JP3146747U - 下衣のウエスト部紐通し機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】締め付け用腰紐にて腰に下衣のウエスト部を締め付ける際に、装着者のウエスト部のサイズに合わせて締め付け感や肌触り感を調整し、その際に形成する結び目により生じる外観を装着者の好みの結び目位置に合わせて調整することが可能な、下衣のウエスト部紐通し機構を提供する。
【解決手段】下衣は、「本体部」としての身頃部10と、身頃部10に取り付けられ、装着車の腰を締め付けて、下衣が腰からずり落ちないための「締め付け部」としてのウエスト部機構20を備える。ウエスト部機構は、紐通し部21により規定され、紐通し孔22と、紐通し孔22を通り紐通し機構21内を介在する締め付け用腰紐60と、締め付け用紐60を紐通し機構21から貫通させ、体表面で結び目を形成させる「貫通」用の貫通項23と、貫通孔外観上の美観を損なわないための「覆い」としてのベルト通し用生地24とからなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、締め付け用の腰紐にて腰に下衣のウエスト部を締め付ける際に、装着者のウエスト部のサイズに合わせて締め付け感や肌触り感を調整し、その際に形成する結び目により生じる外観を、装着者の好みの結び目位置に合わせて調整することが可能な、ウエスト部紐通し機構に関するものである。
従来より、スラックスやジャージー等の下衣において、下衣のウエスト部分に紐通し機構を設けて、締め付け用の腰紐を通し、ウエスト部に締め付けるように、両端を結ぶ手法をとることによって、ずれ落ちを防ぐと同時に良好な着用感を得るための締め付け具合を調整していた。
又上記ウエスト部機構の一部に、締め付け用紐を通すために、装着者の体の正面側、体の幅方向中心に近い部分に紐通し用の左右一対の孔を設けて、背中から装着者の体の前面部分に沿って紐を介在させていた。
さらには上記ウエスト部機構に、紐通し用孔以外に孔を設けることによって、ウエスト部機構の内部にある紐に触れる事を可能とすることの利便性が検討されてきた。
下記特許文献1には、従来閉塞されていたポケット型通路の両出口間を適当な間隔で表面の布を取り払った部分を設けることによって、通路を通る調整紐が露になる部分ができ、直に調整紐に触って取り扱えるようになり片寄ってしまった調整紐の修正が容易となるような調整紐通しについて開示されている。
又、特許文献2には、裾の紐通し部に挿通された絞り紐を左右の脇線下方内側に設けた紐孔より表出させ、絞り紐の両端部を裾の前端部内側の紐孔より表出し、ストッパーに挿通させ、また、紐孔より表出している絞り紐にループ紐の端部より表出している絞り紐に、ループ紐の端部に把持部を形成した引き手を取り付けて、前記引き手を下方に引く事により、上衣の裾絞り紐を迅速に開放する事が出来る裾絞り機能付き上衣についての開示がある。
特開2007-262647 登録実用新案3080368
しかしながら、特許文献1では、ポケット型通路を通る調整紐が露になる部分はあるが、調整紐端部同志で設ける結び目がポケット型通路の内側にのみ位置することになり、装着者の好みで結び目をポケット型通路の外面側に位置させる事は出来ず、ウエスト部における、装着者の意図する結び目に対する外観上の美観を必ずしも実現できるものではない。
又、特許文献2では、上衣裾部の紐通し部に紐孔を設け、上衣の裾絞り紐を迅速に開放できる機能はあるが、こちらも紐の結び目に関しての、ウエスト部の構造についての開示ではなく、又、装着者にとっての結び目の美観等には関係の無いものである。
本考案は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本考案の目的は、装着者のウエスト部のサイズに合わせて締め付け感や肌触り感を調整し、その際に形成する結び目により生じる外観を、装着者の好みの結び目位置に合わせて調整することが可能とした、下衣のウエスト部紐通し機構を提供することである。
前記の課題を解決するために、本考案に係る下衣のウエスト部機構は、下衣本体部と、下衣本体部に設けられた腰紐を通す紐通し機構及び締め付け用の腰紐から構成され、紐通し機構は、下衣本体部のウエスト側部に配置されると共に、装着者の体の肌面側に装着者の正面から側面に沿って、装着者の正面に近い箇所に装着者の正面から見て左右対称に1箇所づつ締め付け用腰紐を通過させる孔を設け、締め付け用腰紐を通過させる孔よりも、装着者の体の正面に近い箇所に肌面側と外面側を貫通させる貫通孔を左右対称に1箇所づつ設け、締め付け用腰紐を通過させる左右1箇所づつ設けた孔のどちらかから締め付け用腰紐を通し、もう一方の孔から紐を出して、紐の両端が装着者の体前面に位置した時に紐の先端を左右1箇所づつの貫通孔を通じることにより、外面部にも締め付け用腰紐の端部を配置する事を可能としたことを特徴とする紐通し機構である。
また、上記紐通し機構に設けた、左右対称の1箇所づつの貫通孔は、ベルト通し用生地で覆われており、装着者の体外面からは見えない構造としている。
本考案によれば、ウエスト部紐通し機構の、紐通し孔よりも体の正面方向に、体の肌面側から外面側へ締め付け用の腰紐を通ずるための、左右一対の貫通孔を設けることで、紐の先端を貫通孔に通す又は通さないかを選択することにより、装着者のウエスト部のサイズに合わせて締め付け感や肌触り感を調整し、その際に形成する結び目により生じる外観を、装着者の好みの結び目位置に合わせて調整することが可能とした、下衣のウエスト部機構を提供できる。
以下に、本考案の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰り返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本考案の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本考案にとって必ずとも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態を適宜組み合わせることは、当初から予定されている。
図1は、本考案の1つの実施の形態に係る下衣を示す図である。図2(A)は、図1におけるa−a線断面図、図2(B)は図1におけるb−b線断面図、図2(C)は、図1におけるc−c線断面図である。
図1、図2(A)、(B)を参照して、本実施の形態に係る下衣は、身頃部10と、ウエスト部機構20と、ボタン30と、ボタン孔40とを含んで構成される。
ウエスト部機構20は、紐通し機構21と締め付け用腰紐60により規定される。紐通し機構21と、締め付け用腰紐60と、ボタン30と、ボタン孔40と、ボタン孔正面部材50とが、ウエスト部を形成する。紐通し機構21は、締め付け用腰紐60を通すための所定の空間を設けるためにループを形成した構造となっている。ウエスト部正面部材50は、ウエスト部の両端部を構成する部材である。図1の例では、係止具としてボタン30とボタン孔40とを用い、ウエスト部正面部材50の一方にボタン30を取りつけ、ウエスト部正面部材50の他方にボタン孔40を設けている。尚、係止具としては、周知のものを使用可能である。
紐通し機構21は、帯状の部材をその長さ方向に沿って2つ折りすることで形成され、その折り目部分が上端部に位置するように設けられる。その他、帯状の部材を重ねて上端部を縫製することによって設けることも可能である。又、身頃部10の延長部として紐通し部の高さ分を身頃部10の内部へ折り返して機構21を形成してもよい。その他紐通し機構21としては、周知のものを使用可能である。
また、紐通し機構21には、図1、図2(B)に示すように紐通し孔22が、ボタン30をボタン孔40に止めた状態とするときに、紐通し機構の体の側面に、体の正面から見て腰の側面よりも正面側に左右対称に一対設けられている。
さらに、紐通し機構21には、図1、図2(C)に示すように貫通孔23が、紐通し孔22よりも体の正面側に、体の肌面から体の外面へ貫く様に左右対称に一対設けられている。
さらには、紐通し機構21には、図1、図2(C)に示すように、貫通孔23を覆うように又、ベルトが通る空間を確保するようにベルト通し用生地24を、左右対称に一対本体生地と紐通し機構表面に縫着する形態で設けられている。
最後に、紐通し機構21には、図1、図2(A)、図2(B)、図2(C)に示すように、左右一対の紐通し孔22の一方を通じて、紐通し機構のループ部分を経由し、紐通し孔22のもう一方から抜出するように締め付け用腰紐60が介在し、紐通し機構21の体の側面を経由し、図2(C)に示すように、貫通孔23を通じて、紐通し機構21の体外面に抜出できる構成としている。
図2(A)、図2(B)、図2(C)に示すように、ウエスト部機構20は、紐通し部21の他に、紐通し孔22と、貫通孔23と、ベルト通し用生地24と、縫製部25A、25B、25Cとを含む。身頃部10と、紐通し機構21と、ベルト通し用生地24は、縫製部25A、25B、25Cによって逢着されている。
図1の例では、紐通し機構21の周長は78cmであり、幅は5.5cmである。
締め付け用腰紐60としては、たとえば、たとえば編物や織物を採用可能である。織物の場合は織組織は平織や綾織などあるがどのようなものでもよい。紐の断面形状も平板状や丸状、その他どのような形状でも構わない。また、編物、織物のいずれも、ポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成繊維、綿、レーヨン、麻等のセルロース系繊維、ウール、シルク等の動物性繊維を糸単体、またはそれら2,3種の組合せで構成してもよい。さらに、それらの単体、2,3種の組合せが主体となって、ポリウレタン糸、ストレッチポリエステル糸、ゴム糸等の伸縮性の高い糸を一部に交編、交織して構成してストレッチ性を高めてもよい。
ベルト通し用生地24としては、たとえば編物や織物を採用可能である。構造や素材も周知のもので特に問わない。図1の例では、ポリエステル100%でかつ、経緯両方向に伸縮性を有する丸編み構造で構成されている。
又、図1の例ではベルト通し用生地24の縦方向(体長方向)の縫着された状態の高さとしては、6cmであり、幅は2cmであり、貫通孔23を隠す一対のベルト通し用生地の他にも、腰の位置に左右一対、後ろ身頃に投影させた位置に左右一対設け、貫通孔23を外観上隠す以外にも、ベルト通し用の機能を付与している。
紐通し孔22としては、ボタン30またはボタン孔40の位置から、紐通し機構の体の内面に10cmの箇所に左右一対設け、縦方向の高さは2cm、幅は適宜調整可能である。
貫通孔23としては、紐通し機構に、ボタン30またはボタン孔40の位置から5cmの箇所に左右一対、すなわちボタン30又はボタン孔40の位置から紐通し孔との中間の位置に設けており、縦方向の高さは2cm、幅は適宜調整可能である。
典型的な例では、ベルト通し用生地24は、ウエスト部機構にいくつ設けられても良いし、締め付け用の腰紐60が体の前面に出せる程度であれば、ウエスト部の略全周にわたって連続的に形成されても良い。
紐通し孔22と貫通孔23は、その位置関係がウエスト部の周方向で逆転しなければ、他のウエスト部機構の構成が機能する程度であれば、位置が変更されても良い。
身頃部10は、たとえば編物や織物を採用可能である。構造や素材も周知のもので特に問わず、上記ベルト通し用生地24と同じ素材により構成されていることが一般的である。図1の例では、ポリエステル100%でかつ、経緯両方向に伸縮性を有する丸編み構造で構成されている。
次に、図3(A)、図3(B)、図4(A)、図4(B)を用いて、上述したウエスト部機構による効果について説明する。なお、図3(A)の(a)、(b)、図3(B)の(a)、(b)は、比較例に係るウエスト部機構を示し、図4(A)の(a)、(b)、図4(B)の(a)、(b)は、本実施の形態に係るウエスト部機構を示すものである。
図3(A)の(a)、(b)の比較例に係るウエスト部機構は、身頃部10と紐通し機構211Aと締め付け用腰紐60により規定されるウエスト構造201Aとを有している。紐通し機構211Aは、外面側に紐通し孔221Aを有している。
図3(A)の(a)に示すように、従来では、締め付け用腰紐60を紐通し孔221Aを通じて紐通し機構211A内に介在させ、締め付け用腰紐60の両端601、602を、前身頃表面で装着者の好みの締め付け具合で、締め付けることにより、図3(A)の(b)に示す、締め付け用腰紐の結び目61Aを紐通し機構211Aの外面側に表出させる締め付け方としていた。
又、図3(B)の(a)に示すように、従来では、締め付け用腰紐60を紐通し孔222Aを通じて紐通し機構212A内に介在させ、締め付け用腰紐60の両端601、602を、前身頃表面で装着者の好みの締め付け具合で、締め付けることにより、図3(B)の(b)に示す、締め付け用腰紐の結び目61Bを紐通し機構212Aの肌面側に隠れるような締め付け方としていた。
この結果、結び目61A、61Bは、紐通し機構211A、212Bにより拘束されてしまい、外面側に表出させる結び目61A、肌面側に隠す結び目61Bを選択する事が不可能であった。
これに対し、本実施の形態に係るウエスト部機構では、図4(A)の(a)、(b)に示すように、締め付け用腰紐60を貫通孔23を通じて、紐通し機構21の外面側に貫通させ、締め付け用腰紐60の両端601、602を前身頃表面で締め付けることにより、結び目62Aを体表面に表出させる事も可能であるし、図4(B)の(a)、(b)に示すように、締め付け用腰紐60を貫通孔23を通じないで、紐通し機構21の肌面側にて、締め付け用腰紐60の両端601、602を締め付けることにより、結び目62Bを隠す事も可能となる。
このように、本実施の形態に係るウエスト構造によれば、締め付け用腰紐60の結び目を図4(A)の(b)に示す62Aの様に紐通し機構21の外面側に表出させる事も、図4(B)の(b)に示す62Bの様に、肌面側に隠す事もどちらも可能となり、装着者の好みに応じて外観上の美観を結び目の有無という点において選択できる。
また、貫通孔23から出ている締め付け用腰紐60の一部又は、貫通孔23そのものが見えてしまうという、外観上美観を損なう点を改善するために、ベルト通し用生地24を設けて、さらなる美観の向上を実現している。
次に、図5、図6、を用いて、本実施の形態に係る下衣の変形例について説明する。なお、図5、図6は、本実施の形態に係る下衣の変形例を示す図であり、図1におけるa−a断面に相当するものである。
図5、図6に示す変形例は、折り返された紐通し機構21の間に、締め付け用紐60と同時に、ゴム部26を設けたことを特徴とする。図5に示すように、締め付け用紐60をゴム部26よりも外側に配置しても良いし、図6に示すように、締め付け用紐60をゴム部26より内側に配置しても良い。
ただし、ゴム部26が貫通孔23まで及ぶと締め付け用紐が、紐通し機構21を貫通できない構成となるので、この場合は、貫通孔23に及ばないように、紐通し機構21の背中側にゴムを介在させる構造とする。又、左右両脇部に部分的にゴムを配置させたり、その他断続的に配置させることも可能である。
ゴム部26は、平板状の織ゴムのような弾性部材で構成することができる。
ゴム部26はウエスト部機構21を補強する「補強部材」としても機能し、典型的には紐通し機構21の上端部近傍から下端部近傍に達するようにして設けられる。ゴム部26の上下方向の幅は、紐通し機構21の上下方向の幅に対して、50%〜100%程度(より好ましくは、85%〜100%程度)であることが好ましい。このゴム部26を設けることにより、紐通し機構21が上下方向に容易に折れ曲がる事(縦折れ)を抑制する事が出来る。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係る下衣1は、「本体部」としての身頃部10と、身頃部10に取り付けられ、装着車の腰を締め付けて、下衣が腰からずり落ちないための「締め付け部」としてのウエスト部機構20を備える。
ウエスト部機構は、紐通し部21により規定され、紐通し孔22と、紐通し孔22を通り紐通し機構21内に介在する締め付け用腰紐60と、締め付け用紐60を紐通し機構21から貫通させ、体の表面で結び目62Aを形成させる「貫通」用の貫通孔23と、貫通孔部分の外観上の美観を損なわないための「覆い」としてのベルト通し用生地24とを含む。
なお、上記の例では、主にジャージーやパンツなどの下衣のウエスト部機構について説明したが、本考案の思想を適用する対象の一例として、スラックス、スカート、ズボン、ウィンドブレーカー、レインスーツ、スエットスーツ、ウォームアップスーツなどにも、当然に適用可能である。
又、上記の例では前開きの下衣について説明しているが、通常のジャージーやスエットスーツなどの前開きが無いものに関しても当然に適用可能である。
さらには本考案の適用対象は、下衣1のウエスト部機構20に限定されるものではなく、たとえば、図7に示す上衣2における裾部700、袖口800および襟部900に同様の思想を適用することも、当然に可能である。また、上記の思想は、下衣の足裾部にも、当然に適用可能である。
以上、本考案の実施の形態に付いて説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる事が意図される。
本考案の1つの実施の形態に係る下衣を示す説明図。 図1におけるa−a線、b−b線、c−c線断面図。 ウエスト部機構の説明図。 ウエスト部機構の説明図。 本考案の1つの実施の形態に係る下衣の1つの変形例を示す図である。 本考案の1つの実施の形態に係る下衣の他の変形例を示す図である。 本考案の1つの実施の形態に係る上衣を示す図である。
符号の説明
1 下衣
2 上衣
10 身頃部
20 ウエスト部機構
21 紐通し機構
22 紐通し孔、
23 貫通孔
24 ベルト通し用生地
25A 身頃部10と紐通し機構21の縫製部
25B 紐通し機構21とベルト通し用生地24の縫製部
25C 身頃部10とベルト通し用生地24の縫製部
26 ゴム部
30 ボタン
40 ボタン孔
50 ウエスト部正面部材
60 締め付け用腰紐
61A 従来例における1例による結び目
61B 従来例におけるもう1つの例による結び目
62A 本考案の1つの実施の形態による結び目
62B 本考案のもう1つの実施の形態による結び目
201A 従来例におけるウエスト部機構の一例
202A 従来例におけるもう一つのウエスト部機構の一例
211A 従来例における紐通し機構の一例
211B 従来例におけるもう一つの紐通し機構の一例
601 締め付け用腰紐の両端部
602 締め付け用腰紐の両端部
700 ウエスト開口部
800 袖口
900 襟部

Claims (2)

  1. 下衣本体部と、
    前記下衣本体部に設けられた腰紐を通す紐通し機構及び締め付け用の腰紐から構成され、
    前記紐通し機構は、前記下衣本体部のウエスト側部に配置されると共に、
    装着者の体の肌面側に、装着者の正面から側面に沿って、装着者の正面に近い箇所に、
    装着者の正面から見て左右対称に、1箇所づつ締め付け用の腰紐を通過させる孔を有し、
    前記紐通し機構に、前記肌面側に設けた1箇所づつの締め付け用の腰紐を通過させる孔よりも、装着者の体の正面に近い箇所に、肌面側と外面側を貫通させる貫通孔を、左右対称に1箇所づつ設けたことを特徴とする下衣のウエスト部紐通し機構。
  2. 前記紐通し機構に設けた、装着者の正面から見て左右対称で1箇所づつの貫通孔は、ベルト通し用生地で覆われており、装着者の外面側からは見えない構造とした、請求項1に記載の下衣のウエスト部紐通し機構。
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