JP3134650U - 詰め替え用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】平時は偏平の注出口部を、中空の注出口部にして、ブローボトル本体の注ぎ口に宛がい、透明な底部外側の貼着したシールを剥して、空気抜き孔の弁を作動させ、詰め替え用容器内に空気を送り込み、中空の注出口部によって注出流路が閉塞することなく確保され、内包した液状洗剤の移し替えを、短時間かつ容易に行う。
【解決手段】注出速度を速めるために透明な底部3に弁付き空気抜き孔と、不必要な内包物の漏れを防ぐための空気抜き孔に外側から貼着したシール6を備え、注出流路が閉塞せずに安定して容易に注出するために、平時は偏平だが、詰め替え時には中空となる注出口部を備えた詰め替え用容器。
【選択図】 図1
【解決手段】注出速度を速めるために透明な底部3に弁付き空気抜き孔と、不必要な内包物の漏れを防ぐための空気抜き孔に外側から貼着したシール6を備え、注出流路が閉塞せずに安定して容易に注出するために、平時は偏平だが、詰め替え時には中空となる注出口部を備えた詰め替え用容器。
【選択図】 図1
Description
本考案は、液体または性情が流動体である、シャンプー・リンス・ハンドソープ・ボディーソープ・洗濯用洗剤等〔以下液状洗剤〕の容器として用いられる、プラスチックのブローボトルの詰め替え用容器に関し、詳しくは、詰め替え用容器内の洗剤を、ブローボトルに詰め替え易くするための詰め替え用容器に関する。
現在、液状洗剤の容器としては、熱可塑性プラスチックのブローボトルが主に使用されているが、省資源及び廃棄物の減少を考え、使用するブローボトルの再使用を図る目的で、内容物が別途詰め替え用容器に収納されて販売されることも多く、詰め替え用容器として、プラスチックの3方シールタイプ・4方シールタイプ・ピロータイプ・スタンドパックタイプ等のパウチが一般的である。
しかしながら、従来の詰め替え用容器は、液状洗剤を充填して販売することを主目的として製作されており、大半の製品については、このプラスチックパウチの詰め替え用容器内の液状洗剤をブローボトルに移し替える際に、細心の注意を払わなければその液状洗剤を外部に零したり、性情が半流動物の液状洗剤では、容器底面部分に溜まった内容物を最後まで移し替えることが難しいなどの欠点があつた。
上記の問題を解決するために、内包する液状洗剤を詰め替えるのを容易にする目的で、注出速度を速めるための、透明な底部に弁付き空気抜き孔と、不必要な内包物の漏れを防ぐための、空気抜き孔に外側から貼着したシールを備え、注出流路が閉塞せずに安定して容易に注出するための、平時は偏平だが、使用時には中空となる注出口部を備えたことを特徴とする詰め替え用容器を考案した。
本考案の、平時は偏平の注出口部を、中空の注出口部にして、ブローボトル本体の注ぎ口に宛がい、透明な底部外側の貼着したシールを剥して、空気抜き孔の弁を作動させ、詰め替え用容器内に空気を送り込み、中空の注出口部によって注出流路が閉塞することなく確保され、内包した液状洗剤の移し替えを、短時間かつ容易に行うことができるので、利用し易くなり、該詰め替え用容器の需要が多くなることで、ブローボトル本体の使用期間も長くなり、本体処分時のダイオキシン発生、資源の無駄使い等の問題を軽減することができる。
本考案を、図面によって説明する。
図1は、スタンドパックタイプの本考案プラスチックパウチ本体の斜視図である。出荷時の姿で、本体1の透明な底部3に貼着したシール6と注出口部7を備え、注出口部7は偏平な形状のまま、切り取り線9を有する袋状先端部8に収納されている。
図2は、スタンドパックタイプの本考案プラスチックパウチ本体の、弁付き空気抜き孔を備えた透明な底部の斜視図である。空気抜き孔4は内側の弁5により塞がれている。
図3は、スタンドパックタイプの本考案プラスチックパウチ本体の、内包物の漏れを防ぐために外側からシールを貼着した、透明なプラスチックパウチ底部の斜視図である。空気抜き孔と内側の弁は外側から貼着したシール6により隠されている。
図4は、スタンドパックタイプの本考案プラスチックパウチ本体の、内包物の漏れを防ぐために外側からシールを貼着した、透明なプラスチックパウチ底部の、空気抜き孔・内側の弁・外側から貼着したシールを切断部指定線10で切断した断面図である。透明な底部3の空気抜き孔4は、内側の弁5によって塞がれ、更に外側から透明な底部3の空気抜き孔4は内側の弁5の中心部と共にシール6によって塞がれている。
図5は、本考案注出口用部材の斜視図である。尚、本考案注出口用部材は、公知の塩化ビニール樹脂を用い、プラスチックパウチの大きさや使用目的に合わせ原則としては偶数の多角形を構築出来るものであれば何角形でも良いが、該明細書では便宜上六角形を使用している。注出口用部材11は、端凹部12、端凸部13、内凹部14、内凸部15を備えている。
図6は、本考案注出口用部材二枚を向かい合わせて作成した偏平な注出口部の斜視図である。向かい合わせた注出口用部材11は、左端凸部13が左端凹部12内側に、右端凸部13が右端凹部12内側に各々包まれる形で偏平な注出口部を作成している。
図7は、、本考案注出口用部材二枚を向かい合わせて作成した偏平な注出口部を、親指と人差し指で内側に向けて挟み込んで変形させた中空の注出口部の正面図である。親指16と人差し指17で内側に向けて挟み込んむ力で、左端凸部13が左端凹部12内側に、右端凸部13が右端凹部12内側に各々包まれて嵌合し、四個所の内凹部14と内凸部15は、それぞれが隣接する内凹部14内に内凸部15が入り込む形で嵌合して、全体で六角形の中空の注出口部18を形成している。
図8は、袋状先端部を切り離し、偏平な注出口部を露出させた本考案のプラスチックパウチ本体上部の斜視図である。袋状先端部8は切り取り線9でプラスチックパウチ本体1の上部から切り離され、偏平な注出口部7を露出させている。この時偏平な注出口部7は船底型の遊び代を持つ内袋19によって支えられ、この内袋19は同時にプラスチックパウチ本体1内の内容物即ち液状洗剤の流出を妨げる内蓋の役目をも兼ねている。
図9は、偏平な注出口部を露出させた後、六角形の中空の注出口部を形成した本考案のプラスチックパウチ本体上部の斜視図である。船底型の遊び代を持つ内袋19は、偏平な注出口部7を親指16と人差し指17で内側に向けて挟み込んで六角形の中空の注出口部18に変形させる時に船底型の遊び代を使用され、船底型からやや平坦な形状になっている。
図1は、スタンドパックタイプの本考案プラスチックパウチ本体の斜視図である。出荷時の姿で、本体1の透明な底部3に貼着したシール6と注出口部7を備え、注出口部7は偏平な形状のまま、切り取り線9を有する袋状先端部8に収納されている。
図2は、スタンドパックタイプの本考案プラスチックパウチ本体の、弁付き空気抜き孔を備えた透明な底部の斜視図である。空気抜き孔4は内側の弁5により塞がれている。
図3は、スタンドパックタイプの本考案プラスチックパウチ本体の、内包物の漏れを防ぐために外側からシールを貼着した、透明なプラスチックパウチ底部の斜視図である。空気抜き孔と内側の弁は外側から貼着したシール6により隠されている。
図4は、スタンドパックタイプの本考案プラスチックパウチ本体の、内包物の漏れを防ぐために外側からシールを貼着した、透明なプラスチックパウチ底部の、空気抜き孔・内側の弁・外側から貼着したシールを切断部指定線10で切断した断面図である。透明な底部3の空気抜き孔4は、内側の弁5によって塞がれ、更に外側から透明な底部3の空気抜き孔4は内側の弁5の中心部と共にシール6によって塞がれている。
図5は、本考案注出口用部材の斜視図である。尚、本考案注出口用部材は、公知の塩化ビニール樹脂を用い、プラスチックパウチの大きさや使用目的に合わせ原則としては偶数の多角形を構築出来るものであれば何角形でも良いが、該明細書では便宜上六角形を使用している。注出口用部材11は、端凹部12、端凸部13、内凹部14、内凸部15を備えている。
図6は、本考案注出口用部材二枚を向かい合わせて作成した偏平な注出口部の斜視図である。向かい合わせた注出口用部材11は、左端凸部13が左端凹部12内側に、右端凸部13が右端凹部12内側に各々包まれる形で偏平な注出口部を作成している。
図7は、、本考案注出口用部材二枚を向かい合わせて作成した偏平な注出口部を、親指と人差し指で内側に向けて挟み込んで変形させた中空の注出口部の正面図である。親指16と人差し指17で内側に向けて挟み込んむ力で、左端凸部13が左端凹部12内側に、右端凸部13が右端凹部12内側に各々包まれて嵌合し、四個所の内凹部14と内凸部15は、それぞれが隣接する内凹部14内に内凸部15が入り込む形で嵌合して、全体で六角形の中空の注出口部18を形成している。
図8は、袋状先端部を切り離し、偏平な注出口部を露出させた本考案のプラスチックパウチ本体上部の斜視図である。袋状先端部8は切り取り線9でプラスチックパウチ本体1の上部から切り離され、偏平な注出口部7を露出させている。この時偏平な注出口部7は船底型の遊び代を持つ内袋19によって支えられ、この内袋19は同時にプラスチックパウチ本体1内の内容物即ち液状洗剤の流出を妨げる内蓋の役目をも兼ねている。
図9は、偏平な注出口部を露出させた後、六角形の中空の注出口部を形成した本考案のプラスチックパウチ本体上部の斜視図である。船底型の遊び代を持つ内袋19は、偏平な注出口部7を親指16と人差し指17で内側に向けて挟み込んで六角形の中空の注出口部18に変形させる時に船底型の遊び代を使用され、船底型からやや平坦な形状になっている。
本考案の、詰め替え用容器を利用することで、プラスチックパウチの詰め替え用容器内の液状洗剤をブローボトルに移し替える際に、その液状洗剤を外部に零したり、性情が半流動物の液状洗剤では、容器底面部分に溜まった内容物を最後まで移し替えることが難しいなどの欠点を取り除くことができ、内包した液状洗剤の移し替えを、短時間かつ容易に行うことができるので資源の無駄使い、ブローボトル処分時のダイオキシン発生等問題などを軽減することが期待できる。
1、スタンドパックタイプのプラスチックパウチ本体
2、スタンドパックタイプのプラスチックパウチ本体シール部
3、スタンドパックタイプのプラスチックパウチ本体の透明な底部
4、空気孔
5、弁
6、透明な底部に貼着されたシール
7、偏平な注出口部
8、袋状先端部
9、切り取り線
10、切断部指定線
11、注出口用部材
12、注出口用部材端部凹部
13、注出口用部材端部凸部
14、注出口用部材内部凹部
15、注出口用部材内部凸部
16、親指
17、人差し指
18、六角形の中空の注出口部
19、船底型の遊び代
20、スタンドパックタイプのプラスチックパウチ本体の透明な底部の折れ込み中心線
21、プラスチックパウチ本体を指先で保持するための孔
2、スタンドパックタイプのプラスチックパウチ本体シール部
3、スタンドパックタイプのプラスチックパウチ本体の透明な底部
4、空気孔
5、弁
6、透明な底部に貼着されたシール
7、偏平な注出口部
8、袋状先端部
9、切り取り線
10、切断部指定線
11、注出口用部材
12、注出口用部材端部凹部
13、注出口用部材端部凸部
14、注出口用部材内部凹部
15、注出口用部材内部凸部
16、親指
17、人差し指
18、六角形の中空の注出口部
19、船底型の遊び代
20、スタンドパックタイプのプラスチックパウチ本体の透明な底部の折れ込み中心線
21、プラスチックパウチ本体を指先で保持するための孔
Claims (4)
- 内包する液体または性情が流動体である、シャンプー・リンス・ハンドソープ・ボディーソープ・洗濯用洗剤等の移し変えを容易にする目的で、弁付き空気抜き孔を備えたことを特徴とする詰め替え用容器
- 内包する液体または性情が流動体である、シャンプー・リンス・ハンドソープ・ボディーソープ・洗濯用洗剤等の移し変えを容易にする弁付き空気抜き孔と、弁付き空気抜き孔からの不用意な内包物の漏れを防止する目的で、外側から貼着したシールを備えたことを特徴とする詰め替え用容器
- 内包する液体または性情が流動体である、シャンプー・リンス・ハンドソープ・ボディーソープ・洗濯用洗剤等の移し変えを容易にする目的で、透明な底部に弁付き空気抜き孔と、弁付き空気抜き孔からの不用意な内包物の漏れを防ぐ外側から貼着したシールを備えたことを特徴とする詰め替え用容器
- 内包する液体または性情が流動体である、シャンプー・リンス・ハンドソープ・ボディーソープ・洗濯用洗剤等の移し変えを容易にする、透明な底部に弁付き空気抜き孔と、弁付き空気抜き孔からの不用意な内包物の漏れを防ぐ外側から貼着したシールを備え、同時に、平時は偏平で詰め替え時には中空の多角形に変形可能な注出口部材で作成された注出口部を備えたことを特徴とする詰め替え用容器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003611U JP3134650U (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | 詰め替え用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007003611U JP3134650U (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | 詰め替え用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3134650U true JP3134650U (ja) | 2007-08-23 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014061897A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Pola Chem Ind Inc | 収容容器 |
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2007
- 2007-05-18 JP JP2007003611U patent/JP3134650U/ja not_active Expired - Fee Related
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