JP3140879B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP3140879B2 JP05104578A JP10457893A JP3140879B2 JP 3140879 B2 JP3140879 B2 JP 3140879B2 JP 05104578 A JP05104578 A JP 05104578A JP 10457893 A JP10457893 A JP 10457893A JP 3140879 B2 JP3140879 B2 JP 3140879B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ信号処理用バ
イポーラトランジスタ及びデジタル信号処理用バイポー
ラトランジスタとを同一基板上に搭載した半導体装置及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、集積回路技術が著しく進歩し、更
に、それらを各種電子機器に適用する手法が進歩してき
ており、ほとんどの電子機器には、アナログ信号及びデ
ジタル信号を処理する部分が必要となっている。このた
め、半導体装置には、同一基板上に、アナログ信号を処
理するための高耐圧性、高リニアリティ性を有するバイ
ポーラトランジスタと、デジタル信号を処理するための
高速性を有するバイポーラトランジスタとが搭載される
ことが求められている。
【0003】図3は、従来のアナログ信号及びデジタル
信号の処理を同じ構成のバイポーラトランジスタで行う
半導体装置に用いる、バイポーラトランジスタの断面図
である。図3に示すように、P型半導体基板1上にアン
チモン(Sb)をイオン注入するか、又は、アンチモン
をスピンコート法を用いて塗布することにより、N+
め込み層2が、また、ボロン(B)等のP型不純物をイ
オン注入することにより、P+ 埋め込み層3aが形成さ
れている。
【0004】また、N+埋め込み層2上には、N-エピタ
キシャル層4が形成されており、ボロン等のP型不純物
のイオン注入及び熱処理拡散により形成されたP-ウエ
ル領域3bが、P+埋め込み層3aと接続しており、素
子分離を行っている。
【0005】更に、周知技術により、N-エピタキシャ
ル層4表面部には、ベース領域5及びエミッタ領域6、
コレクタ電極形成領域8が形成されている。
【0006】一方、図4は、図3に示すバイポーラトラ
ンジスタに比べ、アナログ信号処理用バイポーラトラン
ジスタの特性を向上させた場合の、同一基板上にアナロ
グ信号処理用バイポーラトランジスタ及びデジタル信号
処理用バイポーラトランジスタを搭載した半導体装置
(以下、アナログ/デジタル混在半導体装置という。)
の断面図である。
【0007】図4に示すように、アナログ信号処理用バ
イポーラトランジスタにおいて、P-ウエル領域3b形
成時に、P型不純物のイオン注入をベース領域5となる
領域にも行い、P-ベース領域11が形成されており、
このことによって、図3に示すバイポーラトランジスタ
に比べ、リニアリティ性が向上し、アナログ信号処理用
バイポーラトランジスタとして充分な特性を満足する。
【0008】以上より、高耐圧性を有するバイポーラト
ランジスタと、高速性を有するバイポーラトランジスタ
とが同一基板に搭載された半導体装置を実現していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、図3に示すバイ
ポーラトランジスタにおいては、ベース領域直下のコレ
クタ領域は、N-エピタキシャル層4となっており、こ
のエピタキシャル層4の濃度や厚さを制御することによ
り、アナログ信号制御用バイポーラトランジスタの保証
耐圧を制御し、アナログ特性を重視した構造としてい
る。
【0010】また、図4に示す半導体装置においては、
アナログ信号処理用バイポーラトランジスタにP-ベー
ス領域11を形成することにより、図4に示すバイポー
ラトランジスタよりリニアリティの向上を図り、アナロ
グ特性を重視した構造としている。
【0011】しかし、電子機器のデジタル化に伴い、ア
ナログ/デジタル混在半導体装置において、アナログ特
性向上以上にデジタル特性即ち、デジタル信号処理用バ
イポーラトランジスタの高速性の向上が要求されてきて
いる。そこで、アナログ特性を損なわず、デジタル特性
を向上させる必要が生じてきている。
【0012】この高速性を向上させるためには、デジタ
ル信号処理用バイポーラトランジスタの遮断周波数を向
上させる必要があり、この遮断周波数の向上には、動作
時にキャリアが走行するベース幅を小さくし、直列に依
存するコレクタ抵抗を小さくすることが有効である。
【0013】しかし、図4に示すように、ベース領域5
直下のコレクタ領域はN-エピタキシャル層4になって
おり、N型不純物濃度が低いため、ベース拡散が深くな
り、遮断周波数を向上させることは困難であった。
【0014】本願発明は、同一基板上にアナログ信号処
理用バイポーラトランジスとデジタル信号処理用バイポ
ーラトランジスとを搭載した半導体装置において、従来
のアナログ特性を損なわず、デジタル特性を向上させる
手段を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
半導体装置は、第1導電型の半導体基板上の第2導電型
の第1埋め込み層上に第2導電型のエピタキシャル層が
形成されており、且つ、該エピタキシャル層にベース領
域及びエミッタ領域がそれぞれ同一条件で形成されたア
ナログ信号処理用バイポーラトランジスタとデジタル信
号処理用バイポーラトランジスタとが形成された半導体
装置において、上記デジタル信号処理用バイポーラトラ
ンジスタのエミッタ領域直下の第1埋め込み層上に第2
導電型で、第1埋込み層よりも不純物濃度が低く、且
つ、エピタキシャル層よりも不純物濃度が高い第2埋め
込み層が形成され、上記デジタル信号処理用バイポーラ
トランジスタのベース領域深さ方向の厚さが上記アナロ
グ信号処理用バイポーラトランジスタのエミッタ領域直
下のベース領域の深さ方向の厚さより薄いことを特徴と
するものである。
【0016】また、請求項2記載の本発明の半導体装置
の製造方法は、第1導電型の上記半導体基板上に第2導電
型の上記第1埋め込み層を形成する工程と、上記第1
め込み層における、上記デジタル信号処理用バイポーラ
トランジスタのエミッタ領域となる領域直下の領域に、
上記第1埋め込み層に含まれる不純物より拡散係数の大
きい第2導電型不純物のイオン注入を行う工程と、上記
アナログ信号処理用バイポーラトランジスタ形成領域及
びデジタル信号処理用バイポーラトランジスタ形成領域
の全面に第2導電型のエピタキシャル層を形成した後
素子分離領域形成のための第1導電型不純物をイオン注
入する工程と、上記素子分離領域形成のためのアニール
を行い、上記エミッタ領域直下の第1埋め込み層に注入
した第2導電型の不純物を拡散させ、上記素子分離領域
と同時に第2導電型の第2埋め込み層を形成する工程
と、上記アナログ信号処理用バイポーラトランジスタ及
びデジタル信号処理用バイポーラトランジスタのベース
領域及びエミッタ領域を形成する工程とを有することを
特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法であ
る。
【0017】更に、請求項3記載の本発明の半導体装置
は第1導電型の上記半導体基板上に形成された第2導電型
の上記第1埋め込み層における、上記デジタル信号処理
用バイポーラトランジスタのエミッタ領域直下の領域及
び上記コレクタ電極領域直下の領域に、上記第2導電型
の不純物のイオン注入を行う工程と、上記アナログ信号
処理用バイポーラトランジスタ形成領域及びデジタル信
号処理用バイポーラトランジスタ形成領域の全面に第2
導電型エピタキシャル層を形成し、素子分離領域形成の
ための第1導電型不純物をイオン注入する工程と、上記
素子分離領域形成のためのアニールを行い、上記エミッ
タ領域直下及び上記コレクタ電極形成領域直下の第1埋
込み層に注入した第2導電型の不純物を拡散させ、素子
分離領域と同時に第2導電型の第2埋め込み層を形成す
る工程と、上記アナログ信号処理用バイポーラトランジ
スタ及びデジタル信号処理用バイポーラトランジスタの
ベース領域及び上記エミッタ領域を形成すると同時に上
記第1埋め込み層とコレクタ電極形成領域とを接続する
工程とを有することを特徴とする、請求項1記載の半導
体装置の製造方法である。
【0018】
【作用】上記本発明を用い、図1に示すように、イオン
注入された、第2導電型であるN+埋め込み層2に含ま
れる不純物より拡散係数の大きい第2導電型不純物層で
あるN埋め込み層7が形成されることによって、図5
(a)及び(b)に示すように、デジタル信号処理用バ
イポーラトランジスタはアナログ信号処理用バイポーラ
トランジスタに比べ、コレクタのベース側の不純物濃度
は高くなり、拡散が抑制される。したがって、デジタル
信号処理用バイポーラトランジスタにおけるベース幅が
小さくなり、遮断周波数を高くすることができる。尚、
図5(a)は本発明の一実施例の半導体装置の構造断面
図を示す図1におけるA−A’断面の不純物濃度分布図
であり、同(b)は図1におけるB−B’断面の不純物
濃度分布図である。
【0019】
【実施例】以下、一実施例に基づいて、本発明を詳細に
説明する。
【0020】図1は本発明のアナログ/デジタル混在半
導体装置の構造断面図であり、図2は同半導体装置の製
造工程図である。図1及び図2において、1はP型半導
体基板、2はN+埋め込み層、3aはP+埋め込み層、3
bはP-ウエル領域であり、P+埋め込み層3とP-ウエ
ル領域3bとで素子分離を行う。また、4はN-エピタ
キシャル層、5はベース領域、5aはデジタル信号処理
用バイポーラトランジスタにおけるエミッタ領域直下の
ベース領域(以下、第1内部ベース領域という。)、5
bはアナログ信号処理用バイポーラトランジスタにおけ
るエミッタ領域直下のベース領域(以下、第2内部ベー
ス領域という。)、6はエミッタ領域、7はN埋め込み
層、8はコレクタ電極形成領域、9は絶縁膜、10は電
極を示す。
【0021】本発明においては、デジタル信号処理用バ
イポーラトランジスタのエミッタ領域6直下の第1内部
ベース領域5aの厚さは、N埋め込み層7が形成されて
いるため、アナログ信号処理用バイポーラトランジスタ
のエミッタ領域6直下の第2内部ベース領域5bの厚さ
よりも薄くなっている。
【0022】次に、本発明の一実施例の製造工程につい
て、図2(a)乃至(e)を用いて説明する。尚、本実
施例においては、コレクタ抵抗を低減させるため、コレ
クタ電極形成領域8がN+埋め込み層2と接続させる場
合について説明するが、コレクタ電極形成領域8とN+
埋め込み層2との間にN-エピタキシヤ層4が存在する
構成としても、アナログ特性を低下させることなくデジ
タル特性を向上させることができる。
【0023】まず、P型半導体基板1上にアンチモン
を、加速エネルギーを約50KeV、ドーズ量を約2×
1015/cm2でイオン注入するか、又は、アンチモン
をスピンコート法により塗布した後に約1200℃で約
3時間の熱処理を行い、N+埋め込み層2を形成する。
続いて、ボロン(B)等のP型不純物を、加速エネルギ
ーを約50KeV、ドーズ量を約1×1014/cm2
イオン注入することにより、P+埋め込み層3aを形成
する(図1(a))。尚、上記工程はアナログ信号処理
用バイポーラトランジスタ及びデジタル信号処理用バイ
ポーラトランジスタのいずれも同じである。
【0024】次に、第1内部ベース領域5a直下並びに
アナログ信号処理用バイポーラトランジスタ及びデジタ
ル信号処理用バイポーラトランジスタのコレクタ電極形
成領域8直下のN+埋め込み層2に加速エネルギーを約
80KeV、ドーズ量を約5×1014/cm2でアンチ
モンより拡散係数の大きいリン(P)等のN型不純物の
イオン注入を行う(図1(b))。
【0025】次に、全面に、抵抗率が2Ωcmで、膜厚
が3μmのN-エピタキシャル層4を形成させる。
【0026】次に、加速エネルギーを約150KeV、
ドーズ量を約5×1012/cm2でボロン等のP型不純
物をイオン注入した後、約1100℃で約90分の熱処
理拡散を行うことにより、P+埋め込み層3bを形成す
る(図1(c))。この熱処理拡散以降のプロセスには
最高950℃程度の熱処理しかなく、よって、この時点
でN埋め込み層7の不純物濃度が確定する。
【0027】次に、アナログ信号処理用バイポーラトラ
ンジスタ及びデジタル信号処理用バイポーラトランジス
タのコレクタ電極形成領域8となる部分に、加速エネル
ギーを約120KeV、ドーズ量を約2×1015/cm
2でリン等のN型不純物をイオン注入する(図1
(d))。
【0028】次に、アナログ信号処理用バイポーラトラ
ンジスタ及びデジタル信号処理用バイポーラトランジス
タのベース領域5となる領域に、加速エネルギーを約5
0KeV、ドーズ量を約4×1013/cm2でボロンの
イオン注入を行い、エミッタ領域6となる領域に、加速
エネルギーを約80KeV、ドーズ量を約4×1015
cm2でひ素のイオン注入を行い、950℃で45分間
の熱処理を行い、ベース領域5及びエミッタ領域6を形
成すると同時に、N+埋め込み層2とコレクタ電極形成
領域8とを接続する。その後、全面に絶縁膜9を形成
し、コンタクトホール形成後、電極10を形成する(図
1(e))。
【0029】上記実施例では、第1内部ベース領域5a
直下のN埋め込み層7によって、P型ベース接合部での
不純物濃度は約1×1016/cm3となり、このため、
ベース深さは抑えられ、エミッタ領域7直下のベース領
域幅である実行ベース幅は約2000Åのデジタル信号
処理用バイポーラトランジスタが形成できる。一方、第
2内部ベース領域5bは不純物濃度が約2.5×1015
/cm3のN-エピタキシャル層4上に形成され、実行ベ
ース幅が約5000Åのアナログ信号処理用バイポーラ
トランジスタが形成される。
【0030】上記実施例においては、アンチモンとリン
という拡散係数の異なる2つのN型不純物を使用し、同
一基板上に特性の異なる2種類のバイポーラトランジス
タを形成したが、拡散係数の異なる3つ以上のN型不純
物を使用し、特性の異なる3つ以上のバイポーラトラン
ジスタを回路特性の要求に合わせて形成しても良い。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明した様に、本発明を用
いることによって、アナログ/デジタル混在半導体装置
において、従来のアナログ特性を保持しつつ、デジタル
特性を向上させることができる。このことより、動作電
圧が5Vで高速性が求められるデジタル信号処理回路に
は、例えば、コレクタ・エミッタ耐圧が7Vで、最大遮
断周波数が4〜6GHzのバイポーラトランジスタを、
また、動作電圧が12Vのアナログ信号処理回路には、
例えば、コレクタ・エミッタ耐圧が15Vで、最大遮断
周波数が1〜2GHzのバイポーラトランジスタを同一
基板上に搭載したアナログ/デジタル混在半導体装置を
得ることができる。
【0032】このことより、従来より性能の良いアナロ
グ/デジタル混在半導体装置の設計が可能になり、ま
た、半導体装置の利用範囲を著しく拡大することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体装置の構成断面図で
ある。
【図2】同半導体装置の製造工程図である。
【図3】第1の従来のアナログ/デジタル混在半導体装
置の構成断面図である。
【図4】第2の従来のアナログ/デジタル混在半導体装
置の構成断面図である。
【図5】(a)は図1のA−A’断面の不純物濃度分布
図であり、同(b)は図1のB−B’断面の不純物濃度
分布図である。
【符号の説明】
1 P型半導体基板 2 N+埋め込み層 3a P+埋め込み層 3b P-ウエル領域 4 N-エピタキシャル層 5 ベース領域 5a デジタル信号処理用バイポーラトランジスタにお
けるエミッタ領域直下のベース領域 5b アナログ信号処理用バイポーラトランジスタにお
けるエミッタ領域直下のベース領域 6 エミッタ領域 7 N埋め込み層 8 コレクタ電極形成領域 9 絶縁膜 10 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8222 H01L 21/331 H01L 27/06 H01L 29/73

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板上の第2導電型
    の第1埋め込み層上に第2導電型のエピタキシャル層が
    形成されており、且つ、該エピタキシャル層にベース領
    域及びエミッタ領域がそれぞれ同一条件で形成されたア
    ナログ信号処理用バイポーラトランジスタとデジタル信
    号処理用バイポーラトランジスタとが形成された半導体
    装置において、 上記デジタル信号処理用バイポーラトランジスタのエミ
    ッタ領域直下の第1埋め込み層上に第2導電型で、第1
    埋め込み層よりも不純物濃度が低く、且つ、エピタキシ
    ャル層よりも不純物濃度が高い第2埋め込み層が形成さ
    れ、 上記デジタル信号処理用バイポーラトランジスタのベー
    ス領域深さ方向の厚さが上記アナログ信号処理用バイポ
    ーラトランジスタのエミッタ領域直下のベース領域の深
    さ方向の厚さより薄いこと を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型の上記半導体基板上に第2導電
    型の上記第1の埋め込み層を形成する工程と、 上記第1埋め込み層における、上記デジタル信号処理用
    バイポーラトランジスタのエミッタ領域直下の領域に、
    上記第1埋め込み層に含まれる不純物より拡散係数の大
    きい第2導電型不純物のイオン注入を行う工程と、 上記アナログ信号処理用バイポーラトランジスタ形成領
    域及びデジタル信号処理用バイポーラトランジスタ形成
    領域の全面に第2導電型のエピタキシャル層を形成した
    、素子分離領域形成のための第1導電型不純物をイオ
    ン注入する工程と、 上記素子分離領域形成のためのアニールを行い、上記エ
    ミッタ領域直下の埋め込み層に注入した第2導電型の不
    純物を拡散させ、上記素子分離領域と同時に第2導電型
    第2埋め込み層を形成する工程と、 上記アナログ信号処理用バイポーラトランジスタ及びデ
    ジタル信号処理用バイポーラトランジスタのベース領域
    及びエミッタ領域を形成する工程とを有することを特徴
    とする、請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1導電型の上記半導体基板上に形成さ
    れた第2導電型の上記第1埋め込み層における、上記デ
    ジタル信号処理用バイポーラトランジスタのエミッタ領
    域直下の領域及び上記コレクタ電極領域直下の領域に、
    上記第2導電型の不純物のイオン注入を行う工程と、 上記アナログ信号処理用バイポーラトランジスタ形成領
    域及びデジタル信号処理用バイポーラトランジスタ形成
    領域の全面に第2導電型エピタキシャル層を形成し、素
    子分離領域形成のための第1導電型不純物をイオン注入
    する工程と、 上記素子分離領域形成のためのアニールを行い、上記エ
    ミッタ領域直下及び上記コレクタ電極形成領域直下の
    埋め込み層に注入した第2導電型の不純物を拡散さ
    せ、素子分離領域と同時に第2導電型の第2埋め込み層
    を形成する工程と、 上記アナログ信号処理用バイポーラトランジスタ及びデ
    ジタル信号処理用バイポーラトランジスタのベース領域
    及び上記エミッタ領域を形成すると同時に上記第1埋込
    み層とコレクタ電極形成領域とを接続する工程とを有す
    ることを特徴とする、請求項1記載の半導体装置の製造
    方法。
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