JP3131141B2 - 極板保持構造 - Google Patents

極板保持構造

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JP3131141B2
JP3131141B2 JP08065506A JP6550696A JP3131141B2 JP 3131141 B2 JP3131141 B2 JP 3131141B2 JP 08065506 A JP08065506 A JP 08065506A JP 6550696 A JP6550696 A JP 6550696A JP 3131141 B2 JP3131141 B2 JP 3131141B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計のムーブメン
ト等において、電池と回路基板とを電気的に接続する極
板の保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の時計のムーブメント等において
は、回路基板や指針駆動機構等を収納する下板とこれに
係合するダストカバーとの係合による圧力で回路基板を
保持し、この回路基板とダストカバーとの間に極板を挟
むことにより極板を保持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の極板の保持
構造においては、下板やダストカバーに負荷や外れる方
向への力が加わると、極板と回路基板の接触圧が変化
し、接触不良が発生することがあった。
【0004】このような極板と回路基板の接触不良を防
ぐには、極板を回路基板にネジ、半田付等で固定して対
処することが必要とされていたが、これでは工数及び部
品点数が増加し、コストが高くなるという課題があっ
た。
【0005】本発明は、上記従来例の課題に鑑みなされ
たもので、その目的は、ネジ、半田付等を用いることな
く極板と回路基板との接触状態を確実に保つ極板保持構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の極板保持構造
は、電源接続用の接続部を有し且つ下板内に収納される
回路基板と、該回路基板の接続部に当接する基板接続部
を有する極板と、該極板の基板接続部に当接する突出部
と前記回路基板に係合する係合部とを有し、前記下板に
取り付けられるカバーと、からなり、前記カバーの係合
部に前記回路基板を係合させると共に前記回路基板の接
続部と前記カバーの突出部との間に前記極板を挟むこと
により保持するものである。
【0007】また、本発明の極板保持構造は、電源接続
用の接続部を有する回路基板と、該回路基板の接続部に
当接する基板接続部を有する極板と、前記回路基板に当
接する突出部と前記極板の基板接続部に係合する係合部
とを有するカバーと、からなり、前記カバーの係合部に
前記極板の基板接続部を係合させると共に前記カバーの
突出部と前記極板の基板接続部との間に前記回路基板を
挟むことにより保持するものでもある。
【0008】
【発明の実施の態様】本発明の極板保持構造における極
板は、カバーに回路基板を係合させてこの回路基板とカ
バーとの間に挟み込まれるか、又はカバーの係合部に係
合させた極板とカバーとの間に回路基板を挟み込むこと
により保持されている。このため、カバーと下板とが外
れる方向に力が加わってカバーが変形又は浮き上がって
も、回路基板と極板との接触圧は変わらず、導通不良が
発生することがなくなる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る極板保持構造
を示す時計用ムーブメントの要部断面図、図2は図1に
示す時計用ムーブメントの平面図、図3はカバーと下板
の取付部分の側面図である。2は上方が開口したトレー
状をなす下板であり、指針を駆動する輪列やモータ等を
収納する収納部2aと、この収納部2aとは隔壁部2c
にて分割された電池を収納するための電池収納部2bを
有する。また、この下板2の収納部2a側の外側面及び
隔壁部2cの電池収納部2b側の側面には、後述するカ
バーを取り付けるための爪状のカバー係合部2d、2e
が設けられている。
【0010】4はIC等が搭載された回路基板であり、
本実施例においては横長矩形状をなし、その表面にはI
C等に電源を接続するための導電パターンからなる電源
接続用の接続部4a、4bが設けられている。
【0011】6、8は細長い金属板を屈曲させることに
より形成された極板である。この極板6、8の一方の端
部にはそれぞれ回路基板4の接続部4a、4bに当接す
る山形に折り曲げられた基板接続部6a、8aが設けら
れており、他方の端部には電池収納部2b内に突出して
電池の電極にそれぞれ接触する電池接触部6b、8bが
設けられている。
【0012】10は下板2の収納部2aを覆うように下
板2に取り付けられるダストカバー等からなるカバーで
ある。このカバー10も浅いトレー状をなすものであ
り、その側壁には、下板2のカバー係合部2d、2eに
係合する係合部10a、10bが設けられている。この
係合部10a、10bは、下板2の方向に突出する略U
字形をなす係合片10c、10dからなり、その内側に
は下板2のカバー係合部2d、2eに係合する第1の段
部10e、10fと、その上に形成され第1の段部10
e、10fよりも幅が広く且つ回路基板4の端部に係合
する第2の段部10g、10hが設けられている。ま
た、カバー10の内側上面には、極板6、8の基板接続
部6a、8a及び回路基板4の接続部4a、4bに対応
する位置に突出部10i、10jが設けられている。
【0013】上記各構成部品は次のように組み立てられ
る。はじめに、下板2の所定位置に回路基板4を載置
し、次にその接続部4a、4bの上に基板接続部6a、
8aが乗るように極板6、8を配置する。その後、下板
2の収納部2aにカバー10を被せ、押圧する。これに
より、カバー10の係合部10a、10bは、下板2の
カバー係合部2d、2eに設けられている案内斜面に沿
ってカバー係合部2d、2eを乗り越え、その第1の段
部10e、10fがカバー係合部2d、2eに係合す
る。このときに、係合部10a、10bは回路基板4の
端部も乗り越え、その第2の段部10g、10hが回路
基板4の端部に係合する。この状態において、カバー1
0は下板2に固定され、また回路基板4も図中下方に抜
け落ちることはなくなる。一方、この状態になると、カ
バー10内の突出部10i、10jが極板6、8の基板
接続部6a、8aに当接し、これらを図中上方から押圧
する。このため、極板6、8の基板接続部6a、8aは
このカバー10の突出部10i、10jと回路基板4の
接続部4a、4bとの間で挟まれて保持されることにな
る。
【0014】図1及び図3に示す極性の保持構造におい
ては、回路基板4の端部をカバー10の係合部10a、
10bで支持すると共に下板2のカバー係合部2d、2
eの上面でも支持する構造になっている。このような構
造を図4及び図5に示すように、下板2の内底面より突
出する支持部2f、2gを設け、この支持部2f、2g
により回路基板4の接続部4a、4b等を背後から支持
するように構成しても良い。このように構成することに
より、回路基板4の接続部4a、4b付近が変形するこ
とを防ぎ、接続部4a、4bと極板6、8の基板接続部
6a、8aとの接続を確実に保持することができる。
【0015】また、本実施例においては、カバー10の
係合部10a、10bに第1及び第2の段部10e〜1
0hを設けて回路基板4と下板2が同じ係合部に係合す
るように構成して製造及び着脱を容易にしているが、係
合部10a、10bの数を増やして、回路基板4と下板
2が別個の係合部に係合するように構成しても良い。
【0016】図6及び図7は本発明の他の実施例に係る
極板保持構造を示す時計用ムーブメントの要部断面図及
び平面図である。この極板保持構造においては、前述し
た実施例と回路基板の形状及びカバーの構造の一部が異
なるものであり、他の各部の構造は図1及び図2に示す
実施例と同様であるため同一の符号が付してある。前述
した実施例においては、カバー10の係合部10a、1
0bに回路基板4を係合させ、この回路基板4とカバー
10の突出部10i、10jとの間に極板6、8の基板
接続部6a、8aを挟み込んで保持していたが、本実施
例においては、極板6、8の基板接続部6a、8aをカ
バー20の内側上面から突出する略L字形をなす係合部
20a〜20dに係合させて吊り下げ、この極板6、8
の基板接続部6a、8aとカバー20の内側上面から突
出する突出部20eとの間に回路基板14を挟み込むこ
とにより回路基板14と共に極板6、8を保持してい
る。回路基板14は、本実施例においては略正方形をな
すものであり、その下面上に接続部14a、14bが形
成されている。また、この回路基板14と極板6、8の
基板接続部6a、8aは共にカバー20の係合部20a
〜20dの図中下方側からこれらを押し開くようにする
か又は側方から挿入するようにして係合部20a〜20
dと突出部20eとの間に押し込まれる。このカバー2
0の係合部20a〜20dは、上記のように回路基板1
4等に係合し易いように可撓性を有し、更に、その図中
下方の先端には案内斜面が形成されている。尚、このカ
バー20にも下板2のカバー係合部2d、2eに係合す
る係合部20f、20gが設けられており、回路基板1
4及び極板6、8を取り付けた後、下板2に被せること
により係合する。
【0017】図6及び図7に示す実施例においても、カ
バー20と下板2にそれらを外す方向に作用する力が加
わったとしても、回路基板14と極板6、8との接続部
分には何等影響がないため、確実に接続状態を保持する
ことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、極板あるいは極板と回
路基板をカバーの係合部と突出部の間に挟み込むことに
より、ネジや半田付等を用いることなく電気的に接続す
ることができる。特に、回路基板と極板は、カバーと下
板との係合状態に関係なく確実に接続されるので、カバ
ーや下板に加わる力等により接触不良が生じることがな
く、極めて信頼性の高い接続を確保することができる。
【0019】また、回路基板と極板は、カバーを下板に
係合させるか、あるいはカバーの係合部内に押し込むこ
とにより容易に取り付けられるので、組立作業も簡単で
あり、量産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る極板保持構造を示す時
計用ムーブメントの要部断面図である。
【図2】図1に示す時計用ムーブメントの平面図であ
る。
【図3】図1に示すカバーと下板の取付部分の側面図で
ある。
【図4】図1に示す極板保持構造の一部変更例を示す要
部断面図である。
【図5】図4に示すカバーと下板の取付部分の側面図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例に係る極板保持構造を示す
時計用ムーブメントの要部断面図である。
【図7】図6に示す時計用ムーブメントの平面図であ
る。
【符号の説明】
2 下板 4、14 回路基板 4a、4b、14a、14b 接続部 6、8 極板 6a、8a 基板接続部 10、20 カバー 10a、10b、20a〜20d、20f、20g 係
合部 10i、10j、20e 突出部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源接続用の接続部を有し且つ下板内に
    収納される回路基板と、 該回路基板の接続部に当接する基板接続部を有する極板
    と、 該極板の基板接続部に当接する突出部と前記回路基板に
    係合する係合部とを有し、前記下板に取り付けられるカ
    バーと、 からなり、前記カバーの係合部に前記回路基板を係合さ
    せると共に前記回路基板の接続部と前記カバーの突出部
    との間に前記極板を挟むことにより保持することを特徴
    とする極板保持構造。
  2. 【請求項2】 前記下板には前記回路基板の接続部を背
    後から支える支持部が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の極板保持構造。
  3. 【請求項3】 電源接続用の接続部を有する回路基板
    と、 該回路基板の接続部に当接する基板接続部を有する極板
    と、 前記回路基板に当接する突出部と前記極板の基板接続部
    に係合する係合部とを有するカバーと、 からなり、前記カバーの係合部に前記極板の基板接続部
    を係合させると共に前記カバーの突出部と前記極板の基
    板接続部との間に前記回路基板を挟むことにより保持す
    ることを特徴とする極板保持構造。
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