JP3131069U - ゴルフクラブの衝撃吸収グリップ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】衝撃吸収可能なゴルフクラブの衝撃吸収グリップ構造を提供する。
【解決手段】クラブの金属シャフト末端の外側は覆われて、粘着固定される。構造はラバー内層30と外層31との二層構造であり、ラバーの内層は適切な厚みを持ち、表面には成型によるリング状溝310が若干あり、裏面には接着層があり、金属シャフトの末端に粘着固定される。グリップ外層には接着層300で直接ラバー内層の表面が覆われ、外層とのドッキングによってラバー内層のリング状溝が外層の裏面に密封されてリング状の空間が作られる。リング状の空間はグリップ構造の中央に位置しており、衝撃吸収可能なリング状空間の隔離効果は、力を伝導する体積を小さくするため、手元に伝わる衝撃力が最低限に減少される。
【選択図】図3
【解決手段】クラブの金属シャフト末端の外側は覆われて、粘着固定される。構造はラバー内層30と外層31との二層構造であり、ラバーの内層は適切な厚みを持ち、表面には成型によるリング状溝310が若干あり、裏面には接着層があり、金属シャフトの末端に粘着固定される。グリップ外層には接着層300で直接ラバー内層の表面が覆われ、外層とのドッキングによってラバー内層のリング状溝が外層の裏面に密封されてリング状の空間が作られる。リング状の空間はグリップ構造の中央に位置しており、衝撃吸収可能なリング状空間の隔離効果は、力を伝導する体積を小さくするため、手元に伝わる衝撃力が最低限に減少される。
【選択図】図3
Description
本考案は、衝撃吸収機能を提供できるゴルフクラブのグリップ構造に関する。
従来のゴルフクラブグリップの構造は、ラバー被覆1を主体として、金属シャフトの末端に直接粘着固定するものがもっとも多いが、スイングの衝撃力はラバー被覆経由でプレイヤーの手元に伝わるため、その衝撃力を解消するためには、ラバー被覆の材質の硬さを調節して改良を図ることが通常よく考えられる方法である。しかし、衝撃解消をするには、軟質のラバーを用いても効果は限られる。しかもプレイヤーの手のひらのグリップ感が低下しがちであり、スイングに響く。したがって、先行グリップにはまだ改善の余地があると思われる。もう一種類のラバー被覆の構造(図2を参照)は、ラバー被覆2の裏面にリング状溝20が若干ある。ラバー被覆2の裏面に接着剤を塗布し、ラバー被覆2を金属シャフト21の末端に直接粘着固定するため、各リング状溝20の開口方向は金属シャフト21と貼りあわせられ、隔離空間を作る。これでシャフトから伝わった衝撃力がその隔離空間を通り、和らげられて手元まで伝わる衝撃力が減少される。しかし、リング状溝20を配置したことにより、ラバー被覆2と金属シャフト21の末端との粘着面積が小さくなるため、ラバー被覆2が弛みやすくなり、スイングの妨げとなる場合もある。したがって、先行グリップ同様、改善の余地があると思われる。
本考案は、衝撃吸収可能なグリップ構造を提供することにより、プレイヤーの手が受ける衝撃力をより低くし、手のひらのグリップ感を高めることを主な目的とする。
本考案はゴルフクラブ金属シャフトの末端を覆う衝撃吸収グリップ構造であり、ラバーの内層と外層との二層構造である。ラバーの内層は適切な厚みを持ったラバー層であり、表面にリング状の溝が若干ある。ラバー内層の裏面は金属シャフトの末端を覆い、粘着固定される。外層も同じく適切な厚みを持ったラバー層であり、ラバー内層の表面を覆い、粘着固定される。ラバー内層と外層とをドッキングしたものが、構造の主体となる。グリップ構造の中央に位置するラバー内層の表面のリング状溝は、リング状の隔離空間を作るため、スイング時に発生する衝撃力はまず内層に一部吸収され、弱められる。次にリング状空間の隔離効果が、力を伝導する体積を小さくするため、一度弱められた衝撃力が再度弱められる。結果的にはごく僅かな衝撃力しか手元に感じられず、安定したスイング効果が実現できる。
図3で示したように、本実施例のグリップ構造はラバー内層30と外層31とで構成されており、金属シャフト末端3を覆い、粘着固定される。ラバー内層30は適切な厚みを持ったラバー層であり、表面にはリング状溝310が若干ある。そして接着剤層300が均等に塗布されている裏面には、金属シャフト末端3を直接被り、金属シャフト3に粘着固定される。グリップの外層31の厚みは1.5mmから2.0mmが最良とされる。接着剤が均等に塗布されたその裏面は、ラバー内層30の表面を覆い、リング状溝310の開口と貼り合わせられる(図4を参照)。ラバー内層30と外層31とのドッキングによって、リング状溝310の開口が外層31の裏面に密封され、リング状の空間が作られる。しかもこのリング状の空間はグリップ構造の中央に位置する。ラバー内層30と外層31とが組み合わさった構造の上から、カバー4が被せられる。カバー4の出っ張った固定用ポールで金属シャフトの中空構造に固定すると、グリップの金属シャフト末端への固定が完成する。
図5、6を参照する。本実施例を用いたクラブでボールを打ったとき、発生した衝撃力は金属シャフトを通して末端3のグリップまで伝わり、まずラバー内層30に一部吸収されて、ある程度弱められる。次に外層31のリング状溝310が作ったリング状空間によって、力を伝導する体積が減少するため、衝撃力は最小とも言えるレベルに再度弱められる。最後に外層31の表面構造に完全に吸収され、最終的にはごく僅かな衝撃力しかプレイヤーの手元に伝わらず、安定したスイングの効果が求められる(図7を参照)。
図8、9は本考案の別の実施例である。このグリップの構造もラバー内層5と外層6とでできている。ラバー内層5は適切な厚みを持ったラバー層であり、表面に縦方向の溝50が若干あり、裏面には接着層500が塗布されている。直接金属シャフト末端3に被り、粘着固定される。
1:ラバー被覆、2:ラバー被覆、20:リング状溝、21:金属シャフト、3:シャフト末端、30:ラバー内層、300:接着層、31:外層、310:リング状溝、4:カバー、40:固定ポール、5:ラバー層、50:縦式溝、500:接着層
Claims (3)
- ゴルフクラブの衝撃吸収グリップ構造であって、
クラブの金属シャフト末端の外側は覆われて粘着固定され、
ラバーの内層と外層との二層構造であって、ラバーの内層は適切な厚みを持ち、表面には成型によるリング状の溝が複数設けられ、裏面には接着層があり、金属シャフトの末端に粘着固定され、グリップ外層には接着層で直接ラバー内層の表面が覆われ、外層との接続によってラバー内層のリング状溝が外層の裏面に密封されてリング状の空間が作られ、リング状の空間はグリップ構造の中央に位置しており、衝撃吸収可能なリング状空間により、力を伝導する体積が低減され、手元に伝わる衝撃力が減少されることを特徴とするゴルフクラブの衝撃吸収グリップ構造。 - グリップの外層の厚みは1.5mmから2.0mmであることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブの衝撃吸収グリップ構造。
- グリップのリング状溝は縦型の溝であることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブの衝撃吸収グリップ構造。
Priority Applications (1)
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JP2007000667U JP3131069U (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | ゴルフクラブの衝撃吸収グリップ構造 |
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JP2007000667U JP3131069U (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | ゴルフクラブの衝撃吸収グリップ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3131069U true JP3131069U (ja) | 2007-04-19 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013009918A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Kinjo Rubber Co Ltd | パター用グリップ |
JP2022088569A (ja) * | 2014-10-19 | 2022-06-14 | イートン コーポレーション | 振動伝達が高められたゴルフグリップ |
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2007
- 2007-02-07 JP JP2007000667U patent/JP3131069U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP7281574B2 (ja) | 2014-10-19 | 2023-05-25 | イートン コーポレーション | 振動伝達が高められたゴルフグリップ |
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