JP3141865B2 - 半導体集積装置 - Google Patents

半導体集積装置

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JP3141865B2
JP3141865B2 JP10373587A JP37358798A JP3141865B2 JP 3141865 B2 JP3141865 B2 JP 3141865B2 JP 10373587 A JP10373587 A JP 10373587A JP 37358798 A JP37358798 A JP 37358798A JP 3141865 B2 JP3141865 B2 JP 3141865B2
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mos transistor
transistor
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陽一 今村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相補型電界効果ト
ランジスタ(以下CMOSと略記する)の静電気保護装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCMOS半導体集積回路の保護装
置は、例えば特公昭62−37819に示される様に入
力もしくは出力端子に直接接続された保護装置が一般的
であった。すなわち端子から入ってくるサージ電圧を抵
抗手段で減衰させながら、直接電源に放電させる経路を
作るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、半導体集積回路の加工寸法が微細化するにつ
れ、従来の方法では充分な保護ができない場合が出てき
た。半導体集積回路が微細化された場合、トランジスタ
のチャネル長は、図4に示すP+とN+拡散間の距離より
短くなり、従来と逆転する。このため、図1のダイオー
ド4,5,14が働かなくなり、従来充分な破壊耐圧を
有していた比較的ドレイン面積の大きな出力端子でも破
壊するようになった。この理由はドレインのPN接合の
逆耐圧に比べて出カトランジスタのソース・ドレイン間
のパンチみルー電圧が低くなり、本来阻止されるべきト
ラシジスタ部を介してサージ電荷が放電されるようにな
ったためである。これにより出力トランジスタのドレイ
ン拡散のゲート直下の接合が低いサージ電圧で破壊され
てしまうという課題を有する。
【0004】そこで本発明は、このような問題点を解決
するもので、その目的とするところは、CMOS集積回
路の電源間(Vcc−GND)にある逆接合と並列に電
界効果型トランジスタを設け、前記逆接合部のサージ電
荷の放電能力を高めることにより、従来よりチャネル長
の短い出力トランジスタ用いたいた場合でも、従来と同
水準のサージ電圧に耐え得ることのできる保護装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の保護装置は、入
力もしくは出力端子と入力トランジスタのゲートもしく
は出力トランジスタのドレインをつなぐ配線に一端を接
続し、他端を電源もしくはグランドに接続された第1と
第2のダイオードと、ソースもしくはドレインの一方を
前記電源に接続し、ゲートはオフ側電位に抵抗を介して
接続してなる絶縁ゲート型電界効果トランジスタを備え
たことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例を示す
保護回路であって、CMOSインバータを出力回路とし
た場合である。図3は、図1の破線枠13で囲まれた部
分の集積回路のの平面パターン図の一例を示したもので
ある。図4は、拡散部分に着目して図3の断面構造を示
した図である。図2は、本発明の考え方を入力端子に適
用した場合の保護回路の一例を示す図である。
【0007】さて図1において、端子1は電源であり、
一般的な回路では、動作時に数Vの電圧が端子3のグラ
ンドとの間に印加される。端子2は、PチャネルMOS
トランジスタ11とNチャネルトランジスタ12からな
るインバータの出力端子である。
【0008】PチャネルMOSトランジスタ9は、ソー
スとゲートを電源Vccに接続し、ドレインをグランド
3に接続した通常非導通のトランジスタである。トラン
ジスタ9のチャネル長は、集積回路内のトランジスタの
最短のチャネル長と同一にする。またトランジスタ1
1,12のチャネル長は、トランジスタ9よりもわずか
に長くする。トランジスタ11,12のチャネル長を長
くしない場合は、トランジスタ11,12のドレインに
抵抗4,5より大きな抵抗を抵抗10とは別に設ける。
こうすることによってサージ電荷の放電しきい値電圧
は、図1のAもしくはBの経路が最小となる。ダイオー
ド4,5の逆方向やトランジスタ11,12のチャネル
を通る経路は、経路A,Bよりも高い電圧でないと放電
経路が形成されないため、サージ電荷は経路A,Bを優
先して流れる。
【0009】抵抗8,10は、保護抵抗で、拡散もしく
は多結晶シリコン等の半導体集積回路の導電性材料を用
いて形成される。ダイオード4,5は、従来の保護装置
で用いられているP+-,N+-接合で、端子2と電源
1,3の間に接続される。抵抗6,7,16は、通常ダ
イオード4,5,14を形成するときに必然的にできる
Pウエル,Nウエル抵抗である。サージ電荷が流れた場
合、抵抗6,7とトランジスタ9とでサージ電圧が分圧
され、トランジスタ9の破壊耐圧を上げる働きをする。
抵抗10は、出力トランジスタのドレイン面積が小さい
場合に、サージ耐圧を上げるために付加される0Ωから
数100Ωの抵抗である。図3は、抵抗10がない場合
を示してある。本発明では、OUT端子2に印加された
サージ電荷は、図1のAもしくはB経路をたどって電源
端子1,3に放電される。経路Aは、Vcc端子1に対
してOUT端子2がマイナスのサージ電圧を受けた場合
である。一方経路Bは、GND端子3に対してOUT端
子がプラスのサージを受けた場合である。この場合ダイ
オード4,5は、順方向にバイアスされるので、破壊さ
れにくい。非導通のPチャネルトランジスタ9は、高電
圧サージがソース・ドレイン間に印加されるとパンチス
ルーやソース,ドレインそれにサブからなる寄生PNP
バイポーラトランジスタがオンし、サージ電流が流れ
る。このとき抵抗6,7がサージ電流を制限し、またサ
ージ電圧を分圧するので、トランジスタ11,12をサ
ージ電流が流れる場合に比べてトランジスタ9は破壊さ
れにくい。したがってトランジスタ9のチャネル幅は、
電流集中を緩和する目的で、できるだけ長くすることが
望ましい。図3,図4に示すようにトランジスタ9は、
サブ〜サブ領域に形成できるため、大きな集積回路面積
を必要とせず、長いチャネル幅のトランジスタを作るこ
とができる。また図3では省略してあるが、タイオード
4,5を形成する拡散部は金属配線により均一に低抵抗
化して、経路A,Bのインピーダンスを最小化する必要
がある。
【0010】以上本発明によれば、トランジスタ9に相
当するトランジスタは、NチャネルMOSトランジスタ
でも良く、またPチャネルMOSトランジスタとNチャ
ネルMOSトランジスタを並列に設けても良いことは明
らかである。また図2に示されるように入力端予に対し
ても、同一の考え方で本発明の保護回路を適用すること
ができる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、半導
体集積回路の加工寸法に応じてサージ電荷の放電経路を
最適化できるため、本保護装置を設けるために加工プロ
セス条件の変更、追加を必要とせず、また再現性の高い
保護装置が得られる。またトランジスタ9は、直接OU
T端子につながらないので、本来の回路動作に影響を与
えることはない。さらにサブ〜サブ領域を使って第2の
MOSトランジスタを形成できるので、集積回路化に有利
で、応用の自由度が高い。更に、第2のMOSトランジス
タをパットの近傍に配置することにより、保護素子に近
接してレイアウトでき、均一に放電させることができる
とともに、パッド周辺の領域を有効に使うことができ、
チップ面積の増大を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護装置の一構成例を示す図。
【図2】本発明を入力端子に適用した場合の構成を示す
図。
【図3】本発明の保護装置の集積回路パターンを示す略
図。
【図4】図3の断面図。
【符号の説明】
1…………電源Vcc 2…………出力端子 3…………グランドGND 4,5……保護ダイオード 9…………PチャネルMOSトランジスタ 8,10…保護抵抗 11,12…出力トランジスタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 29/78 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/822 H01L 21/8238 H01L 27/04 H01L 27/06 H01L 27/092 H01L 29/78

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子又は出力端子と、該入力端子又は
    該出力端子から配線を介して接続された第1のMOSト
    ランジスタと、前記配線に一端が接続されるとともに他
    端が第1の電源に接続された第1のサージ導通手段と前
    記配線に一端が接続されるとともに他端が第2の電源に
    接続された第2のサージ導通手段とを備えた半導体集積
    装置において、 前記第1の電源にソースが接続され、前記第2の電源に
    ドレインが接続されるとともに通常非導通となる電位に
    ゲートが接続された第2のMOSトランジスタを有し、 前記第2のMOSトランジスタのチャネル長は前記第1
    のMOSトランジスタのチャネル長より短く設定され前
    記第2のMOSトランジスタのドレイン領域は前記半導
    体装置を構成する第1導電型の半導体基板と前記半導体
    基板に形成された第2導電型のウェル領域とにまたがっ
    て形成される拡散層であることを特徴とする半導体集積
    装置。
  2. 【請求項2】前記第2のMOSトランジスタはパッドの
    近傍に配置されてなることを特徴とする請求項1記載の
    半導体集積装置。
  3. 【請求項3】前記第1のMOSトランジスタおよび前記
    第2のMOSトランジスタ以外のMOSトランジスタの
    チャネル長が前記第2のMOSトランジスタのチャネル
    長と同等もしくは長いことを特徴とする請求項2記載の
    半導体装置。
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