JP3139040B2 - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

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JP3139040B2
JP3139040B2 JP03093974A JP9397491A JP3139040B2 JP 3139040 B2 JP3139040 B2 JP 3139040B2 JP 03093974 A JP03093974 A JP 03093974A JP 9397491 A JP9397491 A JP 9397491A JP 3139040 B2 JP3139040 B2 JP 3139040B2
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維史 田代
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はループ伝送システムに関
し、特に伝送装置間でデータ伝達経路が正常に作動して
いることを監視し迂回制御を行う方式に係わる。
【0002】
【従来の技術】伝送装置間でデータ伝達経路が正常であ
ることを確認することはデータ伝送の基本的手順であ
る。データ伝達経路や相手側伝送装置のダウンを知るた
めに従来用いられてきた方式の一つは、通信要求の発生
した伝送装置から、通信開始時点で通信の可/不可の問
い合わせ信号を送り、「可」の返信があるまで所定回数
の問い合わせを行う方法である。
【0003】また、通信中にも相手からの信号受信が一
定時間以上停止したことを検出して所定回数問い合わせ
する方法も行われている。この様な判定結果は、各伝送
装置において通信異常の表示に用いるほか、ループ伝送
システムでは伝送経路の迂回制御に用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたような、他
の伝送装置との間のデータ伝達経路監視とその後の制御
は、これまでの方式ではもっぱらソフトウェアによって
実行されている。しかしソフトウェアによるこの種の動
作は伝送装置を制御するプロセッサに対して処理の負担
が大きく、他の処理の遅れや伝送ネットワーク全体の有
効情報量のスループットを低下させる要因となる欠点が
ある。伝送システムで発生しうる故障モードは様々であ
り、これらに対応するソフトウェアは考えられるあらゆ
るケースに備えたものでなければならず、したがってケ
ース分析のオーバヘッドが大きく迂回モードへの移行が
遅くなる。経路異常が繰り返し散発的に発生した場合、
迂回と正常モードの間の行き来を繰り返す結果、正常な
伝送に割り当てられる時間が殆どなくなってしまうこと
もある。このような伝送遅延は、工場のプラント制御や
交通機関の制御などの実時間性が重要な制御データの伝
送においては特に障害となる。
【0005】尚、伝送装置間で特定のビットを往復させ
つつ、一方の伝送装置でこのビットの真理値を反転させ
ることにより、真理値の連続的な交番を発生させ、交番
停止を検出して安全側の制御を行う方式については特開
平2−39903号にて開示されている。
【0006】本発明の目的は従来のデータ伝送システム
で行われてきた、以上述べたような迂回制御方式の問題
点を解消し、応答性が高くソフトウェア負担が少ない迂
回制御方式を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明では、隣
接する伝送装置間で特定のリンク制御情報を往復させ、
いずれか一方の伝送装置でこの情報の真理値を反転する
ことにより、真理値の連続的な交番を発生させ、この交
番が停止したことをもって迂回制御により伝達経路の再
構成を行うという方法を用いた。
【0008】
【作用】これによって伝送装置や伝送ケーブルのいずれ
に故障が発生しても、その故障点から下流側に送信され
るリンク制御情報の真理値がいつも一定となるため、上
述のような交番現象が停止する。この作用は回路の真理
値がどのように固定しても得られる。真理値の反転処理
や、交番状態監視機能は、ハードウェアによって容易に
実現でき、高速の動作が可能なため、伝送経路が切れた
場合の制御を極めて迅速に起動することができる。
【0009】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。この実施例は
列車制御用のループ伝送システムに本発明を適用したも
のであり、図中の破線で示したループは、両伝送装置
(ST)間のリンク制御情報の論理的な流れの経路を表
している。実際には受信部から入力されたデータは伝送
機能の処理回路、あるいは伝送プロセッサを経由して、
列車機器の制御などこのシステムのアプリケーション上
の情報群と共にフレームを構成し、送信部から出力され
る。フレーム構成の一例を図2に示す。このフレーム構
成では、リンク制御情報をリンク制御部と称して、転送
するワード単位の先頭におき、そのあとにアプリケーシ
ョン情報群をワード単位に分けたビット群を続けるよう
にした。アプリケーション情報は図1の実線のループに
沿って列車全体を周回するのに対し、リンク制御情報は
隣接する伝送STとの間で周回する。ここで一方の伝送
STにおいてリンク制御情報の反転が行われるため、こ
の情報の図中の破線のループを経由する経路の1往復分
の時間を1サイクルとする真理値の交番が図のように発
生する。
【0010】図3により伝送STの内部動作を説明す
る。図3においてTは送信回路、Rは受信回路、F1,
F2はアプリケーション情報のバッファファイル、10
6は反転回路、107と108は迂回スイッチ、109
と110は交番検出回路、111は迂回制御回路である。
送信回路Tはアプリケーション情報とリンク制御情報を
図2に示したようにひとつのワードにまとめて送信す
る。受信回路Rは受信したワードをアプリケーション情
報とリンク制御情報に分離する。右側のリンク制御情報
は反転回路106にて真理値を反転されて右側の対とな
る伝送STに送り返し、左側のリンク制御情報は左側の
STにそのまま転送する。両隣のSTも同じ構造となっ
ているため、左側のリンク制御情報は左側のSTにおい
て反転される。従って両隣のSTと当該ST並びにこれ
らの間の伝送路が全て正常であれば、左右のリンク制御
情報は図1に示した様に交番状態を持続する。この状態
では交番検出回路109,110はそれぞれ左リンク検
出信号,右リンク検出信号を発生する。これらの信号に
より迂回制御回路111は迂回スイッチ107,108
を図に示した方向に倒し、アプリケーション情報の順方
向の通過を許可する。当該STが搭載された号車上の車
上機器群への信号はアプリケーション情報を記憶したバ
ッファファイルの一方から選択して出力され、車上機器
から運転台など他の装置に向けた信号はファイル上に展
開,記入されて隣接STに向け転送される。
【0011】ここで伝送路や隣接伝送STのいずれかの
場所に故障が発生するとその故障場所以降のリンク制御
情報は一定の値に固定されるため、図3のどの場所にも
交番は発生しない。今仮に右側の伝送経路が断たれたと
する。すると右リンク検出信号が消え、迂回制御回路1
11は左側の迂回スイッチ107を図とは反対方向に倒
し左から受信したアプリケーション情報を左方向に迂回
させる。逆に伝送経路が回復した場合には迂回スイッチ
は元通りに転換される。
【0012】図1の列車制御用のシステムの場合、走行
中に伝送経路が途絶し、その後の経路再構成までの時間
がかかり過ぎると、各種の指令信号の伝達タイミングの
遅延やずれによって、伝送STや伝送経路が正常な号車
においても列車の不正挙動を発生させる恐れがある。従
って迂回への切り替えや復旧の速度はなるべく高速度で
あることが望ましいが、伝送STの構成要素のうち、1
06,109,110,111は機能が簡単であるため
ハードウェアで製作することにより高速動作させること
が容易である。
【0013】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、ループ
伝送システムにおいて隣接伝送装置との間の伝送経路状
態を簡単に判定し、迂回路形成などの制御を高速に行う
ことができる。このため特に、列車等の実時間制御を行
う目的で使用される伝送システムにおいて、伝送路故障
発生の際に制御の中断やタイミングずれ等を少なくし、
安全性を確保することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したシステムの図。
【図2】本発明の実施例の図。
【図3】本発明の実施例の図。
【符号の説明】
106…極性反転部、107,108…迂回スイッチ、
109,110…交番検出回路、111…迂回制御回
路、F1,F2…バッファメモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−58644(JP,A) 特開 昭62−279752(JP,A) 特開 平3−265247(JP,A) 特開 昭63−312743(JP,A) 特開 昭61−30839(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ループ伝送システム中の隣接する2つの伝
    送装置間でリンク制御情報を含むワードの交互の送受を
    繰り返し、いずれかの伝送装置においてこのワードの送
    信前にリンク制御情報の極性を反転する手段、いずれか
    一方もしくは両方の伝送装置においてこのリンク制御情
    報の真理値の交番判定手段を設け、交番停止を検出した
    伝送装置では、上記対となる伝送装置以外の他の伝送装
    置から転送されてきたデータを、その伝送装置の方向に
    迂回させることを特徴とするデータ伝送システム。
  2. 【請求項2】 ループ伝送システム中の隣接する2つの伝
    送装置間でリンク制御情報を含むワードの交互の送受を
    繰り返すことにより伝送装置が正常であることを確認し
    てデータの転送を行うデータ伝送システムにおいて、 前記伝送装置は、ワードの送信前に前記リンク制御情報
    の極性を反転する反転回路と、リンク制御情報の真理値
    が交番されているかどうかの検出を行う交番検出回路
    と、前記交番検出回路により交番停止を検出した場合に
    前記対となる伝送装置以外の伝送装置から転送されてき
    たデータをその伝送装置の方向に迂回させる迂回回路と
    により構成されるデータ伝送システム。
  3. 【請求項3】 複数の伝送装置が伝送ケーブルを介してル
    ープ状に接続されて構成されているデータ伝送システム
    において、 前記伝送装置は、伝送装置の異常を転送したいデータと
    組み合わせるリンク制御情報を該リンク制御情報の真理
    値を交番させて送信する送信回路と、該伝送装置が送信
    したリンク情報と反対側に接続されている伝送装置から
    送信されてきたリンク制御情報を受信する受信回路と、
    前記送信回路により送信したリンク制御情報と前記受信
    部より受信したリンク制御情報により交番されているか
    を検出する交番検出回路とにより構成されるデータ伝送
    システム。
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