JP3131712B2 - 感知器用ベース - Google Patents

感知器用ベース

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JP3131712B2
JP3131712B2 JP05055782A JP5578293A JP3131712B2 JP 3131712 B2 JP3131712 B2 JP 3131712B2 JP 05055782 A JP05055782 A JP 05055782A JP 5578293 A JP5578293 A JP 5578293A JP 3131712 B2 JP3131712 B2 JP 3131712B2
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和幸 小金丸
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Nohmi Bosai Ltd
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Nohmi Bosai Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は火災感知器を一般の室
内の天井に取付ける際に、予じめその天井に設けておく
ための感知器用ベースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の感知器用ベ−スは、受信機や中継
器からのびている一対の電源兼信号線に接続されてい
て、その火災感知器ベ−スから意に反して火災感知器が
取り外されたときに、その火災感知器ベ−スの部分だけ
で、前記一対の電源兼信号線の一方を断線状態にして受
信機や中継器に、火災感知器が取り外されたことを、断
線信号の形で知らせるようにしたものがある。
【0003】これは一対の電源兼信号線の一方の線路
を、途中で切断し、切断した線路の一方の端部(受信
機、中継器側からみて終端)をベ−スの第1の接続端子
に接続し、切断した線路の他方の端部(始端)をベ−ス
の第2接続端子に接続し、火災感知器がベ−スに正しく
装着されている時は、ベ−スの第1接続端子と第2接続
端子との間を、火災感知器内に設けた短絡回路によって
短絡するようにしている。このため、火災感知器が取り
外されると、第1接続端子と第2接続端子との間が断線
状態となる。
【0004】このような感知器ベ−スを用いた場合、感
知器ベ−スが一対の電源兼信号線に正しく接続されるか
否かを工事の途中で検査しようとする場合、火災感知器
を取り付けて第1接続端子と第2接続端子との間を短絡
状態にしなければ、行うことができない。
【0005】そこで工事の途中で火災感知器を取り付け
た場合、その後の工事で感知器を傷つけてしまう問題が
あるため、従来は、第1接続端子と第2接続端子との間
を電線で接続していた。しかし、このような方法では、
電線を感知器ベ−スにネジ止めするとともに、工事が終
了して火災感知器を取り付ける際に、ネジを緩めて電線
を取り外さなければならず、その手間が面倒であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前記従
来の火災感知器のように、それがベ−スに正しく装置さ
れているとき、そのベ−スの第1の接続端子と第2の接
続端子との間が、該火災感知器内の短絡回路によって短
絡するようになっているものにおいて、該感知器ベ−ス
が一対の電源兼信号線に正しく接続されているかを取付
工事の途中で検査する場合、第1端子と第2端子の間に
電線をねじ止めしたり緩めたりして着脱する面倒な手間
を要しないようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の感知器用ベー
スは、円形の基盤上に互いに離間して配設せる一対の同
極性接続端子にそれぞれ小孔を穿設し、該両小孔にその
間の距離より若干長い短絡用線状ばねの両端の屈曲部を
係脱可能に嵌合するものである。
【0008】
【作用】火災感知器ベースの第1接続端子と同極性の第
2接続端子との短絡を、該ベースに火災感知器を装着せ
ずに該両端子間に嵌合した線状ばねの弾力で常時電気的
に短絡して、前記火災感知器に接続する一対の配線の状
態を検査する。
【0009】更に上記検査が終了した後、両端子間の線
状ばねをそれらから取り外す際はこれに予じめ用意した
フックなどを掛けて下方に引っ張って外す。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を図面によって説明する
と、円形の基盤1に穿設せる半径方向の長孔2の基端部
2aにL字状のばね3の竪片3aの基端を起立して固定
し、該L字状のばね3の水平片3bを該長孔2と平行に
設け、その水平片3bの先端の自由端3cと前記長孔2
の先端部2bを前記基盤1上に火災感知器4を装着した
際、其の感知器4の外周より外側に突出させ、また該水
平片3bの中程の下面に、前記感知器4に形成せる突出
部5aと窪み5bからなる被係止部5に係止するための
突部6aで形成する係止部6を設ける。
【0011】さらに前記円形の基盤1上に互いに離間し
て配設せる一対の同極性接続端子7、8にそれぞれ小孔
7a、8aを穿設し、該両小孔にその間の距離Aより若
干長さBの大きい短絡用線状ばね10の両端の屈曲部1
1、12を、その部分に形成する瘤11a、12aでや
や固めに係脱可能に嵌合するものである。
【0012】予め一般室内の天井等に取り付けられてい
る基盤1に火災感知器4を装着する際は、その基盤1に
火災感知器4を重ね、その状態で火災感知器4を矢印A
4方向に若干回動し、その接続端子17、18、19と
火災感知器ベースの接続端子7、8、9とで互いにバヨ
ネット嵌合する。
【0013】このとき、前記火災感知器ベースに設けら
れているL字状ばね3の水平片3bの係止部6と、火災
感知器4の被係止部5とが図10に示すごとくL字状ば
ね3の矢印A6方向の弾力作用で突出部5aと窪み5b
とからなる被係止部5に奥深く確実に係合して、前記バ
ヨネット嵌合状態をロックする。
【0014】このとき、L字状ばね3はストッパ16に
よってそれ以上矢印A4方向に移動してそのばね3を傷
めないようにしてある。
【0015】次に火災感知器ベースから火災感知器4を
取り外す際は、図4に示す如くまずL字状ばね3の弾力
に抗してそのばね水平片3bの自由端3cを火災感知器
4の外周より外側に位置する長孔2から細棒等で矢印A
3方向に加圧し、その自由端3cがL字状ばね3の竪片
3aの高さyとほぼ等しい高さだけ変位してL字状ばね
3の水平片3bの係止部6と火災感知器4の被係止部5
との係止を完全に外して前記ロックを解除する。
【0016】この状態で火災感知器4を若干水平面内で
図10の矢印A4と逆方向に回動し、その接続端子1
7、18、19と火災感知器ベースの接続端子7、8、
9とのバヨネット嵌合を解除する。
【0017】また火災感知器ベースの第1接続端子7と
同極性の第2接続端子8との短絡を、該ベースに火災感
知器4を装着せずに前記火災感知器4に接続する一対の
配線の状態を検査する際は、止めねじ14及び止めねじ
15の間に図示しない短絡線をねじ止めするような面倒
な操作をせずに該両接続端子7、8に穿設せる小孔7
a、8aに屈曲部11、12の瘤11a、12aの部分
をやや固めに嵌合した線状ばね10の弾力で常時電気的
に短絡しておく。
【0018】更に上記検査が終了した後、両接続端子
7、8間の短絡用線状ばね10をそれらから取り外す際
はこれに作業者が予じめ携帯するフックなどを掛けて下
方に引っ張って外し、その後該火災感知器ベ−スに火災
感知器4を前述のように装着する。
【0019】以上本発明の実施例を添付図面によって説
明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、本発
明の要旨を変更することなく部分的に構造を変更した
り、或は付加して実施することも可能である。
【0020】例えば図11に示す如く係止部6を窪み6
bで形成し、被係止部5を突出部5cで形成しても差支
えない。
【0021】
【発明の効果】本発明は前記円形の基盤上に互いに離間
して配設せる一対の同極性接続端子にそれぞれ小孔を穿
設し、該両小孔にその間の距離Aより若干長さBの大き
い短絡用線状ばねの両端の屈曲部を係脱可能に嵌合する
ので、短絡用ばねは全体が若干弯曲し、その際の復元力
で前記一対の同極性接続端子に屈曲部を夫々圧着するこ
とになり、その短絡を確実にすることができる。
【0022】さらに検査のための上記短絡が終了した際
は短絡用線状ばねの中程に予じめ用意したフック等を引
き掛けて、両端の屈曲部を小孔から簡単に抜き去ること
ができる。
【0023】その結果、該感知器ベースが一対の電源兼
信号線に正しく接続されているかを取り付け工事の途中
で検査する際、火災感知器を一時的に取り付けて、それ
を汚損したり、或は各接続端子間に短絡線をねじ止めし
たり、弛めたりして着脱する手間を要することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の火災感知器用ベースの実施例の斜面
図。
【図2】同実施例の下面図。
【図3】同実施例の上面図。
【図4】図2のIV−IV線部の断面図。
【図5】図2の一部分の側面図。
【図6】図1の一部分の斜面図。
【図7】本案の火災感知器用ベースに装着する火災感知
器の正面図。
【図8】図6の部分の平面図。
【図9】本案の火災感知器用ベースに火災感知器を装着
した状態を示す正面図。
【図10】図8のIX−IX線部の展開図。
【図11】他の実施例の図9の部分に相当する展開図。
【符号の説明】
1 基盤 2 長孔 2b 先端部 3 L字状のばね 3a 竪片 3b 水平片 3c 自由端 4 火災感知器 5 被係止部 5a 突出部 5b 窪み 6 係止部 6a 突部 7 同極性接続端子 7a 小孔 8 同極性接続端子 8a 小孔 10 短絡用線状ばね 11 屈曲部 11a 瘤 12 屈曲部 12a 瘤 14 止ねじ 15 止ねじ 16 ストッパ 17 火災感知器の接続端子 18 火災感知器の接続端子
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−88397(JP,U) 実開 昭62−112795(JP,U) 実開 平3−41393(JP,U) 実開 昭62−134186(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形の基盤上に互いに離間して配設せる一
    対の同極性接続端子にそれぞれ小孔を穿設し、該両小孔
    にその間の距離より若干長い短絡用線状ばねの両端の屈
    曲部を係脱可能に嵌合することを特徴とする感知器用ベ
    ース
  2. 【請求項2】円形の基盤に穿設せる半径方向の長孔の基
    端部にL字状のばねの一片を起立して固定し、他片を該
    長孔と平行に設け、その先端の自由端および前記長孔の
    先端部をそれぞれ前記基盤上に火災感知器を装着した
    際、其の感知器の外周より外側に突出させ、また該他片
    の中程の下面に、前記感知器に形成せる被係合部と係合
    するための係合部を設け、さらに前記円形の基盤上に互
    いに離間して配設せる一対の同極性接続端子にそれぞれ
    小孔を穿設し、該両小孔にその間の距離より若干長い短
    絡用線状ばねの両端の屈曲部を係脱可能に嵌合すること
    を特徴とする感知器用ベース
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