JP3143448B2 - 食器などの洗い具 - Google Patents

食器などの洗い具

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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、台所、
浴室などで使用する、食器などの、布製の洗い具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、このような洗い具としては、古
くからタワシ、スポンジ、これを模した発泡合成樹脂製
のブロックあるいはシートなどが多用されている。特
に、軟質の発泡樹脂製のブロックあるいはシートは、十
分な柔軟性があり、しかも、雑巾などと異なり、保水性
に優れていて、液状洗剤を大量に含浸させることができ
るので、洗い具として使用する上で、甚だ便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら発泡樹
脂製ブロックあるいはシートは、その表面に十分な摩擦
抵抗がなく、洗浄のために強く擦ると、局部的に剪断力
が働いて、表面から徐々に破損、剥離するので、耐用性
に乏しい。そこで、前記ブロックあるいはシートの外側
に網目状の保護材を被覆した洗い具も登場したが、十分
な耐用性と洗浄性の向上には繋がらなかった。また、こ
のような従来の食器などの洗い具では、内部に侵入した
雑菌やゴミ等がとれにくく不潔になりやすい恐れもあっ
た。
【0004】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、耐久性があり、しか
も、十分なボリュームを確保することができ、保水性、
排水性にも優れ、衛生的な構造の食器などの洗い具を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の食器
などの洗い具では、図に示す実施の形態でも明らかにし
たように、所定の形状に裁断された織布よりなる基布1
の全周縁に沿って略連続して、基布1の両面あるいは片
面に、フリルのように長手方向に対して波形に折り畳ん
だ帯状片2を、望ましくは、その幅方向のほぼ中央で縫
着し、帯状片2の一方の縁2Aを、基布1の外側に張り
出すと共に、他方の縁2Bを、基布1の内側領域に張り
出して、基布1の少なくとも一部に重なるように構成し
たことを特徴としている。
【0006】この場合、ボリュームを確保する上で、実
施の形態として、上記基布1の両面あるいは片面の中間
に、別に用意した、フリルのような長手方向に対して波
形に折り畳んだ状態の第2の帯状片3を、その幅方向の
ほぼ中央で一列又は複数列縫着していることが望まし
い。この第2の帯状片3は、X状に逢着させることもで
きる。
【0007】また、保水性を増すために、基布1が二枚
重ねであり、その間にはスポンジ状のような吸湿吸水体
4が介装されていることが好ましい。更に、要すれば、
洗い具として、基布1および帯状片2、3は、表面が粗
く、摩擦効果のある天然繊維又は合成繊維の織布で、粗
目に織成されているのがよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。なお、図1
及び図2に示す第1の実施の形態は、本発明の最も基本
的な構成を示すものであり、図3および図4に示す第2
の実施の形態、及び図5に示す第3の実施の形態は、ボ
リュームを増大させる点で、好ましい変形構造を示すも
のである。更に、図6及び図7に示す第4の実施の形態
は、保水性を向上させた変形構造を示すものである。
【0009】(第1の実施の形態)図1および図2に示
す本発明の第1の実施の形態における洗い具は、所定の
形状、例えば、正方形に裁断された織布よりなる基布1
の全周縁に沿って、基布1の片面に、フリルのように長
手方向に対し、波形に折り畳んだ第1の帯状片2を、そ
の幅方向のほぼ中央で縫着し、帯状片2の一方の縁2A
を、基布1の外側に張り出すと共に、他方の縁2Bを、
基布1の内側領域に張り出して、基布1の少なくとも一
部に重なるように構成している。
【0010】なお、この第1の実施の形態では、ボリュ
ームを確保する上で、更に、基布1の両面(あるいは片
面だけでもよい)の中間部には、別に用意した、フリル
のように、波形に折り畳んだ第2の帯状片3が、基布1
の中間部表面の略全域を覆う形で、その幅方向のほぼ中
央で縫着されている。第2の帯状片3は、一列又は二列
等の複数列、或いはクロス(X)状に縫着させることが
できる。また、基布1および第1及び第2の帯状片2、
3は、表面が粗く適度な摩擦効果のある天然或いは合成
繊維、例えば、ナイロン繊維で、粗目に織成されたもの
である。
【0011】このような構成では、基布1の大きさ、形
状、そこに縫着される帯状片の量によって、取り扱い易
く、しかも、所要のボリュームを確保した洗い具が実現
できる。また、スポンジ、軟質発泡樹脂製のブロックや
シートと異なり、洗浄の際の擦り付け操作に対して、十
分な耐久性を発揮できる。また、ゴミなどの内部への侵
入も少なく、洗い作業後容易に洗い流すことができる。
すなわち、泡立ちが良く、また、水だけの洗浄でも、十
分、汚れを落とすことができる。更に、排水性がよいの
で、雑菌が残る畏れも少ない。
【0012】(第2の実施の形態)図3および図4に示
す本発明の第2の実施の形態における洗い具では、所定
の形状、例えば、長方形に裁断された基布1を用いる
が、ここでは、その略全周縁に沿って、基布1の表裏両
面に、フリルのように、波形に折り畳んだ帯状片2を、
その幅方向のほぼ中央で縫着し、帯状片2の一方の縁2
Aを、基布1の外側に張り出すと共に、他方の縁2B
を、基布1の内側領域に張り出して、基布1の少なくと
も一部に重なるように構成している。
【0013】また、この実施の形態では、ボリュームを
確保する上で、更に、基布1の両面(あるいは片面だけ
でもよい)には、別に用意した、フリルのように、波形
に折り畳んだ帯状片3が、残りの露出する、基布1の表
面を覆う形で、その幅方向のほぼ中央で縫着されてい
る。また、基布1および帯状片2、3は、表面が粗く、
適度な摩擦効果のある天然繊維あるいは合成繊維、例え
ば、ナイロン繊維で、粗目に織成されたものである。
【0014】このような構成では、第1の実施の形態と
同様に、基布1の大きさ、形状、そこに縫着される帯状
片の量によって、取り扱い易く、しかも、基布1の表裏
両側に帯状片2、3を備えることで、十分にボリューム
を確保した洗い具が実現できる。
【0015】(第3の実施の形態)図5に示す本発明の
第3の実施の形態では、第2の実施の形態における基布
1の形状が、円形になっており、この両面の縁に沿っ
て、それぞれ、帯状片2、2を縫着し、また、中央に、
第2の帯状片3を1列縫着したものである。その他の構
成および機能の点は、第2の実施の形態と同様であるか
ら、その説明を省略する。
【0016】(第4の実施の形態)図6及び図7に示す
本発明の第4の実施の形態では、保水性を増すために、
基布1が二枚重ねであり、その間にはスポンジ状の吸湿
吸水体4が介装されている。その他の構成および機能の
点は、第2の実施の形態とほぼ同様であるから、その説
明は省略する。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、所
定の形状に裁断された基布の周縁に沿って、前記基布の
両面あるいは片面に、フリルのように、波形に折り畳ん
だ帯状片を、その幅方向のほぼ中央で縫着している。従
って、取り扱い易く、しかも、保水性に優れた所要のボ
リュームを確保した洗い具が実現できる。また、洗浄の
際の擦り付け操作に対して、十分な耐久性を発揮でき
る。さらに、内部に侵入した雑菌やゴミなどを容易に洗
い流すことができ、衛生的である。
【0018】また、基布の中間部にも上記帯状片と同様
な第2の帯状片を逢着すれば、一層保水性に優れ、洗浄
性が向上する。
【0019】さらに、上記基布を2重にして内部にスポ
ンジのような吸湿吸水体を設けるようにようにすれば、
さらに一層ボリュームが向上し、保水性に優れ、洗浄性
が向上する。また、洗浄の際の擦り付け操作に対して、
十分な耐久性を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を、正面および裏面
について、示す斜視図である。
【図2】同じく、第1の実施の形態の縦断側面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態を、正面について、
示す斜視図である。
【図4】同じく、第2の実施の形態の縦断側面図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図7】同じく、第4の実施の形態の縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
1 基布 2 帯状片 2A、2B 縁 3 第2の帯状片 4 吸湿吸水体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 17/00 A47L 13/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布の全周縁に沿って略連続して、前記
    基布の両面あるいは片面に、フリルのように長手方向に
    対して波形に折り畳んだ状態の帯状片を縫着した食器な
    どの洗い具において、 前記帯状片は、フリルのように長手方向に対して波形に
    折り畳んだ帯状片の幅方向の略中間部で縫着し、該帯状
    片の一方の縁を前記基布の外側に張り出すとともに、他
    方の縁を基布の内面に重ねるようにして縫着したことを
    特徴とする食器などの洗い具。
  2. 【請求項2】 前記基布の両面あるいは片面の中間部
    に、フリルのように長手方向に対して波形に折り畳んだ
    状態の第2の帯状片を一列又は複数列縫着していること
    特徴とする請求項1に記載の食器などの洗い具。
  3. 【請求項3】 前記基布は二枚重ねであり、その間に吸
    湿吸水体が介装されていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の食器などの洗い具。
  4. 【請求項4】 前記基布又は帯状片の少なくともいずれ
    か一方は、表面が粗く摩擦効果のある天然繊維又は合成
    繊維で、粗目に織成された織布よりなることを特徴とす
    る請求項1、2又は3に記載の食器などの洗い具。
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