するものである。
本考案は長方形のバッグ形状でありながら、予め嗜好性飲料材料が充填された状態で、飲料する際、カップに容易に熱水を注水できる袋体が設けられているため熱水が溢れることなく適度な抽出時間のもとで飲料される例えばコーヒーを飲料するとなると簡便な操作で、本格的なドリップ様式のコーヒーが抽出できる袋体と吊り糸付きコーヒー抽出用バッグを提供する。
例えば、従来からのコーヒーの抽出方法は、ドリップ方式が主であり、ペーパードリップが最も多く採用されている。
しかしながら、近年、コーヒーなどを飲料する際、専用の治具を用意して、ペーパーフィルターにコーヒー粉末を入れてその都度、熱水を連続的に供給して抽出するのが主流で、一般的である。
一方、下記の特許文献1,2に示すような先述のドリップ方式とは異なる簡便である抽出バッグ方式もあり、この場合は、コーヒー等を飲料するのに専用器具を必要としないで、予めコーヒー粉末を充填した長方形状の抽出用バッグものを、飲料容器に直接投入し、熱湯を注ぎ入れて飲料する簡易な方法として発明されている。。
しかしながら、これらの公知特許で開示されているのは、いずれも抽出バッグにコーヒー粉末充填された場合の飲料する際、容器内に熱湯を抽出バッグに直接注ぐことで抽出バッグ内のガス発生に伴うガス抜けが起こりにくいため、抽出バッグが浮遊状態となりやすく、容器内での抽出バッグの静置させることが困難となり、バッグ内に十分熱湯が行き渡らず、満足する抽出操作を得にくいことがあるため、該抽出バッグのこれらの不具合改善を必要とする。
特許登録2074102号 特開平8−299183号
本考案は、嗜好性飲料用抽出バッグ(以下、抽出バッグという。)でコーヒー粉末の入ったもので飲料する際、カップ内に抽出バッグを入れ熱湯を注ぐとコーヒーからのガス発生に伴い(1)抽出バッグが浮遊状態となりカップ内での抽出バッグを静置することが困難となり、バッグ内に十分熱湯が行き渡らず(2)満足する抽出操作を得にくいこととなるという二つの課題を解決するものである。
本考案は、コーヒー粒子が充填されている抽出バッグでありがちなコーヒー粒子などによる発生するガス抜きと、熱湯を注ぐ際の不安定な抽出操作を解消するために、内側バッグの片面または両面に外側バッグ(以下、袋体という)が設けられることで、先述の二つの抽出バッグの課題解決としたものである。
上述の片面または両面に設けられた袋体付きの抽出バッグとは、繊維径1μm以下の超極細繊維からなるろ過性を有するろ過シートで、袋体が構成されおり、以後の本考案を記述する際、説明の容易性から片面に限定する。
内側バッグは、抽出時におけるコーヒー粒子からのガス抜け発生を迅速に促すために、バッグの下半部が通気性の優れた通気性ろ過性シートを設けており、この通気性ろ過シートは、バッグ上半部に相当し、これらの2つのシートでバッグの中間部で幅方向に接合形成されることで、この内側バッグの外側の外部バッグの内面とで、上部が開放された袋体が形成される。
以上より、本考案は抽出用バッグの内層面が繊維径5μm以下の超極細繊維を含む通水濾過性シート材料で柔軟性及び通水性の高い濾過シートからなり、バッグの片面または両面に設けられた袋体に熱水を注ぐことで抽出効率の高い嗜好性飲料用抽出バッグを提供できる。
本考案では、飲料する際、抽出バッグに設けられた袋体に熱水を直接注ぐことで、内部バッグの通気性ろ過シートにより、予め封入されたコーヒー粉末からのガス抜けが十分に行われているので、内部に熱水が速やかに浸透されることでコーヒー粉末が適度に膨潤されるため、内部バッグ内で十分に蒸らし効果を出現することで、ティーバッグ形状でありながら、ドリップ方式に近い抽出液を液を得ることができる。
本考案の最良の形態は、以下に実施例(図1−4を参照)を挙げて詳しく説明する。
図1で示す如く、抽出バッグ1のサイズはいずれも高さ9cm、巾6cmの外側バッグ10は、ろ過シート5の内面がメルトブロー法で製造された平均0.1デニールのポリプロピレン繊維からなる目付4〜6g/m2の不織布であり、この不織布の補強材に平均1.75デニールのポリプロピレン・ポリエチレンの芯鞘型の複合繊維からなる目付15.0g/m2のサーマルボンド不織布を用いた積層シートで製
図2に示す如く、前期外部バッグ10が取り付けられたコーヒー粉末がバッグ1の内部バッグ11に焙煎後粉砕したコーヒー粒子が6gが封入されている。
図2より、内部バッグ11は上半部のろ過シート5より通気度である炭酸ガス透過度が2倍以上であるシートしては、前記のポリプロピレン・ポリエチレン複合繊維からなるサーマルボンド不織布の単独使用している。この場合、通気性ろ過シート7に相当するシートは少なくともろ過シート5と比と比べ通気度の高いシートであれば、どのようなものでもよいが、本質的にはろ過シート5と通気性ろ過シート7と接着性相性の良な材質となる。
本考案から、図2の場合はバッグ1の片面に袋体を設けられたのを示すが、図3に示すように内部バッグ10の両面に袋体が設けられるという2通りが想定される。これらの片側と両側に設けられた袋体13による抽出操作上と機能上の違いは抽出特性(例:単独袋と両側袋のコーヒーのと糖度計による差は殆ど有意差ナシの結果)に顕著な差が認められなかったことから、本考案の抽出バッグの袋体は片側もしくは両側のいずれに存在してもよい。
以上より、本考案の抽出バッグでは、内部バッグにコーヒー粉末の入ったもので、カップ内に抽出バッグを入れ、外部バッグと内部バッグの片面に設けれた袋体(図4に示す)に熱湯を注いだ後でも内部バッグ内にあるコーヒー粉末からのガス発生が少ないことから、内部バッグの2種類のシートで、事前に十分にガス抜けが行われていることを裏付けるものであった。
内部バッグのコーヒー粉末のガス抜けが完全に終了しているので、カップ内で抽出バッグが浮遊することなく、静置させることが容易となり、内側バッグ内部に熱湯を速やかに浸透させることで、十分にコーヒー粉末の蒸らし効果が行き届いているため、ティーバッグ形状でありながら、簡便なドリップ式に近い状況の抽出液が得られた。
本考案の抽出バッグは、コーヒー粉末が充填された内部バッグの外部に設けられた上部開放された袋体の備えにより、抽出時において直接、コーヒー粉末に熱水を注ぐことなく、袋体のろ過シートからの内部バッグに、熱水を注ぐことで可及的速やかに蒸らし効果の発現で、簡便且つ、ティーバッグでありながらドリップ方式に近い抽出方法の実現性が高いことと、ティーバッグ形状が単純であるため、コーヒーのみならず他の嗜好性飲料材料への利用度の高いことが想起される。
「本考案の抽出バッグを前方から眺めた平面図を示す。」 「本考案のコーヒー粉末が充填した内側バッグ片面に袋体を有した抽出バッグ上下割断面図を示す。」 「本考案のコーヒー粉末が充填された内側バッグの正面と裏面に袋体を有した抽出バッグの上下割断面図を示す。」 「本考案の抽出バッグで抽出する際の実施態様を示す。」
符号の説明
1.抽出バッグ
2.吊り糸
3.吊り糸と抽出バッグの接合部
4.吊り糸が接着された吊り紙片
5.ろ過シート
6.抽出バッグの上半部
6’.抽出バッグの下半部
7.7’.通水性ろ過シート
8.8’.内部バッグの幅方向で通水性ろ過シートと抽出バッグ上部の
ろ過シートとが接合された細巾状部
9.抽出バッグの左側端
9’.抽出バッグの右側端
10.10’.外部バッグ
11.内部バッグ
12.12’.内部バッグ底部の幅方向の通水性ろ過シートと外部バッグの
ろ過シートの底部で接合された細巾状部
13.13’.袋体
14.コーヒー粉末が封入された状態
15.抽出バッグの底部
16.抽出バッグの上半部と下半部の2分化する中心線

Claims (3)

  1. 長方形のバッグ1であって、該バッグ1の内層面は5μm以下の繊維径を有する超極細繊維で形成された通水性の優れたろ過シート5からなる外部バッグ10において、前期外部バッグ10のろ過シート5は上半部6と下半部6’に分離され、該バッグ1の下半部6’ろ過シート5の内側には、シート7と、外部バッグ10上半部6のろ過シート5の下端とで細巾状に接合された部8となり、この通気性ろ過シート7の下端部は、外部バッグ10のろ過シート5の底部15近傍とで細巾状に接合された部12で、前期外部バッグ10の内側に、内部バッグ11が形成され,該内部バッグ11には、予め嗜好性飲料が充填された状態14で封入されており、内部バッグ11と外部バッグ10の下半部6との間では上部開放された袋体13が形成されることとなり、且つ、これらの袋体13はバッグ1の正面または裏面のどちらでもよく、バッグ1の片面あるいは両面に存在してもよい、さらに内部バッグ11には吊り紙片と吊り糸が取り付けられ外部には袋体13が設られることを特徴とする嗜好性飲料用抽出バッグ。
  2. 前記内部バッグ11の下半部6’は、外部バッグ10のろ過性シート5の通気度に比べ倍以上を有した通気性ろ過シート7からなる請求項1記載の嗜好性飲料用抽出バッグ。
  3. 前記内部バッグ11において、上半部6のろ過シート5と下半部6’の通気性ろ過シート7との突合せによる細巾状に接合された部8の部分は、外部バッグ11のろ過シート6’の上端に近似しており、袋体13開放口に相当するものである請求項1および請求項2に記載の嗜好性飲料用抽出バッグ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012040153A (ja) * 2010-08-18 2012-03-01 Oasis Coffee Kk コーヒー抽出バッグ
JP2018058601A (ja) * 2016-09-30 2018-04-12 株式会社 陶 和 ティーバッグ用包装シート及びティーバッグ

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