JP3147038B2 - ビットレート選択型タイミング抽出器、ビットレート選択型識別再生器およびビットレート選択型光再生中継器 - Google Patents

ビットレート選択型タイミング抽出器、ビットレート選択型識別再生器およびビットレート選択型光再生中継器

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JP3147038B2 JP12127797A JP12127797A JP3147038B2 JP 3147038 B2 JP3147038 B2 JP 3147038B2 JP 12127797 A JP12127797 A JP 12127797A JP 12127797 A JP12127797 A JP 12127797A JP 3147038 B2 JP3147038 B2 JP 3147038B2
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    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光基幹伝送
システムに有用な中継器に係わり、特に、伝送速度すな
わちビットレートを選択して光信号の中継伝送を行うよ
うにしたビットレート選択型タイミング抽出器、ビット
レート選択型識別再生器およびビットレート選択型光再
中継器に関する
【0002】
【従来の技術】従来、光信号の中継伝送のための中継器
としては、ビットレート無依存型の光再生中継器が使用
されていた。
【0003】図14は、従来のこのような光再生中継器
の第1の例を示したものである。特開平6−12093
6号公報に開示されたこの光再生中継器は、図示しない
伝送路光ファイバから高速データ信号で強度変調された
高速光信号101を受信するための第1の光受信器10
2を備えている。第1の光受信器102から出力される
高速データ103は、識別再生手段104に入力され
る。一方、第2の光受信器105の方には、n分周クロ
ック光信号106が入力されるようになっている。この
n分周クロック光信号106は、前記した高速データ信
号に同期した主クロック信号をn分周クロック信号で強
度変調した光信号であり、前記した伝送路光ファイバか
ら受信したものである。第2の光受信器105からはn
分周クロック信号107が出力され、PLL(Phas
e Locked Loop)手段108に入力される
ことになる。
【0004】PLL手段108は、内部に電圧制御発振
器(VCO)を有しており、この電圧制御発振器の生成
するクロック信号の信号位相を、第2の光受信器105
から出力されるn分周クロック信号107に同期させた
抽出クロック信号109を識別再生手段104に供給す
るようになっている。
【0005】識別再生手段104は、抽出クロック信号
109を使用して第1の光受信器102から出力される
高速データ103を識別再生し、再生データ111を第
1の光送信器112に出力する。第1の光送信器112
は、この再生データ111を光信号に変換し、高速光信
号113として図示しない伝送路光ファイバに送出す
る。また、第2の光受信器105で受信されたn分周ク
ロック光信号106は、低速側の第2の光受信器115
で光信号117に変換され、同じく伝送路光ファイバに
送出されることになる。
【0006】図14に示したこの従来技術では、光伝送
路に高速光信号と、この高速光信号に同期する主クロッ
ク信号をn分周したn分周クロック信号とを送出してい
る。そして、中継局でそのn分周した分周クロック信号
を基準として、内部のVCO等の回路で発生するクロッ
ク信号(主クロック信号き同じシステムの信号)の位相
をPLL制御して、主クロック信号と同じシステムでn
分周クロック信号に同期した抽出クロック信号を得てい
る。そして、その抽出クロック信号を基準として高速デ
ータの識別再生を行っている。これによって、伝送路光
ファイバを伝送する光信号のビットレートに依存しない
光信号の再生中継が行われるようになっている。
【0007】図15は、従来の光再生中継器の第2の例
を示したものである。この光再生中継器では、光信号入
力端子121に、データ信号で強度変調された光信号1
22を入力するようになっている。光ファイバ123を
伝送された光信号122は、フォト・ダイオード124
に入射し、光電流125に変換される。そして、プリア
ンプ126で増幅されて電気データ信号127に変換さ
れる。電気データ信号127は、可変利得アンプ128
に入力される。可変利得アンプ128は、入力された電
気データ信号127が予め設定された一定の振幅になる
ようにこれを増幅する。増幅後の電気データ信号129
はリミッタアンプ131に入力される。リミッタアンプ
131は、電気データ信号129をリミッタ増幅するこ
とによって、波形を矩形波に整形する。
【0008】整形後の電気データ信号132は電気・光
変換回路(E/O CONV)133に入力される。電
気・光変換回路133は、波形整形された電気データ信
号132を光信号134に変換し、光ファイバ135を
介して出力端子136へ出力する。
【0009】この図15に示す従来の光再生中継器で
は、受信した光信号からタイミングの再生を行うことな
く、データ手段の波形を整形し、再びこれを光信号とし
て出力するようにしている。したがって、この光再生中
継器を構成する回路の帯域内であれば、伝送路光ファイ
バを伝送する光信号のビットレートに依存しない光信号
の再生中継が可能になることになった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのようなビッ
トレート無依存型の光再生中継器のうち図14に示した
光再生中継器は高価であり、信頼性も低いという問題が
あった。これは、この光再生中継器ではデータ信号と別
にクロック信号を伝送するために、光送受信回路が2倍
必要であったからである。また、データ信号とクロック
信号を同一の光ファイバ伝送路を介して伝送するように
した場合には、波長分割多重(WDM)を行う必要があ
った。このため、この光再生中継器をWDM伝送系へと
拡張する場合には、光波長帯域を有効に使用することが
できないという問題もあった。
【0011】また、図15に示した従来の光再生中継器
では、受信した光信号からタイミングクロック信号を再
生することなく波形整形を行いそのまま光信号に変換し
て出力するようにしている。このため、本来の光信号の
他に雑音も同時に再生中継を行うことになり、信号波
形、特にディジタル信号のデューティ比等が劣化するこ
とになり、伝送特性に悪影響を及ぼすという問題があっ
た。
【0012】そこで本発明の目的は、複数のビットレー
トを選択できるようにし、安価で、波長成分を有効に活
用し、伝送特性に優れたビットレート選択型タイミング
抽出器、ビットレート選択型識別再生器およびビットレ
ート選択型光再生中継器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)デジタル信号およびこのデジタル信号のビッ
トレート以上の周波数を有するクロックとが入力され、
前記デジタル信号を構成する2種類のレベルのビットの
うち一方のレベルが継続する時間を前記クロックの周期
数を単位として測定し、ビット長信号として出力するカ
ウンタと、前記ビット長信号が入力され、前記一方のレ
ベルが継続する時間の最小値を算出する1ビット長検出
回路とを具備し、入力デジタル信号のビットレートを算
出し、倍率選択信号を出力するビットレート自動識別器
と、(ロ)前記入力デジタル信号に含まれるクロック成
分を、前記倍率選択信号に基づき設定される倍率で逓倍
し、逓倍クロック信号を出力する位相同期ループ回路と
をビットレート選択型タイミング抽出器に具備させる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】請求項2記載の発明では、(イ)入力され
るデジタル信号を構成する2種類のレベルのビットのう
ち一方のレベルを有するビットの数を所定の時間計数
し、計数結果信号を出力するカウンタと、(ロ)この計
数結果信号から、前記デジタル信号のビットレートを算
出するビットレート検出器とを具備し、入力デジタル信
号のビットレートを算出し、倍率選択信号を出力するビ
ットレート自動識別器と、(ハ)前記入力デジタル信号
が入力され、前記入力デジタル信号の変化点でパルス信
号を出力する微分回路と、(ニ)このパルス信号を全波
整流し、整流パルス信号を出力する整流回路と、(ホ)
整流パルス信号に含まれる前記入力デジタル信号のクロ
ック成分の高調波を透過する帯域通過フィルタと、
(へ)前記高調波が入力され、前記倍率選択信号に基づ
き設定される分周比で分周し、分周クロック信号を出力
する分周回路とをビットレート選択型タイミング抽出器
に具備させる。
【0018】請求項3記載の発明では、(イ)デジタル
信号およびこのデジタル信号のビットレート以上の周波
数を有するクロックとが入力され、前記デジタル信号を
構成する2種類のレベルのビットのうち一方のレベルが
継続する時間を前記クロックの周期数を単位として測定
し、ビット長信号として出力するカウンタと、前記ビッ
ト長信号が入力され、前記一方のレベルが継続する時間
の最小値を算出する1ビット長検出回路とを具備し、入
力デジタル信号のビットレートを算出し、倍率選択信号
を出力するビットレート自動識別器と、(ロ)前記入力
デジタル信号が入力され、前記入力デジタル信号の変化
点でパルス信号を出力する微分回路と、(ハ)このパル
ス信号を全波整流し、整流パルス信号を出力する整流回
路と、(ニ)整流パルス信号に含まれる前記入力デジタ
ル信号のクロック成分の高調波を透過する帯域通過フィ
ルタと、(ホ)前記高調波が入力され、前記倍率選択信
号に基づき設定される分周比で分周し、分周クロック信
号を出力する分周回路とをビットレート選択型タイミン
グ抽出器に具備させる。
【0019】請求項4記載の発明では、(イ)入力デジ
タル信号が入力され、前記入力デジタル信号の変化点で
パルス信号を出力する微分回路と、このパルス信号を全
波整流し、整流パルス信号を出力する整流回路と、この
整流パルス信号が入力され、予め定められた周波数を有
する正弦波信号を選択出力する帯域通過フィルタと、こ
の正弦波信号が入力され、入力信号電力に対し単調に変
化するパラメータを有する電力信号を出力する電力検出
回路とを備え、前記予め定められた周波数が互いに異な
る値に設定された複数のタイミング抽出回路と、(ロ)
これら複数のタイミング抽出回路から前記正弦波信号の
それぞれが入力され、外部から入力される選択信号に基
づき、入力信号の1つを選択し選択正弦波信号を出力す
る選択回路と、(ハ)前記複数のタイミング抽出回路か
ら前記電力信号のそれぞれが入力され、最大の電力を有
する前記正弦波信号を選択するための前記選択信号を作
成し、前記選択回路に与える選択制御回路とをビットレ
ート選択型タイミング抽出器に具備させる。
【0020】請求項5記載の発明では、(イ)入力され
るデジタル信号を構成する2種類のレベルのビットのう
ち一方のレベルを有するビットの数を所定の時間計数
し、計数結果信号を出力するカウンタと、この計数結果
信号から、前記デジタル信号のビットレートを算出する
ビットレート検出器とを備え、入力デジタル信号のビッ
トレートを算出し、倍率選択信号を出力するビットレー
ト自動識別器と、前記入力デジタル信号に含まれるクロ
ック成分を、前記倍率選択信号に基づき設定される倍率
で逓倍し、逓倍クロック信号を出力する位相同期ループ
回路とを具備し、入力デジタル信号からタイミング成分
を抽出するビットレート選択型タイミング抽出器と、
(ロ)前記入力デジタル信号を前記逓倍クロック信号に
より識別再生する識別回路とをビットレート選択型識別
再生器に具備させる。
【0021】請求項6記載の発明では、(イ)デジタル
信号およびこのデジタル信号のビットレート以上の周波
数を有するクロックとが入力され、前記デジタル信号を
構成する2種類のレベルのビットのうち一方のレベルが
継続する時間を前記クロックの周期数を単位として測定
し、ビット長信号として出力するカウンタと、前記ビッ
ト長信号が入力され、前記一方のレベルが継続する時間
の最小値を算出する1ビット長検出回路とを具備し、入
力デジタル信号のビットレートを算出し、倍率選択信号
を出力するビットレート自動識別器と、前記入力デジタ
ル信号に含まれるクロック成分を、前記倍率選択信号に
基づき設定される倍率で逓倍し、逓倍クロック信号を出
力する位相同期ループ回路とを備え、入力デジタル信号
からタイミング成分を抽出するビットレート選択型タイ
ミング抽出器と、(ロ)前記入力デジタル信号を前記逓
倍クロック信号により識別再生する識別回路とをビット
レート選択型識別再生器に具備させる。
【0022】請求項7記載の発明では、(イ)入力され
るデジタル信号を構成する2種類のレベルのビットのう
ち一方のレベルを有するビットの数を所定の時間計数
し、計数結果信号を出力するカウンタと、(ロ)この計
数結果信号から、前記デジタル信号のビットレートを算
出するビットレート検出器とを具備し、入力デジタル信
号のビットレートを算出し、倍率選択信号を出力するビ
ットレート自動識別器と、(ハ)前記入力デジタル信号
が入力され、前記入力デジタル信号の変化点でパルス信
号を出力する微分回路と、(ニ)このパルス信号を全波
整流し、整流パルス信号を出力する整流回路と、(ホ)
整流パルス信号に含まれる前記入力デジタル信号のクロ
ック成分の高調波を透過する帯域通過フィルタと、
(へ)前記高調波が入力され、前記倍率選択信号に基づ
き設定される分周比で分周し、分周クロック信号を出力
する分周回路とを備え、入力デジタル信号からタイミン
グ成分を抽出するビットレート選択型タイミング抽出器
と、(ト)前記入力デジタル信号を前記分周クロック信
号により識別再生する識別回路とをビットレート選択型
識別再生器に具備させる。
【0023】請求項8記載の発明では、(イ)デジタル
信号およびこのデジタル信号のビットレート以上の周波
数を有するクロックとが入力され、前記デジタル信号を
構成する2種類のレベルのビットのうち一方のレベルが
継続する時間を前記クロックの周期数を単位として測定
し、ビット長信号として出力するカウンタと、前記ビッ
ト長信号が入力され、前記一方のレベルが継続する時間
の最小値を算出する1ビット長検出回路とを具備し、入
力デジタル信号のビットレートを算出し、倍率選択信号
を出力するビットレート自動識別器と、(ロ)前記入力
デジタル信号が入力され、前記入力デジタル信号の変化
点でパルス信号を出力する微分回路と、(ハ)このパル
ス信号を全波整流し、整流パルス信号を出力する整流回
路と、(ニ)整流パルス信号に含まれる前記入力デジタ
ル信号のクロック成分の高調波を透過する帯域通過フィ
ルタと、(ホ)前記高調波が入力され、前記倍率選択信
号に基づき設定される分周比で分周し、分周クロック信
号を出力する分周回路とを備え、入力デジタル信号から
タイミング成分を抽出するビットレート選択型タイミン
グ抽出器と、(へ)前記入力デジタル信号を前記分周ク
ロック信号により識別再生する識別回路とをビットレー
ト選択型識別再生器に具備させる。
【0024】請求項9記載の発明では、(イ)入力デジ
タル信号が入力され、前記入力デジタル信号の変化点で
パルス信号を出力する微分回路と、このパルス信号を全
波整流し、整流パルス信号を出力する整流回路と、この
整流パルス信号が入力され、予め定められた周波数を有
する正弦波信号を選択出力する帯域通過フィルタと、こ
の正弦波信号が入力され、入力信号電力に対し単調に変
化するパラメータを有する電力信号を出力する電力検出
回路とを備え、前記予め定められた周波数が互いに異な
る値に設定された複数のタイミング抽出回路と、これら
複数のタイミング抽出回路から前記正弦波信号のそれぞ
れが入力され、外部から入力される選択信号に基づき、
入力信号の1つを選択し選択正弦波信号を出力する選択
回路と、前記複数のタイミング抽出回路から前記電力信
号のそれぞれが入力され、最大の電力を有する前記正弦
波信号を選択するための前記選択信号を作成し、前記選
択回路に与える選択制御回路とを備え、入力デジタル信
号からタイミング成分を抽出するビットレート選択型タ
イミング抽出器と、(ロ)前記入力デジタル信号を前記
分周クロック信号により識別再生する識別回路とをビッ
トレート選択型識別再生器に具備させる。
【0025】請求項10記載の発明では、(イ)入力デ
ジタル信号に含まれるクロック成分を、外部から入力さ
れる倍率選択信号に基づき設定される倍率で逓倍し、逓
倍クロック信号を出力する位相同期ループ回路と、
(ロ)前記入力デジタル信号を前記逓倍クロック信号に
より識別再生し識別再生信号を出力する識別回路と、
(ハ)該識別再生信号に対し、前記入力デジタル信号に
予め挿入されていた特定パターンの有無を調べ、その結
果を検出信号として出力する特定パターン検出回路と、
(ニ)該検出信号が入力され、該検出信号が前記特定パ
ターンが有ることを示すまで、前記倍率を順次変化させ
るべく前記倍率選択信号を作成し、出力する制御回路と
をビットレート選択型識別再生器に具備させる。
【0026】請求項11記載の発明では、(イ)入力デ
ジタル信号が入力され、前記入力デジタル信号の変化点
でパルス信号を出力する微分回路と、(ロ)該パルス信
号を全波整流し、整流パルス信号を出力する整流回路
と、(ハ)整流パルス信号に含まれる前記入力デジタル
信号のクロック成分の高調波を透過する帯域通過フィル
タと、(ニ)前記高調波が入力され、前記倍率選択信号
に基づき設定される分周比で分周し、分周クロック信号
を出力する分周回路と、(ホ)前記入力デジタル信号を
前記分周クロック信号により識別再生し識別再生信号を
出力する識別回路と、(へ)該識別再生信号に対し、前
記入力デジタル信号に予め挿入されていた特定パターン
の有無を調べ、その結果を検出信号として出力する特定
パターン検出回路と、(ト)該検出信号が入力され、該
検出信号が前記特定パターンが有ることを示すまで、前
記分周比を順次変化させるべく前記倍率選択信号を作成
し、出力する制御回路とをビットレート選択型識別再生
器に具備させる。
【0027】請求項12記載の発明では、(イ)入力さ
れる光信号を電気信号に変換する光電気変換回路と、
(ロ)該電気信号が、前記入力デジタル信号として入力
されるビットレート選択型識別再生器とを請求項5〜請
求項11記載のビットレート選択型識別再生器に具備さ
せる。
【0028】請求項13記載の発明では、(イ)前記ビ
ットレート選択型光受信器と、(ロ)該ビットレート選
択型光受信器から出力される前記識別再生信号を光信号
に変換する電気光変換回路とを請求項12記載のビット
レート選択型識別再生器に具備させる。
【0029】
【0030】
【0031】
【発明の実施の形態】
【0032】
【実施例】 以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0033】第1の実施例
【0034】図1は本発明の第1の実施例におけるビッ
トレート選択型光再生中継器の構成を表わしたものであ
る。この光再生中継器の光信号入力端子201には、デ
ータ信号で強度変調された光信号202が入力されるよ
うになっている。光ファイバ203を伝送された光信号
202は、フォト・ダイオード204に入射し、光電
205に変換される。そして、プリアンプ206で増幅
されて電気データ信号207に変換される。電気データ
信号207は、可変利得アンプ208に入力される。可
変利得アンプ208は、入力された電気データ信号20
7が予め設定された一定の振幅になるようにこれを増幅
する。増幅後の電気データ信号209は識別回路211
と位相比較器212およびパルスカウンタ(Count
er)213のそれぞれに入力される。
【0035】このうち、識別回路211は電気データ信
号209を入力端子Dに入力し、パルス生成回路(P
G)214から出力されるクロック信号215をクロッ
ク端子Cに入力して、その出力端子Qから電気データ信
号217を識別再生する。データ信号217は電気・光
変換回路(E/O CONV)218に入力される。電
気・光変換回路218は、識別再生された電気データ信
号217を光信号219に変換し、光ファイバ221を
介してこれを出力端子222に出力するようになってい
る。
【0036】ところで、パルス生成回路214は電圧制
御発振器(VCO)224からその出力クロック225
の供給を受けて、そのM分の1(ただしMは自然数)の
周波数のクロック信号215を生成する回路である。電
圧制御発振器224は 本実施例の光再生中継器が受信
しうる最大のビットレートと同じ周波数付近で発振し、
これを基にしてパルス生成回路214は前記したクロッ
ク信号215を生成することになる。この電圧制御発振
器224は、位相比較器212、低域通過フィルタ22
6、基準電圧227を一端に供給される演算増幅器22
8およびパルス生成回路214と共にPLL回路を構成
している。パルス生成回路214には、パルスカウンタ
213の1秒間の計数値231を入力してビットレート
を検出するビットレート検出器(DET)232の識別
結果233が入力され、ビットレートに応じた周波数の
クロック信号215が生成されることになる。
【0037】図2は、本実施例のパルス生成回路の第1
の具体例を示したものである。電圧制御発振器224か
ら周波数f の出力クロック225を供給されるパルス
生成 回路214 は、この出力クロック225を増幅す
る増幅器241と、増幅後の出力クロック243を2分
の1からM分の1まで別々に分周する分周回路242
〜242 と、増幅後の周波数f の出力クロック24
3と各分周回路242 〜242 の出力クロック24
〜245 を並列的に入力するn:1選択回路
(n:1SEL)246とによって構成されている。
n:1選択回路246には、出力クロック243、24
〜245 の合計n通りの中から1つを選択するた
めの制御信号247が入力されるようになっており、こ
の選択の結果としてビットレートに応じた周波数のクロ
ック信号215が出力されるようになっている。
【0038】図3は、本実施例のパルス生成回路の第2
の具体例を示したものである。電圧制御発振器224か
ら周波数f の出力クロック225を供給されるパルス
生成回路214 は、この出力クロック225を増幅す
る増幅器261と、増幅後の出力クロック262を制御
信号263に応じて1分の1からM分の1まで任意の比
で分周する分周回路264とによって構成されている。
分周回路264からは、ビットレートに応じた周波数の
クロック信号215が出力されることになる。
【0039】図1に戻って説明を続ける。パルス生成回
路214から出力されるクロック信号215は、位相比
較器212の入力端子Dに入力され、可変利得アンプ2
08から出力されて比較端子Cに入力された電気データ
信号209と位相比較が行われる。位相比較器212の
出力端子Qから出力される位相差信号271は低域通過
フィルタ226、演算増幅器228等から構成されるP
LL回路によって、パルス生成回路214の出力信号の
レベルの変化点と可変利得アンプ208の出力データの
変化点の位相が一致するような制御が行われる。
【0040】図4は、位相比較器の動作を説明するため
のものである。同図(a)は、図1に示したパルス生成
回路214から出力されるクロック信号215の波形を
表わしたものである。また、同図(b)は図1に示した
可変利得アンプ208から出力される電気データ信号2
09の波形を表わしたものである。図1に示した位相
較器212は、クロック信号215を電気データ信号2
09でラッチする。このラッチした信号の平均値を低域
通過フィルタ226(図1)によって抽出すると、図4
(a)、(b)に示す2つの入力波形の位相差φに対し
て、図5に示すような位相検出特性が得られる。
【0041】図1に示すパルスカウンタ213は、可変
利得アンプ208から出力される電気データ信号209
のパルス数を計数する。このパルス数の1秒間の計数値
231を用いて、ビットレート検出器232はこの光再
生中継器に入力された光信号202のビットレートを識
別する。そして、その識別結果233がパルス生成回路
214に入力されて、その分周比が設定されることにな
る。
【0042】図6および図7は、ビットレートの識別の
原理を説明するためのものである。このうち、図6は図
1に示したパルスカウンタ213に各種のビットレート
の電気データ信号209が入力される場合を示してい
る。SDH(Synchronous Digital
Hierarchy)や、SONET(Synchr
onous Optical Network)におい
て、標準の伝送速度として適用されている10Gb/s
(ギガビット/秒)、2.4Gb/sおよび600Mb
/s(メガビット/秒)の3種類のビットレートを例に
して説明を行う。
【0043】図7は、これら3種類のビットレートにお
けるパルスカウンタの1秒間のパルス計数結果を縦軸
に、入力した電気データ信号のマーク率を横軸に示した
ものである。図6に示すパルスカウンタ213は、入力
した電気データ信号209のパルスを、1秒間計測した
結果を、1秒間の計数値231としてビットレート検出
器232に送出している。図7には、10Gb/s、
2.4Gb/sおよび600Mb/sのそれぞれに対し
て、マーク率が1/4〜3/4でPN疑似ランダムパタ
ーンの場合のパルス計数値も示してある。
【0044】この図7から分かるように、マーク率が1
/4〜3/4の範囲内でランダム性をもった電気データ
信号209については、1秒間のパルス計数結果として
の計 数値231がビットレートに十分比例している。こ
のため、図7に示すように閾値Aおよび閾値Bをビット
レート検出器232に設定することで、ビットレートを
識別することが可能である。特に、前記したSDHや、
SONETの光信号インターフェースでは、データ信号
に対してPN7段相当の疑似ランダムパターンでスクラ
ンブルをかけるため、本実施例のようなビットレート識
別回路が有効であることがわかる。
【0045】以上説明したように、第1の実施例では、
入力された光信号のビットレートを識別して、これに同
期したクロックを再生して、識別再生を行うようになっ
ている。
【0046】第2の実施例
【0047】図8は、本発明の第2の実施例におけるビ
ットレート選択型光再生中継器の構成を表わしたもので
ある。この図で第1の実施例の図1と同一の部分には同
一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この第2の実施例の光再生中継器では、電気データ信号
209がD−フリップフロップ回路301の入力端子D
に供給され、その出力端子Qから出力されるラッチ出力
302が1ビット長検出回路303に供給されて、受信
した光信号の1ビット長の検出を行う。電圧制御発振器
224から出力される出力クロック225がD−フリッ
プフロップ回路301のクロック端子Cと1ビット長検
出回路303に供給される。1ビット長検出回路303
の検出出力304はパルス生成回路214に入力され
て、その分周比が設定されるようになっている。
【0048】この第2の実施例の光再生中継器の動作を
次に説明する。可変利得アンプ208から出力される電
気データ信号209は、この実施例の光再生中継器が受
信しうる最大のビットレートと同じ周波数付近で発振す
る電圧制御発振器224から出力される出力クロック2
25によってD−フリップフロップ回路301でラッチ
される。1ビット長検出回路303は、D−フリップフ
ロップ回路301から 入力されるラッチ出力302によ
って電気データ信号の同符号連続数を検出し、入力され
る電気データ信号のビットレートに対して十分長い時間
内で最小の同符号連続数を受信した電気データ信号の1
ビット長であると判断する。ここで十分長い時間内と
は、例えば、10Gb/sに対して1秒間というような
時間をいう。
【0049】一例としては、電圧制御発振器224の発
振周波数が10GHzで、受信するビットレートが10
Gb/s、2.4Gb/sおよび600Mb/sである
とする。この場合には、受信するビットレートが10G
b/sで最小同符号連続数が“1”、受信するビットレ
ートが2.4Gb/sの場合には最小同符号連続数が
“4”、受信するビットレートが600Mb/sの場合
には最小同符号連続数が“16”となり、この結果を基
にしてビットレートの検出が行われる。
【0050】第3の実施例
【0051】図9は、本発明の第3の実施例におけるビ
ットレート選択型光再生中継器の構成を表わしたもので
ある。この図で第1の実施例の図1と同一の部分には同
一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この第3の実施例の光再生中継器では、識別回路211
の出力端子Qから出力される電気データ信号217をフ
レーム同期回路(FRAME)401に入力し、フレー
ム同期用ビットを検出してフレーム同期をとるようにし
ている。フレーム同期回路401の出力402を電気・
光変換回路218に供給される。また、受信した電気デ
ータ信号217がフレーム同期状態であるか否かを示し
た情報404は制御回路405に入力されるようになっ
ている。制御回路405はこれにより分周比を保持する
か他に変更するかを示す分周比指示情報406をパルス
生成回路214に供給して、分周比の設定を行わせる。
このため、この光再生中継器では図1に示したパルスカ
ウンタ213およびビットレート検出器232が設けら
れていない。
【0052】この第3の実施例の光再生中継器の動作を
次に説明する。本実施例では、光信 号入力端子201に
入力される光信号202に、送信側で予めフレーム同期
用ビットが挿入されていることを前提としている。フレ
ーム同期回路401は、識別回路211から出力される
電気データ信号217に含まれるフレーム同期用ビット
を検出してフレーム同期を行い、また受信した電気デー
タ信号217がフレーム同期状態にあるか否かの判断を
行う。制御回路405は、このフレーム同期状態である
か否かを示した情報404を入力し、フレーム同期状態
であれば分周比指示情報406として分周比(出力クロ
ックの周波数)をそのまま保持することを指示する情報
をパルス生成回路214に供給する。また、フレーム同
期が外れていれば、分周比指示情報406として分周比
を順次切り替えるように指示する情報をパルス生成回路
214に供給することで、パルス生成回路214から出
力されるクロック信号215の周波数が切り替えられ
る。すなわち、受信した光信号202のビットレート
と、光再生中継器の内部で再生したクロック信号の周波
数が一致した場合にフレーム同期状態となり、正常なク
ロック再生が行われることになる。
【0053】第4の実施例
【0054】図10は、本発明の第4の実施例における
ビットレート選択型光再生中継器の構成を表わしたもの
である。この図で第1の実施例の図1と同一の部分には
同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略す
る。この第4の実施例の光再生中継器では、可変利得ア
ンプ208から出力される電気データ信号209をパル
スカウンタ213に入力すると共に微分回路501に入
力するようになっている。微分回路501の出力側に
は、整流回路502、タイミング抽出フィルタ503、
リミッタアンプ504およびパルス生成回路505がこ
の順に配置されており、パルス生成回路505にはビッ
トレート検出器232から識別結果233がに入力され
て、その分周比が設定される。パルス生成回路505の
出力するクロック信号215は識別回路211に供給さ
れるようになっている。
【0055】この第4の実施例の光再生中継器の動作を
次に説明する。この実施例では、図 1に示した第1の実
施例におけるタイミング再生手段が非線型抽出によるも
のとなっている。すなわち、図10に示した第4の実施
例では、可変利得アンプ208から出力される電気デー
タ信号209を徹分回路501および整流回路502に
入力することで、タイミング輝線スペクトラム成分を生
成する。タイミング抽出フィルタ503は、この輝線ス
ペクトラム成分を入力して、光再生中継器が受信しうる
最大のビットレートと同じ周波数成分を抽出する。
【0056】パルス生成回路505は、図2あるいは図
3に示したパルス生成回路214 あるいは214
同様の構成をとることができる。パルス生成回路505
は、タイミング抽出フィルタ503が抽出する周波数の
自然数分の1の周波数からなるクロック信号215を、
ビットレート検出器232から供給される識別結果23
3に応じて選択的に出力するようになっている。
【0057】第5の実施例
【0058】図11は、本発明の第5の実施例における
ビットレート選択型光再生中継器の構成を表わしたもの
である。この図で第1の実施例の図1と同一の部分には
同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略す
る。この第5の実施例の光再生中継器では、第4の実施
例で図10に示した微分回路501、整流回路502、
タイミング抽出フィルタ503、リミッタアンプ504
およびパルス生成回路505からなる回路部分を可変利
得アンプ208の出力側と識別回路211のクロック端
子Cとの間に配置している。また、第2の実施例で図8
に示したD−フリップフロップ回路301と1ビット長
検出回路303からなる回路部分を可変利得アンプ20
8の出力側とパルス生成回路505の検出出力304の
入力側に配置している。
【0059】この第5の実施例では、図1に示した第1
の実施例におけるビットレートの検出手段が、受信した
光信号の1ビット長を検出するようになっており、ま
た、タイミング再生手段が非線形抽出によるものであ
る。
【0060】図11で、D−フリップフロップ回路30
1は、可変利得アンプ208からのデータ信号を入力
し、本実施例の光再生中継器が受信しうる最大のビット
レートと同一の周波数であるリミッタアンプの出力クロ
ックでラッチする。1ビット長検出回路303では、D
−フリップフロップ回路301からのラッチ出力302
によって電気データ信号の同符号連続数を検出し、入力
される電気データ信号のビットレートに対して十分長い
時間内で、最小の同符号連続数を受信したデータ信号の
1ビット長であると判断する。ここで十分長い時間内と
は、例えば10Gb/sに対して1秒間のような時間を
いう。
【0061】一例としては、電圧制御発振器224の発
振周波数が10GHzで、受信するビットレートが10
Gb/s、2.4Gb/sおよび600Mb/sである
とする。この場合には、受信するビットレートが10G
b/sで最小同符号連続数が“1”、受信するビットレ
ートが2.4Gb/sの場合には最小同符号連続数が
“4”、受信するビットレートが600Mb/sの場合
には最小同符号連続数が“16”となり、この結果を基
にしてビットレートの検出が行われる。
【0062】また、微分回路501および整流回路50
2では、可変利得アンプ208からの電気データ信号2
09を入力して、タイミング輝線スペクトラム成分を生
成している。タイミング抽出フィルタ503は、このタ
イミング輝線スペクトラム成分を入力して、光再生中継
器が受信しうる最大のビットレートと同一の周波数成分
を抽出する。パルス生成回路505は、図2あるいは図
3に示したパルス生成回路214 あるいは214
同様の構成をとることができる。パルス生成回路505
は、タイミング抽出フィルタ503が抽出する周波数の
自然数分の1の周波数からなるクロック信号215を、
ビットレート検出器232から供給される識別結果23
3に応じて選択的に出力するようになっている。
【0063】第6の実施例
【0064】図12は、本発明の第6の実施例における
ビットレート選択型光再生中継器の構成を表わしたもの
である。この図で第1の実施例の図1と同一の部分には
同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略す
る。この第6の実施例の光再生中継器では、第4の実施
例で図10に示した微分回路501、整流回路502、
タイミング抽出フィルタ503、リミッタアンプ504
およびパルス生成回路505からなる回路部分を可変利
得アンプ208の出力側と識別回路211のクロック端
子Cとの間に配置している。また、第3の実施例で図9
に示したように識別回路211の出力端子Qと電気・光
変換回路218の間にフレーム同期回路401を配置し
ており、フレーム同期用ビットを検出してフレーム同期
をとるようにしている。フレーム同期回路401から出
力されるフレーム同期状態であるか否かを示した情報4
04は制御回路405に入力され、分周比を保持するか
他に変更するかを示す分周比指示情報406がパルス生
成回路505に入力されるようになっている。
【0065】本実施例の光再生中継器は、図1に示した
第1の実施例におけるビットレートの検出手段が検出の
ためにフレーム同期回路401を使用するものであり、
タイミング再生手段が非線形抽出によるものとなってい
る。
【0066】図12に示す光再生中継器に入力される光
信号202中には、送信側で予めフレーム同期用ビット
が挿入されている。フレーム同期回路401は、識別回
路211から出力される電気データ信号217からフレ
ーム同期用ビットを検出して、フレーム同期を行う。ま
た、受信した電気データ信号217がフレーム同期状態
であるかどうかの判別を行う。制御回路405はこのフ
レーム同期状態であるか否かを示した情報404を入力
して、フレーム同期状態であればパルス生成回路505
に対してフレーム同期状態であれば分周比指示情報40
6として分周比(出力クロックの周波数)をそのまま保
持することを指示する情報をパルス生成回路505に供
給する。また、フレーム同期が外れていれば、分周比指
示情報406として分周比を順次切り替えるように指示
する情報をパルス生成回路214に供給することで、パ
ルス生成回路505から出力されるクロック信号215
周波数が切り替えられる。すなわち、受信した光信号
202のビットレートと、光再生中継器の内部で再生し
たクロック信号の周波数が一致した場合にフレーム同期
状態となり、正常なクロック再生が行われることにな
る。
【0067】また、微分回路501および整流回路50
2では、可変利得アンプ208からの電気データ信号2
09を入力して、タイミング輝線スペクトラム成分を生
成している。タイミング抽出フィルタ503は、このタ
イミング輝線スペクトラム成分を入力して、光再生中継
器が受信しうる最大のビットレートと同一の周波数成分
を抽出する。パルス生成回路505は、図2あるいは図
3に示したパルス生成回路214 あるいは214
同様の構成をとることができる。パルス生成回路505
は、タイミング抽出フィルタ503が抽出する周波数の
自然数分の1の周波数からなるクロック信号215を、
ビットレート検出器232から供給される識別結果23
3に応じて選択的に出力するようになっている。
【0068】第7の実施例
【0069】図13は、本発明の第7の実施例における
ビットレート選択型光再生中継器の構成を表わしたもの
である。この図で第1の実施例の図1と同一の部分には
同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略す
る。この第7の実施例の光再生中継器では、可変利得ア
ンプ208から出力される電気データ信号209を増幅
する増幅器601を備えている。増幅器601で増幅さ
れた後の電気データ信号602は、第1〜第nの微分回
路(DIFF)603 〜603 に分配されて入力さ
れるようになっている。第1の微分回路603 の出力
側には整流回路(RECT)604 、タイミング抽出
フィルタ(BPF)605 、リミッタアンプ606
からなる直列回路が接続されており、その出力側にはピ
ーク検出回路(PEAK)607 とn:1選択回路
(n:1SEL)608が接続されている。ピーク検出
回路607 の検出したピーク値情報609 は、選択
制御回路(SELCONT)611に入力される。
【0070】第2〜第nの微分回路603 〜603
の出力側にも、それぞれ第1の微分回路603 の出力
側と同様に整流回路604 〜604 、タイミング抽
出フィルタ605 〜605 、リミッタアンプ606
〜606 からなる直列回路が接続されており、それ
らの出力側にはピーク検出回路607 〜607 とこ
れらに共通のn:1選択回路608が接続されている。
それぞれのピーク検出回路607 〜607 の検出し
たピーク値情報609 〜609 は、選択制御回路6
11に入力される。選択制御回路611は、すべてのピ
ーク値情報609 〜609 の中でピーク値が最大と
なる周波数のクロック信号を検出し、この周波数のクロ
ック信号を選択させるための選択指示信号612をn:
1選択回路608に供給するようになっている。n:1
選択回路608からは該当するクロック信号215が識
別回路211のクロック入力端子Cに送出されることに
なる。
【0071】この実施例の光再生中継器は、図1に示し
た第1の実施例におけるタイミング再生手段が非線形抽
出によるものであり、ビットレート検出手段が再生した
タイミング信号のピーク値検出によるものとなってい
る。
【0072】図13において、第1の微分回路603
とその出力側の整流回路604 は、可変利得アンプ2
08から出力される電気データ信号209を入力して、
周波数f のタイミング輝線スペクトラム成分を生成す
る。タイミング抽出フィルタ605 は、このタイミン
グ輝線スペクトラム成分を入力して、周波数成分f
抽出する。リミッタアンプ606 は、こうして得られ
た周波数成分f を増幅して、n:1選択回路608と
ピーク検出回路607 に送出する。第2〜第nの微分
回路603 〜603 に入力された電気データ信号2
09についても、それぞれ同様の処理が行われる。この
ようにして、周波数成分f だけでなく、周波数成分f
〜f についてのクロック信号の再生が行われる。
n:1選択回路608は、各リミッタアンプ606
606 が出力するこれら周波数成分f 〜f のクロ
ック信号を入力して、次に説明するようにこの中から1
種類のクロック信号215を選択して識別回路211に
供給する。
【0073】一方、ピーク検出回路607 〜607
は、これら周波数成分f 〜f のクロック信号を入力
して、それぞれのピーク値を検出する。これらのピーク
値情報609 〜609 は、選択制御回路611に入
力されて、ピーク値が最大になる周波数のクロック信号
が検出される。選択制御回路611は、これに基づいて
そのクロック信号を選択させるための選択指示信号61
2をn:1選択回路608に供給し、前記したように該
当するクロック信号215が識別回路211に供給され
ることになる。本実施例では、このようにしてタイミン
グ再生を行って、光再生中継を行うようにしている。
【0074】
【発明の効果】 請求項1〜請求項13記載の発明では、
デジタル信号のビットレートを検出し、あるいはこの検
出結果に応じて光再生中継器内で再生するクロック信号
の周波数の切り替えを行うようにしているので、データ
信号とは別にクロック信号を送受信するための光送受信
回路を設ける必要がない。このため、より安価なビット
レート無依存型光再生中継器等の機器を実現することが
できる。また、データ信号とは別にクロック信号を送受
信するための波長を設ける必要もないため、波長分割多
重(WMD)伝送系への拡張に対しても、光波長帯域を
有効に使用することができ、伝送効率を向上させること
ができる。更に請求項13記載の発明によれば、受信し
た光信号からクロック信号を再生して中継しているた
め、各中継器においてS/N(信号対雑音比)や波形の
劣化を回復させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるビットレート選
択型光再生中継器の回路構成の概要を示すブロック図で
ある。
【図2】第1の実施例におけるパルス生成回路の第1の
具体例を示すブロック図である。
【図3】第1の実施例におけるパルス生成回路の第2の
具体例を示すブロック図である。
【図4】第1の実施例で使用される位相比較器の動作を
説明するための各種波形図である。
【図5】第1の実施例で位相比較器に入力された2つの
入力波形の位相差φに対する位相検出特性を示す特性図
である。
【図6】第1の実施例でパルスカウンタとビットレート
検出器を表わしたブロック図である。
【図7】第1の実施例で3種類のビットレートとパルス
数計算値の関係を示した説明図である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるビットレート選
択型光再生中継器の回路構成の概要を示すブロック図で
ある。
【図9】本発明の第3の実施例におけるビットレート選
択型光再生中継器の回路構成の概要を示すブロック図で
ある。
【図10】本発明の第4の実施例におけるビットレート
選択型光再生中継器の回路構成の概要を示すブロック図
である。
【図11】本発明の第5の実施例におけるビットレート
選択型光再生中継器の回路構成の概要を示すブロック図
である。
【図12】本発明の第6の実施例におけるビットレート
選択型光再生中継器の回路構成の概要を示すブロック図
である。
【図13】本発明の第7の実施例におけるビットレート
選択型光再生中継器の回路構成の概要を示すブロック図
である。
【図14】従来の光再生中継器の第1の例を示すブロッ
ク図である。
【図15】従来の光再生中継器の第2の例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
201…光信号入力端子 202…光信号 204…フォト・ダイオード 206…プリアンプ 208…可変利得アンプ 211…識別回路 212…位相比較器 213…パルスカウンタ 214、505…パルス生成回路 218…電気・光変換回路 222…出力端子 224…電圧制御発振器 226…低域通過フィルタ 228…演算増幅器 232…ビットレート検出器 301…D−フリップフロップ回路 303…1ビット長検出回路 401…フレーム同期回路 405…制御回路 501…微分回路 502…整流回路 503…タイミング抽出フィルタ 504…リミッタアンプ 603〜603…第1〜第nの微分回路 604〜604…整流回路 605〜605…タイミング抽出フィルタ 607〜607…ピーク検出回路 608…n:1選択回路 611…選択制御回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04L 7/033 (56)参考文献 特開 昭60−52144(JP,A) 特開 平2−305279(JP,A) 特開 平4−82350(JP,A) 特開 昭61−33055(JP,A) 特開 平5−191470(JP,A) 特開 昭60−116253(JP,A) 特開 平3−205942(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/08

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号およびこのデジタル信号の
    ビットレート以上の周波数を有するクロックとが入力さ
    れ、前記デジタル信号を構成する2種類のレベルのビッ
    トのうち一方のレベルが継続する時間を前記クロックの
    周期数を単位として測定し、ビット長信号として出力す
    るカウンタと、前記ビット長信号が入力され、前記一方
    のレベルが継続する時間の最小値を算出する1ビット長
    検出回路とを具備し、入力デジタル信号のビットレート
    を算出し、倍率選択信号を出力するビットレート自動識
    別器と、 前記入力デジタル信号に含まれるクロック成分を、前記
    倍率選択信号に基づき設定される倍率で逓倍し、逓倍ク
    ロック信号を出力する位相同期ループ回路とを具備する
    ことを特徴とするビットレート選択型タイミング抽出
    器。
  2. 【請求項2】 入力されるデジタル信号を構成する2種
    類のレベルのビットのうち一方のレベルを有するビット
    の数を所定の時間計数し、計数結果信号を出力するカウ
    ンタと、 この計数結果信号から、前記デジタル信号のビットレー
    トを算出するビットレート検出器とを具備し、入力デジ
    タル信号のビットレートを算出し、倍率選択信号を出力
    するビットレート自動識別器と、 前記入力デジタル信号が入力され、前記入力デジタル信
    号の変化点でパルス信号を出力する微分回路と、 このパルス信号を全波整流し、整流パルス信号を出力す
    る整流回路と、 整流パルス信号に含まれる前記入力デジタル信号のクロ
    ック成分の高調波を透過する帯域通過フィルタと、 前記高調波が入力され、前記倍率選択信号に基づき設定
    される分周比で分周し、分周クロック信号を出力する分
    周回路とを具備することを特徴とするビットレート選択
    型タイミング抽出器。
  3. 【請求項3】 デジタル信号およびこのデジタル信号の
    ビットレート以上の周波数を有するクロックとが入力さ
    れ、前記デジタル信号を構成する2種類のレベルのビッ
    トのうち一方のレベルが継続する時間を前記クロックの
    周期数を単位として測定し、ビット長信号として出力す
    るカウンタと、前記ビット長信号が入 力され、前記一方
    のレベルが継続する時間の最小値を算出する1ビット長
    検出回路とを具備し、入力デジタル信号のビットレート
    を算出し、倍率選択信号を出力するビットレート自動識
    別器と、 前記入力デジタル信号が入力され、前記入力デジタル信
    号の変化点でパルス信号を出力する微分回路と、 このパルス信号を全波整流し、整流パルス信号を出力す
    る整流回路と、 整流パルス信号に含まれる前記入力デジタル信号のクロ
    ック成分の高調波を透過する帯域通過フィルタと、 前記高調波が入力され、前記倍率選択信号に基づき設定
    される分周比で分周し、分周クロック信号を出力する分
    周回路とを具備することを特徴とするビットレート選択
    型タイミング抽出器。
  4. 【請求項4】 入力デジタル信号が入力され、前記入力
    デジタル信号の変化点でパルス信号を出力する微分回路
    と、このパルス信号を全波整流し、整流パルス信号を出
    力する整流回路と、この整流パルス信号が入力され、予
    め定められた周波数を有する正弦波信号を選択出力する
    帯域通過フィルタと、この正弦波信号が入力され、入力
    信号電力に対し単調に変化するパラメータを有する電力
    信号を出力する電力検出回路とを備え、前記予め定めら
    れた周波数が互いに異なる値に設定された複数のタイミ
    ング抽出回路と、 これら複数のタイミング抽出回路から前記正弦波信号の
    それぞれが入力され、外部から入力される選択信号に基
    づき、入力信号の1つを選択し選択正弦波信号を出力す
    る選択回路と、 前記複数のタイミング抽出回路から前記電力信号のそれ
    ぞれが入力され、最大の電力を有する前記正弦波信号を
    選択するための前記選択信号を作成し、前記選択回路に
    与える選択制御回路とを具備することを特徴とするビッ
    トレート選択型タイミング抽出器。
  5. 【請求項5】 入力されるデジタル信号を構成する2種
    類のレベルのビットのうち一方のレベルを有するビット
    の数を所定の時間計数し、計数結果信号を出力するカウ
    ンタと、この計数結果信号から、前記デジタル信号のビ
    ットレートを算出するビットレート検出器とを備え、入
    力デジタル信号のビットレートを算出 し、倍率選択信号
    を出力するビットレート自動識別器と、前記入力デジタ
    ル信号に含まれるクロック成分を、前記倍率選択信号に
    基づき設定される倍率で逓倍し、逓倍クロック信号を出
    力する位相同期ループ回路とを具備し、入力デジタル信
    号からタイミング成分を抽出するビットレート選択型タ
    イミング抽出器と、 前記入力デジタル信号を前記逓倍クロック信号により識
    別再生する識別回路とを具備することを特徴とするビッ
    トレート選択型識別再生器。
  6. 【請求項6】 デジタル信号およびこのデジタル信号の
    ビットレート以上の周波数を有するクロックとが入力さ
    れ、前記デジタル信号を構成する2種類のレベルのビッ
    トのうち一方のレベルが継続する時間を前記クロックの
    周期数を単位として測定し、ビット長信号として出力す
    るカウンタと、前記ビット長信号が入力され、前記一方
    のレベルが継続する時間の最小値を算出する1ビット長
    検出回路とを具備し、入力デジタル信号のビットレート
    を算出し、倍率選択信号を出力するビットレート自動識
    別器と、前記入力デジタル信号に含まれるクロック成分
    を、前記倍率選択信号に基づき設定される倍率で逓倍
    し、逓倍クロック信号を出力する位相同期ループ回路と
    を備え、入力デジタル信号からタイミング成分を抽出す
    るビットレート選択型タイミング抽出器と、 前記入力デジタル信号を前記逓倍クロック信号により識
    別再生する識別回路とを具備することを特徴とするビッ
    トレート選択型識別再生器。
  7. 【請求項7】 入力されるデジタル信号を構成する2種
    類のレベルのビットのうち一方のレベルを有するビット
    の数を所定の時間計数し、計数結果信号を出力するカウ
    ンタと、 この計数結果信号から、前記デジタル信号のビットレー
    トを算出するビットレート検出器とを具備し、入力デジ
    タル信号のビットレートを算出し、倍率選択信号を出力
    するビットレート自動識別器と、 前記入力デジタル信号が入力され、前記入力デジタル信
    号の変化点でパルス信号を出力する微分回路と、 このパルス信号を全波整流し、整流パルス信号を出力す
    る整流回路と、 整流パルス信号に含まれる前記入力デジタル信号のクロ
    ック成分の高調波を透過する帯域通過フィルタと、 前記高調波が入力され、前記倍率選択信号に基づき設定
    される分周比で分周し、分周クロック信号を出力する分
    周回路とを備え、入力デジタル信号からタイミング成分
    を抽出するビットレート選択型タイミング抽出器と、 前記入力デジタル信号を前記分周クロック信号により識
    別再生する識別回路とを具備することを特徴とするビッ
    トレート選択型識別再生器。
  8. 【請求項8】 デジタル信号およびこのデジタル信号の
    ビットレート以上の周波数を有するクロックとが入力さ
    れ、前記デジタル信号を構成する2種類のレベルのビッ
    トのうち一方のレベルが継続する時間を前記クロックの
    周期数を単位として測定し、ビット長信号として出力す
    るカウンタと、前記ビット長信号が入力され、前記一方
    のレベルが継続する時間の最小値を算出する1ビット長
    検出回路とを具備し、入力デジタル信号のビットレート
    を算出し、倍率選択信号を出力するビットレート自動識
    別器と、 前記入力デジタル信号が入力され、前記入力デジタル信
    号の変化点でパルス信号を出力する微分回路と、 このパルス信号を全波整流し、整流パルス信号を出力す
    る整流回路と、 整流パルス信号に含まれる前記入力デジタル信号のクロ
    ック成分の高調波を透過する帯域通過フィルタと、 前記高調波が入力され、前記倍率選択信号に基づき設定
    される分周比で分周し、分周クロック信号を出力する分
    周回路とを備え、入力デジタル信号からタイミング成分
    を抽出するビットレート選択型タイミング抽出器と、 前記入力デジタル信号を前記分周クロック信号により識
    別再生する識別回路とを具備することを特徴とするビッ
    トレート選択型識別再生器。
  9. 【請求項9】 入力デジタル信号が入力され、前記入力
    デジタル信号の変化点でパルス信号を出力する微分回路
    と、このパルス信号を全波整流し、整流パルス信号を出
    力する整流回路と、この整流パルス信号が入力され、予
    め定められた周波数を有する正弦波信号を選択出力する
    帯域通過フィルタと、この正弦波信号が入力され、入力
    信号電力に対し単調に変化するパラメータを有する電力
    信号を出力する電力検出回路とを備え、前記予め定めら
    れた周波数が互いに異なる値に設定された複数のタイミ
    ング抽出回路と、これら複数のタイミング抽出回路から
    前記正弦波信号のそれぞれが入力され、外部から入力さ
    れる選択信号に基づき、入力信号の1つを選択し選択正
    弦波信号を出力する選択回路と、前記複数のタイミング
    抽出回路から前記電力信号のそれぞれが入力され、最大
    の電力を有する前記正弦波信号を選択するための前記選
    択信号を作成し、前記選択回路に与える選択制御回路と
    を備え、入力デジタル信号からタイミング成分を抽出す
    るビットレート選択型タイミング抽出器と、 前記入力デジタル信号を前記分周クロック信号により識
    別再生する識別回路とを具備することを特徴とするビッ
    トレート選択型識別再生器。
  10. 【請求項10】 入力デジタル信号に含まれるクロック
    成分を、外部から入力される倍率選択信号に基づき設定
    される倍率で逓倍し、逓倍クロック信号を出力する位相
    同期ループ回路と、 前記入力デジタル信号を前記逓倍クロック信号により識
    別再生し識別再生信号を出力する識別回路と、 該識別再生信号に対し、前記入力デジタル信号に予め挿
    入されていた特定パターンの有無を調べ、その結果を検
    出信号として出力する特定パターン検出回路と、 該検出信号が入力され、該検出信号が前記特定パターン
    が有ることを示すまで、前記倍率を順次変化させるべく
    前記倍率選択信号を作成し、出力する制御回路とを具備
    することを特徴とするビットレート選択型識別再生器。
  11. 【請求項11】 入力デジタル信号が入力され、前記入
    力デジタル信号の変化点でパルス信号を出力する微分回
    路と、 該パルス信号を全波整流し、整流パルス信号を出力する
    整流回路と、 整流パルス信号に含まれる前記入力デジタル信号のクロ
    ック成分の高調波を透過する帯域通過フィルタと、 前記高調波が入力され、前記倍率選択信号に基づき設定
    される分周比で分周し、分周クロック信号を出力する分
    周回路と、 前記入力デジタル信号を前記分周クロック信号により識
    別再生し識別再生信号を出力する識別回路と、 該識別再生信号に対し、前記入力デジタル信号に予め挿
    入されていた特定パタ ーンの有無を調べ、その結果を検
    出信号として出力する特定パターン検出回路と、 該検出信号が入力され、該検出信号が前記特定パターン
    が有ることを示すまで、前記分周比を順次変化させるべ
    く前記倍率選択信号を作成し、出力する制御回路とを具
    備することを特徴とするビットレート選択型識別再生
    器。
  12. 【請求項12】 入力される光信号を電気信号に変換す
    る光電気変換回路と、 該電気信号が、前記入力デジタル信号として入力される
    ビットレート選択型識別再生器とを具備することを特徴
    とする請求項5〜請求項11記載のビットレート選択型
    識別再生器。
  13. 【請求項13】 前記ビットレート選択型光受信器と、 該ビットレート選択型光受信器から出力される前記識別
    再生信号を光信号に変換する電気光変換回路とを具備す
    ることを特徴とする請求項12記載のビットレート選択
    型識別再生器。
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