JP3140315U - 調理容器の運搬具 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単であるとともに使いやすく安価であり、かつ壊れにくい調理容器の運搬具を提供すること。
【解決手段】
加熱された加熱された食器(皿、茶碗等)の調理容器の運搬に使用する運搬具1であり、前記調理容器の開口縁と係脱可能に係合するフック5と、当該フック5の下方において前記調理容器の外周面と当接する当接手段6と、前記フック5および当接手段6を先端に設けた把持部3を有している。当接手段6は、2股状に形成された左右一対の支持アームによって構成されており、調理容器の外周面との間で摩擦力を発揮する滑り止め用のコーティング若しくは滑り止め手段が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】
加熱された加熱された食器(皿、茶碗等)の調理容器の運搬に使用する運搬具1であり、前記調理容器の開口縁と係脱可能に係合するフック5と、当該フック5の下方において前記調理容器の外周面と当接する当接手段6と、前記フック5および当接手段6を先端に設けた把持部3を有している。当接手段6は、2股状に形成された左右一対の支持アームによって構成されており、調理容器の外周面との間で摩擦力を発揮する滑り止め用のコーティング若しくは滑り止め手段が設けられている。
【選択図】図1
Description
本考案は、電子レンジやオーブンレンジ等で加熱された調理容器に取り付けることで、当該調理容器を運搬することができる調理容器の運搬具に関するものである。
従来、主に食卓で使う一般的な範囲の大きさで様々な形状をした調理容器および食器に対応し、調理容器や食器の外側から容器外周縁を多点支持で押さえ込む力学的構造を応用した把持機能を持つ特許文献1記載の調理容器用把持具が知られている。当該特許文献1記載の調理容器用把持具は、把持部の位置を調節可能に支持する移動機構を備えた支持部材を有することを特徴とするものであり、当該支持部材の移動によって把持する調理容器の大きさに対応するようになっている。
しかし、上記特許文献1記載の調理容器用把持具は、調理容器の大きさに対応するために移動機構等を有するものであり、構造が複雑であるとともに部品数が多く高価になりやすいという課題を有している。
登録実用新案公報第3099535号公報
本考案は、上記課題に鑑み案出されたものであって、構造が簡単であるとともに使いやすく安価であり、かつ壊れにくい調理容器の運搬具を提供することを課題とするものである。
本考案は、上記課題を解決するために以下の構成を有する。すなわち、請求項1記載の考案は、
加熱された食器、皿、茶碗等の調理容器の運搬に使用する運搬具であって、
前記調理容器の開口縁と係脱可能に係合するフックと、
当該フックの下方において前記調理容器の外周面と当接する当接手段と、
前記フックおよび当接手段を先端に設けた把持部を有したことを特徴とする調理容器の運搬具。
加熱された食器、皿、茶碗等の調理容器の運搬に使用する運搬具であって、
前記調理容器の開口縁と係脱可能に係合するフックと、
当該フックの下方において前記調理容器の外周面と当接する当接手段と、
前記フックおよび当接手段を先端に設けた把持部を有したことを特徴とする調理容器の運搬具。
また、請求項2記載の考案は以下の構成を有する。すなわち、
前記当接手段は、2股状に形成された左右一対の支持アームによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の調理容器の運搬具。
前記当接手段は、2股状に形成された左右一対の支持アームによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の調理容器の運搬具。
また、請求項3記載の考案は以下の構成を有する。すなわち、
前記当接手段には、調理容器の外周面との間で摩擦力を発揮する滑り止め用のコーティング若しくは滑り止め手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の調理容器の運搬具。
前記当接手段には、調理容器の外周面との間で摩擦力を発揮する滑り止め用のコーティング若しくは滑り止め手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の調理容器の運搬具。
本考案に係る調理容器の運搬具は、大きさの異なる種々の調理容器に使用可能でありながら可動する部分を有しておらず、これにより構造が簡単で部品点数も少なく、壊れにくく安価に形成することが出来るという効果を有している。
以下、本考案を実施するための最良の形態について説明する。図1において1は本考案に係る調理容器の運搬具を表しており、図1(a)は当該運搬具1の側面図、図1(b)は平面図を表している。当該運搬具1は加熱された食器(皿、茶碗等)の調理容器と係合してこれらを保持する保持部2と、当該保持部2に接続された把持部3によって構成されている。
前記保持部2は、下向きの爪部4を先端に設けたフック5と、当該フック5の下方に配置された調理容器外周面と当接する当接手段を有している。
前記当接手段は、2股状に形成された左右一対の支持アーム6(6a、6b)として構成されている。当該左右の支持アーム6a、6bの内面は調理容器の外側壁と当接する部位であり、緩やかな角度を介して互いに向き合うような配置となっている。
本実施の形態では、各支持アーム6a、6bの先端部に、互いの平面部の成す角度が略100〜110度となるように配置された当接面7(7a、7b)が設けられている。また、当該両当接面7a、7bの間には円弧状の湾曲面8が設けられている。
前記当接手段は、2股状に形成された左右一対の支持アーム6(6a、6b)として構成されている。当該左右の支持アーム6a、6bの内面は調理容器の外側壁と当接する部位であり、緩やかな角度を介して互いに向き合うような配置となっている。
本実施の形態では、各支持アーム6a、6bの先端部に、互いの平面部の成す角度が略100〜110度となるように配置された当接面7(7a、7b)が設けられている。また、当該両当接面7a、7bの間には円弧状の湾曲面8が設けられている。
また、前記フック5および支持アーム6からなる保持部2は、プラスチックによる一体形の構造物として形成されており、調理容器を保持した際に荷重により変形しないよう強固に作られている。なお、保持部2は、鉄、ステンレス等の金属により形成しても良い。そして、支持アーム6の当接面7a、7bおよび湾曲面8には、滑り止め用のコーティングが施されている(図示せず)。なお、コーティングに代えて、耐熱性のある滑り止め用のゴム等を貼り付けても良いし、滑り止め用の種々の表面加工が行われても良い。
前述したフック5に設けた爪部4は調理容器上部の開口縁に係合する第1の係合部となっている。そして、支持アーム6の当接面7a、7bは、それぞれ調理容器の側壁に当接する第2、第3の係合部となっている。すなわち、運搬具1は調理容器を3点によって支持する3点支持構造になっているので、安定して調理容器を保持するようになっている。
把持部3は、使用者が握る部分であり直径30mm程度の円柱状に形成されている。当該部分には発泡素材による弾力性のある素材シートを巻き付けたり、把持部3自体を木製あるいは合成樹脂製にするなど持ちやすさを考慮して適宜の素材が選択される。把持部3と前記保持部2との接続部9は、強度のある金属製の中空パイプまたは中実棒によって形成されている。
図2は、調理容器の外形と支持アーム6の当接部位との関係を表した説明図である。図2において、Aは外形の直径が約100mmの調理容器、Bは外形の直径が約150mmの調理容器、Cは外形の直径が約200mmの調理容器を想定した仮想線を表している。
同図に示されるように、A〜Cの外形を有する調理容器の場合、当接する部位は支持アーム6の先端部に設けた前記当接面7a、7bまたは当該当接面7a、7bの外周部である。
調理容器の直径が大きなものや矩形容器等のように側面が直線状の調理容器の場合には、当接面7a、7bの最先端の部分が当接する。当接面7a、7bの先端部は鋭角な角ではなく曲面として形成されているので、調理容器が大きい場合には当該先端の曲面部分が調理容器と当接することになる。
また、調理容器の直径が比較的小さい調理容器の場合には、当接面7a、7bの付け根側若しくは湾曲面8の内部が調理容器と当接する。このように、調理容器の大きさが異なっても、各調理容器の側面に支持アーム6を当接させ、調理容器を保持することができるようになっている。
同図に示されるように、A〜Cの外形を有する調理容器の場合、当接する部位は支持アーム6の先端部に設けた前記当接面7a、7bまたは当該当接面7a、7bの外周部である。
調理容器の直径が大きなものや矩形容器等のように側面が直線状の調理容器の場合には、当接面7a、7bの最先端の部分が当接する。当接面7a、7bの先端部は鋭角な角ではなく曲面として形成されているので、調理容器が大きい場合には当該先端の曲面部分が調理容器と当接することになる。
また、調理容器の直径が比較的小さい調理容器の場合には、当接面7a、7bの付け根側若しくは湾曲面8の内部が調理容器と当接する。このように、調理容器の大きさが異なっても、各調理容器の側面に支持アーム6を当接させ、調理容器を保持することができるようになっている。
図3は、直径の異なる円筒型の調理容器を保持した場合の運搬具1の側面側から見た姿勢を表した説明図であり、保持部2近辺を部分的に断面図として表したものである。そして、図3(a)は直径の小さい調理容器を保持した場合、図3(b)は直径の大きい調理容器を保持した場合を表している。
運搬具1が調理容器を保持するには、フック5の爪部4を調理容器の開口縁に掛け、次いで支持アーム6の内面を調理容器の外側面に当接させる。その状態で把持部3を掴んで調理容器を持ち上げると、支持アーム6の内面の何れかの部位が調理容器の外側面を押しフック5の爪部4が調理容器上部の開口縁を引っ張るように作用し、調理容器を持ち上げることができる。また、支持アーム6の内面には摩擦係数の高い滑り止めが設けられているので、支持アーム6の押圧力に比例する摩擦力が調理容器の下方への落下を防止している。
運搬具1が調理容器を保持するには、フック5の爪部4を調理容器の開口縁に掛け、次いで支持アーム6の内面を調理容器の外側面に当接させる。その状態で把持部3を掴んで調理容器を持ち上げると、支持アーム6の内面の何れかの部位が調理容器の外側面を押しフック5の爪部4が調理容器上部の開口縁を引っ張るように作用し、調理容器を持ち上げることができる。また、支持アーム6の内面には摩擦係数の高い滑り止めが設けられているので、支持アーム6の押圧力に比例する摩擦力が調理容器の下方への落下を防止している。
また、図3(a)に示すように直径の小さい調理容器を保持する場合には、支持アーム6内の中心に近い部分(付け根に近い部分)が調理容器の側面と接するので、当該接触部分とフック5の爪部4の距離が近くなり運搬具1の傾斜角度が比較的浅くなる。
これに対して、図3(b)に示すように直径の大きい調理容器を保持する場合には、支持アーム6内の中心から遠い部分が調理容器の側面と接するので、当該接触部分とフック5の爪部4の距離が長くなり運搬具1の傾斜角度が大きくなる。また、調理容器の直径が大きくなると、支持アーム6内面の上縁部が調理容器の側面と接するようになる。より正確には当接面7a、7b先端部の上縁部付近が調理容器の側面と接触する。
これに対して、図3(b)に示すように直径の大きい調理容器を保持する場合には、支持アーム6内の中心から遠い部分が調理容器の側面と接するので、当該接触部分とフック5の爪部4の距離が長くなり運搬具1の傾斜角度が大きくなる。また、調理容器の直径が大きくなると、支持アーム6内面の上縁部が調理容器の側面と接するようになる。より正確には当接面7a、7b先端部の上縁部付近が調理容器の側面と接触する。
以上説明した本考案に係る運搬具1は、調理容器の大きさに応じて調節を行うような機構は無いものの、調理容器の大きさに応じて運搬具1の傾斜角度が適宜最適な関係となり、種々の大きさの調理容器を保持し運搬することができるようになっている。
本考案は、電子レンジやオーブンレンジ等で加熱された調理容器に取り付けることで、当該調理容器を運搬することができる調理容器の運搬に利用可能である。
1 運搬具
2 保持部
3 把持部
4 爪部
5 フック
6 支持アーム(当接手段)
7 当接面
8 湾曲面
9 接続部
2 保持部
3 把持部
4 爪部
5 フック
6 支持アーム(当接手段)
7 当接面
8 湾曲面
9 接続部
Claims (3)
- 加熱された食器、皿、茶碗等の調理容器の運搬に使用する運搬具であって、
前記調理容器の開口縁と係脱可能に係合するフックと、
当該フックの下方において前記調理容器の外周面と当接する当接手段と、
前記フックおよび当接手段を先端に設けた把持部を有したことを特徴とする調理容器の運搬具。 - 前記当接手段は、2股状に形成された左右一対の支持アームによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の調理容器の運搬具。
- 前記当接手段には、調理容器の外周面との間で摩擦力を発揮する滑り止め用のコーティング若しくは滑り止め手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の調理容器の運搬具。
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JP2008000037U JP3140315U (ja) | 2008-01-09 | 2008-01-09 | 調理容器の運搬具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102328826A (zh) * | 2011-06-21 | 2012-01-25 | 淄博航康商贸有限公司 | 一种器皿转移装置 |
CN104188566A (zh) * | 2014-09-26 | 2014-12-10 | 长沙理工大学 | 一种活动式取碟装置 |
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