JP3139461B2 - 交換機の信号処理装置における送出信号同期交絡方法 - Google Patents

交換機の信号処理装置における送出信号同期交絡方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2重化構成をし
ている交換機の信号処理装置において、その2重化され
た信号処理装置から送出されるデータが、運用系が切り
替わってもトーン等が途切れることなく、切り替えを正
常に行うことのできる送出信号同期交絡方法に関する。
【0002】
【従来の技術】交換機の信号処理装置を設計する際、運
用中障害が発生してもサービスが正常に継続できるよう
2重化構成をとるのが一般的であり、2重化構成をして
いる交換機の信号処理装置から送出されるデータは、運
用系が切り替わってもトーン等が途切れることなく、切
り替えが正常に行われる必要がある。信号処理装置で使
用するトーン等の信号は、交換機で使用される8kHz
周期のフレーム信号よりも周期が長いものを使用してい
る。
【0003】そして運用系停止時にもう一方の予備系に
正常に運用を切り替えるために、運用系、予備系の状態
を同期させるための信号が交絡信号であり、その中でも
送出するデータの同期をとるための信号が送出同期交絡
信号である。
【0004】図5は、従来の送出信号同期交絡機能の実
現方法を示す図であり、機能ブロックA,Bとある場合
の同期交絡機能を実現している。
【0005】図5によると、機能ブロックBから機能ブ
ロックAに信号を送出する場合に運用、予備各系から送
出する信号をお互い同期させるためには、機能ブロック
Bの運用系、予備系それぞれを接続し、交絡信号を提供
し合わなければならなかった(図5の)。
【0006】この接続方法をとった場合、機能ブロック
Bを数種類または複数枚接続させて構成すると、同期さ
せるためには機能ブロックBの数だけそれぞれ同期交絡
信号が必要となる(図6の)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の送出信号同期交絡機能を実現する方法では、機能ブロ
ックBを数種類または複数枚接続させて構成すると、同
期交絡用信号が実装枚数分必要となり、ケーブル収容数
を増やさなければならなくなるという課題があり、ま
た、同期交絡信号の正常性を監視するポイント、および
障害時の通知方法が増加し、システムとして非常に不経
済となる他、設計面でもスリム化を図ることができない
という課題があった。
【0008】この発明の目的は、交換機の信号処理装置
において、従来のように同期交絡信号が必要な機能ブロ
ック全てに接続はせず、必要最小限の接続構成を形成
し、効率的に同期交絡機能を実現する送出信号同期交絡
方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上位機能ブ
ロックおよび複数の下位機能ブロックを備える運用系お
よび予備系からなる2重化構成の交換機の信号処理装置
における送出信号同期交絡方法において、前記運用系お
よび予備系に複数ある各下位機能ブロックから送出する
データの同期をとるために、前記上位機能ブロックは、
前記各下位機能ブロックの同期をとる周期が異なる場合
には、上位機能ブロック間の交絡信号に、各下位機能ブ
ロックの最小公倍周期時間を基準にして下位機能ブロッ
クの送出同期信号を重畳させ、前記下位機能ブロック
は、下位機能ブロックにおいて抽出したフレーム信号を
もとにカウンタを動作させ、下位機能ブロックのための
フレーム信号を再生成することを特徴とする。
【0010】この発明は、このような信号処理装置にお
ける送出信号の運用系と予備系内で同期をとる方法を効
率的に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0012】図1は、この発明の実施の形態を示す送出
信号同期交絡方法の説明図である。機能ブロックBは、
データ送出の際同期をとる必要のある部分であり、この
発明による構成をとった場合、効率化される対象の機能
ブロックである。機能ブロックAは、機能ブロックBか
ら見て上位に位置するブロックであり、機能ブロックB
の同期交絡機能を重畳させる部分が、機能ブロックA間
の交絡部(図1の)である。
【0013】次に、この実施の形態の動作について図面
を参照して説明する。図2は、通常時の機能ブロック
A,B間のフレーム信号を示す図であり、図3は、機能
ブロックBの同期交絡信号を重畳させた場合の機能ブロ
ックA,B間のフレーム信号を示す図である。
【0014】機能ブロックA、B間の信号には、図2に
示すようにクロックとフレームが入力されている。この
機能ブロックA,B間のデータ送受信だけを意識するな
らば、クロックに同期してフレームパルスは1クロック
分だけ送出すれば良く、現状はこのような形式をとって
いる。
【0015】この実施の形態では、機能ブロックBから
送出するデータの同期をとるための信号を重畳させてい
る。機能ブロックBの送出同期のために必要とされる周
期のタイミングには、図3に示すように、機能ブロック
A,B間のフレームパルスを通常の1クロック幅でなく
2クロック幅分出力し、機能ブロックBへ送信する。機
能ブロックBでは、機能ブロックAより重畳されたフレ
ーム情報を抽出し、この同期信号を用いて運用、予備系
の機能ブロックBから送出するデータの同期をとること
ができる。
【0016】例えば、機能ブロックA,B間のフレーム
が通常8kHzを送受信していて、機能ブロックBで必
要とする同期信号用のフレーム周期が2kHzであった
場合、機能ブロックA,B間のフレームを、4回に1回
の割合で1クロック幅から2クロック幅で送出するよう
なマルチフレームに組むことで実現することができる。
【0017】図4(1)は、機能ブロックAより送出さ
れる8kHzフレームを示す図であり、図4(2)は、
機能ブロックAより送出される8kHzフレームに送出
同期交絡信号を重畳させた状態を示す図である。
【0018】また、機能ブロックBが数種類、複数枚あ
り、それぞれ同期をとる周期が異なる場合には、機能ブ
ロックBにおいて抽出したフレームをもとにカウンタを
動作させ、必要に応じた周期のフレーム信号を再生成す
る。図4(3)は、機能ブロックBで抽出した送出同期
交絡信号を示す図であり、図4(4)は、機能ブロック
Bで抽出した送出同期交絡信号を機能ブロックB内のカ
ウンタで再度作成したフレーム信号を示す図である。
【0019】このように、機能ブロックA,B間をマル
チフレームで組む場合、機能ブロックBの数種類中の最
小公倍周期時間を基準にして送出し、機能ブロックB内
でフレームを再生成することによって実現することがで
きる。
【0020】上述のように、この実施の形態では、機能
ブロックBから送出するデータの同期をとるために、複
数ある各機能ブロックB間に交絡機能を持たせるのでは
なく、機能ブロックA間に交絡部分を持たせて一括して
機能ブロックBの交絡機能を実現している。機能ブロッ
クAは、機能ブロックBにとって上位側に位置し、接続
される複数の機能ブロックBの送出同期信号を、この交
絡部分に重畳させて交絡機能を持たせれば、無駄のない
構成が実現でき、効率良くシステムを運用することがで
きる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、2重
化構成をとっている交換機システムにおいて送出する運
用、予備各系のデータを同期させたい場合に、交絡用の
信号数を削減することができ、ケーブル数の削減、障害
検出ポイントの削減、障害通知方法の削減をすることが
できる。そのため、効率的に同期交絡機能を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す送出信号同期交絡
方法の説明図である。
【図2】通常時の機能ブロックA,B間のフレーム信号
を示す図である。
【図3】機能ブロックBの送出同期交絡信号を重畳させ
た場合の機能ブロックA,B間のフレーム信号を示す図
である。
【図4】機能ブロックAより送出される8kHzフレー
ムに送出同期交絡信号を重畳させた状態の信号、および
機能ブロックBで抽出した送出同期交絡信号を機能ブロ
ックB内のカウンタで再度作成したフレーム信号を示す
図である。
【図5】従来の送出信号同期交絡機能の実現方法を示す
図である。
【図6】機能ブロックBが複数枚ある場合の従来の送出
信号同期交絡機能の実現方法を示す図である。
【符号の説明】
A 機能ブロック B 機能ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位機能ブロックおよび複数の下位機能ブ
    ロックを備える運用系および予備系からなる2重化構成
    の交換機の信号処理装置における送出信号同期交絡方法
    において、 前記運用系および予備系に複数ある各下位機能ブロック
    から送出するデータの同期をとるために、前記上位機能
    ブロックは、前記各下位機能ブロックの同期をとる周期
    が異なる場合には、上位機能ブロック間の交絡信号に、
    各下位機能ブロックの最小公倍周期時間を基準にして下
    位機能ブロックの送出同期信号を重畳させ、前記下位機
    能ブロックは、下位機能ブロックにおいて抽出したフレ
    ーム信号をもとにカウンタを動作させ、下位機能ブロッ
    クのためのフレーム信号を再生成することを特徴とする
    送出信号同期交絡方法。
  2. 【請求項2】前記送出同期信号は、前記下位機能ブロッ
    クの送出同期のために必要とされる周期のタイミング
    に、前記上位機能ブロックと下位機能ブロックとの間の
    フレーム信号を通常の1クロック幅から2クロック幅と
    したものであること特徴とする請求項1に記載の送出信
    号同期交絡方法。
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