JP3146129U - 角質除去具 - Google Patents

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Abstract

【課題】角質除去作業中以外は、刃先をおおい状に保護することで、刃先により肌を傷つける危険性がなく、且つ刃先自体の損傷も防止し得ると共に、誤操作による不安を解消した安全で衛生的な角質除去具を提供する。
【解決手段】把持部1Bと、周壁1b面内に直動用長孔12を開設すると共に、先端が筒開口面より外方へ突出する刃先保護棒11を固定した小径筒部1Aとを備える筒本体1と、この筒本体1の小径筒部1A内に往復動可能に配備され、戻り位置において上記刃先保護棒11に外嵌する削り管24の先端を刃先保護棒11先端より後退させ、且つ送り位置において削り管24の先端を刃先保護棒11先端より前進させる従動スライダー2と、上記小径筒部1Aの外面に回動可能に配備され、上記直動用長孔12を貫通する従動スライダー2の突子23の先端を嵌合する案内溝を備えた操作用筒体3とから成る。
【選択図】図2

Description

この考案は、足の踵や手の平などの角質層を除去し皮膚を清浄化するのに使用する角質除去具に関する。
現在、手や足の角質を除去する簡易な器具としては、図7で示すものが知られている。この器具は、金属製或いは硬質プラスチック製の円筒状擦り管本体71の先端部に、断面が略三角形状の先端刃部71aを周設している。
使用に際しては、例えば皮膚の角質層に対して先端刃部71aを直角状に配置し、この管姿勢を保持して円筒状擦り管本体71を前後動させる。これにより、剥離した角質は円筒状擦り管本体71の内部に堆積状に集積する。
剥離した角質がある程度の量、溜まると、これを管外へ排出し廃棄する必要がある。従来は、図7で示すように円筒状擦り管本体71の基端側から、管本体に対し細径の押出し棒72を挿し込み、押出し棒先端面で堆積状に溜まった剥離角
質を外部へ排出する。
ところが、この角質除去具では剥離した角質の廃棄作業に手間どる。つまり、一方の手指で管本体を持ち、他方の手指で持った押出し棒を管本体に挿通しなければならず、角質の排出に両手を要する不利があった。
そこで、本願出願人は、近年、図6で示すような角質除去具を提案した。この器具は、先端に刃部81を備えた管本体82と、この管本体82に内装され、且つ常時、管基端部側へバネ83付勢された押出し棒84とで構成している。
この器具では、押出し棒84が所謂ノック式である点に特徴がある。管82内に溜まった剥離角質Aは、押出し棒84をバネ83に抗して軽く叩いて押し込むだけで、押出し棒84の先端85が刃部81より前方へ移動して、角質Aを排出する。
実用新案登録第3134240号公報
上記角質除去具では、角質の排出作業が極めて容易である反面、常態において、先端の刃部が露出状態で前方へ突出している。従って、むき出し状態にある先端刃部によって、子供などが誤って皮膚面を傷つけるなどの事故の虞れが予見される。
また、剥き出し状態の先端刃部は、管端周縁を断面三角形状に切削したもので、刃部は厚みが極めて薄い。従って、この器具を誤って落とすなど、硬いものに刃部をぶつける場合は、衝撃で刃部が毀損する虞れがある。
更に、所謂バネ方式で押出し棒を付勢しているため、バネの劣化等に起因して押出し棒の進退がスムーズでなくなる不利がある許かりでなく、使用中に意に反して押出し棒を突出させてしまう虞れのある事が判明した。
この考案は、以上のような課題を解消させ、角質除去作業中以外は、刃先をおおい状に保護することで、刃先により肌を傷つける危険性がなく、且つ刃自体の損傷も防止し得ると共に、誤操作による不安を解消した安全で衛生的な角質除去具を提供することを目的とする。
この目的を達成させるために、この考案の角質除去具では、次のような構成としている。
角質除去具は、把持部と、周壁面内に直動用長孔を開設すると共に、先端が筒開口面より外方へ突出する刃先保護棒を固定した小径筒部とを備える筒本体と、この筒本体の小径筒部内に往復動可能に配備され、戻り位置において上記刃先保護棒に外嵌する削り管の先端を刃先保護棒先端より後退させ且つ、送り位置において削り管の先端を刃先保護棒先端より前進させる従動スライダーと、上記小径筒部の外面に回動可能に配備され、上記直動用長孔を貫通する従動スライダーの突子の先端を嵌合する案内溝を備えた操作用筒体とから成ることを特徴としている。
この考案では以上のように、操作用筒体を正逆回動すると、連繋する従動スライダーが往復動し、従動スライダーの削り管を進退させることとしたから、例えば操作用筒体を反時計回りに廻すと、削り管が前進して刃先がむき出し状となり、角質削り作業が行なえる。
一方、操作用筒体を時計回りに廻すと、削り管が後退して刃先保護棒の先端が露出する。この常態姿勢において、削り管先端の刃先は小径筒部先端面と刃先保護棒の先端部とによって前後が覆い状に保護される。つまり、刃先の前後方向がさえぎられる。
従って、この常態姿勢(削り管の戻り位置状態)においては、刃先を皮膚面に対しいかなる角度(従来は危険な水平に近い角度)で滑らせても、肌を傷つける危険性がなく安全を確保し得る。
また、削り管の先端である刃先は、内接状に挿通する刃先保護棒によって中実管となるから一層強固となる。従って、器具を誤って足下へ落下させるなどの意に反する場合でも刃先を毀損させる虞れがない。
更に、操作用筒体の回動操作がない限り、刃先の送り状態及び戻り状態が保持される。従って、例えば送り状態で角質削り作業中に、意に反して戻り状態となる等の不利を解消し得る。
また、角質除去作業を行わないときは、つまり削り管の戻り状態のときには、筒本体に対しキャップが取り付けられる。これにより、操作用筒体も覆われ外部から保護されるため、一層安全であるなど考案目的を達成した優れた効果を有する。
以下、図面に基づき本考案に係る角質除去具の具体的な実施の形態を説明する。
図1は、角質除去具を示す斜視図である。
角質除去具は、筒本体1と、筒本体1の小径筒部1A内に配備される筒状の従動スライダー2と、小径筒部1Aの外面に配備される操作用筒体3と、小径筒部(操作用筒体3)1Aを覆うキャップ5とから構成される。
筒本体1は、例えば合成樹脂の成形品で、比較的長尺な上開口有底の筒状把持部1Bと、この把持部1Bの先端部に連続状に配備される小径筒部1Aとから成る。
小径筒部1Aは、上開口有底の小径な筒体で、底部1aの脚部14が把持部1Bの上開口に内嵌し、且つ底部1aのフランジ13が上開口周縁に載置した状態で固定される。
この小径筒部1Aの上開口は、扁平な筒状の蓋体4により閉成してある。この蓋体4には面内に後述する削り管24を貫通させる窓孔41が開設してある。
図2及び図4で示すように、小径筒部1Aの筒壁1bには、所定長さの直線状の直動用長孔12、12が、180度角開いて2条開口してある。
この直動用長孔12、12には、孔先端部に反時計回り方向へ導引するストッパ孔部12aと、孔基端部に時計回り方向へ導引するストッパ孔12bとが連通形成してある。
上記小径筒部1Aの底部1aには、筒開口面方向へ直線状に伸びる小径の刃先保護棒11が突設してある。刃先保護棒11の先端部には、後述する削り管24に接面状に内嵌する内接頭部11aが設けてある。この刃先保護棒11の先端(内接頭部11a)は、前記蓋体4より外方へ突出している。
前記従動スライダー2は、図2で示すように、上開口有底の筒体21で、筒底2aの貫通孔22に刃先保護棒11を挿し通す状態で、小径筒部1A内に往復動可能に配備してある。
この従動スライダー2には、筒体21内に両端が開口した削り管24が内装固定してある。削り管24は、実施の形態ではステンレス鋼管で、上記刃先保護棒11に外嵌しており、削り管24先端の刃先24aは、蓋体4より露出している。
更に、筒体21の筒壁2bの外面には、外方へ突出する2つの突子23、23を突設している。この突子23、23は、180度角開いて配置され、上記直動用長孔12、12に対応し嵌挿している。
上記操作用筒体3は、両端開口の円筒体で、小径筒体1Aの外面に回動可能に嵌合してある。この操作用筒体3は、図4で示すように所謂、溝付き円筒形カムである。180度角開いた2条の案内溝31、31は、筒体3の前端から筒体3長さ中央へ向けて、筒内面に凹み形成してある。
前記従動スライダー2の突子23、23は、直動用長孔12を貫通し、且つ突子23の先端部が、この案内溝31、31に嵌合している。操作用筒体3を時計回り或いは反時計回りに回動させることで、従動スライダー2が直動(往復動)し、削り管24が刃先保護棒11の内接頭部11aに対し前後進する。
このような構成を有する角質除去具では、操作用筒体3を反時計回りに廻すと、図5で示すように、突子23が直動用長孔12内を先端側へ移動する。つまり、従動スライダー2と共に、削り管24が前進して突出する。そして、突子23が先端側のストッパ孔12aに嵌着して、操作用筒体3の回動は阻止される。再び、操作用筒体3を逆方向へ回動させるまで、削り管24の突出状態は保持される。
図3で示すように、この状態で削り管24の剥き出しの刃先24aを皮膚面Xに押し当て、前後動させることで角質を除去する。除去された角質Aは、削り管24先端内に溜まる。
角質除去作業が終了、或いは削り管24に溜まった剥離角質Aを排出する場合は、操作用筒体3を時計回りに廻す。図4で示すように、突子23が直動用長孔12内を基端側へ移動し、ストッパ孔12bで停止する。
つまり、従動スライダー2と共に、削り管24が後進して没入し、刃先保護棒24の先端部(頭部24a)が露出する。そして、突子23が基端側のストッパ孔12bに嵌着して、操作用筒体3のそれ以上の回動は阻止される。再び操作用筒体3を逆方向へ回動させるまで、刃先保護棒24の突出状態は保持される。
図2で示すように、この状態において刃先24aは、蓋体4と刃先保護棒の露出頭部11aとによって前後を覆い状に保護される。従って、皮膚面Xを誤って切る等の不利は勿論、落下などによる刃先24a自体の毀損も防止される。
また、削り管24の往復移動(前後進移動)は、操作用筒体3を回動する以外、出・没状態が保持される。従って、意に反して削り管24が出没する虞れは全くなく安全性が確保される。
更に、図1及び図2で示すように、削り管24の戻り位置状態、つまり削り作業を行わないときは、筒本体1の上部を完全に覆うキャップ5が取り付けられ、切刃24aの保護並びに操作用筒体3の誤操作防止が図られる。
実施の形態の角質除去具を示す斜視図である。 実施の形態の角質除去具を示す断面図である。 実施の形態の角質除去具の使用状態を示す断面図である。 操作用筒体を取り外した状態を示す説明図である。 操作用筒体を取り外した状態を示す説明図である。 本願出願人が先に提案した角質除去具を示す断面図である。 従来の角質除去具を示す説明斜視図である。
符号の説明
1 筒本体
2 従動スライダー
3 操作用筒体
4 蓋体
5 キャップ
1A 小径筒部
1B 把持部
11 刃先保護棒
12 直動用長孔
11a 内接頭部
12a ストッパ孔
12b ストッパ孔
23 突子
24 削り管
24a 刃先
31 案内溝
A 剥離角質
X 皮膚表面

Claims (3)

  1. 把持部と、周壁面内に直動用長孔を開設すると共に、先端が筒開口面より外方へ突出する刃先保護棒を固定した小径筒部とを備える筒本体と、この筒本体の小径筒部内に往復動可能に配備され、戻り位置において上記刃先保護棒に外嵌する削り管の先端を刃先保護棒先端より後退させ、且つ送り位置において削り管の先端を刃先保護棒先端より前進させる従動スライダーと、上記小径筒部の外面に回動可能に配備され、上記直動用長孔を貫通する従動スライダーの突子の先端を嵌合する案内溝を備えた操作用筒体とから成る角質除去具。
  2. 前記削り管が戻り位置にある状態において、露出する操作用筒体並びに刃先保護棒先端部の全表面を覆うキャップ体を嵌脱可能に配備したことを特徴とする請求項1記載の角質除去具。
  3. 前記直動用長孔は、直線状の2条の孔を小径筒部の筒壁面内に180度角開いて対向状に開設する一方、従動スライダーの突子並びに操作用筒体の案内溝が、それぞれ直動用長孔に対応して複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の角質除去具。
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KR20220146026A (ko) * 2021-04-23 2022-11-01 윤대성 각질 제거기

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