JP3132156B2 - 脚式移動ロボットの歩容生成装置 - Google Patents
脚式移動ロボットの歩容生成装置Info
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Description
容生成装置、より具体的には2足歩行の脚式移動ロボッ
トの歩容生成装置であって、単一平面から構成されてい
ない不整地などを移動するときも動力学的な平衡条件を
満足して安定に歩行できる様にしたものに関する。
移動ロボットとしては、特開昭62−97005号、特
開昭63−150176号公報記載のものなどが知られ
ている。また脚式移動ロボットを含むロボットの制御に
ついては、「ロボット工学ハンドブック」、日本ロボッ
ト学会編、1990年10月20日)に詳しい。
ボットの制御においては上記の「ロボット工学ハンドブ
ック」の347頁以下に詳述されている様に、ZMPの
概念を導入し、それが目標軌跡を辿る様にロボットの歩
容を決定することが知られている。その場合、接地面を
含む最小凸多角形の中にZMPが存在することが、動的
な力の平衡をとる条件となる。更に、接地面を含む最小
凸多角形の中のなるべく中央にZMPが存在する様に歩
容を設計すれば、安定余裕の高い歩容となる。
平面でのみ成立する概念であり、ロボットが不整地や勾
配が変化する斜面などを移動する場合、通常、法線方向
や高さが異なる2つ以上の床面に同時に接地していると
きが存在するので、歩容設計に従来のZMP概念を適用
することができない。
を解消することにあり、従来のZMP概念を拡張し、不
整地など2つ以上の平面に同時に接地する場合において
も安定した歩容を生成できる様にした脚式移動ロボット
の歩容生成装置を提供することにある。
合力と合モーメントが連続、換言すれば、各脚に作用す
る床反力の合力と合モーメントが連続であれば、ロボッ
ト重心の加速度が連続になって滑らかな動きを実現する
ことができ、更には足底と床との間の接地感を高めるこ
とができるなど、脚式移動ロボットを制御する上で種々
の利点がある。
などを安定して歩行できると共に、床反力の合力と合モ
ーメントが連続である様に歩容を生成する様にした脚式
移動ロボットの歩容生成装置を提供することにある。
ためにこの発明は以下のように構成した。後述する実施
例の表現を付記して説明すると、請求項1項にあって
は、基体(上体)24と、それに連結された複数本の脚
部(脚部リンク)2とを備えた脚式移動ロボット1の歩
容生成装置において、前記ロボットが予定する歩行面が
第1、第2の少なくとも2つの面(第1接地面、第2接
地面)を含むとき、第3の面(仮想床面)と前記ロボッ
トのZMP目標位置を仮想的に設定する設定手段(制御
ユニット26,S10からS18)、及び動力学によっ
て求められるZMP位置が前記設定されたZMP目標位
置となるように前記ロボットの歩容を決定する歩容決定
手段(制御ユニット26,S20)を備え、前記設定手
段は、前記第1、第2の面上の2点を結ぶ線分上を連続
的に移動するように前記ZMP目標位置を設定すると共
に、前記第3の面を、その法線ベクトルが前記第1の面
の法線ベクトルから前記第2の面の法線ベクトルに連続
的に変わり、かつ前記ZMP目標位置を常に含むように
設定する如く構成した。請求項2項にあっては、基体
(上体)24と、それに連結された2本の脚部(脚部リ
ンク)2とを備えた2足歩行の脚式移動ロボット1の歩
容生成装置において、前記ロボットが予定する歩行面が
第1、第2の少なくとも2つの面(第1接地面、第2接
地面)を含むとき、前記脚部の一方の先端の第1の足底
を支持面とする片脚支持期から両脚支持期を経て前記脚
部の他方の先端の第2の足底を支持面とする片脚支持期
に移行する際、前記第1の足底の接地する第1の面から
前記第2の足底の接地する第2の面に連続的に変化する
仮想的な第3の面(仮想床面)を想定し、その上に前記
ロボットのZMP目標位置を仮想的に設定する設定手段
(制御ユニット26,S10からS18)、及び動力学
によって求められるZMP位置が前記設定されたZMP
目標位置となるように前記ロボットの歩容を決定する歩
容決定手段(制御ユニット26,S20)を備え、前記
設定手段は、前記第1、第2の面上の2点を結ぶ線分上
を連続的に移動するように前記ZMP目標位置を設定す
ると共に、前記第3の面を、その法線ベクトルが前記第
1の面の法線ベクトルから前記第2の面の法線ベクトル
に連続的に変わり、かつ前記ZM P目標位置を常に含む
ように設定する如く構成した。 請求項3項にあっては、
前記設定手段は、前記第1、第2の面に前記第1、第2
の足底の接地圧重心点をそれぞれ設定すると共に前記第
1、第2の足底の接地圧重心点を結ぶ線分上を連続的に
移動するように前記ZMP目標位置を設定する如く構成
した。
くとも2つの面を含むとき、第3の面とロボットのZM
P目標位置を仮想的に設定し、動力学によって求められ
るZMP位置が設定されたZMP目標位置となるように
ロボットの歩容を決定し、さらに第1、第2の面上の2
点を結ぶ線分上を連続的に移動するようにZMP目標位
置を設定すると共に、第3の面を、その法線ベクトルが
第1の面の法線ベクトルから第2の面の法線ベクトルに
連続的に変わり、かつZMP目標位置を常に含むように
設定する如く構成したにより、面が異なるときもZMP
を連続的に移動させることができ、安定した歩容を実現
することができる。
式移動ロボットを例にとって、この発明の実施例を説明
する。図1はそのロボット1を全体的に示す説明スケル
トン図であり、左右それぞれの脚部リンク2に6個の関
節を備える(理解の便宜のために各関節をそれを駆動す
る電動モータで示す)。該6個の関節は上から順に、腰
の脚部回旋用(z軸まわり)の関節10R,10L(右
側をR、左側をLとする。以下同じ)、腰のロール方向
(x軸まわり)の関節12R,12L、同ピッチ方向
(y軸まわり)の関節14R,14L、膝部のピッチ方
向の関節16R,16L、足首部のピッチ方向の関節1
8R,18L、同ロール方向の関節20R,20Lとな
っており、その下部には足平22R,22Lが取着され
ると共に、最上位には筐体(上体)24が設けられ、そ
の内部には制御ユニット26が格納される。
12R(L),14R(L)から構成され、また足関節
は、関節18R(L),20R(L)から構成される。
また、腰関節と膝関節との間は大腿リンク32R,32
Lで、膝関節と足関節との間は下腿リンク34R,34
Lで連結される。ここで、脚部リンク2は左右の足につ
いてそれぞれ6つの自由度を与えられ、歩行中にこれら
の6×2=12個の関節(軸)をそれぞれ適宜な角度に
駆動することで、足全体に所望の動きを与えることがで
き、任意に3次元空間を歩行することができる様に構成
される。先に述べた様に、上記した関節は電動モータか
らなり、更にはその出力を倍力する減速機などを備える
が、その詳細は先に本出願人が提案した出願(特願平1
−324218号、特開平3−184782号)などに
述べられており、それ自体はこの発明の要旨とするとこ
ろではないので、これ以上の説明は省略する。
は公知の6軸力センサ36が設けられ、足平を介してロ
ボットに伝達されるx,y,z方向の力成分Fx,F
y,Fzとその方向まわりのモーメント成分Mx,M
y,Mzとを測定し、足部の着地の有無と支持脚に加わ
る力の大きさと方向とを検出する。また足平22R
(L)の四隅には静電容量型の接地スイッチ38(図1
で図示省略)が設けられて、足平の接地の有無を検出す
る。更に、筐体24には傾斜センサ40が設置され、x
−z平面内とy−z平面内のz軸に対する、即ち、重力
方向に対する傾斜角度と傾斜角速度を検出する。また各
関節の電動モータには、その回転量を検出するロータリ
エンコーダが設けられる。更に、図1では省略するが、
ロボット1の適宜な位置には傾斜センサ40の出力を補
正するための原点スイッチ42と、フェール対策用のリ
ミットスイッチ44が設けられる。これらの出力は前記
した筐体24内の制御ユニット26に送られる。
ック図であり、マイクロ・コンピュータから構成され
る。そこにおいて傾斜センサ40などの出力はA/D変
換器50でデジタル値に変換され、その出力はバス52
を介してRAM54に送られる。また各電動モータに隣
接して配置されるエンコーダの出力はカウンタ56を介
してRAM54内に入力されると共に、接地スイッチ3
8などの出力は波形整形回路58を経て同様にRAM5
4内に格納される。制御ユニット内にはCPUからなる
第1、第2の演算装置60,62が設けられており、第
1の演算装置60は後で述べる様に生成されてROM6
4に格納されている歩容(腰軌道、足平軌道)を読み出
して目標関節角度を算出してRAM54に送出する。ま
た第2の演算装置62はRAM54からその目標値と検
出された実測値とを読み出し、各関節の駆動に必要な制
御値を算出し、D/A変換器66とサーボアンプを介し
て各関節を駆動する電動モータに出力する。
中心に説明する。
ある。この制御においては、図4に示す様な二面角θで
接する2つの床面(平面)の境界において、2本の脚部
がそれぞれ異なる床面に同時に接地しているときの歩容
生成に焦点をおく。ここで左脚部の足底(足平22Lの
底面。「第1足底」と称する)の接地面を第1接地面、
右脚部の足底(足平22Rの底面。「第2足底」と称す
る)の接地面を第2接地面とする。ここで「接地面」は
床面上のロボットと床との接触領域の意味で使用する。
また第1、第2接地面を含む平面を、「第1接地床
面」、「第2接地床面」と称する。尚、「床面」は、実
際の床が途中で切れていても無限大の広がりを持つ、数
学的意味合いの平面とする。
10において絶対座標系、第1座標系、第2座標系を設
定する。絶対座標系のz軸は、鉛直方向上向きにとる。
第1座標系は第1接地床面をx−y平面とする相対座標
系を、第2座標系は第2接地床面をx−y平面とする相
対座標系を示す。図4に示す如く、第1、第2座標系は
簡略化のため足関節18,20R(L)の交点の直下に
原点をおき、そのx軸を進行方向にとると共に、そのz
軸を第1、第2接地床面の法線ベクトルと同一向きにと
る。尚、第1、第2接地面の法線ベクトルの向きは、床
内部から床表面に向かう向きにとる。座標系の各軸の向
きは回転マトリックスEiで示す(「i」は数字(絶対
座標系は0とする)を示す。以下同じ)。また第i接地
面で発生する接地圧分布を第i接地圧分布と呼び、図5
に示す如く、第i接地面から見た第i接地圧分布を数1
に示す様にfi→(p→)と記述する。
力とそのモーメントとを第i床反力と呼び、数2の様に
記述する。
のモーメントMzを除き、x,y方向のモーメントM
x,Myが生じない様な床反力の作用点を意味する。全
ての接地面で発生する床反力の合力と合モーメントとを
全床反力と呼ぶ。床反力は図6に示す様に、ロボット1
に作用する重心mgと慣性力−mαの合力に対抗して生
ずる反力であり、これらロボット1に作用する力が動力
学的に平衡しているとき、ロボット1は安定に歩行す
る。
する片脚支持期の最後の時刻をtsとし、両脚支持期を
経て第2足底を支持脚とする片脚支持期に移る時刻をt
eとし、時刻tsのときの第1足底の接地圧重心点と時
刻teのときの第2足底の接地圧重心点とを求める。続
いて、両者を結んで仮想ZMPの軌道を図4に破線で示
す様に設定する。図示例の様に、両脚支持期の初めの期
間に、それまで支持脚であって脚がベタ足で接地してい
る場合には、時刻tsにおける第1足底接地圧重心点は
足平の中央付近に設定しておき、ベタ足期間が終了する
頃につま先(足平22L先端)に移動させれば、安定余
裕の高い歩容を生成することができる。両脚支持期にベ
タ足期間がない場合には、第1足底の接地圧重心点は、
両脚支持期ではつま先に固定しておけば良い。第2足底
の接地圧重心点は、かかと付近(足平22R後端)に設
定する。尚、時刻tsでは、第2足底に床反力が発生し
ていないので、ZMP位置と第1足底の接地圧重心点は
一致する。同様に、時刻teではZMP位置と第2足底
の接地圧重心点は一致する。
圧重心点をZ1→とし、第2座標系から見た第2足底接
地圧重心点をZ2→と記述する。従って、絶対座標系か
ら見た第1足底接地圧重心点は、U1→+E1Z1→、
絶対座標系から見た第2足底接地圧重心点は、U2→+
E2Z2→となる。尚、Uiは並進ベクトルを、Eiは
前記した様に回転マトリックスである。並進ベクトルU
i→と回転マトリックスEiは、数3の様に定義する。
定する。第11座標系の原点は、第1足底接地圧重心点
とする。即ち、U11→=U1→+E1Z1→と記述す
る。ここで、第11座標系のz軸の向きは、第1座標系
のz軸の向きに一致させる。第11座標系のy軸の方向
は、第2接地床面の法線ベクトルと第1接地床面の法線
ベクトルの外積の向きにとる。即ち、2つの平面の交線
の向きにとる。
定する。第21座標系の原点は、第2足底接地圧重心点
とする。即ち、U21→=U2→+E2Z2→とする。
また第21座標系のz軸の向きは、第2座標系のz軸の
向きに一致させる。また第21座標系のy軸の方向は、
第2接地床面の法線ベクトルと第1接地床面の法線ベク
トルの外積の向きにとる。これは図4に示す如く、第1
1座標系のy軸の向きと同じである。
第3の平面(仮想床面)を想定し、これを第31床面と
呼ぶ。そして第31床面をx−y平面に含む第31座標
系を想定する。第31座標系の原点は、仮想床面上の設
定したい仮想ZMP位置に一致させるものとする。また
そのy軸の向きについては、先に第11座標系と第21
座標系とでそれらのy軸の向きを一致させてあることか
ら、第31座標系のy軸も同一向きにする。設定したい
仮想ZMP位置、即ち、第31座標系の原点位置U31
→を、時刻tsから時刻teまでの間に、第1足底接地
圧重心点(即ち、U11→)から第2足底接地圧重心点
(即ち、U21→)へ徐々に移し、絶対座標系から第3
1座標系への回転変換マトリックスE31を、E11か
らE21へ徐々に変化させる。図7にそれを示す。ここ
で、具体的には同図に示す如く、U31→を、U11→
とU21→を端点とする線分上を、U11→からU21
→に徐々に移動させる。この場合、時刻tsで値が零、
時刻teで値が1となる関数hを設定することによっ
て、U31→を数4の様に表すことができる。
る。
から動力学的に求められる仮想床面上のZMP位置が、
第31座標系の原点に一致する様にロボットの軌道を生
成する。ここで仮想床面上のZMPとは、ロボットに作
用する慣性力と重力の合力と合モーメントに、動力学的
に平衡する各足底に作用する床反力の合力と合モーメン
トを、仮想床面の1点に作用する合力と合モーメントに
変換したときに、全モーメントの床面法線方向成分以外
の成分が零となる作用点のことを言う。
は12個あるので、支持脚足平22R(L)を基準とし
て腰(左右の腰関節の中点)の位置と姿勢、遊脚足平2
2L(R)の位置と姿勢を決定すれば、12個の関節角
度の全てを決定することができる。このとき、関節角度
が加速度まで連続に変化するためには、ロボットの腰の
位置と姿勢、遊脚足平の位置と姿勢が、加速度まで連続
に変化すれば良い。しかし、動力学から求められるZM
Pが設定されたZMP位置に一致する様な腰の位置は直
接的に設計することができないので、以下の様にして腰
軌道を設計する。
は、ニュートン・オイラー方程式と力の作用点の変換式
によって数6から数9に示す様に関係づけられる。図8
に使用する物理量の定義を示す。
11の方程式を満足する。
動の自由度が1つ残ってしまうので、数12の式の様な
腰位置に関する拘束条件式を1つ加える。
足する様に、腰軌道を設定していけば、実際のZMPが
目標の位置となる腰軌道を生成することができる。数1
0の式の形から明らかな様に、重心の加速度とZMPと
が同一の式に乗算項として入っているので、ZMPの移
動が連続的であり、仮想床面の法線方向の方向角の変化
が連続的であれば、腰軌道は加速度まで連続になる。た
だし、このとき、足平の位置・姿勢および腰の姿勢は連
続でなければならない。以上によって歩容が決定され
る。
づいて12個の関節の目標角度を計算し、次いでS24
に進んで姿勢安定化も考慮してサーボ制御値を計算する
が、これは公知の技術なので、説明は省略する。
整地などにおいて左右の脚部が法線方向が異なる2つ以
上の床面に同時に接地している様な場合でも、安定余裕
の高い歩容を生成することができる。これについて、図
9、図10を参照して説明する。図9は図4に示した様
な二面角θをなして交差する2つの平面に両脚が接地し
た状態を上から見た展開図であり、従来のZMP概念を
用いてZMPを設定した例を示す説明図である。また図
10は同様の展開図にこの発明に係る拡張したZMP概
念を用いて設定したZMPの例を示す説明図である(正
確にはこの発明では仮想床面にZMPを設定する)。従
来の概念を用いてZMPを設定した図9の場合には、交
線を超えた位置で平面が異なることから、ZMP軌道の
連続性が失われる。即ち、ZMPは力Fと鉛直軸まわり
のモーメント成分Mzとから表現されるが、このうちモ
ーメント成分Mzは歩容で決定されてしまうものであっ
て操作することができない。従って、従来のZMP概念
によれば、平面が切り替わったところでZMPが不連続
となり、しかもその飛び量を予め把握することができ
ず、ZMPが最小凸多角形の中に確実が存在するか否か
を保証することができない。最小凸多角形の外に出て
も、足底の摩擦力が無限大であれば良く姿勢を保持でき
るが、足底の摩擦力は一般に有限であるので、結果的に
姿勢を崩して転倒する恐れがある。
的な床面を想定して仮想ZMP軌道を設定していること
から、図10に示す様に平面が切り替わってもZMPを
最小凸多角形において常に中央付近に位置させることが
可能となる。また生成する軌道、特に腰の軌道を加速度
まで連続させると共に、仮想ZMP軌道も図4、図7に
示す様に連続的に移動させる様にしたので、ロボットの
滑らかな動きを実現することができ、足底と床面との接
地感を高めることができ、更にサーボモータの目標値へ
の追従制御も容易となる。
念を用いることにより、片脚支持期において、支持脚足
底接地面に前記仮想床面を一致させ、かつ支持脚足底の
接地圧重心点の設計軌道(片脚支持期ではZMP設定軌
道と同一)に前記仮想ZMPを一致させることにより、
従来通りの片脚支持期歩容も同様に生成することができ
る。
7と同様の接地圧重心と第31座標系の遷移を示す説明
図である。この実施例の場合には、実際の床面(第1、
第2接地床面)上に設定した。
21座標系のy軸の方向は、第2接地床面の法線ベクト
ルと第1接地床面の法線ベクトルの外積の向きにとらな
くても良い。ただし、その場合には前記の仮想床面の向
きを設定するときに、第1実施例の様な簡便な手法を使
用することができず、例えば仮想床面の向きをオイラー
角を用いて表現し、オイラー角を徐々に変化させる様な
手法が必要となる。
動を比例配分で行う手法を示したが、この他にも種々な
関数を用いて良い。逐次表現により関数hを定義すれ
ば、リアルタイムの歩容変更にも対応することができる
ので、一層良いであろう。
手法は先に例示したものに限られるものではなく、第3
1座標系のz軸の向きと第11座標系のz軸の向きとの
間の角度と第21座標系のz軸の向きと第11座標系の
z軸の向きとの間の角度比を、時刻tsで値が0、時刻
teで値が1となる様に徐々に変化させても良い。
を、次の数13に示す式で与えられる合ベクトルの向き
に設定しても良い。
例を示したが、それに限られるものではなく、不連続で
あってもある程度の効果を挙げることができる。また、
床面は平面でなくても良く、その意味で特許請求の範囲
で『面』と記述した。
軌道上に固定したが、それに限るものではなく、適宜移
動させても良い。
示したが、それに限られるものでなく、重心軌道を生成
しても良い。更に、腰軌道を生成する際に収束演算を用
いる場合、収束演算回数に制限を与えた近似計算を用い
るものでも良い。
ーンを予め設定しておく場合に適用する例を示したが、
それに限られるものではなく、歩行のときリアルタイム
に求める様にした技術にも応用可能である。
ボットを例にとって説明してきたが、それに限られるも
のではなく、3足以上の脚式移動ロボットにも妥当する
ものである。
連結された複数本の脚部とを備えた脚式移動ロボットの
歩容生成装置において、前記ロボットが予定する歩行面
が第1、第2の少なくとも2つの面を含むとき、第3の
面と前記ロボットのZMP目標位置を仮想的に設定する
設定手段、及び動力学によって求められるZMP位置が
前記設定されたZMP目標位置となるように前記ロボッ
トの歩容を決定する歩容決定手段を備え、前記設定手段
は、前記第1、第2の面上の2点を結ぶ線分上を連続的
に移動するように前記ZMP目標位置を設定すると共
に、前記第3の面を、その法線ベクトルが前記第1の面
の法線ベクトルから前記第2の面の法線ベクトルに連続
的に変わり、かつ前記ZMP目標位置を常に含むように
設定する如く構成したので、不整地など2つ以上の面が
連続する場所を移動するときも安定した歩容で歩行する
ことができる。
結された2本の脚部とを備えた2足歩行の脚式移動ロボ
ットの歩容生成装置において、前記ロボットが予定する
歩行面が第1、第2の少なくとも2つの面を含むとき、
前記脚部の一方の先端の第1の足底を支持面とする片脚
支持期から両脚支持期を経て前記脚部の他方の先端の第
2の足底を支持面とする片脚支持期に移行する際、前記
第1の足底の接地する第1の面から前記第2の足底の接
地する第2の面に連続的に変化する仮想的な第3の面を
想定し、その上に前記ロボットのZMP目標位置を仮想
的に設定する設定手段、及び動力学によって求められる
ZMP位置が前記設定されたZMP目標位置となるよう
に前記ロボットの歩容を決定する歩容決定手段、を備
え、前記設定手段は、前記第1、第2の面上の2点を結
ぶ線分上を連続的に移動するように前記ZMP目標位置
を設定すると共に、前記第3の面を、その法線ベクトル
が前記第1の面の法線ベクトルから前記第2の面の法線
ベクトルに連続的に変わり、かつ前記ZMP目標位置を
常に含むように設定如く構成したので、本来的に安定性
の低い2足歩行の脚式移動ロボットが不整地など2つ以
上の面が連続する場所を移動するときも、安定した歩容
で歩行することができる。
前記第1、第2の面に前記第1、第2の足底の接地圧重
心点をそれぞれ設定すると共に前記第1、第2の足底の
接地圧重心点を結ぶ線分上を連続的に移動するように前
記ZMP目標位置を設定する如く構成したので、簡易な
構成でありながら、本来的に安定性の低い2足歩行の脚
式移動ロボットが不整地など2つ以上の面が連続する場
所を移動するときも、安定した歩容で歩行することがで
きる。
置を全体的に示す概略図である。
る。
置の動作を示すフロー・チャートである。
面が連続する歩行面を示す説明図である。
定義を示す説明図である。
す説明図である。
する第31座標系の移動軌跡を示す説明図である。
する式の定義を示す説明図である。
平面に設定するZMPを示す説明図である。
2以上の連続する平面に設定するZMPを示す説明図で
ある。
31座標系の移動軌跡を説明する説明図である。
ット) 2 脚部リンク 10R,10L 脚部回旋用の関節 12R,12L 腰部のロール方向の関節 14R,14L 腰部のピッチ方向の関節 16R,16L 膝部のピッチ方向の関節 18R,18L 足首部のピッチ方向の関節 20R,20L 足首部のロール方向の関節 22R,22L 足平 24 筐体 26 制御ユニット 36 6軸力センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 基体と、それに連結された複数本の脚部
とを備えた脚式移動ロボットの歩容生成装置において、 a.前記ロボットが予定する歩行面が第1、第2の少な
くとも2つの面を含むとき、第3の面と前記ロボットの
ZMP目標位置を仮想的に設定する設定手段、及び b.動力学によって求められるZMP位置が前記設定さ
れたZMP目標位置となるように前記ロボットの歩容を
決定する歩容決定手段、 を備え、前記設定手段は、前記第1、第2の面上の2点
を結ぶ線分上を連続的に移動するように前記ZMP目標
位置を設定すると共に、前記第3の面を、その法線ベク
トルが前記第1の面の法線ベクトルから前記第2の面の
法線ベクトルに連続的に変わり、かつ前記ZMP目標位
置を常に含むように設定することを特徴とする脚式移動
ロボットの歩容生成装置。 - 【請求項2】 基体と、それに連結された2本の脚部と
を備えた2足歩行の脚式移動ロボットの歩容生成装置に
おいて、 a.前記ロボットが予定する歩行面が第1、第2の少な
くとも2つの面を含むとき、前記脚部の一方の先端の第
1の足底を支持面とする片脚支持期から両脚支持期を経
て前記脚部の他方の先端の第2の足底を支持面とする片
脚支持期に移行する際、前記第1の足底の接地する第1
の面から前記第2の足底の接地する第2の面に連続的に
変化する仮想的な第3の面を想定し、その上に前記ロボ
ットのZMP目標位置を仮想的に設定する設定手段、 及び b.動力学によって求められるZMP位置が前記設定さ
れたZMP目標位置となるように前記ロボットの歩容を
決定する歩容決定手段、 を備え、前記設定手段は、前記第1、第2の面上の2点
を結ぶ線分上を連続的に移動するように前記ZMP目標
位置を設定すると共に、前記第3の面を、その法線ベク
トルが前記第1の面の法線ベクトルから前記第2の面の
法線ベクトルに連続的に変わり、かつ前記ZMP目標位
置を常に含むように設定することを特徴とする脚式移動
ロボットの歩容生成装置。 - 【請求項3】 前記設定手段は、前記第1、第2の面に
前記第1、第2の足底の接地圧重心点をそれぞれ設定す
ると共に前記第1、第2の足底の接地圧重心点を結ぶ線
分上を連続的に移動するように前記ZMP目標位置を設
定することを特徴とする請求項2項記載の脚式移動ロボ
ットの歩容生成装置。
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