JP3135321B2 - 着色したスチレン系樹脂組成物 - Google Patents
着色したスチレン系樹脂組成物Info
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- JP3135321B2 JP3135321B2 JP32417391A JP32417391A JP3135321B2 JP 3135321 B2 JP3135321 B2 JP 3135321B2 JP 32417391 A JP32417391 A JP 32417391A JP 32417391 A JP32417391 A JP 32417391A JP 3135321 B2 JP3135321 B2 JP 3135321B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は各種電気製品、事務機器
のハウジングや雑貨製品に用いる材料として有用な外観
の優れた樹脂組成物に関する。
のハウジングや雑貨製品に用いる材料として有用な外観
の優れた樹脂組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来よりスチレン系樹脂は成形加工性、
寸法安定性、機械的強度のバランスが優れているため、
各種製品の成形材料に使用されている。特に各種電気製
品、事務機器のハウジングや雑貨製品等の外観部品に多
く使用されている。そして、意匠性のため着色され使用
される。これらの用途に使用するスチレン系樹脂の着色
には酸化チタンを使用して着色することが多く、一般的
には酸化チタンと酸化チタンを樹脂中に均一に分散させ
るために脂肪酸金属塩等の分散剤と共に樹脂に練り込む
ことにより行われている。ところが酸化チタンを使用し
着色したスチレン系樹脂を射出成形する場合、黒系の着
色剤を使用していないにもかかわらず、成形品に黒いス
ジ状の模様が発生することがある。この黒いスジ状の模
様を黒条と称している。
寸法安定性、機械的強度のバランスが優れているため、
各種製品の成形材料に使用されている。特に各種電気製
品、事務機器のハウジングや雑貨製品等の外観部品に多
く使用されている。そして、意匠性のため着色され使用
される。これらの用途に使用するスチレン系樹脂の着色
には酸化チタンを使用して着色することが多く、一般的
には酸化チタンと酸化チタンを樹脂中に均一に分散させ
るために脂肪酸金属塩等の分散剤と共に樹脂に練り込む
ことにより行われている。ところが酸化チタンを使用し
着色したスチレン系樹脂を射出成形する場合、黒系の着
色剤を使用していないにもかかわらず、成形品に黒いス
ジ状の模様が発生することがある。この黒いスジ状の模
様を黒条と称している。
【０００３】上記黒条の発生は非常に商品価値を低下さ
せるため、従来から検討が行われている。例えば、９，
１０−ジヒドロ−９−オキサ−１０−ホスファナントレ
ン−１０−オキサイド、ジステアリルペンタエリスリト
ールジホスファイト、テトラキス（２，４−ジ−ｔ−ブ
チルフェニル）４，４’−ビフェニレンジホスファイ
ト、または、三酸化ホウ素をスチレン系樹脂に添加し、
黒条の発生を防止する特開昭６３−８６７４３号記載の
方法や、アルキレン−ビス−脂肪酸アミドや脂肪酸亜鉛
を着色分散剤として使用し、黒条の発生を防止する特開
平２−８８６５９号記載の方法が知られている。しか
し、いずれも黒条の発生を完全に防止するには不充分で
あった。
せるため、従来から検討が行われている。例えば、９，
１０−ジヒドロ−９−オキサ−１０−ホスファナントレ
ン−１０−オキサイド、ジステアリルペンタエリスリト
ールジホスファイト、テトラキス（２，４−ジ−ｔ−ブ
チルフェニル）４，４’−ビフェニレンジホスファイ
ト、または、三酸化ホウ素をスチレン系樹脂に添加し、
黒条の発生を防止する特開昭６３−８６７４３号記載の
方法や、アルキレン−ビス−脂肪酸アミドや脂肪酸亜鉛
を着色分散剤として使用し、黒条の発生を防止する特開
平２−８８６５９号記載の方法が知られている。しか
し、いずれも黒条の発生を完全に防止するには不充分で
あった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、酸化チタン
を含有する着色剤で着色したスチレン系樹脂組成物を使
用して射出成形したときに、成形品に発生する黒いスジ
状模様（黒条）の不良現象を解決することを目的とす
る。
を含有する着色剤で着色したスチレン系樹脂組成物を使
用して射出成形したときに、成形品に発生する黒いスジ
状模様（黒条）の不良現象を解決することを目的とす
る。
【０００５】
【問題を解決するための手段】本発明者らは前記問題点
を解決するため鋭意検討をした結果、ある特定の化合物
を添加することにより目的が達成できることを見出し本
発明に至った。
を解決するため鋭意検討をした結果、ある特定の化合物
を添加することにより目的が達成できることを見出し本
発明に至った。
【０００６】すなわち本発明は、酸化チタンを含有した
スチレン系樹脂において、スチレン系樹脂 100重量部に
対して、無水マレイン酸単量体0.05〜8.0 重量部、また
は無水マレイン酸単量体0.05〜8.0 重量部と無水マレイ
ン酸を少なくとも5.0 重量％以上含有する無水マレイン
酸−スチレン共重合体0.05〜50重量部を含有することを
特徴とする着色したスチレン系樹脂組成物である。
スチレン系樹脂において、スチレン系樹脂 100重量部に
対して、無水マレイン酸単量体0.05〜8.0 重量部、また
は無水マレイン酸単量体0.05〜8.0 重量部と無水マレイ
ン酸を少なくとも5.0 重量％以上含有する無水マレイン
酸−スチレン共重合体0.05〜50重量部を含有することを
特徴とする着色したスチレン系樹脂組成物である。
【０００７】以下、本発明について詳細に説明する。
【０００８】本発明に用いるスチレン系樹脂とは、例え
ばスチレン単量体の単独重合体（ＧＰＰＳ樹脂）、スチ
レン単量体と他共重合可能な単量体との共重合体、例え
ばスチレン−アクリロニトリル共重合樹脂（ＡＳ樹
脂）、又これらをゴム成分にグラフトした重合体、例え
ばハイインパクトポリスチレン樹脂（ＨＩＰＳ樹脂）、
アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合樹脂
（ＡＢＳ樹脂）等が挙げられる。また、これら重合体の
スチレンの一部あるいは全部をα−メチルスチレン、ｐ
−メチルスチレン、ビニルトルエン、ｐ−ターシャリブ
チルスチレン等のビニル芳香族化合物に置き換えたもの
でも良い。又、アクリロニトリルの一部あるいは全部を
メタクリロニトリル等のシアン化ビニル化合物に置き換
えても良い。しかし、好ましくはアクリロニトリル−ス
チレン−ブタジエン共重合樹脂（ＡＢＳ樹脂）である。
ばスチレン単量体の単独重合体（ＧＰＰＳ樹脂）、スチ
レン単量体と他共重合可能な単量体との共重合体、例え
ばスチレン−アクリロニトリル共重合樹脂（ＡＳ樹
脂）、又これらをゴム成分にグラフトした重合体、例え
ばハイインパクトポリスチレン樹脂（ＨＩＰＳ樹脂）、
アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合樹脂
（ＡＢＳ樹脂）等が挙げられる。また、これら重合体の
スチレンの一部あるいは全部をα−メチルスチレン、ｐ
−メチルスチレン、ビニルトルエン、ｐ−ターシャリブ
チルスチレン等のビニル芳香族化合物に置き換えたもの
でも良い。又、アクリロニトリルの一部あるいは全部を
メタクリロニトリル等のシアン化ビニル化合物に置き換
えても良い。しかし、好ましくはアクリロニトリル−ス
チレン−ブタジエン共重合樹脂（ＡＢＳ樹脂）である。
【０００９】本発明に用いる酸化チタンは一般に使用さ
れているものであれば特に制限はなく、平均粒子径は0.
01〜0.5 μｍまであらゆる大きさの粒子径のものが使用
できる。結晶構造はルチル型のものでもアナタース型の
ものでもよい。また、表面は処理されていなくても良い
が、予め酸化アルミ等で処理されたものが好ましく用い
られる。酸化チタンの添加量は通常樹脂 100重量部に対
して0.1 〜5.0 重量部であり、0.1 重量部より少ないと
着色性が不充分であり、5.0 重量部より多いと樹脂の強
度が低下し好ましくない。
れているものであれば特に制限はなく、平均粒子径は0.
01〜0.5 μｍまであらゆる大きさの粒子径のものが使用
できる。結晶構造はルチル型のものでもアナタース型の
ものでもよい。また、表面は処理されていなくても良い
が、予め酸化アルミ等で処理されたものが好ましく用い
られる。酸化チタンの添加量は通常樹脂 100重量部に対
して0.1 〜5.0 重量部であり、0.1 重量部より少ないと
着色性が不充分であり、5.0 重量部より多いと樹脂の強
度が低下し好ましくない。
【００１０】無水マレイン酸単量体の含有量は当該スチ
レン系樹脂組成物 100重量部に対して0.05〜8.0 重量部
であり、好ましくは0.1 〜3.0 重量部である。無水マレ
イン酸単量体が0.05重量部より少ないと射出成形品表面
に黒条が発生し易く、8.0 重量部より多いと成形加工時
に無水マレイン酸単量体が互いに重合し、２〜３量体を
中心とする低分子量物を多量に生成し、スチレン系樹脂
の物性、特に耐熱性を著しく低下させるため好ましくな
い。
レン系樹脂組成物 100重量部に対して0.05〜8.0 重量部
であり、好ましくは0.1 〜3.0 重量部である。無水マレ
イン酸単量体が0.05重量部より少ないと射出成形品表面
に黒条が発生し易く、8.0 重量部より多いと成形加工時
に無水マレイン酸単量体が互いに重合し、２〜３量体を
中心とする低分子量物を多量に生成し、スチレン系樹脂
の物性、特に耐熱性を著しく低下させるため好ましくな
い。
【００１１】無水マレイン酸−スチレン共重合体は、無
水マレイン酸単量体とスチレン系単量体の共重合体であ
り、スチレン系単量体は当該スチレン系樹脂に用いられ
る前記スチレン系単量体から構成されるが、特に好まし
くはスチレン及びα−メチルスチレンであり、かかるス
チレン系単量体の少なくとも一種以上が用いられる。ま
た所望に応じてアクリロニトリル系単量体、マレイミド
系単量体、アクリル酸エステル系単量体等も前記スチレ
ン系単量体と併せて用いることができる。
水マレイン酸単量体とスチレン系単量体の共重合体であ
り、スチレン系単量体は当該スチレン系樹脂に用いられ
る前記スチレン系単量体から構成されるが、特に好まし
くはスチレン及びα−メチルスチレンであり、かかるス
チレン系単量体の少なくとも一種以上が用いられる。ま
た所望に応じてアクリロニトリル系単量体、マレイミド
系単量体、アクリル酸エステル系単量体等も前記スチレ
ン系単量体と併せて用いることができる。
【００１２】無水マレイン酸−スチレン共重合体中に含
有される無水マレイン酸の割合（該共重合体セグメント
に含有される無水マレイン酸の割合）は、少なくとも5.
0 重量％以上であることが必要であり、好ましくは10.0
重量％以上である。無水マレイン酸の割合が5.0 重量％
より少ないと射出成形品に黒条が発生し易くなり好まし
くない。
有される無水マレイン酸の割合（該共重合体セグメント
に含有される無水マレイン酸の割合）は、少なくとも5.
0 重量％以上であることが必要であり、好ましくは10.0
重量％以上である。無水マレイン酸の割合が5.0 重量％
より少ないと射出成形品に黒条が発生し易くなり好まし
くない。
【００１３】前記無水マレイン酸−スチレン共重合体は
ゴム質重合体、例えばブタジエン、スチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体等により変性することも可能であ
る。
ゴム質重合体、例えばブタジエン、スチレン−ブタジエ
ンブロック共重合体等により変性することも可能であ
る。
【００１４】無水マレイン酸−スチレン共重合体の含有
量はスチレン系樹脂 100重量部に対して0.05〜50重量部
であり、特に好ましくは0.5 〜10重量部である。含有量
が0.05重量部より少ないと射出成形品表面に黒条が発生
し易く、50重量部より多いとスチレン系樹脂の物性、特
に耐衝撃性を低下させるため好ましくない。
量はスチレン系樹脂 100重量部に対して0.05〜50重量部
であり、特に好ましくは0.5 〜10重量部である。含有量
が0.05重量部より少ないと射出成形品表面に黒条が発生
し易く、50重量部より多いとスチレン系樹脂の物性、特
に耐衝撃性を低下させるため好ましくない。
【００１５】無水マレイン酸単量体に換えて、マレイン
酸、フマル酸、シトラコン酸、メタコン酸、グルタコン
酸、メチレンコハク酸、アリルマロン酸等の不飽和ジカ
ルボン酸単量体を用いても所期の改良効果は得られな
い。一方、無水マレイン酸を変性したシトラコン酸無水
物の如き不飽和ジカルボン酸無水物には改良効果は認め
られるが、その効果は無水マレイン酸に劣る。
酸、フマル酸、シトラコン酸、メタコン酸、グルタコン
酸、メチレンコハク酸、アリルマロン酸等の不飽和ジカ
ルボン酸単量体を用いても所期の改良効果は得られな
い。一方、無水マレイン酸を変性したシトラコン酸無水
物の如き不飽和ジカルボン酸無水物には改良効果は認め
られるが、その効果は無水マレイン酸に劣る。
【００１６】尚、無水マレイン酸単量体と無水マレイン
酸−スチレン共重合体の併用も差し支えない。
酸−スチレン共重合体の併用も差し支えない。
【００１７】本発明で用いる無水マレイン酸−スチレン
共重合体は塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合法等の公
知の方法によって得られる。
共重合体は塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合法等の公
知の方法によって得られる。
【００１８】本発明の樹脂組成物の製造方法は特に制限
はなく、例えば酸化チタン、無水マレイン酸単量体若し
くは無水マレイン酸−スチレン共重合体及びスチレン系
樹脂とを予めヘンシェルミキサー、タンブラー等で混合
し、その混合物を押出機、ニーダー等を使用しペレット
化する方法や、スチレン系樹脂の重合時に無水マレイン
酸−スチレン共重合体を混合し、得られた樹脂組成物の
ペレットと酸化チタンを前記方法で混合、ペレット化す
る方法等が行われる。
はなく、例えば酸化チタン、無水マレイン酸単量体若し
くは無水マレイン酸−スチレン共重合体及びスチレン系
樹脂とを予めヘンシェルミキサー、タンブラー等で混合
し、その混合物を押出機、ニーダー等を使用しペレット
化する方法や、スチレン系樹脂の重合時に無水マレイン
酸−スチレン共重合体を混合し、得られた樹脂組成物の
ペレットと酸化チタンを前記方法で混合、ペレット化す
る方法等が行われる。
【００１９】本発明に於いては必要に応じて、酸化チタ
ン以外の添加物、例えば着色剤、帯電防止剤、酸化防止
剤、可塑剤、紫外線吸収剤等を添加することができる。
ン以外の添加物、例えば着色剤、帯電防止剤、酸化防止
剤、可塑剤、紫外線吸収剤等を添加することができる。
【００２０】
【実施例】以下に実施例及び比較例によって本発明を更
に具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの例に制
限されるものではない。
に具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの例に制
限されるものではない。
【００２１】実施例１〜４ 表１に示す配合に従って予備混合し、押出機を用いてシ
リンダー温度220 ℃にてペレット化した。得られたペレ
ットを東芝機械社製IS-80EPN射出成形機を用いて、シリ
ンダー温度 240℃、スクリュー背圧20kg／cm2 、スクリ
ュー回転数 100rpm、金型温度50℃にて50×150mm 平板
を 100枚成形し、黒条の発生した枚数を調べた。結果を
表１に示す。いずれも黒条は発生しなかった。
リンダー温度220 ℃にてペレット化した。得られたペレ
ットを東芝機械社製IS-80EPN射出成形機を用いて、シリ
ンダー温度 240℃、スクリュー背圧20kg／cm2 、スクリ
ュー回転数 100rpm、金型温度50℃にて50×150mm 平板
を 100枚成形し、黒条の発生した枚数を調べた。結果を
表１に示す。いずれも黒条は発生しなかった。
【００２２】
【表１】
【００２３】比較例１〜９ 表２に示す配合以外は実施例と同様にして、黒条の発生
した枚数を調べた。結果を表２に示す。本発明の範囲外
では、いずれも多数の黒条が発生した。
した枚数を調べた。結果を表２に示す。本発明の範囲外
では、いずれも多数の黒条が発生した。
【００２４】
【表２】
【００２５】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物を使用した射出成形
の成形品には黒条が発生せず、極めて産業上の利用価値
が高い。
の成形品には黒条が発生せず、極めて産業上の利用価値
が高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｃ０８Ｌ 35:00） (Ｃ０８Ｌ 55/02 35:00） (56)参考文献 特開 平２−194048（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−234043（ＪＰ，Ａ) 特公 昭49−46146（ＪＰ，Ｂ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C08L 25/00 - 25/18 C08L 35/00 - 35/08 C08L 51/04 C08L 55/02 C08K 3/22 C08K 5/09 - 5/092
Claims (2)
- 【請求項１】酸化チタンを含有したスチレン系樹脂にお
いて、スチレン系樹脂１００重量部に対して、無水マレ
イン酸単量体０．０５〜８．０重量部、又は無水マレイ
ン酸単量体０．０５〜８．０重量部と無水マレイン酸を
少なくとも５．０重量％以上含有する無水マレイン酸−
スチレン共重合体０．０５〜５０重量部を含有すること
を特徴とする着色したスチレン系樹脂組成物。 - 【請求項２】スチレン系樹脂がアクリロニトリル−スチ
レン−ブタジエン共重合体である請求項１記載の着色し
たスチレン系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32417391A JP3135321B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 着色したスチレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32417391A JP3135321B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 着色したスチレン系樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05156102A JPH05156102A (ja) | 1993-06-22 |
| JP3135321B2 true JP3135321B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=18162913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32417391A Expired - Lifetime JP3135321B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 着色したスチレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3135321B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6133360A (en) * | 1998-10-23 | 2000-10-17 | General Electric Company | Polycarbonate resin blends containing titanium dioxide |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP32417391A patent/JP3135321B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05156102A (ja) | 1993-06-22 |
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