JP3137474U - 連動引き戸 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立てが容易であり種々のタイプの引き戸にも対応して利用することができ、かつ既存の引き戸にも後付けで装着することができる連動引き戸を提供する。
【解決手段】開口部に摺動自在に取り付けられた複数枚の戸板を備えた連動引き戸。隣接する2枚の戸板の対向面には、突出部および受け部がそれぞれ設けられ、該突出部が磁性体からなる可動部材を有し、前記受け部が前記可動部材を吸引する磁石および当該可動部材と係合し得る凹部を有してなる。
【選択図】図2

Description

本考案は連動引き戸に関する。さらに詳しくは、組立てが容易であり、種々のタイプの引き戸にも対応して利用することができ、かつ既存の引き戸にも後付けで装着することができる連動引き戸に関する。
連動引き戸は、たとえば、複数本のレールに吊り下げられ、該レール沿って摺動自在に取り付けられた複数枚の戸板を備えた引き戸であり、先頭にある1枚の戸板を閉じれば、隣接する他の戸板も連動して順次閉まることができ、一方、1枚の戸板を開ければ、他の戸板も順次開放することができる。
従来の連動引き戸は、隣接する2枚の戸板の対向面において、一方の戸板の下端付近に案内用のL字形のガイドピースが突設され、該L字形ガイドピースの先端が隣接する他方の戸板の下端縁に形成された溝に挿入され、該溝によって一方の戸板は隣接する他方の戸板に対して平行に摺動することができる。また、前記溝の端部には、ゴム製のエンドストッパが配設されており、該エンドストッパがL字形ガイドピースの先端を保持することによって、隣接する2枚の戸板が連結されるとともに戸板を閉じた状態にガタつきなく保持することができる。
しかし、従来の連動引き戸の場合、L字形ガイドピースの先端を案内するための溝を戸板の下端面に形成し、さらに引き戸を閉じた状態に保持するためのエンドストッパを取り付ける必要がある。そのため、戸板の加工に手間がかかるとともに高い加工精度が要求され、その結果、引き戸の組立てが困難である。
また、従来の連動引き戸は、吊り戸タイプの引き戸のみに対応して利用できるにすぎないため、敷居と鴨居とのあいだで摺動する引き戸には適用することができず、利用範囲が狭いという問題がある。
さらに、従来の連動引き戸は、戸板をレールに取り付けたのちでは、戸板間を連結するための金具を後付けで装着することができないという問題がある。
本考案はかかる問題を解消するためになされたものであり、組立てが容易であり、種々のタイプの引き戸にも対応して利用することができ、かつ既存の引き戸にも後付けで装着することができる連動引き戸を提供することを目的とする。
本考案の連動引き戸は、開口部に摺動自在に取り付けられた複数枚の戸板を備えた連動引き戸であって、
隣接する2枚の戸板の対向面には、突出部および受け部がそれぞれ設けられ、
該突出部が磁性体からなる可動部材を有し、前記受け部が前記可動部材を吸引する磁石および当該可動部材と係合し得る凹部を有し、
前記磁性体からなる可動部材の先端部に柔軟性を有する緩衝材が固着されてなることを特徴とする。
本考案によれば、突出部および受け部が複数の戸板の対向面に取り付けられているため、組立てが容易である。また、本考案の連動引き戸は、敷居と鴨居とのあいだで摺動する引き戸だけでなく、吊り戸タイプの引き戸などにも対応して利用でき、種々のタイプの引き戸にも対応して利用することができる。しかも、戸板の対向面に突出部および受け部を後付けで容易に装着することができる。
さらに、受け部に係止フックを設ければ、突出部の可動舌片の先端部を一時的に係止することができ、それにより、隣接する2枚の戸板同士を連結する力を強くすることができ、戸板を1枚づつ順次閉める動作を確実に行なうことができ、また、引き戸を全閉状態に確実に保持することができる。
また、吐出部の磁性体からなる可動部材の先端部に柔軟性を有する緩衝材を固着すれば、突出部と受け部とが連結するときなどの騒音を発生することができ、夜間における引き戸の開閉と静かに行なうことができる。
つぎに図面を参照しながら本考案の連動引き戸を詳細に説明する。図1は本考案の連動引き戸の一実施の形態を示す斜視説明図、図2は図1の連動引き戸の全閉状態における突出部および受け部の配置を簡略的に示す水平断面図、図3は図1の連動引き戸を全開した状態を簡略的に示す水平断面図、図4は図1の戸板の拡大斜視図、図5は図4の突出部の平面図、図6は図5のVI−VI線断面図、図7は本考案の他の実施の形態である緩衝材を有する可動舌片の一部切欠正面図、図8は図7の可動舌片の縦断面図、図9は図4の受け部の平面図、図10は図9のX−X線断面図、図11は本考案の他の実施の形態である連動引き戸の全閉状態における突出部および受け部の配置を簡略的に示す水平断面図、図12は図11の連動引き戸を全開した状態を簡略的に示す水平断面図、図13は図11の突出部の断面説明図、図14は本考案のさらに他の実施の形態である緩衝材を有する可動ロッドの一部切欠正面図、図15は図11の受け部の平面図、図16は図15の受け部のXVI−XVI線断面図、図17は本考案のさらに他の実施の形態である連動引き戸の全閉状態における突出部および受け部の配置を簡略的に示す水平断面図、図18は図17の連動引き戸を全開した状態を簡略的に示す水平断面図、図19は図17の突出部の平面図、図20は図19のXX−XX線断面図、図21は図17の受け部の平面図および図22は図21のXXII−XXII線断面図である。
図1〜4に示される連動引き戸は、いわゆる3本引きタイプの連動引き戸であり、2本の柱P1、P2によって囲まれ、壁Wを有する戸口において、柱P1、P2とのあいだの開口部の上下両端において鴨居Tおよび敷居Bが設けられ、敷居B上を複数の戸板1、2、3が摺動自在に取り付けられている。戸板1、2、3の上下両端に設けられた突条が、鴨居Tおよび敷居Bにそれぞれ形成された溝G1、G2に摺動自在に差し込まれている。また、戸板1、2、3が敷居B上を滑らかに摺動し得るように、各戸板の下端面に戸車を設けるようにしてもよい。図1〜4では、複数の戸板を示すために、戸板の幅および高さを小さめに描いている。なお、本実施の形態のように鴨居および敷居を設ける代わりに、天井面などに複数本のレールを固着し、該レールに戸板を摺動自在に吊り下げてもよい。
突出部11は、図2〜4に示されるように、戸板2、3の対向面の下部であって両側(図2における左右両側)の端部付近にそれぞれ1個ずつ設けられ、さらに、壁Wの対向面の下部であって、当該戸板が閉まる方向の側(壁Wの、図2における右側)の端部付近に、それぞれ設けられている。
また、受け部12は、図2〜4に示されるように、戸板1、2、3の対向面の下部であって、当該戸板が開く方向の側(図2における左側(柱P1に近い側))の端部付近にそれぞれ設けられている。
なお、前記突出部11および受け部12の位置は、戸板の下部に限定されるものではなく、たとえば戸板の中央付近に設けることもできる。
本実施の形態では、図2に示されるように、1枚の戸板について戸板の幅方向に互いに離間するように2個の突出部(たとえば、戸板2における閉位置保持用突出部11aおよび開位置保持用突出部11d)が配設されている例をあげて説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、閉位置保持用突出部11a、11b、11cのみを配置してもよい。
本実施の形態の連動引き戸は、図4〜10に示される揺動自在の磁性体からなる可動舌片を有する突出部11、および該可動舌片に係合し得る凹部を有する受け部12を備えている。
図5〜6に示される突出部11は、ケース13と、該ケース13から出没できるように当該ケース13に揺動自在に取り付けられた鉄などの磁性体からなる可動舌片14と、該可動舌片14をケース13内部に収納する方向へ付勢する付勢手段である圧縮コイルばね15とから構成されている。
可動舌片14は、L字状に曲げられた鉄などの磁性材料で作製された金属薄板からなる。可動舌片14の折曲部の内側は、ケース13の裏蓋16の内側突出部16aに当接しており、それにより、可動舌片14は、内側突出部16aの先端部を回転中心として揺動することができる。また、ケース13の内部に延びる可動舌片14の短辺14bは、圧縮コイルばね15によって押圧付勢されており、当該可動舌片14は、その長辺14cがケース13内部に収納される方向へ付勢されている。
また、可動舌片14の短辺14bの幅は、ケース13の開口13aの幅より広くなるように設定されているため、可動舌片14は開口13aから脱落することがない。
また、本考案の他の実施の形態では、図7〜8に示されるように、磁性体からなる可動舌片14の先端部14dに、柔軟性を有する緩衝部材21が固着されているため、可動舌片14が受け部12の磁石19に吸引されて当該受け部12の凹部17に係合するとき、および可動舌片14が圧縮コイルバネ15の付勢力によってケース13内部に戻るときなどにおける騒音の発生を防止することができる。
緩衝部材21は、可動舌片14の先端部14dの全体を覆うように、天然ゴム、合成ゴム、または合成樹脂などでモールド成形することにより、作製されている。なお、図7においては、可動舌片14の先端部14dを見やすくするために、緩衝部材21の表面部分は一部切り欠かれている。
図7〜8に示されるように、可動舌片14の先端部14dは、部分的に幅が狭くなっているとともに厚さも薄くなっているため、先端部14dに充分な厚さの緩衝部材21をモールド成形することができ、しかも緩衝部材21が可動舌片14の表面からあまり突出しない。
さらに、可動舌片14の先端部14dには、貫通孔14eが形成されているため、先端部14dを覆う緩衝部材21の一部が貫通孔14eの内部に入りこんでいる。そのため、緩衝部材21が先端部14dから脱落するのを防止することができる。貫通孔14eは、図7〜8に示されるように1個でもよいし、複数個形成してもよい。さらに、貫通孔の代わりにスリットを形成しても、緩衝部材21の抜け止めの効果を得ることができる。
また、可動舌片14の先端部14dに切欠き14fが形成されているため、緩衝部材21の一部が切欠き14f内部に入り込むことによって緩衝部材21の脱落を防止することができ、しかも、先端部14dの前方(図7〜8における右側)に形成される緩衝部材21の厚さを厚くすることができ、衝撃緩衝効果が高い。なお、前述のように、モールド成形により可動舌片14の先端部に設ける以外に、別体にて作製した緩衝部材を接着などにより可動舌片に固着することもできる。
図2に示される突出部11(具体的には、閉位置保持用の突出部11a、11b、および開位置保持用の突出部11d、11e)は、戸板2、3の対向面の下部であって、当該戸板2、3の両側(図2における左右両側)の端部付近にそれぞれ1個ずつ設けられている。戸板2、3の両側の突出部11は、それぞれの可動舌片14の先端14aが互いに向き合うような向きに取り付けられている。
また、壁Wに取り付けられた閉位置保持用の突出部11cは、その可動舌片14の先端14aが他の閉位置保持用の突出部11a、11bの先端14aと同じ向きを向くように取り付けられている。
また、受け部12は、図9〜10に示されるように、前記突出部11の可動舌片14と対向する面に当該可動舌片14の長辺14cの先端14aと係合する凹部17が形成されたケース18と、当該ケース18内部に収納された磁石19とから構成されている。
受け部12のケース18に形成された凹部17の内面には、当該凹部17の内奥面17aから当該凹部17の開口縁17bへ略直角に延びる一対の直角段部20が形成されている。受け部12は、戸板1、2、3の対向面の下部であって戸板が開く方向の側(図2における左側(柱P1に近い側))の端部付近に、それぞれ設けられている。
また、受け部12の凹部17の奥底面は、山形に盛り上がり、磁石19が凹部17内に近づけて配置されているため、可動舌片14が磁石19に吸引されやすい。
図2に示されるように、突出部11と受け部12とが近接した位置にあるときには、前記受け部12の磁石19の磁力により突出部11の可動舌片14が揺動して斜方に突出し、当該可動舌片14の先端14aが前記凹部17内部の一方の直角段部20に係合することにより、突出部11と受け部12とが係合される。
また、突出部11と受け部12とが離れるときには、可動舌片14は、前記磁石19の磁力の作用を受けなくなり、前記圧縮コイルばね15の付勢力により、突出部11のケース11内部に戻って突出部11と受け部12との係合が解除される。このとき、他方の直角段部20の上端縁が可動舌片14の外面を外方へ押圧することにより、突出部11と受け部12との係合が円滑に解除される。
突出部11および受け部12は、隣接する2枚の戸板1、2および2、3のそれぞれの対向面、および隣接する戸板3および壁Wの対向面において、当該対向面を座ぐり加工などにより形成された凹所に埋め込まれ、ネジ止めなどにより固着されるため、取り付けが容易である。また、敷居と鴨居とのあいだで摺動する引き戸だけでなく、吊り戸タイプなどの種々の形態の引き戸に対応して利用することができる。しかも、戸板の対向面に突出部および受け部を後付けで容易に装着することができる。
本実施の形態の突出部11および受け部12は、図2に示されるように、戸板1、2、3のそれぞれの対向面に取り付けられる。それにより、図3に示される全開状態、すなわち戸板1、2、3が柱P1に沿って重なり合った状態から先頭の戸板1を閉めるだけで、まず最初に開位置保持用の突出部11dと受け部12の係合が解除され、ついで戸板2に設けられた閉位置保持用の突出部11aの可動舌片14の先端14aが受け部12の前記磁石19の吸引力により突出し、受け部12の前記凹部17内面の直角段部20に係合することにより、戸板1と戸板2とが連結される。ついで、戸板1および戸板2を一体にして柱P2方向へ引っ張って閉めれば、前述と同様に戸板2と戸板3とのあいだが、戸板3の閉位置保持用の突出部11bの可動舌片14が戸板2の受け部12に係合することによって、連結される。
さらに、戸板1、2、3を一体にして柱P2方向へ引っ張って閉めれば、最終的に戸板3と壁Wとのあいだが、壁Wの閉位置保持用の突出部11cの可動舌片14が戸板3の受け部12に係合することによって、連結される。したがって、突出部11(すなわち、図2における閉位置保持用の突出部11a、11b、11c)および受け部12によって、図2に示されるように、戸板1、2、3が全閉状態に保持される。なお、図示していないが、戸板1の表面に引き手を形成しておくと、戸の開閉を容易に行なうことができる。
引き戸を開ける場合、図2に示される全閉状態から先頭の戸板1を開ければ、閉位置保持用の突出部11aと受け部12の係合が解除される。このとき、可動舌片14は受け部12の磁石19からの磁力を受けなくなり、前記圧縮コイルばね15の付勢力によって可動舌片14が突出部11のケース13内へ揺動して収納される。その結果、戸板1と戸板2とのあいだの連結が解除される。
そののち、戸板1は戸板2と非接触の状態で抵抗なく静かに摺動したのち、戸板1と戸板2とがほぼ完全に重なったときに、開位置保持用の突出部11dの可動舌片14が戸板1に設けられた受け部12の前記磁石19の吸引力により突出し、受け部12の前記凹部17内面の直角段部20に係合することにより、戸板1と戸板2とが重なり合って連結される。
ついで、戸板1および戸板2を一体にして柱P1方向へ引っ張って開ければ、戸板2と戸板3とのあいだが、開位置保持用の突出部11eの可動舌片14が戸板2に設けられた受け部12に係合することによって、重なった状態で連結される。さらに、戸板1、2、3を一体に重なった状態で柱P1方向へ引っ張って開ければ、戸板3の受け部12と壁Wの突出部11cの係合が解除され、壁Wの突出部11cの可動舌片14は前記圧縮コイルばね15の付勢力によって突出部11cのケース13内部に引っ込み、最終的に図3に示されるように、壁Wに沿って、戸板1、2、3が重なった状態で全開状態に保持される。
以上のように、戸板1、2、3を開閉するとき、突出部11が受け部12の磁石19の磁力の影響を受けない距離まで移動したときに、可動舌片14は圧縮コイルばね15の付勢力により、ケース13内部に収納されるため、戸板1、2、3を抵抗なく静かに摺動させて開閉させることができる。
図1〜10に示される実施の形態では、揺動自在の磁性体からなる可動舌片を有する突出部11、および該可動舌片に係合し得る凹部を有する受け部12を備えた引き戸を例にあげて説明したが、本考案の突出部および受け部は、隣接する2枚の戸板の対向面にそれぞれ設けられ、該突出部が磁性体からなる可動部材を有し、前記受け部が前記可動部材を吸引する磁石および当該可動部材と係合し得る凹部を有していれば、前述と同様の作用を奏することができ、本考案は種々の態様を採用することができる。
本考案の他の実施の形態である図11〜16に示された連動引き戸は、複数枚の戸板1、2、3のうち、隣接する2枚の戸板1と2との組および戸板2と3との組の対向面には、可動ロッド31が出没する突出部28、および該可動ロッド31に係合する凹部を有する受け部29(具体的には、5個の受け部29a〜29e)がそれぞれ設けられている。
本実施の形態の突出部28は、図13に示されるように、ケース30と、該ケース30の開口30aを通して出没自在に内蔵された鉄などの磁性体からなる可動ロッド31と、該可動ロッド31をケース内部に収納する方向へ付勢する付勢手段である圧縮コイルばね32とから構成されている。圧縮コイルばね32は、可動ロッド31の周囲に配設され、ケース30の開口30a周辺の段部30bと可動ロッド31の奥側部に形成されたつば部31aとのあいだで保持されている。可動ロッド31が開口30aから突出するとき、圧縮コイルばね32は、前記段部30bとつば部31aとのあいだで圧縮され、可動ロッド31に対してケース30内部に引っ込める方向へ付勢力を与える。また、可動ロッド31は、前記つば部31aを有しているため、ケース30の開口30aから脱落することがない。
可動ロッド31および圧縮コイルばね32は、ケース30の開口30aとは反対側にあり、当該開口30aよりも大きい挿入口30cからケース30内部に挿入されている。挿入口30cには、蓋33が嵌合されている。
また、本考案のさらに他の実施の形態では、図14に示されるように、磁性体からなる可動ロッド31の先端部に、柔軟性を有する緩衝部材41が固着されているため、可動ロッド31が受け部29の磁石35に吸引されて当該受け部29の凹部36に係合するときなどにおける騒音の発生を防止することができる。
緩衝部材41は、可動ロッド31の先端部の全体を覆うように、天然ゴム、合成ゴム、または合成樹脂などでモールド成形することにより、作製されている。なお、図14において、可動ロッド31の先端部を見やすくするために、緩衝部材41の表面部分は一部切り欠かれている。
図14に示されるように、可動ロッド31の先端部は、部分的に直径が小さくなっているため、先端部に充分な厚さの緩衝部材41をモールド成形することができ、しかも緩衝部材41が可動ロッド31の表面からあまり突出しない。
さらに、可動ロッド31の先端部には、円環状の溝31bが形成されているため、先端部を覆う緩衝部材41の一部が円環状の溝31bの内部に入りこんでいる。そのため、緩衝部材41が先端部から脱落するのを防止することができる。円環状の溝31bは、図14に示されるように1本でもよいし、複数本形成してもよい。さらに、本考案では、円環状の溝に限定されることなく、少なくとも1個の凹部および/または凸部を形成しても、緩衝部材41の抜け止めの効果を得ることができる。なお、緩衝部材は、前述のように、モールド成形により可動ロッド31の先端部に設ける以外に、別途作製した緩衝部材を接着などにより可動ロッドに固着することもできる。
受け部29は、図15〜16に示されるように、前記突出部28の可動ロッド31と対向する面に可動ロッド31の先端と係合する凹部36が形成されたケース34と、当該ケース34内部に収納された磁石35とから構成されている。磁石35はケース34の側面に形成された挿入穴から挿入してもよいし、磁石35を内蔵した状態でケース34を合成樹脂などによって一体成形してもよい。
凹部36の内面のうちの一方の側には、当該凹部36の内奥面36aから当該凹部36の開口縁36bへ延びる斜面37が形成されている。凹部36の内面のうちの他方の側には、当該凹部36の内奥面36aから当該凹部36の開口縁36bへ略直角に延びる直角段部38が形成されている。
斜面37の角度は、本考案ではとくに限定されるものではないが、可動ロッド31が開口縁36bに引っ掛からない程度の角度(たとえば25°程度)に規定されるのが好ましい。
本実施の形態では、図11〜12に示されるように、前記直角段部38が戸板2、3および壁Wの両端部に近い位置に配置され、前記斜面37が該両端部に遠い位置に配置されるように、受け部29(具体的には、図11〜12に示される閉位置保持用の受け部29a、29b、29cおよび開位置保持用の受け部29d、29e)が戸板2、3および壁Wの対向面に取り付けられているため、後述するように、戸板1、2、3は、全閉および全開時において、突出部28および受け部29によって互いに連結される。
突出部28および受け部29も、前記実施の形態で示された突出部11および受け部12と同様に、戸板1、2、3および壁Wの対向面に取り付けられるため、取り付けが容易である。また、敷居と鴨居とのあいだで摺動する引き戸だけでなく、吊り戸タイプなどの種々の形態の引き戸に対応して利用することができる。しかも、戸板の対向面に突出部および受け部を後付けで容易に装着することができる。
以上のように構成された本実施の形態の引き戸を閉める場合、図12に示される状態において、先頭側の戸板1を柱P2方向へ閉めれば、戸板1は、まず最初に突出部28と受け部29dの係合が解除され、ついで戸板2と非接触の状態で抵抗なく静かに摺動することができる。そののち、戸板1のほぼ全幅が出たときに、戸板1に設けられた突出部28の可動ロッド31は、戸板2に設けられた閉位置保持用の受け部29aに内蔵された前記磁石35の磁力によって、可動ロッド31に付勢する圧縮コイルばね32による復元力に抗しながら突出する。可動ロッド31は、受け部29aの前記斜面37に案内されながら円滑に凹部36に挿入され、前記直角段部38に係合する。その結果、戸板1と戸板2とが連結され、戸板1が戸板2から完全に抜けて単独で摺動することがない。
ついで、戸板1および戸板2を一体にして柱P2方向へ引っ張って閉めれば、前述と同様に戸板2と戸板3とのあいだが、戸板2の突出部の可動ロッド31が戸板3の閉位置保持用の受け部29bに係合することによって、連結される。さらに、戸板1、2、3を一体にして柱P2方向へ引っ張って閉めれば、最終的に戸板3と壁Wとのあいだが、戸板3の突出部28の可動ロッド31が壁Wの閉位置保持用の受け部29cに係合することによって、連結される。したがって、突出部28および受け部29(すなわち、図11における閉位置保持用の受け部29a、29b、29c)によって、図9に示されるように、戸板1、2、3が全閉状態に保持される。なお、図示していないが、戸板1の表面に引き手を形成しておくと、戸の開閉を容易に行なうことができる。
一方、引き戸を開ける場合、図11に示される状態において、先頭側の戸板1を手で柱P1方向へ引っ張って開ければ、最初に、戸板1側の突出部28の可動ロッド31が戸板2側の閉位置保持用の受け部29aの凹部36の斜面37に案内されながら当該凹部36から抜け出る。このとき、可動ロッド31は受け部29aの磁石35からの磁力を受けなくなり、前記圧縮コイルばね32の付勢力によって可動ロッド31が突出部28のケース30内部に引っ込む。その結果、戸板1と戸板2とのあいだの連結が解除される。
そののち、戸板1は戸板2と非接触の状態で抵抗なく静かに摺動したのち、戸板1と戸板2とがほぼ完全に重なったときに、戸板1の可動ロッド31が、戸板2に設けられた開位置保持用の受け部29dに内蔵された前記磁石35の磁力によって突出する。可動ロッド31は、当該受け部29dの前記斜面37に案内されながら円滑に凹部36に挿入され、前記直角段部38に係合し、戸板1と戸板2とが重なった状態で連結される。
ついで、戸板1および戸板2を一体にして柱P1方向へ引っ張って開ければ、前述と同様に戸板2と戸板3とのあいだが、戸板2の突出部28の可動ロッド31が戸板3の開位置保持用の受け部29eに係合することによって、重なった状態で連結される。さらに、戸板1、2、3を一体に重なった状態で柱P1方向へ引っ張って開ければ、戸板3の突出部28と壁Wの受け部29cの係合が解除され、戸板3の可動ロッド31は前記圧縮コイルばね32の付勢力によって突出部28のケース30内部に引っ込み、最終的に図12に示されるように、壁Wに沿って、戸板1、2、3が重なった状態で全開状態に保持される。
以上の実施の形態では、突出部の可動舌片または可動ロッドが受け部の凹部と係合するが、凹部の内部についてより詳細に見れば、たとえば可動舌片の先端部は凹部内面の直角段部に当接しているだけであり、当該直角段部と連結されていない。したがって、隣接する2枚の戸板同士を連結する力が弱く、戸板を1枚づつ順次開けたり、反対に順次閉める動作を確実に行なうことができず、また、引き戸を全閉状態に確実に保持することができない。
そこで、本考案のさらに他の実施の形態として、図17〜22に示されるように、突出部51の可動舌片54の先端部55を受け部52の係止フック60で一時的に係止することにより、隣接する2枚の戸板を連結する力を強くしてもよい。具体的には、突出部51および受け部52は以下のように構成される。
図19〜20に示される突出部51は、ケース53と、該ケース53から出没できるように当該ケース53に揺動自在に取り付けられた鉄などの磁性体からなる可動舌片54とから構成されている。突出部51は、図20に示されるように、全体の厚さが薄くなるように作製されているので、図17〜18に示されるように、突出部51を戸板および壁の表面に大きく突出させずに取り付けることができる。
可動舌片54は、鉄などの磁性材料で作製された金属薄板からなる。可動舌片54の先端部55は、部分的に折り返されることにより裏側に突出しているため、係止フック60に確実に係止され得る。なお、可動舌片54の先端部55を折り返す代わりに、可動舌片54の先端部55に係止フック60の爪部60aと係合される係合孔または係合凹部を形成したり、または可動舌片54の先端部の裏側に別体の係止ブロックを固着してもよい。たとえば、別体の係止ブロックとして、柔軟性を有する緩衝部材を可動舌片54の先端部55の裏側に固着させれば、可動舌片54がケース53内側に戻るときに騒音が発生しない。
また、図示されていないが、磁性体からなる可動舌片54の先端部55の全体に、合成樹脂などでモールド成形することにより柔軟性を有する緩衝部材を固着すれば、可動舌片54が受け部52の磁石59に吸引されて当該受け部52の凹部57に係合するとき、可動舌片54がケース53内部に戻るとき、および可動舌片54の先端部55が係止フック60に係止するときなどにおける騒音の発生を防止することができる。
また、可動舌片54の部分54aの幅X1は、ケース53の開口53aの幅X2より広くなるように設定されているため、可動舌片54は開口53aから脱落することがない。
図17に示される突出部51(具体的には、閉位置保持用の突出部51a、51b)は、戸板2、3の対向面の下部に取り付けられている。
また、壁Wに取り付けられた閉位置保持用の突出部51cは、その可動舌片54の先端部55が他の閉位置保持用の突出部51a、51bの先端部55と同じ向きを向くように取り付けられている。
また、受け部52は、図21〜22に示されるように、前記突出部51の可動舌片54と対向する面に当該可動舌片54の先端部55と係合する凹部57が形成されたケース58と、当該ケース58内部に収納された磁石59と、前記凹部57内部に配設され、当該凹部57内部に挿入される前記可動舌片54の先端部55を一時的に係止するための係止フック60と、該係止フック60に前記可動舌片54を一時的に係止できる程度の係止力を付勢する付勢手段である圧縮コイルバネ61とから構成されている。
磁石59はケース58の底面に形成された2個の挿入穴58aに挿入され、裏蓋62によって封止されている。または、磁石59を内蔵した状態でケース58を合成樹脂などによって一体成形してもよい。
凹部57の内面のうちの一方の側には、当該凹部57の内奥面57aから当該凹部57の開口縁57bへ延びる斜面63が形成されている。斜面63の角度は、本考案においてはとくに限定されるものではないが、可動舌片54が開口縁57bに引っ掛からない程度の角度、たとえば25°程度に規定されるのが好ましい。
凹部57の内面のうちの他方の側には、係止フック60が、ケース58の厚さ方向(図22において、上下方向)に往復移動できるように配設されている。
具体的には、図22に示される係止フック60は、可動舌片54の先端部55に係止する爪部60aと、当該爪部60aと結合され、凹部57の内奥面57aに対して略直角方向に延び、前記可動舌片54の先端部55に当接する当接部60bと、該当接部60bと結合され、裏蓋62と平行に延び、前記圧縮コイルバネ61を受ける受け座60cとから構成されている。圧縮コイルバネ61は、ケース58の取付穴58bに収容され、受け座60cの凹部60dと取付け穴58bの内奥面58cとのあいだで圧縮されている。また、内奥面58cには、半球状の突起58dが突設されているため、圧縮コイルバネ61の一端を係止することができる。
本実施の形態の係止フック60は、圧縮コイルバネ61とともにケース58の裏側から挿入され、ついで、係止フック60の当接部60bに当接するように、スペーサ64を裏側から挿入することにより、係止フック60を往復移動自在に位置決めすることができる。
突出部51と受け部52とが近接した位置にあるときには、前記受け部52の磁石59の磁力により突出部51の可動舌片54が揺動して斜方に突出し、当該可動舌片54の先端部55が斜面63に沿って移動したのち前記凹部57内部の係止フック60に一時的に係止され、それにより、隣接する2枚の戸板同士、または戸板と壁とのあいだの連結する力を強くすることができる。そのため、戸板を1枚づつ順次閉める動作を確実に行なうことができ、また、引き戸を全閉状態に確実に保持することができる。
図17に示されるように、可動舌片54の先端部55が係止フック60に係止されたとき、突出部51のケース53と受け部52のケース58とが当接する。また、このとき、受け部52の係止フック60は、若干もち上がるが、突出部51のケース53の開口53a(図20参照)内部に入るため、係止フック60の往復移動を支障なく行なうことができる。
また、突出部51と受け部52とが離れるときには、まず、可動舌片54の先端部55が係止フック60から離脱し、ついで、突出部51と受け部52とが離れるにつれて、可動舌片54は、前記磁石59の磁力の作用を受けなくなる。このとき、突出部51に対向する受け部52のケース58が可動舌片54を突出部51のケース51内部へ押し戻すことによって、突出部51と受け部52との係合が円滑に解除される。
突出部51は、前述のように、隣接する2枚の戸板1、2および2、3のそれぞれの対向面、および隣接する戸板3および壁Wの対向面の表面にネジ止めなどによって固着されている。一方、受け部52は、当該隣接する2枚の戸板1、2および2、3のそれぞれの対向面、および隣接する戸板3および壁Wの対向面において、当該対向面を座ぐり加工などにより形成された凹所に埋め込まれ、ネジ止めなどにより固着される。そのため、これらの突出部51および受け部52は、取り付けが容易である。また、敷居と鴨居とのあいだで摺動する引き戸だけでなく、吊り戸タイプなどの種々の形態の引き戸に対応して利用することができる。しかも、戸板の対向面に突出部および受け部を後付けで容易に装着することができる。
本実施の形態の突出部51および受け部52は、図17に示されるように、前記実施の形態と同様に、戸板1、2、3のそれぞれの対向面に取り付けられる。それにより、図18に示される全開状態、すなわち戸板1、2、3が柱P1に沿って重なり合った状態から先頭の戸板1を閉めるだけで、まず戸板2に設けられた閉位置保持用の突出部51aの可動舌片54の先端部55が、受け部52の前記磁石59の吸引力により突出し、受け部52の前記凹部57内部において、係止フック60の当接部60bに当接するとともに爪部60aに一時的に係止することにより、戸板1と戸板2とが連結される。ついで、戸板1および戸板2を一体にして柱P2方向へ引っ張って閉めれば、前述と同様に戸板2と戸板3とのあいだが、戸板3の閉位置保持用の突出部51bの可動舌片54が戸板2の受け部52の係止フック60に係止されることによって、連結される。
さらに、戸板1、2、3を一体にして柱P2方向へ引っ張って閉めれば、最終的に戸板3と壁Wとのあいだが、壁Wの閉位置保持用の突出部51cの可動舌片54が戸板3の受け部52に係合することによって、連結される。したがって、突出部51(すなわち、図17における閉位置保持用の突出部51a、51b、51c)および受け部52によって、図17に示されるように、戸板1、2、3が全閉状態に保持される。なお、図示していないが、戸板1の表面に引き手を形成しておくと、戸の開閉を容易に行なうことができる。
引き戸を開ける場合、図17に示される全閉状態から先頭の戸板1を開ければ、閉位置保持用の突出部51aと受け部52の係合が解除される。このとき、可動舌片54は係止フック60による係止が解除されるとともに受け部52の磁石59からの磁力を受けなくなり、突出部51aに対向する受け部52のケース58によって押圧された可動舌片54が突出部51aのケース53内へ揺動して収納される。その結果、戸板1と戸板2とのあいだの連結が解除される。戸板1は、戸板2と非接触の状態で抵抗なく静かに摺動することができる。
戸板1を戸板2とほぼ完全に重なった位置まで摺動させ、ついで、戸板1および戸板2を両方同時に手で押して柱P1方向へ開ければ、前述と同様に戸板2の受け部52と戸板3の突出部51bとのあいだの連結が解除し、さらに、戸板1、2、3を一体に重なった状態で手で押して柱P1方向へ開ければ、同様に壁Wの突出部51cと戸板3の受け部52とのあいだの連結が解除し、最終的に図18に示されるように、壁Wに沿って、戸板1、2、3が重なった状態で全開状態になる。
以上のように、戸板1、2、3を開閉するとき、突出部51が受け部52の磁石59の磁力の影響を受けない距離まで移動したときに、可動舌片54が受け部52のケース58によって押圧されることによってケース53内部に収納されるため、戸板1、2、3を抵抗なく静かに摺動させて開閉させることができる。
なお、前述した実施の形態では、3本引きの引き戸を例にあげて説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、開口部に4板以上の戸板を配置してもよい。
本考案の連動引き戸の一実施の形態を示す斜視説明図である。 図1の連動引き戸の全閉状態における突出部および受け部の配置を簡略的に示す水平断面図である。 図1の連動引き戸を全開した状態を簡略的に示す水平断面図である。 図1の戸板の拡大斜視図である。 図4の突出部の平面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 本考案の他の実施の形態である緩衝材を有する可動舌片の一部切欠正面図である。 図7の可動舌片の縦断面図である。 図4の受け部の平面図である。 図9のX−X線断面図である。 本考案の他の実施の形態である連動引き戸の全閉状態における突出部および受け部の配置を簡略的に示す水平断面図である。 図11の連動引き戸を全開した状態を簡略的に示す水平断面図である。 図11の突出部の断面説明図である。 本考案のさらに他の実施の形態である緩衝材を有する可動ロッドの一部切欠正面図である。 図11の受け部の平面図である。 図15の受け部のXVI−XVI線断面図である。 本考案のさらに他の実施の形態である連動引き戸の全閉状態における突出部および受け部の配置を簡略的に示す水平断面図である。 図17の連動引き戸を全開した状態を簡略的に示す水平断面図である。 図17の突出部の平面図である。 図19のXX−XX線断面図である。 図17の受け部の平面図である。 図21のXXII−XXII線断面図である。
符号の説明
1、2、3 戸板
11、28、51 突出部
12、29、52 受け部
21、41 緩衝部材
60 係止フック

Claims (1)

  1. 開口部に摺動自在に取り付けられた複数枚の戸板を備えた連動引き戸であって、
    隣接する2枚の戸板の対向面には、突出部および受け部がそれぞれ設けられ、
    該突出部が磁性体からなる可動部材を有し、前記受け部が前記可動部材を吸引する磁石および当該可動部材と係合し得る凹部を有し、
    前記磁性体からなる可動部材の先端部に柔軟性を有する緩衝材が固着されてなる連動引き戸。
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