JP3130159U - 貯水システム及びそれに用いられる貯水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易かつ安価に、雨水を貯水するためのシステムおよびそれに用いられる貯水装置を提供すること。
【解決手段】貯水システム1は、屋根に降り注いだ雨水を樋10〜14を介して集約するための雨水集約手段と、雨水集約手段によって集約された雨水を蓄えるための貯水装置8とを備える。貯水装置8は、雨水を蓄える貯水槽3と、雨水を貯水槽に注入する雨水注入管2と、貯水槽3の上方側面に設けられた穴に取り付けられており、かつ排水路7と連結している排水管4と、貯水槽3の下部に設けられたコック6とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】貯水システム1は、屋根に降り注いだ雨水を樋10〜14を介して集約するための雨水集約手段と、雨水集約手段によって集約された雨水を蓄えるための貯水装置8とを備える。貯水装置8は、雨水を蓄える貯水槽3と、雨水を貯水槽に注入する雨水注入管2と、貯水槽3の上方側面に設けられた穴に取り付けられており、かつ排水路7と連結している排水管4と、貯水槽3の下部に設けられたコック6とを含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、雨水を蓄えるための貯水システム及びそれに用いられる貯水装置に関する。
近年、環境保護の観点から、雨水を有効に利用しようとする製品が提案されつつある。たとえば、地下の貯水槽に雨水を蓄え、電気式ポンプを利用して、当該雨水を吸い上げ、散水等に利用するといった製品が提案されている。
しかし、現在、提案されているいずれの商品も複雑であり、簡易かつ安価に提供されているものではなかった。
それゆえ、本考案は、簡易かつ安価に、雨水を貯水するためのシステムおよびそれに用いられる貯水装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案は、以下のような特徴を有する。
本考案は、雨水を貯水するためのシステムであって、屋根に降り注いだ雨水を樋を介して集約するための雨水集約手段と、雨水集約手段によって集約された雨水を蓄えるための貯水装置とを備え、貯水装置は、雨水を蓄える貯水槽と、雨水集約手段によって集約された雨水を貯水槽に注入する雨水注入管と、貯水槽の上方側面に設けられた穴に取り付けられており、かつ排水路と連結している排水管と、貯水槽の下部に設けられたコックとを含む。
好ましくは、貯水槽は、雨水注入管を取り付けるために、貯水槽の上面部に固定された固定部と、貯水槽の上面部に取り付けられた開閉可能な蓋部とを有するとよい。
好ましくは、貯水槽の底面に蓄えられた水を排出可能に取り付けられているとよい。
好ましくは、雨水注入管の端部には、取り外し可能なネットが取り付けられているとよい。
本考案によれば、樋を介して雨水を集約することができる。樋は、各住戸に必ず設けられているものであるので、非常に安価に、雨水を集約することができる。集約された雨水は、雨水注入管を介して、貯水槽に蓄えられるが、貯水槽は、四角柱状や円柱状などのシンプルな構造でよい。貯水槽に取り付けられるコックも、通常のコックを用いることができる。したがって、簡易かつ安価に、雨水を貯水するためのシステム及び貯水装置を提供することができる。
さらに、貯水槽の上方側面に設けられた穴に、排水管が取り付けられているので、貯水槽をオーバーフローしそうになる雨水を排水管へと導くことができる。排水管から排水された雨水は、排水路に流されることとなるので、大量の雨が降り注いだとしても、貯水槽から水があふれ出て、周囲が水浸しになることを防止することができる。
また、貯水槽の上面部に開閉可能な蓋部を設けると共に、雨水注入管を固定するための固定部を設けることによって、貯水槽内部を清掃する際、雨水注入管を取り外したり動かしたりすることなく、蓋部を空けて、内部を清掃することができる。
また、コックが、貯水槽の底面に蓄えられた水を排出可能に取り付けられているので、雨水を残さず使うことができる。
さらに、雨水注入管の端部には、取り外し可能なネットが取り付けられていることによって、樋からのゴミが貯水槽に入るのを防ぐことができる。当該ネットは取り外し可能であるので、ゴミが溜まれば、蓋部を開けて当該ゴミを取り除けばよい。これによって、ゴミが貯水槽に入り、コックから雨水が正常に排出されないといった事態を回避することができる。
本考案のこれらおよび他の目的、特徴、局面、効果は、添付図面と照合して、以下の詳細な説明から一層明らかになるであろう。
図1は、本考案に係る実施形態の全体構成を示す図である。図1において、貯水システム1は、樋10,11,12,13,14と、貯水装置8とを備える。貯水装置8は、雨水注入管2と、貯水槽3と、排水管4と、支持台5と、コック6とを含む。なお、図1において、排水管4を明確に示すために、支持台5の支柱が一部省略されている。
樋10〜14は、雨水注入管2に雨水を集約するように連結されている。すなわち、樋10〜14は、屋根に降り注いだ雨水を雨水注入管2に集約するための雨水集約手段として機能する。
図2は、貯水装置8の内部構造を示す図である。雨水注入管2は、樋10〜14を介して集約された雨水を、貯水槽3に注ぐ。雨水注入管2の端部には、ネット21が取り付けられている。ネット21は、取り外し可能である。雨水にゴミが含まれていた場合、ネット21に溜められることとなる。ネット21を外して、ゴミを取り除けばよい。貯水槽3に蓄えられた雨水は、底部の水を排出可能に取り付けられたコック6から排出される。
貯水槽3の上部側面は、排水管4を取り付けるための穴が形成されている。排水管4は、当該穴に取り付けられている。貯水槽3の水が溜まって、オーバーフローしそうになると、排水管4から排出されることになる。排水管4の他端は、排水路7と連結している。したがって、オーバーフローしそうな水は、全て、排水路7に排出されることとなるので、貯水槽3から雨水があふれ出ることはない。
図3は、貯水槽3の上面部の構成を示す図である。貯水槽3の上面部は、雨水注入管2を固定するための固定部31と、蝶番33,34によって、開閉可能な蓋部32とによって構成されている。蓋部32を開けることによって、貯水槽3の内部を清掃等することができる。その際、雨水注入管2は、固定部31を介して、貯水槽3に固定されているので、雨水注入管2を動かしたり外したりすることなく、貯水槽3の内部を清掃等することができる。
図4は、貯水装置8の他の構造を示す図である。図4に示すように、コック6は、貯水槽3の底面部分に取り付けられていても良い。すなわち、コック6は、貯水槽3の底面に蓄えられた水を排出可能に取り付けられていれば、どのように取り付けられていても良い。当然、底面に蓄えられた水が全て排出されなくてもよいのであれば、底面部分から少し上方にコック6が取り付けられていてもよいことは言うまでもない。すなわち、コック6は、貯水槽3の下部に設けられていればよい。
図5は、貯水槽3の上面部の他の構成を示す図である。図5に示すように、蓋部32は、排水管4とコック6とを結ぶ線に対して、平行に開くようになっていてもよい。
図6は、貯水槽3の上面部の他の構成を示す図である。図6に示すように、蓋部32は、蝶番33,34によって、固定部31に取り付けられているのではなく、貯水槽3に取り付けられていても良い。その他、固定部31が雨水注入管2を取り付けるために貯水槽3の上面部に固定されており、蓋部32が貯水槽3の上面部に開閉可能に取り付けられているのであれば、上記で示した例に限られるものではない。なお、スライド式の蓋が用いられたりしてもよい。また、雨水注入管2は、家屋の壁面に固定されて、貯水槽3に固定されていなくてもよい場合もある。雨水注入管2の固定方法や、貯水槽3の蓋の構造は、ここに示した例に限られるものではない。
以上、本考案を詳細に説明してきたが、前述の説明はあらゆる点において本考案の例示にすぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本考案の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
本考案に係る貯水システム及びそれに用いられる貯水装置は、雨水を簡便かつ安価に蓄えることができ、環境保全の観点等において、産業上有用である。
1 貯水システム
2 雨水注入管
3 貯水槽
4 排水管
5 支持台
6 コック
7 排水路
8 貯水装置
10〜14 樋
21 ネット
31 固定部
32 蓋部
33,34 蝶番
2 雨水注入管
3 貯水槽
4 排水管
5 支持台
6 コック
7 排水路
8 貯水装置
10〜14 樋
21 ネット
31 固定部
32 蓋部
33,34 蝶番
Claims (5)
- 雨水を貯水するためのシステムであって、
屋根に降り注いだ前記雨水を樋を介して集約するための雨水集約手段と、
前記雨水集約手段によって集約された前記雨水を蓄えるための貯水装置とを備え、
前記貯水装置は、
前記雨水を蓄える貯水槽と、
前記雨水集約手段によって集約された前記雨水を前記貯水槽に注入する雨水注入管と、
前記貯水槽の上方側面に設けられた穴に取り付けられており、かつ排水路と連結している排水管と、
前記貯水槽の下部に設けられたコックとを含む、貯水システム。 - 雨水を貯水するための貯水装置であって、
雨水を蓄える貯水槽と、
樋を介して集約された前記雨水を前記貯水槽に注入する雨水注入管と、
前記貯水槽の上部に設けられた穴に取り付けられており、かつ排水路と連結している排水管と、
前記貯水槽の下部に設けられたコックとを含む、貯水装置。 - 前記貯水槽は、
前記雨水注入管を取り付けるために、前記貯水槽の上面部に固定された固定部と、
前記貯水槽の上面部に取り付けられた開閉可能な蓋部とを有する、請求項2に記載の貯水装置。 - 前記コックは、前記貯水槽の底面に蓄えられた水を排出可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項2に記載の貯水装置。
- 前記雨水注入管の端部には、取り外し可能なネットが取り付けられていることを特徴とする、請求項2に記載の貯水装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006010578U JP3130159U (ja) | 2006-12-27 | 2006-12-27 | 貯水システム及びそれに用いられる貯水装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006010578U JP3130159U (ja) | 2006-12-27 | 2006-12-27 | 貯水システム及びそれに用いられる貯水装置 |
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JP (1) | JP3130159U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017186896A (ja) * | 2017-07-14 | 2017-10-12 | 綿半ソリューションズ株式会社 | パイプ式ブレース材 |
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2006
- 2006-12-27 JP JP2006010578U patent/JP3130159U/ja not_active Expired - Fee Related
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