JP3144169B2 - Tcg用1チップマイクロコンピュ−タ - Google Patents

Tcg用1チップマイクロコンピュ−タ

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JP3144169B2 JP18762893A JP18762893A JP3144169B2 JP 3144169 B2 JP3144169 B2 JP 3144169B2 JP 18762893 A JP18762893 A JP 18762893A JP 18762893 A JP18762893 A JP 18762893A JP 3144169 B2 JP3144169 B2 JP 3144169B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタ−ボチャ−ジャに取付
けた回転電機をエンジンの運転状態に応じて電動または
発電作動させる制御装置に用いるTCG用1チップマイ
クロコンピュ−タに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの排気ガスによりタ−ビンを回
転させ、そのトルクによってコンプレッサを駆動し、エ
ンジンに過給気を圧送するタ−ボチャ−ジャが多用され
ている。
【0003】このタ−ボチャ−ジャに加え、排気圧が上
昇したときはタ−ビン軸に直結された発電機を作動させ
て発電を行い、またエンジンの重負荷時にエンジン回転
数が低下して排気圧が減じたときは、前記の発電機を電
動機に切換え、その電動トルクによりコンプレッサの回
転を付勢して圧気作動を助勢し、エンジンに十分な過給
気を送り込む、いわゆるタ−ボチャ−ジャジェネレ−タ
(TCG)が公知となっている。
【0004】そして、このようなTCGを発電機あるい
は電動機として駆動する制御は1チップマイクロコンピ
ュ−タにより行われており、このマイクロコンピュ−タ
の動作モ−ドには次の5種の動作モ−ドがある。 ・拡張ミニマムモ−ド(内蔵ROM無効)→デバック用 ・拡張ミニマムモ−ド(内蔵ROM有効)→最終製品 ・拡張マキシマムモ−ド(内蔵ROM無効)→デバック
およびデ−タ収集用(試作) ・拡張マキシマムモ−ド(内蔵ROM有効)→デ−タ収
集用(最終製品に近い) ・シングルチップモ−ド→未使用
【0005】このように1チップマイクロコンピュ−タ
(1チップマイコン)を上述のような種々のモ−ドで動
作させるには、その動作モ−ドに対応するプログラムや
デ−タを記憶させたメモリ、あるいはデ−タ基板用のメ
モリが必要となり、このようなメモリを付設や増設する
ことは1チップマイコンの数、あるいは種類を増加させ
るという不都合が生じている。
【0006】そして、この不都合を回避するには、通
常、1チップマイコンにICカ−ドソケットを設け、こ
のソケットにICカ−ドを差込み、該ICカ−ドを1チ
ップマイコンのメモリの一部として使用している。すな
わち、ICカ−ドはプログラムを記憶させたもの、マッ
プデ−タ・個人デ−タ等の制御用デ−タを記憶させたも
の、試験走行時の各種センサ信号・制御デ−タ等のデ−
タ収集を行うものの3種類の機能に大別される。
【0007】このように、1チップマイコンにICカ−
ドを付設させるために、従来は1チップマイコン内のメ
モリのアドレスとICカ−ド内のメモリのアドレスとを
違えておいて両方を併用する方法、双方のアドレスを共
通にしICカ−ドからの情報の読込みを行う毎にディッ
プスイッチ、またはジャンパ−線で切替えて使用する方
法のどちらかが採用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、1チッ
プマイコンとICカ−ドとをハ−ドウエア的に結合する
方法のうち、双方のアドレスを共通にする方法では周辺
ICのRAM領域が減少するなど、使用するアドレスが
小になるという不都合が生じ、ディップスイッチやジャ
ンパ−線を用いる方法では、これらの操作が繁雑になる
という問題がある。
【0009】また、1チップマイコンがICカ−ドを選
択使用するため、1チップマイコン側にてすべてプログ
ラミングする方法は、プログラミングの手数がかかって
不経済な面が多い欠点がある。
【0010】本発明は上述のような従来の不都合を改善
しようとするものであり、その目的はTCGを制御する
1チップマイコンに、付属させるICカ−ドを差込むこ
とにより、双方が共働できる状態にセットさせるTCG
用1チップマイクロコンピュ−タを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明によれば、ターボチャージャのタ−ビン軸に
取付けた回転電機の電動/発電作動をICカ−ドを備え
て制御するTCG用1チップマイクロコンピュ−タにお
いて、ICカ−ドの挿入を検知するカ−ド挿入検知手段
と、該検知手段の信号に応じ1チップマイクロコンピュ
−タの動作モ−ドとアドレス指定の変更によりアドレス
領域の活用およびICカ−ドの内容を検知してアドレス
領域を設定するアドレス領域制御手段とを備えたTCG
用1チップマイクロコンピュ−タが提供される。
【0012】
【作用】ICカ−ドと1チップマイコンの内蔵ROMを
併用するシステムで、ICカ−ドの挿入を検知して1チ
ップマイコンの動作モ−ドを指定し、チップセレクトI
Cのアドレス指定を変更することにより、アドレス領域
を広く使用できて、ディップスイッチなどの操作が不要
となり、またICカ−ドの内容を検知して、デ−タかプ
ログラムの判定を行いアドレス領域を決定する。
【0013】
【実施例】つぎに本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例のシステム構
成図であり、同図における1はICカ−ドで、大別して
ROMタイプとRAMタイプとがあり、通常、制御プロ
グラムを記憶するのがROMタイプ、デ−タ収集にはR
AMタイプが用いられ、カ−ドソケット2に挿入されて
使用される。
【0014】3はICカ−ド用デ−タバスで、ICカ−
ド1をプログラムメモリとして使用の場合はCPU用デ
−タバス12と接続し、ICカ−ド1を使用しない場合
はCPU用デ−タバス12とは切離す。また、CPU1
9のリセット期間中はICカ−ド内容検知のデ−タバス
として使用のため、CPU用デ−タバス12から切離さ
れ、ICカ−ド1の最終アドレスのデ−タを出力する。
【0015】4はICカ−ド用アドレスバスで、ICカ
−ド1をプログラムメモリとして使用の場合は、CPU
用アドレスバス13と接続し、ICカ−ド1を使用しな
い場合にはCPU用アドレスバス13とは切離す。また
CPU19のリセット期間中はICカ−ド1の内容検知
のアドレスバスとして使用のため、CPU用アドレスバ
ス13から切離されてICカ−ド1へ最終アドレスを出
力する。
【0016】5はICカ−ド用制御バスであり、ICカ
−ド1をプログラムメモリとして使用する場合はCPU
用制御バス14と接続し、ICカ−ドを使用しない場合
はCPU用制御バス14と切離す。
【0017】6はICカ−ド挿入検知回路11に入力さ
れるICカ−ド挿入検知信号である。
【0018】7はデ−タバスI/Fで、ICカ−ド用デ
−タバス3とCPU用デ−タバス12とを接続、または
切離しを行うための回路で、デ−タの双方向伝達を行
う。
【0019】8はアドレスバスI/Fであり、ICカ−
ド用アドレスバス4とCPU用アドレスバス13とを接
続、または切離しを行うための回路で、アドレスの伝達
を行う。
【0020】9は制御バスI/Fであり、ICカ−ド用
制御バス5とCPU用制御バス14とを接続、または切
離しを行うための回路で、制御信号の伝達を行う。
【0021】10はICカ−ド内容検知回路であり、C
PUリセット期間中にICカ−ドの内容を検知するため
の回路である。そして、リセット期間にICカ−ド1の
アドレスを最終アドレスにして、その時のデ−タバスの
内容によってICカ−ド1の内容を判断するものであ
る。
【0022】15はチップセレクト信号で、アドレスマ
ップに従い、各デバイスをセレクトする信号である。
【0023】なお、16はICカ−ド内容検知回路10
からのICカ−ド内容検知信号、17はICカ−ド挿入
検知回路11からのICカ−ド挿入検知信号である。
【0024】18は1チップマイコンで、CPU19の
他、内蔵ROM20やA/D変換機、タイマなどが内蔵
されたICである。
【0025】22はモ−ドセレクトであり、CPU19
のモ−ドをセレクトする回路、23はリセット回路で電
源のオンにより電源信号が安定してから、所定時間、リ
セットを行うための信号を出力するものである。
【0026】そして、このようなシステムの構成ではコ
ントロ−ラの電源オンの前にICカ−ド1をソケット2
に挿入しておくと、電源オン時にICカ−ド挿入検知回
路11により挿入が検知される。
【0027】また1チップマイコン18がリセット時に
ICカ−ド1が挿入されていた場合、ICカ−ド内容検
知回路10により内容が検知されるが、これらは電源の
立上げ時にリセット回路23からの信号がアドレスバス
I/F回路8に入力される。このため、アドレスバスI
/F回路8の出力のアドレスバス4のアドレス信号全ビ
ットがHレベルとなり、ICカ−ド1の最終アドレスを
指定する。そしてこの最終アドレスのデ−タはICカ−
ド内容識別デ−タが記憶されており、ICカ−ド内容検
知回路10によってICカ−ド1が制御プログラムなの
か、制御デ−タなのか、さらにデ−タ収集用なのかを判
断し、チップセレクト21とモ−ドセレクト22の信号
線により出力する。また、チップセレクト21とモ−ド
セレクト22はICカ−ド挿入検知回路11からの出力
信号をICカ−ド挿入検知信号17により入力する。そ
してこれらの信号により、チップセレクト21はICカ
−ドのアドレスバスI/F4、デ−タバスI/F7、制
御バスI/F5をイネ−ブル状態にし、ICカ−ド1を
使用できるモ−ドにするか否かを判断する。
【0028】モ−ドセレクト22もICカ−ド内容検知
回路10やICカ−ド挿入検知回路11からの信号によ
り1チップマイコン18の動作モ−ドを判定し、モ−ド
設定信号24によってモ−ドを設定する。
【0029】デ−タバスI/F7とアドレスバスI/F
8と制御バスI/F9とはチップセレクト21からの信
号により、デ−タバス3とデ−タバス12およびアドレ
スバス4とアドレスバス13、制御バス5と制御バス1
4の接続および切離しを行うものである。
【0030】つぎに図2は本実施例の作動の一例を示す
処理フロ−図であり、同図に基づいてその作動を説明す
ると、まずステップ1はコントロ−ラの電源立ち上げを
意味している。そして、コントロ−ラの電源がオンにな
ると、マイコンは供給電源が安定した後、リセット回路
23によりリセット端子がLレベルになり、ステップ2
でマイコンのリセットが開始される。
【0031】そして、マイコンがリセットモ−ドに入っ
ているとき、ステップ3ではICカ−ドが挿入されてい
るかの検知をCPUを介さずにハ−ドウエアのみで行
い、ここでICカ−ドが挿入されていれば、ステップ4
に進み、ICカ−ドのアドレス最終番地(例えば256
Kバイトの場合は$7FFF)をアクセスして、ICカ
−ドの内容がプログラムか、デ−タか、またはデ−タ収
集用のカ−ドなのかの判断が行われる。
【0032】ステップ3で挿入されていないときはステ
ップ5に移るため、内容の検知は行われない。そしてス
テップ5ではモ−ドセレクトが行われてマイコンの動作
モ−ドの設定が行われる。ここでは、ICカ−ドの挿入
の有無、ICカ−ドの種別を判断してマイコンがマキシ
マムモ−ドか、ミニマムモ−ドか、また内蔵ROMモ−
ドか外部ROMモ−ドかの設定が行われる。そしてそれ
に伴い、コントロ−ラのアドレスマップをマキシム用、
ミニマム用、および内部ROM、ICカ−ドなどに設定
する。このような設定終了後は、マイコンのリセット信
号がHレベルになり、ステップ7のリセットが終了す
る。ついでこのリセット終了すると、ステップ8にての
制御プログラムが実行されて通常の制御が行われること
になる。
【0033】なお、図3および図4は本実施例における
1チップマイコンの動作モ−ドおよびコントロ−ラの動
作モ−ドを示す図表図である。
【0034】
【発明の効果】上述の実施例のように本発明によれば、
ICカ−ドと1チップマイコンの内蔵ROMとを併用す
る制御システムにてICカ−ドの挿入により、双方が共
働できるように構成したので、未使用アドレスが無くな
ってアドレス領域を有効に使用でき、内蔵ROMとIC
カ−ドとの選択が自在となってその操作に手数を要せ
ず、さらにCPUの電源リセット期間の利用により、時
間のロスを省くことができるという利点が生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステムの構成図である。
【図2】本実施例の作動の一例を示す処理フロ−図であ
る。
【図3】本実施例の1チップマイコンの動作モ−ドを示
す図表図である。
【図4】本実施例のコントローラの動作モ−ドを示す図
表図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターボチャージャのタ−ビン軸に取付けた
    回転電機の電動/発電作動をICカ−ドを備えて制御す
    るTCG用1チップマイクロコンピュ−タにおいて、I
    Cカ−ドの挿入を検知するカ−ド挿入検知手段と、該検
    知手段の信号に応じ1チップマイクロコンピュ−タの動
    作モ−ドとアドレス指定の変更によりアドレス領域の活
    用およびICカ−ドの内容を検知してアドレス領域を設
    定するアドレス領域制御手段とを備えたことを特徴とす
    るTCG用1チップマイクロコンピュ−タ。
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