JP3134481B2 - 静磁波装置 - Google Patents

静磁波装置

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JP3134481B2 JP04101739A JP10173992A JP3134481B2 JP 3134481 B2 JP3134481 B2 JP 3134481B2 JP 04101739 A JP04101739 A JP 04101739A JP 10173992 A JP10173992 A JP 10173992A JP 3134481 B2 JP3134481 B2 JP 3134481B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は静磁波装置に関し、特
に、たとえばYIG(イットリウム,アイアン,ガーネ
ット)素子などのフェリ磁性素子と、そのフェリ磁性素
子に磁界を印加するための磁石と、そのフェリ磁性素子
に関連して設けられるトランスデューサとを有する、静
磁波装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は実願平1−148370号(実
開平3−86601号)に開示され、かつ、この発明の
背景となる従来の静磁波装置の一例を示す断面図解図で
ある。この静磁波装置1は、金属からなる筐体2を含
み、この筐体2内には、その高さ方向の中間に、たとえ
ばアルミナからなる誘電体基板3が設けられる。この誘
電体基板3の下面には、たとえば短冊状のYIG素子4
が設けられ、さらに、YIG素子4の下には、アース板
5が設けられる。また、誘電体基板3の上面には、2つ
のトランスデューサ(図示せず)が間隔を隔てて設けら
れる。これらのトランスデューサは、筐体2の側壁を貫
通する2つの同軸コネクタ(図示せず)に、それぞれ接
続される。
【0003】さらに、筐体2内には、誘電体基板3など
を挟むようにして、YIG素子4に直流磁界を印加する
ための磁石6aおよび6bが、それぞれ設けられる。こ
の静磁波装置1では、たとえば、一方の同軸コネクタに
信号を入力して一方のトランスデューサに信号を与えれ
ば、その信号が体積前進静磁波(MSFVW)として励
起される。そして、その体積前進静磁波は、YIG素子
4上で他方のトランスデューサ側に伝搬され、そのトラ
ンスデューサで受信され、他方の同軸コネクタから信号
として出力される。
【0004】なお、この静磁波装置1には、その筐体2
の上壁に、2つの調整ねじ7aおよび7bが螺合されて
いる。これらの調整ねじ7aおよび7bは、YIG素子
4に印加する磁界の分布を調整するためのものである。
さらに、その筐体2の下壁には、別の調整ねじ8が螺合
され、その調整ねじ8の先端には、別の磁石9が固着さ
れている。これらの調整ねじ8および磁石9は、YIG
素子4に印加する磁界の大きさを変えて、この静磁波装
置1の周波数特性を変えるためのものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この静磁波
装置1では、2つの磁石6aおよび6bの間隔や筐体2
および磁石6aの間隔をそれぞれ所定の間隔に維持しな
ければならなく、YIG素子,磁石およびトランスデュ
ーサの位置決めが困難であって、組立を行う時に作業性
および生産性が悪い。
【0006】そこで、本願発明者は、フェリ磁性素子,
磁石およびトランスデューサの位置決めを容易にするた
めに、それらを金属からなるホルダに収納することを提
案しているが、それでは全体の重量が重くなってしま
う。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、フ
ェリ磁性素子,磁石およびトランスデューサを容易にか
つ正確に位置決めすることができかつ軽量である、静磁
波装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる静磁波
装置は、フェリ磁性素子と、フェリ磁性素子に磁界を印
加するための磁石と、フェリ磁性素子に関連して設けら
れるトランスデューサとを有する静磁波装置であって、
フェリ磁性素子を収納するためのフェリ磁性素子収納部
と、磁石をフェリ磁性素子に対して所定の位置に収納す
るための磁石収納部と、トランスデューサをフェリ磁性
素子に対して所定の位置に収納するためのトランスデュ
ーサ収納部とを有する合成樹脂からなるホルダを含む、
静磁波装置である。
【0009】
【作用】ホルダのフェリ磁性素子収納部には、フェリ磁
性素子が収納される。また、ホルダの磁石収納部には、
磁石が収納される。この場合、磁石は、フェリ磁性素子
に対して所定の位置に収納される。さらに、ホルダのト
ランスデューサ収納部には、トランスデューサが収納さ
れる。この場合、トランスデューサは、フェリ磁性素子
に対して所定の位置に収納される。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、フェリ磁性素子,磁
石およびトランスデューサを容易にかつ正確に位置決め
できる、静磁波装置が得られる。そのため、この発明に
かかる静磁波装置は、組立時に作業性および生産性がよ
い。しかも、この発明によれば、ホルダが合成樹脂から
なるため、金属からなるホルダを用いる場合に比べて、
静磁波装置が軽量となる。
【0011】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す分解斜視図
であり、図2は図1に示す実施例の組み立てた状態にお
ける図1の線II−IIにおける断面図である。この静
磁波装置10は、合成樹脂からなるたとえば矩形板状の
ホルダ12を含む。
【0013】このホルダ12は、磁石収納部として、た
とえば平面矩形の凹部14を有する。この凹部14は、
ホルダ12の下面に開口部を有する。
【0014】また、このホルダ12の上面には、フェリ
磁性素子収納部として、たとえば長方形の凹部16が形
成される。この凹部16は、ホルダ12の一方の対角線
上に延びるように、長方形に形成される。また、ホルダ
12の凹部16の底面には、その長手方向の一端側,中
央および他端側に、それぞれ、2つずつの位置決め用の
凸部18aが、その幅方向に所定の間隔を隔てて形成さ
れる。さらに、この凹部16の底面の長手方向の一端お
よび他端には、それぞれ、2つずつの位置決め用の凸部
18bが形成される。なお、凹部16の底部の長手方向
の一端および他端には、スルーホール20がそれぞれ形
成されている。
【0015】さらに、ホルダ12の上面には、トランス
デューサ収納部として、たとえば、2つの矩形の凹部2
2aおよび22bと、2つの折れ曲がった凹部24aお
よび24bとが、それぞれ、凹部16に通じるように凹
部16より浅く形成される。この場合、凹部22aおよ
び24aは、凹部16の長手方向の一端側において、そ
の幅方向の一端および他端にそれぞれ形成される。な
お、折れ曲がった凹部24aは、ホルダ12の一方側面
にわたって形成される。同様に、凹部22bおよび24
bは、凹部16の長手方向の他端側において、その幅方
向の他端および一端にそれぞれ形成される。なお、凹部
24bは、ホルダ12の他方側面にわたって形成され
る。
【0016】また、矩形の凹部22aの底部には2つの
スルーホール26aが形成され、矩形の凹部22bの底
部にも2つのスルーホール26bが形成されている。
【0017】このホルダ12の表面全面には、たとえば
金などの導体をめっきすることなどによって、アース導
体層28が形成される。
【0018】このホルダ12の凹部14には、磁石30
が収納され固着される。
【0019】また、ホルダ12の上面の凹部16には、
フェリ磁性素子としてたとえば短冊状のYIG素子32
が収納される。この場合、YIG素子32は、6つの凸
部18aと4つの凸部18bとで位置決めされる。
【0020】さらに、ホルダ12の凹部22a,22
b,24aおよび24bには、2つのトランスデューサ
34aおよび34bが収納される。すなわち、トランス
デューサ34aおよび34bは、たとえばアルミナなど
の誘電体からなる略J字形の誘電体基板36aおよび3
6bの一方主面に、それぞれ形成されている。そして、
一方の誘電体基板36aがホルダ12の凹部22aおよ
び24aに嵌め込まれ、他方の誘電体基板36bが凹部
22bおよび24bに嵌め込まれる。したがって、トラ
ンスデューサ34aおよび34bは、平面的に見て、Y
IG素子32の一端近傍および他端近傍をそれぞれ横切
る。
【0021】また、これらのトランスデューサ34aお
よび34bと誘電体基板36aおよび36bとの一端部
には、ホルダ12のスルーホール26aおよび26bに
対応して、スルーホール38aおよび38bが、それぞ
れ形成されている。そして、トランスデューサ34aお
よび34bの一端は、これらのスルーホール26a,2
6b,38aおよび38bで、アース導体層28に接続
される。
【0022】さらに、ホルダ12の上面には、アース導
体としてたとえば銅などの導体からなる薄板40が固着
される。この場合、ホルダ12の上面の凹部にトランス
デューサ34aおよび34bが設けられるので、薄板4
0は、トランスデューサ34aおよび34bに接触しな
い。
【0023】さらに、必要に応じて、ホルダ12は、た
とえば金属ケース(図示せず)に収納され、2つのトラ
ンスデューサ34aおよび34bの他端は、金属ケース
を貫通する入出力端子としての2つの同軸コネクタ(図
示せず)の中心導体に、それぞれ接続される。なお、こ
れらの同軸コネクタの外導体は、金属ケースを介して、
アース導体層28に接続される。
【0024】この静磁波装置10では、ホルダ12によ
って、磁石30とYIG素子32とトランスデューサ3
4aおよび34bとを容易にかつ正確に位置決めするこ
とができる。そのため、この静磁波装置10は、その組
立時の作業性および生産性がよい。
【0025】しかも、この静磁波装置10では、ホルダ
12が合成樹脂で形成されているため、金属からなるホ
ルダを用いたものと比べて軽量となる。
【0026】また、この静磁波装置10では、2つのト
ランスデューサ34aおよび34bの近傍に導体からな
る薄板40が設けられて凹部16が使用周波数域でカッ
トオフ導波路になるため、2つのトランスデューサ34
aおよび34bの一方から他方へ直接的に到達するいわ
ゆる直達波が抑制される。
【0027】さらに、この静磁波装置10では、磁石3
0とYIG素子32とトランスデューサ34aおよび3
4bとが一体的となるので、その部品点数が削減され
る。
【0028】図3はこの発明の他の実施例を示す分解斜
視図であり、図4は図3に示す実施例の組み立てた状態
における図3の線IV−IVにおける断面図である。こ
の実施例では、特に、ホルダ12において、凹部16の
長手方向における一端側および他端側に、2つの***部
12aおよび12bがそれぞれ形成される。一方の***
部12aの上面は、トランスデューサ収納部としての凹
部22aおよび凹部24aの底面と平らに形成される。
また、他方の***部12bの上面は、トランスデューサ
収納部としての凹部22bおよび凹部24bの底面と平
らに形成される。なお、このホルダ12において、凹部
16の底部には、YIG素子32を位置決めるするため
の凸部やスルーホールが形成されていない。
【0029】また、この実施例では、アース導体層28
は、ホルダ12のほぼ表面全面に形成されるが、凹部1
4の上面と、凹部16,22a,22b,24aおよび
24bの底面と、ホルダ12の一方側面および他方側面
において凹部24aおよび24bの近傍部分とには形成
されない。
【0030】さらに、トランスデューサ34aおよび3
4bは、ホルダ12の***部12aおよび12bの上面
と凹部22a,22b,24aおよび24bの底面と
に、たとえば金などの導体をめっきすることなどによっ
て、アース導体層28とともに形成される。
【0031】また、ホルダ12の凹部14には、フェリ
磁性素子としてのYIG素子32とアース導体としてた
とえば銅などの導体からなる別の薄板42と磁石30と
が、収納され固着される。この場合、ホルダ12の凹部
14の上面には、図1および図2に示す実施例における
凸部18aおよび18bと同様な多数の凸部(図示せ
ず)が形成されていて、YIG素子32は、これらの凸
部で位置決めされ、あるいは、たとえば接着剤で接着さ
れる。もちろん、それらの凸部と接着剤とを併用してY
IG素子32の位置決め固定を行ってもよい。
【0032】図3および図4に示す実施例でも、ホルダ
12によって、磁石30とYIG素子32とトランスデ
ューサ34aおよび34bとを容易にかつ正確に位置決
めすることができるので、組立時の作業性および生産性
がよい。しかも、この実施例でも、ホルダ12が合成樹
脂で形成されているため、金属からなるホルダを用いた
ものと比べて軽量となる。また、この実施例では、導体
からなる2枚の薄板40および42によって、一方のト
ランスデューサから他方のトランスデューサへの直達波
がさらに抑制される。さらに、この実施例でも、その部
品点数が削減される。
【0033】図5はこの発明のさらに他の実施例を示す
分解斜視図であり、図6は図5に示す実施例の組み立て
た状態における図5の線VI−VIにおける断面図であ
る。この実施例では、特に、ホルダ12において、凹部
16の底部の長手方向の一端部,中央部および他端部
が、凹部14に通じるように開口される。すなわち、ホ
ルダ12は、凹部16を横切る2つの架橋部13aおよ
び13bを有する。架橋部13aおよび13bの上面
は、トランスデューサ収納部としての凹部22a,22
b,24aおよび24bの底面と平らに形成される。ま
た、架橋部13aおよび13bの下面は、凹部14の上
面よりYIG素子32の厚みだけ上方に形成される。
【0034】また、アース導体層28は、ホルダ12に
おいて、架橋部13aおよび13bの表面と、凹部22
a,22b,24aおよび24bの底面と、一方側面お
よび他方側面の凹部24aおよび24bの近傍部分とを
除く表面に形成される。
【0035】さらに、トランスデューサ34aおよび3
4bは、ホルダ12の架橋部13aおよび13bの上面
と凹部22a,22b,24aおよび24bの底面と
に、たとえば金などの導体をめっきすることなどによっ
て、アース導体層28とともに形成される。
【0036】また、ホルダ12の凹部14には、フェリ
磁性素子としてのYIG素子32とアース導体としてた
とえば銅などの導体からなる別の薄板42と磁石30と
が、収納され固着される。
【0037】図5および図6に示す実施例でも、ホルダ
12によって、磁石30とYIG素子32とトランスデ
ューサ34aおよび34bとを容易にかつ正確に位置決
めすることができるので、組立時の作業性および生産性
がよい。しかも、この実施例でも、ホルダ12が合成樹
脂で形成されているため、金属からなるホルダを用いた
ものと比べて軽量となる。また、この実施例でも、導体
からなる2枚の薄板40および42によって、一方のト
ランスデューサから他方のトランスデューサへの直達波
がさらに抑制される。さらに、この実施例でも、その部
品点数が削減される。
【0038】図7はこの発明の別の実施例を示す斜視図
であり、図8は図7に示す実施例の平面図であり、図9
は図8の線IX−IXにおける断面図である。この実施
例では、特に、ホルダ12の上面において、その一方端
部および他方端部にわたって、トランスデューサ収納部
として略J字形の凹部23aおよび23bが、それぞれ
形成される。さらに、図10などに示すように、ホルダ
12には、凹部23aおよび23bの一端に、2つずつ
のスルーホール26aおよび26bが、それぞれ形成さ
れる。
【0039】さらに、ホルダ12には、凹部14と凹部
23aおよび23bとの間において、フェリ磁性素子収
納部としての長方形の挿入部17が、平面的に見て、凹
部23aおよび23bを横切るようにして形成される。
この挿入部17は、ホルダ12の一方の対角線上に延び
て形成され、ホルダ12の側面において開口部を有す
る。また、ホルダ12には、挿入部17内に多数の位置
決め用の凸部18aおよび18bが形成される。さら
に、図10などに示すように、ホルダ12には、挿入部
17の底部の長手方向の一端,中間および他端に、スル
ーホール20がそれぞれ形成される。
【0040】そして、このホルダ12において、凹部2
3aおよび23bの底面と挿入部17の上面および側面
とを除く表面に、アース導体層28が形成される。な
お、トランスデューサ34aおよび34bは、ホルダ1
2の凹部23aおよび23bの底面に、たとえば金など
の導体をめっきすることなどによって、アース導体層2
8とともに形成される。この場合、多数のスルーホール
20内にもアース導体層28が形成されるので、アース
導体層28によって生じるインダクタンスを小さくでき
る。
【0041】また、ホルダ12の挿入部17には、フェ
リ磁性素子としてたとえば短冊状のYIG素子32が挿
入され固定される。この場合、YIG素子32は多数の
凸部18aおよび18bによって位置決めされる。な
お、挿入部17の長さ,幅および高さをYIG素子32
に合わせて形成すれば、これらの凸部18aおよび18
bは不要となる。
【0042】さらに、ホルダ12の上面には、アース導
体としてたとえば銅などの導体からなる薄板(図示せ
ず)が設けられる。
【0043】この実施例でも、磁石30,YIG素子3
2およびトランスデューサ34aおよび34bを容易に
かつ正確に位置決めすることができるとともに、金属か
らなるホルダを用いたものと比べて軽量となる。さら
に、この実施例でも、トランスデューサ間の直達波が抑
制されるとともに、その部品点数が削減される。
【0044】図11は図7に示す実施例の変形例を示す
斜視図であり、図12は図11に示す実施例の平面図で
ある。図11および図12に示す実施例では、図7に示
す実施例と比べて、特に、フェリ磁性素子収納部として
の挿入部17が、ホルダ12の上面の中央部において開
口されている。
【0045】図11および図12に示す実施例でも、磁
石30,YIG素子32およびトランスデューサ34a
および34bを容易にかつ正確に位置決めすることがで
きるとともに軽量となる。さらに、トランスデューサ間
の直達波が抑制されるとともに部品点数が削減される。
【0046】なお、上述の各実施例では、フェリ磁性素
子としてのYIG素子32が磁石30とトランスデュー
サ34aおよび34bとの間に配置されているが、この
発明では、トランスデューサがフェリ磁性素子と磁石と
の間に配置されるようにホルダを構成してもよい。
【0047】また、上述の実施例では、フェリ磁性素子
の一方側のみに磁石が配置されているが、この発明で
は、フェリ磁性素子の両側にそれぞれ磁石が配置される
ようにホルダを構成してもよい。
【0048】さらに、上述の各実施例では、ホルダ1
2,磁石収納部としての凹部14および磁石30が矩形
に形成されているが、それらはたとえば円形に形成され
てもよくそれらの形状を任意に変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の組み立てた状態における図
1の線II−IIにおける断面図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図4】図3に示す実施例の組み立てた状態における図
3の線IV−IVにおける断面図である。
【図5】この発明のさらに他の実施例を示す分解斜視図
である。
【図6】図5に示す実施例の組み立てた状態における図
5の線VI−VIにおける断面図である。
【図7】この発明の別の実施例を示す斜視図である。
【図8】図7に示す実施例の平面図である。
【図9】図8の線IX−IXにおける断面図である。
【図10】図7に示す実施例に用いられるホルダを下方
から見た斜視図である。
【図11】図7に示す実施例の変形例を示す斜視図であ
る。
【図12】図11に示す実施例の平面図である。
【図13】従来の静磁波装置の一例を示す断面図解図で
ある。
【符号の説明】
10 静磁波装置 12 ホルダ 14,16,22a,22b,24a,24b 凹部 30 磁石 32 YIG素子 34a,34b トランスデューサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 谷 文 夫 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社 村田製作所内 (56)参考文献 特許2595830(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/215 - 1/218

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェリ磁性素子と、前記フェリ磁性素子
    に磁界を印加するための磁石と、前記フェリ磁性素子に
    関連して設けられるトランスデューサとを有する静磁波
    装置であって、 前記フェリ磁性素子を収納するためのフェリ磁性素子収
    納部と、前記磁石を前記フェリ磁性素子に対して所定の
    位置に収納するための磁石収納部と、前記トランスデュ
    ーサを前記フェリ磁性素子に対して所定の位置に収納す
    るためのトランスデューサ収納部とを有する合成樹脂か
    らなるホルダを含む、静磁波装置。
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