JP3137430U - 包装容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】包装シート(2)で容器本体(3)を縦長の筒状に形成し、上下両端部をそれぞれ封止して内部に収容部(5)を形成する。収容部(5)は、上下方向中間部で容器本体(3)の左右両側縁(3a・3b)間に形成された幅広の全幅収容部(5a)と、上端部寄り位置で全幅収容部(5a)よりも幅狭の部分幅収容部(5b)とを備える。容器本体(3)の側縁(3a)は、部分幅収容部(5b)の側方に第1開封操作部(9a)を備え、全幅収容部(5a)の側方に第2開封操作部(9b)を備える。第1開封操作部(9a)から切り裂かれる位置での収容部(5)の軸直交方向断面積を、第2開封操作部(9b)から切り裂かれる位置での収容部(5)の軸直交方向断面積より小さくする。
【選択図】図1
Description
上記のスティックタイプの包装容器は、通常、上端部近傍の側縁に例えば切り口線などの開封操作部を形成してある。そしてこの開封操作部から収容部に向けて包装シートを切り裂くことにより開口部が形成され、この開口部から収容部内の収容物が取り出される。このときの開口部の大きさは開封操作部の位置により特定され、具体的には、この開封操作部から切り裂かれる位置での収容部の軸直交方向断面積となる。
本考案の技術的課題は、これらの問題点を解消し、開封時に形成される開口を複数の大きさから選択できるようにして、大量の収容物を手早く取り出す場合と、収容物を少量ずつ取り出す場合とに、使い分けることができる包装容器を提供することにある。
即ち、本考案は包装容器に関し、包装シート(2)で縦長の筒状に形成した容器本体(3)の上下両端部をそれぞれ封止し、内部に収容部(5)を形成したスティックタイプの包装容器であって、上記の収容部(5)は、上下方向中間部で容器本体(3)の左右両側縁(3a・3b)間に形成された幅広の全幅収容部(5a)と、少なくとも一方の端部寄り位置で上記の全幅収容部(5a)よりも幅狭の部分幅収容部(5b)とを備えており、容器本体(3)の少なくとも一方の側縁(3a)は、上記の部分幅収容部(5b)の側方を含む複数箇所にそれぞれ開封操作部(9)を備え、1つの開封操作部(9a)から切り裂かれる位置での収容部(5)の軸直交方向断面積を、他の開封操作部(9b)から切り裂かれる位置での収容部(5)の軸直交方向断面積と異ならせたことを特徴とする。
例えば包装シートを熱溶着して封止部を形成した場合、上記の開封操作部はこの封止部に形成した切り口線であってもよく、あるいはV字形などノッチ状の切り口溝であってもよい。また、この開封操作部は包装シートに重合した破断用テープであってもよく、或いは、包装容器に外表面へ印刷するなどして表示した目印であってもよい。この目印は、例えば三角印などで開封位置と開封方向を表すことができるが、これに限定されるものではない。この目印は、上記の包装シートが収容部に向けて容易に破断される場合に、例えば包装シートの外表面へ印刷するなどだけで済むので、特に好ましい。
なお、上記の開封操作部の具体例は、複数を組み合わせたものであってもよく、例えば切り口線などを備えた場合に目印を表示してもよいことは、いうまでもない。
なお、
複数の開封操作部を備えており、開封操作部を選定して開封することで異なる大きさの開口部を開口できることから、同じ形状・構造の包装容器であっても、用途に応じた開封操作部を選定することで、収容物の全量など大量の収容物を手早く取り出す場合と、所定部分へ確実に塗布する等のため少量ずつ取り出す場合とに使い分けることができる。
図1と図2は本考案の第1実施形態を示し、図1は包装容器の一部破断正面図、図2は包装容器を開封した状態を示し、図2(a)は第1開封操作部から開封操作した状態の要部の斜視図、図2(b)は第2開封操作部から開封操作した状態の要部の斜視図である。
上記の包装容器(1)から収容物(6)を少量ずつ取り出す場合は、上記の第1開封操作部(9a)から包装シート(2)が軸直交方向へ切り裂かれる。これにより、図2(a)に示すように、上記の部分幅収容部(5b)に開口面積の小さな開口部(13)が形成される。従って、容器本体(3)の下部を押圧することにより、収容部(5)内の収容物(6)が、この小さな開口部(13)から少量ずつ取り出される。
例えば、図3に示す第2実施形態では、包装シート(2)を1箇所で折り返して縦長の容器本体(3)を形成し、この容器本体(3)の一方の側縁(3a)に沿って、重なり合った包装シート(2)を互いに熱溶着して側縁シール部(15)を形成してある。
この第3実施形態では、上記の第2実施形態と同様、容器本体(3)の一方の側縁(3a)に沿って、側縁シール部(15)が形成してある。この側縁シール部(15)には、図面では表示していないが、上記の側縁(3a)に沿って包装シート(2)を貫通する多数の微細な傷跡が形成してある。このため、この側縁(3a)のいずれの部位からも包装シート(2)を容易に切り裂くことができる。従って、上記の第1開封操作部(9a)には、前記の第1実施形態や第2実施形態と異なって、切り口線や切り口溝が形成されておらず、目印(12)のみが包装シート(2)の表面に印刷してある。
なお、上記の開封操作部(9)は、例えば図4の仮想線に示すように、包装シート(2)に重ね合わせた破断用テープ(17)で構成することも可能である。
また、上記の各実施形態では、上記の目印(12)として、連ねた三角印を包装シート(2)の外表面に印刷したので、開封位置と開封方向を表示できて好ましい。しかし、本考案ではこの目印を、点や菱形、矢印、>字形など、他の形状で構成してもよく、その個数も1個以上の任意の個数で構成することができる。なお、この目印は開封位置を特定できるものであればよく、例えば、包装シートが透明な積層シートである場合などはその内部に印刷してもよく、さらには、凹凸模様など印刷以外の手段でこの目印を形成することも可能である。
2…包装シート
3…容器本体
3a…容器本体(3)の一方の側縁
3b…容器本体(3)の他方の側縁
4…封止部
5…収容部
5a…全幅収容部
5b…部分幅収容部
6…収容物
9…開封操作部
9a…第1開封操作部
9b…第2開封操作部
11…切り口線
12…目印
15…側縁シール部
16…切り口溝
Claims (12)
- 包装シート(2)で縦長の筒状に形成した容器本体(3)の上下両端部をそれぞれ封止し、内部に収容部(5)を形成したスティックタイプの包装容器であって、
上記の収容部(5)は、上下方向中間部で容器本体(3)の左右両側縁(3a・3b)間に形成された幅広の全幅収容部(5a)と、少なくとも一方の端部寄り位置で上記の全幅収容部(5a)よりも幅狭の部分幅収容部(5b)とを備えており、
容器本体(3)の少なくとも一方の側縁(3a)は、上記の部分幅収容部(5b)の側方を含む複数箇所にそれぞれ開封操作部(9)を備え、
1つの開封操作部(9a)から切り裂かれる位置での収容部(5)の軸直交方向断面積を、他の開封操作部(9b)から切り裂かれる位置での収容部(5)の軸直交方向断面積と異ならせたことを特徴とする、包装容器。 - 上記の部分幅収容部(5b)は、上記の端部に向かって幅狭となる形状である、請求項1に記載の包装容器。
- 上記の側縁(3a)は、上記の部分幅収容部(5b)の側方に小口開口用の第1開封操作部(9a)を備え、上記の全幅収容部(5a)の側方に大口開口用の第2開封操作部(9b)を備える、請求項1または請求項2に記載の包装容器。
- 上記の第1開封操作部(9a)は、上記の側縁(3a)から上記の部分幅収容部(5b)に向けて形成した切り口線(11)を備える、請求項3に記載の包装容器。
- 上記の第1開封操作部(9a)は、上記の側縁(3a)に切り口溝(16)を備える、請求項3または請求項4に記載の包装容器。
- 上記の第2開封操作部(9b)は、上記の全幅収容部(5a)の側方で、側縁(3a)の任意の部位に形成される、請求項3から5のいずれか1項に記載の包装容器。
- 上記の第2開封操作部(9b)は、開封位置としての目印(12)が包装シート(2)に表示してある、請求項3から6のいずれか1項に記載の包装容器。
- 上記の容器本体(3)は少なくとも一方の側縁(3a)に沿って形成された側縁シール部(15)を備え、この側縁シール部(15)は、上記の側縁(3a)に沿って包装シート(2)を貫通する多数の微細な傷跡を備える、請求項1から7のいずれか1項に記載の包装容器。
- 上記の容器本体(3)に収容される収容物(6)が液体または粉末である、請求項1から8のいずれか1項に記載の包装容器。
- 上記の容器本体(3)に収容される収容物(6)が、ゼリー、ペーストなど高粘度流動体である、請求項1から8のいずれか1項に記載の包装容器。
- 上記の容器本体(3)に収容される収容物(6)が経口医薬品である、請求項10に記載の包装容器。
- 上記の経口医薬品がリドカイン塩酸塩を含有することを特徴とする、請求項11に記載の包装容器。
Priority Applications (1)
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JP2007007096U JP3137430U6 (ja) | 2007-09-12 | 包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP3137430U6 JP3137430U6 (ja) | 2008-02-28 |
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