JP3141545U - ランナーユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】スパナやドライバーなどの調整工具を用意する必要もなく上下調整作業を簡単に行なえ、しかも、ランナー台を確実に保持した状態でランナー台を戸パネルから簡便に取り外すことができるランナーユニットを提供する。
【解決手段】上下調整機構45を備えた面組み型のランナーユニットにおいて、ランナー軸12とランナー台13との間に上下調整機構45を設ける。上下調整機構45を調整操作する操作軸46をランナー台13の外面に突出する状態で設け、操作軸46の突端に片手で握り保持可能な操作具50を固定する。以て、操作軸46を操作具50で直接回転操作して上下調整機構45を調整操作できるようにする。
【選択図】図1

Description

本考案は、戸パネルがガイドレールにランナーユニットを介して吊持され、ランナーユニットを構成するホルダーが戸パネルの表裏面壁のいずれかに埋設してある面組み型のランナーユニットに関する。
この種の面組み型のランナーユニットは、特許文献1に公知である。そこでは、走行部材と、走行部材で調整ボルトを介して支持される連結部材と、戸パネルに取り付けたベースカップとでランナーユニットを構成している。ベースカップには嵌合凹部が設けてあり、連結部材に設けたロック機構が嵌合凹部に着脱可能に固定される。連結部材をベースカップから取り外す際には、ロックレバーをロック解除操作してロック機構の係合を解除することにより、連結部材を嵌合凹部から取り外すことができる。また、調整ボルトに設けられた操作部材を回転操作して、戸パネルの上下位置を調整できるようになっている。
本考案においては、上下調整機構の伝動要素として一対の傘歯車を利用するが、この種の調整機構は、特許文献2および3に公知である。そこでは、調整機構をドライバー等の調整工具で回転操作することにより、原動側の傘歯車で従動側の傘歯車を回転操作して、従動側の傘歯車の回転方向と回転量に応じて、ランナー軸をねじ機構で上下に調整移動できるようにしている。
特開2004―270220号公報(図1、図2) 特開平7−310470号公報(図1、図3) 特開平10−46905号公報(図3)
特許文献1のロック機構では、ロックレバーを下方へ押し下げ操作して、ロック機構をロック解除した状態で連結部材を嵌合凹部から分離することができる。しかし、一人の作業者のみでランナーユニットの分離作業を行う場合には、片方の手で戸パネルを支えた状態で、他方の手の指先でロックレバーを操作する必要がある。つまり、ロックレバーを指先で掴んで押し下げたまま、連結部材を嵌合凹部から抜き出して分離しなければならない。そのため連結部材を抜き出すのが難しく、連結部材を簡単には分離できない不便さがある。
折り戸や引戸において、ガイドレールを開口枠に固定する場合には電動工具を使用するが、戸パネルの上下調整を行う際には、特許文献1、2および3のいずれにおいても、スパナやドライバーなどの調整工具を用いて調整する必要がある。そのため、施工時には電動工具以外に、余分に調整工具を用意する必要があり煩わしい。また、調整のための操作部がどこにあるのかがわかり難い不利もある。
本考案の目的は、一見するだけで調整具と判断でき、スパナやドライバーなどの調整工具を用意する必要もなく上下調整作業を簡単に行なえるランナーユニットを提供することにある。本考案の目的は、ランナー台を確実に保持した状態でランナー台のロック状態を解除して、戸パネルの取り外し作業を容易に行えるランナーユニットを提供することにある。
本考案は、戸パネル1がガイドレール2にランナーユニットを介して吊持され、ランナーユニットを構成するホルダー10が戸パネル1の表裏面壁のいずれかに埋設してある面組み型のランナーユニットを対象とする。ランナーユニットは、ガイドレール2で走行案内されるランナー本体11と、ランナー本体11でランナー軸12を介して吊持されるランナー台13と、戸パネル1に固定される前記ホルダー10とで構成する。ランナー台13とホルダー10との間に、ホルダー10に差し込み係合したランナー台13をロック保持するロック構造32を設け、ランナー軸12とランナー台13との間に、戸パネル1の上下位置を調整する上下調整機構45を設ける。上下調整機構45を調整操作する操作軸46は、ランナー台13の外面に突出する状態で設けられて、操作軸46の突端に片手で握り保持可能な操作具50が固定してある。以て、操作軸46を操作具50で直接回転操作して上下調整機構45を調整操作できることを特徴とする。
前記操作具50は、操作軸46の中心軸線の周囲全体に握り部を備えた回転操作型のノブで構成する。
ホルダー10にランナー台13を受け入れる連結穴17を形成する。ロック構造32は、ランナー台13に支持されて、ロック位置とロック解除位置との間を揺動変位できるロック体33と、ロック体33をロック位置へ向かって揺動付勢する付勢手段34と、前記連結穴17に設けられてロック体33と係合する係合溝19とを含む。ロック体33には、ロック体33をロック解除操作するための解除片37を設ける。解除片37は、その突端が操作具50と対向する状態でランナー台13の外面に突設する。以て、解除片37をロック解除操作する状態において、解除片37と操作具50とを片手で同時に掴むことができるようにする。
ランナー台13は、台本体28と、台本体28に固定されるカバー29とで構成する。台本体28とカバー29との間の収容部31にロック体33を配置した状態において、ロック体33の外側縁に設けたロック縁36が収容部31の外側方へ突出し、解除片37がカバー29に設けた窓38を介して外面に突出している。
ロック体33のロック縁36に案内面39を形成する。ランナー台13をホルダー10の連結穴17に差し込み連結する過程で、案内面39が連結穴17の開口縁と接当して、ロック体33を付勢手段34の付勢力に抗してロック解除方向へ揺動操作できるようにする。
本考案の面組み型のランナーユニットにおいては、ランナー台13とホルダー10との間にランナー台13をロック保持するロック構造32を設け、さらに、ランナー軸12とランナー台13との間に上下調整機構45を設けるようにした。そのうえで、上下調整機構45の操作軸46をランナー台13の外面に突出する状態で設け、操作軸46の突端に片手で握り保持可能な操作具50を固定し、操作軸46を操作具50で直接回転操作して上下調整機構45を調整操作できるようにした。
このように、上下調整機構45の操作軸46を操作具50で直接回転操作できるようにすると、スパナやドライバーなどの調整工具を用意する必要がなく、操作具50を手で回転させるだけの簡単な操作で、戸パネル1の上下調整を行なうことができる。さらに、操作具50を一見するだけで調整具であることが理解できる利点もある。
前記操作具50を回転操作型のノブで構成すると、操作具50の全体を片手で握り締めて回転操作することができるので、力を入れやすく戸パネル1の上下調整を簡単に行うことができるうえ、操作具50を介してランナー台13を確りと保持して、その抜き出し操作を確実に行える。操作具50がレバーやハンドルの場合には、回転操作をすると操作具50の位置が変化してしまうが、そのような不具合もない。
ロック体33と、ロック体33をロック付勢する付勢手段34と、ホルダー10に設けた係合溝19などでロック構造32を構成し、ロック体33に設けた解除片37の突端を操作具50と対向させると、指先で解除片37をロック解除操作するときに、解除片37と操作具50とを同時に掴むことができる。したがって、指先で解除片37をロック解除状態に保持した状態のままで、操作具50を指の腹と手のひらで同時に確りと掴んで、従来のロック構造に比べて、ランナー台13の抜き出し操作を容易にしかも簡便に行なうことができる。
台本体28とカバー29とでランナー台13を構成し、台本体28とカバー29との間の収容部31にロック体33や付勢手段34を配置するロック構造によれば、ロック体33や付勢手段34を台本体28とカバー29とで保護して、ロック体33や付勢手段34に他物が噛み込んで動作不良に陥るのを良く防止できる。また、カバー29に設けた窓38を介して解除片37を外面に突出することにより、ロック体33の動作範囲を窓38で規制して、ロック体33が過剰に動くのを規制し、全体としてロック構造を常に安定した状態で作動させることができる。
ロック体33のロック縁36に案内面39を形成し、ランナー台13を連結穴17に差し込み連結する過程で、案内面39が連結穴17の開口縁と接当して、ロック体33をロック解除方向へ揺動操作できるようにしてあると、ランナー台13を連結穴17へ向かって差し込むだけでロック体33をロック解除し、さらに係合溝19に自動的に落ち込み係合することができる。したがって、ランナー台13のホルダー10に対する連結作業をより簡便に行なえる。
(実施例) 図1ないし図9に本考案のランナーユニットを、クローゼットの開口面を開閉する折り戸に適用した実施例を示す。図2において、符号1は木製の戸パネル、符号2はアルミニウム製のガイドレールである。折り戸は、戸パネル1・1の隣接縁どうしをヒンジ3で連結して構成してあり、両戸パネル1はランナーユニットを介してガイドレール2で吊持され、その下端が床面に設けたガイド溝4と戸パネル1の下面に固定された振れ止め具5とで開閉案内される。折り戸を全展開した状態において、開口中央で隣接する側の戸パネル1の屈折縁の近傍には、折り戸を開閉操作する把手6が固定してある。
図3においてランナーユニットは、ガイドレール2に組み込まれるローラ側ユニットと、戸パネル1の内面、即ちクローゼットの内部空間に面する側の壁面に埋設固定されるホルダー10とからなる。ローラ側ユニットは、ランナー本体11と、ランナー本体11でランナー軸12を介して支持されるランナー台13とからなる。ランナー台13をホルダー10に差し込み装填することにより、戸パネル1をガイドレール2に吊り込むことができる。
ホルダー10は、戸パネル1に形成した取付穴に嵌め込み固定する。図3および図4に示すようにホルダー10は、断面が不完全円状の埋設部15と、埋設部15の前面周縁に張り出し形成したトンネル断面形のフランジ部16とを有するプラスチック成形品からなり、その内部にランナー台13を受け入れる連結穴17が形成してある。連結穴17の断面形状は不完全円状に形成してあり、連結穴17の周囲壁の左右には、スリット状の係合溝19・19がそれぞれ貫通状に形成してある。連結穴17は、ホルダー10の前面および上面で開口しており、前面開口の側からランナー台13を差し込んで連結する。埋設部15を戸パネル1の取付穴に装填した後、フランジ部16の3箇所をビス20で戸パネルに締結することによりホルダー10を戸パネル1に固定できる。
図3および図6に示すようにランナー本体11は、プラスチック成形品である走行ブロック22と、走行ブロック22の前後に左右一対ずつ配置した4個のローラ23と、これらのローラ23を遊転自在に軸支するローラ軸24とからなる。走行ブロック22の中央部には、これを上下に貫通する状態でランナー軸12を配置する。ランナー軸12の上端部に形成したフランジ12aは、走行ブロック22の上面に形成した受け座25で受け止め支持され、フランジ12aの上面が、走行ブロック22に水平方向に挿入固定した2本のピン26・26で受け止められて上方へ抜け止めされている。
図1および図5に示すようにランナー台13は、後述する一対の傘歯車47・48を収容する収容室40を備えた台本体28と、台本体28の前面側にビス30で固定されるカバー29とからなる。台本体28とカバー29とはプラスチック成形品からなり、台本体28とカバー29との間に収容部31が形成される。収容部31には、ロック構造32を配置する。ランナー台13の断面形状は、先に述べたホルダー10の連結穴17の断面形状と一致させてあり、収容部31の左右部分はランナー台13の両側外面へ向かって開口している(図7参照)。
図5および図7に示すようにロック構造32は、ロック体33・33と各ロック体33をロック位置へ向かって付勢する逆U字状のトーション型のばね(付勢手段)34と、連結穴17の左右に設けた係合溝19・19とで構成する。各ロック体33は、逆L字状のプラスチック成形品からなり、その外側縁に部分円弧状のロック縁36が形成され、前面に解除片37が前向きに突設してある。ロック体33の上部を揺動軸35で軸支することにより、ロック体33は、先のロック縁36が収容部31の外側方へ突出するロック位置と、ロック縁36が収容部31の内部に納まるロック解除位置との間で揺動できる(図9参照)。本実施例では、台本体28にカバー29を固定する4個のビス30のうち、上部左右のビス30を利用して揺動軸35・35とした。
図7および図8に示すように、ロック体33を収容部31に組み込んだ状態においては、ロック縁36が収容部31の外側方へ突出し、さらに解除片37がカバー29の中央左右に開口した窓38からランナー台13の前面外方へ突出して、後述する操作具50と前後に対向する。左右のロック体33・33は、ばね34で互いに離れる向きに付勢してある。各ロック体33の揺動範囲は、解除片37と交差する窓38の左右内縁で規定される。ロック体33は、解除片37をばね34に抗して互いに近接操作することでロック解除状態に切り換えることができる。ロック縁36の背面側には、連結穴17の前開口縁に接当して、ロック体33をばね34の付勢力に抗してロック解除する案内面39が斜めに形成してある(図9参照)。
ランナー軸12とランナー台13との間には、上下調整機構45を配置する。図1および図6に示すように上下調整機構45は、ランナー軸12と交差する状態でランナー台13に軸支される操作軸46と操作軸46、およびランナー軸12に装着されて、操作軸46の回転動力を伝動する原動側および従動側の傘歯車47・48と、従動側傘歯車48とランナー軸12との間に設けられて、従動側傘歯車48の回転動作を上下動作に変換するねじ機構49と、ランナー台13の外面に突出する操作軸46に固定される操作具50とを含んで構成する。上記の構成部品のうち、両傘歯車47・48とねじ機構49などが台本体28の収容室40に収容される。両傘歯車47・48を組み付けるために、収容室40の左右両側は開口されている。
操作具50は、円盤状ブロックの周囲に6個の指掛凹部50aを均等間隔おきに形成した回転操作型のノブからなり、ノブの成形過程において、肉壁中央部分に先の操作軸46の一端がインサート固定してある。操作軸46の軸端は、先の原動側の傘歯車47に係合されてピンで同行回転可能に連結してある。台本体28およびカバー29には、操作軸46を回転自在に支持する支持孔52・53がそれぞれ前後貫通状に形成してある。
ランナー軸12は、台本体28の上面から収容室40に向かって上下貫通状に形成した軸孔41に挿通されて、先の従動側の傘歯車48を介してランナー台13と一体化してある。組み付け状態における収容室40の上壁40aは従動側の傘歯車48で受け止められており、これによりランナー台13の全体がランナー本体11に対してランナー軸12を介して吊持される。ランナー軸12とランナー台13とは、相対回転不能にしかし上下へは相対移動可能に組み付ける。詳しくは図6に示すように、ランナー軸12に水平のピン42を固定し、軸孔41の対向周面に形成した上下方向に長い溝43にピン42を係合する。ねじ機構49は、ランナー軸12の下半部に形成したねじ軸54と、従動側の傘歯車48に形成したねじ孔55とからなる。
操作具50を回転操作すると、従動側の傘歯車48が原動側の傘歯車47で回転操作されるので、従動側の傘歯車48の回転方向と回転量に応じて、ランナー台13とランナー軸12とをねじ機構49で上下に相対移動させて、ランナー本体11に対するランナー台13の上下位置を調整し、戸パネル1を上下変位できる。ランナー台13から突出する操作軸46の突端部に操作具50が設けてあるので、スパナやドライバーなどの操作工具を用意する必要もなく、操作具50を単に握って回転操作するだけで戸パネル1の上下調整を行なうことができる。
以下にランナーユニットの組み付け手順を説明する。ホルダー10は戸パネル1の取付穴に嵌め込んでビス止めしておく。ランナー本体11をガイドレール2に組み込んで、レール下方にランナー台13を吊持する。戸パネル1・1を折り畳んだ状態で下側両端の各振れ止め具5を床面の溝4に嵌めた後、各戸パネル1・1に装着したホルダー10をランナー台13の連結穴17と正対させ、この状態でランナー台13を連結穴17に差し込み係合する。
このとき、図9(a)に示すように、ロック縁36の案内面39と連結穴17の前開口縁とが接当し、連結穴17から受ける反力によって、各ロック体33の全体がばね34に抗してロック解除方向へ変位する。さらにランナー台13を押し込み操作すると、ロック縁36が連結穴17の穴内に収まるので、ランナー台13を連結穴17内に挿入できる。そして、ロック体33が係合溝19の位置まで挿入されると、各ロック体33がばね34の付勢力を受けてロック位置へ復帰するので、ロック縁36が係合溝19で係合保持され、ランナー台13をホルダー10に分離不能にロック固定できる。以上のようにランナー台13とホルダー10とは、ランナー台13を連結穴17に対して差し込み挿嵌するだけの簡単な操作で連結できる。
戸パネル1を取り外す場合には、指先で左右のロック体33の解除片37を互いに近接する向きに操作する。これによりロック体33がロック解除されて、そのロック縁36が係合溝19から分離し、収容部31内に収まる。したがって、ランナー台13を連結穴17から抜き出せる。このときの解除片37は、ランナー台13と操作具50との間の空間に位置しているので、図9(b)に示すように、解除片37を近接操作した指先の腹部分で操作具50を同時に確りと掴むことができる。したがって、ランナー台13を確実に保持した状態でホルダー10から容易に抜き出し操作できる。従来のロック構造に比べて、ランナー台13の取り外し作業を安定した状態でしかも簡便に行なうことができる。
本実施例では、操作具50は略六角形の板状としたが、その必要はなく、様々な形状を取ることができる。例えば、三角形や四角形などの多角形、あるいは円形、または円柱や球状に形成することができる。必要があれば、回転操作型のノブに変えて、レバーハンドル状に形成することができる。付勢手段34は捻りコイル形のばねや、圧縮コイル形のばねなどで構成することができる。
上下調整機構は、傘歯車を伝動要素にして形成する必要はない。例えば、操作軸46の回転動作をねじ機構を介して調整レバーの上下揺動に変換し、調整レバーの上下変位動作分だけランナー軸12が上下変位する上下調整機構であってもよい。要は、操作軸46を回転操作して上下調整を行なう上下調整機構であれば、その構造の如何は問わない。
ランナー台をホルダーに連結した状態での断面図である。 折り戸の概略構造を示す正面図である。 ランナー台とホルダーとを分離した状態での正面図である。 ランナー台とホルダーとを分離した状態での断面図である。 ランナー台の分解斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。 図7におけるC−C線断面図である。 ランナー台の組み付けおよび取り外し方法の説明図である。
符号の説明
1 戸パネル
2 ガイドレール
10 ホルダー
11 ランナー本体
12 ランナー軸
13 ランナー台
17 連結穴
19 係合溝
28 台本体
29 カバー
31 収容部
32 ロック構造
33 ロック体
34 付勢手段(ばね)
36 ロック縁
37 解除片
38 窓
39 案内面
45 上下調整機構
46 操作軸
50 操作具

Claims (5)

  1. 戸パネル(1)がガイドレール(2)にランナーユニットを介して吊持され、ランナーユニットを構成するホルダー(10)が戸パネル(1)の表裏面壁のいずれかに埋設してある面組み型のランナーユニットであって、
    ランナーユニットは、ガイドレール(2)で走行案内されるランナー本体(11)と、ランナー本体(11)でランナー軸(12)を介して吊持されるランナー台(13)と、戸パネル(1)に固定される前記ホルダー(10)とで構成されており、
    ランナー台(13)とホルダー(10)との間に、ホルダー(10)に差し込み係合したランナー台(13)をロック保持するロック構造(32)が設けられており、
    ランナー軸(12)とランナー台(13)との間に、戸パネル(1)の上下位置を調整する上下調整機構(45)が設けられており、
    上下調整機構(45)を調整操作する操作軸(46)が、ランナー台(13)の外面に突出する状態で設けられて、操作軸(46)の突端に片手で握り保持可能な操作具(50)が固定されており、
    操作軸(46)を操作具(50)で直接回転操作して上下調整機構(45)を調整操作できることを特徴とするランナーユニット。
  2. 前記操作具(50)が、操作軸(46)の中心軸線の周囲全体に握り部を備えた回転操作型のノブで構成してある請求項1記載のランナーユニット。
  3. ホルダー(10)にランナー台(13)を受け入れる連結穴(17)が形成されており、
    ロック構造(32)は、ランナー台(13)に支持されて、ロック位置とロック解除位置との間を揺動変位できるロック体(33)と、ロック体(33)をロック位置へ向かって揺動付勢する付勢手段(34)と、前記連結穴(17)に設けられてロック体(33)と係合する係合溝(19)とを含み、
    ロック体(33)には、ロック体(33)をロック解除操作するための解除片(37)が設けられており、
    解除片(37)は、その突端が操作具(50)と対向する状態でランナー台(13)の外面に突設されており、
    解除片(37)をロック解除操作する状態において、解除片(37)と操作具(50)とを片手で同時に掴むことができる請求項1または2記載のランナーユニット。
  4. ランナー台(13)が、台本体(28)と、台本体(28)に固定されるカバー(29)とで構成されており、
    台本体(28)とカバー(29)との間の収容部(31)にロック体(33)を配置した状態において、ロック体(33)の外側縁に設けたロック縁(36)が収容部(31)の外側方へ突出し、解除片(37)がカバー(29)に設けた窓(38)を介して外面に突出している請求項1、2、3または4記載のランナーユニット。
  5. ロック体(33)のロック縁(36)に案内面(39)が形成されており、
    ランナー台(13)をホルダー(10)の連結穴(17)に差し込み連結する過程で、前記案内面(39)が連結穴(17)の開口縁と接当して、ロック体(33)を付勢手段(34)の付勢力に抗してロック解除方向へ揺動操作できる請求項3または4記載のランナーユニット。
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