JP3131603U - 移動式クランプ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プレス機械1のスライド2に形成されたT溝に沿って移動可能に構成され且つスライド2の下面に取り付けられる金型のフランジ部に形成された切欠部に一部が導入される縦軸部材と、この縦軸部材に連結されてフランジ部の下面を上方へ押圧可能なクランプ出力部11とを備えたクランプ本体10と、このクランプ本体10を押し引き可能なチェーン部材55を介してT溝方向に押し引きする為の移動駆動機構40とを有する移動式クランプ装置9において、前記クランプ本体10に、前記フランジ部のほぼ鉛直な端面を検出する為の第1検出手段31と、前記フランジ部の下面が底面視においてクランプ出力部11から外れたことを検出する為の第2検出手段32とを設けた。
【選択図】図7
Description
そこで、クランプする際にはクランプ装置が金型のフランジ部の端面に当接したこと、及び、アンクランプする際にはクランプ装置が待機位置に後退したことを確実に認識するため近接スイッチで夫々の位置を検出し、クランプ装置のクランプ及びアンクランプ作動のタイミングを制御している。
従来の金型交換方式では、上側金型のクランプを解除後、クランプ装置が待機位置まで移動する間、約4〜10秒間、スライドの上昇を開始することができず、無駄時間があった。理論的には、上側金型のクランプを解除し金型のフランジ部の下面が底面視においてクランプ出力部から外れれば、スライドを上昇させても、上側金型は下側金型上に残置される筈であるから、スライド上昇の開始タイミングを早め得る余地は残っているのである。
本実施例は、自動車工場等の立型のプレス機械において、スライドの下面に固定される可動側の上側金型をクランプするために用いられる移動式クランプ装置に本考案を適用した場合の例である。
そのため、以下の説明ではプレス機械1のスライド2の下面部に配設された右側の移動式クランプ装置9を例として説明をする。
クランプする際に、第1近接スイッチ31の検出部がフランジ部6の端面に当接すると、その端面が検出され、その検出信号が導設路61に内装された電気信号ケーブルを介してプレス機械1の制御部に送信され、その制御部はクランプ装置9にそのクランプ出力部11をクランプ作動させ、金型4をクランプさせる。
アンクランプする際に、底面視においてフランジ部6の下面がクランプ出力部11から外れたことを検出し、その検出信号が電気信号ケーブルを介してプレス機械1の制御部に送信されると、その制御部は、プレス機械1のスライド昇降駆動手段にスライド2の上昇を開始させると共に、クランプ装置9の移動駆動機構40にクランプ本体10を待機位置へ移動させる。
プレス機械1のスライド2に可動側の金型4を固定する際、先ず、クランプ本体10はクランププレート46をクランプした状態で待機位置にあり、スライド2を上昇させた状態で、上下に組み合わせた可動側と固定側の金型4、5をボルスタ3の上に搬入してからスライド2を下降させて可動側の金型4の上面に当接させる。
1〕前記クランプ装置の移動駆動機構としては、チェーン方式のものに限らず、押し引き可能なベルト部材、ボールネジ機構やエアシリンダ等によりクランプ本体を移動させる構成の移動駆動機構を採用してもよい。
2〕前記移動駆動機構は、電動モータで駆動されるスプロケットを介してチェーン部材を駆動するように構成してもよい。
3〕前記近接スイッチの代わりに、接触式スイッチも採用可能である。
その他、当業者ならば、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で前記実施例に種々の変更を不可した形態で実施することができ、本考案はそれらの変更形態も包含するものである。
2 スライド
4 可動側の上側金型
5 固定側の下側金型
6 フランジ部
7 T溝
9 移動式クランプ装置
10 クランプ本体
11 クランプ出力部
25 縦軸部材
27 脚部
31 第1検出手段(近接スイッチ)
32 第2検出手段(近接スイッチ)
37a 、37b 受止部材
40 移動駆動機構
51 駆動部
52 スプロケット
53 エアシリンダ
55 チェーン部材
56 断面U形のリンク片
61 導設路
63 油圧ホース
Claims (4)
- プレス機械のスライドに形成されたT溝に沿って移動可能に構成され且つスライドの下面に取り付けられる金型のフランジ部に形成された切欠部に一部が導入される縦軸部材と、この縦軸部材の下端部分に連結されて金型のフランジ部の下面を上方へ押圧可能なクランプ出力部とを備えたクランプ本体と、このクランプ本体をT溝方向に押し引きする為の移動駆動機構とを有する移動式クランプ装置において、
前記クランプ本体に、前記金型のフランジ部のほぼ鉛直な端面を検出する為の第1検出手段と、前記金型のフランジ部の下面が底面視においてクランプ出力部から外れたことを検出する為の第2検出手段とを設けたことを特徴とする移動式クランプ装置。 - プレス機械の制御部は、前記第1検出手段からの検出信号を受け、前記金型のフランジ部のほぼ鉛直な端面を検出後にクランプ出力部をクランプ作動させることを特徴とする請求項1に記載の移動式クランプ装置。
- 前記スライドを下降させた状態で金型を取り外す際、プレス機械の制御部は、前記第2検出手段からの検出信号を受け、前記金型のフランジ部の下面がクランプ出力部から外れた時に、スライド昇降駆動手段に前記スライドの上昇を開始させることを特徴とする請求項1叉は2に記載の移動式クランプ装置。
- 前記第1、第2検出手段が、夫々近接スイッチで構成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の移動式クランプ装置。
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JP2007001143U JP3131603U (ja) | 2007-02-23 | 2007-02-23 | 移動式クランプ装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010221269A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Hitachi Zosen Fukui Corp | 移動式金型クランプ装置、これを備えるプレス機及びこれを用いた金型のクランプ方法 |
JP2021020227A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-18 | パスカルエンジニアリング株式会社 | トラベリングクランプ |
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2007
- 2007-02-23 JP JP2007001143U patent/JP3131603U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP7407437B2 (ja) | 2019-07-24 | 2024-01-04 | パスカルエンジニアリング株式会社 | トラベリングクランプ |
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